JPH0450228A - スメクタイト含有ナイロン組成物の製法及びその組成物 - Google Patents

スメクタイト含有ナイロン組成物の製法及びその組成物

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JPH0450228A
JPH0450228A JP15774690A JP15774690A JPH0450228A JP H0450228 A JPH0450228 A JP H0450228A JP 15774690 A JP15774690 A JP 15774690A JP 15774690 A JP15774690 A JP 15774690A JP H0450228 A JPH0450228 A JP H0450228A
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小川 政英
Teiji Sato
悌治 佐藤
Masanori Tanaka
正範 田中
Noriyuki Takahashi
範行 高橋
Hitoshi Nakada
中田 斉
Haruo Ogawa
小川 春男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スメクタイト粘土鉱物含有ナイロン組成物及
びその製造方法に関し、より詳細には水膨潤性スメクタ
イトのゲル状水性分散体を介してナイロンモノマーを重
合させて得られる機械的強度及び耐熱性に優れたスメク
タイト含有ナイロン組成物及びその製造方法に関する。
(従来の技術) ナイロン6等のナイロン類は、その成形体が優れた機械
的性質を有することから1代表的なエンジニアリング・
プラスチックス(以後エンプラと記す)で、特に自動車
や電気製品などの部品用の射出成形材料として広く利用
されている。
しかし上記ナイロン類も剛性、耐衝撃性及び耐熱性の点
で必ずしも十分に満足されているものではない、そこで
従来より有機高分子材料の機械的強度や耐熱性を補強及
び改善する目的で、炭酸カルシウム、微粉ケイ酸、ケイ
Il@、粘土鉱物等の無機充填剤乃至補強剤を添加する
ことが検討されている。
最近に至って、いわゆるエンプラに対しても、より高度
な特性が要求され、単に無機材料を機、械的に混合させ
たものでは、十分な補強効果及び特性の改善が得られず
、仮りにその表面をカンプリン剤で処理して母材の有機
高分子との親和性を向上させたとしても両者のなじみが
若干良くなる程度で、無機材料を母材中に一様且つ均密
に分散させ、両者を可及的に緻密に一体化して補強効果
や耐熱性を改善するという目的には、未だ十分に満足し
得るものではない。
また母材の強靭性を損なわせないためには、無機材料の
配合量にも限度があり、最小限の配合剤をいかにして母
材中に微細且つ一様に分散させ得るかが重要なポイント
になると思われる。
これらの問題を解決して、配合剤と母材との一体性を向
上させる観点から、配合剤として、層状粘土鉱物の眉間
にアミン、カルボン酸、アルコール等の有機物をインタ
カレートさせた有機モンモリロナイトを使用し、これを
ナイロンに配合することが提案されている(特開昭62
−74957号、特開昭62−252426号、特開昭
62−252425号、特開平2−29457号各公報
)、。
(発明が解決しようとする問題点) 上記提案のモンモリロナイト含有ナイロン組成物は、モ
ンモリロナイトをナイロンモノマーに均一に分散させる
ために、有機物でインタカレートさせて、モンモリロナ
イトの眉間を広げた有機モンモリロナイトを使用し、こ
れにより母材へのモンモリロナイトの分散性を向上させ
、エンプラとしての特性を改善しようとするものである
確かに、上記提案の有機モンモリロナイトとナイロンモ
ノマーの混合系では、層間が拡大され確かにナイロン・
モノマーが層間に侵入し易くなり、その結果モンモリロ
ナイト粒子は母材中に安定化され両者のなじみが良くな
り1分散の度合は高いレベルに達するものと思われる。
しかしながら事前に有機物で膨潤させ母材との相客性を
向上させたとしても、モンモリロナイト粒子そのものが
、細分割されていないとすれば両者の分散は、以前とし
て分子レベルとは云えない。
そこで本発明者らは、上記の問題を解決すべく鋭意検討
した結果、水膨潤性スメクタイト粘土鉱物が、水性媒体
中で透明なゲル状水性分散体となること、及びこの系に
おける層状粘土鉱物は少なくとも基本結晶子レベル(以
下重分子レベルと記す)で分散していることに看目し、
この分散体を利用して水系でナイロンモノマーを重合さ
せると分散状態が極めて一様且つ微細なスメクタイト粘
土含有ナイロン組成物が得られることを見出した。
本発明の目的は、層状鉱物であるスメクタイト粘土が基
本結晶子レベルでナイロンマトリックス中に分散されて
おり、機械的強度及び耐熱性に優れたスメクタイト粘土
含有ナイロン組成物及びその製造方法を提供するにある
本発明の他の目的は、スメクタイト粘土鉱物、特に合成
スチブンサイトや特定のフィロケイ酸マグネシウム・カ
リウムが、透明性、水膨潤性に優れた水性分散体を形成
し、且つこの水性分散体にナイロンモノマーが溶解する
のを利用して、上記特性を有するスメクタイト粘土含有
ナイロン組成物を製造する方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、水膨潤性スメクタイトが水性媒体中に分
散に極めてよく分散し、その分散系においてはスメクタ
イト粒子の低積層度の層状分子がカードハウス状のゲル
として準分子レベルに分散すること、およびこの水性分
散系にはナイロンモノマーが高濃度にしかも均質に溶解
することを利用して、両者が準分子レベルで安定な分散
系を形成させ、この分散系でナイロンを重合させると分
散状態が極めて一様且つ微細なスメクタイト粘土含有ナ
イロン組成物が得られることを見出した。
即ち、本発明によれば、水膨潤性スメクタイト及びナイ
ロンモノマーを含有する均質なゲル状水性分散体を調製
し、このゲル状水性分散体を不活性雰囲気中で脱水条件
下に加熱してナイロンモノマーを重合させスメクタイト
粘土含有ナイロン組成物を製造する方法が提供される。
本発明によればまた、ナイロンマトリックスとその中に
分散したスメクタイトとから成るスメクタイト含有ナイ
ロン組成物において、前記スメクタイトが水膨潤性フィ
ロケイ酸マグネシウム塩であり、この水膨潤性フィロケ
イ酸マグネシウム塩がナイロン100重量部当り0.0
1乃至80重量部の量でナイロン中に分子レベルで分散
していることを特徴とするナイロン組成物が提供される
(作 用) 本発明によれば、・先ず水膨潤性スメクタイト及びナイ
ロンモノマーを含有する均質なゲル状水性分散体を調製
し、次いでこのゲル状水性分散体を不活性雰囲気中で脱
水条件下に加熱してナイロンモノマーを重合させる 本
発明で、水膨潤性スメクタイト粘土鉱物を、種々の無機
充填剤のうちから選択するのは、このものが水性媒体中
に一様且つ微細にしかも安定に分散して、透明なゲル状
水性分散体となること、及びこの系にナイロンモノマー
を含有させると、ナイロンモノマーはスメクタイト粘土
鉱物の前述した安定な分散状態を破壊するすることなく
この系中に溶解し、しかもこの状態はナイロンモノマー
の重合過程を通じて安定に維持されることによる。かく
して、本発明によれば、この分散体を利用して水系でナ
イロンモノマーを重合させることりより1分散状態が極
めて一様且つ微細なスメクタイト粘土含有ナイロン組成
物、即ち層状鉱物であるスメクタイト粘土が基本結晶子
レベルでナイロンマトリックス中に分散されており、機
械的強度及び耐熱性に優れたスメクタイト粘土含有ナイ
ロン組成物が得られる。
スメクタイト粘土鉱物は、典型的な層状鉱物であり、一
般に2つの5in4四面体層が、MgO6八面体層又は
AlO2八面体層等の金属酸化物の八面体層を間に挟ん
でサンドインチした三層構造を基本とし、この基本構造
がC軸方向に積層された多層結晶構造を形成している。
この結晶子の眉間、つまり隣あった結晶子の基本三層構
造同士の眉間には他の分子を取り込み易く、水膨潤性ス
メクタイト粘土鉱物ではこ基本三層構造の積層度が小さ
く結晶子のサイズが小さく、しかも基本三層構造同士の
層間に多量の水分子を取り込んで、薄片状の結晶子が水
性媒体中に分散し、この結晶子が水中で再配列して、い
わゆるカードハウス型のゲルを形成する。これが水膨潤
性スメクタイト粘土鉱物の水性媒体への分散状態が準分
子サイズともいうべき結晶子基準のもので、微細かつ安
定である理由である。特に合成スメクタイト、微結晶型
スメクタイトはC軸方向の厚みが薄く、積層間のインタ
ラクションが弱く、規則性も低い事から、理想的な分散
状態が得られるものである。
本発明において、スメクタイトが水性媒体中に微細に分
散し、且つこの水性媒体中にナイロンモノマーが良く溶
解する事により良好な分散状態が得られるが、本発明で
形成される水性分散体では、スメクタイトとナイロンモ
ノマーとの水性媒体中における格別の相互作用があると
信じられる。即ちスメクタイトは前述した三層構造を基
本とするが、四面体層や八面体層には同型置換があり、
この同型置換による価数の不足を補うために、−価或い
は二価のカチオンが配位している。一方ナイロンは、そ
の分子中にアミド基を有しており、このアミド基中のカ
ルボニルは負に分極している事から、スメクタイトとナ
イロンとの間には、例えば下記式 に示されるようなイオン的結合乃至イオン的配位を生じ
ているものと思われる。これが本発明に用いる水性分散
体が安定性に優れており、重合過程を通して微細な分散
状態が維持される理由である本発明のスメクタイト粘土
含有ナイロン組成物は1機械的強度及び耐熱性に優れて
おり、特に加熱下における曲げ強度が著しく改善されて
いる。
これは、水性分散体におけるスメクタイトとナイロンモ
ノマーの前述した分散構造が殆どそのままの形で重合後
のナイロン組成物中にもたらされる為と思われる。即ち
、スメクタイトの結晶子サイズでの分散と、スメクタイ
トとナイロンとのイオン的な相互作用とがナイロン組成
物でも維持されるものと思われる。
本発明においては、上記スメクタイト粘土鉱物をナイロ
ンモノマー100重量部に対して0.01乃至80重量
部、好ましくは0.0!5乃至80重量部の範囲で用い
ることが望ましい、上記添加量が0.01重量部未満で
は、離型性、剛性、耐熱性の向上が顕著でなく、また8
0重量部を越える場合には、ナイロンモノマーを含有す
る均質なゲル状水性分散体が得られず本発明が目的とす
る該ナイロン重合体中に無機填剤としてのスメクタイト
粘土粒子を分子レベルのオーダで分散させることは困難
である。
(発明の好適III) 水膨潤性スメクタイト粘土鉱物 本発明で使用する水1IillN性スメクタイト粘土鉱
物は、水性分散系においてスメクタイト粘土の基本結晶
子サイズ粒子で分散するようなものであり、水中に分散
させたとき、透明性、増粘性に優れているゲル状水性分
散体を形成する事から、その適否を判定する事ができる
。この判定基準に合格するものであれば、天然鉱物或い
は合成鉱物もののいずれでもよいが、不純物の夾雑等が
少ないことから合成鉱物がより好ましい。
水膨潤性スメクタイト粘土鉱物は、この例に限定されな
いが、例えば、3−八面体型スメクタイトとして、合成
スチブンサイト、合成ヘクトライト、合成サボナイト及
びスチブンサイト類似鉱物としてのフィロケイ酸マグネ
シウム・カリウム。
2−八面体型スメクタイトとして活性ベントナイト精製
モンモリロナイトが挙げられ、いずれも大きな水膨潤能
、ゲル形成能ならびに有機及び無機化合物を包接する機
能を有している。
上記した水膨潤性の合成スメクタイトの中でも、本発明
者が先に提案した9組成がシリコン、マグネシウム、ナ
トリウムの単純金属元素成分から構成されている合成ス
チブンサイト(特開昭sa= 190705号)及びそ
のナトリウムの代わりにカリウム成分を用いた合成フィ
ロケイ酸マグネシウム・カリウム(特開平01−908
18号)が好適に使用される。
(a)  合成スチブンサイト このスチブンサイト型フィロケイ酸マグネシウム・ナト
リウムは式 %式%(2) 式中、Xとyはz + y (3という条件下で、Xは
2以上の数であり。
yは0乃至0.1の数であり。
2はOより大で1.0までの数である、で表される。
この合成スチブサイトは、前述の式(2)からMgO6
八面体層のMg原子の一部がNaで置換され、残りの一
部が空位となっている。この電荷の不足を補う形で、5
i04四面体層−Mg(Na)Oa八面体層−5i04
四面体層から成る基本層構造の積層層間に、Naイオン
が存在している。
この合成スチブンサイトは、後述するX−線回折法で求
めて、b軸方向に50乃至300A、特に100乃至2
00Aの結晶子サイズを有している。また、この合成ス
チブンサイトでは、前述したNaイオンの存在に関連し
て、陽イオン交換容量が20乃至160ミリ当量/lo
ngの範囲にある。更に、この合成スチブンサイトは、
エチレングリコール処理状態で測定して、面間隔が16
乃至26AにX−線回折ピークを有している。
上記合成スチブンサイトは下記式 %式%(3) で示されるハイドロマグネサイトに代表される塩基性炭
酸マグネシウムと、ケイ酸ナトリウム又は水酸化ナトリ
ウムとを、実質上に(:Siの原子比が3ニア乃至5:
5になるように混合した水性混合物を、100乃至30
0℃、特に 15o乃至200℃の温度で水熱処理に賦
することにより得られる。
(b)  合成フィロケイ酸マグネシウム・カリウム一
方、合成フィロケイ酸マグネシウム・カリウムは、一般
に式 %式%(4) 式中、yは0乃至0.2の数であり、 Xは式2 y ’i: x > yを満足する数であり
、nはゼロよりも大きい数である。
で表わされる組成を有する。
これらのフィロケイ酸塩は、一般に20ミリ当量/ 1
00 g以上、特に30乃至100ミリ当量/ 100
 gの陽イオン交換容量を示す、またX線回折法で求め
て、一般に50乃至300 A、  特に100乃至2
0OAのように微細なり軸方向結晶子サイズを有してお
り、しかもC軸方向の積層度が小さいものである。
本発明に有利に使用される合成フィロケイ酸マグネシウ
ム・カリウム(以後単んにPSMKと記す)は、見掛上
スチブンサイトのナトリウムがカリウムに置換されたフ
ィロケイ酸塩に相当するが、ナトリウムに比してカリウ
ムが大きいイオン半径を有することに関連して、スチブ
ンサイトとは異なり、カリウム成分は実質上全て層間に
存在するという化学構造上の特徴を有する。その水性分
散体は、前述した合成スチブンサイトと全く同様に、透
明で増粘性に優れたゲル状水性分散体を形成する。
このPSMKは、基本層間にイオン半径の大きいカリウ
ムイオンを含有しいることから、種々のカチオンに対し
てイオン交換性及びイオン吸着性を示し、比較的大きい
陽イオン交換容量を示すことからナイロンモノマーの水
性媒体への均質分散に有利である。
またこのPSMKは、結晶子粒サイズが小さい微細な層
状化合物であるため、そのBET比表面積が350乃至
600鳳2/gと大きいことも特徴である。
上記合成PMSKは、塩基性炭酸マグネシウムと、ケイ
酸カリウム又は水酸化カリウとを、実質上Mg:Siの
原子比で3=7乃至6:4と成るように混合した水性混
合物を用いる以外は、合成スチブンサイトと全く同様に
して合成することができる。  得られたPMSKの粉
末は、合成スチブンサイトと同様にナイロンモノマーを
含有する均質なゲル状水性分散体となる。
(c)  合成へクトライト 本発明においては、合成へクトライトも有効に使用でき
る。
かかる合成へクトライトとしては、例えば特開昭81−
275126号公報に開示されているものを用いること
もできるが、好ましくはフッ素イオンを含有しないヘク
トライト、即ち特開平02−48410号公報に開示さ
れているように、金属成分が実質上マグネシウム、シリ
カ、ナトリウム及びリチウムから成り、実質上下記式、 aNa20(bMgocLi20) [8SiO2] 
nH2O・・・(5)式中のa、  b、  c及びn
は、式0 < a < 2 、4 < b < 6 、
 O< c < 1及びn≧2を満足する数である、 で表わされる水膨潤性に優れた3−八面体型のスメクタ
イト粘土鉱物を用いるのがよい。
この合成へクトライトは、20ミリ当量/100g以上
の陽イオン交換容量を有し、結晶粒子は微細で、b軸方
向結晶子サイズが200A以下で、透明性、増粘性に優
れたゲル状水性分散体を形成し、ナイロンモノマーとの
均質なゲル状水性分散体の製造に利用することができる
(d)  合成サボナイト 本発明においては、更に合成サボナイトも有効に使用で
きる。
本発明に有効に使用される合成サボナイトは、特開平0
2−48411号公報に開示されている、金属成分が実
質上マグネシウム、アルミニウム、ケイ素及びナトリウ
ム成分から成り、且つ下記式、aNa20(6MgO)
 (bsio2cA1203) nH,0・・・(9)
式中のa、  b、  c及びnは、式0<a<2゜6
 < b < 8 、  c = (b −6) / 
2及びn≧2を満足する数である。
で表わされる組成を有する3−八面体型水膨潤性のスメ
クタイト粘土鉱物である。こもサポナイトにおける八面
体層も前記合成スチブンサイトと同様にリチウム成分を
含まないが、四面体層のケイ酸の一部がアルミナ分で同
型置換されていることが特徴である。
この合成サボナイトも、水膨潤性に優れ、透明で、しか
も増粘性の強いゲル状水性分散体となる。
また、20ミリ当!/100g以上の陽イオン交換容量
を有し、b軸方向に200A以下の結晶子サイズを有し
、他のスメクタイトと同様にナイロンモノマーと均質な
ゲル状水性分散体を形成する。
スメクタイト含有ナイロン組成物及びその製法本発明に
よれば、水膨潤性スメクタイトとナイロンモノマーとを
含有する水性分散体をamする。
水性分散体の調製の順序は特に制限されないが、一般に
水膨潤性スメクタイト粘土を水中に分散させ、この水性
分散体にナイロンモノマーを溶解させるののがよい0両
者の量比も特に制限されないが、該スメクタイト粘土を
0.1乃至5.0重量%の濃度に分散させて、ゲル状水
性分散体をmW&シ、これにナイロンモノマーを、ナイ
ロンモノマー100重量部当たりスメクタイト粘土が0
.01乃至50重量部の範囲になるように混合するのが
よい。
スメクタイト粘土の水性分散体はかなり粘性のあるゲル
であるが、このゲルはチクソトロピー的特性を有するの
で、攪拌による混合を行うことにより、ナイロンモノマ
ーの分散が良好に行われる。
水性分散体の調製は、一般に室温で行われるが。
所望によっては、溶解性を高めるために加温下に行い、
或いは冷却下に行うこともできる。
ナイロンとスメクタイト粘土との微細且つ−様な分散状
態を、モノマー段階から重合完結段階まで確実に維持す
るために、このゲル状分散体中のアルカリイオンが、両
者のイオン的結合乃至イオン的相互作用が達成されるよ
うな濃度に維持されるようにするのがよい。このために
、アルカリイオンの量を分散体中のM 20 / 51
02モル比(Mはアルカリ金属を表す)で0.56乃至
0.097の範囲となるようにするのがよい、上記範囲
よりも少ないと1分散安定性が重合段階で損なわれる可
能性があり、上記範囲よりも多いと、最終ナイロン組成
物が科学的安定性や耐候性等に劣るようになる。アルカ
リイオンが原料スメクタイト粘土中に十分存在する場合
には、勿論これを利用すればよく、また不足の場合には
、これをKOH,NaOH等のアルカリ金属水酸化物、
或いは炭酸塩1重炭酸塩の形で加えれば良い。更に、過
剰の場合には、必要により酸で中和した後生成する@類
を水洗により除去すれば良い。
ナイロンモノマーとしては、水溶性で重合可能なもので
あれば何れも使用できる。ナイロンモノマーはラクタム
類、ω−アミノカルボン酸類、或いはナイロン塩類の何
れであってもよく、これらは単独でも二種以上の組み合
わせであってもよい。
一般にはカプロラクタムが、単独で或いは他のモノマー
との組み合わせで或いはオリゴマーとの組み合わせで使
用される。
本発明によれば、スメクタイトとナイロンモノマーとを
含有する均質な水性混合物を、不活性雰囲気中で脱水条
件下に加熱してナイロンモノマーを重合させる。水性混
合物を取容する容器内を、減圧下乃至真空下に維持する
ことにより、重合雰囲気を不活性で且つ水分の蒸発し易
い雰囲気とすることかできる。水分の蒸発を促進する目
的で、窒素等の不活性ガスをキャリアーガスとして流す
ことができる6 重合容器内で混合物を静置したまま重
合しても良いし、攪拌しながら重合しても良い。重合条
件は、特にI11限されないが、一般に200乃至26
0℃の温度でで15乃至20時間反応させるのがよい。
勿論、通常の溶融重合と固相重合のように二段で重合を
行うこともできる。
得られた重合物を破砕又は粉砕し、次いで熱水で未反応
のナイロンモノマーや夾雑するアルカリイオンを除去し
、減圧又はN2雰囲気中で乾燥することにより精製され
たスメクタイト含有ナイロン組成物が得られる。
本発明によれば、母材のナイロンとスメクタイト粘土結
晶子とが、互いに準分子レベルで安定に分散している組
成物が得られる。また、均質なゲル状水性分散体を、そ
のまま重合させてた場合にも攪拌無しに、容易に均質な
複合組成物が得られることも利点の一つである。
(スメクタイト含有ナイロン組成物の用途)本発明によ
るスメクタイト含有ナイロン組成物は、スメクタイト粘
土を結晶子サイズで一様に且つ微細に分散した形で含有
していることにより、透明性、引っ張り及び曲げ弾性率
、耐熱性等に優れていると共に、優れたアンチブロッキ
ング性をも有している。かくしてこの組成物をそれ自体
公知の方法で製膜すると、上記の種々の特性に優れたナ
イロンフィルムが得られる。
また該組成物は、射出成形や押し出し成形や圧縮加圧成
形などで各種成形品の製造に利用することができる。ま
たこの組成物は予め他のポリアミド等の高分子と混合し
てもよく、他のポリアミド樹脂としては、b−アミノカ
プロン酸、E−エナントラクタム、7−アミノヘプタン
酸、11−アミノウンデカン酸、9−アミリナン酸、α
−ヒロリドン、α−ピペリドンなどから得られる重合体
または共重合体:へキサメチレンジアミン、ノナメチレ
ンジアミン、ウンデカメチレンジアミン。
ドデカメチレジアミン、メタキシリレンジアミンなどの
ジアミンとテレフタル酸、イソフタル酸。
アジピン酸、セバシン酸などのジカルボン酸とを重縮合
して得られる重合体もしくは共重合体もしくは、これら
のブレンド物を挙げることが出来る。
更に、混合物として利用される他の樹脂としては、ポリ
プロピレン、ABS樹脂、ポリフェニレンオキサイド、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレートなどを挙げることが出来る。
また成形体の寸法安定性9機械的特性及び熱的特性等を
改善するために、本発明で用いたスメクタイト粘土鉱物
の他に、ガラス繊維、炭素繊維。
石膏ウィスカー 繊維状ケイll塩などの繊維状無機充
填剤、窒化ケイ素、チタン酸カリウムなどのセラミック
ウィスカー及び炭カル、微粉ケイ酸。
微粉ケイ酸アルミニウム等を充填剤として用いることも
出来る。
また上記した成分のほかに本発明の組成物には、その用
途に応じて染料、顔料、成形性改良剤、可塑剤、耐熱改
良剤2発泡剤、難燃剤、帯電防止剤など配合することも
出来る。
更にまた、本発明に用いるスメクタイトは、比表面積も
大きく、しかも層状粘土鉱物としての特性として、イオ
ン交換性、包接性、吸着性等を有することから、このス
メクタイト粒子に予め可塑剤、滑剤、帯電防止剤、防曇
剤、紫外線吸取剤。
酸化防止剤、防虫剤、防虫忌避剤、防菌剤、1!!料。
着色剤、薬効成分等の有機成分を担持させて使用するこ
とも出来る。
このような用途に対して、本発明によるスメクタイト含
有ナイロン組成物の含有量は70重量%以上であること
が好ましい。
(発明の効果) 本発明によれば、水膨潤性スメクタイトとナイロンモノ
マーとを水性媒体中に分散させ、この水性分散体の形で
ナイロンモノマーを重合させる事により、モノマー段階
から重合完結段階まで両者の重分子サイズでの一様且つ
微細な分散状態を維持する事ができる。
本発明によるスメクタイト含有ナイロン組成物は、スメ
クタイト粘土を結晶子サイズで一様に且つ微細に分散し
た形で含有していることにより、透明性、引っ張り及び
曲げ弾性率、耐熱性等に優れていると共に、優れたアン
チブロッキング性をも有している。
実施M1 本発明に用いる水膨潤性スメクタイト粘土鉱物としての
合成スチブンサイト、合成フィロケイ酸マグネシウム・
カリウム、合成へクトライト2合成サボナイト、及び活
性ベントナイトの製法とその特性について以下に記す。
合成スチブンサイト 合成スチブンサイトは本発明者等が既に提案した特開昭
83−190705号公報に準拠して以下のように調製
した。
市販の塩基性炭酸マグネシラふのハイドロマグネサイト
z9g(MgOとして12g)と3号珪酸ナトリウム1
08 g (Sin、として24g)及び300m÷の
水を2181ビーカにとり、攪拌して均質な分散スラリ
ーとした。
この分散スラリーをオートクレーブに入れ攪拌下に17
0℃で5時間の水熱処理を行った。反応終了後、濾過・
乾燥して90gの白色粉末の合成スチブンサイト(試料
No、5−1)を得た。
この合成スチブンサイトは陽イオン交換容量が36ミリ
当量/ 100 gで、BET比表面積が470鳳2/
gであり、b軸方向の結晶子サイズは135Aであった
PSMK紘同じ4本発明者等の特願平01−90818
号に準拠して以下のように調製した。
市販のハイドロマグネサイト27g(1’lに0として
11g)とケイ酸カリウム水溶液125 g (K2O
として5−25 gt  5102として24g)・及
び水700で*S[t、た均質スラリーを試料No、1
−1と同様にして水熱処理をして、白色粉末の合成フィ
ロケイ酸マグネシウム・カリウム(試料No、S−2)
の48gを得た。
このPSMKは陽イオン交換容量が44ミリ当量/10
0gで、BET比表面積が370127gであり、b軸
方向の結晶子サイズは162Aであった。
Δ ヘクトライト 合成へクトライトは、同じく本発明者等の特開平02−
48410号に準拠して、原料に市販のハイドロマグネ
サイト、3号ケイ酸ナトリウム、水酸化リチウふを用い
た以外は、試料No、1−1と同様に水熱処理をして白
色粉末の合成へクトライト(試料No、5−3)を得た
この合成へクトライトは、陽イオン交換容量が52ミリ
当量/100gで、BET比表面積が250s2/gで
あり、b軸方向結晶子サイズは143Aであった。
金j−艷メjシ仁上 合成サボナイトは、同じく本発明者等の特開平02−4
8411号公報に準拠して以下のように調製した。
市販の3号ケイ酸ナトリウム溶液の111g(Sin、
とじて24.7g)のうち106gを冷却下に水を加え
190 置1(A液)とした後、アルミン酸ナトリウム
の24 g (A120.としてi、87g)を同様に
水で希釈し190m1(B液)とし、次いで冷却下のA
液にB液を注加し透明なC液とした。
次いであらかじめ調製したハイドロマグテサイト分散ス
ラリー(M、Oとして14.8g)に残りの3号ケイ酸
ナトリウムの5gを加えてマグネシウム成分を均質なス
ラリーにした後、上記C液に注加して原料3者から成る
均質なスラリーを得た。
次いでこのスラリーを合成スチブンサイトと同様の条件
で水熱処理をして白色粉末の合成サポナイト(試料No
、5−4)を得た。
この合成スチブンサイトは、陽イオン交換容量が51ミ
リ当量/ 100 gで、BET比表面積が400m2
/gであり、b軸方向の結晶子サイズは158Aであっ
た。
ベントナイト 活性ベントナイトは1本発明者等の特111183−5
0310号公報に準拠して以下のように調製した。
酸性白土の粉末を適度の粉砕と分級をほどこし、夾雑物
を除去しモンモリロナイト含有率を高めたものに、粉末
炭酸ソーダを加えて温度、水分を調製しなから捏和処理
をしてベントナイト化した後、乾燥・粉砕して白色粉末
の活性ベントナイト (試料No、5−5)を得た。
この活性ベントナイトは、陽イオン交換容量が15ミリ
当ji/ 100 g、  膨潤炭が39 鳳1/2g
であった0以上から試料No、1−1乃至No、I−5
の水膨潤性スメクタイトのそれぞれを5重量%の水性分
散体としたところ、いずれも透明性、増粘性に優れたゲ
ル状水性分散体であった。
なお本発明に用いた試験方法を下記に示す。
(1ン 陽イオン交換容量(C,E、  C,)日本鋳
物協会、東海支部、無機砂型研究部会発行の試験方法τ
IKS−413に準拠した。
(2)  BET比表面積 自動BET比表面積測定装置(CARLOERBA社製
Sorptomatic 5eries 1800)を
眉いて測定した。
(3)  結晶子サイズ 粉末試料の結晶子サイズは、′臭酸化学−座4”第23
8頁(1956年)丸善−発行に記載されているX線回
折法に拠って面指数〔06〕の回折ピークを測定し、b
軸方向での結晶子サイズをA単位で求めた。
(4)膨潤炭(日本ベントナイト工業会標準試験方法:
 JBAS−104−7) 試料2gをイオン交換水100m1を入れた共栓付のメ
スシリンダーに、先の試料がメスシリンダー底部に沈着
した後、順次10回に分けて加える。
次いで栓をしてから24時間静置後の堆積した見掛容積
を読みとり、これを膨潤力(ml/2g)とする。
実施例2 実施例1で調製した試料No、1−1乃至1−5のスメ
クタイト粘土鉱物にナイロンモノマーを含有させて均質
なゲル状水性分散体を調製し、これを重合させてスメク
タイト含有ナイロン組成物(試料No、N−1乃至N−
5)を製造する方法とその物性について以下に記す。
合成スメクタイトを含有するナイロン組成物攪拌機付き
のガラス容器に50gの合成スチブンサイト粉末(試料
No、5−1)と950gのナイロンモノマーのξ−カ
プロラクタム(和光純am。
試薬−級)及び水950gを仕込、N、ガスを導入しな
がら攪拌し、試料No、S−1の水性分散濃度が5重量
%で、且つナイロンモノマー100重量%当たり、試料
No、S−1が5.26部を含有する均質なゲル状水性
分散体を得た1次いで攪拌を停止し、250”Cで10
時間加熱処理し、その間脱離してくる水を分離除去しな
がら、縮合反応を進行させると、しだいに生成するスメ
クタイト含有縮合物が未反応のナイロンモノマーに均一
に分散しつつ、−様な固形状の本発明によるナイロン6
のポリアミド組成物となった。
次いで必要に応じて破砕又は粉砕した後、温水中で攪拌
をして、未反応のナイロンモノマー及び夾雑物を溶出さ
せた後、濾過・温水洗浄をし、乾燥させたものを試料N
o、N−1とした。
また試料No、S−1のスメクタイトを用いて、ナイロ
ンモノマー100重量部当たり、スメクタイトが10重
量部を含有するゲル状水性分散体を用いた以外は、試料
No、N−1と同様にしてポリアミド組成物(試料No
、N−2)を得た。
更らに試料No、S−1の1.5重量%の水性分散体に
ナイロンモノマー100重量部当たり、試料No、S−
1のスチブンサイトが45部量部になるようにナイロン
モノマーを含有するゲル状分散体を調製した後、N2ガ
スを導入しながら攪拌下に全体が粘調体になるまで、濃
縮させた後、攪拌を停止させて以下、試料No、N−1
と同様にしてポリアミド組成物(試料No、N−3)を
得た。
更らにまた、実施例−1で得られた試料No、S−2、
S−3,S−4及びS−5のスメクタイトを用いて、試
料No、N−1と同様にして、ポリアミド組成物を調製
しそれぞれ試料No、N−4,N−5゜N−6及びN−
7とした。
上記によって得られた試料No、N−1乃至N−7のポ
リアミド組成物を常法により射出成形して試験片をそれ
ぞれ5検体作成し、引張り試験はJISk 7113に
従って1曲げ試験は140℃の雰囲気でJIS K 7
203に従って試験を行ない、それぞれの平均値を第1
表に示した。
なお比較のために、市販の平均粒径1μmの炭酸カルシ
ウムを用いて、5重量%の水性分散にナイロンモノマー
100重量部当たり、炭酸カルシウムが5.26部にな
るようにナイロンモノマーを含有させ、次いで同様にし
て攪拌下に全体が粘稠になるまで濃縮させた後、試料N
o、N−1と同様にしてポリアミド組成物(試料No、
H−1)をWJaI11シた。
以上の結果、第1表から明らかなよう本発明によるナイ
ロン組成物は目的である物性は著しく改善されていると
共に物性試験に際して本発明の試験片の測定値のバラツ
キは±3乃至5%であったのに対して、比較例H−1で
は±15乃至20%であった。このことはまさしく本発
明の方法によると填剤であるスメクタイト粒子が母材の
ナイロン中に高いレベルで分散することを表わしている
ものと云える。
j11表 手続補正書岨発) 平成 2年 9月27日 特  許  庁  長  官  殿 1、事件の表示 平成2年特許願第157746号 2、発明の名称 スメクタイト含有ナイロン組成物の製法及びその組成物
3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒105 5 補正命令の日付 な   し 7 補正の内容 ■、 特許請求の範囲 別紙の通り訂正する。
Il、  発明の詳細な説明の欄 (1)明細書第6頁第13行目の「確かに、」を削除す
る。
(2)全第7頁第1乃至2行目に、 「以前として」とあるのを、 r依然としてjと訂正する。
(3)全第8頁第6行目に、 「体中に分散に極めてよく分散し、」 とあるのを、 1体中に極めてよく分散し、1 と訂正する。
(4)全第9頁第13乃至14行目に、「ナイロン千ツ
マ−を重合させる 本発明で、」とあるのを、 「ナイロン千ツマ−を重合させる。本発明で、」と訂正
する。
(5)全第12頁の式(1)を次の通り訂正する。
(6)全第13頁第8乃至9行目に、 rO,05乃至80重量部」 とあるのを、 ro、os乃至50重量部J と訂正する。
(7)全第14頁第14乃至15行目に、「活性ベント
ナイト精製モンモリロナイト」とあるのを、 「活性ベントナイト及び精製モンモリロナイト」と訂正
する。
(8)全第14頁下から第1行目に 「ナトリウムの単純金属元素成分」 とあるのを、 「ナトリウムの金属元素成分」 と訂正する。
(9)全第16頁第2行目・3行目・9行目、第17頁
第10行目・第11行目及び第21頁第6行目にrAJ
とあるのを、 rA、と訂正する。
(10)全第21頁第14乃至15行目に、「溶解させ
るののがよい。」 とあるのを、 r溶解させるのがよい。J と訂正する。
(11)全第21頁下から第1行目に、「50重量部の
」 とあるのを、 rao重量部の1 と訂正する。
(12)全第24頁第17行乃至18行目に、「そのま
ま重合させてた場合にも攪拌無しに、容易に均質な」 とあるのを、 rそのまま重合させた場合にも、攪拌せずに容易に均質
な1 と訂正する。
(13)全第27頁第10乃至11行目に、「含有量は
70重量%以上であることが好ましい。」 とあるのを、 r含有量は60重量%以上、特に80重量%以上である
ことが好ましい。1 と訂正する。
(14)全第28頁第18行目に、 r300m図の水を2区ビー力にとり、」とあるのを、 r300mJ2の水を2fLビーカにとり、Jと訂正す
る。
(15)全第29頁第14乃至15行目に、「水700
で調製した」 とあるのを、 「水700mILで調製した1 と訂正する。
(工6)全第31頁第4乃至5行目に、「ハイトロマグ
テサイト分散スラリーJとあるのを、 rハイドロマグネサイ8分散スラリー1と訂正する二 (17)全第37頁の第1表を次の通り訂正する。
訂正後の特許請求の範囲 (1)水膨潤性スメクタイト及びナイロンモノマーを含
有する均質なゲル状水性分散体を調製し、このケル状水
性分散体を不活性;囲気中て脱水条件下に加熱してナイ
ロンモノマーを重合させることを特徴とするスメクタイ
ト含有ナイロン組成物の製法。
(2)上記ゲル状水性分散体が0.1乃至5.0重量%
の水膨潤性スメクタイトを含有し、上記ナイロンモノマ
ー100重量部当たり該スメクタイトが001乃至80
重量部の範囲にある請求項(1)記載のスメクタイト含
有ナイロン組成物の製法。
(3)水膨潤性スメクタイトがイオン変換容量が20乃
至160ミリ当量/100gで且つ、エチレングリコー
ル処理状態での面間隔が16乃至26人である合成スチ
ブンサイトである請求項(1)記載のスメクタイト含有
ナイロン組成物の製法。
(4)水膨潤性スメクタイトが実買上、下記式%式% 式中、yは0乃至0.2の数であり、 Xは式2y≧x>yを満足する数であり、nはゼロより
大きい数である、 で表わせる組成を有し、且つ20ミリ当量7100g以
上の陽イオン交換容量を有するフィロケイ酸マグネシウ
ム・カリウムである請求項(1)記載のスメクタイト含
有ナイロン組成物の製法。
(5)ナイロンマトリックスとその中に分散したスメク
タイトとから成るスメクタイト含有チロトン組成物にお
いて、前記スメクタイトが水膨潤性フィロケイ酸マグネ
シウム塩であり、この水膨潤性フィロケイ酸マグネシウ
ム塩がナイロン100重量部当り0.01乃至80重量
部の量でナイロン中に分子レベルで分散していることを
特徴とするナイロン組成物。
(6)上記フィロケイ酸マグネシウム塩が式%式% 式中Xとyはx+yく3という条件下で、Xは2以上の
数であり、 yは0乃至0.1の数であり、 Zは0より犬で1.0までの数である、で表わされる組
成を有し、X線回折法で求めてb軸方向に50乃至30
0人の結晶子サイズで、且つイオン交換容量が20乃至
160ミリ当量/100gの合成スチブンサイトである
請求項(5)記載のスメクタイト含有ナイロン組成物。
(7)上記フィロケイ酸マグネシウム塩が式%式% 式中、yは0乃至0.2の数であり、 Xは2y≧x>yを満足する数であり、nはゼロより大
きい数である、 で表わせる組成を有するフィロケイ酸マグネシウム・カ
リウームであって、X線回折法で求めてb軸方向に10
0乃至300人の結晶子サイズで、且つイオン交換容量
が20ミリ当量/100g以上の合成フィロケイ酸マグ
ネシウム・カリウムである請求項(5)記載のスメクタ
イト含有ナイロン組成物。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水膨潤性スメクタイト及びナイロンモノマーを含
    有する均質なゲル状水性分散体を調製し、このゲル状水
    性分散体を不活性雰囲気中で脱水条件下に加熱してナイ
    ロンモノマーを重合させることを特徴とするスメクタイ
    ト含有ナイロン組成物の製法。
  2. (2)上記ゲル状水性分散体が0.1乃至5.0重量%
    の水膨潤性スメクタイトを含有し、上記ナイロンモノマ
    ー100重量部当たり該スメクタイトが0.01乃至8
    0重量部の範囲にある請求項1記載のスメクタイト含有
    ナイロン組成物の製法。
  3. (3)水膨潤性スメクタイトがイオン変換容量が20乃
    至160ミリ当量/100gで且つ、エチレングリコー
    ル処理状態での面間隔が16乃至26Aである合成スチ
    ブンサイトである請求項1記載のスメクタイト含有ナイ
    ロン組成物の製法。
  4. (4)水膨潤性スメクタイトが実質上、下記式K_xM
    g_3_−_ySi_4O_1_0(OH)_2・nH
    _2O式中、yは0乃至0.2の数であり、 xは式2y≧x>yを満足する数であり、 nはゼロより大きい数である。 で表わせる組成を有し、且つ20ミリ当量/100g以
    上の陽イオン交換容量を有するフイロケイ酸マグネシウ
    ム・カリウムである請求項(1)記載のスメクタイト含
    有ナイロン組成物の製法。
  5. (5)ナイロンマトリックスとその中に分散したスメク
    タイトとから成るスメクタイト含有ナイロン組成物にお
    いて、前記スメクタイトが水膨潤性フイロケイ酸マグネ
    シウム塩であり、この水膨潤性フイロケイ酸マグネシウ
    ム1がナイロン100重量部当り0.01乃至80重量
    部の量でナイロン中に分子レベルで分散していることを
    特徴とするナイロン組成物。
  6. (6)上記フイロケイ酸マグネシウム塩が式Mg_xN
    a_ySi_4O_1_0(OH)_2・Na_z式中
    xとyはx+y<3という条件下で、xは2以上の数で
    あり、 yは0乃至0.1の数であり、 zは0より大で1.0までの数である で表わされる組成を有し、X線回折法で求めてb軸方向
    に50乃至300Aの結晶子サイズで、且つイオン交換
    容量が20乃至160ミリ当量/100gの合成スチブ
    ンサイトである請求項(5)記載のスメクタイト含有ナ
    イロン組成物。
  7. (7)上記フイロケイ酸マグネシウム塩が式K_xMg
    _3_−_ySi_4O_1_0(OH)_2・nH_
    2O式中、yは0乃至0.2の数であり、 xは式2y≧x>yを満足する 数であり、nはゼロより大きい数である で表わせる組成を有するフイロケイ酸マグネシウム・カ
    リウムであつて、X線回折法で求めてb軸方向に100
    乃至300Aの結晶子サイズで、且つイオン交換容量が
    20ミリ当量/100g以上の合成フイロケイ酸マグネ
    シウム・カリウムである請求項(5)記載のスメクタイ
    ト含有ナイロン組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100711787B1 (ko) * 2004-07-21 2007-05-02 대보마그네틱 주식회사 도어 및 벽체 손상방지용 매트

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