JPH04504849A - ウイルス感染に対する処置方法およびそのための組成物 - Google Patents
ウイルス感染に対する処置方法およびそのための組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ウィルス感染に対する処置方法およびそのための組成物
発明の背景
この出願は、米国特許出願一連番号第324゜177号(1989年3月16日
出願)の一部継続出願である米国特許出願一連番号417,163号(1989
年10月4日)とともに係続中の一部継続出願である。
この発明は、抗ウイルス性化合物、組成および薬剤学的処方に関するもので、ま
たこの薬剤学的処方は哺乳類動物におけるウィルス感染を治療もしくは予防する
ための抗ウイルス性化合物の有効量を与えるものである。
ウィルスの能力は複製のために細胞内へ侵入してその細胞の生化学的機構を麻痺
させることであるが、このウィルスの能力は複製を選択的に阻害するための強力
な手段や方法によって制限される。
しかし、非感染細胞にとって毒性のない抗ウィルス剤はほとんど知られていない
。さらに、はとんどの抗ウィルス剤は、その効果が限定されている。
例えば、レトロウィルスはDNAウィルスや他のRNAウィルスと複製様式が異
なることから、抗ウィルス剤の標的とならないで、除外されてしまう。そのため
、レトロウィルスが細胞ゲノムに組み込まれてしまい、さらに細胞内酵素によっ
て複製がなされてしまう。このことは宿主細胞からウィルスを除去する上での大
きな問題である。選択的抗レトロウイルス活性(すなわち、相対的に細胞毒性が
ない)を有する化合物はほんのわずかしか、知られていない。アジドチミジンと
して一般的には知られているヌクレオシド類似体3”−アジド−3′−ジオキシ
チミジン(以下、AZTと略す)と、他のヌクレオシド類似体(例えばシトシン
のジブオキシチジン類似体)とはウィルス性感染細胞に対して選択的に作用し、
宿主細胞の機る以上に効率よくレトロウィルスの機能(例えば1、逆転写酵素活
性)を阻害することができる。
そのようなヌクレオシド類似体の使用は、長期にわたる計画的投与の際に、適応
範囲の狭さと副作用とによって限界が生ずる。さらに、このようなヌクレオシド
類似体の長期にわたる使用は、これらの薬剤に対する抵抗性変異株を生じさせる
。
ヒト免疫不全ウィルス(HI V)はレトロウィルスに属するものであり、現在
、米国および世界中のいたるところに、その感染が広がっている。
このHIVは、獲得免疫不全症候群(A I DS)を引き起こす病原体であり
、2つの異なる血清型が知られており、それぞれHI V−1およびHIV−2
と同定されている。現在のところ、米国だけでも約150万人がHIVに感染し
ているものと思われる。そして、感染された人の多くは、やがてAIDS症状が
現われ、危険な状態に陥る。
HIVに対する薬物として、現在のところ用いられているものはAZTである。
しかしながら、AZTは毒性があり、また効果が限定されていることから、新し
い抗ウィルス剤(少なくとも、毒性が低く、AZTと併用できるもの)がめられ
ている。
さらに、AZTは毒性が高いため、AIDS症状を抑えるのには不適当であり、
新たな症状緩和剤がめられている。 さらに、最近になってHIVのなかでAZ
T抵抗抵抗性比現していることが報告された。
米国特許出願一連番号第082.700号は、二つのアロマテイックボリサイク
リックジオシ化合物の抗ウイルス性効果について開示している。これらの化合物
は、ヒペリシン(HY)とシェードヒベリシン(Ps)である。
米国特許出願一連番号第084,008号(D、ラヴイ−(D、Livie)ら
、1987年8月10日出願、第82,700号の分割出願)は、効果的な抗レ
トロウィルス剤としてHyおよびPsの用途について開示している。
米国特許出願一連番号第172,064号(D、メル工ロ(D、Meruelo
)ら、1988年3月23日出願)は、AZTのようなヌクレオシド類似体と組
ロウイルス性化合物と、レトロウィルス性感染に対する処置方法とについて開示
している。
さらに米国特許出願一連番号299,971号(ダニエルメルエロとガッドラヴ
イ(Daniel Meruelo &Gad Lavie)による、1989
年1月19日出願)は発明の名称が血液精製装置で、血液、その他の体液、およ
びより一般的にいえば生物学的液体中に含まれるレトロウィルスとウィルスの不
活性化のための組成物と方法とを開示している。
その組成物には、ヒペリシン、シニードヒペリシン、およびアロマティックポリ
サイクリックジオンの異性体、類似体、同族体、および誘導体と、それらの化合
物の混合したものからなる。そして、これらの化合物は本発明においても利用し
た。
本発明は、生体内(インヴイボ系)において治療用または予防用の抗ウィルスお
よび抗レトロウィルス剤として直接用いられる、ヒペリシンと構造的に類似した
化合物に関するものである。
よって、本発明の目的は、ウィルス感染の治療または予防に効果を示す新規な治
療薬を提供することである。
(以下、ウィルス及びウィルス性という言葉の意味には、レトロウィルスおよび
レトロウィルス性という意味も含まれる。)
本発明の第二の目的は、ウィルス、特にHIVに感染した哺乳類動物を処置する
ための方法を提供することである。
さらに、本発明の第三の目的は、ウィルス性の感染を受けた患者を処置するため
の薬剤学的処方を提供することである。
これらの、およびこれら以外の本発明の目的は、本明細書の記載のみならず特許
請求の範囲から当業者が容易に理解することができよう。
発明の要約
本発明は、哺乳類動物におけるウィルス感染を処置または予防するのに効果的な
ある化合物を発見した。さらに、本発明は生体内での治療または予防的用途に最
適な新規な化合物を有するものである(そのような化合物を含む)。それらの化
合物はヒペリシンと関連するもので、前記した化合物およびそれらの混合物の同
族体、異性体、類似体、誘導体、塩と同様に、アンスラセン(anthrace
nes) 、アンスラキノン(anthraquinones )およびアンス
ロン(anthrones)の単量体または二量体を含むものである(以下、こ
れらの化合物を「抗ウィルス性アンスラキノン−またはアンスラセン−またアン
スロン−化合物」と称し、またrAABJ と省略する)。さらに、色々なアロ
マティックポリサイクリックジオン化合物と同様にそのような化合物の同族体、
異性体、誘導体、塩おおび類似体、さらにはそれらの化合物の混合物も本発明の
目的に含まれるものである。
以下、rAABJ化合物以外の本発明にもとづくすべての化合物は、「抗ウイル
ス性ポリサイクリック化合物」またはrPACJ と呼ぶことにする。本明細書
において「ポリサイクリック」とは少なくとも3つの環を有するものを指す。
本発明の第一の実施態様は、哺乳類動物に対するウィルス感染を予防または治療
するための方法であって、PAC化合物とそれらの混合物から選択された化合物
を投与することからなり、PAC化合物また混合物は単独の抗ウイルス活性成分
として、または他の抗ウイルス製剤と組み合わされて(またはPAC化合物およ
び(または)他の抗ウイルス製剤の安定剤および(または)促進剤と組み合わさ
れて)用いられるものである。
本発明の他の実施態様は、哺乳類動物に対するウィルス感染を予防また治療する
ための薬剤学的組成物および処方に関するものであり、その組成物および処方は
PAC化合物およびその混合物および薬剤学的に許容な担体また希釈体からなる
群、から選択される抗ウイルス製剤の有効量からな、るものである。
発明の詳細な説明
本明細書において参照したすべての特許、特許出願および文献は引用文において
完全に記載した。
しかし、本文中において用語を定義するために意味を付したものについてはその
意味が優勢する(参照した特許出願の定義と矛盾する場合)。
本発明者は、ウィルス感染に対する治療(また予防)に対して有効なPAC化合
物を発見した。
AAB化合物と多くのPAC化合物の構造は以下の一般式(I)によって表わさ
れる。
(I)
式中、nは1または2である;A、B、C,D。
E、G、H,I、1は それぞれ水素、ヒドロキシ、低級アルキル(C,−C4
)、アリル、アリルアルキル、アリルアミ八低級アルケン、アルコキシ、ヒドロ
キシアルキル、ハロゲン、カルボキシ、アシル(アロマティックまたはアリファ
テイック)、アミノ、アシルオキシ、アルコキシカルボヒル、アリルオキシカル
ボニル(それぞれのものは置換、または未置換される)、そして二量体形成結合
からなる群から選択されるものである;BとGは(a)酸素が付加される炭素環
にケト基を形成する酸素; (b) 2つの水素原子;(C)一つの水素原子と
一つのベルオロキシ基;(d)アリル;(e)シアノアルケニル:(h)アリル
アルケニル;(i)低級アルキル;(j)アルケニル;(k)アシル;それぞれ
のものは置換または未置換される;そして(1)二量体または単量体形成結合か
らなる群から選択されるものである;AとB、BとC,AとJ、 Cとり、Dと
8% EとF、FとG%GとH,Hと工、■とJの組み合わせのうち一つまたそ
れ以上は、5ないし7個の炭素原子を有するアロマティック、アリサイクリック
またへテロサイクリック環を形成するために結合しており、前記環は付加的にさ
らに置換される;前記式において三つの環は飽和可能なA、B、C,H,G、F
に隣接した環炭素原子の一つまたはそれ以上を形成する特定の結合を除くアロマ
ティックである;n=2のとき、少なくともH,G、Fのうちの一つ、または少
なくともA、B、Cの一つは結合および(i) DとE(百)JとIのどちらか
あるいは両方が付加的に炭素原子に隣接した5ないし7個の原子を有するアロマ
ティックまたはアリサイクリックまたはへテロサイクリック環を形成する。
前記式に包含されるいくつかの化合物は、アンスラセン、アンスラキノンまたは
アンスロンの置換または未置換の単量体または二量体であると思われる。
例えば、ヒペリシンおよび置換ヒペリシン(例えばヒペリシンヘキサアセテート
)
はすべての中間環が結合した(すなわち、HとFとは単、二量体形成、結合おお
び同時にGは二重、二量体形成、結合)であるアンスラキノン(および置換アン
スラキノン)の二量体と思われる。化合物XI、XIV、 XV、 XVIIと
同様に実施例2の化合物7−10(’シリーズC)を見よ。
例えば、実施例2の化合物XXはブロックマンの論文(Brockwann;
Tetrahedron Letters、 Infra、)に記載されており
、1,3.8トリヒドロキ°シー6−ヒドロキシエチル−9−アンスロンの二量
体である。この化合物においてH,G、Fは全て結合している。
化合物XXIIは1,3.8 トリヒドロキシ−6−メチル−9−アンスロンの
二量体である。この化合物においてEは第二のアンスロン単量体の該当する側鎖
と別の環を形成する。
PAC化合物の定義のなかに、式(I)の化合物の異性体、同族体、類似体、誘
導体および塩も含まれる。
「同族体」とは、式1(または他のPAC化合物)の化合物とは異なる構造式を
有する化合物であって、その異なる部位は一つまたはそれ以上の炭素原子と、一
つまたはそれ以上の水素原子または一対の水素原子とである(非限定的な例とし
て、下記実施例2の化合物XVとXVIの場合を参照、また下記実施例2の米国
特許第2,707,794号(ブロックマンらによる。1955年5月3日発行
)にもとづいて合成された化合物の表にある3対の化合物と、それらの一つまた
はそれ以上のR基がCQ−C4アルキル基と置換される同族体を参照、 および
下記実施例2(シリーズC)のプロトヒペリシンの構造とヒペリシンの構造とを
比較参照)。
「異性体」とは、式I(または他のPAC化合物)の化合物と同様の分子式を有
する化合物であって、限定されることなく、構造的異性体、鏡像異性体、位置異
性体、光学異性体、および立体異性体(例えば、シスとトランス、十と−、dと
1)がある(非限定的な例として、下記実施例2におけるサンタら(Sanks
etal、 1nfra)の化合物17とその異性体で、例えば中央の水素原
子が紙面の上下両方向に位置している場合と、の下記実施例2におz5であって
、この化合物はいくつかの非対照的な炭素原子と複数の光学異性体とを有する場
合とがある)。
「類似体」とは、HyおよびPg (例えば、ワイスら(Weiss、 U、
et al、 1nfra)に挙げられた化合物と、実施例1の化合物1−36
から選択される化合物)と同様の活性を有する多環式芳香族化合物を含むもので
ある。
「誘導体」とは、式1(または他のPAC化合物)の化合物とかなり構造的に類
似した化合物であって、一つまたはそれ以上の位置に一つまたはそれ以上の置換
基を有するものである(例えば、実施例におけるバンクスらの化合物7および化
合物9、下記実施例2(シリーズA)におけるブロックマク酸誘導体およびそれ
に開示された他の化合物であってヒドロキシル化、エステル化、アルキル基置換
化、および他の置換誘導体を参照のこと)。
本発明において使用された化合物の非限定的なリストは、下記の実施例1および
実施例
2に記載されている。
水溶性溶媒に溶解可能(上記化合物の塩)で、かつ生理学的に許容される塩(上
記化合物の塩)が特に好ましい。
「塩」とは、複合塩(complex 5alt) (例えば、実施例2のおい
てワイスら(Weias、 U、 et al。
1nfra)に挙げられた化合物)と、イオン性塩(ionic 5alt)で
ある。
AAB二量体化合物は下記の合成スキームのどれか一つを用いることによって合
成することが可能(スキームエ)
エモジン (2)
(スキームII)
JゴLR−−CBa
圧入R・+■
↓ 脱保護化
このスキームは原料となる物質がアンスラセン(anthracene )また
はアンスロン(anthrone)である場合にも適用可能である。
スキームエの保護化(protecting) /脱保護化(deprotec
ting)段階は原料となる物質と目的とする産物とによって適用可能となる場
合と、適用不可となる場合とがある(例えば、もし原料となる物質がブロックマ
ンら(Brockmann、 et at、 1nfra )の化合物1のよう
な完全にアルコキシル化したエモジン誘導体(alkoxylated emo
dinderivative)であり、また目的産物が同参照文献の化合物7で
ある場合、保護(protection)は必要とされない)。各部位における
反応性にもとづいて原料であるトリサイクリック(または他の)物質の二量体の
置換および二量体構造そのものの修飾が既知の方法によって可能である。
第3の一般的な反応スキームは以下の通りである。
(以下、余白)
(スキームl1l)
反応初期に用いられるモノマーは既知の方法によって合成するか、市販のものを
購入することが可能である。例えば、アンスロンは文献(Org。
Syn、 Co11.1: 60.1941)にもとづいて合成可能であり、ま
たアルドリッヒケミカル社(カタログNo、A9,12G−5)から入手可能で
ある。アンスロンアンスラセンはフラールの文献(E、 C1ar。
Chew、 Ber、 72: 1645.1957およびPo1ycycli
cDiones、 Academic Press、 N、Y、 1964)に
もとづいて合成可能であり、またアルドリッヒケミカル社(カタログNo、A8
,922−(j)から入手可能である。
アンスラセンジオン(例えば、アンスラセンジオン)はフリーデル−クラフッ反
応経由でAlCl、中のフタレン酸およびベンゼンから合成することが可さらに
、PAC化合物はレトロウィルスに対する処置の際に、AZTのようなヌクレオ
シド類似体と組み合わせて適用(治療または予防用の薬剤として)することが可
能である。すなわち、一つまたはそれ以上のPAC化合物 を一つまたはそれ以
上のAZTまたは他のヌクレオシド類似体と組み合わせて(in conjun
ction with)投与することが可能である。「組み合わせて(in c
onjunctionwith) J という言葉は異なる試料(それぞれの試
料は、ある型の活性成分、またはヌクレオシドあるいはPAC化合物を含む)を
同時投与(co−administrationまたはcontemporan
eousad+n1nistration )を意味するものである。
この同時投与方式は、つぎのような利点がある。
すなわち、その利点として治療または予防効果が相乗的であること、副作用が減
少されることが挙げられる。好適な同時投与に用いられる薬剤としてはAZTお
よびヒペリシンも含まれる。
現在、AZTはエイズまたはARC(エイズ関連症候群、エイズシンドローム)
の患者の治療に用いられている。AZTは、ある患者におけるHIV誘発神経マ
ヒや、他のエイズ関連の臨床的異常や、免疫機能を少なくとも部分的に、改善す
る効果を示している。しかしながら、 AZTの投与によって濃度依存性骨髄機
能抑制にもとづく貧血症および白血病が引き起こされる場合がある。そのため、
AZTによるエイズ治療には限界がある。AZTと、AABおよび他のPAC化
合物との組み合わせによる投与は、付加的治療または予防効果を示すので、本発
明の化合物とAZTとを組み合わせて用いることにより、抗ウイルス治療のAZ
T有効量を単独投与の場合よりも低くすることが可能となる。これによって、心
配される副作用の発現を抑えることが可能となろう。
本発明の化合物とAZTとの同時投与による効果は下記の実施例1に示した。実
施例1に示されるように、PAC化合物はAZTの効果発現を抑えなかった。
したがって、本発明はPAC化合物の有効量に関するものであり、すなわちその
有効量とはPAC化合物とAZTまたは他のヌクレオシド類似体とを組み合わせ
て、ウィルス(特にレトロウィルス)感染に対する治療の際に用いるあたっての
PAC化合物の有効量である。本発明において用いられるヌクレオシド類似体の
非限定的な例としては、2°、3゛−ジデオキシシチジン、2’、3’−ジデオ
キシアデノシン、2°、3゛−ジデオキシチミジンおよび好ましくはアジドチミ
ジン(AZT、ブラッフウエルカムリサーチトライアングルパーク(Burro
ughsWelco+*e Re5earch Triangle Park、
NC)より入手可能)である。2’、3’−ジデオキシシチジン、2′、3′
−ジデオキシアデノシンはカルバイオケムーベーリング(Calbiochem
−Behring )San Diego、 CA))から商業的に入手可能で
ある。 2’、3°−ジデオキシチミジンはファーマシアファインケミカルズ(
Pharmacia Fine Chemicals (Piacataway
、 NJ) )から入手可能である。
本発明のPAC化合物は単独で使用の場合でも、ウィルスに対して幅広い効果を
示すものであり、特にエンベロープ化ウィルスに対して効果を示す。
エンベロープ化ウィルスはここでは脂質含有膜を有するウィルス(RNAウィル
スおよびDNAウィルスの両方を指す)を意味するものである。この脂質は宿主
細胞由来であり、一方膜タンパク質および糖タンパク質はウィルスのゲノム上の
遺伝子発現にもとづいて合成されたものである0本発明にもとづく化合物によっ
て阻害されるエンベロープ化ウィルスの非限定的な例としては、サイトメガロウ
ィルス、ヘルペスシンプレックスウィルス(H3V)、ワクシニアウィルス、イ
ンフルエンザウィルス、ヴエシクラーストマチチスウイルス(VSV)、ヘパチ
チスBウィルス、およびレトロウィルスが挙げられる。
レトロウィルスはRNAゲノムおよびRNA依存DNAポリメラーゼ(逆転写酵
素)酵素的活性を特徴とするものである。すべてのレトロウィスは共通の形態学
的、生化学的、生理学的特性を有し、そのことから一つのウィルス属に包含され
る。これらの特性は第1表(ワイス(Weiss、 R,)ら編集:rRN^腫
瘍ウィルス」 (コールドスプリングハーバ−出版、ニューヨーク、1984年
)の第28頁からもっとも好ましいAAB化合物はヒペリシン、シュート°ヒペ
リシン、ヒペリシンヘキサアセテート、およびプロトヒベリシンであり、特にヒ
ペリシンがもっとも活性が高い。予防的に投与する場合は、AAB化合物のうち
、AZTと比較してもっとも毒性の低いものが好ましく、ヒペリシン、シュート
°ヒベリシンおよびプロトヒベリシンが好ましい。一般に、ある化合物が治療イ
ンデックス(therapeutie 1ndex)が5以上の場合、その化合
物は毒性が低いといえる。ここで、治療インデックスとは有効濃度と顕著な毒性
を引く起こす濃度との関係を示すものであり、数値が5の場合は有効濃度が顕著
な毒性を引く起こす濃度よりも5倍低い濃度範囲であることを示す。
(以下、余白)
第1表
公知のレトロウィルスの一般的な物理的特性核酸 同一のサブユニット(30s
−35s)からなる線状(+)−重鎖RNA (60s −70s) ; 5
’構造(m’G’ppp’NmpNp) ;ポリアデニル化3′ 末端;3′
及び5′末端に反復配列;
ゲノム複合体に塩基対合されたtRNA ;蛋白質 6,0重量%以上: ga
g s 内部構造蛋白質:poL逆転写酵素: env、エンベロープ蛋白質
脂質 約35重量%;細胞膜から抽出
炭水化物 約4重量%: エンベロープ蛋白質に結合物理化学的特性 ショ糖に
おける密度1.16−1.18g/ml、塩化セシウムにおける密度
1.16−1.21 g/ml、脂肪溶剤及び洗浄剤に対する感受性を有す;熱
による不活性化(56’C130分);紫外線およびX線に対する高抵抗性
形態学的特性 エンベロープに囲まれている球状のウィルス粒子(直径8080
−120n:種々の表面突起(直径8nm):コア殻(核様体)を伴うリボ核蛋
白複合体を含む二十面体のさらに、HIVのゲノムは他のレトロウィルスに通常
認められるタンパク質以外に少なくとも5つのタンパク質をコードしている。こ
れらの付加的なタンパク質に関する遺伝子は、TAT、 ART/TR3,3’
−0RF、 SORおよびRと表わされる。また、HTLV IはpX遺伝子と
いう付加的な遺伝子を有しており、この遺伝子は4つのタンパク質をコードして
いると考えられる(参照文献: Yarchoan、 R。
1985 )。
すべてのレトロウィルスは、類似する化学的組成を有している。一般に、これら
は約60−70%のタンパク質、30−40%の脂質、2−4%の炭水化物、お
よび約1%のRNAを含む、レトロウィルスはエンベロープ化されており、この
エンベロープは細胞表層膜由来であり、すべてではないが、はとんどの場合、レ
トロウィルス粒子の脂質はウィルスの単一膜エンベロープに局在している。レト
ロウィルスの非限定的な例としては、フレンド白血病ウィルス(FV)、放射線
白血病ウィルス(RadLV)、牛白血病ウィルス、ネコ白血病ウィルス、鳥骨
髄芽球症ウィルス、およびヒトT細胞すンパ栄養つィルス属(human T−
cell lymphotropic virusfa+ailiy) (HT
LV I、II、III、および■v;HTLV III はヒト免疫不全ウィ
ルスまたはHIVとしても知られており、血清学的にざらにHIV−1およびH
I V−2とに分類される)が挙げられる、 HTLV Iは、成人T−細胞白
血病とある種の神経学的疾患とを引き起こすものとして考えられており、またH
TLV IVはサル免疫不全ウィルスに関係しており、エイズに罹患したアフリ
カ原住民において発見されており、このウィルスとHTLV III との関連
性は現在研究中である。
本発明は、ウィルス(またはレトロウィルス)に感染された哺乳動物を処置する
ための方法を提供するもので複数のPAC化合物とそれらの混合物とからなる群
から選択される化合物をウィルス(またはレトロウィルス)に感染された哺乳動
物を治療または感染および発病予防のための処置を施すためにその哺乳動物に投
与する方法からなるものである。
与えられたウィルスに対する阻害的な効果はPAC化合物の単独投与もしくは複
数の化合物を組み合わせて投与することによって達成可能である。
一般に、標的となるウィルスに対して顕著な阻害効果を与えるために必要な投与
量は最小限にとどめなければならない、ここで、「顕著な阻害」とは、対象とな
るウィルスによって異なる。例えば、フレンド白血病ウィルスによって誘発され
る肺臓腫瘍の場合は少なくとも15%である(ここで、このパーセント表示は実
施例2において与えられる式によってめられたものである)。HIVの顕著な阻
害はフリーのウィルス試料の感染力における少なくとも一つの対数的減少(lo
(reduction)として表わされる。また、一つ、二つ、あるいはそれ以
上の化合物を一緒に適用することも可能である。さらに、PAC化合物または混
合物は本発明の単独活性成分を構成する。また、ウィルス複製阻害および(また
は)ウィルス感染力を減少または除去するために他の抗ウィルス剤および(また
は)他の成分と組み合わされて構成される場合もある。
本発明にもとづくウィルス感染哺乳動物の処置を行なう場合、感染に関与する特
定のウィルスまたはレトロウィルスを処理するためにもっとも効果的な化合物ま
たは混合物は適当な実験モデルを用いた日常的な実験によって決定することがで
きよう、そのような実験例としては、実施例5のHIVに関する試験管内の試験
または実験動物を用いた実施例1のフレンド白血病ウィルスに関する実験がある
。
下記した処方のヒペリシンをエイズ、ヴイレミア(Viremia) (すなわ
ち、血流中に存在するウィルス)またはセプシス(sepsis) (体液中に
おけるウィルス汚染)に対する生体内適用する場合、PAC化合物は経口投与、
局所投与、または好ましくは非経口経由で、そしてもっとも好ましくは静脈経由
で投与するのが望ましい。
ヒペリン含有抗つィルス組成物を唯一の活性成分として用いる場合の濃度は、−
回の処置(treat+aent)あたり約0.002ないし10.000μg
/ k g体重であり、好ましくは約2ug1kg体M/処置から約5X10
’ u g / kg体重/処置までの濃度範囲が好ましい。
一つまたはそれ以上のPAC化合物を活性成分として用いる場合、濃度範囲はヒ
ペリシンの場合と同じである。しかし、与えられるPAC化合物が、例えばヒペ
リシンの二倍の活性がある場合は、最少有効量はヒペリシンの1/2となる。さ
らに、本発明にもとづく治療または予防においてひとつの活性(抗ウィルス)成
分(すなわち、少なくともひとつの非PAC抗ウィルス剤が適用される)が用い
られる場合、PAC化合物の最少量は必要に応じて減少される。複数の活性成分
を用いる場合、PAC化合物と他の抗ウイルス成分またはただの成分との間にお
いて相乗効果が生ずる(あるいは、PAC化合化合心間いて)。たとえ、活性成
分がひとつだけでもその相乗効果は引き起こされ、最少有効量はさらに低くなる
。PAC化合物とともに安定剤または増強剤(potentiatin(age
nt)を投与することによって類似の最少有効量低下を得ることが可能である。
抗ウイルス性活性ヌクレオシド類似体とともに組み合わされたPAC化合物の投
与に関しての治療または予防用処方について検討する(ここで、「組み合わされ
た」とは、同時投与または分離段一つまたは複数のヌクレオシド類似体を本発明
の化合物と組み合わせて用いる場合、PAC化合物と組み合わさって投与される
ヌクレオシド類似体の濃度は哺乳動物に対する一回の処置(ヒペリシンの場合を
基本とする)において約0.001μg/kg体重から20,000μg/kg
体重の範囲内である。 このような条件下における好適な最少量は約1μg/k
g体重から100μg/kg体重の範囲内である。
投与期間は個々の場合によって異なり、病気の重症度、発病段階、患者の状態等
のみならず、PAC化合物の特異的な抗ウィルス活性および毒性も関与する。そ
れぞれの処置において必要とされる総投与量が複数回に分けられて、あるいは−
回で投与される。このような投与は毎日性なわれるか1、−日に一回以上あるい
は週に一回以上行なわれるか、または患者の状態や発病段階に応じて決められる
。
本発明者らは、ヒペリシンの抗ウィルス活性が処置の頻度の関数として表わされ
ることを発見した。例えば、マウスを用いた研究では、10μg/マウスの一回
処置(a 5idle dose)は100 μg/マウスの一回処置よりも効
果が低い。しかし、10日間にわたって毎日10μgを投与するほうが、10μ
g/マウスの一回処置よりも効果が低い。それとは対照的に週に一度の10μg
投与は、10μg/マウスの一回処置とほぼ同様の効果を示す、このことは処置
の頻度がそれ自身の効力に影響することを示している。一方、マウスにおいて適
用される投与量および処置方法がそのままヒトなどの他の哺乳動物に適用される
ものではないことは、当業者に容易に理解されることであり、また既知の方法に
よってマウス以外の哺乳動物に適当な投与量および処置方法を決定することは容
易であろう。
また、本発明はウィルス感染に対する治療のための薬剤学的組成物と処方とを提
供するものである0本発明のPAC化合物は通常、個体または液体状(例えば、
錠剤、カプセル、注射液、経口投与に適した溶液)に加工されて、ウィルス感染
した哺乳動物の治療に用いられる。本発明の薬剤学的処方は、本発明のPAC化
合物の有効量を活性成分(単独で、あるいは他の活性成分との組み合わせによっ
て)を含むものである。例えば、非経口経由による治療組成物では約o、oot
μgから約100,000μgの本発明のポリサイクリック化合物と約100μ
gから約so 、 oooμgのヌクレオシド類似体とを含有する無菌等張塩溶
液を含むものである0個々の投与量に含まれる活性成分の単位量はそれ自身の有
効量をなすものではない。なぜなら、必要な有効量はカプセルや錠剤、注射等ま
たはされらの組み合わせの集まったものとして到達されるものであるからである
。
本発明にもとづくそれぞれの処方は、薬剤学的に許容な担体、希釈体、充填剤、
塩、および他の既知物質を付加的に含む者で、それらの選択は、投与量および投
与形式等の当業者において容易に判断される事柄によって決定される0例えば、
錠剤の場合は、既知の固形担体によって形成される。
この固形担体の例としては、澱粉、糖、ベントナイト、シリカおよび他の通常用
いられる担体が挙げられる。プロピレングリコール、ベンジルアルコール、イソ
プロパツール、エタノール、ジメチルスルフオキシド(DMSO)、ジメチルア
セトアミド、または他の生物学的に許容な有機溶媒または水溶液(例えば、pH
が7、好ましくは8になるように調製された水)を希釈剤、担体または溶媒とし
て本発明にもとづく抗ウイルス組成物の固体状または液状の薬剤学的処方に用い
ることが可能である。さらに、担体および希釈体の非限定的な例として、炭水化
物、アルブミンおよび(または)他の血漿タンパク質成分(例として、低密度リ
ポタンパク質、高密度リポタンパク質、および血清タンパク質に結合した脂質)
が挙げられる。血清タンパク質に結合した脂質としては、フォスファチジルコリ
ン、フォスファチジルセリン、フォスファチジルエタノールアミンおよびトリグ
リセリドのような中性脂質がある。付加的な脂質担体の非限定的な例としては、
トコフェノール、レチノイック酸(retinoic acid)およびシクロ
デキストランが挙げられる。もちろん、半固形状あもの(例えば、座薬)に加工
することも可能である。
好ましい非経口的投与形態としては、例えば等張塩溶液が挙げられ、この溶液に
約0.1μgから約100.000μgの本発明のポリサイクリック化合物を含
ませる。
本発明において用いられるカプセルは薬剤学的に許容される物質、例えばゼラチ
ンまたはセルロース誘導体のような物質からなるものである0口に含ませて、あ
るいは皮膚より吸収させる様式をとることも可能である。
本発明の抗ウイルスポリサイクリック化合物は特別な場合において付加的にリポ
ソーム内に取り込ませて使用することが可能である。そのようなリポソームは他
の活性剤、例えばウィルス感染細胞によって発現されたウィルス性タンパク質で
あるHIV p120、p24およびp41 (およびそれらのグリセル化した
もの)に対する特異的物質として特異的抗HIv抗体を取り込むことも可能であ
る。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に
限定されるものではない。
(以下、余白)
実施例1: 本発明のポリサイクリック化合物の本発明にもとづく化合物を、フ
レンド白血病ウィルス(FV)に感染した哺乳類動物に与えた場合の効果を調べ
た。
フレンド白血病ウィルスは、B A L B / cやNIHスイスマウスのよ
うな感受性味に対して重症の赤血白血病を誘導する攻撃的なレトロウィルスであ
る(フレンドらの文献 Fr1end、 C,J、、 Exp; Fr1end
、 C,et al、 Natl、 Cancer In5t、 Mongr形
質転換は肺臓腫瘍化ウィルス(Spleen Focua Virus; F−
MuLV)とエコトロピックなマウスフレンド白血病ヘルパーウィルス(Mur
ine Fr1end Leukemia He1per Virus; F−
MuLV)とによって引き起こされる。悪性の赤血白血病は肝牌腫(肝臓と牌臓
の肥大化)と悪性貧血によって特徴づけられる。
フレンド白血病ウィルスは、10日前にFVを静脈注射することによって感染さ
せたマウスの膵臓をホモゲナイゼーションすることによって調製した。このホモ
ゲナイゼーションは単離された膵臓の重量に対して10倍のリン酸緩衝液を加え
てB A L B / cマウス(ジャクソン研究所、パーバーバー、ME)の
膵臓肥大(膵臓腫)に対する本発明組成物の効果を調べた。この試験では、マウ
スに対してウィルス(106腫瘍形成単位−FFU)を静脈から接種し、第二表
に示した100ミリグラムの化合物を24時間後に間欠的に投与した。各化合物
を、二匹のマウスに対して一度に投与した。10日後にマウスを屠殺して膵臓の
重量を測定した。第二表に示したそれぞれの化合物は5以上の芳香族環を持ち、
式Iの化合物の類似体である。
フレンドウィルス系が、本発明の化合物の活性試験に用いられるのに対して、正
確ん感染系に関しては、いくつかの点について述べなくてはならない。赤血球前
駆細胞の形質転換は、ウィルス接種後において急速に起こる。一度、FVによっ
て形質転換が起こると、発病するようである。よって、本発明の化合物によるF
Vによって起こるウィルス性膵臓腫瘍の阻害に関しては、急激な発病に対して強
い有効性を有するものであることから、病気の進行を遅くらせるのに用いること
が可能である。そのようなことから、本発明の化合物はH工vによって起こる病
状の進行を遅くらせたすすることが可能であろう。
本アッセイ法は、ヒベリシンまたはシェードヒペリシンを用いた同様のアッセイ
法を改良したもので、グループあたりの実験動物数を増やした(すなわち、4匹
)、シかし、このアッセイ法では、1グループあたり2匹の実験動物で十分であ
ることがわかった。
結果を下記の第二表に示した。
(以下、余白)
第2表
第2表で明らかなように、PAC化合物1.3〜5.7.8および10〜15は
、FVによッテ誘導される膵臓重傷を顕著に阻害した。第二表および実施例1(
a)および(b)の表で用いられる平均阻害値(%)は、以下の式によって計算
した。
平均阻害値(%) = (1−(ASWE−ASWNC)/(ASWPC−AS
WNC)) X 100上記式中、 ASWNCは、負の対照群の平均膵臓重量
、ASWEは実験(処理)体の平均膵臓重量、ASWPCは正の対照群の平均膵
臓重量である。平均膵臓重量は、それぞれの実験群(第二表では、一つの実験群
は2匹からなる)において測定された膵臓の重量の数量的平均値である。
米国特許出願一連番号第84.008号に記載されたヒペリシンとシュードヒベ
リシンとを用いた同様の複数の実験の結果を以下に示す。
これらの実験では、BALB/cマウスにウイルス(106FFU)を静扉から
接種し、24時間後に本発明の抗ウイルス性化合物を腹腔内に投与した。そして
、10日後にマウスを層殺して肺臓を採取し、その重量を測定した。その結果は
、第二表(a)にまとめた。
シュードジペリシンは1%エタノール含有リン酸緩衝塩(PBS)で希釈した。
(以下、余白)
第2表(a)
負の対象群マウス 正の対象群(FV接種)マウス(PBS) (106FFU
)
平均値 0.1846+0.0178 1.0865+0.1226対象群との
実質的差=0.9019
負の対象群マウス 正の対象群(フレンド)マウス(P B S) (2X10
’FFU)平均値 0.1846+0.0178 0.867+0.513対象
群との実質的差=0.6851
第2表(a)は肺臓腫瘍性肥大の阻害を示すもので、Psをマウスあたり80マ
イクログラムの一回注射によって93.8%の中間阻害(medianinhi
bition)が認められた。0.5グラムのウィルス試料(2X 105 F
FUのウィルスに相当)を事前に接種されたマウスに一回の注射によって80ミ
リグラムのPsを投与した。その結果、89゜6%の肺臓肥大に対して50%阻
害が観察された。
−匹のマウスあたり80ミリグラムのPsを毎日注射して肺臓肥大に対する50
%阻害の有無を調べたところ、2X10’FFUを含むウィルス試料に関しては
、90.7%であり、10”FFUを含むウィルス試料に関しては、81.7%
であった(第−表)。
上記結果は、注射24時間後にPsを腹腔内に投与することによってフレンド白
血病ウィルスの膵臓肥大能が著しく減少することを示している。
同様の実験を他のPCA化合物の抗ウィルス活性の測定に利用可能であろう。
(2)フレンド白血病ウィルスとの共投与PsをFV複合体とともに同時に静脈
注射することを含む異なる実験系を用いた。
この系では、種々の濃度でウィルス試料をPsと混合し、この混合物を最終濃度
が0.5mlとなるようにしてマウス尾部の動脈に注射した。10日後、このマ
ウスを層殺し、肺臓の重量、および肺臓腫瘍化の阻害程度を調べ、その結果を第
二表(b)にまとめた。
第2表(b)
肺臓重量(ダラム)
対象群 実験1 実験2 実験3
PBS PBS + 1%EtOHFV FV + PS 5+11C[FV
+ PS 20ncg FV + PS 50mcg平均値
第2表(b)に示されたように、膵臓肥大化の100%阻害はマウス(平均約5
0グラム)に20ミリグラムまた50ミリグラム/マウスのPsをウィルス複合
体とともに投与した場合に認められた。75.44%の平均阻害は5ミリグラム
/マウスのPsをウィルスとともに投与した場合に認められた。
これらの結果から、本発明の化合物の効果は5ミリグラム/マウスの少量でも、
悪性RNA腫瘍ウィルスによるウィルス性形質転換を阻害することができること
がわかった。
つづいて、上記方法と同様にして次のような実験を行なった。すなわち、異なる
組み合わせのPAC化合物(下記第三表の16から29番および30から36番
)を種々の濃度(すなわち、50.100.200.2xlOO1あるいは10
0ミリグラムを2回)に調製し、間欠的に投与した。
化合物16ないし29は3ないし5つの閉じた芳香環を有し、また酸素またはヒ
ドロキシ基以外の基を持っていない。一方、化合物30ないし36は3つの閉じ
た芳香環を有し、側鎖として酸素、ヒドロキシルおよびメチルからなる群から選
択される。
これらの化合物を2回投与する場合、1回目の投与の後、24ないし48時間経
過後に第2回目の投与を行なう。そして、ウィルスを感染させ、第2表に示され
たようにして膵臓肥大化を調べる。
このようにして行なつ゛た実験の結果を第三表に示す、第3表では、「プールさ
れた平均パーセント阻害」は同じ化合物についてそれぞれの実験において得られ
た平均パーセント阻害を足し、そして実験の総数(すなわち、4)でそれを割る
ことによってめた。
それぞれの化合物において得られたすべてのデータ(すなわち、ひとつの化合物
において用いたすべての濃度に関して)をプールして計算することによって、標
準偏差をめた。よって、大きな濃度の範囲を出たデータの変位のみを反映する。
第3表に示された膵臓重量から、PAC化合物は確かな阻害効果を示すことが判
った。
(以下、余白)
第3表
21、 1,4,5.8.9.10−
エ、論−テαl 父 0.9S 1.噛 リ タ 2第3表の結果から、化合物
30ないし36(3つの閉じた芳香環を有し、側鎖は酸素、ヒドロキシルおよび
メチルからなる群から選択されるものが付加されている)は一般的に化合物16
ないし29(3ないし5つの閉じた芳香環を有し、また酸素またはヒドロキシ基
以外の基を持っていない)よりも効果的であることがわかる。褥記すべきことは
、この実施例に記載された実験において調べられたすべての化合物は少なくとも
ある程度の抗レトロウイルス活性を示した。このような実験は他のPAC化合物
の抗ウィルス活性を調べるのに利用可能であろう。
実施例1(a)で用いた化合物は 米国ライスコンシン州ミルウオーキー所在の
アルドリッヒケミカル株式会社(Aldrich Chemical Co、、
)から入手したもので、Bシリーズの化合物として本明細書中において言及しで
ある。これらの化合物の構造式は実施例2に示した。
(以下、余白)
(b)ポリサイクリック化合物をヌクレオシド類本発明の化合物(100マイク
ログラム/マウス)をAZT (20マイクログラム/マウス)と組み合わせて
、実施例1(a)と同様の方法で試験した0例として、化合物#9(3−プロモ
フエナンスロ(3,4−C) 、フェナンスレン)と化合物$10(ジインデノ
(1,2,3−CD/ビ、2’、3’−IM)ペリレン)を選択した。 第二表
に示されているように、100マイクログラム/マウスの化合物#9の投与で、
弱い抗ウィルス活性が認められた。一方、同量の化合物#10の投与では、FV
誘導肺臓肥大に対して顕著な阻害効果(〉40%)が認められた。この化合物は
腹腔内に一度だけ、あるいは5日間にわたり、日に一度づづ、化合物のみで、あ
るいはAZT (20マイクログラム/マウスを5日間にわたり、日に2回)と
ともに投与された。よって、本実験ではAZT投与に関しては、5日間にわたり
投与が行なわれ、各マウスに対する総投与量は100マイクログラムとなった(
PAC化合物に関しては、500マイクログラム投与したことになる)。実験結
果i主第四表に示した。
(以下、余白)
第4表
5 X AZT(20μg/’??X) 1.3744 1.3895 391
.4046
5 X (AZT + 119) 0.9097 0.9358 61(19:
20μに/マウス + 100μg/マウス) 0.9619第4表に示され
ているが、化合物#9は一回の投与でも、5日間にわたる5回の投与でも抗レト
ロウイルス活性は弱かった(3%または24%)。
しかし、この化合物#9をAZTとともに投与した場合、FV誘導牌膵臓大が実
質的に阻害された(61%)。この阻害効果はAZTのみでは達成されない。な
ぜなら、同量のAZTのみでは39%の阻害しか認められなかったからである。
よって、本発明の化合物とAZTとを一緒に投与することによって、少なくとも
そぞれの化合物を単独で投与するよりもすぐれた効果が生ずることがわかった。
化合物#10(この化合物のみでも顕著な抗レトロウイルス効果が認められる)
をAZTと組み合わせて投与すると、実質的なレトロウィルス阻害(57%)が
認められたが、この阻害効果は単独で投与した場合よりも高いものであった。
PAC化合物を含む上記試験と(または)、AZTと組み合わせたヒペリシンと
シュードヒベリシンとの試験とのそれぞれの結果から、他のPAC化合物をAZ
Tもしくは他のヌクレオシド類似体と組み合わせて、治療または予防の際に用い
ることによって少なくとも新たな活性を引き出すことが可能であろう。
このような観点から、第4表はレトロウィルス感染に対する処置の際にAZTの
ようなヌクレオシド類似体とPAC化合物を組み合わせることによって認められ
た相乗効果を示している。 ヒベリシンとシュードヒベリシンとをAZTととも
に組み合わせて用いた場合の前記実験と同様の実験では、ヒペリシンおよびAZ
T含有組成物はPAC化合物また前記類似体の活性よりも高い抗ウィルス活性お
よび膵臓肥大化阻害活性を示した。
(以下、余白)
実施例2:
下記のリストの一連のPAC化合物を示すものである(シリーズA)。
ヒベリンとの類似性から、ウィルスおよびレトロウィルスに対する活性を有する
ものと期待される。
これらの化合物は国立癌学会(National CancerInstitu
te、 Bethesda、 MD)から入手可能であり、またこれらの化合物
の特性に関しては、クイズら載されている。
(以下、余白)
以CL!」Lj二立
A1. CkS Registry No、14343921A2. CAS
Registry No、6336841A3. CAS Registry
No、14642729A4. CAS Registry No、63368
74As、CAS Registry No、 6941475A6. CAS
Registry No、 4478766A7. CAS Registr
y No、 201358318、CAS Registry NO,6679
14A9. CAS Registry kコo、434855A10. CA
S Registry No、 3438082A11. CAS Regis
try No、 24541193A12. CAS Registry No
、ユ0395025A13.[NSCNo、123399−N]A14. CA
S Registry No、 69544850A15. CAS Regi
stry No、 55043419A16. CAS Registry N
o、 71205384A17. CAS Registry No、 522
36541AlB、[tJSCNo、 231579−Y]A19. [NSC
No、 241039−1]A20. CAS Registry )io、
27575468A21. [NSCNo、 308787−VlA22.団S
C?Jo、 308805−QlA23. [NSCNo、 30ε814−Z
lA24. CAS Registry No、 14343954A2S・
ロードマイシン、2−ナフタセンカルボキシアミド (lodowycin、2
−Napbthiceaecarboxamid@)A26. CAS Reg
istry No、 81092844A27− CAS Registtry
No、 81092855A2g、 [NSC番号50745g−3](以下
、余白)
下記のリストの一連のPAC化合物(AAB化合物およびその類似体)および誘
導体を示すものである(シリーズ B )。
ヒペリンとの類似性から、ウィルスおよびレトロウィルスに対する活性を有する
ものと期待される。これらの化合物はアルドリッヒケミカル株式会社(^1dr
ich Chemical Co、)から入手可能であり、またこれらの化合物
の名称は実施例1の第2表および第3表に挙げられている。
(以下、余白)
シリーズB化合物工ないし4
2゜
コ。
シリーズB化合物5ないし+1
シリーズB化合物12ないし21
19、 20. 21゜
シリーズB化合物22ないし29
25、 26. 27゜
シリーズB化合物30ないし36
下記の^AB化合物1−25の特性は、バンクらの文献(Banka、 H,J
、 et al、 Au5t、 J、 Chea、 29: 1509−152
1.1976)に記載されている。
シリーズC化合物1ないし19
シリーズC化合物20ないし25
c ′ −−)
(社)
(2;)
上記化合物1−25の合成および(または)単離にかんしては以下の文献1−2
5を参照せよ。
1、エモジン
アルドリッヒから商業的に入手可能
3.5ジメトキシ−O−フタリックアンヒドライドとm−クレゾールとから合成
米国特許第2,707,704号(ブロックマンらによる)
2.7−ヒトロキシエモジン
3、ω−ヒドロキシメモジン
バンクスらの文献:前掲
4、アラテルニン(2−ヒドロキシエモジン)バンクスらの文献:前掲
5、エモジン酸
エモジンから合成
アンスロウらの文献: Biochem、 J、 34:159、 1940
295: 850.1962
バンクらの文献:前掲
エモジンビアンスロンから合成(02,KOH,HCI処理、TLクロマト、ゲ
ル濾過)7、ヒペリシン
プロツクマンの文献:前掲
アンスロウの文献:前掲
8、ヒペリシン モノカルボキシル酸
トンプソンらの文献: Naturally OccurringQuinon
es、 2nd Ed、 Academic Press、 London、1
971
バンクスらの文献: In5ect Biochetn、 3:139. 19
73
63、 1973
9、ヒペリシンジカルボキシル酸
10、シュードヒペリシン
バンクスらの文献:前掲
11、エモジンアンスロン
ヒドリオシツク酸または塩化第一スズ
によるエモジンの還元によって合成
アンスロウらの文献:前掲
ジャコブセンらの文献: J、 Am、 Chem。
12、エモジン酸アンスロン
ヒドリオシツク酸によるエモジンの還
元によって合成
アンスロウらの文献:前掲
13、プロトヒペリシン
バンクスらの文献:前掲
14、プロトヒペリシンモノヵルボキシル酸パンクスらの文献:前掲
15、プロトヒペリンジカルボキシル酸16、ヒドリキシメチルプロトヒペリシ
ンバンクスらの文献:前掲
17、エモジンビアンスロン
アンスロウらの文献:前掲
18、エモジン酸ビアンスロン
アンスロウらの文献:前掲
19、エモジンビアンスロンジカルボキシル酸
アンスロウらの文献
20、バンクスらの文献:前掲
22.10−ペロキシ−9−アンスロンベッドフォードの文献: J、 Che
m、 5oc23、ベニシリオプシン
バンクスらの文献:前掲
24、ヒペリロージヒドロジアンスロンバンクスらの文献:前掲
25、バンクスらの文献:前掲
(以下、余白)
さらに、下記ノAAB化合物X−XXXII (シリーズD)もまた、ヒペリシ
ンと関連しており、抗ウィルス活性を有すると思われる。
(以下、余白)
シリーズD −化合物XIX−XXXIIシリーズD−化合物X−X I I
1上記化合物の合成はブロックマンの文献(Brockmann、 H,M、、
Progress in Organic Chemistry。
Vol、 I、 Cook、 J、 W、 ed、、 64−82.1952)
に記載されている。
シリーズE −化合物1−7
(′−−)
第3実施例:プロトヒベリシンの抗ウィルス活性ヒペリシン類似体であるプロト
ヒベリシンの抗ウィルス活性は以下のように調べた。
プロトヒペリシンはバンクスらの方法によって、合成した(Aust、 J、
Chew、 29: 1509−1571.1975)。材料はシリカゲル60
(メツシュ0.4−0.6)を用いたクロマトグラフィで精製し、使用直前まで
暗黒下で保存した。
放射線処理白血病ウィルス(RadLV)を常時感染させたB10.T(6R)
細胞(メルエロらの文献: Meruelo et al、 J、 Exp、
Med、 147: 470−487.1978)培養液を4℃、3500r、
p、m、 15分間の遠心にかけて、その上滑(10+al/試験管)を得た。
上清の上273を取り除いて、その一部をヒペリシンまたはプロトヒペリシンの
一定量と、氷上で暗黒下のもとインキュベートした。なぜなら、光に曝されるこ
とによってプロトヒペリンがヒペリシンに変換してしまう。その後、上清を遠心
100,000xgで1時間遠心(TI70ロータ、ベックマンインストロメン
ツ)した。ペレットを別の容器に取り、逆転写酵素活性を下記の通りにして測定
した。
逆転写酵素活性は、下記の成分を含む10m1の容量で行なった。
(以下、余白)
試薬ストック μl試薬/アッセイ 最終濃度/アッセイSol’n At 0
.50M Tris/ECI pH7,81050mMO−6M KCI 60
!ILM
SOνn B= 2.0mM Mn酢酸 10 0.2 mMSol’n C:
40 mM シ゛チオスレイトル 5 2ml−1Triton X−100
(10%l 1 0.1%poly (rA)”(dT)12 (10A26゜
units/nil 4 0.4 A、。unitsdTTP (2X10−’
Ml 10 2XICJ”SM[3B]−TTP (500m1cro C1/
m1121jl S mcxo Cil ファルマシアファインケミカル社より
入手2 ニューイングランドヌクレア社より入手逆転写酵素活性試験は、化合物
の抗ウィルス活性を測定を逆転転写酵素活性の減少によって行なうものである。
この試験の結果は下記の第5表に示した。
第5表では、r CPM Jは「カウント/分」を意味するものである。「平均
値」はそれぞれのグループ内の測定されたCPMの値の平均値である。
第5表
プロトヒペリシンの抗ウイルス活性
添加(μd CPM 平均値 平7.害、あt、;:::::: 2゜9,20
0 +++(rhypericin 」はヒ勺シン、 rprotohiper
icin」はプロトヒ勺シンを添加した場合を示す、)Zoo hyparic
in 1,5022.15B 1.!130 99.0
50 hypericin S、4343.716 4,575 9フ、B
10 hyp@ricin 8,9129.102 9,007 9!5.7
5 hyp@ricin 12,22411.332 11.フッ8 94.4
1 hypericin 4,504
3.690 4,09フ 98.O
O,5hyp@ricia コ、1903.66フ 3,428.5 911.
40−1 hyparicin L66E12.99B 2,333 9!1.
9
0.05 hyparicin 2,882 3,067 98.53.252
Zoo protohyp*ricin 11.alElll、フ44 10,
281 95.1So protohyp@ricin 75J1667.46
6 フ1,641 js、1110 protohyp*ricin 202,
6561611.422 11m5,539 11.35 protohype
rieiI1112,358!2,908 12,633
0トヒペリシンは顕著にRadLVの逆転写酵素物の活性は同様の試験で実施で
きるであろう(以下、4
実施例4:ヒペリシンヘキサアセテートの抗つイヒペリシンヘキサアセテート(
hypericinhexaacetate:HHA)の抗ウィルス活性を下f
;I /l’+ )うにして試験した。
ヒペリシンヒキサアセテートは過剰の4物存在下において酸性触媒(例えば、硫
医つフッ化物)を加熱ヒペリシンに添加するよって合成できよう。選択的に融解
酢酸ナム、ピリジンまたはトリエチルアミンのよ基性触媒を用いることが可能で
ある。また、クマンらの文献(Brockmann、 H,、etal、。
0−2491.1957)を参照せよ。
HHAの抗ウィルス活性は放射白血病ライ常時さらされて感染されたAQR細胞
(パツルエロの文献: Bach & Meruelo、 J、 Exp。
ttio: 270−285.1984)の逆転写酵素活性&(調べることによ
って試験した。この逆転)性試験は上記の実施例3にもとづいて行にこの試験結
果は第6表に示した。
第6表
ヒベシンヘキサアセテートの抗ウィルス活性tldJ:1 (p g) CII
M 平均値 平均且否濃度実施例5: 本発明の組成物によるHIVの阻害本発
明のAAB化合物のヒト免疫不全症候群ウィルス(HIV)に対する活性は、以
下のようにして調べられた。
HIV感染細胞、例えば0KTA+リンパ芽球細胞(すなわちクローンH9(ポ
ポビックらの文献:P。
povic、 M、、 et at、、 5cience 224: 497−
500゜1984) )またはHUT78細胞(ガズダールらの文献:Gaxd
ar、^F et al、 Blood 55: 409.1980)またはM
o1t−78(アメリカンタイプカルチャーコレクション、ロックビル、MDか
らAACCCRL 1582として入手可能)を20%牛脂児血清(フローラボ
ラトリーズ社製; Flow Laboratories、 In(lewoo
d。
C^)含有RPMI−1640培地(ギブコ社製; GIBCOlGrand
Ialand、 New York)で維持した。約4 x 10’細胞ハlと
なるようにして細胞が播種された培地(以下、余白)
を3つ用意し、これらの細胞をポリブレン(Polybrene) (2mg/
ml、 シグマケミカル社製)に曝し、かツ2 X 106 HIV粒子/4x
lO’ 細胞のHIV粒子を細胞に感染させる。そして、実施例1および実施例
2の化合物の存在下または非存在下で培養する。
本発明の化合物の抗ウィルス活性は、サリンらの文献(Sarin、 P、S、
at al、、 J、 Nat、 Cancer 1nst、 78: 66
3−665.1987)に記載されているように、逆転写酵素活性およびHIV
タンパク質(p24およびp17 )の発現をもとにして調べた。
HIVのELKタンパク質p24およびp17の発現、HIV感染または非感染
のHUT−78、Mo1t−4またはH9細胞(2X 105)を、本発明の化
合物(5Bおよび200+sg/ml )に4日間つづけて曝した。それらの細
胞におけるHIVのp24およびp17タンパク質の発現率はHIVのp24お
よびp17タンパク質に対するマウスモノクローン抗体(HIV血清抗体検出試
薬としてデュポン社などから入手可能)を用いた間接免疫蛍光顕微鏡法によって
決定した。HIVのp24およびp17タンパク質産生に関して陽性の細胞は蛍
光標識したヒツジ抗マウスIgG抗体(カペルラボラトリーズ社製; Capp
ell Laboratyoriea、 Cochranville、 PA)
処理によって可視化された。−回の実験において、同じ2つの試料に対して同時
平行して同じ処理を実施し、さらに同様の実験を3回繰り返すことによって、正
確な実験結果を得るように試みた。
逆転写酵素活性の測定
HIVに感染されたHUT−78、Mo1t−4またはH9細胞を、種々の濃度
の上記本発明化合物)に曝した。
処理開始後、4日日に培養液上清を採取し、上記遠心法においてポリエチレング
リコールを利用することによって、ウィルス粒子を沈澱させた。そして、以下の
ようにして逆転写酵素活性を測定した。
ウィルスからなる沈澱物(ペレット)を300μlの緩衝液(50mM)リス−
塩酸(pH7,5) 、5mMジチオスL/イトル、250mMKCl、 0.
25%トリドアに一100含有)に懸濁した。これらの試料における逆転写酵素
活性は、50mM トリス−塩酸(pH7,5) 、5mMジチオスレイトル、
100mMKCl、0.1%トリ トンX−100,10μldTigrAIl
(テンレートプライマーとして) 、10mM Mgclg 、 15 μ+a
ole [’[(コdTTP にニーイングランドヌク2フ社製; New E
ngland Nuclear、 Boston。
MA) 、および10μmのウィルス懸濁液を含む反応混合溶液(50μl)に
よって試料中の逆転写酵素活性を調べた。この反応混合溶液を37℃、1時間の
条件でインキュベーションした後、つづけて50μgの酵母tRNA (シグマ
ケミカル社製; Sigma Chemcal、 St、 Lois、 MO)
を添加した。非放射性標識のトリクロロ酢酸不溶性分画に対する放射活性の取り
込みを調べた。
一回の実験において、同じ2つの試料に対して同時平行して同じ処理を実施し、
さらに同様の実験を3回繰り返すことによって、正確な実験結果を得るように試
みた。
ネコ白血病ウィルス(PaLl/と略す) viremiaに対して陽性のネコ
に、本発四の化合物(上記実施例1および2において示された化合物)をヌクレ
オシド類似体存在下または非存在下において、5−20曹に/kgをに日に2回
投与するようにして種々の間隔時間(intervals time)を設定し
て投与した。
これによってFeLVの血清レベルを追跡し、同様の処置をつづけるか、もしく
はviremia抑制のレベルに達したかどうかを検討した。血清レベルの追跡
期間は実験的な条件等をもとにして決定された。
少なくとも、6t月間の追跡を実施した。
(以下、余白)
実施例7:AAB化合物の化学合成
下記のAAB化合物、WIS−1−WIS−6を以下のようにして合成した。
WIS−1−ヒペリシンージカルボキシル酸この化合物はバンクスらの文献(B
anks、 H−J。
et al、、Au5t、J、Chew、29: 1509−1521.197
6)に記載されている。その化学構造式および合成法について述べる。
(以下、余白)
λ、18;メタノール中での波長吸収ピーク(モル消滅係数(solar ex
tinction coefficent) )。
y (KBr) + 1590.1700300 c+a−’γ8振動数(fr
equency)、cm−’ 。
=ケミカルシフト(chemical 5hift) ppm(parts p
er m1llion)ウィリアム、D、A、ら編集「有機化学におけるスベク
トロスコピイ方法J 40−129ページ、マツフグロウヒル社、ロンドン、1
966年(SpectroaeopicMethods in Organic
Chemistry、 Williams、 D、A。
et al、 (eds) pp、 40−129. McGraw−Hill
Ltd、。
London、 1966)
WIS−2−テトラヒドロキシージベンゾペリレンージ(WIS−2−tetr
ahydroxy−dibenzoperylene−dione )テトラヒ
ドキシ−ジベンゾペリレン−ジオン(Tetrahydroxy−dipenz
op、erylene−dione )この化合物はロードワルドらの文献(R
odewald、 G、 et al、、 AnHew、 Chem、 Int
、 Ed、 16: 46−47、1977)に記載されている。
5【のIJ−ジヒドロキシアンスラキノン(パー水(5gの ポタシウムter
t−ブトキト含む)に溶解し、3gのヒドロキノンで処理する。この処理によっ
て得られた濃赤色の溶液をガラスアンプルに注入し、さらにアルゴンガスでアン
プル内を充満させた後、密閉した。密閉されたガラスアンプルをオイルバス(1
20℃)で20日間にわたる加熱を行なった。加熱処理後、アンプルの内容物を
1%塩酸溶液でpH1にし、ブタノール:エタノール(1:l)溶液で抽出し、
さらに蒸留水で中性となるまで洗浄した後、蒸留乾燥した。′4られた残さはシ
リカゲルカラムクロマトグラフィにかけ、エチルアセテート:ブタノール(10
0:5)混合物で溶出を行なった。その結果、照射(irradiation)
シても変化しない350mgの産物を得ることができた。物理的特性は前掲の
参照文献(ロードワルドらの文献)に記載されたものと同一であった。
(WIS−3−desmethylhypericin )1.3.8−トリヒ
ドロキシアンスラキノンデスメチルヒペリシン
この化合物はすでにカメロンらの文献(Cimer。
n、 D、W、 et al、、 Au5t、 J、 Chew、 29: 1
523−1533、1976)に記載され、その特性が報告されている。
1.3.8−トリヒドロキシアンスラキノン(300mg )水(0,5gのポ
タシウムtert−ブトキト含む)に溶解し、0.3gのヒドロキノンで処理す
る。この処理によって得られた濃赤色の溶液をガラスアンプルに注入し、さらに
アルゴンガスでアンプル内を充満させた後、密閉した。密閉されたガラスアンプ
ルをオイルパス(120℃)で21日間にわたる加熱を行なった。加熱処理後、
アンプルの内容物を1%塩酸溶液でpH1にし、ブタノール:エタノール(l:
1)溶液で抽出し、さらに蒸留水で中性となるまで洗浄した後、蒸留乾燥した。
l!られた浅さはシリカゲルカラムクロマトグラフィにかけ、エチルアセテート
:ブタノール(100:5)混合物で溶出を行なった。その結果、プロトヒへ6
リシン(protohypericin)のデスメチル類似体を50m(得るこ
とがWIS−デスオキソヒペリシンーヘキサアセテートできた。この物質をエチ
ルアセテートい溶解し、可視光で1時間の照射(irradiation)処理
を行なった。溶媒を蒸留乾燥させ、44Bのデスメチルヒペリシンを得た。この
化合物は濃赤色の非結晶個体(amorphous 5olid)であった。
得られた物質の特性:
λ、18(メタノール) : 580 (45,000)。
537 (25,000)、 468 (30,000) nmy −am(K
Br) :3400.1620.1590.15501HNMR: (CD、S
o) 8.48 (d、 J=8H)、 7.15(d、 I=8Hz)、 6
.57(s)EIEIm
(以下、余白)
この化合物はすでにブロックマンらの文献(WIS−desoxohyperi
cin−hexacetate )8.3. 7.44. 7.99 ppm。
US−5−デスオキソヒペリシン
(WIS−5−desoxobypericin)デスオキソヒペリシンーヘキ
サーアセテートデスオキソヒベリシン
これは今までの文献には記載されていない新しい化合物で、デスオキソイヒベリ
シンーへキサアセテート(WIS−4)の加水分解によって合成される。
20mgおデスオキソヒベリシンヘキサアセテート(上記方法によって合成)を
8mlのエタノール(20mgの水酸化ナトリウムを含む)に溶解した。この溶
液を室温に24時間放置した。この時間内で、溶液中に含まれる酢酸基は加水分
解されてデスオキシヒベリシン(deaoxyhypericin)のナトリウ
ム塩が生じた。この物質は溶液から単離されなかった。なぜなら、自然に、また
は酢酸のpHで容易に分解されてしまうからである。
得られた物質の特性:
UV (エタノール、pH10) : λwax )800.755.433
nm。
(以下、余白)
実施例8: 生物学的活性
上記合成法によって合成されたAAB化合物の抗ウィルス活性について調べた。
上記実施例1において実施された方法と技術とによってフレンドウィルス誘導膵
臓腫(Friend Virua−induced splenowe(aly
)に対するWIS−2、W(S−3、WIS−4、wts−sおよびWIS−6
の生物学的効果について調べた。この結果(1グループあたり、3匹のマウスを
それぞれ異なる濃度の活性組成物で処理して調べた。また、対象群の場合は、1
グループあたり、2匹とした)は、第7表に示した。
(以下、余白)
第7表
0−1947 0.1754 ++
Pus 負の対象群 。0.46゜
第8表
負の対象群 829・640 816・568803.496
賀l5−2 (5) 4.278 3,922 9L53.566
川S−4(21236,374237,36570,9238,356
’h1MS−4(1) 179,312 180,180 77.91B1,0
48
WXS−4(0,5) 196,740 20B、119 74.5219.4
9B
%41S−4(0,1) Zoo、504 L44,512 B2.31811
.520
WIS−4(0,05) 156,830 164,212 79.91?1,
594
第8表に示された上記試験結果から、試験されたすべての化合物が放射線白血病
ウィルスの逆転写酵素活性に対する阻害効果を示すことがわかった。化合物WI
S−2およびwrs−sは試験された化合物のなかでもっとも高い抗ウィルス活
性が示された。
(以下、余白)
実施例1O:
抗ウィルス活性に必要なヒペリシンの構造的特徴を調べるために、ヒベリシンの
多くの類似体と前駆体とに関して、生体内および試験管内の実験系によって調べ
た。
実施した試験は、以下の(1)ないしく3)である。
(1)上記実施例3と同様の方法による試験管内でのレトロウィルス不活性化試
験。
(2)メルエロらの文献(Proc、 Natl、 Aad、 Sci。
USA 85: 5230−5234.1988)とラヴイらの文献(Proc
、 Natl、 Aad、 Sci、 USA aa: 5963−5967、
1989)とにもとづいた試験管内ウィルス(virusbudd ing )
出芽阻害実験、すなわち組織培養において、ウィルス産生細胞を種々の濃度の化
合物とともに30分、37℃でインキュベーションし、つづいて30分経過後、
この、J胞を牛胎児血清、成長因子、および抗生物質を含むダルベツコ修飾イー
グル培地(Dulbecco’s Modified Eagle Mediu
m; DM■)で3回の洗浄処理を施し、さらにこの培地で24から48時間培
養したの後、細胞を収集し、培養液上清中に含まれる逆転写酵素活性について上
記実施例3にもとづいて調べること。
(3)試験管内でのフレンドウィルス誘導膵臓腫(Friend Virus−
induced mpleno+aegaly)に対する阻害効果(化合物を感
染後に1−2時間間隔で投与すること以外は、実施例1と同じ)。
これらの化合物の合成および(または)単離に関しては上記した。
これらの試験の結果は、下記の第9表に示した。
(以下、余白)
第9表
ヒペリシン0.06 0.2 0.12ヒペリシン→ジカルボン酸 > ioo
−(WIS−1)
ヒペリシン逼ツアセテート 0.85 − −(WIS−6)
ヒペリシンー\キサアセテート12.90 >199デスメチルヒペリシン 0
.07 2 1?7信l5−3)
デスオキソヒペリシン > 21 > 316値l5−5)
デスオキソヒペリシン 6.90 > 242ヒドロキシメチノド > 41
145アンスラキノン
アンスラキノン > 51 267
ビアンスロン > 26 > 100 98上記第9表に示された結果は、EC
,。濃度で示されている。すななち、 EC,。濃度とはマイクロモル濃度での
ウィルス50%阻害を誘発する有効量である。
上記第9表に示された結果から明らかなように、類似体間で有効量が異なる。ヒ
ペリシン、シュードヒペリシンおよびデスメチルヒペリシンのみが複数の試験に
おいて高活性を示した。また、ヒペリシンからカルボニル基を取り除いたもの(
すなわち、デスオキソヒペリシン)では、試験管内逆転写酵素活性阻害効果に関
して顕著な減少が認められた。
この活性の減少は、ヒペリシンのへキサアセテート誘導体とデスオキソヘキサア
セテート誘導体とを比較した場合においても明らかである。これらの知見から、
キノン構造(特に、ナフトジアンスロン(naphthodianthrone
)骨格上にある場合)が芳香族多環状ジオン(dione)の抗ウィルス活性
に重要であることが示唆される。 さらに、メチル側鎖をカルボキシル基、アセ
トキシ基、またはヒドロキシ基のようなより極性の高い基によって置換すること
によってヒペリンジカルボン酸と1、ヒペリシンのジおよびヘキサアセテート誘
導体とにおいて観察された抗ウィルス活性を減少させることができる。
(以下、余白)
国際調査報告
リミテッド
合衆国 ニューヨーク ニューヨーク イースト 15ス
Claims (12)
- 1.ウィルスに感染した哺乳動物の処置(治療)のための方法であって、該方法 は式(I):(I)▲数式、化学式、表等があります▼(式中、nは1または2 である;A,B,C,D,E,G,H,I,Jはそれぞれ水素、ヒドロキシ、低 級アルキル(C1−C4)、アリル、アリルアルキル、アリルアミノ、低級アル ケン、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、カルボキシ、アシル(アロ マテイックまたはアリファテイック)、アミノ、アシルオキシ、アルコキシカル ボヒル、アリルオキシカルボニル(それぞれのものは置換、または未置換される )、そして二量体形成結合からなる群から選択されるものである;BとGは(a )酸素が付加される炭素環にケト基を形成する酸素;(b)2つの水素原子;( c)一つの水素原子と一つのべルオロキシ基;(d)アリル;(e)シアノアル ケニル;(h)アリルアルケニル;(i)低級アルキル;(j)アルケニル;( k)アシル;それぞれのものは置換または未置換される;そして(1)二量体ま たは単量体形成結合からなる群から選択されるものである;AとB、BとC、A とJ、CとD、DとE、EとF、FとG、GとH、HとI、IとJの組み合わせ のうち一つまたそれ以上は、5ないし7個の炭素原子を有するアロマテイック、 アリサイクリックまたヘテロサイクリック環を形成するために結合しており、前 記環は付加的にさらに置換される;前記式において三つの環は飽和可能なA、B 、C、H、G、Fに隣接した環炭素原子の一つまたはそれ以上を形成する特定の 結合を除くアロマテイックである;n=2のとき、少なくともH、G、Fのうち の一つ、または少なくともA、B、Cの一つは結合および(i)DとE(ii) JとIのどちらかあるいは両方が付加的に炭素原子に隣接した5ないし7個の原 子を有するアロマテイックまたはアリサイクリックまたはヘテロサイクリック環 を形成する) によって表わされる化合物からなる群から選択される化合物の前記治療に必要な 有効量を前記哺乳動物に投与することを特徴とするウィルス感染に対する処置方 法およびそのための組成物。
- 2.請求の範囲第1項記載の方法において、前記化合物は非経口的に投与される ことを特徴とするウィルス感染に対する処置方法およびそのための組成物。
- 3.請求の範囲第1項記載の方法において、前記化合物は経口的に投与されるこ とを特徴とするウィルス感染に対する処置方法およびそのための組成物。
- 4.請求の範囲第1項記載の方法において、前記ウィルスはヒト免疫不全ウィル スであることを特徴とするウィルス感染に対する処置方法およびそのための組成 物。
- 5.請求の範囲第1項記載の方法において、前記化合物とともにヌクレオシド類 似体の有効量の投与を含むことを特徴とするウィルス感染に対する処置方法およ びそのための組成物。
- 6.請求の範囲第6項記載の方法において、前記ヌクレオシド類似体はアジドチ ミジンであることを特徴とするウィルス感染に対する処置方法およびそのための 組成物。
- 7.ウィルスに感染した哺乳動物を処置するための薬剤学的処方であって、該処 方は式(I):(I)▲数式、化学式、表等があります▼(式中、nは1または 2である;A,B,C,D,E,G,H,I,Jはそれぞれ水素、ヒドロキシ、 低級アルキル(C1−C4)、アリル、アリルアルキル、アリルアミノ、低級ア ルケン、アルコキシ、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、カルボキシ、アシル(ア ロマテイックまたはアリファテイック)、アミノ、アシルオキシ、アルコキシカ ルボヒル、アリルオキシカルボニル(それぞれのものは置換、または未置換され る)、そして二量体形成結合からなる群から選択されるものである;BとGは( a)酸素が付加される炭素環にケト基を形成する酸素;(b)2つの水素原子; (c)一つの水素原子と一つのべルオロキシ基;(d)アリル;(e)シアノア ルケニル;(h)アリルアルケニル;(i)低級アルキル;(j)アルケニル; (k)アシル;それぞれのものは置換または未置換される;そして(1)二量体 または単量体形成結合からなる群から選択されるものである;AとB、BとC、 AとJ、CとD、DとE、EとF、FとG、GとH、HとI、IとJの組み合わ せのうち一つまたそれ以上は、5ないし7個の炭素原子を有するアロマテイック 、アリサイクリックまたヘテロサイクリック環を形成するために結合しており、 前記環は付加的にさらに置換される;前記式において三つの環は飽和可能なA、 B、C、H、G、Fに隣接した環炭素原子の一つまたはそれ以上を形成する特定 の結合を除くアロマテイックである;n=2のとき、少なくともH、G、Fのう ちの一つ、または少なくともA、B、Cの一つは結合および(i)DとE(ii )JとIのどちらかあるいは両方が付加的に炭素原子に隣接した5ないし7個の 原子を有するアロマテイックまたはアリサイクリックまたはヘテロサイクリック 環を形成する;) によって表わされる化合物からなる群から選択される化合物の有効量と、 前記式(I)の化合物の異性体、同族体、類似体、誘導体および塩含むこおよび それらの混合物と、 薬剤学的に許容される担体または希釈体とを含むことを特徴とするウィルスに感 染した哺乳動物を処置するための薬剤学的処方。
- 8.請求の範囲第7項記載の薬剤学的処方において、該処方は非経口的投与量の 形態を含むことを特徴とするウィルスに感染した哺乳動物を処置するための薬剤 学的処方。
- 9.請求の範囲第7項記載の薬剤学的処方において、該処方は経口的投与量の形 態を含むことを特徴とするウィルスに感染した哺乳動物を処置するための薬剤学 的処方。
- 10.請求の範囲第7項記載の薬剤学的処方において、該処方はヌクレオシド類 似体の有効量を含むことを特徴とするウィルスに感染した哺乳動物を処置するた めの薬剤学的処方。
- 11.請求の範囲第10項記載の薬剤学的処方において、前記ヌクレオシド類似 体はアジドチジンであることを特徴とするウィルスに感染した哺乳動物を処置す るための薬剤学的処方。
- 12.デキソキソヒペリシンを含むことを特徴とするウィルス感染に対する処置 のための組成物。
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| US41716389A | 1989-10-04 | 1989-10-04 | |
| US417,163 | 1989-10-04 | ||
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| US488,518 | 1990-02-27 | ||
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Publications (1)
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