JPH04506338A - グリコシド混合物からの水混和性物質除去方法 - Google Patents

グリコシド混合物からの水混和性物質除去方法

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JPH04506338A JP2501027A JP50102790A JPH04506338A JP H04506338 A JPH04506338 A JP H04506338A JP 2501027 A JP2501027 A JP 2501027A JP 50102790 A JP50102790 A JP 50102790A JP H04506338 A JPH04506338 A JP H04506338A
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【発明の詳細な説明】 グリコシド混合物からの水混和性物質除去方法発明の背景 本発明は、一般的に、不必要な多糖類および他の親水性成分をそれらを含む疎水 性組成物から除去する方法、特に、グリコシド界面活性剤7/疎水性アルコール または他の疎水性溶媒組成物からまたは多糖類含有混合疎水性アルコール/グリ コシド界面活性剤組成物から除去する方法に関する。一つの態様において、本発 明は、所望のグリコシド界面活性剤生成物から疎水性アルコールを蒸発により分 離する前に、粗多糖類含有疎水性アルコール/グリコシド界面活性剤反応生成物 混合物に上述の多糖類除去技術を適用するグリコシド界面活性剤の製造方法を含 む。
この方法によれば、その疎水性アグリコン置換基に少なくとも平均9個の炭素原 子を含み、平均重合度(D、 P、 )が少なくとも1,2であり、不必要な多 糖類成分を実質的に含まず(すなわち、グリコシド界面活性剤合計重量基準で0 .5重量%以下しか含まず)、重合度が10またはそれ以上である成分またはポ リグリコシド種を5重量%以下(好ましくは1重量%以下)含む新規グリコシド 界面活性剤組成物が得られる。この方法は、特定の用途のための精製物質を製造 するためにアルキルポリグリコシド生成物を精製するのに有用である。
長鎖アルキルモノグリコシドおよび長鎖アルキルポリグリコシド並びにそれらの 混合物(以下、包括的に「グリコシド界面活性剤」と言う。)は既知の物質であ り、界面活性の性質を有することが知られており、広範囲の家庭内および工業的 用途に有用であることが知られている。さらに、酸触媒の存在下、高温で長鎖ア ルコールをサツカリド反応体(例えば、単糖類または**類に加水分解すること のできる物質)と反応させることによりグリコシド界面活性剤を製造し得ること も知られている。
アルキルグリコシド組成物を製造する方法が米国特許第3,219、656号、 同第3.547.828号、同第3.598.865号、同第3,707,53 5号、同第3.772,269号、同第3,839.318号、同第4.349 .669号、同第4,393,203号、同第4.472.170号、同第4. 510.306号、同第4,597.770号、同第4.704.453号、同 第4,713.447号、ヨーロッパ特許出願0092355、同oo9e9t 7および同0132043に開示されている。
上述の糖類反応体/長鎖アルコールの酸触媒反応プロセスにおいて、通常、化学 量論的に実質的過剰の長鎖アルコール反応体が用いられる。最初に製造した(す なわち、分離、分留または精製操作を介在させることな()得られた反応生成物 混合物は、典型的に、実質量の残留未反応長鎖アルコール、モル%基準で主要量 のグリコシド分子種としての長鎖アルコールのモノグリコシド、次第に減少して いるモル%または割合の種々の高重合度の長鎖アルコールポリグリコシド種、実 質量であるが種々の量の化学的に結合している(すなわち共有結合している)長 鎖アルコール分子を有さない多糖類副生物、並びに、触媒および加工助剤等の種 々の物質を含む。
種々の従来技術によれば、真空蒸留、有機溶媒(例えばアセトン)抽出または分 留、および薄膜(または塗布膜)蒸留のような種々の技特表平4−506338  (4) 術により上記反応混合物から残留未反応長鎖アルコールを除去することが一般的 に行われている。
長鎖(脂肪)アルコールを、蒸留または蒸発法のうちの一つにより反応混合物か ら除去した場合、多糖類副生物および他の揮発性の低い物質がアルキルグリコシ ド生成物中に残る。 。
長鎖(または「脂肪」)アルコール含有反応混合物中に上記多糖類副生物および 他の不純物が存在すると、許容できない特性(例えば高粘度)の発生、暗色不溶 性粒状物質の生成及び/又は塗布膜型または薄膜型蒸発器を用いた反応混合物か らの未反応脂肪アルコールの蒸発除去中の熱伝導表面の汚れ発生が起こり得る。
さらに、ある用途では、非アルキルグリコシド物質含量の少ないアルキルグリコ シド界面活性剤生成物が必要である。本発明の方法は、アルキルグリコシド界面 活性剤生成物中の特定の非アルキルグリコシド親水性または水混和性成分の濃度 を低下させるために用いることができる。
上記問題は、前記多糖類副生物および他の親水性勧賞を、最初に水不混和性溶媒 溶液中の生成物または反応混合物を水に接触させることにより、アルキルグリコ シド界面活性剤または上記長鎖アルコール含有疎水性反応混合物から抽出し、そ の後、得られた水相を水不混和性溶媒相から分離する方法により実質的に除去し 得ることも発見された。
すなわち、本発明は、一つの要旨において、長鎖疎水性アルコール及び/又はグ リコシド界面活性物質と混合して多糖類物質を含む疎水性物質から不必要な多糖 類物質を除去するための水性接触方法である。この方法は、分離した水相の形成 に充分な量の水と疎水性組成物とを、(分離した多糖類富含水相の形成のために )疎水性組成物から多糖類物質の少なくとも一部を抽出するのに充分な時間密接 に接触させ、その後、得られた多糖類富含水性組成物を疎水性組成物から除去す ることを含んでなる。本発明は、水不混和性溶媒相から多糖類副生物の実質量を 好ましく除去する。
本発明のもう一つの要旨において、長鎖アルキルグリコシド、ポリグリコシドま たはグリコシド界面活性剤組成物を水不混和性溶媒に溶解し、水と接触させてア ルキルグリコシドまたはアルキルポリグリコシド生成物中の水不混和性物質を抽 出する。水は、分離した水相の形成に少なくとも充分である量で存在する。水不 混和性溶媒は、グリコシド界面活性剤のアグリコン部分が誘導されるアルコール であり得る。
本発明のもう一つの態様において、グリコシド界面活性剤の水溶液を、水と不混 和性のグリコシド界面活性剤用溶媒に接触させ、グリコシド界面活性剤を水不混 和性溶媒に分配する。親水性不純物が水相中に残る。
もう一つの要旨において、本発明は、 (a)酸触媒の存在下、長鎖疎水性アルコールと糖類反応体とを高温で反応させ て、未反応長鎖疎水性アルコール、グリコシド界面活性剤および多糖類副生物を 含む疎水性反応生成物混合物を製造し、(b)中和された反応生成物混合物と水 とを、反応生成物混合物100重量部に対して約1〜約50重量部の水の量とし て、多糖類副生物の少なくとも一部を反応生成物混合物から水中に抽出するのに 充分な時間、接触させることにより反応生成物混合物を処理し、その後、分離し た多糖類含有水相および精製疎水性反応生成物相を形威し、 (c)精製疎水性反応生成物相から多糖類含有水相を分離し、および (d)その後、精製疎水性反応生成物相から実質的に全ての未反応疎水性アルコ ールを除去する 工程を含んでなるグリコシド界面活性剤の製造方法に関する。
本発明の方法は、実質的に親水性多糖類成分および他の親水性不純物を含まない (または少なくとも実質的に低下した量で含む)長鎖疎水性アルコール系組成物 を得る方法を提供する。さらに、本発明は、塗布膜型蒸発器により満足ゆくよう に加工することができ、それにより、グリコシド界面活性剤から疎水性アルコー ルが分離されてさもなければ有する粘度より比較的低い粘度を有する溶融物が提 供され、不溶性粒子の存在及び/又は形成は避けられ、蒸発プロセス中の蒸発器 の熱伝導表面の汚れ(または炭化)が避けられる、グリコシド界面活性剤/長鎖 疎水性アルコール溶液を得るための手段も提供する。
上記プロセスは、使用するのに特に遍しており、特に、平均9flまたはそれ以 上(特に10個、11個またはそれ以上)の炭素原子を有する疎水性アルコール 及び/又は平均9個またはそれ以上(特に10個、11個またはそれ以上)の炭 素原子をそのアグリコン部分に有するグリコシド界面活性剤と共に用いると効果 的である。そのように使用した場合、このプロセスは、疎水性アグリコン置換基 に少なくとも平均9個(好ましくは少なくとも平均10mまたは11個)の炭素 原子を含み、平均重合度が少な(とも1.2であり、グリコシド界面活性剤合計 重量基準で0.5重量%以下(好ましくは、0゜25重量%以下、より好ましく は0.1重量%以下、最も好ましくは0.01重量%以下)の親水性多糖類成分 および5重量%以下(好ましくは1重量%以下)の重合度が10またはそれ以上 であるポリグリコシド種を含む、新規グリコシド界面活性剤組成物を提供する。
適切に調製することのできる及び/又はその長鎖疎水性アルコール溶液を本発明 により適当に処理または精製することのできるグリコシド界面活性剤は、 式: RO(R’O)、(Z)、 (A)〔式中、疎水性アグリコン置換基Rは 炭g原子を8〜30個(好ましくは10〜24個、より好ましくは10〜18個 )含む一価有機基(例えば、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルケニル、ヒド ロキシアルケニル、7アリール、アルキルアリール、ヒドロキシアルキルアリー ル、アリールアルキル、アルケニルアリール、アリールアルキル等のような一価 飽和脂肪族、不飽和脂肪族または芳香族基)、Oは酸素原子、R1は炭素原子を 2〜4個含む二%炭化水素基(好ましくは、−R1(1−基はエチレンオキシド 、プロピレンオキシド、またはそれらのランダムもし7くはブロック組み合わせ )、yは平均値がO〜12である数(好ましくはyはO)、2は炭素原子を5ま たは6個含む還元塘類(例えば、グルコース、フルクトース、マンノース、ガラ クトース、グロース、グロース、アロース、アルドース、イドース、アラビノー ス、キシロース、リフソースおよびリポース)から誘導された基(すなわちグリ コジル基)、およびXは平均重合度り、 P、を表し、平均値が1〜5(好まし くは1〜3)の数である。〕で示される化合物を含む。
特に好ましいグリコシド界面活性剤は、グリコジル基Zがアラビノース、キシロ ース、グルコース、マンノース、ガラクトースまたはそれらの混合物(特にグル コース)から誘導された基、アグリコン基Rが炭素原子を約10〜約18個(特 に約12〜約18個)含む一価脂肪族基、およびXの平均値が約1,1〜25( 特にl、2〜1゜8)である化合物を包含する。
この処理または精製方法は、比較的より疎水性のグリコシド界面活性物質(例え ば、疎水性アグリコン基Rが少なくとも11個または12個の炭素原子を含み、 平均重合度Xが約1.5またはそれ以下であるもの)と組み合わせた(すなわち 、それらに実施した)場合およびそのように処理すべきグリコシド界面活性物質 がグリコシド界面活性剤固体を比較的少量含む疎水性アルコール溶液(例えば、 グリコシド界面活性物質が、疎水性アルコール溶液の約5〜約40゜好ましくは 約5〜約35、より好ましくは約5〜約30重量%を占める溶液)として存在す る場合、特に効率的かつ効果的である。実際、上記処理または精製方法を、比較 的低い疎水性のグリコシド界面活性剤と組み合わせて及び/又はより濃度の高い (すなわち、グリコシド界面活性剤固体をより多量に含む)グリコシド界面活性 剤と組み合わせて好適に用いることができるが、これは、通常、グリコシド界面 活性剤の得られる分離水相への損失(すなわち分配または溶解)がやや増加して いることを伴うまたは特徴とする点であまり望ましくない。
本発明により調製することのできる新規グリコシド界面活性剤組成物は、疎水性 アグリコン置換基Rが少なくとも平均9個(好ましくは少なくとも10個または 11個)の炭素原子を含み、平均重合度(すなわちXの平均値)が少な(とも1 .2であり、グリコシド界面活性剤合計重量基準で0.5重量%以下(好ましく は0.25重量%以下、より好ましくは0.1重量%以下、最も好ましくは0. 01重量%以下)の親水性多糖類成分および5重量%以下(好ましくは2特表千 4−506338 (6) 重量%以下、より好ましくは1重量%以下)のポリグリコシド種〔重合度(すな わち個々の分子のXの値)が10またはそれ以上である以外は式(A)に相当す る化合物〕を含む物質である。概して、上記グリコシド界面活性剤成分(A)は 上記組成物の主要重量割合(すなわち50%以上)を占め、多くの場合、成分( A)は該組成物の少なくとも90重量%(より好ましくは少なくとも約93重量 %、最も好ましくは少なくとも約95重量%)を占める。
本発明の更なる要旨において、親水性不純物を含む上述の長鎖アルキルグリコシ ド界面活性剤生成物(アルキル基が少な(とも8個の炭素原子を含む)は、充分 な量の水の存在下に、水不混和性溶媒またはアルキルグリコシド界面活性剤用疎 水性溶媒中に溶解または抽出して、分離相、水不混和性溶媒相から分離された水 相および水不混和性または疎水性溶媒から回収されたアルキルグリコシド界面活 性剤を形成することができる。
水不混和性溶媒は、アグリコン基が形成される同じ疎水性アルコールまたは興な る疎水性アルコールもしくはトルエン、キシレン、ジ−n−ブチルエーテルおよ びパークロロエチレン等の溶媒でありでよい。混合物を水と接触させた後にアル キルグリコシド組成物から容易に分離できるように、水不混和性溶媒が低沸点を 有することが好ましい。
分離された水相は、水溶性または親水性不純物(例えば触媒塩)およびある種の 溶解したアルキルグリコシド物質を含む。アルキルグリコシド物質は、主に、重 合度すなわち上記式中のXの値が高いアルキルグリコシド物質である。
上記グリコシド界面活性剤を調製するこのできる長鎖疎水性アルコールは、好ま しくは、8〜30個(好ましくは10〜24個、より好ましくは10〜18個、 最も好ましくは12〜18個)の炭素原子を含むm個脂肪族アルコールである。
上記グリコシド界面活性剤の調製のために用いることのできる糖類反応体は、例 えばグルコース、ガラクトース、マンノース、キシロース、アラビノースおよび フルクトース等のような5〜6個の炭素原子を含む還元単糖類物質、および、加 水分解により、低級アルキルグリコシド(例えば、メチルグリコシド、エチルグ リコシド、プロピルグリコシド、ブチルグリコシド等)のような単糖類、オリゴ 糖[(例えば、スクロース、マルトース、マルトトリオース、ラクトース、キシ ロビオース、メリビオース、セロビオース、ラフィノース、スタチオース等)お よび澱粉のような多糖類を形成する物質を包含する。そのような糖類反応体は乾 燥(例えば無水)状態で用いることができ、所望により、その水溶液として用い ることができる。
グリコシド界面活性剤を形成するための疎水性アルコール反応体と糖類反応体と の反応は、典型的に、酸触媒の存在下に高温で行われる。概して、この反応は、 好ましくは約80〜約160℃の温度で行われ、より好ましくは約90〜約12 0℃の温度で行われる。
ここで好適に用いられる酸触媒は、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸および次亜燐酸等の ような強鉱酸、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタ ンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等のようなモノもしくはポリアルキ ル化アリールモノもしくはポリスルホン酸のような有機酸、および巨大網目状ス ルホン酸イオン交換樹脂、パーフルオロスルホン酸樹脂等の巨大網目状酸性イオ ン交換樹脂を含む。そのような酸性触媒は、典型的に、使用する糖類1モル当た り0.0005〜0.03モル(好ましくは0.002〜0.015モル)の量 で用いられる。
本発明による糖類反応体とアルコール反応体との反応は、アルコールの分子が単 糖類の分子と反応する各々の場合に水分子が放出または発生する縮合反応である 。そのような反応は可逆性であるので、典型的に、平衡を望ましいグリコンド生 成物に移動させるために反応中に反応混合物から水を除去することが望ましい。
反応は、通常、水の除去を容易にする圧力で、同時に所望の反応温度を維持しな がら行われる。概して、反応は、1〜100mmHg(好ましくは10〜5Qa v+HgX絶対圧)の圧力で有利に行われる。
典型的に、上述の反応プロセスは、1〜20時間(好ましくは2〜10時間)行 われる。
反応プロセス中に発生した望ましくない多糖類副生物の量は、例特表平4−50 6338 (7) えば使用するアルコールおよび糖類反応体の性質または種類および純度、使用す るために選択された触媒および用いる反応条件、進行中の反応の制御および実施 中になされた注意の程度、製造すべきグリコシド界面活性剤生成物の平均重合度 (D、 P、XすなわちrxJの平均値)等のような種々の因子に大きく依存す る。しかしながら、概して、発生した望ましくない多糖類副生物の量が製造すべ きグリコシド界面活性剤生成物平均り、P、(すなわち平均rxJ値)の上昇と 共に次第に増加することに注目することができる。中程度のり。
P、シか有さないグリコシド界面活性剤を製造するために比較的純粋な反応体お よび注意深く選択された触媒を用いて良好に実施し、注意深く制御した反応の場 合でも、多糖類副生物の量は、通常、下記のようにり、 P、の関数として変化 することが予想され得る:発生した多糖類副生物の量 平均り、P、 (重量%、グリコシド界面活性剤重量基準)1.1 少なくとも 約0.6% 1.2 少なくとも約1.2% 1.3 少なくとも約1.8% 1.4 少なくとも約2.4% 1.5 少なくとも約3.0% 1.6 少なくとも約3.6% 反応終了時に、酸触媒を中和、または(例えば不溶性酸性イオン交換樹脂の場合 は遠心分離または濾過により)反応混合物から除去することができる。あるいは 触媒が実質的に水溶性物質の場足、以下に記載する水性抽出プロセス中、次の除 去のために(すなわち望ましくない多糖類副生物と共に)非中和状態で残すこと ができる。
この後者の場合、抽出/分離操作は、好ましくは、加水分解的逆反応を最少にす るために比較的低温および短時間の条件下に行われる。
既述したように、本発明の重要な特徴は、水性接触手順により疎水性組成物(例 えば、長鎖疎水性アルコール組成物、上記糖類反応体/疎水性アルコール反応プ ロセスの粗反応生成物のような混合長鎖疎水性アルコール/グリコシド界面活性 剤組成物、およびグリコシド界面活性剤組成物の溶液等)から望ましくない多糖 類物質を除去することに存する。
本発明の方法によれば、分離した明瞭な水溶液相を形成するために、疎水性組成 物から不必要な多糖類物質の少なくとも実質量を抽出するのに充分な量の水と、 疎水性組成物を充分な時間接触させ(好ましくは繰り返して接触させ)、得られ た水溶液相をその後、疎水性組成物から分離する。
当然、前述の手順において用いられる水の量は、疎水性組成物から所望の量また は割合の水溶性物質を除去するのに充分であるように制御または調節され、いか なる場合も、疎水性組成物の水性飽和点を越え分離した水相を形成するのに充分 でなくてはならない。典型的には、用いられる水の量は、疎水性組成物100部 に対して水約1〜約50(好ましくは約2〜約40、より好ましくは約2〜約3 0)重量部である。
本発明の好ましい態様において、水性接触手順は、第1の水性接触工程において 10〜40(好ましくは20〜30)重量部の水が多糖類含有疎水性組成物10 0重量部に対して用いられ、第2の水性接触工程において5〜25(好ましくは 10〜20)重量部の水が疎水性組成物100重量部に対して用いられる多段( 特に2または3段)プロセスとして実施される。別の方法として、遠心分離向流 抽出/分離技術を用いることができる。
上記水性接触操作が行われる温度および圧力条件は特に重要でないが、典型的に 、接触は25〜120(好ましくは45〜90)℃の温度および600〜100 0(好ましくは700〜900)mmHg(絶対圧)の圧力で行われる。
水性接触/分離操作が行われる時間は、特に重要でないが、典型的には1〜18 (好ましくは2〜8)時間である。遠心分離向流法の場合、秒単位で充分である ことがわかった。
上述の接触プロセスに続いて疎水性組成物から水相を分離する工程は、例えば、 二つの相を上層および下層に分離し、その後一方の層を他方の層から(例えば傾 瀉、一方の層の排出等により)分離する、または遠心分離を用いるような、あら ゆる都合の良い一般的な方法により実施することもできる。しかしながら、一つ の特に好ましい態様において、抽出および分離工程は向流遠心分離を用いて連続 的(または半連続的)に行う。
前記プロセスにより好適に処理することのできる多糖類含有疎水性組成物は、例 えば長鎖疎水性アルコール、比較的水不溶性のグリコシド界面活性剤、疎水性ア ルコール/グリコシド界面活性財溶液および水不混和性溶媒溶液等の疎水性物質 に分散または溶解した水溶性多糖類成分を有するような任意の組成物を含む。
本発明により好適に処理される疎水性組成物は、特に、組成物合計重量基準で( a)95〜50(好ましくは90〜60)重量部の長鎖疎水性アルコールまたは 水不混和性溶媒、(b)4〜45(好ましくは8〜35)重量部のグリコシド界 面活性剤、および(c) 0゜5〜10(しばしば1.0〜8)重量部の上記多 糖類物質を含んでなる組成物を包含する。
既述したように、本発明の方法は、目的の疎水性組成物中に最初に含まれている 多糖類物質の実買量の除去に特に効果的である。すなわち、例えば、疎水性組成 物が最初に合計重量基準で約1〜約10重量%の多糖類物質を含んでいる場合、 多糖類含量は該抽出プロセスに従って合計重量基準で1重量%以下(好ましくは 0.3重量%以下、より好ましくは0,1重量%以下)の値に容易に低下させる ことができる。
上述のプロセス中、疎水性組成物が処理される、またはグリコシド界面活性剤の 水不混和性溶媒溶液が少量の、典型的には微量の水で自然に飽和される。所定の 例において疎水性または水不混和性組成物に吸収された水の正確な定量的量は、 含まれる特定の組成物の性質、種類、疎水性の程度および温度等に依存し、吸収 された水の量は、典型的には抽出された疎水性組成物の約25重量%以下(より 典型的には約151i量%以下)である。水不混和性溶媒およびプロセスの温度 は吸収される水の量を最少にするように選ぶべきである。
所望により、少量の水を抽出疎水性組成物中に残すことができ、(水の除去が必 要な場合は)薄膜型抽出器における蒸発により容易かつ都合良く除去することも できる。水除去の目的のための薄膜型蒸発器の操作条件は、典型的に、約50〜 約250℃(好ましくは約130〜約220°C)の温度および約100〜約1 000(好ましくは約200〜約760 )mmHg(絶対圧)の圧力を含む。
水除去プロセス中の泡の形成を避けるために、比較的高温で操作することが好ま しい。
上記疎水性組成物が、グリコシド界面活性剤の(例えば、グリコシド界面活性剤 調製プロセスから得られた反応生成物のような)長鎖疎水性アルコール溶液を含 んでなるものである場合、グリコシド界面活性剤から長鎖疎水性アルールを分離 することが望ましいことが多い。分離は、薄膜型蒸発器を用いて、典型的に約1 30〜300℃(好ましくは約150〜約250℃)の操作温度および約0.1 〜約30(好ましくは約1〜約15 )mmHg(絶対圧)の圧力で都合良く行 うことができる。
上述したように、この方法により、装置の熱伝導表面に許容できない汚れまたは 炭化が生じることなく、蒸発手順中に不溶性粒子が形成されることなく、アルコ ールから界面活性剤を分離するために薄膜型蒸発器により処理することのできる グリコシド界面活性剤/長鎖疎水性アルコール溶液が得られることは実際、本発 明の利益および利点である。
当然、本発明により製造されたグリコシド界面活性剤生成物は、任意の広範囲の 家庭用、工業用、化粧用および農業用に適当に用いることができ、生成された生 成物のグリコシド界面活性剤は有用であって応用できることが既に知られている 。典型的に、グリコシド界面活性剤は、水溶液合計重量基準で約30〜約70重 量%(好ましくは約40〜約60重量%)のグリコシド界面活性剤を含む高濃度 水溶液として製造および販売される。
本発明を、下記実施例を用いてより詳細に説明する。特記しない限り、全ての部 および%は重量基準であり、全ての温度は℃で表す。
実施例1 無水デキストロースとC1!、cpsおよびCI4アルコール混合物とを、デキ ストロース:アルコール重量比を約に6とし、温度約105℃で、約1モル%( デキストロース基準)のパラトルエンスルホン酸触媒の存在下、約8時間反応さ せることにより、下記表Aに示す組成を有する01□−1,アルコール混合物中 にCI2〜I、アルキルグリコシド(平均重合度り、P約1.4)を含む溶液を 調製し、反応に続いて水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH約7に中和した。得 られた反応混合物100重量部を、60℃の温度で735mmHHの圧力下に撹 拌し、撹拌反応混合物に水2重量部を添加した。次に、得られた水含有混合物の 温度を105℃へ昇温させ、その温度に30分間維持すると、その間に反応混合 物中に固体物質が形成した。固体物質を濾過により混合物から除去し、分析する と、表AのC欄に示す組成を有することがわかった。濾液も分析すると、表Aの B欄に示す組成を有することがわかった。
得られた濾液を105℃の温度および735mmHgの圧力下に撹拌し、圧力を 40分かけて3QmmHgまでに徐々に低下させ、濾液をその条件下に20分間 維持して水を除去した。得られた脱水濾液は表AのDl[に示す組成を有するこ とがわかった。
脱水濾液をレイボルドーヘロイス(Leybold−Heraeus)!!!! 布膜型蒸発器により(205℃の温度および1mmHg(絶対圧)の圧力で)濃 縮して大部分の未反応CI2〜14アルコールを除去した。得られた濃縮CI  2−14アルキルグリコンド生成物は表AのElllに示す組成を有することが わかった。
乾煽物質ポリデキストロース士デキストロースのA41I!の値とB欄の値との 比較によりわかるように、水性接触操作は組成物のデキストロース/ポリデキス トロースを乾燥物質重量基準で2.5倍以上(すなわち9.76%から3.60 %に)低下させた。
この実施例において、下記表B中に初期疎水性組成物として示す80℃で、脱イ オン水1212部(すなわち、疎水性組成物100部当たり30部の水)と密接 に(すなわち激しく振盪しながら)混合した。デラバル(DeLaval)クリ ーム分離機〔ギロ・テスト(GYROTEST)型、3450rpm)により、 80℃で、形成された分離した水性流動相を疎水性相から分離した。
透明な疎水性上層をクリーム分離機から回収し、脱イオン水の第2の部分(疎水 性組成物100部当たり15部の水)と、再度(今回は70℃で)密接に混合し 、得られた混合物を上記クリーム分離機により分離した。
得られた2回目疎水性上層を回収し、60℃で、疎水性相100重量部当たり1 5重量部の脱イオン水と激しく混合し、得られた水性および疎水性相をクリーム 分離機により互いに分離した。
得られた(水と2回接触した)疎水性上層を分析すると、吸収水10.4重量% を含んでいることがわかり、レイボルドーヘロイス薄特表平4−506338  (1G) 膜量蒸発器により210℃で大気圧下に脱水した。
得られた脱水組成物を、レイボルドーヘロイス蒸発器により、大部分の長鎖アル コール成分を除去するように200℃で1mmHHの圧力下に濃縮した。得られ た蒸発グルコシド界面活性剤生成物の逆相液体クロマトグラフィー(RPLC) により測定した概略組成を、下記表Bに示す。この表に示す結果かられかるよう に、初期疎水性グリコシド界面活性剤/未反応長鎖アルコール反応混合物中の大 部分の極性物質(すなわち、塩、触媒、デキストロースおよびポリデキストロー ス)が3段接触プロセス中に除去される。
べ 国際調査報告 1++eun+n*+l^”””AII’PCT/EP89101556国際調 査報告

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.グリコシド界面活性物質、8〜30個の炭素原子を含む疎水性水不混和性ア ルコール、グリコシド界面活性物質相用溶媒および水を、水はグリコシド界面活 性物質および溶媒の50重量%より少ない量であって分離した水含有相の形成に 充分な量で存在するようにして、少なくとも一部の親水性物質のグリコシド界面 活性剤からの分離に充分な時間接触させること、および溶媒相から水含有相を分 離することを含んでなるグリコシド界面活性物質から親水性物質を除去する方法 。
  2. 2.溶媒相が、8〜30個の炭素原子を含む脂肪族一価アルコールの少なくとも 一種を含んでなる請求項1記載の方法。
  3. 3.溶媒相が、水との接触前に組成物の合計重量基準で、(a)95〜50重量 %の長鎖疎水性アルコール、(b)4〜45重量%のグリコシド界面活性剤およ び(c)1〜10重量%の多糖類物質を含む請求項1記載の方法。
  4. 4.溶媒相が、10〜24個の炭素原子を含む脂肪族一価アルコールの少なくと も一種を含んでなる請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 5.グリコシド界面活性物質が、 式:RO(R1O)y(Z)x(A) 〔式中、Rは8〜30個の炭素原子を含む一価有機基、Oは酸素原子、R1は2 〜4個の炭素原子を含む二価炭化水素基、yは0〜12の平均値を有する数、Z は5または6個の炭素原子を含む還元糖類から誘導された基、およびxは1〜5 の平均値を有する数を表す。 〕 で示される化合物の少なくとも一種を含んでなる請求項1記載の方法。
  6. 6.グリコシド物質(A)中、Rが10〜24個の炭素原子を含む一価脂肪族基 、yが0およびxが1〜3の平均値を有する数を表す請求項5記載の方法。
  7. 7.1〜50重量部の水を100重量部の溶媒相に接触させる請求項1記載の方 法。
  8. 8.溶媒相が、水との接触前の初期に、溶媒相の合計重量基準で0.5〜8重量 %の多糖類副生物を含む請求項1記載の方法。
  9. 9.溶媒相が、水との接触後に、溶媒相組成物合計重量基準で0.3重量%以下 の多糖類副生物を含む請求項8記載の方法。
  10. 10.25〜120℃の範囲の温度で行う請求項1記載の方法。
  11. 11.多糖類含有溶媒相と水を0.01〜18時間接触させることにより行う請 求項1記載の方法。
  12. 12.(a)酸触媒の存在下、長鎖疎水性アルコールと糖類反応体とを高温で反 応させて、未反応長鎖疎水性アルコール、グリコシド界面活性剤および多糖類副 生物を含む疎水性反応生成物混合物を製造し、 (b)反応生成物混合物を中和し、中和した反応生成物混合物と水とを、水の量 を反応生成物混合物100重量部に対して1〜50重量部として、多糖類副生物 の少なくとも一部を反応生成物混合物から水中に抽出するのに充分な時間、密接 に接触させることにより反応生成物混合物を処理し、それにより分離した異なる 多糖類含有水相および精製疎水性反応生成物相を形成し、(c)精製疎水性反応 生成物相から多糖類含有水相を分離し、および (d)その後、精製疎水性反応生成物相から未反応長鎖疎水性アルコールを除去 する ことを含んでなるグリコシド界面活性剤の製造方法。
  13. 13.長鎖疎水性アルコールが、8〜30個の炭素原子を含む一価脂肪族アルコ ールである請求項12記載の方法。
  14. 14.糖類反応体が5または6個の炭素原子を含む還元単糖類を含んでなる請求 項13記載の方法。
  15. 15.グリコシド界面活性剤の調製のための糖類反応体と長鎖疎水性アルコール との反応を、80〜140℃の温度および1〜100mmHg(絶対圧)の圧力 で行う請求項14記載の方法。
  16. 16.工程(a)で形成された疎水性反応生成物が、組成物合計重量基準で(a )95〜50重量%の長鎖疎水性アルコール、(b)4〜45重量%のグリコシ ド界面活性剤、および(c)1〜10重量%の多糖類副生物を含む請求項12記 載の方法。
  17. 17.工程(b)を25〜120℃の温度で行う請求項12記載の方法。
  18. 18.工程(c)の分離および工程(b)を向流遠心分離機内で行う請求項12 記載の方法。
  19. 19.水不混和性溶媒が、未反応長鎖疎水性アルコールを含んでなり、高温およ び減圧下で操作されている薄膜型蒸発器を用いてグリコシド界面活性剤生成物か ら除去される請求項1記載の方法。
  20. 20.薄膜型蒸発器を130〜300℃の温度および0.1〜30mmHg(絶 対圧)の圧力で操作する請求項19記載の方法。
  21. 21.長鎖疎水性アルコールが10〜24個の炭素原子を含む一価脂肪族アルコ ールである請求項20記載の方法。
  22. 22.工程(a)の疎水性反応生成物混合物が組成物合計重量基準で1.5〜8 重量%の多糖類副生物を含む請求項12記載の方法。
  23. 23.水との接触および得られた多糖類含有水相のそこからの分離の後に、疎水 性反応生成物混合物が組成物合計重量基準で0.3重量%以下の多糖類副生物を 含む請求項22記載の方法。
  24. 24.製造されたグリコシド界面活性剤が、式:RO(R1O)y(Z)x(A ) 〔式中、Rは8〜30個の炭素原子を含む一価有機基、Oは酸素原子、R1は2 〜4個の炭素原子を含む二価炭化水素基、yは0〜12の平均値を有する数、Z は5または6個の炭素原子を含む還元糖類から誘導される基、およびxは1〜5 の平均値を有する数を表す。 〕 で示される化合物である請求項12記載の方法。
  25. 25.グリコシド界面活性剤(A)において、Rが10〜24個の炭素原子を含 む一価有機基、yが0およびxが1〜3の平均値を有する数である請求項23記 載の方法。
  26. 26.(a)式:RO(R1O)y(Z)x(A)〔式中、Rは8〜30個の炭 素原子を含む一価有機基を含んでなる疎水性アグリコン置換基、Oは酸素原子、 R1は2〜4個の炭素原子を含む二価炭化水素基、yは0〜12の平均値を有す る数、Zは5または6個の炭素原子を含む還元糖類から誘導される基、およびx は1〜5の平均値を有する数を表す。〕で示されるグリコシド界面活性剤分子を 主成分とし、(b)xの全平均値が少なくとも1.2であり、全平均値として、 疎水性アグリコン置換基Rが少なくとも9個の炭素原子を含み、(c)グリコシ ド界面活性剤合計重量基準で0.5重量%以下の親水性多糖類成分および5重量 %以下の個々のxが10より大きい値を示すポリグリコシド種(A)を含むグリ コシド組成物。
  27. 27.疎水性アグリコン置換基Rが全平均として少なくとも10個の炭素原子を 含む請求項26記載の組成物。
  28. 28.組成物が、グリコシド界面活性剤合計重量基準で0.25重量%以下の親 水性糖類成分を含む請求項26記載の組成物。
  29. 29.個々のxが10より大きい値を示すポリグリコシド界面活性剤種(A)を 2重量%以下含む請求項26記載の組成物。
  30. 30.請求項26に(a)で示すグリコシド界面活性剤が、組成物の合計重量の 少なくとも90重量%を占める請求項26記載の組成物。
  31. 31.水不混和性溶媒が、芳香族溶媒、塩素化溶媒および水不混和性アルコール からなる群より選択される少なくとも一種を含んでなる請求項1記載の方法。
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