JPH045162Y2 - - Google Patents

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JPH045162Y2
JPH045162Y2 JP4157188U JP4157188U JPH045162Y2 JP H045162 Y2 JPH045162 Y2 JP H045162Y2 JP 4157188 U JP4157188 U JP 4157188U JP 4157188 U JP4157188 U JP 4157188U JP H045162 Y2 JPH045162 Y2 JP H045162Y2
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porous body
moisture
mold
inorganic
filler
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、湿潤状態にあつてもカビによる汚
染、劣化を防ぐ事が可能な新規な基材に関する。 〔従来技術とその問題点〕 カビは炭素、窒素等を栄養分として適当な水
分、温度により活発に生育するものである。処
で、従来からカビを防ぐために2−メチル−4−
イソアゾリン−3−オン等の防カビ材を基材の表
面に塗布することがなされているが、高価である
とともに毒性を有するという問題点があつた。
又、基材内部にカビが入り込むとシミ等が表面に
発生し、このような汚染状態では表面からでは取
れないという問題点があつた。 〔本考案の目的〕 本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされた
もので、その目的とする処は、大気中の湿気を取
り込んだ時にその水分によつてイオン化し、殺菌
作用を発揮する特殊な防カビ性基材を提供するに
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案はかかる従来例の問題点を解決するため
に; 平均細孔径0.1μ以上、100μ以下の範囲にある
空〓を有する無機質系多孔質体1に、 イオン性ハロゲン化合物を該多孔質体1の見
かけ体積に対して含有率1.5g×10-2/cm3以上
を必須成分とする無機質系の吸湿性フイラーが
含有率6g×10-2/cm3以上にて多孔質体1内部
迄含有保持する。 該多孔質体1の表面に透湿性保護材2を形成
してなる。 ;という技術的手段を採用している。 〔作用〕 吸湿性フイラーの作用にて大気中の水分を無
機質系多孔質体1の一方の面から体内に取り込
んで行き、一方又は他方の面から放湿するもの
の内部が高湿度状態となり、カビの発生しやす
い環境となる。 処が、無機質系多孔質体1及び吸湿性フイラ
ーがともにカビの栄養源とならないので、カビ
が付着しても増殖しないものである。 加えて、吸湿性フイラーが大気中の水分を取
り込むことにより、フイラーに含まれたイオン
性ハロゲン化合物がイオン化して陰イオンや電
子流が発生し、その殺菌作用によつて、カビが
増殖しないものである。 又、吸湿性フイラーの存在により高湿度環境
下でも、無機質系多孔質体1と透湿性保護材2
の界面で濡れ現象が生ずる事が少ないので、カ
ビが生じにくい結果になる。 しかも、無機質系多孔質体1の平均孔径を
0.1μ〜100μにしてあるので、吸湿性フイラーの
吸湿体1内での均一な分散保持がなされる。 更に、無機質系多孔質体1の内部までイオン
性ハロゲン化合物を含む吸湿性フイラーが保持
されているので、内部でもカビの生育が阻止さ
れて内部から変色することもない。 吸湿体1の表面には透湿性保護材2が形成さ
れ、清掃が可能なだけでなく、吸湿性フイラー
の材外への流出を防ぐ。 尚、前記フイラーは万一、材外へ流出しても
毒性がなく、安価であるので、大量に用いるこ
とができるものである。 〔実施例〕 以下、本考案を詳述する。 本考案に用いる無機質系多孔質体1の材質は、
例えば、石膏、セメント、ケイ酸カルシウム等
の水硬性無機質硬化体、ロツクウール、ガラス
ウール等を接着剤で層状に圧密硬化させ、界面活
性剤により親水化させた繊維板などで、その平均
細孔径が0.1〜100μの範囲に調整したものである。
細孔径が100μ以上では吸湿性フイラー及びハロ
ゲン化合物の流動が多く、逆に0.1μ以下では吸湿
性フイラーの分散が悪く水分の移動がスムースに
行われず、吸湿性フイラーの効果を発揮できな
い。 更に、多孔質体1は、透湿率が1×10-3g/
m・h・mmhg、熱伝導抵抗が2.0m・h・℃/
kcal以上で、材質は5mm以上、好ましくは20mm以
上あれば望ましいものである。 吸湿性フイラーは、 モンモリロナイト、セピオライト、ゼオライ
ト、ゾノトライト、モレキユラーシーブス、活
性アルミナ等や、 塩化カルシウム、塩化リチウム等の無機質系
物質の単独又はその混合体である。 ハロゲン化合物は、 臭化カルシウム、臭カリウム、臭ナトリウ
ム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化
リチウム等のハロゲン化合物で水溶性のもの、
(即ち、Cl-Br-イオンを生じるもの)である。 上記ハロゲン化合物のうち、無水塩、2水塩等
は吸湿性フイラーとしての性能も良好であり、兼
用できて好適である。ハロゲン化合物の含有量は
カビ等が付着する面積に比して適宜分散されてい
るのが好適であり、その添加率は多孔質体の比重
(空〓率)により異なるので、見かけ比重を基礎
として含有率を測定した処、1.5g×10-2/cm3
上のハロゲン化合物が存在すれば防カビ効果があ
ることが実証された。これを重量%に換算すれば
以下の通りである。 ロツクウールボード(比重0.25)の場合…6重量
%以上 石コウボード (〃 0.9 ) 〃 …1.7〃 セメント系ボード (〃 1.2) 〃 …1.3〃 の添加率であり、好ましくは6〜20g×10-2/cm3
である。含有方法としては、水にハロゲン化合物
を所定量溶解し、その後、吸湿性フイラーを水に
分散し、水硬性無機材を混合して板状に形成し、
硬化、乾燥させる。 又は、水にハロゲン化合物所定量を溶解し、吸
湿性フイラーを水に分散し、あらかじめ板状に成
形し親水化した繊維板に含浸し乾燥するというよ
うな方法がとられる。 透湿性保護膜は、できるだけ湿性を妨げないよ
うに表面の汚れや吸湿性フイラーの材外への流失
を防止するためのもので、シリコン、フツ素樹脂
等の塗着や不織布や通気性樹脂シート等の貼着に
より形成される。
【表】
〔効果〕
本考案は叙上のように、平均孔径0.1μ以上、
100μ以下の空〓を有する無機質系多孔質体に、
イオン性ハロゲン化合物を該多孔質体の見かけ体
積に対して含有率1.5g×10-2/cm3以上を必須成
分とする無機質系の吸湿性フイラーが含有率6g
×10-2/cm3以上にて基材内部迄含有保持されてい
るとともに該多孔質体表面に透湿性保護材を形成
してなるので、無機質系多孔質体及び吸湿性フイ
ラーがともにカビの栄養源とならず、カビが付着
しても増殖しないものであり、加えて吸湿性フイ
ラーが大気中の水分を取り込むことにより含有さ
れたイオン性ハロゲン化合物がイオン化し、陰イ
オン、電子流の発生により殺菌作用が生じてカビ
が増殖しないという利点があり、更に吸湿性フイ
ラーの存在により高湿度環境下でも表面結露した
り、濡れ現象が少なく、その結果、カビが生じに
くいものである。又、無機質系多孔質体の平均細
孔径を0.1〜100μとしてあるために、吸湿性フイ
ラーの均一な分散保持が容易で、透湿性保護性の
存在により多孔質体外への流出が少なく、清掃す
ることができる。しかも前記殺菌性を持つフイラ
ーが多孔質体の内部まで保持されているので、内
部でカビの生育が阻害されて内部から変色するこ
ともないという利点がある。尚、前記フイラーは
毒性はなく、安価であり、大量に用いることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図…本発明の一実施例の斜視図。 1……多孔質体、2……透湿性保護材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平均孔径分布が0.1μ以上、100μ以下の範囲によ
    る空〓を有する無機質系多孔質体に、イオン性ハ
    ロゲン化合物を該多孔質体の見かけ体積に対して
    含有率1.5g×10-2/cm3以上を必須成分とする無
    機質系の吸湿性フイラーが含有率6g×10-2/cm3
    以上にて該多孔質体内部迄含有保持されてなると
    ともに該多孔質体表面に透湿性保護材を形成して
    なる事を特徴とする防カビ性基材。
JP4157188U 1988-03-29 1988-03-29 Expired JPH045162Y2 (ja)

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JPH01144043U JPH01144043U (ja) 1989-10-03
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