JPH0451758B2 - - Google Patents
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- JPH0451758B2 JPH0451758B2 JP60136295A JP13629585A JPH0451758B2 JP H0451758 B2 JPH0451758 B2 JP H0451758B2 JP 60136295 A JP60136295 A JP 60136295A JP 13629585 A JP13629585 A JP 13629585A JP H0451758 B2 JPH0451758 B2 JP H0451758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clinker
- rolls
- roll
- cooling device
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、セメントクリンカの冷却装置に関
し、特にたとえばロータリーキルン等を含むセメ
ントクリンカ焼成装置に後続され、当該焼成装置
から排出される高温のセメントクリンカを冷却す
る装置に関する。
し、特にたとえばロータリーキルン等を含むセメ
ントクリンカ焼成装置に後続され、当該焼成装置
から排出される高温のセメントクリンカを冷却す
る装置に関する。
「従来技術」
従来から、この種の冷却装置では、当該冷却装
置内を移送されてくるセメントクリンカがその排
出端部において所定粒度に分離され、所定粒度よ
りも大きい塊状クリンカについては、そこで所定
粒度以下に破砕されると共に、当該分離破砕装置
よりも移送方向上流側に設けられている冷却部に
循環され、そこで再び冷却されるというものが知
られている。このような冷却装置としては、典型
的には、本願出願人の先願である実開昭59−
193832号公報に開示されている。
置内を移送されてくるセメントクリンカがその排
出端部において所定粒度に分離され、所定粒度よ
りも大きい塊状クリンカについては、そこで所定
粒度以下に破砕されると共に、当該分離破砕装置
よりも移送方向上流側に設けられている冷却部に
循環され、そこで再び冷却されるというものが知
られている。このような冷却装置としては、典型
的には、本願出願人の先願である実開昭59−
193832号公報に開示されている。
たとえば、第2図および第3図にその冷却装置
の典型例を示す。第2図において、セメントクリ
ンカ焼成装置(図示せず)の一部を構成するロー
タリーキルン1に後続して、セメントクリンカの
冷却装置4(以下、冷却装置という)が配置され
ている。冷却装置4には、バーナ3を介してロー
タリーキルン1内において高温下で焼成を受けた
クリンカが焼成口覆2を通つて供給されてくる。
の典型例を示す。第2図において、セメントクリ
ンカ焼成装置(図示せず)の一部を構成するロー
タリーキルン1に後続して、セメントクリンカの
冷却装置4(以下、冷却装置という)が配置され
ている。冷却装置4には、バーナ3を介してロー
タリーキルン1内において高温下で焼成を受けた
クリンカが焼成口覆2を通つて供給されてくる。
このような冷却装置4は、たとえば振動格子又
は移動格子等の通気性格子5を具備している。通
気性格子5上では、層状を成して堆積されたクリ
ンカ6が排出端部20側に向けてほぼ水平方向に
移送されており、このクリンカ6は、その移送過
程において、押込送風機7からこの通気性格子5
の下方に設けられた風箱8内に送り込まれる冷却
空気が高温状態にある層状のクリンカ6を下方か
ら直交状に貫流することにより冷却される。
は移動格子等の通気性格子5を具備している。通
気性格子5上では、層状を成して堆積されたクリ
ンカ6が排出端部20側に向けてほぼ水平方向に
移送されており、このクリンカ6は、その移送過
程において、押込送風機7からこの通気性格子5
の下方に設けられた風箱8内に送り込まれる冷却
空気が高温状態にある層状のクリンカ6を下方か
ら直交状に貫流することにより冷却される。
冷却装置4の排出端部20の付近には、例え
ば、グリズリバータイプの分離装置14と、細粒
クリンカを分離して残つた塊状クリンカを破砕す
るための衝撃式破砕機15とが隣接して設けられ
ている。そして、分離装置14の上部室20aと
破砕機15の上部室21とは、上方から吊り下げ
られた鎖19によつて区画されている。また、そ
れぞれの上部室20a,21に対応して、塊状ク
リンカの分離装置14および破砕機15の下方に
は適宜処理済のクリンカの排出用シユート10
a,10bが配設されている。
ば、グリズリバータイプの分離装置14と、細粒
クリンカを分離して残つた塊状クリンカを破砕す
るための衝撃式破砕機15とが隣接して設けられ
ている。そして、分離装置14の上部室20aと
破砕機15の上部室21とは、上方から吊り下げ
られた鎖19によつて区画されている。また、そ
れぞれの上部室20a,21に対応して、塊状ク
リンカの分離装置14および破砕機15の下方に
は適宜処理済のクリンカの排出用シユート10
a,10bが配設されている。
一方、冷却装置4の天井面には、破砕機15に
よつて破砕されたクリンカの返還口18が設けら
れており、破砕機15の下方シユート10bと返
還口18に連通するシユート18aとの間には、
破砕されたクリンカを循環供給させための各種搬
送装置17a,17b,17cが連続的に配設さ
れている。
よつて破砕されたクリンカの返還口18が設けら
れており、破砕機15の下方シユート10bと返
還口18に連通するシユート18aとの間には、
破砕されたクリンカを循環供給させための各種搬
送装置17a,17b,17cが連続的に配設さ
れている。
従つて、冷却装置4の排出端部20から、グリ
ズリ式の分離装置14に投入された塊状クリンカ
は、このグリズリバー上を自重によりすべり落
ち、吊り下げ式の鎖19を押し退けて破砕機15
に供給され、この破砕機15によつて所定粒度以
下に破砕される。
ズリ式の分離装置14に投入された塊状クリンカ
は、このグリズリバー上を自重によりすべり落
ち、吊り下げ式の鎖19を押し退けて破砕機15
に供給され、この破砕機15によつて所定粒度以
下に破砕される。
このとき、破砕時の強力な衝撃力によつて、破
砕されたクリンカの一部は、冷却装置4の冷却部
側に向かつて跳ね返されるが、このようなクリン
カは上述の鎖19に当たつて落下し、そこで阻止
するように図られている。一方、所定粒度以下に
破砕されたクリンカの大部分は破砕機15の下方
に配置されたシユート10bから排出される。
砕されたクリンカの一部は、冷却装置4の冷却部
側に向かつて跳ね返されるが、このようなクリン
カは上述の鎖19に当たつて落下し、そこで阻止
するように図られている。一方、所定粒度以下に
破砕されたクリンカの大部分は破砕機15の下方
に配置されたシユート10bから排出される。
続いて、このように破砕されたクリンカは、各
搬送装置17a,17b,17cにより運ばれ、
返還口18から冷却装置4の通気性格子5上に戻
されて再び冷却される。これは、塊状クリンカの
内部が、冷却装置4の排出端部20においても冷
却不充分で、いまだ赤熱状態にあるので、これを
一旦分離、破砕して高温の状態にある内部を露出
させ、冷却装置4の冷却部に循環して再びこれを
冷却するためである。一方、分離装置14によつ
て分離された所定粒度以下のクリンカ(製品クリ
ンカ)は、シユート10aからコンベア11に供
給され、次工程に搬出される。
搬送装置17a,17b,17cにより運ばれ、
返還口18から冷却装置4の通気性格子5上に戻
されて再び冷却される。これは、塊状クリンカの
内部が、冷却装置4の排出端部20においても冷
却不充分で、いまだ赤熱状態にあるので、これを
一旦分離、破砕して高温の状態にある内部を露出
させ、冷却装置4の冷却部に循環して再びこれを
冷却するためである。一方、分離装置14によつ
て分離された所定粒度以下のクリンカ(製品クリ
ンカ)は、シユート10aからコンベア11に供
給され、次工程に搬出される。
なお、冷却装置4の通気性格子5上における移
送過程において、当該通気性格子5から風箱8内
に落下するクリンカは、風箱8の下方に配置され
たコンベア11aによつて集められ、分離装置1
4を通過してシユート10aから排出される前記
製品クリンカとコンベア11上で合流される。
送過程において、当該通気性格子5から風箱8内
に落下するクリンカは、風箱8の下方に配置され
たコンベア11aによつて集められ、分離装置1
4を通過してシユート10aから排出される前記
製品クリンカとコンベア11上で合流される。
次に、第3図における他の従来の冷却装置4′
では、分離装置としてロールフイーダ14aが適
用されている。このようなロールフイーダ14a
では、塊状クリンカを強制的に移送して破砕機1
5側に供給する機構が採られるため、鎖19′は
押し退けられ易くなり、上述の第2図の鎖19の
場合に比べて幾重にも配列されることになる。し
たがつて、破砕時に跳ね飛ばされかつ赤熱破断面
を露出させたクリンカ(以下、赤熱クリンカとい
う)の製品クリンカへの混入をより確実に防止す
るように図られている。
では、分離装置としてロールフイーダ14aが適
用されている。このようなロールフイーダ14a
では、塊状クリンカを強制的に移送して破砕機1
5側に供給する機構が採られるため、鎖19′は
押し退けられ易くなり、上述の第2図の鎖19の
場合に比べて幾重にも配列されることになる。し
たがつて、破砕時に跳ね飛ばされかつ赤熱破断面
を露出させたクリンカ(以下、赤熱クリンカとい
う)の製品クリンカへの混入をより確実に防止す
るように図られている。
「従来技術の問題点」
ところが、このような従来の冷却装置4,4′
の場合、破砕機15により跳ね返される赤熱クリ
ンカの中には、遮蔽部材となつている鎖19,1
9′の隙間を通り抜けて冷却部側に入るものもか
なりの量で存在し、カーテン状に吊り下げておく
だけの鎖19,19′では、強力に跳ね返されて
くる赤熱クリンカを遮蔽するには、一定の限界が
あつた。したがつて、製品クリンカ中に混入した
高温状態の赤熱クリンカが製品クリンカの平均温
度を上昇させることになり、後続の粉砕工程等に
おけるセメント製品温度の上昇を招き、同時に粉
砕装置の粉砕能力あるいはセメント製品の品質に
悪影響を及ぼしていた。
の場合、破砕機15により跳ね返される赤熱クリ
ンカの中には、遮蔽部材となつている鎖19,1
9′の隙間を通り抜けて冷却部側に入るものもか
なりの量で存在し、カーテン状に吊り下げておく
だけの鎖19,19′では、強力に跳ね返されて
くる赤熱クリンカを遮蔽するには、一定の限界が
あつた。したがつて、製品クリンカ中に混入した
高温状態の赤熱クリンカが製品クリンカの平均温
度を上昇させることになり、後続の粉砕工程等に
おけるセメント製品温度の上昇を招き、同時に粉
砕装置の粉砕能力あるいはセメント製品の品質に
悪影響を及ぼしていた。
また、分離装置14,14aにより分離されて
破砕機15に供給されるような大形の塊状クリン
カは、ロータリーキルン1の操業状態が不安定に
なつた場合に一時的に多量に発生することが多
く、このロータリーキルン1から排出された塊状
クリンカは冷却装置4を通過する間においる時間
的遅れがあるだけで、破砕機15へ連続的に供給
される。破砕機15では、これら塊状クリンカを
衝撃力によつて瞬時に破砕するものであるから、
破砕機15の下方シユート10bからも破砕され
た赤熱クリンカが一時的に多量に排出されること
になり、従つて、後続の循環搬送装置17a,1
7b,17cも能力的に十分な余裕を持つ比較的
大きな設備を選定する必要があつた。
破砕機15に供給されるような大形の塊状クリン
カは、ロータリーキルン1の操業状態が不安定に
なつた場合に一時的に多量に発生することが多
く、このロータリーキルン1から排出された塊状
クリンカは冷却装置4を通過する間においる時間
的遅れがあるだけで、破砕機15へ連続的に供給
される。破砕機15では、これら塊状クリンカを
衝撃力によつて瞬時に破砕するものであるから、
破砕機15の下方シユート10bからも破砕され
た赤熱クリンカが一時的に多量に排出されること
になり、従つて、後続の循環搬送装置17a,1
7b,17cも能力的に十分な余裕を持つ比較的
大きな設備を選定する必要があつた。
更にまた、別体からなる分離装置14,14a
と衝撃式破砕機15との配置形態によつては、設
置スペースの点においても、また装置のコンパク
ト化の点においても問題があつた。
と衝撃式破砕機15との配置形態によつては、設
置スペースの点においても、また装置のコンパク
ト化の点においても問題があつた。
「発明の目的」
それゆえに、この発明の主たる目的は、破砕後
の赤熱クリンカが製品クリンカの中に混入するの
を防止し、以つて低温の製品クリンカを得ること
のできるセメントクリンカの冷却装置を提供する
ことである。
の赤熱クリンカが製品クリンカの中に混入するの
を防止し、以つて低温の製品クリンカを得ること
のできるセメントクリンカの冷却装置を提供する
ことである。
また、破砕クリンカの循環搬送装置を小型化す
ると同時に、分離装置と破砕機とを実質的に一体
化し、分離破砕装置のコンパクト化を達成し得た
セメントクリンカの冷却装置を提供することであ
る。
ると同時に、分離装置と破砕機とを実質的に一体
化し、分離破砕装置のコンパクト化を達成し得た
セメントクリンカの冷却装置を提供することであ
る。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するために、この発明が採用す
る主たる手段は、焼成炉に後続して配置され、こ
の焼成炉から排出される高温のセメントクリンカ
を冷却する冷却装置であつて、前記冷却装置から
排出されるクリンカの内、塊状クリンカをこの冷
却装置の排出端部近傍で分離及び破砕し、かつ破
砕されたクリンカを適当な循環搬送手段を介して
再び冷却部側に循環供給してなるセメントクリン
カの冷却装置において、前記冷却装置の排出端部
近傍に、前記クリンカの移送方向に対して直角方
向に少なくとも3本の回転ロールを適当な間隔を
隔ててほぼ平行に配置し、このうち、前記移送方
向に対して上流側に位置する複数本の回転ロール
を正転ロールとなして同移送方向に順じて正回転
させ、前記移送方向に対して下流側に位置する適
宜数の回転ロールを逆転ロールとなして同移送方
向に対向して逆回転させると共に、前記正転ロー
ルの下方に、この正転ロール間で分離された細粒
クリンカを搬出するための搬出手段を配備し、前
記逆転ロールに隣接して前記移送方向に前置する
正転ロールにクリンカの分離・破砕機能を兼ねさ
せると共にこの正転ロールと逆転ロールとの下方
には、この正逆転ロール間で圧縮破砕されたクリ
ンカの前記循環搬送手段を配備した点である。
る主たる手段は、焼成炉に後続して配置され、こ
の焼成炉から排出される高温のセメントクリンカ
を冷却する冷却装置であつて、前記冷却装置から
排出されるクリンカの内、塊状クリンカをこの冷
却装置の排出端部近傍で分離及び破砕し、かつ破
砕されたクリンカを適当な循環搬送手段を介して
再び冷却部側に循環供給してなるセメントクリン
カの冷却装置において、前記冷却装置の排出端部
近傍に、前記クリンカの移送方向に対して直角方
向に少なくとも3本の回転ロールを適当な間隔を
隔ててほぼ平行に配置し、このうち、前記移送方
向に対して上流側に位置する複数本の回転ロール
を正転ロールとなして同移送方向に順じて正回転
させ、前記移送方向に対して下流側に位置する適
宜数の回転ロールを逆転ロールとなして同移送方
向に対向して逆回転させると共に、前記正転ロー
ルの下方に、この正転ロール間で分離された細粒
クリンカを搬出するための搬出手段を配備し、前
記逆転ロールに隣接して前記移送方向に前置する
正転ロールにクリンカの分離・破砕機能を兼ねさ
せると共にこの正転ロールと逆転ロールとの下方
には、この正逆転ロール間で圧縮破砕されたクリ
ンカの前記循環搬送手段を配備した点である。
「作用」
冷却装置の通気性格子上のクリンカの移送方向
に対して、上流側に配置される複数本の正転ロー
ラの間隔が、たとえば、ロールフイーダ用の間隔
に設定されると、これら選ばれた複数の正転ロー
ルは塊状クリンカの分離装置を形成し、細粒クリ
ンカはロール間の隙間から落下して塊状クリンカ
のみがロール上を移送される。
に対して、上流側に配置される複数本の正転ロー
ラの間隔が、たとえば、ロールフイーダ用の間隔
に設定されると、これら選ばれた複数の正転ロー
ルは塊状クリンカの分離装置を形成し、細粒クリ
ンカはロール間の隙間から落下して塊状クリンカ
のみがロール上を移送される。
一方、同移送方向に最下流側の正転ロールと、
更にその下流側に配置される逆転ロールとの間隔
が、たとえば、ロールクラツシヤー用の間隔に設
定され、これら隣接する正逆転ロール同志が互い
に対向して回転するように設けられると、これら
選ばれた正転および逆転ロールは塊状クリンカの
圧縮型破砕機を形成する。圧縮型破砕機では、前
記ロールフイーダ部で分離された塊状クリンカを
冷却部側に跳ね飛ばすことなく所定粒度に破砕す
る。
更にその下流側に配置される逆転ロールとの間隔
が、たとえば、ロールクラツシヤー用の間隔に設
定され、これら隣接する正逆転ロール同志が互い
に対向して回転するように設けられると、これら
選ばれた正転および逆転ロールは塊状クリンカの
圧縮型破砕機を形成する。圧縮型破砕機では、前
記ロールフイーダ部で分離された塊状クリンカを
冷却部側に跳ね飛ばすことなく所定粒度に破砕す
る。
「発明の効果」
この発明によれば、正転および逆転ロールによ
る塊状クリンカの圧縮破砕が行われるため、破砕
後の赤熱クリンカを確実に循環用の搬送装置に排
出することができ、製品クリンカ中への赤熱クリ
ンカの直接の混入を防止することができる。した
がつて、製品クリンカを十分低温に維持すること
ができる。
る塊状クリンカの圧縮破砕が行われるため、破砕
後の赤熱クリンカを確実に循環用の搬送装置に排
出することができ、製品クリンカ中への赤熱クリ
ンカの直接の混入を防止することができる。した
がつて、製品クリンカを十分低温に維持すること
ができる。
また、ロールクラツシヤ部での破砕機構は、塊
状クリンカを正逆回転する一対のロール間に徐々
に噛み込むことにより行われるため、破砕部ロー
ル上に供給された塊状クリンカは当該ロール上に
比較的長い時間に亘つて貯留される。したがつ
て、破砕部へ多量の塊状クリンカが集中的に供給
されても、破砕された赤熱クリンカが破砕機から
一時的に多量に排出されることはなく、他の形式
の破砕機を使用する場合に比べて、後続の循環搬
送装置を小容量の設備で済ますことができる。
状クリンカを正逆回転する一対のロール間に徐々
に噛み込むことにより行われるため、破砕部ロー
ル上に供給された塊状クリンカは当該ロール上に
比較的長い時間に亘つて貯留される。したがつ
て、破砕部へ多量の塊状クリンカが集中的に供給
されても、破砕された赤熱クリンカが破砕機から
一時的に多量に排出されることはなく、他の形式
の破砕機を使用する場合に比べて、後続の循環搬
送装置を小容量の設備で済ますことができる。
更にまた、分離装置と粉砕機との効果的な一体
化が可能となり、これら両者間に設けられるクリ
ンカの遮蔽部材も不要となることによつて、装置
のコンパクト化を図ることができる。
化が可能となり、これら両者間に設けられるクリ
ンカの遮蔽部材も不要となることによつて、装置
のコンパクト化を図ることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及
び利点は図面を参照して行う以下の実施例の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
び利点は図面を参照して行う以下の実施例の詳細
な説明から一層明らかとなろう。
「実施例」
第1図はこの発明の一実施例を示すセメントク
リンカの冷却装置の概略縦断面図である。尚、実
施例はこの発明の一具体例にすぎず、この発明の
技術的範囲がこの実施例によつて限定されるもの
ではない。また、第2図及び第3図に示した従来
のセメントクリンカの冷却装置と共通する要素に
は同一の符号を使用して説明する。
リンカの冷却装置の概略縦断面図である。尚、実
施例はこの発明の一具体例にすぎず、この発明の
技術的範囲がこの実施例によつて限定されるもの
ではない。また、第2図及び第3図に示した従来
のセメントクリンカの冷却装置と共通する要素に
は同一の符号を使用して説明する。
更にまた、以下に説明する実施例装置では、上
述した従来の冷却装置をそのほとんどの部分につ
いて利用したので、便宜上重複をさけるため、こ
れらの点についての説明は省略する。したがつ
て、以下、従来例と特に異なる部分について説明
する。
述した従来の冷却装置をそのほとんどの部分につ
いて利用したので、便宜上重複をさけるため、こ
れらの点についての説明は省略する。したがつ
て、以下、従来例と特に異なる部分について説明
する。
第1図において、冷却装置4″は、排出端部2
0の近傍にクリンカ6の移送方向に対して直角方
向に順に配置された3本の正転ロール30a,3
0b,30cと、1本の逆転ロール30dを具備
している。これら4本の正転および逆転ロール3
0a〜30dは、それぞれ、適当な間隔を隔てて
ほぼ平行に回動可能に配置されている。そのう
ち、クリンカ移送方向の上流側に位置する3本の
正転ロール30a〜30cの間は、冷却部から排
出されるクリンカをここで所定粒度において分離
できるような大きさの間隔に設定されており、共
に上記移送方向に順行する方向に回転させられて
いる。このようにして選ばれた正転ロール30a
〜30cは、いわば塊状クリンカに対するロール
フイーダとして設けられたことになる。
0の近傍にクリンカ6の移送方向に対して直角方
向に順に配置された3本の正転ロール30a,3
0b,30cと、1本の逆転ロール30dを具備
している。これら4本の正転および逆転ロール3
0a〜30dは、それぞれ、適当な間隔を隔てて
ほぼ平行に回動可能に配置されている。そのう
ち、クリンカ移送方向の上流側に位置する3本の
正転ロール30a〜30cの間は、冷却部から排
出されるクリンカをここで所定粒度において分離
できるような大きさの間隔に設定されており、共
に上記移送方向に順行する方向に回転させられて
いる。このようにして選ばれた正転ロール30a
〜30cは、いわば塊状クリンカに対するロール
フイーダとして設けられたことになる。
また、上記移送方向に対して下流側端部に位置
する逆転ロール30dとこの逆転ロール30dに
隣接して前記移送方向に前置する正転ロール30
cとの間隔は、塊状クリンカをここで所定粒度以
下に破砕できるような大きさの間隔に設定されて
いる。ただし、逆転ロール30dの回転方向は、
正転ロール30cの回転方向に対して逆方向(塊
状クリンカの移送方向に逆行する方向)に設定さ
れており、逆転ロール30dは正転ロール30c
と協働して、この間に塊状クリンカを挟み込み且
つこれを圧縮破砕する。従つて、最下流の正転ロ
ール30cおよび逆転ロール30dは、いわば塊
状クリンカに対するロールクラツシヤーとして設
けられたことになる。
する逆転ロール30dとこの逆転ロール30dに
隣接して前記移送方向に前置する正転ロール30
cとの間隔は、塊状クリンカをここで所定粒度以
下に破砕できるような大きさの間隔に設定されて
いる。ただし、逆転ロール30dの回転方向は、
正転ロール30cの回転方向に対して逆方向(塊
状クリンカの移送方向に逆行する方向)に設定さ
れており、逆転ロール30dは正転ロール30c
と協働して、この間に塊状クリンカを挟み込み且
つこれを圧縮破砕する。従つて、最下流の正転ロ
ール30cおよび逆転ロール30dは、いわば塊
状クリンカに対するロールクラツシヤーとして設
けられたことになる。
尚、この実施例では、4本の回転ロールが用い
られて構成されている場合について説明した。し
かし、この発明が適用されるためには、最低3本
の回転ロールがあればよく、またそれ以上に増加
される場合の本数については限定されない。
られて構成されている場合について説明した。し
かし、この発明が適用されるためには、最低3本
の回転ロールがあればよく、またそれ以上に増加
される場合の本数については限定されない。
たとえば、回転ロールが3本の場合には、塊状
クリンカの移送方向に対して、2本の正転ロール
を上流側に配置して塊状クリンカの移送方向に対
し順方向に回転させ、その下流側には1本の逆転
ロールを配置する。
クリンカの移送方向に対して、2本の正転ロール
を上流側に配置して塊状クリンカの移送方向に対
し順方向に回転させ、その下流側には1本の逆転
ロールを配置する。
更に、分離破砕装置として6本の回転ロールを
配列し、移送方向に見て上流側から1〜3本目及
び5本目のロールは常時正回転とし、4本目のロ
ールはその回転を正逆に切換可能とし、更に最下
流の6本目のロールは常時逆回転とすることによ
り、3本目の正転ロールと4本目の逆転ロールと
で1番目の破砕部を構成すると共に、5本目の正
転ロールと6本目の逆転ロールとで2番目の破砕
部を構成することができる。
配列し、移送方向に見て上流側から1〜3本目及
び5本目のロールは常時正回転とし、4本目のロ
ールはその回転を正逆に切換可能とし、更に最下
流の6本目のロールは常時逆回転とすることによ
り、3本目の正転ロールと4本目の逆転ロールと
で1番目の破砕部を構成すると共に、5本目の正
転ロールと6本目の逆転ロールとで2番目の破砕
部を構成することができる。
そして、運転に当たつては、1番目の破砕部の
ロール上に多量の塊状クリンカが貯留された状態
では、前記切換可能な4本目のロールの回転を一
時的に正方向に切換えて貯留状態にある塊状クリ
ンカを2番目の破砕部へ送り出し、その後4本目
のロールの回転を再び逆方向に切換えることによ
り、両破砕部を同時に機能させることができる。
ロール上に多量の塊状クリンカが貯留された状態
では、前記切換可能な4本目のロールの回転を一
時的に正方向に切換えて貯留状態にある塊状クリ
ンカを2番目の破砕部へ送り出し、その後4本目
のロールの回転を再び逆方向に切換えることによ
り、両破砕部を同時に機能させることができる。
そして、第1図に示すように、塊状クリンカの
搬送方向上流側であつて、塊状クリンカを分離す
る各正転ロール30a〜30cの下部には、シユ
ート10aを介して分離された細粒側の製品クリ
ンカを搬送するためのコンベア11が配備されて
いる。また、塊状クリンカを圧縮破砕する逆転ロ
ール30dと当該ロール30dに隣接してクリン
カ移送方向に前置する正転ロール30cとの下部
には、破砕された赤熱クリンカを適宜循環搬送す
るための循環搬送装置17aが配備されている。
尚、シユート10a及び10bは、各回転ロール
の本数及び破砕部分の設定数等に応じて、適宜そ
の大きさあるいは位置が変更される。
搬送方向上流側であつて、塊状クリンカを分離す
る各正転ロール30a〜30cの下部には、シユ
ート10aを介して分離された細粒側の製品クリ
ンカを搬送するためのコンベア11が配備されて
いる。また、塊状クリンカを圧縮破砕する逆転ロ
ール30dと当該ロール30dに隣接してクリン
カ移送方向に前置する正転ロール30cとの下部
には、破砕された赤熱クリンカを適宜循環搬送す
るための循環搬送装置17aが配備されている。
尚、シユート10a及び10bは、各回転ロール
の本数及び破砕部分の設定数等に応じて、適宜そ
の大きさあるいは位置が変更される。
次に、第1図を参照して、このような構成をと
る冷却装置の機能について説明する。冷却装置
4″で冷却され、その排出端部20側に搬送され
てきたクリンカが、正転ロール30a〜30c上
に投入されると、この正転ロールの部分で所定粒
度以下のクリンカが分離され、シユート10aに
集められて製品クリンカとしてコンベア11に排
出される。
る冷却装置の機能について説明する。冷却装置
4″で冷却され、その排出端部20側に搬送され
てきたクリンカが、正転ロール30a〜30c上
に投入されると、この正転ロールの部分で所定粒
度以下のクリンカが分離され、シユート10aに
集められて製品クリンカとしてコンベア11に排
出される。
一方、所定粒度以上の塊状クリンカは順次正転
ロール30a〜30cの回転に送られ、移送方向
に最下流の正転ロール30cと逆転ロール30d
とで構成される破砕部へ送られてくる。ここで、
正逆転ロール30c及び30dとの協働による塊
状クリンカの圧縮破砕が行われる。そして、破砕
された塊状クリンカはシユート10bに集められ
て、循環搬送装置17aに排出される。尚、破砕
された赤熱クリンカが投入された循環搬送装置の
機能については、従来装置で説明した場合と同様
であるので、ここでの説明は省略する。
ロール30a〜30cの回転に送られ、移送方向
に最下流の正転ロール30cと逆転ロール30d
とで構成される破砕部へ送られてくる。ここで、
正逆転ロール30c及び30dとの協働による塊
状クリンカの圧縮破砕が行われる。そして、破砕
された塊状クリンカはシユート10bに集められ
て、循環搬送装置17aに排出される。尚、破砕
された赤熱クリンカが投入された循環搬送装置の
機能については、従来装置で説明した場合と同様
であるので、ここでの説明は省略する。
尚、好ましい実施例としては、塊状クリンカを
破砕する部分に設けられる各回転ロールの外周面
に爪状の突起を設けて、送られてくる塊状クリン
カを確実且つ強固に噛み込めるようにしておく。
これによつて、塊状クリンカの圧縮破砕がより効
果的に行われる。
破砕する部分に設けられる各回転ロールの外周面
に爪状の突起を設けて、送られてくる塊状クリン
カを確実且つ強固に噛み込めるようにしておく。
これによつて、塊状クリンカの圧縮破砕がより効
果的に行われる。
更に、本発明は既設の冷却装置に対しても容易
に適用することができる。
に適用することができる。
第1図はこの発明の一実施例に係るセメントク
リンカの冷却装置の概略縦断面図、第2図及び第
3図はこの発明の背景となる従来のセメントクリ
ンカの冷却装置を示す概略縦断面図である。 (符号の説明)、1……ロータリーキルン、2
……焼成口覆、4,4′,4″……冷却装置、5…
…通気性格子、6……クリンカ、8……風箱、1
7a〜17c……循環搬送装置、20……排出端
部、30a〜30c……正転ロール、30d……
逆転ロール。
リンカの冷却装置の概略縦断面図、第2図及び第
3図はこの発明の背景となる従来のセメントクリ
ンカの冷却装置を示す概略縦断面図である。 (符号の説明)、1……ロータリーキルン、2
……焼成口覆、4,4′,4″……冷却装置、5…
…通気性格子、6……クリンカ、8……風箱、1
7a〜17c……循環搬送装置、20……排出端
部、30a〜30c……正転ロール、30d……
逆転ロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 焼成炉に後続して配置され、この焼成炉から
排出される高温のセメントクリンカを冷却する冷
却装置であつて、 前記冷却装置から排出されるクリンカの内、塊
状クリンカをこの冷却装置の排出端部近傍で分離
及び破砕し、かつ破砕されたクリンカを適当な循
環搬送手段を介して再び冷却部側に循環供給して
なるセメントクリンカの冷却装置において、 前記冷却装置の排出端部近傍に、前記クリンカ
の移送方向に対して直角方向に少なくとも3本の
回転ロールを適当な間隔を隔ててほぼ平行に配置
し、 このうち、前記移送方向に対して上流側に位置
する複数本の回転ロールを正転ロールとなして同
移送方向に順じて正回転させ、 前記移送方向に対して下流側に位置する適宜数
の回転ロールを逆転ロールとなして同移送方向に
対して逆回転させると共に、 前記回転ロールの下方に、この正転ロール間で
分離させた細粒クリンカを搬出するための搬出手
段を配備し、 前記逆転ロールに隣接して前記移送方向に前置
する正転ロールにクリンカの分離・破砕機能を兼
ねさせると共にこの正転ロールと逆転ロールとの
下方には、この正逆転ロール間で圧接破砕された
クリンカの前記循環搬送手段を配備したことを特
徴とするセメントクリンカの冷却装置。 2 前記下流側の端部に配置される1本の回転ロ
ールのみを逆転ロールとなして前記クリンカの移
送方向に対向して逆回転させてなる特許請求の範
囲第1項に記載のセメントクリンカの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13629585A JPS61295264A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | セメントクリンカの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13629585A JPS61295264A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | セメントクリンカの冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61295264A JPS61295264A (ja) | 1986-12-26 |
| JPH0451758B2 true JPH0451758B2 (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=15171835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13629585A Granted JPS61295264A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | セメントクリンカの冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61295264A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2194921B1 (ja) * | 1972-08-02 | 1974-12-27 | Fives Lille Cail | |
| JPS59193832U (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-22 | 株式会社神戸製鋼所 | セメントクリンカ冷却機 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP13629585A patent/JPS61295264A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61295264A (ja) | 1986-12-26 |
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