JPH0452287B2 - - Google Patents

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JPH0452287B2
JPH0452287B2 JP58011335A JP1133583A JPH0452287B2 JP H0452287 B2 JPH0452287 B2 JP H0452287B2 JP 58011335 A JP58011335 A JP 58011335A JP 1133583 A JP1133583 A JP 1133583A JP H0452287 B2 JPH0452287 B2 JP H0452287B2
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JP
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vinyl chloride
film
weight
chloride resin
solvent
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JP58011335A
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Shigehiro Takakura
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Mitsubishi Chemical Corp
Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紫外線遮断性能を有する塩化ビニル
系樹脂フイルムに、溶剤に可溶の特殊なフツ素系
樹脂を塗布してなる超耐候性フイルムに関する。 本発明の超耐候性フイルムは、鋼板、アルミニ
ウム板、樹脂コート金属板、樹脂製品等の被覆用
フイルムとして、特に優れた諸性能を発揮するも
のである。 従来より、最も耐候性に優れたフイルムとして
は、フツ化ビニル樹脂、フツ化ビニリデン樹脂等
のフツ素樹脂フイルムは知られているが、該フイ
ルムは高価であるうえ 該フイルム自体は耐候性
に優れていても、被覆された物体を保護する効果
に劣つていた。 即ち、例えば、塩ビ被覆鋼板の上にフツ化ビニ
リデン樹脂の透明フイルムをラミネートした場
合、フツ化ビニリデン樹脂フイルムの表面は長期
の耐候性を示すが、塩ビ被覆鋼板自体の耐候性が
向上せず、数年の経時変化により著しく変色して
しまう欠点がある。また、鋼板に直接エポキシ系
接着剤でフツ素樹脂フイルムを接着した場合も、
該フイルム自体は経時変化しないが、該接着剤の
劣化によつて該フイルムの剥離を生じ、実用上重
大な欠陥を生ずる。 本発明の目的は、フイルム自体は、前記せるフ
ツ素樹脂フイルムと同様の耐候性を有し、且つ、
該フツ素樹脂フイルムに比較して格段に被覆体を
保護し得る超耐候性フイルムを提供するものであ
る。また、本発明の他の目的は、前記せるフツ素
樹脂フイルムに比較して安価であり、且つ、ラミ
ネート性、接着性に優れた性能を示す、優れた超
耐候性フイルムを提供するものである。 即ち、本発明は、紫外線吸収剤を含む塩化ビニ
ル系樹脂フイルム上に、溶剤型フツ素系樹脂を塗
布してなる超耐候性フイルムである。 本発明の超耐候性フイルムの他の利点は、以下
の記載より一層明らかになるであろう。 本発明に用いる「溶剤型フツ素系樹脂」とは、
テトラフルオルエチレン(TEE)、クロルトリフ
ルオロエチレン(CTFE)、フツ化ビニル(VF)、
フツ化ビニリデン(VdF)等の1種または2種
以上のフルオルオレフインと共重合可能な単量
体;例えば、エチレン、プロピレン、イソブチレ
ン等のオレフイン類、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン等のハロゲン化ビニル類、アクリル酸エチル、
メタクリル酸メチル、反応型メタアクリレート、
多官能性アクリレート、等の不飽和カルボン酸エ
ステル類、酢酸ビニル、酪酸ビニル等のカルボン
酸ビニル類、メチルビニルエーテル、エチルビニ
ルエーテル、イソブチルビニルエーテル、シクロ
ヘキシルビニルエーテル、フルオロビニルエーテ
ル等のビニルエーテル類、等;の1種または2種
以上の単量体との共重合樹脂であつて、メチルエ
チルケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン
(MIBK)等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等のエステル類、トルエン、キシ
レン等の芳香族化合物類、その他ミネラルスピリ
ツト、ブチルアルコール、等の一般有機溶剤に可
溶の樹脂をいう。一般に、該樹脂組成としては、
フツ素系単量体が25〜80重量%程度であることが
好ましい。 上記溶剤型フツ素系樹脂として分子量が10000
〜80000、フツ素含有量20〜45重量%、ヒドロキ
シル価(OHV)(樹脂1g中に含まれるヒドロキ
シル基と同じモル数の苛性カリウムのmg数で表わ
される値)が30〜70のものが好ましい。更に、他
の極性基を含んでもよい。 これを架橋する場合、架橋剤としては、メチル
化メラミン(例えばCYMEL 325)、ブチル化メ
ラミン(例えばUBAN 20 SE 60)、イソシアネ
ート(例えばDESMODURN)等が低温で反応
硬化し、比較的容易に、本発明に用いる塩化ビニ
ル系樹脂フイルムと強固に密着し、且つ優れた超
耐候性を発揮する塗膜を与えるのでよい。 本発明に用いる溶剤型フツ素系樹脂として、塩
化ビニル系樹脂フイルムの軟化点等の見地から、
溶剤型フツ素系樹脂に対して適度の量の架橋剤を
混合し、好ましくは0℃〜150℃、一層好ましく
は5℃〜100℃、特に好ましくは5℃〜80℃で硬
化する低温架橋製の溶剤型フツ素系樹脂がよい。 これらの低温架橋性の溶剤型フツ素系樹脂とし
て、例えば、溶剤型フツ素系樹脂の固形分濃度40
〜60重量%、溶剤MIBK/キシレン=50/50、溶
液粘度約100C.P.S.、溶剤型フツ素系樹脂100重量
部に対してブチル化メラミン20重量部、その他を
添加せるものを挙げることができる。 而して、超耐候性フイルムの使用目的に応じ
て、所望するならば、以上述べた以外の通常用い
られる添加剤、例えば着色剤(染料、顔料等)、
紫外線吸収剤、他樹脂等を配合することもできる
が、該溶剤型フツ素系樹脂を 塗布したのち形成
する塗膜の厚さは、本発明に用いる塩化ビニル系
樹脂フイルムの優れた耐候性の観点から、一般に
2〜30μで十分であり、経済的観点も含めると5
〜20μが好ましく、5〜15μが特に好適である。
該塗膜の厚さが2μ未満では、保護効果が期待出
来ない傾向があり、30μを超えては厚すぎ経済的
に無駄である。 本発明でいう「紫外線吸収剤」とは、塩化ビニ
ル系樹脂と相溶性を有するものであれば特に制限
されるものでなく、1種または2種以上併用して
用いることができるが、これらの例として、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−メチル−フエニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−
ジ−第三−ブチル−フエニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′−第三ブチル−5′−
メチル−フエニル)−5−クロロ・ベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−第三
−ブチル−フエニル)−5−クロロ・ベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−4′−n−オク
トキシ・フエニル)ベンゾトリアゾール等のベン
ゾトリアゾール系紫外線吸収剤;2,4−ジヒド
ロキシ・ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシ・ベンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキ
シ−4−メトキシ・ベンゾフエノン、2,2′−ジ
ヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ・ベンゾフエノ
ン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ
−5−スルホベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−
4−メトキシ−2′−カルボキシ・ベンゾフエノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホ
ベンゾフエノン・トリヒドレート、2−ヒドロキ
シ−4−n−オクトキシ・ベンゾフエノン、2−
ヒドロキシ−4−オクタデシロキシ・ベンゾフエ
ノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシ・ベン
ゾフエノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキ
シ・ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−(2
−ヒドロキシ−3−メタクリロキシ)プロポキシ
ベンゾフエノン等のベンゾフエノン系紫外線吸収
剤;フエニル・サリシレート、p−オクチルフエ
ニル・サリシレート、p−第三−ブチルフエニ
ル・サリシレート等のサリチル酸誘導体系紫外線
吸収剤;蓚酸アニリド誘導体、レゾルシノール・
モノベンゾエート、2,4−ジ−第三−ブチルフ
エニル−3,5−ジ第三−ブチル−4−ヒドロキ
シベンゾエート、2−エチル−ヘキシル−2−シ
アノ−3,3ジフエニル・アクリレート、エチル
−2−シアノ−3,3−ジフエニル・アクリレー
ト等のその他の紫外線吸収剤を列挙することがで
きる。 これらの紫外線吸収剤の中で、2′−ヒドロキシ
フエニル−5−クロロベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤、2′−ヒドロキシフエニルベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤、2,2′−ジヒドロキシベ
ンゾフエノン系紫外線吸収剤、2−ヒドロキシベ
ンゾフエノン系紫外線吸収剤が好ましく、2′−ヒ
ドロキシフエニル−5−クロロベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤、2,2′−ジヒドロキシベンゾ
フエノン系紫外線吸収剤が、特に優れた紫外線遮
断作用および透明性を発揮し好ましい。 前記紫外線吸収剤の塩化ビニル系樹脂への添加
量としては、塩化ビニル系樹脂フイルムの耐候
性、退色防止性等から、これらのフイルムの厚さ
を考慮し、好ましくは350mμ以下、更に好ましく
は380mμ以下の波長の紫外線を実質的に遮断する
量であることが好ましい。ここで云う「実質的」
とは、350mμの波長を有する紫外線を70%以上、
好ましくは90%以上、更に好ましくは95%以上遮
断することを意味するもので、かゝる遮断効果
は、通常、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
0.3〜3重量部、好ましくは0.5〜2重量部で達成
することができる。 紫外線吸収剤の添加量が0.3〜3重量部の場合
は、塩化ビニル系樹脂フイルムに塗布してなる前
記フツ素系樹脂の塗膜の長期に及び接着強度、並
びに木材、アルミニウム板、鉄板等の建材等の被
覆体に本発明に係る超耐候性フイルムを複合する
とき、該塩化ビニル系樹脂フイルムとの長期に及
ぶ強い接着強度及び該フイルムの透明性が、特に
維持されて好ましい。 而して、紫外線吸収剤を添加することによつ
て、被覆体に例えば高級木目印刷等が施されてい
る場合、或は、本発明に係るフツ素系樹脂塗膜層
と接する塩化ビニル系樹脂フイルム面と反対の該
フイルム面に、該木目印刷等が施されている場合
に、該印刷の退色防止効果が得られ、長期間の鮮
明性が維持される利点もある。 本発明で使用する「塩化ビニル系樹脂」とは、
塩化ビニル単独樹脂のほかに、塩化ビニルと共重
合可能な単量体、例えば、酢酸ビニル、エチレ
ン、プロプレン、アクリル酸エステル、メタアク
リル酸エステル等の単量体40重量%以下、好まし
くは30重量%以下の量と塩化ビニルとの共重量樹
脂;および、これらの樹脂100重量部に対して相
溶性樹脂、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、エチ
レン−塩化ビニル共重合樹脂、プロピレン−塩化
ビニル共重合樹脂、エチレン−プロピレン−塩化
ビニル共重合樹脂(なお、これらの共重合樹脂は
グラフト共重合樹脂を包含するものである)等を
30重量部以下、好ましくは20重量部以下、をブレ
ンドした樹脂をいう。これらの相溶性樹脂として
は、前記紫外線吸収剤との相溶性等からも、エチ
レン−酢酸ビニル共重合樹脂(以下、EVA樹脂
と略称することもある)で、酢酸ビニル含有率が
10〜50重量%のものが特に好ましい。 以下述べた本発明に使用する塩化ビニル系樹脂
は押出法、カレンダー法等の溶融加工法、または
溶剤等を使用する流延法等、公知のいづれの加工
方法でもフイルムに加工することができる。しか
し透明性等に優れ、加工中の熱劣化が少く、従つ
て耐候性に優れたフイルムを与える点では、テト
ラヒドロフラン、MEK、アセトン、ベンゼン、
トルエン等の有機溶剤を使用する溶液流延法が好
ましい。 本発明でいう「フイルム」の厚さは特に制限さ
れるものではないが、厚さ15〜250μのものが好
ましく、更に好ましくは20〜150μ、特に好まし
くは30〜100μのものがよい。 本発明に係る塩化ビニル系樹脂フイルムは、溶
剤型フツ素系樹脂塗膜を形成した形態で超耐候性
フイルムとして、例えば、アルミニウム板等の被
覆体に接着複合等することができる。更に、該超
耐候性フイルム複合板を曲げ加工等する際の、フ
イルムの亀裂発生防止、白化防止等の加工性等の
改善から、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、
一般の可塑剤、好ましくは、高分子系可塑剤5〜
40重量部、更に好ましくは10〜30重量部、特に好
ましくは10〜25重量部を含有する塩化ビニル系樹
脂フイルムを用いるのがよい。 本発明でいう上記高分子系可塑剤とは、分子量
が800以上、好ましくは900以上、特に好ましくは
950以上の、エポキシ誘導体可塑剤または/およ
び重合形可塑剤であつて、かゝる可塑剤として、
エポキシ誘導体可塑剤にあつては、例えば、アデ
カ・アーガス化学(株)製の、アデカサイザー、0−
130P、0−180A;新日本理化(株)製の、サンソサ
イザー、E−2000、E−9000;チツソ(株)製の、チ
ツソサイザーEPO;ロームアンドハツス社製の、
パラプレツクス、G−60、G−61、G−62;等の
ものを列挙することができ、重合形可塑剤、即
ち、一般に、二塩基酸としてセバシン酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、フタル酸等と、二価アルコ
ールとしてはグリコール類(特に、モノ、ジ、ト
リ−エチレングリコール;モノ、ジープロピレン
グリコール等)とが用いられる、ものとして、例
えば、アデカ・アーガス化学(株)製の、アデカサイ
ザー、P−200、P−300、PN−150、PN−220、
PN−280、PN−350、PN−400;大日本インキ
化学工業(株)製のポリサイザー系のもの;大八化学
(株)製のBAA−15;新日本理化(株)製の、サンソサ
イザー、P−2600、P−1500、;ロームアンドハ
ツス社製の、パラプレツクス、G−25、G−40、
G−50、G−54;チバガイギー社製の、レオプレ
ツクス、100、110、220;等のものを列挙するこ
とができる。 その他、本発明に係る塩化ビニル系樹脂フイル
ムには、所望するならば、例えば、前記高分子系
以外のフタル酸誘導体、トリメリツト酸誘導体、
りん酸誘導体、パラフイン誘導体等の可塑剤;金
属石けん、有機すず化合物、ペースト状複合安定
剤、無機酸塩類、粉末複合安定剤等の安定剤;脂
肪酸アミド、脂肪酸、パラフインおよび炭化水素
樹脂、脂肪酸エステル、脂肪アルコール、脂肪酸
ケトン、脂肪酸と多価アルコールの部分エステル
等の滑剤;酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カル
シウム、カーボンブラツク等の無機顔料や、その
他有機蛍光顔料等の有機顔料;酸化アンチモン、
水酸化アルミニウム、ハロゲン含有りん酸エステ
ル等の難燃剤;等を適宜用いることもできる。 本発明に使用する塩化ビニルフイルム上に、溶
剤型フツ素系樹脂を塗布する方法は、特に制限す
るものではなくいずれの方法でも、その目的に応
じて使用することができる。具体的には、塩化ビ
ニルフイルム上に直接溶剤型フツ素系樹脂を塗布
する方法及び塩化ビニルフイルム上に予めプライ
マー処理を行つた後溶剤型フツ素系樹脂を塗布す
る方法等があり、塩化ビニルフイルムと溶剤型フ
ツ素系樹脂との一層改善された接着強度を得るた
めには、あらかじめ塩化ビニルフイルムをプライ
マー処理することが好ましい。 塩化ビニルフイルム上に直接溶剤型フツ素系樹
脂を塗布する場合、フツ素系樹脂の溶剤として
は、例えばMEK,MIBK、等のケトン類、酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類、トルエン、キシレン等の芳香族化合物、その
他ミネラルスピリツト、ブチルアルコール等の一
般有機溶剤を単独もしくは混合して使用すること
により、塩化ビニルフイルムとフツ素系樹脂とを
強力に密着させることができる。 また塩化ビニルフイルム上に予めプライマー処
理を行つた後に溶剤型フツ素系樹脂を塗布する場
合、使用可能なプライマーとしては、例えばアク
リル系共重合体、ポリメチルメタクリレートを天
然ゴムにグラフトしたもの、クロロプレンにメチ
ルメタクリレートをグラフトしたもの、ニトリル
ゴム−ポリメチルメタクリレート、天然ゴム−ポ
リアクリロニトリル、エチレン・プロピレンゴム
−ビニルモノマー等のものを列挙することができ
る。 また、アルミニウム板や鉄板等の被着体と本発
明の超耐候性フイルムの改善された接着強度を得
るには、アクリル系共重合体、ニトリルゴム
(NBR)で知られるブタジエンとアクリルニトリ
ルとの共重合樹脂−フエノリツク系、NBR−熱
可塑性系、エポキシ系、エポキシ−ポリアミド
系、ビニル−エポキシ系、等のものを列挙するこ
とができるが、勿論、これらのプライマー処理に
先立つて被着体表面の、表面正常処理、粗面化処
理、エツチング処理、クロメート処理等を行つて
も差支えない。 以下、参考例、実施例および比較例を挙げて更
に詳細に説明する。 尚、塩化ビニル系樹脂フイルムとして溶液流延
法フイルムを挙げたが、本発明はこれらの溶液流
延法フイルムに限定されるものではない。 参考例 1 (塩化ビニル系樹脂フイルムの作
成) 塩化ビニル樹脂〔菱日(株)製、SG−1100〕95重
量%とEVA樹脂〔バイエル〓製、レバプレン
450〕5重量%からなる塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、エポキ誘導体可塑剤〔アデカ・アー
ガス化学(株)製、アデカサイザー0−130P〕5重
量部と重合形可塑剤〔アデカ・アーガス化学(株)
製、アデカサイザーPN−400〕15重量部からな
る高分子系可塑剤の合計20重量部、バリウム−亜
鉛系安定剤〔アデカ・アーガス化学(株)製、マーク
AC−153〕1重量部、紫外線吸収剤〔チバ・ガイ
キ〓製、チヌビン327〕1.2重量部、滑剤〔ライオ
ン・アクゾ〓製、アーマイド0〕0.3重量部を加
え、更に、溶剤としてテトラヒドロフラン450重
量部とトルエン50重量部からなる混合溶剤を加え
た。 これらの混合物オートクレーブ中で95℃に攪拌
下加温溶解したのち約60℃に冷却し、脱泡し、か
くして得た溶液をステンレス板上に、厚さ50μの
フイルムが得られるようにアツプリケータを用い
流延し、約60℃で1時間乾燥して塩化ビニル系樹
脂フイルムを作成した。 実施例 1 (超耐候性フイルムの作成) 参考例1で得た塩化ビニル系樹脂フイルムの上
に、約3μの厚さになるようにポリメチルメタク
リレート系のプライマーを塗布し、約30℃の温度
で10分間乾燥した。 次いで、溶剤型フツ素系樹脂の固形分濃度50重
量%で、溶剤をMIBK/キシレン=50/50とし、
該溶液100重量部に対して架橋剤(日本ポリウレ
タン製、コロネートEH)を10重量部添加せる低
温架橋性の溶剤型フツ素系樹脂〔旭硝子(株)製、ル
ミフロンLF−302D〕を、上記フイルム上に厚さ
10μになるようにアツプリケータを用いて塗布
し、60℃で1時間乾燥したのち、更に室温で7日
間放置して、超耐候性フイルムを得た。 実施例 2 参考例1で得た塩化ビニル系樹脂フイルムに高
級木目印刷を施したのち、実施例1と同様にして
プライマー処理、低温架橋性溶剤型フツ素系樹脂
を塗布し実施例2の超耐候性フイルムを得た。 尚、高級木目印刷とは、形成される低温架橋性
溶剤型フツ素系樹脂塗膜の反対面の、塩化ビニル
系樹脂フイルムの面に、アクリル系樹脂の印刷イ
ンキを用い高級木目模様をグラビア印刷したもの
である。 而して、実施例1および2の超耐候性フイルム
の性能テストとしての耐候性試験は、予めアロジ
ン処理し、エポキシ−ウレタン系接着剤を塗布し
たアルミニウム板(厚さ2mm)に貼り、上層が低
温架橋性溶剤型フツ素系樹脂塗膜、最下層がアル
ミニウム板である合成樹脂被覆アルミニウム板と
し、該板を試験資料として用いた。 以上の実施例1〜2の超耐候性フイルムの基材
フイルムの種類、高級木目印刷の有無、プライマ
ー処理の有無、溶剤型フツ素系樹脂塗膜の厚さ等
および耐候性試験結果も含めて第1表に示す。 () 耐候性試験 (1) サンシヤインウエザオメーター JIS A1415に従つてサンシヤインウエザオメー
ターで促進暴露試験をし、10000時間経過後の資
料について評価を行つた。 試験条件は150mm×70mmの寸法の試料を用い、
ブラツクパネル温度65℃、スプレー水のサイクル
を180分中18分、スプレー水の圧力を1Kg/cm2
し、スプレー水はイオン交換水を使用した。 (2) エマツカテスト(太陽光集積型屋外促進耐候
性試験) アメリカアリゾナ砂漠で2年間実施した後、評
価を行つた(試料寸法は300mm×300mm)。 なお、試験期間中の全光線量は200万ラングレ
ーズであつた。 () 評価 全て耐候性試験終了後に試料について行つた。 (1) 色差 △E*ab JIS Z8722に定めてある物体色の測定方法に準
じて測定し、JIS Z8730の色差表示方法にもとず
いて△E*abを表示した。 測定機器:日本電色(株)の測色色差計モデルZ−
1001DPで測定した。 (2) 光沢 保持率(%) JIS K5400に定めてある60度鏡面光沢測定法に
より測定し、耐候性試験前の光沢度を100%とし、
耐候性試験終了後の光沢度の保持率を%で表示し
た。 (3) 接着強度 JIS K6744に定めてある剥離試験に準じて行つ
た。得られた剥離荷重について、次の通り5段階
の評価を行つた。 #5 3.0Kgf/20mm以上 #4 2.5〜3.0Kgf/20mm #3 2.0〜2.5Kgf/20mm #2 1.0〜2.0Kgf/20mm #1 0〜1.0Kgf/20mm 比較例 1〜5 比較例1〜2は、参考例1の塩化ビニル系樹脂
フイルムを用い、比較例3は、紫外線吸収剤を配
合しないものを用い、比較例4〜5は厚さ50μの
フツ化ビニル樹脂フイルムおよびフツ化ビニリデ
ンフイルムを用い、実施例1〜2の記載の方法に
基づき、第1表に示すように種々の条件を変えた
ものを用い、前記耐候性試験に基づき試験した。
これらの試験結果も第1表に示す。 第1表より分るように本発明の実施例2の超耐
候性フイルムは、比較例4および5のフツ素樹脂
フイルムと同様の性質を示すもので、被覆アルミ
ニウム板として試験した実施例1のものは優れた
接着強度をも示した。尚、フツ素樹脂に高級木目
印刷を施して試験試料とすることは困難であつ
た。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紫外線吸収剤を含む塩化ビニル系樹脂フイル
    ム上に、溶剤型フツ素系樹脂を塗布してなること
    を特徴とする超耐候性フイルム。 2 該フツ素系樹脂が、低温架橋性のものである
    特許請求の範囲第1項記載の超耐候性フイルム。 3 該紫外線吸収剤が、ベンゾトリアゾール系ま
    たは/およびベンゾフエノン系のものである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の超耐候性フ
    イルム。 4 該塩化ビニル系樹脂フイルムが、塩化ビニル
    系樹脂100重量部に対して高分子系可塑剤5〜40
    重量部含有するものである特許請求の範囲第1〜
    第3項何れかに記載の超耐候性フイルム。 5 該塩化ビニル系樹脂フイルムが、350mμ以下
    の波長を実質的に遮断するものである特許請求の
    範囲第1項〜第4項何れかに記載の超耐候性フイ
    ルム。 6 該塩化ビニル系樹脂フイルムが、溶液流延法
    によるものである特許請求の範囲第1〜第5項何
    れかに記載の超耐候性フイルム。
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