JPH0452478B2 - - Google Patents
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- JPH0452478B2 JPH0452478B2 JP58135128A JP13512883A JPH0452478B2 JP H0452478 B2 JPH0452478 B2 JP H0452478B2 JP 58135128 A JP58135128 A JP 58135128A JP 13512883 A JP13512883 A JP 13512883A JP H0452478 B2 JPH0452478 B2 JP H0452478B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- sound absorption
- sound
- sound absorbing
- modulus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塩化ビニルペースト樹脂発泡成形体
よりなる従来の吸音材とは異なる優れた吸音性能
をもつ吸音材に関するものである。
よりなる従来の吸音材とは異なる優れた吸音性能
をもつ吸音材に関するものである。
現在、市販されている吸音材を、吸音性能の点
から分類すると、低周波域吸音材と高周波域吸音
材の二種に大別できる。前者の代表的なものは軟
質高分子シートあるいは独立発泡軟質高分子シー
トなどをあげることができ、その吸音特性の特徴
は500ヘルツないし1000ヘルツ付近の音域で最大
の垂直入射吸音率を示し、1000ヘルツ以下での低
周波音域の吸音に優れていることにある。
から分類すると、低周波域吸音材と高周波域吸音
材の二種に大別できる。前者の代表的なものは軟
質高分子シートあるいは独立発泡軟質高分子シー
トなどをあげることができ、その吸音特性の特徴
は500ヘルツないし1000ヘルツ付近の音域で最大
の垂直入射吸音率を示し、1000ヘルツ以下での低
周波音域の吸音に優れていることにある。
これに対し、後者は、低周波域での吸音性は前
者に比べ劣るが、1000ヘルツ以上の音域において
垂直入射吸音率は急激に増加し、高周波域での吸
音特性は非常に優れている。市販されている吸音
材の大部分は後者に属するものであり、その代表
として例えば、厚さ1cm程度のポリウレタン発泡
成形体、グラスウールあるいは発泡コンクリート
など連通性多孔質材料をあげることができる。第
1図に、両者の代表的垂直吸音特性を示した。
者に比べ劣るが、1000ヘルツ以上の音域において
垂直入射吸音率は急激に増加し、高周波域での吸
音特性は非常に優れている。市販されている吸音
材の大部分は後者に属するものであり、その代表
として例えば、厚さ1cm程度のポリウレタン発泡
成形体、グラスウールあるいは発泡コンクリート
など連通性多孔質材料をあげることができる。第
1図に、両者の代表的垂直吸音特性を示した。
このように現在市場で入手し得る吸音材料は、
その吸音特性が特定の周波数域にかたよつてお
り、バランスのよい吸音特性をもつ吸音材料の開
発が望まれている。
その吸音特性が特定の周波数域にかたよつてお
り、バランスのよい吸音特性をもつ吸音材料の開
発が望まれている。
本願発明者らは、従来の低周波域吸音材と高周
波域吸音材両者の吸音特性を合わせ持つようなシ
ート状吸音材の開発を意図し本願発明に到達し
た。すなわち、本発明は次の3つの限定された物
性条件; (1) 23℃におけるみかけヤング率が1.5×104N/
m2から7.0×104N/m2、好ましくは2.0×104
N/m2から6.0×104N/m2 (2) 23℃における密度が80Kg/m2から300Kg/m2、
好ましくは100Kg/m2から200Kg/m2 (3) 通気量が40ml/cm2・10mm・min以上、好まし
くは55ml/cm2・10mm・min以上 を同時に満足するように作られた発泡成形時の表
皮を除いた塩化ビニルペースト樹脂連通性発泡成
形体が、従来の低周波域吸音材と高周波域吸音材
それぞれの吸音性能を合わせもつことを見い出し
たことにもとづいている。
波域吸音材両者の吸音特性を合わせ持つようなシ
ート状吸音材の開発を意図し本願発明に到達し
た。すなわち、本発明は次の3つの限定された物
性条件; (1) 23℃におけるみかけヤング率が1.5×104N/
m2から7.0×104N/m2、好ましくは2.0×104
N/m2から6.0×104N/m2 (2) 23℃における密度が80Kg/m2から300Kg/m2、
好ましくは100Kg/m2から200Kg/m2 (3) 通気量が40ml/cm2・10mm・min以上、好まし
くは55ml/cm2・10mm・min以上 を同時に満足するように作られた発泡成形時の表
皮を除いた塩化ビニルペースト樹脂連通性発泡成
形体が、従来の低周波域吸音材と高周波域吸音材
それぞれの吸音性能を合わせもつことを見い出し
たことにもとづいている。
次に、本願発明の基本である上記物性条件を見
い出すに至つた背景と、この3つの物性条件を満
たす塩化ビニルペースト樹脂発泡成形シートの吸
音特性を説明する。
い出すに至つた背景と、この3つの物性条件を満
たす塩化ビニルペースト樹脂発泡成形シートの吸
音特性を説明する。
可塑化塩化ビニルあるいはその独立発泡成形シ
ートで代表される低周波域吸音材の吸音は、音波
エネルギーが材料の表面層あるいは内部で粘弾性
的な振動、摩擦を起こして熱エネルギーに変換消
耗するためと考えられている。
ートで代表される低周波域吸音材の吸音は、音波
エネルギーが材料の表面層あるいは内部で粘弾性
的な振動、摩擦を起こして熱エネルギーに変換消
耗するためと考えられている。
一般に、軟質高分子材料のような粘弾性体は特
定周波数付近の力学的振動に対して共振し、その
共振周波数付近で吸音効果は大きくなる。このよ
うな材料の吸音効果に影響を与える因子として、
材料の弾性率、独立気泡の大きさとその分布、気
泡率が考えられる。特に、独立気泡の存在は吸音
率の向上に効果がある。本願発明者らの研究によ
ればこの種の材料の吸音機能を高めるためには、
弾性率を低くすること、独立気泡の気泡率を一定
の幅のなかにおさめること、そして気泡の大きさ
が幅広く分布していることが要請される。
定周波数付近の力学的振動に対して共振し、その
共振周波数付近で吸音効果は大きくなる。このよ
うな材料の吸音効果に影響を与える因子として、
材料の弾性率、独立気泡の大きさとその分布、気
泡率が考えられる。特に、独立気泡の存在は吸音
率の向上に効果がある。本願発明者らの研究によ
ればこの種の材料の吸音機能を高めるためには、
弾性率を低くすること、独立気泡の気泡率を一定
の幅のなかにおさめること、そして気泡の大きさ
が幅広く分布していることが要請される。
一方、高周波域吸音材、すなわち、連通性多孔
質型吸音材の吸音機構は、音波が材料に入射する
と、音のエネルギーは、連通気泡壁と空気振動と
の粘性摩擦によつて熱エネルギーに変換消費され
減衰するとされている。したがつて、この種の吸
音材の吸音効果を向上させるためには、連続気泡
をできるだけ多くすればよいと考えることができ
る。しかし、本願発明者らの研究によれば、連続
気泡率と吸音率との関係は必ずしも比例関係には
なく、連続気泡率がある値以上になると吸音率は
平衡状態に達する。
質型吸音材の吸音機構は、音波が材料に入射する
と、音のエネルギーは、連通気泡壁と空気振動と
の粘性摩擦によつて熱エネルギーに変換消費され
減衰するとされている。したがつて、この種の吸
音材の吸音効果を向上させるためには、連続気泡
をできるだけ多くすればよいと考えることができ
る。しかし、本願発明者らの研究によれば、連続
気泡率と吸音率との関係は必ずしも比例関係には
なく、連続気泡率がある値以上になると吸音率は
平衡状態に達する。
以上の説明からもわかるように、低周波域吸音
材と高周波域吸音材両者の吸音特性を合わせもつ
ような吸音材を開発するには; (1) 少なく共1000Hz以下の低周波域で力学的損
失が最大になるような低弾性率軟質材料であ
り、かつ (2) 独立気泡と連続気泡とを合わせもつような
発泡成形体であること。
材と高周波域吸音材両者の吸音特性を合わせもつ
ような吸音材を開発するには; (1) 少なく共1000Hz以下の低周波域で力学的損
失が最大になるような低弾性率軟質材料であ
り、かつ (2) 独立気泡と連続気泡とを合わせもつような
発泡成形体であること。
(3) そして、独立気泡の大きさとその分布およ
び発泡率および連通気泡率が一定の幅のなか
で制御されなければならない。
び発泡率および連通気泡率が一定の幅のなか
で制御されなければならない。
上記条件(1)は塩化ビニルペースト樹脂、可塑化
塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂あるいはポリウレタン樹脂など軟質高分子材料
を用いることによつて満たすことができるが、条
件(1)および(2)を同時にかつ合目的に満たすには、
塩化ビニルペースト樹脂を用い可塑剤量と発泡加
工条件とを選択することによつて初めて可能とな
る。
塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂あるいはポリウレタン樹脂など軟質高分子材料
を用いることによつて満たすことができるが、条
件(1)および(2)を同時にかつ合目的に満たすには、
塩化ビニルペースト樹脂を用い可塑剤量と発泡加
工条件とを選択することによつて初めて可能とな
る。
ここで最も困難なのは条件(3)である。条件(3)
は、発泡セル構造に関するものであるが、その制
御を適確に行うには次の因子:(a)独立気泡の大き
さ、(b)その分布、そして(c)独立および連通気泡率
の測定方法確立と計量化が必要である。これらの
発泡セル構造は、発泡体の切片を光学顕微鏡下で
観測することによつて可能であり、計量すること
もできるが、これを実施するには大変な労力と時
間を必要とする。特に、工業化を前提として考え
るとき、生産品の品質管理は最も重要でかつ絶対
の条件であるが、発泡セル構造の管理手法とし
て、光学顕微鏡法の採用は、測定の複雑さからみ
て当該製品の品質管理手段として適さない。そこ
で、本願発明者らは光学顕微鏡法に替り得る発泡
セル構造の簡易測定方法を研究した結果、発泡成
形体連通気泡率の程度は、第2図に示した通気量
測定装置を用いることによつて知ることができ
る。
は、発泡セル構造に関するものであるが、その制
御を適確に行うには次の因子:(a)独立気泡の大き
さ、(b)その分布、そして(c)独立および連通気泡率
の測定方法確立と計量化が必要である。これらの
発泡セル構造は、発泡体の切片を光学顕微鏡下で
観測することによつて可能であり、計量すること
もできるが、これを実施するには大変な労力と時
間を必要とする。特に、工業化を前提として考え
るとき、生産品の品質管理は最も重要でかつ絶対
の条件であるが、発泡セル構造の管理手法とし
て、光学顕微鏡法の採用は、測定の複雑さからみ
て当該製品の品質管理手段として適さない。そこ
で、本願発明者らは光学顕微鏡法に替り得る発泡
セル構造の簡易測定方法を研究した結果、発泡成
形体連通気泡率の程度は、第2図に示した通気量
測定装置を用いることによつて知ることができ
る。
第2図に示す通気量測定装置は、試料ホルダー
A、クツシヨンタンクB、吸水ビンC、水層D、
水銀マノメーターE、減圧度調整コツクFおよび
開閉コツクGから成る。通気量の測定は、測定試
料Hを試料ホルダーAにセツトしてから、開閉コ
ツクGを閉じ、調整コツクFを調整して試料ホル
ダーA内の減圧度が100mmHgとなるように保つ。
次に開閉コツクHを開くと、試料Hの通気量に相
応して水層Dから吸水ビンCへ水が流入する。水
層Dより吸水ビンCへ30秒間に流入する水量をも
つて試料の通気量とした。
A、クツシヨンタンクB、吸水ビンC、水層D、
水銀マノメーターE、減圧度調整コツクFおよび
開閉コツクGから成る。通気量の測定は、測定試
料Hを試料ホルダーAにセツトしてから、開閉コ
ツクGを閉じ、調整コツクFを調整して試料ホル
ダーA内の減圧度が100mmHgとなるように保つ。
次に開閉コツクHを開くと、試料Hの通気量に相
応して水層Dから吸水ビンCへ水が流入する。水
層Dより吸水ビンCへ30秒間に流入する水量をも
つて試料の通気量とした。
また独立発泡の発泡率及び発泡セルの大きさ、
分布は、JIS K 6301「加硫ゴム物理試験方法」
に規定されている2号ダンベル試験片を用い、引
張り速度5mm/分、温度23±1℃、および相対湿
度55±5%の条件のもとで測定されたみかけのヤ
ング率および密度と密度に相関することがわかつ
た。ここで、みかけのヤング率は、弾性限界内の
伸びと応力から求められる。かくして、これら3
つの物性因子と材料とを特定することによつて本
願発明者らが意図した吸音材の工業生産が可能と
なつた。すなわち、23℃における当該みかけのヤ
ング率が1.5×104N/m2以下あるいは7.0×104
N/m2以上のとき、また23℃における密度が80
Kg/m2以下であるいは300Kg/m2以上のとき、あ
るいは当該通気量が40ml/cm2・10mm・min以下の
とき、発泡体は従来の吸音材の吸音特性しか示さ
なくなる。また、必要に応じて、当該物性限界内
において、比重4以下で粒径が20〜1000μの無機
あるいは有機質フイラー、例えば、シラスバルー
ン、パーライト、アルミニウム粉、粒状マイカ、
木粉などを加えてもよい。あるいは、また、装飾
を目的として、多孔性の布、紙、不織布などを積
層することもできる。さらに、本発明の吸音材を
軟質遮音材と積層すれば、吸音と遮音、両機能を
もつ防音材として用いることもできる。特に、遮
音材に当該シート状吸音材をはり合わせることに
よつて遮音材単独のものより透過損失で5dBない
し10dBの向上が可能となる。
分布は、JIS K 6301「加硫ゴム物理試験方法」
に規定されている2号ダンベル試験片を用い、引
張り速度5mm/分、温度23±1℃、および相対湿
度55±5%の条件のもとで測定されたみかけのヤ
ング率および密度と密度に相関することがわかつ
た。ここで、みかけのヤング率は、弾性限界内の
伸びと応力から求められる。かくして、これら3
つの物性因子と材料とを特定することによつて本
願発明者らが意図した吸音材の工業生産が可能と
なつた。すなわち、23℃における当該みかけのヤ
ング率が1.5×104N/m2以下あるいは7.0×104
N/m2以上のとき、また23℃における密度が80
Kg/m2以下であるいは300Kg/m2以上のとき、あ
るいは当該通気量が40ml/cm2・10mm・min以下の
とき、発泡体は従来の吸音材の吸音特性しか示さ
なくなる。また、必要に応じて、当該物性限界内
において、比重4以下で粒径が20〜1000μの無機
あるいは有機質フイラー、例えば、シラスバルー
ン、パーライト、アルミニウム粉、粒状マイカ、
木粉などを加えてもよい。あるいは、また、装飾
を目的として、多孔性の布、紙、不織布などを積
層することもできる。さらに、本発明の吸音材を
軟質遮音材と積層すれば、吸音と遮音、両機能を
もつ防音材として用いることもできる。特に、遮
音材に当該シート状吸音材をはり合わせることに
よつて遮音材単独のものより透過損失で5dBない
し10dBの向上が可能となる。
以下、実施例をもつて本願発明の有効性を説明
するがこれによつて本願発明は何ら制限を受ける
ものではない。
するがこれによつて本願発明は何ら制限を受ける
ものではない。
実施例 1
塩化ビニルペースト樹脂(−1030 :100部
DOP(ジオクチルフオスフエート) :80部
発 泡 剤(ADCA) :7部
安 定 剤(Mark FL−21 アデカ・アーガ
ス社製) :7部 を高速ミキサーで約5分間混練したあと、防燃紙
上に均一に塗布する。これを温度200℃で2.25分
間オーブン中で加熱し発泡体を得た。この発泡体
から表面スキン層及び防燃紙を取り除き厚さ12mm
の発泡体を得た。この発泡体の通気性、みかけヤ
ング率及び密度を本願詳細の説明に記した方法に
よつて測定したところ 通気性 :68ml/cm2・10mm・min みかけヤング率 :4.8×104N/m2 密 度 :130Kg/m2 であつた。これら物性値はいずれも本願発明に規
定する物性限界内にある。また、当該発泡体の垂
直入射吸音をデンマークのプリユエル・ケアー社
製垂直入射吸音率測定装置を用いて測定した。結
果は第3図に示す通り、本発明品イは厚さ10mmの
ポリウレタンフオームロあるいは、厚さ12mmのグ
ラスウールシートハと比べると当該発泡体の吸音
特性の周波数依存性は小さく、吸音のバランスに
おいて大変優れており本願発明の有効性を示して
いる。
ス社製) :7部 を高速ミキサーで約5分間混練したあと、防燃紙
上に均一に塗布する。これを温度200℃で2.25分
間オーブン中で加熱し発泡体を得た。この発泡体
から表面スキン層及び防燃紙を取り除き厚さ12mm
の発泡体を得た。この発泡体の通気性、みかけヤ
ング率及び密度を本願詳細の説明に記した方法に
よつて測定したところ 通気性 :68ml/cm2・10mm・min みかけヤング率 :4.8×104N/m2 密 度 :130Kg/m2 であつた。これら物性値はいずれも本願発明に規
定する物性限界内にある。また、当該発泡体の垂
直入射吸音をデンマークのプリユエル・ケアー社
製垂直入射吸音率測定装置を用いて測定した。結
果は第3図に示す通り、本発明品イは厚さ10mmの
ポリウレタンフオームロあるいは、厚さ12mmのグ
ラスウールシートハと比べると当該発泡体の吸音
特性の周波数依存性は小さく、吸音のバランスに
おいて大変優れており本願発明の有効性を示して
いる。
実施例 2
塩化ビニルペースト樹脂(重合度1030) :100部
DOP :80部
発泡剤(ADCA) :7部
安定剤(Mark FL−21) :7部
シラスバルーン :40ml
を実施例1)にしたがつて、温度205℃で200分間
オーブン中で加熱して発泡体を得た。この発泡体
から表面スキン層を取り除き厚さ10mmの発泡シー
トを得た。この発泡シートの通気性、みかけヤン
グ率および密度を本願詳細の説明に記した方法に
よつて測定したところ 通気性 :80ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:4.5×104N/m2 密 度 :120Kg/m3 であつた。これら物性値はいずれも本願発明に規
定する物性限界内にある。垂直入射吸音率の結果
は第4図に示す通りであり、同程度の厚さのポリ
ウレタンフオームやグラスウールシートに比較し
て、本願発明品は500ヘルツ〜3000ヘルツの広い
周波数域で10%を超える吸音性能を発現してい
る。
オーブン中で加熱して発泡体を得た。この発泡体
から表面スキン層を取り除き厚さ10mmの発泡シー
トを得た。この発泡シートの通気性、みかけヤン
グ率および密度を本願詳細の説明に記した方法に
よつて測定したところ 通気性 :80ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:4.5×104N/m2 密 度 :120Kg/m3 であつた。これら物性値はいずれも本願発明に規
定する物性限界内にある。垂直入射吸音率の結果
は第4図に示す通りであり、同程度の厚さのポリ
ウレタンフオームやグラスウールシートに比較し
て、本願発明品は500ヘルツ〜3000ヘルツの広い
周波数域で10%を超える吸音性能を発現してい
る。
実施例 3
塩化ビニルペースト樹脂(重合度1030) :100部
DOP :80部
発泡剤(ADCA) :7部
安定剤(Mark FL−21) :7部
アルミニウム粉 :30ml
を実施例1)に従つて、温度205℃で2.00分間オ
ーブン中で加熱して発泡体を得た。この発泡体か
ら表面スキン層を取り除き、厚さ10mmの発泡シー
トを得た。この発泡体の通気性、みかけヤング率
および密度を本願詳細の説明に記した方法によつ
て測定したところ 通気性 :84ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:6.2×104N/m2 密 度 :130Kg/m3 であつた。これら物性値はいずれも本願発明に規
定する物性限界内にある。垂直入射吸音率の結果
は第5図に示す通りであり実施例2)で得た発泡
体に劣らず、すぐれた吸音性能を発現している。
ーブン中で加熱して発泡体を得た。この発泡体か
ら表面スキン層を取り除き、厚さ10mmの発泡シー
トを得た。この発泡体の通気性、みかけヤング率
および密度を本願詳細の説明に記した方法によつ
て測定したところ 通気性 :84ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:6.2×104N/m2 密 度 :130Kg/m3 であつた。これら物性値はいずれも本願発明に規
定する物性限界内にある。垂直入射吸音率の結果
は第5図に示す通りであり実施例2)で得た発泡
体に劣らず、すぐれた吸音性能を発現している。
比較例 1
塩化ビニルペースト樹脂(重合度1030) :100部
DOP :80部
発泡剤(ADCA) :7部
安定剤(Mark FL−21) :7部
を実施例1)と全く同じ条件で発泡成形し、同じ
発泡体を得た。表面スキン層を取り除かない厚さ
12mmの発泡体の物性値を測定したところ、 通気性 :0ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:4.8×104N/m2 密 度 :130Kg/m3 であつた。これら物性値は、本願発明に規定する
物性限界外にある。垂直入射吸音率の測定結果
を、実施例1の本願発明と合わせて第6図のニに
示した。図に示す通り、本願発明品と比較すると
1000ヘルツ以上の高周波域で吸音特性が大きく劣
つている。
発泡体を得た。表面スキン層を取り除かない厚さ
12mmの発泡体の物性値を測定したところ、 通気性 :0ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:4.8×104N/m2 密 度 :130Kg/m3 であつた。これら物性値は、本願発明に規定する
物性限界外にある。垂直入射吸音率の測定結果
を、実施例1の本願発明と合わせて第6図のニに
示した。図に示す通り、本願発明品と比較すると
1000ヘルツ以上の高周波域で吸音特性が大きく劣
つている。
比較例 2
塩化ビニルペースト樹脂(重合度1070) :100部
DOP :60部
発泡剤(ADCA) :3部
安定剤(Mark FL−21) :3部
を実施例1)と同様の手順で防燃紙上に塗布し、
温度190℃で5分間オーブン中で加熱し発泡体を
得た。この発泡体から表面スキン層を取り除き厚
さ10mmの発泡シートを得た。この発泡体の通気
性、みかけヤング率および密度を本願詳細の説明
に記した方法によつて測定したところ 通気性 :35ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:6.65×105N/m2 密 度 :160Kg/m3 であつた。これら物性値の中で通気性とみかけヤ
ング率は本願発明に規定する物性限界外にある。
吸音率の結果は第6図のホとして示す通りであり
全周波数域で低い吸音率しか発現していない。
温度190℃で5分間オーブン中で加熱し発泡体を
得た。この発泡体から表面スキン層を取り除き厚
さ10mmの発泡シートを得た。この発泡体の通気
性、みかけヤング率および密度を本願詳細の説明
に記した方法によつて測定したところ 通気性 :35ml/cm2・10mm・min みかけヤング率:6.65×105N/m2 密 度 :160Kg/m3 であつた。これら物性値の中で通気性とみかけヤ
ング率は本願発明に規定する物性限界外にある。
吸音率の結果は第6図のホとして示す通りであり
全周波数域で低い吸音率しか発現していない。
第1図は、従来の吸音材の代表的垂直入射吸音
特性を示す図である。 第2図は、通気量測定装置の概略図である。第
3〜3図は、本願発明の実施例および比較例によ
る吸音材の垂直入射吸音特性を示す図である。 A……試料ホルダー、C……吸水ビン、D……
水層、H……試料、イ……本願発明塩化ビニルペ
ース発泡体、ロ……ポリウレタンフオーム、ハ…
…グラスウールシート、ニ,ホ……塩化ビニルペ
ースト発泡体。
特性を示す図である。 第2図は、通気量測定装置の概略図である。第
3〜3図は、本願発明の実施例および比較例によ
る吸音材の垂直入射吸音特性を示す図である。 A……試料ホルダー、C……吸水ビン、D……
水層、H……試料、イ……本願発明塩化ビニルペ
ース発泡体、ロ……ポリウレタンフオーム、ハ…
…グラスウールシート、ニ,ホ……塩化ビニルペ
ースト発泡体。
Claims (1)
- 1 発泡成形時に形成される表皮を除いた塩化ビ
ニルペースト樹脂連通性発泡体で、その物性値が
23℃において、みかけヤング率1.5×104〜7.0×
104N/m2、密度80〜300Kg/m3および通気量40〜
84ml/cm2・10mm・minであることを特徴とする吸
音材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58135128A JPS6026995A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 吸音材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58135128A JPS6026995A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 吸音材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6026995A JPS6026995A (ja) | 1985-02-09 |
| JPH0452478B2 true JPH0452478B2 (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=15144463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58135128A Granted JPS6026995A (ja) | 1983-07-26 | 1983-07-26 | 吸音材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026995A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2784294B2 (ja) * | 1991-04-15 | 1998-08-06 | 松下電工株式会社 | 吸音材および吸音材の製造方法 |
| DE10307736A1 (de) * | 2003-02-24 | 2004-09-02 | Basf Ag | Offenzelliger Schaumstoff aus hochschmelzenden Kunststoffen |
| JP2006297807A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Kaneka Corp | ポリプロピレン系樹脂型内発泡成形体 |
-
1983
- 1983-07-26 JP JP58135128A patent/JPS6026995A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6026995A (ja) | 1985-02-09 |
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