JPH0452615Y2 - - Google Patents
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- JPH0452615Y2 JPH0452615Y2 JP2271186U JP2271186U JPH0452615Y2 JP H0452615 Y2 JPH0452615 Y2 JP H0452615Y2 JP 2271186 U JP2271186 U JP 2271186U JP 2271186 U JP2271186 U JP 2271186U JP H0452615 Y2 JPH0452615 Y2 JP H0452615Y2
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Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は例えば赤外線検出素子を極低温に冷
却するスターリング冷凍機に関するものである。
却するスターリング冷凍機に関するものである。
第4図に従来のスターリング冷凍機の構成例を
示す。図に示したスターリング冷凍機はスプリツ
ト式スターリング冷凍機と呼ばれるもので、スタ
ーリング冷凍機の代表的一例である。
示す。図に示したスターリング冷凍機はスプリツ
ト式スターリング冷凍機と呼ばれるもので、スタ
ーリング冷凍機の代表的一例である。
第4図において、スプリツト式スターリング冷
凍機は大きくわけて1の圧縮機と2のコールドフ
インガとこれらを結ぶ連結管3より構成される。
前記圧縮機1はシリンダ4とピストン5を備え、
前記ピストン5は連接棒6とクランク7を介して
図には示されていないが電動機によつて駆動され
て前記シリンダ4内部を往復運動する構造となつ
ている。前記シリンダ4と前記ピストン5の間の
すきまを漏れるガス量を少とするために、そのす
きまは例えば直径差が20μ以下の小さい値となる
ように作られている。前記シリンダ4の上部には
シリンダヘツド8がとりつけられ、前記シリンダ
4、前記ピストン5および前記シリンダヘツド8
でしきられた内部空間を圧縮室9と呼ぶ。前記ク
ランク7等の前記ピストン5を駆動する機構部材
は10のハウジング10内に収められ、前記ピス
トン5によつて前記圧縮室9と仕切られた前記ハ
ウジング10内の空間をバルク室11と呼ぶ。前
記シリンダ4、前記シリンダヘツド8および前記
ハウジング10は互いに外部との気密性を保つよ
うに接合され、内部の前記圧縮室9や前記バルク
室11には例えばヘリウム、水素などの高圧の作
動ガスが封入されている。また、前記シリンダ4
の外面には外部への放熱性を高めるためのフイン
13が設けられている。以上が圧縮機1の構成で
ある。一方前記コールドフインガ2は円筒状の低
温シリンダ14を有し、前記低温シリンダ14内
を摺動自在に往復するデイスプレーサ15を有し
ている。前記低温シリンダ14内部の空間は前記
デイスプレーサ15によつて2分割されており、
前記デイスプレーサ15より上方の空間を低温室
16、下方の空間を高温室17と呼ぶ。前記デイ
スプレーサ15内部には再生器18とガス通過孔
19が設けられ、前記低温室16と前記高温室1
7は前記再生器18と前記ガス通過孔19を介し
て連通しており、前記再生器18内には例えば銅
の金網などの蓄冷材20が充てんされている。前
記低温シリンダ14と前記デイスプレーサ15の
すきまを作動ガスが通過しないように、前記デイ
スプレーサの側部にはシールリング21がはめ込
まれている。前記コールドフインガ2の下部には
制御シリンダ22と制御室23が設けられ、前記
デイスプレーサ15の下端にとりつけられている
24の制御ピストンは前記高温室17と前記制御
シリンダ22を通抜け前記制御室23に突出して
いる。前記制御シリンダ22と前記制御ピストン
24のすきまを作動ガスが通過しないように前記
制御シリンダ22にはシールリング25が取付け
られている。上記したコールドフインガ2の各室
には前記圧縮機1と同様に例えばヘリウム、水素
などの高圧の作動ガスが封入されている。以上が
コールドフインガ2の構成であり、前記圧縮機1
の圧縮室9と前記コールドフインガ2の高温室1
7が前記連結管3を介して連通している。また、
前記圧縮室9、前記連結管3内部の空間、前記低
温室17、前記再生器18および前記ガス通過孔
19は互いに連通しており、これらの室全体を総
合して作動室26と呼ぶ。
凍機は大きくわけて1の圧縮機と2のコールドフ
インガとこれらを結ぶ連結管3より構成される。
前記圧縮機1はシリンダ4とピストン5を備え、
前記ピストン5は連接棒6とクランク7を介して
図には示されていないが電動機によつて駆動され
て前記シリンダ4内部を往復運動する構造となつ
ている。前記シリンダ4と前記ピストン5の間の
すきまを漏れるガス量を少とするために、そのす
きまは例えば直径差が20μ以下の小さい値となる
ように作られている。前記シリンダ4の上部には
シリンダヘツド8がとりつけられ、前記シリンダ
4、前記ピストン5および前記シリンダヘツド8
でしきられた内部空間を圧縮室9と呼ぶ。前記ク
ランク7等の前記ピストン5を駆動する機構部材
は10のハウジング10内に収められ、前記ピス
トン5によつて前記圧縮室9と仕切られた前記ハ
ウジング10内の空間をバルク室11と呼ぶ。前
記シリンダ4、前記シリンダヘツド8および前記
ハウジング10は互いに外部との気密性を保つよ
うに接合され、内部の前記圧縮室9や前記バルク
室11には例えばヘリウム、水素などの高圧の作
動ガスが封入されている。また、前記シリンダ4
の外面には外部への放熱性を高めるためのフイン
13が設けられている。以上が圧縮機1の構成で
ある。一方前記コールドフインガ2は円筒状の低
温シリンダ14を有し、前記低温シリンダ14内
を摺動自在に往復するデイスプレーサ15を有し
ている。前記低温シリンダ14内部の空間は前記
デイスプレーサ15によつて2分割されており、
前記デイスプレーサ15より上方の空間を低温室
16、下方の空間を高温室17と呼ぶ。前記デイ
スプレーサ15内部には再生器18とガス通過孔
19が設けられ、前記低温室16と前記高温室1
7は前記再生器18と前記ガス通過孔19を介し
て連通しており、前記再生器18内には例えば銅
の金網などの蓄冷材20が充てんされている。前
記低温シリンダ14と前記デイスプレーサ15の
すきまを作動ガスが通過しないように、前記デイ
スプレーサの側部にはシールリング21がはめ込
まれている。前記コールドフインガ2の下部には
制御シリンダ22と制御室23が設けられ、前記
デイスプレーサ15の下端にとりつけられている
24の制御ピストンは前記高温室17と前記制御
シリンダ22を通抜け前記制御室23に突出して
いる。前記制御シリンダ22と前記制御ピストン
24のすきまを作動ガスが通過しないように前記
制御シリンダ22にはシールリング25が取付け
られている。上記したコールドフインガ2の各室
には前記圧縮機1と同様に例えばヘリウム、水素
などの高圧の作動ガスが封入されている。以上が
コールドフインガ2の構成であり、前記圧縮機1
の圧縮室9と前記コールドフインガ2の高温室1
7が前記連結管3を介して連通している。また、
前記圧縮室9、前記連結管3内部の空間、前記低
温室17、前記再生器18および前記ガス通過孔
19は互いに連通しており、これらの室全体を総
合して作動室26と呼ぶ。
上記のように構成された従来の冷凍機の動作に
ついて説明する。ピストン5はシリンダ4の内部
を往復することによつて、圧縮室9から低温室1
6に至る作動室26のガス圧力に正弦状の波動を
与える。一方バルク室11は、その容積がピスト
ン5の行程容積より充分に大きいため、内部のガ
ス圧はピストン5が往復運動をしてもあまり変化
しない。コールドフインガ2の制御シリンダ22
にとりつけられたシールリング25は、前述の作
動室26のガスの圧力波動のように短い周期の圧
力変化に対してはほぼ完全に密封する長時間的に
みれば密封は不完全であるので、制御室23内の
ガス圧はほぼ作動室26内のガス圧の平均値に保
たれる。
ついて説明する。ピストン5はシリンダ4の内部
を往復することによつて、圧縮室9から低温室1
6に至る作動室26のガス圧力に正弦状の波動を
与える。一方バルク室11は、その容積がピスト
ン5の行程容積より充分に大きいため、内部のガ
ス圧はピストン5が往復運動をしてもあまり変化
しない。コールドフインガ2の制御シリンダ22
にとりつけられたシールリング25は、前述の作
動室26のガスの圧力波動のように短い周期の圧
力変化に対してはほぼ完全に密封する長時間的に
みれば密封は不完全であるので、制御室23内の
ガス圧はほぼ作動室26内のガス圧の平均値に保
たれる。
第5図から第8図は従来装置の動作原理を冷凍
サイクルの順を追つて説明するものである。
サイクルの順を追つて説明するものである。
第5図に示したサイクルの一過程において、圧
縮機1のピストン5はシリンダ4内の下方に位置
し、コールドフインガ2のデイスプレーサ15は
低温シリンダ14の上方に位置している。第5図
から第6図に至る間にピストン5は上昇して作動
室26のガスを圧縮する。この圧縮によつて発生
する熱はシリンダ5の外周のフイン13より外部
に放出される。第6図の時点において作動室26
のガス圧力は制御室23内のガス圧力よりも大き
くなつており、この差圧によつて制御ピストン2
4に生ずる下向きの力は、シールリング21およ
び25の静摩擦力に打ち勝つてデイスプレーサ1
5を下方へと動かし始め、第7図に示す様に低温
シリンダ14の下部へ移動させる。このデイスプ
レーサ15の移動に伴つて高温室17のガスは再
生器18を通つて低温室16に移り、このとき再
生器18に充てんされている蓄冷材20は通過す
るガスから熱を吸収しガスを温度降下させる。第
7図から第8図に至る過程で圧縮機1のピストン
5は下降し作動室26のガスを膨張させ、この膨
張によつて低温室16内のガスはさらに温度降下
し、コールドフインガ上部の周囲から熱を吸収す
る。この吸熱作用が冷凍機としての被冷除体を冷
除する役割を担う。作動室26ではガスの膨張に
より圧力が低下するので、第8図の時点では作動
室26内より制御室23内の方がガス圧力は大き
くなつている。この差圧によつて制御ピストン2
4に上向きにかかる力はシールリング21および
22の静摩擦力に打ち勝つて、デイスプレーサ1
5を上方へと動かし始め、第5図に示した様に低
温シリンダ14の上部へ移動させる。このデイス
プレーサ15の移動に伴つて低温室16の低温ガ
スは再生器18を通過し、再生器18内の蓄冷材
20に冷熱を蓄えるとともにガス自身は温度上昇
しながら高温室17へ流入する。以上の様なサイ
クルをくり返すことによつて、冷凍運転が行なわ
れる。
縮機1のピストン5はシリンダ4内の下方に位置
し、コールドフインガ2のデイスプレーサ15は
低温シリンダ14の上方に位置している。第5図
から第6図に至る間にピストン5は上昇して作動
室26のガスを圧縮する。この圧縮によつて発生
する熱はシリンダ5の外周のフイン13より外部
に放出される。第6図の時点において作動室26
のガス圧力は制御室23内のガス圧力よりも大き
くなつており、この差圧によつて制御ピストン2
4に生ずる下向きの力は、シールリング21およ
び25の静摩擦力に打ち勝つてデイスプレーサ1
5を下方へと動かし始め、第7図に示す様に低温
シリンダ14の下部へ移動させる。このデイスプ
レーサ15の移動に伴つて高温室17のガスは再
生器18を通つて低温室16に移り、このとき再
生器18に充てんされている蓄冷材20は通過す
るガスから熱を吸収しガスを温度降下させる。第
7図から第8図に至る過程で圧縮機1のピストン
5は下降し作動室26のガスを膨張させ、この膨
張によつて低温室16内のガスはさらに温度降下
し、コールドフインガ上部の周囲から熱を吸収す
る。この吸熱作用が冷凍機としての被冷除体を冷
除する役割を担う。作動室26ではガスの膨張に
より圧力が低下するので、第8図の時点では作動
室26内より制御室23内の方がガス圧力は大き
くなつている。この差圧によつて制御ピストン2
4に上向きにかかる力はシールリング21および
22の静摩擦力に打ち勝つて、デイスプレーサ1
5を上方へと動かし始め、第5図に示した様に低
温シリンダ14の上部へ移動させる。このデイス
プレーサ15の移動に伴つて低温室16の低温ガ
スは再生器18を通過し、再生器18内の蓄冷材
20に冷熱を蓄えるとともにガス自身は温度上昇
しながら高温室17へ流入する。以上の様なサイ
クルをくり返すことによつて、冷凍運転が行なわ
れる。
上記の様な従来装置には以下に述べる様な問題
点があつた。圧縮機1のシリンダ4とピストン5
の間には微小ではあるがすきまがあるため冷凍機
運転中わずかづつガスの漏洩が生じている。すな
わち、ピストン5が上昇して圧縮室9のガス圧力
がバルク室11のガス圧力より高くなると圧縮室
9からバルク室へ、逆にピストンが下降して圧縮
室9の圧力がバルク室11より低くなるとバルク
室11から圧縮室9へとガスが漏洩する。ここで
圧縮室9からバルク室11へ漏洩するガスの方が
バルク室11から圧縮室9へ漏洩するガスよりも
密度が高いために、ガスの質量流量は圧縮室9か
らバルク室11へ漏洩する場合の方が大となる。
その結果、運転中の作動室26全体およびバルク
室11の圧力は第9図の様な挙動を示す。
点があつた。圧縮機1のシリンダ4とピストン5
の間には微小ではあるがすきまがあるため冷凍機
運転中わずかづつガスの漏洩が生じている。すな
わち、ピストン5が上昇して圧縮室9のガス圧力
がバルク室11のガス圧力より高くなると圧縮室
9からバルク室へ、逆にピストンが下降して圧縮
室9の圧力がバルク室11より低くなるとバルク
室11から圧縮室9へとガスが漏洩する。ここで
圧縮室9からバルク室11へ漏洩するガスの方が
バルク室11から圧縮室9へ漏洩するガスよりも
密度が高いために、ガスの質量流量は圧縮室9か
らバルク室11へ漏洩する場合の方が大となる。
その結果、運転中の作動室26全体およびバルク
室11の圧力は第9図の様な挙動を示す。
図においてイは作動室26の圧力、ロはその時
間平均値、ハはバルク室11の圧力を示し、作動
室26の圧力の時間平均値ロはバルク室11の圧
力ハより低い値となつて、両者のつり合いが保た
れる。前述した様に一般にバルク室11の容積は
ピストン5の行程容積にくらべて充分に大きく、
冷凍機運転中もバルク室11内の圧力ハはほぼ一
定もしくは極くわずかに脈動する程度で、運転前
のガス圧にほぼ等しい。したがつて冷凍機運転中
の作動室26のガス圧の時間平均値ロは運転前の
ガス封入圧力より低い値となる。圧縮機1の圧縮
比が同じであれば、作動室26の圧力の時間平均
値が高いほど低温室16で発生する冷凍量が増大
するので、必要な冷凍量を得るためには、あらか
じめ運転時の作動室26のガス圧力の平均値より
も高い圧力でガスを冷凍機に封入しておかなくて
はならない。ところが、ガス封入圧を大きくする
と、ハウジング10等の耐圧強度を上げる必要が
あり重量増につながるという不具合が生じる。さ
らに、作動ガスとして一般に用いられるヘリウム
ガスは分子が小さいため長時間高圧密封しておく
ことが困難であり、ガスの封入圧を上げるほどガ
スの外部への漏洩が増大するので、長期にわたつ
て冷凍機を使用または保存する場合にはより頻繁
なガスの補充を必要とし、冷凍機の保守・運用性
を低下せしめるという問題点につながる。
間平均値、ハはバルク室11の圧力を示し、作動
室26の圧力の時間平均値ロはバルク室11の圧
力ハより低い値となつて、両者のつり合いが保た
れる。前述した様に一般にバルク室11の容積は
ピストン5の行程容積にくらべて充分に大きく、
冷凍機運転中もバルク室11内の圧力ハはほぼ一
定もしくは極くわずかに脈動する程度で、運転前
のガス圧にほぼ等しい。したがつて冷凍機運転中
の作動室26のガス圧の時間平均値ロは運転前の
ガス封入圧力より低い値となる。圧縮機1の圧縮
比が同じであれば、作動室26の圧力の時間平均
値が高いほど低温室16で発生する冷凍量が増大
するので、必要な冷凍量を得るためには、あらか
じめ運転時の作動室26のガス圧力の平均値より
も高い圧力でガスを冷凍機に封入しておかなくて
はならない。ところが、ガス封入圧を大きくする
と、ハウジング10等の耐圧強度を上げる必要が
あり重量増につながるという不具合が生じる。さ
らに、作動ガスとして一般に用いられるヘリウム
ガスは分子が小さいため長時間高圧密封しておく
ことが困難であり、ガスの封入圧を上げるほどガ
スの外部への漏洩が増大するので、長期にわたつ
て冷凍機を使用または保存する場合にはより頻繁
なガスの補充を必要とし、冷凍機の保守・運用性
を低下せしめるという問題点につながる。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、ガスの封入圧力が低くても、運転時
には作動室26の時間平均圧が高くなるようなス
ターリング冷凍機を提案するものである。
れたもので、ガスの封入圧力が低くても、運転時
には作動室26の時間平均圧が高くなるようなス
ターリング冷凍機を提案するものである。
この考案に係るスターリング冷凍機は、シリン
ダヘツドに近づくほど内径が小さくなるような先
細り状に加工されたシリンダを、圧縮機に備えた
ものである。
ダヘツドに近づくほど内径が小さくなるような先
細り状に加工されたシリンダを、圧縮機に備えた
ものである。
この考案においては、ピストンが下死点付近に
あるときの方が上死点付近にあるときよりも、シ
リンダとピストンの間でガス漏れが生じやすいの
で、運転中はバルク室から作動室へのガス漏れが
多くなり、作動室のガス圧力の時間平均値がバル
ク室の圧力よりも高い状態で釣り合いが保たれ
る。したがつて従来装置と同等な性能を得る場
合、冷凍機に封入しておくガスの圧力は従来装置
よりも低くて良いことになる。
あるときの方が上死点付近にあるときよりも、シ
リンダとピストンの間でガス漏れが生じやすいの
で、運転中はバルク室から作動室へのガス漏れが
多くなり、作動室のガス圧力の時間平均値がバル
ク室の圧力よりも高い状態で釣り合いが保たれ
る。したがつて従来装置と同等な性能を得る場
合、冷凍機に封入しておくガスの圧力は従来装置
よりも低くて良いことになる。
第1図はこの考案の一実施例を示す図である。
図の実施例では4のシリンダのみ第4図に示した
従来の装置と異なり、他の部品は従来の装置と全
く同じものである。前記シリンダ4は、その内径
が上端部と下端部とで例えば5μmから20μm程度
直径差があるように先細り状に加工されており、
内径の小さい方がシリンダヘツド8を向くように
取り付けられている。
図の実施例では4のシリンダのみ第4図に示した
従来の装置と異なり、他の部品は従来の装置と全
く同じものである。前記シリンダ4は、その内径
が上端部と下端部とで例えば5μmから20μm程度
直径差があるように先細り状に加工されており、
内径の小さい方がシリンダヘツド8を向くように
取り付けられている。
上記の様に構成されるこの考案のスターリング
冷凍機において、冷凍を発生する原理は第4図か
ら第8図に示した従来装置と全く同様である。た
だし、シリンダ4の内径が先細り状となつている
ため、第2図に示すようにピストン5が上死点付
近に位置する場合、すなわち作動室26の方がバ
ルク室11よりもガス圧力が高い場合は、シリン
ダ4とピストン5のすきまが小さいので、ガスは
漏れにくいが、第3図に示すように、ピストン5
が下死点付近に位置する場合、すなわちバルク室
11の方が作動室26よりもガス圧力が高い場合
は、シリンダ4とピストン5のすきまが大きいの
で、ガスは漏れやすい。つまり、運転中はバルク
室11から作動室26へガスが移動しやすいこと
になり、第10図に示すように、作動室26のガ
ス圧力イの平均値ロがバルク室11の圧力ハより
も高い実施例で釣合いが保たれる。運転時のバル
ク室11のガス圧力は、運転前の冷凍機へのガス
封入圧力にほぼ等しいから、従来装置よりも低い
ガス封入圧力で、従来装置と同等な圧力波動が得
られる。
冷凍機において、冷凍を発生する原理は第4図か
ら第8図に示した従来装置と全く同様である。た
だし、シリンダ4の内径が先細り状となつている
ため、第2図に示すようにピストン5が上死点付
近に位置する場合、すなわち作動室26の方がバ
ルク室11よりもガス圧力が高い場合は、シリン
ダ4とピストン5のすきまが小さいので、ガスは
漏れにくいが、第3図に示すように、ピストン5
が下死点付近に位置する場合、すなわちバルク室
11の方が作動室26よりもガス圧力が高い場合
は、シリンダ4とピストン5のすきまが大きいの
で、ガスは漏れやすい。つまり、運転中はバルク
室11から作動室26へガスが移動しやすいこと
になり、第10図に示すように、作動室26のガ
ス圧力イの平均値ロがバルク室11の圧力ハより
も高い実施例で釣合いが保たれる。運転時のバル
ク室11のガス圧力は、運転前の冷凍機へのガス
封入圧力にほぼ等しいから、従来装置よりも低い
ガス封入圧力で、従来装置と同等な圧力波動が得
られる。
以上説明したように、この考案の装置では、ガ
スの封入圧力が低いため、ハウジング10等の耐
圧強度を比較的必要としないので圧縮機1の軽量
化ができる。さらに、ガス封入圧が低いほど冷凍
機から外部へのガスの漏洩量が少なくなるので、
長期間冷凍機を使用または保存する場合には、ガ
スの補充頻度を減らせるという保守・運用上の利
点がある。
スの封入圧力が低いため、ハウジング10等の耐
圧強度を比較的必要としないので圧縮機1の軽量
化ができる。さらに、ガス封入圧が低いほど冷凍
機から外部へのガスの漏洩量が少なくなるので、
長期間冷凍機を使用または保存する場合には、ガ
スの補充頻度を減らせるという保守・運用上の利
点がある。
ところで、以上の説明ではスプリツト式スター
リング冷凍機に対してのこの考案を実施する場合
について述べたが、その他、既知のスターリング
冷凍機にもこの考案を利用できることがいうまで
もない。
リング冷凍機に対してのこの考案を実施する場合
について述べたが、その他、既知のスターリング
冷凍機にもこの考案を利用できることがいうまで
もない。
この考案は、内径が先細り状に加工されたシリ
ンダを備えるという簡単な構造によつて、より低
い作動ガスの封入圧でより高い運転時の作動室の
時間平均圧が得られるので、ハウジング等の耐圧
強度を必要とする部材の軽量化が図れるのと同時
に、ガスの封入圧が低いほど、冷凍機外部へのガ
ス漏洩が小となるので、長期の使用、保存にあた
つては、作動ガスの補充ひん度が減り、冷凍機の
保守・運用性を著るしく高めるという効果があ
る。
ンダを備えるという簡単な構造によつて、より低
い作動ガスの封入圧でより高い運転時の作動室の
時間平均圧が得られるので、ハウジング等の耐圧
強度を必要とする部材の軽量化が図れるのと同時
に、ガスの封入圧が低いほど、冷凍機外部へのガ
ス漏洩が小となるので、長期の使用、保存にあた
つては、作動ガスの補充ひん度が減り、冷凍機の
保守・運用性を著るしく高めるという効果があ
る。
第1図から第3図はこの考案の一実施例を示す
図、第4図から第8図は従来のスターリング冷凍
機を示す図、第9図は従来のスターリング冷凍機
における作動室の圧力およびバルク室の圧力時間
的変化を示す図、第10図はこの考案のスターリ
ング冷凍機における作動室の圧力およびバルク室
の圧力の時間的変化を示す図である。 図において、1は圧縮機、4はシリンダ、5は
ピストン、8はシリンダヘツドである。なお、図
中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示
してある。
図、第4図から第8図は従来のスターリング冷凍
機を示す図、第9図は従来のスターリング冷凍機
における作動室の圧力およびバルク室の圧力時間
的変化を示す図、第10図はこの考案のスターリ
ング冷凍機における作動室の圧力およびバルク室
の圧力の時間的変化を示す図である。 図において、1は圧縮機、4はシリンダ、5は
ピストン、8はシリンダヘツドである。なお、図
中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示
してある。
Claims (1)
- 先細り状の内周面を有するシリンダと、前記シ
リンダの内径の小さい方の端面をふさぐシリンダ
ヘツドと、前記シリンダの中を往復運動するピス
トンを有する圧縮機を備えたことを特徴とするス
ターリング冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2271186U JPH0452615Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2271186U JPH0452615Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62135072U JPS62135072U (ja) | 1987-08-25 |
| JPH0452615Y2 true JPH0452615Y2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=30820352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2271186U Expired JPH0452615Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452615Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP2271186U patent/JPH0452615Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62135072U (ja) | 1987-08-25 |
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