JPH0452806B2 - - Google Patents
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- JPH0452806B2 JPH0452806B2 JP61073389A JP7338986A JPH0452806B2 JP H0452806 B2 JPH0452806 B2 JP H0452806B2 JP 61073389 A JP61073389 A JP 61073389A JP 7338986 A JP7338986 A JP 7338986A JP H0452806 B2 JPH0452806 B2 JP H0452806B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tensile steel
- steel material
- bearing
- load
- oil
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、例えば第7図に示したような高層
建築又は搭状建築物A1などの地震時あるいは暴
風時などにおける転倒防止用の地盤アンカーB1
として、又は第8図に示したように地下水位Wが
比較的高い所に地中部が深い建築物A2を建設し
た場合の地下水による浮上がり防止用の地盤アン
カーB2として、あるいは第9図に示したように
傾斜地に建てられた建築物A3などに働く偏土圧
又は滑動対策用の地盤アンカーB3などとしてそ
れぞれ有効に使用可能な地盤アンカーに係り、さ
らにいえば本設用として100年以上もの耐用寿命
を発揮するように改良した永久地盤アンカーに関
する。
建築又は搭状建築物A1などの地震時あるいは暴
風時などにおける転倒防止用の地盤アンカーB1
として、又は第8図に示したように地下水位Wが
比較的高い所に地中部が深い建築物A2を建設し
た場合の地下水による浮上がり防止用の地盤アン
カーB2として、あるいは第9図に示したように
傾斜地に建てられた建築物A3などに働く偏土圧
又は滑動対策用の地盤アンカーB3などとしてそ
れぞれ有効に使用可能な地盤アンカーに係り、さ
らにいえば本設用として100年以上もの耐用寿命
を発揮するように改良した永久地盤アンカーに関
する。
従来の技術
従来、第7図のように地震時、暴風時の転倒
防止対策が必要な高層建築物A1については、
必要なくても地下に一層深い地下構造部aを付
設することにより対処していた。
防止対策が必要な高層建築物A1については、
必要なくても地下に一層深い地下構造部aを付
設することにより対処していた。
また、第8図のように地下水Wによる浮上り
防止対策が必要な建築A2については、躯体重
量を大きくすることで対処してきた。
防止対策が必要な建築A2については、躯体重
量を大きくすることで対処してきた。
さらに、第9図のように偏土圧、滑動対策が
必要な建築物A3については、山側の地盤を削
り取り擁壁cを築造する等の方法で対処してき
た。
必要な建築物A3については、山側の地盤を削
り取り擁壁cを築造する等の方法で対処してき
た。
それというのも、従来、品質及び耐用寿命の
点で十分信頼できる永久地盤アンカーが見当ら
なかつたからである。
点で十分信頼できる永久地盤アンカーが見当ら
なかつたからである。
従来、矢板等の山留壁を支持せしめ使用済後
には撤去する所謂仮設地盤アンカーは、多種多
様なものが実施されている。
には撤去する所謂仮設地盤アンカーは、多種多
様なものが実施されている。
例えば第10図は、特開昭57−13686号公報
に記載された仮設地盤アンカーの主要部を示し
たものである。
に記載された仮設地盤アンカーの主要部を示し
たものである。
図中eが引張鋼材で、その先端部に支圧板fを
取付け、この支圧板fの手前側に強化モルタル等
より成る耐荷体gを当接せしめ、これは定着孔中
に充填したモルタル等の注入材hにより地中に定
着されている。実公昭61−8120号公報に記載され
た地盤アンカーもほぼ同様な構成である。
取付け、この支圧板fの手前側に強化モルタル等
より成る耐荷体gを当接せしめ、これは定着孔中
に充填したモルタル等の注入材hにより地中に定
着されている。実公昭61−8120号公報に記載され
た地盤アンカーもほぼ同様な構成である。
本発明が解決しようとする問題点
() 地震時,暴風時の転倒防止のためとはい
え、第7図のように不必要な地下構造部aをあ
えて付設すること、あるいは浮き上り防止のた
めとはいえ第8図のように建築物A2の躯体重
量を無闇に大きくすること、又は偏土圧,滑動
対策とはいえ第9図のように地盤を削り擁壁c
を築造する等々の対策は、あまりにも短絡思考
的で策が無さすぎるし、また、無駄の大きい不
経済な解決策というのほかない。
え、第7図のように不必要な地下構造部aをあ
えて付設すること、あるいは浮き上り防止のた
めとはいえ第8図のように建築物A2の躯体重
量を無闇に大きくすること、又は偏土圧,滑動
対策とはいえ第9図のように地盤を削り擁壁c
を築造する等々の対策は、あまりにも短絡思考
的で策が無さすぎるし、また、無駄の大きい不
経済な解決策というのほかない。
() 従来、仮設用地盤アンカーが周知で実施
例も多いにもかかわらず、上記()の対策用
として使用可能な本設用の永久地盤アンカーと
なし得なかつた理由は、ひとえに防錆対策に十
分な信頼がおけなかつたからである。
例も多いにもかかわらず、上記()の対策用
として使用可能な本設用の永久地盤アンカーと
なし得なかつた理由は、ひとえに防錆対策に十
分な信頼がおけなかつたからである。
例えば、第10図の仮設地盤アンカーの場合で
も、引張鋼材eと支圧板fとの取付手段jはむき
出しのままであり、これが腐食し毀損されると、
その時点で地盤アンカーとしての耐用寿命は終り
である。
も、引張鋼材eと支圧板fとの取付手段jはむき
出しのままであり、これが腐食し毀損されると、
その時点で地盤アンカーとしての耐用寿命は終り
である。
また、引張鋼材eには通常防錆被覆PC鋼より
線が使用されているが、そのシースが施工時の何
らかの事故で、又は使用中の経時劣化等により傷
つき毀損されると、その時点からPC鋼より線の
腐食が始まるから、いずれにしても10年も20年も
という長い耐用寿命を期待することの方が本来無
理であり、とうてい本設用の永久地盤アンカーと
しての品質,信頼性をかち得なかつた。
線が使用されているが、そのシースが施工時の何
らかの事故で、又は使用中の経時劣化等により傷
つき毀損されると、その時点からPC鋼より線の
腐食が始まるから、いずれにしても10年も20年も
という長い耐用寿命を期待することの方が本来無
理であり、とうてい本設用の永久地盤アンカーと
しての品質,信頼性をかち得なかつた。
実公昭61−8120号公報に記載された地盤アンカ
ーは、引張材の先端部に、被覆層を除去して第1
の定着鋼管を圧着により取付け、前記第1の定着
鋼管の引抜き側に少し大径の円形プレート及び第
2の定着鋼管が当接された構成であり、この第1
の定着鋼管は直接注入材に被覆されており、防錆
の点で難点がある。作用面で検討すると、前記公
報記載の地盤アンカーの場合、引張材の負荷は、
第1の定着鋼管が、その一部を直接注入材を通じ
て地盤へ伝達し、残りは第2の定着鋼管から注入
材を介して地盤へ伝達する応力伝達機構を構成す
る。よつて応力の向きが異なる第1の定着鋼管と
第2の定着鋼管との境界部位で注入材に亀裂、破
壊を発生するおそれがあり、耐力性の面で難点が
ある。
ーは、引張材の先端部に、被覆層を除去して第1
の定着鋼管を圧着により取付け、前記第1の定着
鋼管の引抜き側に少し大径の円形プレート及び第
2の定着鋼管が当接された構成であり、この第1
の定着鋼管は直接注入材に被覆されており、防錆
の点で難点がある。作用面で検討すると、前記公
報記載の地盤アンカーの場合、引張材の負荷は、
第1の定着鋼管が、その一部を直接注入材を通じ
て地盤へ伝達し、残りは第2の定着鋼管から注入
材を介して地盤へ伝達する応力伝達機構を構成す
る。よつて応力の向きが異なる第1の定着鋼管と
第2の定着鋼管との境界部位で注入材に亀裂、破
壊を発生するおそれがあり、耐力性の面で難点が
ある。
問題を解決するための手段
(第1の発明)
上記従来技術の問題点を解決するための手段と
して、この発明の永久地盤アンカーは、図面の第
1図〜第6図に好適な実施例を示したとおり、引
張鋼材1の先端部にグリツプ13で支圧板2が取
付けられ、同圧着グリツプ13と引張鋼材1の先
端は、支圧板2の反引抜き側面に油密構造に取付
け防錆油10を収容した先端キヤツプで保護され
ている。
して、この発明の永久地盤アンカーは、図面の第
1図〜第6図に好適な実施例を示したとおり、引
張鋼材1の先端部にグリツプ13で支圧板2が取
付けられ、同圧着グリツプ13と引張鋼材1の先
端は、支圧板2の反引抜き側面に油密構造に取付
け防錆油10を収容した先端キヤツプで保護され
ている。
前記支圧板2の引抜き側に、前記引張鋼材1の
外周を包囲する配置で、管状の耐荷体3が当接さ
れ、同耐荷体3の引抜き側には同じく前記引張鋼
材1の外周を包囲する配置で管状の自由長部シー
ス4が当接されている。
外周を包囲する配置で、管状の耐荷体3が当接さ
れ、同耐荷体3の引抜き側には同じく前記引張鋼
材1の外周を包囲する配置で管状の自由長部シー
ス4が当接されている。
前記耐荷体3及び自由長部シース4の外周に注入
材5が充填され被覆されている。
材5が充填され被覆されている。
前記引張鋼材1には所定大きさのプレストレス
が導入され、同引張鋼材1の上端部は躯体6上の
頭部支圧板12の上に定着され、該定着部及び引
張鋼材1の上端は前記頭部支圧板12の上面に油
密構造に取付け防錆油24を収容した頭部キヤツ
プ25で保護されていること、をそれぞれ特徴と
する。
が導入され、同引張鋼材1の上端部は躯体6上の
頭部支圧板12の上に定着され、該定着部及び引
張鋼材1の上端は前記頭部支圧板12の上面に油
密構造に取付け防錆油24を収容した頭部キヤツ
プ25で保護されていること、をそれぞれ特徴と
する。
作 用
この永久地盤アンカーの場合、先端部の支圧板
2及び圧着グリツプ13並びに引張鋼材1の先端
は、先端部キヤツプ9と防錆油10による二重の
防錆保護が行なわれている。
2及び圧着グリツプ13並びに引張鋼材1の先端
は、先端部キヤツプ9と防錆油10による二重の
防錆保護が行なわれている。
また、引張鋼材1の自由長部及び定着長部につ
いても、それぞれ引張鋼材1を被覆したアンボン
ドシースと自由長部シース4又は耐荷体3による
二重の防錆保護が行なわれている。
いても、それぞれ引張鋼材1を被覆したアンボン
ドシースと自由長部シース4又は耐荷体3による
二重の防錆保護が行なわれている。
その上、注入材5の被り厚を考慮すれば、先端
部及び定着長部並びに自由長部はそれぞれ三重の
防錆保護が行なわれているに等しい。
部及び定着長部並びに自由長部はそれぞれ三重の
防錆保護が行なわれているに等しい。
さらに、引張鋼材1の上端とその定着部及び頭
部支圧板12は、頭部キヤツプ25と防錆油24
による防錆保護が行なわれている。
部支圧板12は、頭部キヤツプ25と防錆油24
による防錆保護が行なわれている。
かくして、この永久地盤アンカーの防錆保護は
引張鋼材1の全長にわたり完ぺきであるから、
100年以上の耐用寿命を目標として十分余力のあ
る防錆構造となつているといつてさしつかえな
く、本設用としての品質,信頼性を期待できるの
である。
引張鋼材1の全長にわたり完ぺきであるから、
100年以上の耐用寿命を目標として十分余力のあ
る防錆構造となつているといつてさしつかえな
く、本設用としての品質,信頼性を期待できるの
である。
また、この永久地盤アンカーの場合、引張鋼材
1は、先端部の支圧板2の位置から頭部の支圧板
12に至るまでの全長にわたつて完全なアンボン
ド構造になつているので、引抜き,引張り試験時
の変位特性が数値的に明解であり、確認が容易で
あるから、設計上の誤差がほとんど出ない。
1は、先端部の支圧板2の位置から頭部の支圧板
12に至るまでの全長にわたつて完全なアンボン
ド構造になつているので、引抜き,引張り試験時
の変位特性が数値的に明解であり、確認が容易で
あるから、設計上の誤差がほとんど出ない。
さらに、この永久地盤アンカーの場合、耐荷体
3に鋼材を使用しているためその材料特性が明解
であり、高い信頼性を寄せられる。
3に鋼材を使用しているためその材料特性が明解
であり、高い信頼性を寄せられる。
しかも耐荷体3と注入材5とのボンド硬化によ
り地盤に反力をとる構造であるから、注入材5に
より形成されたアンカー躯体は圧縮型として働
き、耐力性が良く亀裂を生ずるおそれがないの
で、耐用寿命に優れるのである。
り地盤に反力をとる構造であるから、注入材5に
より形成されたアンカー躯体は圧縮型として働
き、耐力性が良く亀裂を生ずるおそれがないの
で、耐用寿命に優れるのである。
(第2の発明)
同上の問題点を解決するための手段として、こ
の発明の永久地盤アンカーは、やはり図面の第1
図〜第6図に実施例を示したとおり、 上記第1の発明の構成の全部を主要部とし、さ
らに自由長部シース4の上端部は建物躯体6のア
ンカー用開口に設けた頭部シース7に対しダンパ
ー8を介してスライド可能にはめ込んだ構成を付
加した。
の発明の永久地盤アンカーは、やはり図面の第1
図〜第6図に実施例を示したとおり、 上記第1の発明の構成の全部を主要部とし、さ
らに自由長部シース4の上端部は建物躯体6のア
ンカー用開口に設けた頭部シース7に対しダンパ
ー8を介してスライド可能にはめ込んだ構成を付
加した。
作 用
従つて、この発明も上記第1の発明で述べた作
用をそつくり奏する。その上に、この永久地盤ア
ンカーの場合は、引張鋼材1が躯体挿通部分にお
いてもアンボンドシースのほかに自由長部シース
4、頭部シース7、及びダンパー8による密封性
により二重に防錆保護されている。
用をそつくり奏する。その上に、この永久地盤ア
ンカーの場合は、引張鋼材1が躯体挿通部分にお
いてもアンボンドシースのほかに自由長部シース
4、頭部シース7、及びダンパー8による密封性
により二重に防錆保護されている。
さらに、この永久地盤アンカーの場合は、建築
物の上部構造の築造と共に生ずる地盤の沈下を、
頭部シース7と自由長部シース4とのスライドに
より広範囲に完全に吸収する。また、地震時にお
ける躯体6と地盤のズレについても、ダンパー8
が所謂ビン構造の働きをして柔軟に吸収する自在
性、融通性を発揮するのである。
物の上部構造の築造と共に生ずる地盤の沈下を、
頭部シース7と自由長部シース4とのスライドに
より広範囲に完全に吸収する。また、地震時にお
ける躯体6と地盤のズレについても、ダンパー8
が所謂ビン構造の働きをして柔軟に吸収する自在
性、融通性を発揮するのである。
実施例
次に、図面の第1図〜第6図に示したこの発明
の好適な実施例を説明する。
の好適な実施例を説明する。
第1図中1が引張鋼材たる17ぐらいのアンボ
ンドPC鋼より線である。ちなみに、この地盤ア
ンカーは躯体6の直下約20m位の深さまで埋設さ
れているので、PC鋼より線1はそのような長さ
になつている。
ンドPC鋼より線である。ちなみに、この地盤ア
ンカーは躯体6の直下約20m位の深さまで埋設さ
れているので、PC鋼より線1はそのような長さ
になつている。
PC鋼より線1の先端部には、厚肉鋳鋼円板に
よる支柱板2が、同より線1の先端部に固着した
圧着グリツプ13により十分大きい引抜き強度で
取付けられている。
よる支柱板2が、同より線1の先端部に固着した
圧着グリツプ13により十分大きい引抜き強度で
取付けられている。
支圧板2には、これと略同径の先端キヤツプ9
を同支圧板2の反引抜き側に溶接で油密構造に取
付けると共に該先端キヤツプ9内に防錆油として
プロコートオイル10を満たし、もつて前記PC
鋼より線1の取付け部の防錆処理が行なわれてい
る。
を同支圧板2の反引抜き側に溶接で油密構造に取
付けると共に該先端キヤツプ9内に防錆油として
プロコートオイル10を満たし、もつて前記PC
鋼より線1の取付け部の防錆処理が行なわれてい
る。
他方、前記支圧板2の引抜き側には、外径が
86、長さは6m(この長さが定着長部となる)、
肉厚は10mmぐらいで外面に付着力を増すリブ11
を多数形成した鋳鋼製管状の耐荷体3が前記PC
鋼より線1の外周を包囲する形で当接され、その
当接部は全周溶接により支圧板2と水密的に接合
されている。
86、長さは6m(この長さが定着長部となる)、
肉厚は10mmぐらいで外面に付着力を増すリブ11
を多数形成した鋳鋼製管状の耐荷体3が前記PC
鋼より線1の外周を包囲する形で当接され、その
当接部は全周溶接により支圧板2と水密的に接合
されている。
さらに、前記耐荷体3の引抜き側には、外径が
76、肉厚は4mmぐらいで躯体6にまで十分届く
長さ(この長さが自由長部となる)のガス管等よ
り成る自由長部シース4が、やはり前記PC鋼よ
り線1の外周を同心円状配置に包囲する形で当接
されている。
76、肉厚は4mmぐらいで躯体6にまで十分届く
長さ(この長さが自由長部となる)のガス管等よ
り成る自由長部シース4が、やはり前記PC鋼よ
り線1の外周を同心円状配置に包囲する形で当接
されている。
この自由長部シース4も、耐荷体3との当接部
が全周溶接により水密的に接合されている。な
お、この自由長部シース4は全長が大きい(10数
m)ので、単位長さが3mぐらいのガス管を順次
ジヨイントして構成されている。
が全周溶接により水密的に接合されている。な
お、この自由長部シース4は全長が大きい(10数
m)ので、単位長さが3mぐらいのガス管を順次
ジヨイントして構成されている。
自由長部シース4の上端部は、躯体6のアンカ
ー用開口に設置した頭部シース7に対しダンパー
8を介してスライド可能に数10cm程度はめ込まれ
ている。ダンパー8としては、シース内外の気密
性、水密性を確保する働きのものが使用されてい
る。
ー用開口に設置した頭部シース7に対しダンパー
8を介してスライド可能に数10cm程度はめ込まれ
ている。ダンパー8としては、シース内外の気密
性、水密性を確保する働きのものが使用されてい
る。
なお、上記の各構成要素は、それぞれ予め地上
において完全な組立を行なう。そして、第2図に
示した如く、地盤15に削孔して削孔水を注入材
たるセメントミルク5と置換した定着孔14の中
心部にクレーン等により吊り込んで挿入される。
従つて、施工時にPC鋼より線1がセメントミル
ク5やその水分にさらされることは決してないの
である。
において完全な組立を行なう。そして、第2図に
示した如く、地盤15に削孔して削孔水を注入材
たるセメントミルク5と置換した定着孔14の中
心部にクレーン等により吊り込んで挿入される。
従つて、施工時にPC鋼より線1がセメントミル
ク5やその水分にさらされることは決してないの
である。
前記挿入の後に、予め定着孔14内に残置して
おいたケーシングパイプ16にセメントミルク注
入ホース17を接続し(第3図)、該ケーシング
パイプ16を引上げつつ耐荷体3の長さ分ぐらい
の領域にセメントミルク5の圧入を行ない密実充
填をする。
おいたケーシングパイプ16にセメントミルク注
入ホース17を接続し(第3図)、該ケーシング
パイプ16を引上げつつ耐荷体3の長さ分ぐらい
の領域にセメントミルク5の圧入を行ない密実充
填をする。
前記ケーシングパイプ16の引抜き後に、躯体
6の築造を完成し(第4図)、ジヤツキアツプに
より例えば100トンクラスの設計荷重に見合うプ
レストレスを導入し、その後アンカー頭部の定着
と防錆処理が行なわれている(第5図)。
6の築造を完成し(第4図)、ジヤツキアツプに
より例えば100トンクラスの設計荷重に見合うプ
レストレスを導入し、その後アンカー頭部の定着
と防錆処理が行なわれている(第5図)。
その詳細な構造は第1図に示したとおり、躯体
6上に頭部支圧板12を載置し、その上にアンカ
ーヘツド18を設置し、もつてPC鋼より線1の
上端部はくさび19でアンカーヘツド18に定着
されている。
6上に頭部支圧板12を載置し、その上にアンカ
ーヘツド18を設置し、もつてPC鋼より線1の
上端部はくさび19でアンカーヘツド18に定着
されている。
この緊張定着作業は、第6図に示したジヤツキ
20を使用し、所謂ストロングホールド工法のコ
ントロールセツテイング法で行なわれる。
20を使用し、所謂ストロングホールド工法のコ
ントロールセツテイング法で行なわれる。
即ち、アンカーヘツド18の外周に仮支圧板2
1を設置してその上にジヤツキ20をセツトし、
ジヤツキ内のくさび22で鋼より線1の上端部を
つかませ、各鋼より線1を同時に緊張し、所定大
きさのプレトレスを導入する(第6図は導入状態
である)。しかる後に、インデツクス板23で定
着用くさび19を下向きに押し進め、強制定着す
るのである。
1を設置してその上にジヤツキ20をセツトし、
ジヤツキ内のくさび22で鋼より線1の上端部を
つかませ、各鋼より線1を同時に緊張し、所定大
きさのプレトレスを導入する(第6図は導入状態
である)。しかる後に、インデツクス板23で定
着用くさび19を下向きに押し進め、強制定着す
るのである。
従つて、ジヤツキ20及びPC鋼より線1のゆ
るみの問題は一切生じないから、正確な数値のプ
レストレス導入ができる。以上の各工程を終了
後、ジヤツキ20は撤去される。
るみの問題は一切生じないから、正確な数値のプ
レストレス導入ができる。以上の各工程を終了
後、ジヤツキ20は撤去される。
その後、頭部支圧板12上には、防錆油たるグ
リース24を満たした頭部キヤツプ25がPC鋼
より線1の上端突出部を覆う構造で油密的に取付
けられている。
リース24を満たした頭部キヤツプ25がPC鋼
より線1の上端突出部を覆う構造で油密的に取付
けられている。
なお、上記実施例は、100トンクラスの設計荷
重によるものを示しているが、主要部材の大きさ
を適正設計することにより200トンクラスの永久
地盤アンカーを実施することも容易に可能であ
る。
重によるものを示しているが、主要部材の大きさ
を適正設計することにより200トンクラスの永久
地盤アンカーを実施することも容易に可能であ
る。
本発明が奏する効果
以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、この発明の永久地盤アンカーは、本設用とし
て必要十分な耐用寿命(防錆処理の品質、信頼
性)を保持するから、例えば高層建築の転倒防止
用アンカー(第7図)、あるいは建築物の地下水
による浮上り防止用のアンカー(第8図)、又は
建築物に働く偏土圧、滑動対策用のアンカー(第
9図)として、その他本設構造物について生ずる
種々な永久地盤アンカーの必要性を満たすものと
して応用実施することができる。
て、この発明の永久地盤アンカーは、本設用とし
て必要十分な耐用寿命(防錆処理の品質、信頼
性)を保持するから、例えば高層建築の転倒防止
用アンカー(第7図)、あるいは建築物の地下水
による浮上り防止用のアンカー(第8図)、又は
建築物に働く偏土圧、滑動対策用のアンカー(第
9図)として、その他本設構造物について生ずる
種々な永久地盤アンカーの必要性を満たすものと
して応用実施することができる。
したがつて、従来この種のアンカーを使用でき
なかつた対応手段に比して極めて軽便に施工して
大きな経済的効果、建築技術上の効果を得ること
ができるのである。
なかつた対応手段に比して極めて軽便に施工して
大きな経済的効果、建築技術上の効果を得ること
ができるのである。
第1図はこの発明に係る永久地盤アンカー全体
の構造を概念的に示した垂直断面図、第2図〜第
5図は同アンカーの枢要な施工工程図、第6図は
緊張定着作業の説明図、第7図〜第9図は地盤ア
ンカーの用途説明図、第10は従来の仮設アンカ
ーの主要部を示した断面図である。
の構造を概念的に示した垂直断面図、第2図〜第
5図は同アンカーの枢要な施工工程図、第6図は
緊張定着作業の説明図、第7図〜第9図は地盤ア
ンカーの用途説明図、第10は従来の仮設アンカ
ーの主要部を示した断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 引張鋼材1の先端部に圧着グリツプ13で支
圧板2が取付けられ、同圧着グリツプ13と引張
鋼材1の先端は支圧板2の反引抜き側面に油密構
造に取付け防錆油10を収容した先端キヤツプ9
で保護されていること、 前記支圧板2の引抜き側に前記引張鋼材1の外
周を包囲する配置で管状の耐荷体3が当接され、
同耐荷体3の引抜き側には同じく前記引張鋼材1
の外周を包囲する配置で管状の自由長部シース4
が当接されていること、 前記耐荷体3及び自由長部シース4の外周に注
入材5が充填され被覆されていること、 前記引張鋼材1には所定大きさのプレストレス
が導入され、同引張鋼材1の上端部は躯体6上の
頭部支圧板12の上に定着され、該定着部及び引
張鋼材1の上端は前記頭部支圧板12の上面に油
密構造に取付け防錆油24を収容した頭部キヤツ
プ25で保護されていること、をそれぞれ特徴と
する永久地盤アンカー。 2 特許請求の範囲第1項に記載した引張鋼材1
はアンボンドPC鋼より線であることを特徴とす
る永久地盤アンカー。 3 特許請求の範囲第1項に記載した耐荷体3の
外周面には注入材5との付着力を増大するリブ1
1が形成されていることを特徴とする永久地盤ア
ンカー。 4 引張鋼材1の先端部に圧着グリツプ13で支
圧板2が取付けられ、同圧着グリツプ13と引張
鋼材1の先端は支圧板2の反引抜き側面に油密構
造に取付け防錆油10を収容した先端キヤツプ9
で保護されていること、 前記支圧板2の引抜き側に前記引張鋼材1の外
周を包囲する配置で管状の耐荷体3が当接され、
同耐荷体3の引抜き側には同じく前記引張鋼材1
を包囲する配置で管状の自由長部シース4が当接
されていること、 前記自由長部シース4の上端部は躯体6のアン
カー用開口に設けた頭部シース7に対しダンパー
8を介してスライド可能にはめ込まれているこ
と、 前記耐荷体3及び自由長部シース4の外周には
注入材5が充填され被覆されていること、 前記引張鋼材1には所定大きさのプレストレス
が導入され、同引張鋼材1の上端部は躯体6上の
頭部支圧板12の上に定着され、該定着部及び引
張鋼材1の上端は前記頭部支圧板12の上面に油
密構造に取付け防錆油24を収容した頭部キヤツ
プ25で保護されていること、をそれぞれ特徴と
する永久地盤アンカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7338986A JPS62228522A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 永久地盤アンカ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7338986A JPS62228522A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 永久地盤アンカ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62228522A JPS62228522A (ja) | 1987-10-07 |
| JPH0452806B2 true JPH0452806B2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=13516789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7338986A Granted JPS62228522A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 永久地盤アンカ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62228522A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0254844U (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-20 | ||
| JPH0726388B2 (ja) * | 1990-12-12 | 1995-03-22 | 株式会社エスイー | アースアンカー及びその定着方法 |
| JP4704289B2 (ja) * | 2006-07-24 | 2011-06-15 | 住友電工スチールワイヤー株式会社 | アンカー頭部の防食定着構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339079Y2 (ja) * | 1972-11-29 | 1978-09-21 | ||
| JPS618120U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-01-18 | 積水化成品工業株式会社 | 折箱の製造装置 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP7338986A patent/JPS62228522A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62228522A (ja) | 1987-10-07 |
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