JPH0453063B2 - - Google Patents
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- JPH0453063B2 JPH0453063B2 JP20355484A JP20355484A JPH0453063B2 JP H0453063 B2 JPH0453063 B2 JP H0453063B2 JP 20355484 A JP20355484 A JP 20355484A JP 20355484 A JP20355484 A JP 20355484A JP H0453063 B2 JPH0453063 B2 JP H0453063B2
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- Japan
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- conductor
- inner conductor
- ring
- section
- welded
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/36—Coupling devices having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube, for introducing or removing wave energy
- H01J23/40—Coupling devices having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube, for introducing or removing wave energy to or from the interaction circuit
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、クライストロンのようなマイクロ
波電子管の出力部の改良に関する。
波電子管の出力部の改良に関する。
クライストロンのようなマイクロ波電子管の出
力部の構造として、出力空胴に同軸線路が接続さ
れ、その先端に矩形導波管が結合される場合があ
る。そして導波管の一部にセラミツク誘電体製の
真空気密窓が設けられる。あるいは同軸線路部の
途中に誘電体気密壁が設けられる場合もある。し
かし前者の場合は導波管の内部まで真空に排気し
なければならず、また同軸線路と導波管との結合
特性を管の排気後に調整することがほとんどでき
ないという不都合がある。また後者の場合は誘電
体気密壁への熱応力やマルチパクタ現象などに充
分耐える構造として組立てることが極めて困難で
ある。このため従来構造ではあまり大電力を扱う
ことができないという制約があつた。
力部の構造として、出力空胴に同軸線路が接続さ
れ、その先端に矩形導波管が結合される場合があ
る。そして導波管の一部にセラミツク誘電体製の
真空気密窓が設けられる。あるいは同軸線路部の
途中に誘電体気密壁が設けられる場合もある。し
かし前者の場合は導波管の内部まで真空に排気し
なければならず、また同軸線路と導波管との結合
特性を管の排気後に調整することがほとんどでき
ないという不都合がある。また後者の場合は誘電
体気密壁への熱応力やマルチパクタ現象などに充
分耐える構造として組立てることが極めて困難で
ある。このため従来構造ではあまり大電力を扱う
ことができないという制約があつた。
この発明は以上ような不都合を解消し、出力部
の真空領域を必要最小限にとどめるとともに大電
力に対しても充分耐え、且つ組立てが容易なマイ
クロ波電子管の出力部の構造を提供するものであ
る。
の真空領域を必要最小限にとどめるとともに大電
力に対しても充分耐え、且つ組立てが容易なマイ
クロ波電子管の出力部の構造を提供するものであ
る。
この発明は、例えばクライストロンの出力空胴
に結合された内導体および外導体を有する同軸線
路部、この同軸線路部の内導体の外周壁と外導体
の内周壁との間に真空気密に封着された誘電体気
密リングを具備するマイクロ波電子管の出力部に
おいて、同軸線路部はその誘電体気密リングの封
着位置よりも内方で内導体および外導体が線路軸
方向にそれぞれ分割されてなり、これら分割部の
各導体壁に夫々被溶接薄肉リングが接合されてこ
れら被溶接薄肉リングが互いに気密溶接されると
ともに、これら分割部の導体壁が相互に電気的に
短絡されてなることを特徴としている。
に結合された内導体および外導体を有する同軸線
路部、この同軸線路部の内導体の外周壁と外導体
の内周壁との間に真空気密に封着された誘電体気
密リングを具備するマイクロ波電子管の出力部に
おいて、同軸線路部はその誘電体気密リングの封
着位置よりも内方で内導体および外導体が線路軸
方向にそれぞれ分割されてなり、これら分割部の
各導体壁に夫々被溶接薄肉リングが接合されてこ
れら被溶接薄肉リングが互いに気密溶接されると
ともに、これら分割部の導体壁が相互に電気的に
短絡されてなることを特徴としている。
これによつて、内、外導体間に気密接合する誘
電体気密リングの接合をそれ単体で製作できるの
で充分信頼性の高い構造に組立てることができ、
また、管本体の排気も必要最小限の真空領域のも
とでできる。従つてまた比較的大電力にも充分耐
えるマイクロ波管電子管の出力部を得ることがで
きる。
電体気密リングの接合をそれ単体で製作できるの
で充分信頼性の高い構造に組立てることができ、
また、管本体の排気も必要最小限の真空領域のも
とでできる。従つてまた比較的大電力にも充分耐
えるマイクロ波管電子管の出力部を得ることがで
きる。
以下この発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。なお同一部分は同一符号であらわす。
明する。なお同一部分は同一符号であらわす。
まず第1図により本発明を直進形クライストロ
ンに適用した例の概略構成を説明する。クライス
トロン管本体の一部を構成する中間共振空胴1
1、ドリフト管12、出力空胴13、およびコレ
クタ部14が管軸に沿つて縦列に配設されてい
る。そして出力空胴13の空胴壁の一部には、内
導体15および外導体16からなる同軸線路部1
7が結合され、内導体15には矢印Cの如く冷却
水が循環させられるようになつている。内、外導
体はともにその途中から直径が拡大されて内導体
径大部18および外導体径大部19に変換され、
これら径大部において両導体間に誘電体気密リン
グ20が真空気密に接合されている。そしてこの
気密リング20の位置よりも内方の分割部21で
両導体は後述するように軸方向に部品上で分割さ
れており、管の完成状態では電気的および真空気
密的に一体結合されてなる。外導体径大部19の
先端フランジ部には矩形導波管22の幅広面23
が接続され、この導波管に形成された結合孔24
から内導体径大部18の先端部25が導波管内に
所定長さだけ挿入される。導波管22の一端部に
は可動短絡板26が設けられ、他端開口部27は
外部高周波回路に接続されるようになつている。
こうして出力空胴13、および同軸線路部17の
誘電体気密リング20までの内部空間が真空領域
とされる。また一体化される内導体15およびそ
の径大部18の中に冷却水が循環される。なお外
導体も後述するようにその内部に冷却水を循環す
る構造となつている。
ンに適用した例の概略構成を説明する。クライス
トロン管本体の一部を構成する中間共振空胴1
1、ドリフト管12、出力空胴13、およびコレ
クタ部14が管軸に沿つて縦列に配設されてい
る。そして出力空胴13の空胴壁の一部には、内
導体15および外導体16からなる同軸線路部1
7が結合され、内導体15には矢印Cの如く冷却
水が循環させられるようになつている。内、外導
体はともにその途中から直径が拡大されて内導体
径大部18および外導体径大部19に変換され、
これら径大部において両導体間に誘電体気密リン
グ20が真空気密に接合されている。そしてこの
気密リング20の位置よりも内方の分割部21で
両導体は後述するように軸方向に部品上で分割さ
れており、管の完成状態では電気的および真空気
密的に一体結合されてなる。外導体径大部19の
先端フランジ部には矩形導波管22の幅広面23
が接続され、この導波管に形成された結合孔24
から内導体径大部18の先端部25が導波管内に
所定長さだけ挿入される。導波管22の一端部に
は可動短絡板26が設けられ、他端開口部27は
外部高周波回路に接続されるようになつている。
こうして出力空胴13、および同軸線路部17の
誘電体気密リング20までの内部空間が真空領域
とされる。また一体化される内導体15およびそ
の径大部18の中に冷却水が循環される。なお外
導体も後述するようにその内部に冷却水を循環す
る構造となつている。
次に第2図および第3図により出力部の構造
を、その好ましい組立て順序にしたがつて説明す
る。第2図は組立て順序を説明するための要部分
解半断面図であり、第3図はその完成構造を示す
縦断面図である。まずクライストロンの出力空胴
に接続される同軸線路部17の外導体16は、一
定直径のまま延長されたうえ外導体径大部19に
変換される外導体漏斗状部31を有し、その径大
な開口端部に第1フランジ32、外導体第1被溶
接薄肉リング33が鑞接され、端面に外導体接続
用段部34が形成されている。この外導体の内側
に内導体15が同軸的に設けられ、これは内導体
外管35および内導体内管36により構成され、
その内部に冷媒通路37が形成されている。内導
体外管35には内導体漏斗状部38が接合され、
その先端に内導体接続用リング39が結合されて
いる。この内導体接続用リング39の内周には半
断面U字状部40をもつ内導体第1被溶接薄肉リ
ング41が接合され、また先端にはテーパー部4
2が形成されている。内導体漏斗状部38にはま
たその一部に斜め方向の多数のスリツト43が穿
設された外管シリンダー44が接合されており、
その先端に複数個のねじ孔45が形成されてい
る。内導体内管36の先端には雌ねじを有する内
管ねじ筒46が接合されている。以上の構造体は
予め組立てられ出力空胴に一体的に固定される。
を、その好ましい組立て順序にしたがつて説明す
る。第2図は組立て順序を説明するための要部分
解半断面図であり、第3図はその完成構造を示す
縦断面図である。まずクライストロンの出力空胴
に接続される同軸線路部17の外導体16は、一
定直径のまま延長されたうえ外導体径大部19に
変換される外導体漏斗状部31を有し、その径大
な開口端部に第1フランジ32、外導体第1被溶
接薄肉リング33が鑞接され、端面に外導体接続
用段部34が形成されている。この外導体の内側
に内導体15が同軸的に設けられ、これは内導体
外管35および内導体内管36により構成され、
その内部に冷媒通路37が形成されている。内導
体外管35には内導体漏斗状部38が接合され、
その先端に内導体接続用リング39が結合されて
いる。この内導体接続用リング39の内周には半
断面U字状部40をもつ内導体第1被溶接薄肉リ
ング41が接合され、また先端にはテーパー部4
2が形成されている。内導体漏斗状部38にはま
たその一部に斜め方向の多数のスリツト43が穿
設された外管シリンダー44が接合されており、
その先端に複数個のねじ孔45が形成されてい
る。内導体内管36の先端には雌ねじを有する内
管ねじ筒46が接合されている。以上の構造体は
予め組立てられ出力空胴に一体的に固定される。
一方、誘電体気密リング20の部分はこれとは
別個の構造体として次のようにして組立てられ
る。すなわちセラミツクからなる誘電体気密リン
グ20の外周面には外導体接合用リング47の薄
肉外壁48が気密接合され、その外周に複数の
Mo製の外周補強リング49が巻回されている。
外導体接合用リング47の下端面には外導体接続
用テーパ部50、その外周に外導体第2被溶接薄
肉リング51および第2フランジ52が鑞接され
ている。外導体接合用リング47にはまた、薄肉
外壁48の外周に環状の冷媒室53が形成される
ように外導体先端シリンダー54が接合され、そ
の一部に冷却パイプ55が取付けられている。上
記シリンダー54の先端部には第3フランジ56
が固着されている。誘電体気密リング20の内周
面には内導体接続用リング57に接合された薄肉
内壁58が気密接合され、その内周壁にMo製補
強リング59が配置されている。内導体接続用リ
ング57の内周部にはシリンダー状の内導体第2
被溶接薄肉リング60が鑞接され、また薄肉内壁
58の上端には内導体第1溶接リング61が接合
されている。なお誘電体気密リング20の内面に
は、マルチパクタ防止用のコーティング層20a
が被着されている。前述のようにこれらの構造体
はそれ単体で組立てられる。
別個の構造体として次のようにして組立てられ
る。すなわちセラミツクからなる誘電体気密リン
グ20の外周面には外導体接合用リング47の薄
肉外壁48が気密接合され、その外周に複数の
Mo製の外周補強リング49が巻回されている。
外導体接合用リング47の下端面には外導体接続
用テーパ部50、その外周に外導体第2被溶接薄
肉リング51および第2フランジ52が鑞接され
ている。外導体接合用リング47にはまた、薄肉
外壁48の外周に環状の冷媒室53が形成される
ように外導体先端シリンダー54が接合され、そ
の一部に冷却パイプ55が取付けられている。上
記シリンダー54の先端部には第3フランジ56
が固着されている。誘電体気密リング20の内周
面には内導体接続用リング57に接合された薄肉
内壁58が気密接合され、その内周壁にMo製補
強リング59が配置されている。内導体接続用リ
ング57の内周部にはシリンダー状の内導体第2
被溶接薄肉リング60が鑞接され、また薄肉内壁
58の上端には内導体第1溶接リング61が接合
されている。なお誘電体気密リング20の内面に
は、マルチパクタ防止用のコーティング層20a
が被着されている。前述のようにこれらの構造体
はそれ単体で組立てられる。
以上の構造体とは別に、押えリング62が用意
される。この押えリング62は、多数の斜めスリ
ツト63、複数のボルト64を挿通するためのボ
ルト孔65を有する。また内管シリンダー66、
および外管シリンダー67をもつ内導体先端部2
5が別に用意される。内管シリンダー66の下端
には内管漏斗状部68が接合され、これに雄ねじ
が形成された内管ねじ筒69が結合されている。
外管シリンダー67の下端には内導体第2溶接リ
ング70が接合されている。外管シリンダー67
と内導体先端部25とはこの状態において外管接
合部71で接合しておいてもよく、あるいは内導
体先端部25の軸方向長さを後で調節する必要が
ある場合には、管の組立て後に外管接合部71の
ところを液密に且つ電気的に接続するように予め
分離しておいてもよい。
される。この押えリング62は、多数の斜めスリ
ツト63、複数のボルト64を挿通するためのボ
ルト孔65を有する。また内管シリンダー66、
および外管シリンダー67をもつ内導体先端部2
5が別に用意される。内管シリンダー66の下端
には内管漏斗状部68が接合され、これに雄ねじ
が形成された内管ねじ筒69が結合されている。
外管シリンダー67の下端には内導体第2溶接リ
ング70が接合されている。外管シリンダー67
と内導体先端部25とはこの状態において外管接
合部71で接合しておいてもよく、あるいは内導
体先端部25の軸方向長さを後で調節する必要が
ある場合には、管の組立て後に外管接合部71の
ところを液密に且つ電気的に接続するように予め
分離しておいてもよい。
さて、管の組立てにおいてはまず、前述のよう
にクライストロンの出力空胴に同軸線路部17
の、内、外導体漏斗状部31,38の部分までの
構造体を一体的に組合わせ、これに誘電体気密リ
ング20の部分の構造体を結合する。すなわち外
導体径大部19において、その外導体漏斗状部3
1の外導体第1被溶接薄肉リング33と、外導体
接合用リング47に設けた外導体第2被溶接薄肉
リング51とを合致させ、同様に内導体径大部1
8において、内導体漏斗状部38の内導体第1被
溶接薄肉リング41と内導体接続用リング57の
内導体第2被溶接薄肉リング60とを嵌合させ、
これら先端外周をヘリアーク溶接する。これらの
気密溶接部を夫々符号72,73であらわしてい
る。そして外導体の第1フランジ32と第2フラ
ンジ52とを複数の締付けボルト74により、ま
た内導体側において押えリング62を上方から挿
入し内導体接続用リング57に当て、ボルト64
を外管シリンダー44のねじ孔45に螺合し、
夫々を締付ける。これによつて外導体は径大部に
おいてその外導体接続用段部34と外導体接続用
テーパ部50とが、また内導体は径大部において
そのテーパ部42と内導体接続用リング57とが
全周にわたり当接され電気的に短絡される。な
お、外導体16の内径寸法よりも内導体15の外
形寸法を大きく形成して出力空胴13の電子ビー
ム路から誘電体気密リング20が直接見通せない
ようにしてある。これによつて電子の一部が同軸
線路部17を通り誘電体気密リング20に到達す
る不都合を防止している。
にクライストロンの出力空胴に同軸線路部17
の、内、外導体漏斗状部31,38の部分までの
構造体を一体的に組合わせ、これに誘電体気密リ
ング20の部分の構造体を結合する。すなわち外
導体径大部19において、その外導体漏斗状部3
1の外導体第1被溶接薄肉リング33と、外導体
接合用リング47に設けた外導体第2被溶接薄肉
リング51とを合致させ、同様に内導体径大部1
8において、内導体漏斗状部38の内導体第1被
溶接薄肉リング41と内導体接続用リング57の
内導体第2被溶接薄肉リング60とを嵌合させ、
これら先端外周をヘリアーク溶接する。これらの
気密溶接部を夫々符号72,73であらわしてい
る。そして外導体の第1フランジ32と第2フラ
ンジ52とを複数の締付けボルト74により、ま
た内導体側において押えリング62を上方から挿
入し内導体接続用リング57に当て、ボルト64
を外管シリンダー44のねじ孔45に螺合し、
夫々を締付ける。これによつて外導体は径大部に
おいてその外導体接続用段部34と外導体接続用
テーパ部50とが、また内導体は径大部において
そのテーパ部42と内導体接続用リング57とが
全周にわたり当接され電気的に短絡される。な
お、外導体16の内径寸法よりも内導体15の外
形寸法を大きく形成して出力空胴13の電子ビー
ム路から誘電体気密リング20が直接見通せない
ようにしてある。これによつて電子の一部が同軸
線路部17を通り誘電体気密リング20に到達す
る不都合を防止している。
この状態で出力空胴から同軸線路部17の外導
体漏斗状部31、内導体漏斗状部38および誘電
体気密リング20までの空間は真空気密容器を形
づくる。したがつてこの状態でクライストロン管
本体は排気される。その後、内導体の内管ねじ筒
46に内管シリンダー66をその内管ねじ筒69
をねじ込み、次に外管シリンダー67を、その内
導体第2溶接リング70を内導体第1溶接リング
61に嵌合するとともにそのアーク溶接部75で
接合し、内導体先端部25を内導体に一体的に設
置する。そして外導体先端シリンダー54の第3
フランジ56に導波管22の結合孔24部分を合
致させ、複数個のボルト76により結合する。こ
うして出力部が組立てられる。また動作にあたつ
ては、外導体の冷媒通路77、内導体の冷媒通路
37、および誘電体気密リング20のまわりの冷
媒室53に、各々矢印Cで示す如く冷媒を循環さ
せる。とくに内導体において、冷媒は主として外
管シリンダー44のスリツト43を通つて両内導
体被溶接薄肉リング41,60を冷却し、更に押
えリング62のスリツト63を通り、薄肉内壁5
8、外管シリンダー67及び内導体先端部25を
冷却して内管シリンダー66の内部に流入し内導
体内管36を通つて外部に排水される。
体漏斗状部31、内導体漏斗状部38および誘電
体気密リング20までの空間は真空気密容器を形
づくる。したがつてこの状態でクライストロン管
本体は排気される。その後、内導体の内管ねじ筒
46に内管シリンダー66をその内管ねじ筒69
をねじ込み、次に外管シリンダー67を、その内
導体第2溶接リング70を内導体第1溶接リング
61に嵌合するとともにそのアーク溶接部75で
接合し、内導体先端部25を内導体に一体的に設
置する。そして外導体先端シリンダー54の第3
フランジ56に導波管22の結合孔24部分を合
致させ、複数個のボルト76により結合する。こ
うして出力部が組立てられる。また動作にあたつ
ては、外導体の冷媒通路77、内導体の冷媒通路
37、および誘電体気密リング20のまわりの冷
媒室53に、各々矢印Cで示す如く冷媒を循環さ
せる。とくに内導体において、冷媒は主として外
管シリンダー44のスリツト43を通つて両内導
体被溶接薄肉リング41,60を冷却し、更に押
えリング62のスリツト63を通り、薄肉内壁5
8、外管シリンダー67及び内導体先端部25を
冷却して内管シリンダー66の内部に流入し内導
体内管36を通つて外部に排水される。
なお、同軸線路部17に径大部を形成しない
で、誘電体気密リング20の位置よりも内方で同
軸線路部17を分割した構造としてもよく、その
場合は電子が誘電体気密リング20に到達しない
ように同軸線路部17の一部を例えばL字状に曲
げた形状とすることが望ましい。
で、誘電体気密リング20の位置よりも内方で同
軸線路部17を分割した構造としてもよく、その
場合は電子が誘電体気密リング20に到達しない
ように同軸線路部17の一部を例えばL字状に曲
げた形状とすることが望ましい。
以上の構成を有するこの発明は、同軸線路部が
内導体の外周壁と外導体の内周壁との間に気密封
着された誘電体気密リングの位置よりも内方すな
わち出力空胴がわにおいて線路軸方向に分割さ
れ、そしてこの分割部で各導体壁に接合された各
被溶接薄肉リングが気密溶接されてなるため、
内、外導体間に気密接合される誘電体気密リング
の部分の構造体をそれ単体で管本体とは独立に組
立て得るので、それらの気密接合部をきわめて信
頼性の高い接合構造とすることが容易にできる。
とくに誘電体気密リングの内、外周面の気密接合
部、及びマルチパクタ防止用コーテイング層の被
着をきわめて信頼性あるものとすることが容易に
できる。また外導体の各被溶接薄肉リングおよび
内導体の各被溶接薄肉リングによる気密接合部に
は高周波電流が流れず、これら接合部の破損の危
険が少ない。そして電気的に短絡される外導体接
続用段部、外導体接合用リング、内導体接続用リ
ング、内導体接続用リングにより実質的に高周波
電流が流れる内、外導体壁が構成されるので、大
電力マイクロ波の伝送にも充分耐えることができ
る。しかも内導体の各被溶接薄肉リングによる気
密接合部、および誘電体気密リングの接合部の冷
却も確実に得られ信頼性がすぐれている。さらに
誘電体気密リングが同軸線路部の径大部に接合さ
れているので、誘電体気密リングの高周波電界密
度が緩和されまた過熱や熱応力による破損が防止
され、且つ誘電体気密リングへの電子ビームの一
部の到達も確実に防止される。したがつてこの場
合は同軸線路部を直線状に構成できるので各部品
形状も単純で、組立ても容易となる。さらにまた
管本体の排気も導波管を接続しない状態で、且つ
必要最小限の真空領域のもとで排気できるため、
排気の能率がよく、且つ取扱いも容易である。さ
らにまた、内導体の先端部を管の排気後に任意長
のものを接続又は交換可能であり、出力変換特性
の微調整も容易に可能である。このようにとくに
大電力を扱うマイクロ波電子管の出力部としてす
ぐれた利点を有する。
内導体の外周壁と外導体の内周壁との間に気密封
着された誘電体気密リングの位置よりも内方すな
わち出力空胴がわにおいて線路軸方向に分割さ
れ、そしてこの分割部で各導体壁に接合された各
被溶接薄肉リングが気密溶接されてなるため、
内、外導体間に気密接合される誘電体気密リング
の部分の構造体をそれ単体で管本体とは独立に組
立て得るので、それらの気密接合部をきわめて信
頼性の高い接合構造とすることが容易にできる。
とくに誘電体気密リングの内、外周面の気密接合
部、及びマルチパクタ防止用コーテイング層の被
着をきわめて信頼性あるものとすることが容易に
できる。また外導体の各被溶接薄肉リングおよび
内導体の各被溶接薄肉リングによる気密接合部に
は高周波電流が流れず、これら接合部の破損の危
険が少ない。そして電気的に短絡される外導体接
続用段部、外導体接合用リング、内導体接続用リ
ング、内導体接続用リングにより実質的に高周波
電流が流れる内、外導体壁が構成されるので、大
電力マイクロ波の伝送にも充分耐えることができ
る。しかも内導体の各被溶接薄肉リングによる気
密接合部、および誘電体気密リングの接合部の冷
却も確実に得られ信頼性がすぐれている。さらに
誘電体気密リングが同軸線路部の径大部に接合さ
れているので、誘電体気密リングの高周波電界密
度が緩和されまた過熱や熱応力による破損が防止
され、且つ誘電体気密リングへの電子ビームの一
部の到達も確実に防止される。したがつてこの場
合は同軸線路部を直線状に構成できるので各部品
形状も単純で、組立ても容易となる。さらにまた
管本体の排気も導波管を接続しない状態で、且つ
必要最小限の真空領域のもとで排気できるため、
排気の能率がよく、且つ取扱いも容易である。さ
らにまた、内導体の先端部を管の排気後に任意長
のものを接続又は交換可能であり、出力変換特性
の微調整も容易に可能である。このようにとくに
大電力を扱うマイクロ波電子管の出力部としてす
ぐれた利点を有する。
第1図はこの発明の実施例を示す概略図、第2
図はその要部の分解半断面図、第3図はその要部
縦断面図である。 13……出力空胴、15……内導体、16……
外導体、17……同軸線路部、21……分割部、
18……内導体径大部、19……外導体径大部、
20……誘電体気密リング、25……内導体先端
部、22……導波管、33……外導体第1被溶接
薄肉リング、37……冷媒通路、41……内導体
第1被溶接薄肉リング、51……外導体第2被溶
接薄肉リング、60……内導体第2被溶接薄肉リ
ング、66……内管シリンダー、67……外管シ
リンダー、77……外導体冷媒通路。
図はその要部の分解半断面図、第3図はその要部
縦断面図である。 13……出力空胴、15……内導体、16……
外導体、17……同軸線路部、21……分割部、
18……内導体径大部、19……外導体径大部、
20……誘電体気密リング、25……内導体先端
部、22……導波管、33……外導体第1被溶接
薄肉リング、37……冷媒通路、41……内導体
第1被溶接薄肉リング、51……外導体第2被溶
接薄肉リング、60……内導体第2被溶接薄肉リ
ング、66……内管シリンダー、67……外管シ
リンダー、77……外導体冷媒通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部が真空に保たれる出力空胴と、この出力
空胴に結合された内導体および外導体を有する同
軸線路部と、この同軸線路部の内導体の外周壁と
外導体の内周壁との間に真空気密に封着された誘
電体気密リングとを具備するマイクロ波電子管の
出力部において、 上記同軸線路部は、その誘電体気密リングの封
着位置よりも上記出力空胴側で内導体および外導
体が線路軸方向にそれぞれ分割されてなり、これ
ら分割部の各導体壁にそれぞれ被溶接薄肉リング
が接合されてこれら被溶接薄肉リングが互いに気
密溶接されるとともに、この分割部の各導体壁が
相互に電気的に短絡されてなることを特徴とする
マイクロ波電子管の出力部。 2 同軸線路部は、その内導体が中空筒状をな
し、該内導体に設けられる被溶接薄肉リングが上
記中空筒状内導体の内周において気密溶接されて
なる特許請求の範囲第1項記載のマイクロ波電子
管の出力部。 3 同軸線路部は、内導体および外導体がそれぞ
れ径大に拡大されたうえこれら径大部に誘電体気
密リングおよび分割部の被溶接薄肉リングがそれ
ぞれ気密封着されてなる特許請求の範囲第1項又
は第2項記載のマイクロ波電子管の出力部。 4 内導体は、その内部に冷媒が循環させられる
ように構成されてなる特許請求の範囲第1項、第
2項又は第3項記載のマイクロ波電子管の出力
部。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20355484A JPS6182639A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | マイクロ波電子管の出力部 |
| US06/780,308 US4683401A (en) | 1984-09-28 | 1985-09-26 | Microwave tube output section |
| DE8585306930T DE3581062D1 (de) | 1984-09-28 | 1985-09-27 | Ausgangskopplungsvorrichtung einer mikrowellenroehre. |
| EP85306930A EP0183355B1 (en) | 1984-09-28 | 1985-09-27 | Microwave tube output section |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20355484A JPS6182639A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | マイクロ波電子管の出力部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6182639A JPS6182639A (ja) | 1986-04-26 |
| JPH0453063B2 true JPH0453063B2 (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=16476057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20355484A Granted JPS6182639A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | マイクロ波電子管の出力部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6182639A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62246229A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | Toshiba Corp | 同軸導波管構体およびその製造方法 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP20355484A patent/JPS6182639A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6182639A (ja) | 1986-04-26 |
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