JPH0453520Y2 - - Google Patents
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- JPH0453520Y2 JPH0453520Y2 JP800887U JP800887U JPH0453520Y2 JP H0453520 Y2 JPH0453520 Y2 JP H0453520Y2 JP 800887 U JP800887 U JP 800887U JP 800887 U JP800887 U JP 800887U JP H0453520 Y2 JPH0453520 Y2 JP H0453520Y2
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Landscapes
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、低温液化COガスを安全に貯蔵す
る液化一酸化炭素貯蔵装置に関するものである。
る液化一酸化炭素貯蔵装置に関するものである。
従来から、一酸化炭素(COガス)は転炉ガス
等を原料とし吸収液分離法(転炉ガス中のCO成
分を四塩化アルミ銅のトルエン溶液で吸収して回
収するコソーブ法)やPSA法(ゼオライト等の
吸着剤を使用してCOを吸着濃縮する方法)によ
つて製造されている。これらの方法に係る装置
は、一般に、転炉が備え付けられている製鉄所等
に設置され、そこの原料ガスからCOガスをガス
の状態で回収するようになつている。そして、回
収されたCOガスは酢酸,高級アルコール等の原
料として使用されている。しかしながら、最近で
は、上記酢酸、高級アルコールの原料以外にC1
化学の中でも最も重要な炭素源と考えられる用
途、例えばポリカーボネート樹脂の製造原料等と
して重要視されている。ところが、上記のよう
に、COガスの製造装置は大掛かりであるため、
この装置をポリカーボネート樹脂製造工場中に設
置することは多くの経費を要するようになる。ま
た、製鉄所等に設置されたCOガス製造装置から
COガスを運搬することも、COガスがガス状であ
つて大容積となることから問題がある。
等を原料とし吸収液分離法(転炉ガス中のCO成
分を四塩化アルミ銅のトルエン溶液で吸収して回
収するコソーブ法)やPSA法(ゼオライト等の
吸着剤を使用してCOを吸着濃縮する方法)によ
つて製造されている。これらの方法に係る装置
は、一般に、転炉が備え付けられている製鉄所等
に設置され、そこの原料ガスからCOガスをガス
の状態で回収するようになつている。そして、回
収されたCOガスは酢酸,高級アルコール等の原
料として使用されている。しかしながら、最近で
は、上記酢酸、高級アルコールの原料以外にC1
化学の中でも最も重要な炭素源と考えられる用
途、例えばポリカーボネート樹脂の製造原料等と
して重要視されている。ところが、上記のよう
に、COガスの製造装置は大掛かりであるため、
この装置をポリカーボネート樹脂製造工場中に設
置することは多くの経費を要するようになる。ま
た、製鉄所等に設置されたCOガス製造装置から
COガスを運搬することも、COガスがガス状であ
つて大容積となることから問題がある。
そこで、本考案者は、COガスをガス状で製造
するのではなく、液状で製造するために研究を重
ねた結果、深冷液化分離法を応用してCOガスを
液状で製造する装置を開発し既に特許出願してい
る(特願昭61−189401号)。そして、このような
液化COガスを直接上記ポリカーボネート樹脂製
造工場に供給すれば大掛かりな装置等を要さず極
めて効率がよい。
するのではなく、液状で製造するために研究を重
ねた結果、深冷液化分離法を応用してCOガスを
液状で製造する装置を開発し既に特許出願してい
る(特願昭61−189401号)。そして、このような
液化COガスを直接上記ポリカーボネート樹脂製
造工場に供給すれば大掛かりな装置等を要さず極
めて効率がよい。
ところが、上記工場に低温液化COガスを運搬
したり、貯蔵したりする場合には、その気化CO
ガスが極めて毒性に富んでいるため、ローリ車や
貯蔵タンク等の貯蔵装置から気化ガスを放出させ
ることは避けなければならない。一般に、液化ガ
ス用断熱貯蔵装置においては、内部液化ガスの蒸
発による内部圧力の上昇に起因する装置の破壊を
防ぐため、安全弁を設け圧力上昇時に内部気化ガ
スを安全弁から放出し装置内の圧力を一定以下に
保つようになつている。しかしながら、COガス
は先に述べたように極めて毒性が強いため、その
ままの状態で安全弁から放出させるわけにはいか
ない。したがつて、この問題を解決しない限り、
上記低温液化COガスの供給貯蔵は不可能である。
したり、貯蔵したりする場合には、その気化CO
ガスが極めて毒性に富んでいるため、ローリ車や
貯蔵タンク等の貯蔵装置から気化ガスを放出させ
ることは避けなければならない。一般に、液化ガ
ス用断熱貯蔵装置においては、内部液化ガスの蒸
発による内部圧力の上昇に起因する装置の破壊を
防ぐため、安全弁を設け圧力上昇時に内部気化ガ
スを安全弁から放出し装置内の圧力を一定以下に
保つようになつている。しかしながら、COガス
は先に述べたように極めて毒性が強いため、その
ままの状態で安全弁から放出させるわけにはいか
ない。したがつて、この問題を解決しない限り、
上記低温液化COガスの供給貯蔵は不可能である。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、低温液化COガスを安全に貯蔵できる液化
一酸化炭素貯蔵装置の提供をその目的とする。
ので、低温液化COガスを安全に貯蔵できる液化
一酸化炭素貯蔵装置の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、この考案の液化一
酸化炭素貯蔵装置は、低温液化COガスを貯蔵す
貯蔵タンクと、酸化触媒を備えた触媒塔と、上記
貯蔵タンクの上部空間と上記触媒塔を連通させる
気化COガス取出路と、この気化COガス取出路に
設けられ上記貯蔵タンク内のガス圧が所定値を越
えると閉から開に作動する弁と、上記触媒塔に空
気を加圧状態で送り込む空気輸送手段と、酸化剤
が充填された酸化反応塔と、上記触媒塔と上記酸
化反応塔とを連通させる輸送パイプと、上記酸化
反応塔からCO2ガスと空気との混合ガスを外部に
放出する放出路とを備えるという構成をとる。
酸化炭素貯蔵装置は、低温液化COガスを貯蔵す
貯蔵タンクと、酸化触媒を備えた触媒塔と、上記
貯蔵タンクの上部空間と上記触媒塔を連通させる
気化COガス取出路と、この気化COガス取出路に
設けられ上記貯蔵タンク内のガス圧が所定値を越
えると閉から開に作動する弁と、上記触媒塔に空
気を加圧状態で送り込む空気輸送手段と、酸化剤
が充填された酸化反応塔と、上記触媒塔と上記酸
化反応塔とを連通させる輸送パイプと、上記酸化
反応塔からCO2ガスと空気との混合ガスを外部に
放出する放出路とを備えるという構成をとる。
すなわち、この装置は、低温液化COガスの貯
蔵タンクの上部空間から気化COガス取出路を延
ばして触媒塔に連通させるとともに、触媒塔と酸
化反応塔を輸送パイプで連通させ上記気化COガ
ス取出路に、貯蔵タンク内のガス圧が所定値を越
えると作動する弁を設け、さらに、空気輸送手段
を設けて触媒塔にCOガス酸化用の空気を輸送す
るようにしている。そのため、火炎、酷暑等によ
つて貯蔵タンク内の低温液化COガスの気化が激
しくなり、内部ガス圧が異常に上昇して所定値を
越えた場合には、上記弁が作動して貯蔵タンクか
ら気化COガスが取り出され、触媒塔内で空気と
反応して酸化され、さらに微量の残存COガスが
酸化反応塔で酸化され無害のCO2ガスとして大気
中に放出される。すなわち、この装置は、液化
COの気化により貯蔵タンク内のガス圧が異常上
昇しても、従来の液化ガス用断熱貯蔵装置のよう
に安全弁から気化ガスを放出せず、毒性の極めて
高いCOガスを触媒塔に導き触媒塔内で空気によ
り酸化して無毒のCO2ガスにし、さらに残存CO
ガス(液化COガス貯蔵タンク内で気化した液化
COガスであつて触媒塔で酸化されたものの残り)
を酸化反応塔で完全酸化するため、毒性ガスの放
出という危険な事態を招かず安全である。
蔵タンクの上部空間から気化COガス取出路を延
ばして触媒塔に連通させるとともに、触媒塔と酸
化反応塔を輸送パイプで連通させ上記気化COガ
ス取出路に、貯蔵タンク内のガス圧が所定値を越
えると作動する弁を設け、さらに、空気輸送手段
を設けて触媒塔にCOガス酸化用の空気を輸送す
るようにしている。そのため、火炎、酷暑等によ
つて貯蔵タンク内の低温液化COガスの気化が激
しくなり、内部ガス圧が異常に上昇して所定値を
越えた場合には、上記弁が作動して貯蔵タンクか
ら気化COガスが取り出され、触媒塔内で空気と
反応して酸化され、さらに微量の残存COガスが
酸化反応塔で酸化され無害のCO2ガスとして大気
中に放出される。すなわち、この装置は、液化
COの気化により貯蔵タンク内のガス圧が異常上
昇しても、従来の液化ガス用断熱貯蔵装置のよう
に安全弁から気化ガスを放出せず、毒性の極めて
高いCOガスを触媒塔に導き触媒塔内で空気によ
り酸化して無毒のCO2ガスにし、さらに残存CO
ガス(液化COガス貯蔵タンク内で気化した液化
COガスであつて触媒塔で酸化されたものの残り)
を酸化反応塔で完全酸化するため、毒性ガスの放
出という危険な事態を招かず安全である。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
説明する。
図面はこの考案の一実施例を示している。図に
おいて、1は断熱性を有する貯蔵タンクであり、
内部に低温液化COガス2が貯蔵されている。こ
の貯蔵タンク1の頂部には、その貯蔵タンク1内
の上部空間と連通するCOガス取出用の第1,第
2,第3の取出パイプ3,4,5の一端側がそれ
ぞれ開口している外、圧力指示警報計6が設けら
れている。7は上記第1の取出パイプ3に設けら
れた自動放圧弁である。この自動放圧弁7から破
線で示すように、制御線7aが延びていて、圧力
指示警報計6と連動されている。そして、貯蔵タ
ンク1内における低温液化COガス2の過度の気
化により、貯蔵タンク1の上部空間のガス圧が所
定値を越えると、圧力指示警報計6が作動し、圧
力上昇の期間中、自動放圧弁7が作動して貯蔵タ
ンク1内のCOガスを放出するようになつている。
8は同じく第1の取出パイプ3に設けられた逆止
弁であり、上記自動放圧弁7の作動により第1の
取出パイプ3内を流れるCOガスの流れを矢印方
向に規制する。11は前記第3の取出パイプ5に
設けられた手動放出弁であり、上記自動放圧弁7
によつてもガス放出が不充分なときに、手動でこ
の放出弁11を開閉して貯蔵タンク1内のCOガ
スを第3の取出パイプ5を通して放出するように
なつている。12は上記第3の取出パイプ5に設
けられた逆止弁であり、その第3の取出パイプ5
内を流れるCOガスの流れを矢印方向に規制する。
9は前記第2の取出パイプ4に設けられた安全弁
であり、上記自動放圧弁7および手動放出弁11
からの放出によつてもなお貯蔵タンク1内のガス
圧が上昇するときに、自動的に作動し貯蔵タンク
1内のCOガスを大量に第2の取出パイプ4内に
放出させて内部圧力の上昇による貯蔵タンク1の
破壊を防止する。10は前記第2の取出パイプ4
に設けられた逆止弁であり、上記逆止弁8,12
と同様、第2の取出パイプ4内を流れるCOガス
の流れを矢印方向に規制する。上記第2の取出パ
イプ4の他端と第3の取出パイプ5の他端とは、
それぞれ逆止弁10,12の下流で合流し、取出
パイプ13になつて延びている。14は取出パイ
プ13に設けられた第1のCO検出器であり、取
出パイプ13内を流れるCOガスを検出する。上
記取出パイプ13における第1のCO検出器14
よりも下流側の端部は、上記第1の取出パイプ3
の他端側と合流して取出パイプ15となり、その
先端が触媒塔17の下部側まで延びている。16
はその内部を取出パイプ15が通過している乾燥
塔であり、この乾燥塔16内にはゼオライト等の
乾燥剤が充填されていて触媒塔17を通過した
CO2ガスおよび空気の混合ガスが通過するように
なつている。この混合ガスは、取出パイプ15の
熱交換部分15aにおいて、取出パイプ15内を
流れる低温のCOガスで冷却乾燥されるようにな
つている。上記触媒塔17は、その上部側にPd
もしくはPtからなる酸化触媒18を有するとと
もに、下部側に熱交換器19を有しており、内部
を、下部側から上部側へ通過するCOガスと、エ
アータンク20から空気輸送パイプ21を介して
触媒塔17下部側に送られてくる空気との混合ガ
スを酸化してCO2ガスと空気の混合ガスとして放
出するようになつている。22は空気輸送パイプ
21に設けられた電磁弁であり、圧力指示警報計
6および第1のCO検出器14の少なくとも一方
によつて開閉制御される。23は上記空気輸送パ
イプ21に連通したコンプレツサーであり、電磁
弁22と同様、圧力指示警報計6およびCO検出
器14の少なくとも一方によつて作動制御され
る。38は加圧空気の圧力調整弁、39は逆止弁
8,10,12と同様の逆止弁である。なお、上
記エアータンク20,コンプレツサー23は、そ
のいずれかが設置されればよく、双方とも設置す
る必要はない。そして、上記電磁弁22(コンプ
レツサー23)は、先に述べたように、圧力指示
警報計6およびCO検出器14の片方もしくは双
方の制御により作動して触媒塔17に加圧空気を
送るようになつている。24は触媒塔17の上部
空間と、触媒塔17の下部側に設けられた熱交換
器19とを連通させる循環パイプであり、この循
環パイプ24内には、触媒塔17内でCOガスが
前記コンプレツサー23等により送入された空気
中の酸素と反応することにより生成してCO2ガス
と、残存加圧空気との混合ガスが加圧状態で流れ
る。この混合ガスは、触媒塔17内での反応
(CO+1/2O2→CO2)の際の反応熱を含有して
おり、熱交換器19において、触媒塔17内に送
入されるCOガスおよび加圧空気と熱交換して温
度降下したのち、第1のCO2輸送パイプ25によ
り外部に輸送される。26は上記第1のCO2輸送
パイプ25に設けられた冷却器であり大気との熱
交換により第1のCO2輸送パイプ25内に流れる
混合ガスを常温に冷却する。常温に冷却された混
合ガスは、前記のように乾燥塔16内で、取出パ
イプ15内を流れるCOガスにより冷却された状
態でゼオライト等の乾燥剤に接触して乾燥された
のち、第2のCO2輸送パイプ27を経由して第1
の酸化反応塔28に送られる。第1の酸化反応塔
28内にはI2O5等の酸化剤36が充填されてお
り、この内部を通過するガス中の微量の残存CO
ガスを酸化してCO2ガスにする。上記乾燥塔16
はガス中の水分を除去し水分による酸化剤の変質
を防止している。29は上記第2のCO2輸送パイ
プ27に設けられた放出弁、30は同じく第2の
CO2輸送パイプ27に設けられた第2のCO検出
器であり、第2のCO2輸送パイプ27を通過する
ガス中のCOを検出する。31は第3のCO2輸送
パイプ32によつて第1の酸化反応塔28に連通
された第2の酸化反応塔であり、第1の酸化反応
塔28内で酸化されなかつた極微量の残存COガ
スを酸化する。この第2の酸化反応塔31はその
下部側には第1の酸化反応塔28と同様の酸化剤
36が充填されているが、上部側にはこの酸化剤
36への外部からの水分浸入を防止するための乾
燥剤37が充填されている。33は第3のCO2輸
送パイプ32に設けられた第3のCO検出器であ
る。34は第2の酸化反応塔31から放出される
CO2ガスおよび空気の混合ガスを外部に放出する
放出パイプ、35は放出パイプ34に設けられた
逆止弁であり、放出パイプ34中のガスの流れを
矢印方向に規制する。なお、自動放圧弁7,安全
弁9,手動放出弁11から放出弁29までの系は
全て密閉状態になつて、COガスが漏れないよう
になつている。
おいて、1は断熱性を有する貯蔵タンクであり、
内部に低温液化COガス2が貯蔵されている。こ
の貯蔵タンク1の頂部には、その貯蔵タンク1内
の上部空間と連通するCOガス取出用の第1,第
2,第3の取出パイプ3,4,5の一端側がそれ
ぞれ開口している外、圧力指示警報計6が設けら
れている。7は上記第1の取出パイプ3に設けら
れた自動放圧弁である。この自動放圧弁7から破
線で示すように、制御線7aが延びていて、圧力
指示警報計6と連動されている。そして、貯蔵タ
ンク1内における低温液化COガス2の過度の気
化により、貯蔵タンク1の上部空間のガス圧が所
定値を越えると、圧力指示警報計6が作動し、圧
力上昇の期間中、自動放圧弁7が作動して貯蔵タ
ンク1内のCOガスを放出するようになつている。
8は同じく第1の取出パイプ3に設けられた逆止
弁であり、上記自動放圧弁7の作動により第1の
取出パイプ3内を流れるCOガスの流れを矢印方
向に規制する。11は前記第3の取出パイプ5に
設けられた手動放出弁であり、上記自動放圧弁7
によつてもガス放出が不充分なときに、手動でこ
の放出弁11を開閉して貯蔵タンク1内のCOガ
スを第3の取出パイプ5を通して放出するように
なつている。12は上記第3の取出パイプ5に設
けられた逆止弁であり、その第3の取出パイプ5
内を流れるCOガスの流れを矢印方向に規制する。
9は前記第2の取出パイプ4に設けられた安全弁
であり、上記自動放圧弁7および手動放出弁11
からの放出によつてもなお貯蔵タンク1内のガス
圧が上昇するときに、自動的に作動し貯蔵タンク
1内のCOガスを大量に第2の取出パイプ4内に
放出させて内部圧力の上昇による貯蔵タンク1の
破壊を防止する。10は前記第2の取出パイプ4
に設けられた逆止弁であり、上記逆止弁8,12
と同様、第2の取出パイプ4内を流れるCOガス
の流れを矢印方向に規制する。上記第2の取出パ
イプ4の他端と第3の取出パイプ5の他端とは、
それぞれ逆止弁10,12の下流で合流し、取出
パイプ13になつて延びている。14は取出パイ
プ13に設けられた第1のCO検出器であり、取
出パイプ13内を流れるCOガスを検出する。上
記取出パイプ13における第1のCO検出器14
よりも下流側の端部は、上記第1の取出パイプ3
の他端側と合流して取出パイプ15となり、その
先端が触媒塔17の下部側まで延びている。16
はその内部を取出パイプ15が通過している乾燥
塔であり、この乾燥塔16内にはゼオライト等の
乾燥剤が充填されていて触媒塔17を通過した
CO2ガスおよび空気の混合ガスが通過するように
なつている。この混合ガスは、取出パイプ15の
熱交換部分15aにおいて、取出パイプ15内を
流れる低温のCOガスで冷却乾燥されるようにな
つている。上記触媒塔17は、その上部側にPd
もしくはPtからなる酸化触媒18を有するとと
もに、下部側に熱交換器19を有しており、内部
を、下部側から上部側へ通過するCOガスと、エ
アータンク20から空気輸送パイプ21を介して
触媒塔17下部側に送られてくる空気との混合ガ
スを酸化してCO2ガスと空気の混合ガスとして放
出するようになつている。22は空気輸送パイプ
21に設けられた電磁弁であり、圧力指示警報計
6および第1のCO検出器14の少なくとも一方
によつて開閉制御される。23は上記空気輸送パ
イプ21に連通したコンプレツサーであり、電磁
弁22と同様、圧力指示警報計6およびCO検出
器14の少なくとも一方によつて作動制御され
る。38は加圧空気の圧力調整弁、39は逆止弁
8,10,12と同様の逆止弁である。なお、上
記エアータンク20,コンプレツサー23は、そ
のいずれかが設置されればよく、双方とも設置す
る必要はない。そして、上記電磁弁22(コンプ
レツサー23)は、先に述べたように、圧力指示
警報計6およびCO検出器14の片方もしくは双
方の制御により作動して触媒塔17に加圧空気を
送るようになつている。24は触媒塔17の上部
空間と、触媒塔17の下部側に設けられた熱交換
器19とを連通させる循環パイプであり、この循
環パイプ24内には、触媒塔17内でCOガスが
前記コンプレツサー23等により送入された空気
中の酸素と反応することにより生成してCO2ガス
と、残存加圧空気との混合ガスが加圧状態で流れ
る。この混合ガスは、触媒塔17内での反応
(CO+1/2O2→CO2)の際の反応熱を含有して
おり、熱交換器19において、触媒塔17内に送
入されるCOガスおよび加圧空気と熱交換して温
度降下したのち、第1のCO2輸送パイプ25によ
り外部に輸送される。26は上記第1のCO2輸送
パイプ25に設けられた冷却器であり大気との熱
交換により第1のCO2輸送パイプ25内に流れる
混合ガスを常温に冷却する。常温に冷却された混
合ガスは、前記のように乾燥塔16内で、取出パ
イプ15内を流れるCOガスにより冷却された状
態でゼオライト等の乾燥剤に接触して乾燥された
のち、第2のCO2輸送パイプ27を経由して第1
の酸化反応塔28に送られる。第1の酸化反応塔
28内にはI2O5等の酸化剤36が充填されてお
り、この内部を通過するガス中の微量の残存CO
ガスを酸化してCO2ガスにする。上記乾燥塔16
はガス中の水分を除去し水分による酸化剤の変質
を防止している。29は上記第2のCO2輸送パイ
プ27に設けられた放出弁、30は同じく第2の
CO2輸送パイプ27に設けられた第2のCO検出
器であり、第2のCO2輸送パイプ27を通過する
ガス中のCOを検出する。31は第3のCO2輸送
パイプ32によつて第1の酸化反応塔28に連通
された第2の酸化反応塔であり、第1の酸化反応
塔28内で酸化されなかつた極微量の残存COガ
スを酸化する。この第2の酸化反応塔31はその
下部側には第1の酸化反応塔28と同様の酸化剤
36が充填されているが、上部側にはこの酸化剤
36への外部からの水分浸入を防止するための乾
燥剤37が充填されている。33は第3のCO2輸
送パイプ32に設けられた第3のCO検出器であ
る。34は第2の酸化反応塔31から放出される
CO2ガスおよび空気の混合ガスを外部に放出する
放出パイプ、35は放出パイプ34に設けられた
逆止弁であり、放出パイプ34中のガスの流れを
矢印方向に規制する。なお、自動放圧弁7,安全
弁9,手動放出弁11から放出弁29までの系は
全て密閉状態になつて、COガスが漏れないよう
になつている。
この、構成において、火炎,酷暑等の異常時
に、貯蔵タンク1内に貯蔵されている低温液化
COガス2が貯蔵タンク1の上部空間に過度に気
化し、貯蔵タンク1内のガス圧が上昇すると、自
動的に圧力指示警報計6が作動して自動放圧弁7
を作動する。これにより、貯蔵タンク1内のCO
ガスは、取出パイプ3,15を通つて乾燥塔16
で昇温されたのち触媒塔17内に流れ、貯蔵タン
ク1内が一定ガス圧に保持される。このとき、圧
力指示警報計6により、電磁弁22(コンプレツ
サー23)が作動しエアータンク20内の空気が
空気輸送パイプ21を経由して触媒塔17に送入
される。このCOガスと上記送入空気とは混合状
態となつて触媒塔17内の熱交換器19で昇温さ
れる。そして、酸化触媒18の触媒作用によつ
て、COガスが、上記送入空気中の酸素で酸化さ
れ、上記COガスと送入空気との混合ガスは、
CO2ガスと空気との混合ガスになつて循環パイプ
24に送入される。循環パイプ24内に送入され
たガスは、触媒塔17内の熱交換器19を通過し
て冷却されたのち、さらに冷却器26,乾燥塔1
6で冷却乾燥されて第1および第2の酸化反応塔
28,31に送入され、残存微量COガスを酸化
によりCO2ガス化され、空気とともに放出パイプ
34から外部へ放出される。また、取出パイプ3
からのCOガス放出だけで貯蔵タンク1内のガス
圧上昇を防止できない場合は、放出弁11を手動
により開閉し、取出パイプ5からCOガスを放出
する。この放出弁11は手動であるため、圧力指
示警報計6の目盛りを見ながら開閉を繰り返し貯
蔵タンク1内のガス圧を調節することができる。
取出パイプ5から放出されるCOガスは取出パイ
プ13を経由したのち、前記のCOガスと同様、
取出パイプ15を通過して触媒塔17および第
1,第2の酸化反応塔28,31で酸化処理され
CO2ガスとして空気とともに外部に放出される。
このようなガス放出によつても、さらに、貯蔵タ
ンク1内のガス圧が上昇して許容限度を超える場
合には、自動的に安全弁9が作動し、大量のCO
ガスを貯蔵タンク1内から放出し、内部圧力の上
昇による貯蔵タンク1の破壊を防止する。貯蔵タ
ンク1内から放出された上記COガスは、取出パ
イプ4,13,15を経由して触媒塔17および
第1,第2の酸化反応塔28,31に送られ、酸
化処理後、外部へ安全なCO2ガスとして放出され
る。
に、貯蔵タンク1内に貯蔵されている低温液化
COガス2が貯蔵タンク1の上部空間に過度に気
化し、貯蔵タンク1内のガス圧が上昇すると、自
動的に圧力指示警報計6が作動して自動放圧弁7
を作動する。これにより、貯蔵タンク1内のCO
ガスは、取出パイプ3,15を通つて乾燥塔16
で昇温されたのち触媒塔17内に流れ、貯蔵タン
ク1内が一定ガス圧に保持される。このとき、圧
力指示警報計6により、電磁弁22(コンプレツ
サー23)が作動しエアータンク20内の空気が
空気輸送パイプ21を経由して触媒塔17に送入
される。このCOガスと上記送入空気とは混合状
態となつて触媒塔17内の熱交換器19で昇温さ
れる。そして、酸化触媒18の触媒作用によつ
て、COガスが、上記送入空気中の酸素で酸化さ
れ、上記COガスと送入空気との混合ガスは、
CO2ガスと空気との混合ガスになつて循環パイプ
24に送入される。循環パイプ24内に送入され
たガスは、触媒塔17内の熱交換器19を通過し
て冷却されたのち、さらに冷却器26,乾燥塔1
6で冷却乾燥されて第1および第2の酸化反応塔
28,31に送入され、残存微量COガスを酸化
によりCO2ガス化され、空気とともに放出パイプ
34から外部へ放出される。また、取出パイプ3
からのCOガス放出だけで貯蔵タンク1内のガス
圧上昇を防止できない場合は、放出弁11を手動
により開閉し、取出パイプ5からCOガスを放出
する。この放出弁11は手動であるため、圧力指
示警報計6の目盛りを見ながら開閉を繰り返し貯
蔵タンク1内のガス圧を調節することができる。
取出パイプ5から放出されるCOガスは取出パイ
プ13を経由したのち、前記のCOガスと同様、
取出パイプ15を通過して触媒塔17および第
1,第2の酸化反応塔28,31で酸化処理され
CO2ガスとして空気とともに外部に放出される。
このようなガス放出によつても、さらに、貯蔵タ
ンク1内のガス圧が上昇して許容限度を超える場
合には、自動的に安全弁9が作動し、大量のCO
ガスを貯蔵タンク1内から放出し、内部圧力の上
昇による貯蔵タンク1の破壊を防止する。貯蔵タ
ンク1内から放出された上記COガスは、取出パ
イプ4,13,15を経由して触媒塔17および
第1,第2の酸化反応塔28,31に送られ、酸
化処理後、外部へ安全なCO2ガスとして放出され
る。
このように、この考案の液化一酸化炭素貯蔵装
置によれば、火炎等の異常時に、有毒なCOガス
をそのまま外部に放出することなく、触媒塔1
7、第1,第2の酸化反応塔28,31の酸化作
用およびエアータンク20(コンプレツサー2
3)から輸送されてくる空気を用いてCOガスを
酸化し、無毒のCO2ガスとして外部に放出するこ
とができる。
置によれば、火炎等の異常時に、有毒なCOガス
をそのまま外部に放出することなく、触媒塔1
7、第1,第2の酸化反応塔28,31の酸化作
用およびエアータンク20(コンプレツサー2
3)から輸送されてくる空気を用いてCOガスを
酸化し、無毒のCO2ガスとして外部に放出するこ
とができる。
この考案の液化一酸化炭素貯蔵装置は、以上の
ように構成されているため、火炎等の異常時に
は、気化した貯蔵タンク内の液化COガスにより、
貯蔵タンク内の圧力が異常上昇するのであるが、
この考案の装置は、上記気化した液化COガスを
そのまま大気中に放出するのではなく、まず、触
媒塔に導き触媒塔の内部でそのCOガスを酸化し
無毒のCO2ガスにする。そして、仮に、触媒塔で
COが完全にCO2化せず微量残存しても、その残
存微量COを酸化反応塔で酸化し、無毒のCO2ガ
スとする。したがつて、毒性の高いCOガスをそ
のまま大気中に放出するという極めて危険な事態
の発生を完全に回避することができる。
ように構成されているため、火炎等の異常時に
は、気化した貯蔵タンク内の液化COガスにより、
貯蔵タンク内の圧力が異常上昇するのであるが、
この考案の装置は、上記気化した液化COガスを
そのまま大気中に放出するのではなく、まず、触
媒塔に導き触媒塔の内部でそのCOガスを酸化し
無毒のCO2ガスにする。そして、仮に、触媒塔で
COが完全にCO2化せず微量残存しても、その残
存微量COを酸化反応塔で酸化し、無毒のCO2ガ
スとする。したがつて、毒性の高いCOガスをそ
のまま大気中に放出するという極めて危険な事態
の発生を完全に回避することができる。
図面はこの考案の一実施例を示す構成図であ
る。 1……貯蔵タンク、2……液化COガス、3…
…第1の取出パイプ、4……第2の取出パイプ、
5……第3の取出パイプ、7……自動放圧弁、9
……安全弁、11……手動放出弁、13,15…
…取出パイプ、17……触媒塔、18……酸化触
媒、20……エアータンク、21……空気輸送パ
イプ、23……エアコンプレツサー、25,2
7,32……CO2輸送パイプ、28……第1の酸
化反応塔、31……第2の酸化反応塔、34……
放出パイプ。
る。 1……貯蔵タンク、2……液化COガス、3…
…第1の取出パイプ、4……第2の取出パイプ、
5……第3の取出パイプ、7……自動放圧弁、9
……安全弁、11……手動放出弁、13,15…
…取出パイプ、17……触媒塔、18……酸化触
媒、20……エアータンク、21……空気輸送パ
イプ、23……エアコンプレツサー、25,2
7,32……CO2輸送パイプ、28……第1の酸
化反応塔、31……第2の酸化反応塔、34……
放出パイプ。
Claims (1)
- 低温液化COガスを貯蔵する貯蔵タンクと、酸
化触媒を備えた触媒塔と、上記貯蔵タンクの上部
空間と上記触媒塔を連通させる気化COガス取出
路と、この気化COガス取出路に設けられ上記貯
蔵タンク内のガス圧が所定値を超えると閉から開
に作動する弁と、上記触媒塔に空気を加圧状態で
送り込む空気輸送手段と、酸化剤が充填された酸
化反応塔と、上記触媒塔と上記酸化反応塔とを連
通させる輸送パイプと、上記酸化反応塔からCO2
ガスと空気との混合ガスを外部に放出する放出路
とを備えたことを特徴とする液化一酸化炭素貯蔵
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP800887U JPH0453520Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP800887U JPH0453520Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63115700U JPS63115700U (ja) | 1988-07-26 |
| JPH0453520Y2 true JPH0453520Y2 (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=30791995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP800887U Expired JPH0453520Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0453520Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP800887U patent/JPH0453520Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63115700U (ja) | 1988-07-26 |
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