JPH0453586B2 - - Google Patents
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- JPH0453586B2 JPH0453586B2 JP59093920A JP9392084A JPH0453586B2 JP H0453586 B2 JPH0453586 B2 JP H0453586B2 JP 59093920 A JP59093920 A JP 59093920A JP 9392084 A JP9392084 A JP 9392084A JP H0453586 B2 JPH0453586 B2 JP H0453586B2
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J23/00—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
- B01J23/70—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
- B01J23/76—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36
- B01J23/80—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36 with zinc, cadmium or mercury
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/15—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively
- C07C29/151—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases
- C07C29/153—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases characterised by the catalyst used
- C07C29/154—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases characterised by the catalyst used containing copper, silver, gold, or compounds thereof
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
〔発明の要約〕
メタノール合成用の触媒につき開示し、この触
媒は(a)触媒上有効な物質として酸化銅および酸化
亜鉛(これらは必要に応じ少なくとも部分的に還
元することができる)と、(b)熱安定化物質として
酸化アルミニウムとを含有する。20〜75〓の直径
を有する細孔(メソポア)の割合が少なくとも20
%であり、かつ75〓より大きい直径を有する細孔
(マクロポア)の割合が多くとも80%である。触
媒の製造に際し、コロイド状に分配した酸化アル
ミニウムまたは水酸化アルミニウムを使用するこ
とにより、所望の孔径分布を達成することができ
る。 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、(a)触媒上有効な物質として酸化銅お
よび酸化亜鉛(ここで必要に応じ少なくとも酸化
銅は少なくとも部分的に還元されている)と、(b)
熱安定化物質として酸化アルミニウムとを含有す
るメタノール合成用の触媒に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 CO,CO2およびH2からメタノールへの変換を
触媒するこの種の触媒は、既に古くから知られて
いる。これらは200〜300℃の温度かつ30〜250バ
ールの圧力にてメタノールの満足しうる収率を与
え、かつ良好な寿命を有する。銅と亜鉛との間の
原子比は、これら公知の触媒において変化するこ
ともできるが、銅は一般に過剰で存在する。さら
に、亜鉛成分の1部をカルシウム、マグネシウム
および/またはマンガンで交換することもでき
る。熱安定化物質として使用する酸化アルミニウ
ムもその1部を酸化クロムで交換することができ
る。この種の触媒は、たとえばドイツ公開公報第
1956007号、第2302658号および第2056612号並び
に米国特許第4279781号から公知である。特に、
米国特許第4279781号公報は、たとえば酸化アル
ミニウムのように強度に還元しうる金属酸化物を
使用することによりCu/Zn系の耐熱性を改善し
うることを教示しているが、この場合明らかに比
較的長時間が必要とされる。熱安定化物質の添加
は或る範囲内に保たねばならない。何故なら、こ
の物質の割合が高過ぎると、Cu/Zn触媒の選択
性および活性が阻害されるからである。 〔発明の目的〕 したがつて、本発明の目的は、良好な活性およ
び選択性において高耐熱性すなわち熱安定性を有
する冒頭記載の種類の触媒を提供することであ
る。高耐熱性において触媒の寿命は長くなり、或
いはこれら触媒を高温度で使用することができ、
その際合成反応の発熱を経済的に一層よく利用す
ることができる。 〔発明の要点〕 驚ろくことに上記の目的は本発明によれば、冒
頭記載の触媒において所定の細孔構造により達成
することができ、ここで20〜75〓の範囲の直径を
有する細孔(以下、メソポアと呼ぶ)の割合は少
なくとも20%であり、かつ75〓より大きい直径を
有する細孔(以下、マクロポアと呼ぶ)の割合は
最高80%である。 好ましくは、メソポアの割合は20〜40%、特に
30〜40%の範囲であり、かつマクロポアの割合は
80〜60%、特に70〜60%の範囲である。20〓より
小さい孔径を有する細孔(ミクロポア)の割合
は、比較的少なく、一般に0.5%未満である。 本発明による孔径分布に基づき、熱安定化物質
として使用する酸化アルミニウムの割合を高める
ことができ、しかもメタノール合成反応の変換お
よび選択性に悪影響を与えることがない。これは
恐らく合成反応が実際に近い条件下で触媒の細孔
内部において生ずることに基づいており、この場
合内部拡散が重要な因子となり、かつ触媒の活性
表面は完全には利用されない。種々の大きさの触
媒圧縮物における活性検査により、圧縮物の大き
さが減少するにつれて利用度並びにメタノールの
収率が上昇することが確認された。何故なら、明
らかに反応体の拡散に有利であり、かつ表面反応
が律速的となるからである。同時に、有機副生物
の量も減少し、すなわち選択性が改善され、この
ことは恐らく触媒のメソポアにおける反応生成物
および中間生成物の滞留時間が短縮されることに
起因する。 さらに、原子比Cu/Znが2.8〜3.8、好ましくは
2.8〜3.2でありかつAl2O3の割合が8〜12重量%、
好ましくは9〜11重量%であれば、メタノールの
最適収率を達成しうることが確認された。この条
件下で、本発明による触媒の到達利用度(COに
対する)は83〜90%である。 本発明による触媒はさらに、好ましくは80m2/
gより大きい、好ましくは100m2/gより大きい
比表面積を有する。 本発明による孔径分布は酸化アルミニウム成分
の改変により簡単に調整することができる。この
事実は、酸化アルミニウム成分の割合が一般に酸
化銅−酸化亜鉛成分の割合よりも低いので驚異的
である。 酸化アルミニウム成分は、望ましくは触媒の製
造に際しコロイド状に分配した酸化アルミニウム
または水酸化アルミニウムを使用するように改変
することができる。 酸化アルミニウム成分のこのコロイド状の改変
物は、一般に約1000〜10000〓の範囲の主粒子寸
法を有する。これらはキセロゲル、ヒドロゲルま
たはゾルとして存在することができる。キセロゲ
ルは乾燥酸化銅−酸化亜鉛成分の乾燥粉末とし
て、或いはその予備段階として混合することがで
き、その後得られた混合物を焼成する。 しかしながら、特に好ましくは酸化アルミニウ
ム成分はヒドロゲルおよびゾルとして使用され
る。これらは乾燥酸化銅−酸化亜鉛成分またはそ
の予備段階に添加することができる。 好ましくは、本発明による触媒は、触媒上有効
な酸化銅−酸化亜鉛成分を対応する塩(たとえば
硝酸塩、硫酸塩、塩化物、酢酸塩など)の水溶液
からコロイド状(ゲルもしくはゾルとして)に分
配された酸化アルミニウムもしくは水酸化アルミ
ニウムの存在下でアルカリ性物質により沈澱させ
て得ることができる。得られた混合物もしくは沈
澱生成物は、自体公知の方法で乾燥し、焼成し、
成形体に圧縮しかつ必要に応じ還元することがで
きる。触媒の還元は、さらにメタノール合成反応
の開始時に行なうこともできる。何故なら、合成
ガスは水素を含有するからである。 好ましくは沈澱用のアルカリ性物質としてはア
ルカリもしくはアンモニウムの炭酸塩もしくは重
炭酸塩、好ましくは炭酸ナトリウムもしくは重炭
酸ナトリウムを使用する。炭酸カリウムもしくは
重炭酸カリウムの使用は好ましくない。何故な
ら、触媒におけるカリウムの残留含有量はメタノ
ール合成の選択性を悪化させ、すなわち高級アル
コールを生成するからである。触媒におけるナト
リウムの残留含有量は、これに対し阻害的でない
ため、炭酸ナトリウムもしくは重炭酸ナトリウム
により沈澱された沈澱物は特に洗浄して使用する
必要はない。 メソポアの割合を高める方向の細孔構造の改善
は、酸化銅−酸化亜鉛成分をコロイド状に分配し
た酸化アルミニウムもしくは水酸化アルミニウム
の存在下で比較的薄いアルカリ性物質の溶液を用
いて比較的低温度かつ中性もしくは弱酸性PHにて
沈澱させることにより達成することができる。 好ましくは、5〜17重量%、より好ましくは8
〜12重量%の濃度を有するNaHCO3もしくはNa2
CO3溶液による沈澱を行なう。沈澱温度は合理的
には25〜65℃、好ましくは30〜40℃である。アル
カリ性物質の添加は一般に、PH値が6.5〜7.5、好
ましくは6.9〜7.5となつた時に終了する。 公知の触媒において、沈澱は一般に高温度かつ
アルカリ性物質の高溶液濃度で行なわれる。 所望孔径分布の改善に対するさらに好適な手段
は、沈澱生成物をその製造直後に乾燥し、すなわ
ち沈澱物の結晶成長および熟成を水相との接触に
より阻止することにある。 以下、実施例により本発明を説明する: 〔発明の実施例〕 比較例 触媒先駆体を沈澱させるため、2種の溶液を作
成した: 溶液1:418gの硝酸銅と50gの酸化亜鉛とを1
の水および148gの52.5%HNO3の中に溶解さ
せ、次いで水0.5中のAl(NO3)3・9H2Oの
93.8gの溶液を加えた。 溶液2:410gの炭酸ナトリウムを2の水中に
溶解させた。 これら溶液を別々に68℃まで加温し、激しく攪
拌しながら沈澱の際のPH値が6.7となるように合
した。沈澱物を68℃で攪拌しながらさらに1時間
母液中で熟成させた。次いで、過し、水でナト
リウムがなくなるまで洗浄した。過ケーキを
120℃で乾燥し、次いで280℃にて8時間焼成し
た。 焼成した生成物を粉砕し、そして2重量%の黒
鉛を添加した後に圧縮した。 実施例 1 比較例に示した手順と同様に操作したが、ただ
し硝酸アルミニウム溶液の代りにコロイド状のア
ルミニウムメタハイドレートゾル〔AlO(OH)〕
−ゾル〕(Al2O3等量)を使用した。この懸濁物
を50℃にて攪拌下に徐々に30gの52.5%硝酸と混
合して、アルミニウムメタハイドレート粒子を解
膠させた。次いで、このゾルを銅−硝酸亜鉛−溶
液と合した。触媒先駆体の沈澱および後処理は比
較例と同様に行なつた。 実施例 2 実施例1の手順を反復したが、ただしアルミニ
ウムメタハイドレート懸濁物と金属硝酸塩溶液と
を40℃にて合した。 実施例 3 実施例1の手順を反復したが、ただし沈澱を
6.9のPH値で行なつた。 実施例 4 触媒先駆体を沈澱させるため、2種の溶液を作
成した: 溶液1:418gの硝酸銅と50gの酸化亜鉛とを1.6
の水および128gの52.5%HNO3とに溶解さ
せ、次いでコロイド状のアルミニウムメタハ
イドレートゲルを添加した。 溶液2:410gの炭酸ナトリウムを3317gの水中に
溶解させた。 触媒先駆体の沈澱および後処理は比較例と同様
に行なつた。 実施例 5 触媒先駆体を沈澱させるため、実施例4に示し
たと同様な2種の溶液を作成した。 これらを40℃にて激しく攪拌しながら沈澱の際
のPH値が6.9となるように合した。沈澱が終了し
た後、PH値が7.5をまだ越えない際、沈澱物を
過しかつ水洗した。触媒先駆体の後処理は比較例
と同様に行なつた。 触媒先駆体の化学組成を第表に示す。
媒は(a)触媒上有効な物質として酸化銅および酸化
亜鉛(これらは必要に応じ少なくとも部分的に還
元することができる)と、(b)熱安定化物質として
酸化アルミニウムとを含有する。20〜75〓の直径
を有する細孔(メソポア)の割合が少なくとも20
%であり、かつ75〓より大きい直径を有する細孔
(マクロポア)の割合が多くとも80%である。触
媒の製造に際し、コロイド状に分配した酸化アル
ミニウムまたは水酸化アルミニウムを使用するこ
とにより、所望の孔径分布を達成することができ
る。 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、(a)触媒上有効な物質として酸化銅お
よび酸化亜鉛(ここで必要に応じ少なくとも酸化
銅は少なくとも部分的に還元されている)と、(b)
熱安定化物質として酸化アルミニウムとを含有す
るメタノール合成用の触媒に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 CO,CO2およびH2からメタノールへの変換を
触媒するこの種の触媒は、既に古くから知られて
いる。これらは200〜300℃の温度かつ30〜250バ
ールの圧力にてメタノールの満足しうる収率を与
え、かつ良好な寿命を有する。銅と亜鉛との間の
原子比は、これら公知の触媒において変化するこ
ともできるが、銅は一般に過剰で存在する。さら
に、亜鉛成分の1部をカルシウム、マグネシウム
および/またはマンガンで交換することもでき
る。熱安定化物質として使用する酸化アルミニウ
ムもその1部を酸化クロムで交換することができ
る。この種の触媒は、たとえばドイツ公開公報第
1956007号、第2302658号および第2056612号並び
に米国特許第4279781号から公知である。特に、
米国特許第4279781号公報は、たとえば酸化アル
ミニウムのように強度に還元しうる金属酸化物を
使用することによりCu/Zn系の耐熱性を改善し
うることを教示しているが、この場合明らかに比
較的長時間が必要とされる。熱安定化物質の添加
は或る範囲内に保たねばならない。何故なら、こ
の物質の割合が高過ぎると、Cu/Zn触媒の選択
性および活性が阻害されるからである。 〔発明の目的〕 したがつて、本発明の目的は、良好な活性およ
び選択性において高耐熱性すなわち熱安定性を有
する冒頭記載の種類の触媒を提供することであ
る。高耐熱性において触媒の寿命は長くなり、或
いはこれら触媒を高温度で使用することができ、
その際合成反応の発熱を経済的に一層よく利用す
ることができる。 〔発明の要点〕 驚ろくことに上記の目的は本発明によれば、冒
頭記載の触媒において所定の細孔構造により達成
することができ、ここで20〜75〓の範囲の直径を
有する細孔(以下、メソポアと呼ぶ)の割合は少
なくとも20%であり、かつ75〓より大きい直径を
有する細孔(以下、マクロポアと呼ぶ)の割合は
最高80%である。 好ましくは、メソポアの割合は20〜40%、特に
30〜40%の範囲であり、かつマクロポアの割合は
80〜60%、特に70〜60%の範囲である。20〓より
小さい孔径を有する細孔(ミクロポア)の割合
は、比較的少なく、一般に0.5%未満である。 本発明による孔径分布に基づき、熱安定化物質
として使用する酸化アルミニウムの割合を高める
ことができ、しかもメタノール合成反応の変換お
よび選択性に悪影響を与えることがない。これは
恐らく合成反応が実際に近い条件下で触媒の細孔
内部において生ずることに基づいており、この場
合内部拡散が重要な因子となり、かつ触媒の活性
表面は完全には利用されない。種々の大きさの触
媒圧縮物における活性検査により、圧縮物の大き
さが減少するにつれて利用度並びにメタノールの
収率が上昇することが確認された。何故なら、明
らかに反応体の拡散に有利であり、かつ表面反応
が律速的となるからである。同時に、有機副生物
の量も減少し、すなわち選択性が改善され、この
ことは恐らく触媒のメソポアにおける反応生成物
および中間生成物の滞留時間が短縮されることに
起因する。 さらに、原子比Cu/Znが2.8〜3.8、好ましくは
2.8〜3.2でありかつAl2O3の割合が8〜12重量%、
好ましくは9〜11重量%であれば、メタノールの
最適収率を達成しうることが確認された。この条
件下で、本発明による触媒の到達利用度(COに
対する)は83〜90%である。 本発明による触媒はさらに、好ましくは80m2/
gより大きい、好ましくは100m2/gより大きい
比表面積を有する。 本発明による孔径分布は酸化アルミニウム成分
の改変により簡単に調整することができる。この
事実は、酸化アルミニウム成分の割合が一般に酸
化銅−酸化亜鉛成分の割合よりも低いので驚異的
である。 酸化アルミニウム成分は、望ましくは触媒の製
造に際しコロイド状に分配した酸化アルミニウム
または水酸化アルミニウムを使用するように改変
することができる。 酸化アルミニウム成分のこのコロイド状の改変
物は、一般に約1000〜10000〓の範囲の主粒子寸
法を有する。これらはキセロゲル、ヒドロゲルま
たはゾルとして存在することができる。キセロゲ
ルは乾燥酸化銅−酸化亜鉛成分の乾燥粉末とし
て、或いはその予備段階として混合することがで
き、その後得られた混合物を焼成する。 しかしながら、特に好ましくは酸化アルミニウ
ム成分はヒドロゲルおよびゾルとして使用され
る。これらは乾燥酸化銅−酸化亜鉛成分またはそ
の予備段階に添加することができる。 好ましくは、本発明による触媒は、触媒上有効
な酸化銅−酸化亜鉛成分を対応する塩(たとえば
硝酸塩、硫酸塩、塩化物、酢酸塩など)の水溶液
からコロイド状(ゲルもしくはゾルとして)に分
配された酸化アルミニウムもしくは水酸化アルミ
ニウムの存在下でアルカリ性物質により沈澱させ
て得ることができる。得られた混合物もしくは沈
澱生成物は、自体公知の方法で乾燥し、焼成し、
成形体に圧縮しかつ必要に応じ還元することがで
きる。触媒の還元は、さらにメタノール合成反応
の開始時に行なうこともできる。何故なら、合成
ガスは水素を含有するからである。 好ましくは沈澱用のアルカリ性物質としてはア
ルカリもしくはアンモニウムの炭酸塩もしくは重
炭酸塩、好ましくは炭酸ナトリウムもしくは重炭
酸ナトリウムを使用する。炭酸カリウムもしくは
重炭酸カリウムの使用は好ましくない。何故な
ら、触媒におけるカリウムの残留含有量はメタノ
ール合成の選択性を悪化させ、すなわち高級アル
コールを生成するからである。触媒におけるナト
リウムの残留含有量は、これに対し阻害的でない
ため、炭酸ナトリウムもしくは重炭酸ナトリウム
により沈澱された沈澱物は特に洗浄して使用する
必要はない。 メソポアの割合を高める方向の細孔構造の改善
は、酸化銅−酸化亜鉛成分をコロイド状に分配し
た酸化アルミニウムもしくは水酸化アルミニウム
の存在下で比較的薄いアルカリ性物質の溶液を用
いて比較的低温度かつ中性もしくは弱酸性PHにて
沈澱させることにより達成することができる。 好ましくは、5〜17重量%、より好ましくは8
〜12重量%の濃度を有するNaHCO3もしくはNa2
CO3溶液による沈澱を行なう。沈澱温度は合理的
には25〜65℃、好ましくは30〜40℃である。アル
カリ性物質の添加は一般に、PH値が6.5〜7.5、好
ましくは6.9〜7.5となつた時に終了する。 公知の触媒において、沈澱は一般に高温度かつ
アルカリ性物質の高溶液濃度で行なわれる。 所望孔径分布の改善に対するさらに好適な手段
は、沈澱生成物をその製造直後に乾燥し、すなわ
ち沈澱物の結晶成長および熟成を水相との接触に
より阻止することにある。 以下、実施例により本発明を説明する: 〔発明の実施例〕 比較例 触媒先駆体を沈澱させるため、2種の溶液を作
成した: 溶液1:418gの硝酸銅と50gの酸化亜鉛とを1
の水および148gの52.5%HNO3の中に溶解さ
せ、次いで水0.5中のAl(NO3)3・9H2Oの
93.8gの溶液を加えた。 溶液2:410gの炭酸ナトリウムを2の水中に
溶解させた。 これら溶液を別々に68℃まで加温し、激しく攪
拌しながら沈澱の際のPH値が6.7となるように合
した。沈澱物を68℃で攪拌しながらさらに1時間
母液中で熟成させた。次いで、過し、水でナト
リウムがなくなるまで洗浄した。過ケーキを
120℃で乾燥し、次いで280℃にて8時間焼成し
た。 焼成した生成物を粉砕し、そして2重量%の黒
鉛を添加した後に圧縮した。 実施例 1 比較例に示した手順と同様に操作したが、ただ
し硝酸アルミニウム溶液の代りにコロイド状のア
ルミニウムメタハイドレートゾル〔AlO(OH)〕
−ゾル〕(Al2O3等量)を使用した。この懸濁物
を50℃にて攪拌下に徐々に30gの52.5%硝酸と混
合して、アルミニウムメタハイドレート粒子を解
膠させた。次いで、このゾルを銅−硝酸亜鉛−溶
液と合した。触媒先駆体の沈澱および後処理は比
較例と同様に行なつた。 実施例 2 実施例1の手順を反復したが、ただしアルミニ
ウムメタハイドレート懸濁物と金属硝酸塩溶液と
を40℃にて合した。 実施例 3 実施例1の手順を反復したが、ただし沈澱を
6.9のPH値で行なつた。 実施例 4 触媒先駆体を沈澱させるため、2種の溶液を作
成した: 溶液1:418gの硝酸銅と50gの酸化亜鉛とを1.6
の水および128gの52.5%HNO3とに溶解さ
せ、次いでコロイド状のアルミニウムメタハ
イドレートゲルを添加した。 溶液2:410gの炭酸ナトリウムを3317gの水中に
溶解させた。 触媒先駆体の沈澱および後処理は比較例と同様
に行なつた。 実施例 5 触媒先駆体を沈澱させるため、実施例4に示し
たと同様な2種の溶液を作成した。 これらを40℃にて激しく攪拌しながら沈澱の際
のPH値が6.9となるように合した。沈澱が終了し
た後、PH値が7.5をまだ越えない際、沈澱物を
過しかつ水洗した。触媒先駆体の後処理は比較例
と同様に行なつた。 触媒先駆体の化学組成を第表に示す。
【表】
先駆体の分析。
触媒先駆体の物理的性質を第表に示す。
触媒先駆体の物理的性質を第表に示す。
【表】
第表の註:
比表面積は、BET法により測定した。細孔容
積および孔径は次のように測定した: 75〓未満の細孔に対する容積もしくは孔径分布
は水銀孔径測定法により測定した。第2の測定に
おいて、N2−孔径測定法(BET法)の使用によ
り1000〓未満の細孔に対する細孔容積および分布
を測定した。<75〓の細孔を有する細孔容積の割
合を計算し、そしてこれにHg−細孔測定法で測
定した容積を加えた。 メタノール合成における本発明による触媒の活
性を次のように試験した。 圧縮物の形態の触媒先駆体30mlを先ず圧力なし
で反応管中で還元し、その際圧縮物を流動する
(50/h)還元性ガス(1.2%H2、残部N2)に
おいて温度プログラミングしながら235℃まで加
熱した。235℃から合成温度(250℃)に達するま
で純粋H2を供給した。 次いで、次の組成(容量%)の合成ガスを触媒
圧縮物の上に導入した: H2=75.3%、CO=10.8%、CO2=3.9%;不活
性ガス=10%(CH4=7.2%、N2=2.8%)。 反応条件は次の通りとした: 導入温度 250℃ 圧力 50バール 負荷(HSV)=合成ガス10000容量/触媒容量
および時間 活性度測定の結果を第表に示す。メタノール
収率は、本発明による触媒の場合、比較触媒より
も大である。さらに注目すべきは、この種の触媒
において、より高い利用率の結果、メタノール収
率が特に高く、その先駆体は60℃未満の温度、容
易に高められるPH値および通常よりも薄い溶液に
て沈澱された。
積および孔径は次のように測定した: 75〓未満の細孔に対する容積もしくは孔径分布
は水銀孔径測定法により測定した。第2の測定に
おいて、N2−孔径測定法(BET法)の使用によ
り1000〓未満の細孔に対する細孔容積および分布
を測定した。<75〓の細孔を有する細孔容積の割
合を計算し、そしてこれにHg−細孔測定法で測
定した容積を加えた。 メタノール合成における本発明による触媒の活
性を次のように試験した。 圧縮物の形態の触媒先駆体30mlを先ず圧力なし
で反応管中で還元し、その際圧縮物を流動する
(50/h)還元性ガス(1.2%H2、残部N2)に
おいて温度プログラミングしながら235℃まで加
熱した。235℃から合成温度(250℃)に達するま
で純粋H2を供給した。 次いで、次の組成(容量%)の合成ガスを触媒
圧縮物の上に導入した: H2=75.3%、CO=10.8%、CO2=3.9%;不活
性ガス=10%(CH4=7.2%、N2=2.8%)。 反応条件は次の通りとした: 導入温度 250℃ 圧力 50バール 負荷(HSV)=合成ガス10000容量/触媒容量
および時間 活性度測定の結果を第表に示す。メタノール
収率は、本発明による触媒の場合、比較触媒より
も大である。さらに注目すべきは、この種の触媒
において、より高い利用率の結果、メタノール収
率が特に高く、その先駆体は60℃未満の温度、容
易に高められるPH値および通常よりも薄い溶液に
て沈澱された。
上記本発明の構成により、良好な活性および選
択性を有し、さらに耐熱性もしくは熱安定性をも
有する長寿命のメタノール合成用触媒が得られ
る。
択性を有し、さらに耐熱性もしくは熱安定性をも
有する長寿命のメタノール合成用触媒が得られ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 触媒上有効な物質として酸化銅および酸
化亜鉛(ここで必要に応じ少なくとも酸化銅は
少なくとも部分的に還元されている)と、 (b) 熱安定化物質として酸化アルミニウムとを含
有するメタノール合成用の触媒において、 20〜75〓の範囲の直径を有する細孔の割合が少
なくとも20%であり、かつ75〓より大きい直径を
有する細孔の割合が多くとも80%であることを特
徴とするメタノール合成用の触媒。 2 20〜75〓の範囲の直径を有する細孔の割合が
20〜40%の範囲であり、かつ75〓より大きい直径
を有する細孔の割合が80〜60%の範囲であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の触媒。 3 原子比Cu/znが2.8〜3.8、好ましくは2.8〜
3.2であり、かつAl2O3の割合が8〜12重量%であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
第2項記載の触媒。 4 非還元状態において80m2/gより大きい、好
ましくは100m2/gより大きい比表面積を有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3
項のいずれかに記載の触媒。 5 製造に際し、コロイド状に分配した酸化アル
ミニウムまたは水酸化アルミニウムを使用したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項
のいずれかに記載の触媒。 6 触媒上有効な酸化銅−酸化亜鉛成分を対応す
る塩の水溶液から、コロイド状に分配した酸化ア
ルミニウムまたは水酸化アルミニウムの存在下で
アルカリ性物質により沈殿させ、かつ得られた混
合物を自体公知の方法で乾燥し、焼成し、成形体
にプレスしかつ必要に応じ還元したことを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか
に記載の触媒。 7 アルカリもしくはアンモニウムの炭酸塩もし
くは重炭酸塩による、好ましくは炭酸ナトリウム
もしくは重炭酸ナトリウムによる沈殿を行なつた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6
項のいずれかに記載の触媒。 8 5〜17重量%、好ましくは8〜11重量%の濃
度を有するNaHCO3もしくはNa2CO3溶液での沈
殿を行なつたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項乃至第7項のいずれかに記載の触媒。 9 25〜65℃、好ましくは30〜40℃の温度におい
て沈殿を行なつたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の触媒。 10 6.5〜7.5、好ましくは6.9〜7.5の範囲のPH
値において沈殿を行なつたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに記載の
触媒。 11 沈殿生成物をその生成直後に母液から分離
し、洗浄しかつ乾燥したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項乃至第10項のいずれかに記載の
触媒。
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