JPH0454024B2 - - Google Patents

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JPH0454024B2
JPH0454024B2 JP12842184A JP12842184A JPH0454024B2 JP H0454024 B2 JPH0454024 B2 JP H0454024B2 JP 12842184 A JP12842184 A JP 12842184A JP 12842184 A JP12842184 A JP 12842184A JP H0454024 B2 JPH0454024 B2 JP H0454024B2
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Japan
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reinforcing bars
reinforcement
coordinates
reinforcing
reinforcing bar
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JP12842184A
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JPS6110679A (ja
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Yukio Mori
Fumitaka Oguro
Yukio Arima
Yasushi Konomura
Katsunaga Ogushi
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Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kajima Corp, Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kajima Corp
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Publication of JPH0454024B2 publication Critical patent/JPH0454024B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、鉄筋を一定間隔で縦横に重ねて配置
する配筋機を制御する配筋機の制御装置に関す
る。
〔発明の背景〕
鉄筋コンクリート工事においては、鉄筋を所定
の形態に組合わせてコンクリートが流し込まれ
る。このような鉄筋の組合わせ形態において極め
て多く用いられるのが、鉄筋を一定間隔に縦横に
重ねて配置する形態である。以下、このような形
態を第2図により説明する。
第2図は長尺部材の配置形態の一例を示す説明
図で、この第2図は原子力発電所の基礎工事にお
ける配置形態を示している。この図において、1
は床、2はコンクリートブロツク等から成るう
ま、3,4,5,6,7は長尺部材たとえば鉄
筋、8,9は鉄筋どうしを締結する結束線であ
る。
この第2図に示すような基礎工事にあつては次
のようにして床1上にうま2、鉄筋3,4,5,
6,7等が配置される。すなわち、あらかじめ形
成された強固な床1上に、例えば等間隔にうま2
を配置し、このうま2の上に鉄筋3(この鉄筋を
特に段取筋と称する。)を配置する。次にこの段
取筋3の上に、当該段取筋3に直交するように鉄
筋4,5を配置し、これらの鉄筋4,5と段取筋
3とを結束線8で縛結する。なお、鉄筋4,5は
鉄筋4,5の縛結部が一直線になることによるコ
ンクリートの強度低下を防ぐために、例えば図示
のように交互にずらして千鳥状に配置される。そ
して、このような鉄筋4,5の配置が終了する
と、一点鎖線で例示する鉄筋6,7を鉄筋4,5
と同様に配置した後、鉄筋6,7を結束線9によ
つて鉄筋4,5のそれぞれに締結する作業がおこ
なわれる。以下同様にしてうま2上に1段目の鉄
筋が配置される。
次いで図示しないが、鉄筋4,5,6,7等の
上に、かつ、これらの鉄筋4、5,6,7等に直
交するように、すなわち段取筋3に平行となるよ
うに2段目の鉄筋が配置され、それぞれ結束線で
締結され。このようにして1組目の格子構造がで
き上がる。その後、上記と同様に1組目の格子構
造の上に2組目の格子構造を作る。以下、順次複
数組の積層格子構造が作られ、その上にコンクリ
ートが流し込まれて基礎が完成する。
ところで、上述した基礎工事における配筋作業
は従来、人力によつておこなわれているが、第1
図に例示するような原子力発電所のように強固な
基礎を作る場合には、鉄筋3,4,5,6,7等
はたとえば、直径が50mm、長さが約10m、重量が
約150Kgのように径寸法が大きく、かつ重量の重
いものを使用せざるを得ない。したがつて、1本
の配筋作業を数人がかりでおこなつているのが実
情である。その故、この配筋作業は苛酷で、かつ
危険なものとなつており、また多くの労力を要
し、作業効率の向上を見込めない。そこで、この
ような欠点を排除し、人手を要することなく自動
的に配筋作業を行なうことができる配筋機および
その制御装置が検討されている。以下、図により
この配筋機を説明する。
第3図は上記配筋機の斜視図である。図で、1
0は本体で、例えば下部にフレーム11およびこ
のフレーム11に保持される覆帯12を有する走
行体13を有し、上部に走行体13に対して旋回
可能に設けた旋回体14を有している。また15
は旋回体14に設けた運転室、16は走行体13
上に配置した収容部、17はこの収容部16に収
容される鉄筋である。
また18は旋回体14に上下方向に回動可能に
装着されるブーム、19はこのブーム18に上下
方向に回動可能に装着されるアーム、20はアー
ム19の先端に装着され、上下方向に回動可能な
ブラケツト、21はこのブラケツト20に装着さ
れ、水平方向に回動可能な棒状体である。また2
2は、一端が旋回体14に、他端がブーム18に
連結され、ブーム18を回動させる油圧シリン
ダ、23は一端がブーム18に、他端がアーム1
9に連結され、アーム19を回動させる油圧シリ
ンダ、24は一端がアーム19に、他端がブラケ
ツト20に連結され、ブラケツト20を回動させ
る油圧シリンダ、25は一端がブラケツト20
に、他端が棒状体21に連結され、棒状体21を
回動させる油圧シリンダである。また26は棒状
体21の一方の端部に装着した送り装置で、鉄筋
17の把持が可能で、かつ鉄筋17を把持した状
態で、その軸心方向に送り出し可能になつてい
る。27は棒状体21の他方の端部に装着した送
り量検出装置で、送り装置26における把持機能
と同等の把持機能を有するとともに、送り装置2
6によつて送り出された鉄筋17の送り量を検出
し、信号を出力する。
なお、上記した棒状体21およびブラケツト2
0は、送り装置26を上下方向および左右方向に
回動可能に支持する支持部材を構成しており、ま
たこの支持部材、アーム19およびブーム18
は、送り装置26を収容部16の位置に移動さ
せ、および該収容部16から離れた位置に移動さ
せる腕を構成している。
28は旋回体14を旋回させる旋回モータ、2
9は旋回体14と走行体13との間の相対的な回
転角度θを検出する旋回角度検出器、30はブー
ム18の回転角度βを検出するブーム角度検出
器、31はアーム19とブーム18との間の相対
的な回転角度αを検出するアーム角度検出器、3
2はアーム19とブラケツト20との間の相対的
な回転角度γを検出するブラケツト角度検出器、
33は棒状体21の中央部の回転角度を検出す
る棒状体角度検出器である。これら各角度検出器
29,30,31,32,33はブーム18、ア
ーム19等から成る前記腕の可動部の作動量を検
出する検出手段を構成している。
このように構成された配筋機による配筋作業は
概略次のようにして行なわれる。即ち、先ず、図
示しないクレーン等により、収容部16に鉄筋1
7が複数本収容される。一方、第3図に示すよう
に、基礎が形成される床1の上にうま2が配置さ
れる。次いで、走行体13を駆動し、うま2の近
傍の所定の配筋作業位置に至る。このときの配筋
機の位置は第3図に示す位置とは異なり、段取筋
3の長手方向に対して直角方向の位置にあり、そ
の向きも段取筋3の長手方向に対してほぼ直角の
向きとされる。そして、当該位置において、鉄筋
17のうちの最先端の鉄筋が第3図に示すように
収容部16の前方位置に送り出される。次いで、
油圧シリンダ22,23,24が駆動され、ブー
ム18、アーム19、ブラケツト20が上下方向
に回動し、棒状体21に支持された送り装置2
6、送り量検出装置27が収容部16の位置すな
わち、前方に送り出された鉄筋を把持する位置に
至る。なお、このとき送り装置26および送り量
検出装置27は鉄筋17の把持が可能な状態にな
つている。この状態において上述の鉄筋は送り装
置26および送り量検出装置27に把持される。
次いで、油圧シリンダ22,23,24および必
要ならば油圧シリンダ25が駆動され、これによ
つて上述の鉄筋は収容部16から取出され、うま
2上に段取筋として配置される。第3図に示す符
号3はこのようにしてうま2上に配置された段取
筋を示している。
次いで走行体13を駆動して、例えば当該走行
体13が段取筋3上に位置するようにする。この
状態(第3図に示す状態)において上述のように
収容部16の鉄筋のうちの最先端の1本が送り出
される。そして、上述のようにブーム18、アー
ム19、ブラケツト20を適宜回動させ、送り装
置26および送り量検出装置27によつて、上述
のように送り出された鉄筋17を把持させた後、
ブーム18、アーム19、ブラケツト20を回動
させ、把持した鉄筋17が先に配置した段取筋3
の上に、かつ直交するように位置決めする。この
状態において送り装置26を駆動させ、所定量送
られたところで送り装置26および送り量検出装
置27による把持を解除する。第2図に示す符号
4はこのようにして段取筋3上に配置された鉄筋
を示している。次に同様の操作によつて一点鎖線
で示す鉄筋5が段取筋3上に、かつ鉄筋4に対し
てずらして配置される。P1,P2,P3は段取筋3
上に配置される鉄筋の位置を示し、各位置P1
P2,P3……間の距離は、ある定められた一定距
離となつている。以上の動作を繰り返すことによ
り配筋作業が行なわれる。
なお、収容部16内の鉄筋17のうち最先端に
ある鉄筋を1本だけ先方に送り出す装置、および
この送り出された1本の鉄筋を送り装置26と送
り量検出装置27により把持する機構等の詳細
は、特願昭59−13469号(特開昭60−161829号公
報)の明細書および図面に開示されている。
さて、次に、このような配筋機に対して上記動
作を行なわせるため、現在検討中の制御装置につ
いて説明する。
第4図は当該制御装置のブロツク図である。図
で、第3図に示す部分と同一部分を示すブロツク
には同一符号を付して説明を省略する。35は旋
回モータ28の駆動を制御するサーボ弁、36は
ブームシリンダ22の駆動を制御するサーボ弁、
37はアームシリンダ23の駆動を制御するサー
ボ弁、38はブラケツトシリンダ24の駆動を制
御するサーボ弁、39は棒状体シリンダ25の駆
動を制御するサーボ弁、40は送り装置26を駆
動する送り装置モータ、41は油圧源である。5
0は配筋機の動作を制御する制御部であり、間隔
設定部51、本数設定部52、記憶部53および
演算・制御部54で構成され,又、各設定部5
1,52は例えばスイツチで構成されている。間
隔設定部51には互いに平行に配置される鉄筋相
互間のある定められた距離、即ち、第3図に示す
位置P1,P2,P3……間の距離が設定される。本
数設定部52には互いに平行に配置される鉄筋の
本数が設定される。記憶部53には、演算・制御
部54で演算処理された値等が記憶される。演
算・制御部54については後述する。55は教示
信号を出力する教示部である。演算・制御部54
および記憶部53は例えばマイクロコンピユータ
で構成される。
この制御装置を用いた配筋作業の動作を説明す
るに先立ち、演算・制御部における演算を、第5
図a,bを参照しながら説明する。前述の配筋作
業の説明から明らかなように、段取筋3上に最初
に配置すべき鉄筋の位置P1が定まれば、以後に
配置される鉄筋の位置P2,P3……は順次所定間
隔ずつずらしてゆけば得られることになる。そこ
で、位置P1に鉄筋を配置するためには、配筋機
の特定箇所、例えば、把持された鉄筋における送
り装置26と送り量検出装置27との間の中心点
(鉄筋中心点)をどのような位置に移動させれば
よいかが問題となり、この位置が決定されれば、
以後の各位置は所定間隔ずつずらして得られるこ
とになる。そして、この最初の位置は、当該特定
箇所(以後、この箇所をさきに例示した鉄筋中心
点とする。)の三次元空間の座標として表現する
ことができる。鉄筋中心点の位置は、配筋機の各
回転駆動部により変化するので、その座標も当該
回転駆動部の動きを考慮しなければならない。こ
のような回転駆動部の動きを判り易く示すには、
JIS規格B0138「産業用ロボツト記号」に準拠した
形で表わすのが便利である。
第5図a,bは当該記号を用いて示した配筋機
の平面図および側面図である。図で、第3図に示
す部分と同一部分には同一符号が付され、又、表
示されている各角度はさきの角度検出器の説明で
述べたと同一の文字が使用されている。座標原点
Oは配筋機の覆帯12の下面が接触する面と旋回
体14の旋回中心とが交わる位置に定められ、当
該面上にx軸およびz軸が、又、原点を通り当該
面と直交してy軸が定められている。図に示す各
文字は次の値を表わしている。
L0:ブームフート高さ L1:旋回中心とブームフートとの距離 L2:棒状体21の回転中心と鉄筋中心点との
距離 lB:ブーム18の長さ lA:アーム19の長さ lG:ブラケツト20の回転中心と棒状体21の
回転中心との距離 そして、配筋機を操作して最初の鉄筋を位置
P1に配置する姿勢としたときの前記各回転角度
を、角度θ1,β1,α1,γ11とすると、そのとき
の鉄筋中心点の座標x1,y1,z1は次式で表わされ
る。
x1={L1+(lBcosβ1′+lAsinα1′ +lGcosγ1′+L2cosγ1′・cos1)}cosθ1 y1=L0+lBsinβ1′−lAcosα1′+lGsinγ1′ +L2sinγ1′・cos1 z1={L1+(lBcosβ1′+lAsinα1′ +lGcosγ1′+L2cosγ1′・cos1)}sinθ1 ただし、 β1′=β1−π/2 α1′=α1+β1′−π/2 γ1′=π/2+α1′−γ1 である。
次に、このようにして得られた鉄筋中心点の最
初の位置(x1,y1,z1)から、当該鉄筋中心点を
所定間隔Lだけずらすための各回転角度を、角度
θ22,α2,β2,γ2とすると、これらの角度は次
式により演算される。
θ2=tan-1{(L1+lBcosβ1′+lAsinα1′+lG
cosγ1′)・sinθ1−Lsin(θ11)}/{L1+lB
cosβ1′+lAsinα1′+lGcosγ1′)・cosθ1−Lcos(
θ1
1)} 2=θ11−θ2 α2=cos-1(lB 2+lA 2−X2−Y2)2lB・lA β2=β2′+π/2 γ2=β2′+α2−γ2′ ただし、 β2′=sin-1(lB 2−lA 2+X2+Y2)/2lB22
−tan-1X/Y γ1′=γ2′ X=lBcosβ2′+lAcos(π−α2−β2′) Y=lBsinβ2′−lAsin(π−α2−β2′) である。演算・制御部54では、前記演算式に
よる演算を行ない、鉄筋の配置位置および当該配
置位置に鉄筋を置くべく鉄筋中心を移動させるた
めの各回転駆動部の回動すべき角度がそれぞれ算
出される。
さて、ここで、第4図に示す制御装置を用いた
配筋作業の動作を第6図に示すフローチヤートを
参照しながら説明する。
まず、間隔設定部51に鉄筋相互間の定められ
た所定の間隔Lが設定される。(手順S1)。この場
合、間隔Lは各座標軸x,y,z方向の変化の成
分△x,△y,△zの関数として設定されるが、
第3図に示すように配筋してゆくときには、変化
の成分△x,△y,△zは一定となり、かつ、1
つの作業サイクル内においてy軸方向には変位し
ないので、△y=0であり、又、△x,△zは、
L2=△x2+△z2の関係を満足する。したがつて、
この場合には、L2=△x2+△z2の関係を満足する
△x,△z、および△y=0を与えうる間隔Lが
設定されることになる。次いで、平行に配置され
るべき鉄筋の本数が本数設定部52に設定され
る。次に、収容部16の鉄筋17のうちの最先端
の鉄筋が1本だけ前方に送り出される。そして、
ブーム18、アーム19,ブラケツト20が操作
され、棒状体21に支持された送り装置26およ
び送り量検出装置27が、前記送り出された鉄筋
を把持する位置に至り、当該鉄筋を把持する(手
順S3)。次いで、ブーム18、アーム19,ブラ
ケツト20を操作し、鉄筋を位置P1に置くため
の位置まで鉄筋を運ぶ(手順S4)。この状態で、
送り装置26を駆動して鉄筋を所定長さだけ送り
(千鳥状に配置するため)、次いで、送り装置26
および送り量検出装置27による鉄筋の把持を解
除し、鉄筋は位置P1に置かれる。(手順S5)。
ここで、教示部55により演算・制御部54に
教示信号が出力されて手順S6が実行される。即
ち、演算・制御部54では、教示信号が入力され
ると、そのときの姿勢における各角度検出器2
9,30,31,32,33および送り量検出装
置27の検出信号を入力し、この検出値に基づい
て、鉄筋中心点の座標x1,y1,z1が前述の式にし
たがつて演算される。得られた値x1,y1,z1は位
置P1に対応する腕の姿勢データとして、鉄筋の
送り量(この値をDとする)とともに記憶部53
に記憶される(手順S7)。以後、段取筋3上に等
間隔に鉄筋を自動配筋する動作が開始される(手
順S8)。
手順S9において、演算・制御部54からは、各
サーボ弁35〜39に対して指令信号が出力さ
れ、これに応じて旋回体14、ブーム18、アー
ム19等が駆動され、自動的に次の鉄筋が収容部
16から取り出される。次に、演算・制御部54
において、鉄筋中心点を座標x1,y1,z1から所定
間隔Lだけずらした新らたな配筋位置が演算され
るとともに、この新らたな位置とするには、各角
度θ,,α,β,γをどのような角度にすれば
よいかが演算される(手順S10)。これらの演算
は、さきに記憶部53に記憶された値x1,y1,z1
および間隔設定部51に設定された間隔Lに基づ
いて行なわれ、又、各角度の演算は前記式にした
がつて実行される。次いで、手順S10により得ら
れた角度θ2,α2,β2,γ22と各角度検出器で検
出された現在角度との偏差が演算・制御部54に
おいて演算され、その偏差は対応するサーボ弁に
出力される。これにより、鉄筋中心点は新らたな
所定位置まで移動し、これとともに鉄筋もその位
置まで運ばれる(手順S11)。次いで手順S12に移
り、演算・制御部54からの指令により、送り装
置26は鉄筋を前回の送り方向とは反対方向に送
り量Dだけ移動させ、この状態で鉄筋に対する把
持が解除される。解除された鉄筋は第3図の一点
鎖線で示されるように、鉄筋5として位置P2
配置され、その配置は最初に配置された鉄筋4に
対して千鳥状となる。
次の手順S13においては、記憶部53に記憶さ
れている数1に1を加算して記憶された本数を2
とする。即ち、鉄筋4,5の2本が記憶されたこ
とになる。次いで、手順S14において、演算・制
御部54では記憶部53に記憶された本数がとり
出され、この本数と本数設定部52に設定された
本数との比較が行なわれる。比較の結果、設定さ
れた本数に達していなければ、再び手順S9に戻
り、以下、配置された鉄筋の本数が設定された本
数に達するまで、同様の手順で自動的に配筋作業
が実行されることになる。
以上述べたような検討中の配筋機およびその制
御装置により、配筋作業が自動的に実施され、こ
れにより、人手による配筋作業を排除し、安全に
作業を行なうことができ、かつ、作業効率を向上
させることができる。
ところで、一般に、鉄筋の組合せ構造において
は、その鉄筋で構成される建造物に対応して、強
度等の観点からそれぞれある基準が定められてお
り、その基準は単位面積当りの鉄筋の重量により
表わされている。したがつて、鉄筋配置の状態に
よつては、必ずしも所定間隔の位置にすべての鉄
筋を配置する必要はなく、ある位置では鉄筋の配
置を省略できる場合がある。特に、段取筋3の上
にこれと同一方向に配置する鉄筋については、そ
の配置を省略できることが多い。
そこで、このような配筋の省略がある場合にお
ける上記配筋機およびその制御装置の動作を考え
ると次のようになる。即ち、第6図に示す手順S9
〜手順S14の繰り返しにおいて、ある位置Po-1
で配筋が終了し、次の位置Poの配筋は省略した
い場合、オペレータは一旦配筋作業を中断し、配
筋機を操作して収容部16から鉄筋をつかみ、こ
れを省略位置の次の位置Po+1に配置し、そのとき
の棒状体21の回転中心の座標を、教示部55か
ら教示指令を出力して教示させるという手順S3
S7を再度行なわねばならない。そして、仮に段取
筋3上におけるこれと同一方向の配筋をすべて省
略できる場合を想定すると、配筋作業の中断とこ
れに続く教示動作が頻繁に行なわれることとな
り、オペレータにとつては極めて面倒であり、
又、配筋作業の効率は著しく低下するという懸念
を生じる。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情を考慮してなされた
ものであり、その目的は、配筋の省略を容易に行
なうことができ、ひいては配筋作業の効率を向上
させることができる配筋機による鉄筋配置方法を
提供するにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明は、鉄筋を配
筋機により所定位置に配筋し、演算・制御部によ
り、予め定められた原点からの当該所定位置の座
標を前記配筋機における配筋に用いた各部材の変
位に基づいて演算するとともに前記所定位置の次
の配筋位置の座標を予め定められた所定間隔によ
り演算子、この演算された座標を記憶部に記憶
し、この記憶部に記憶された座標に対して前記演
算・制御部により前記各部材の変位すべき変位量
を演算し、これら変位量に基づき前記各部材を駆
動して鉄筋を配筋し、次いで、前記演算・制御部
により前記記憶部に記憶された座標および前記所
定間隔によりさらにその次の配筋位置の座標を演
算し、この座標を前記記憶部に記憶する方法を順
次繰り返して鉄筋を配置してゆく配筋機による鉄
筋配置方法において、次の配筋位置が鉄筋の配置
を省略すべき位置であるとき、省略指令手段から
の信号に基づき前記演算・制御部により前記省略
すべき位置の座標を演算し、この座標を前記記憶
部に記憶されている配置位置の座標に代えて当該
記憶部に記憶させることを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る方法に用いる
配筋機の制御装置のブロツク図である。図で、第
4図に示す部分と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。なお、本体10の内部の各サー
ボ弁、各アクチユエータ、各角度検出器等は第4
図に示すものと同じであるので、それらの図示は
省略する。57は第4図に示す演算・制御装置5
4とはその機能の一部を異にする演算・制御部で
ある。58は演算・制御部57に配筋の省略を指
令する省略指令スイツチである。省略指令スイツ
チ58は次の位置が鉄筋の配置を省略する位置で
あるとき、オペレータによつてONとされる。
本実施例の動作を第7図のフローチヤートを参
照しながら説明する。本実施例における動作の手
順中、手順S1〜S12は第6図に示す手順S1〜S12
手順と同じであるので、その図示および説明は省
略する。なお、本数設定部52に設定される本数
は、鉄筋の配置を省略する位置にも鉄筋が配置さ
れると仮定した場合の鉄筋の本数である。手順
S12において、位置Po-1に鉄筋が配置された後、
次の手順S15に移る。手順S15では、演算・制御部
57により、省略指令スイツチ58、ON,OFF
状態が識別される。この場合、次の位置Poに鉄
筋を配置するときは省略指令スイツチ58は
OFF状態にある。演算・制御部57がこのOFF
状態を識別すると、処理は第6図に示す手順と同
一手順S14に移り、鉄筋の本数をカウントする。
次いで、第6図に示す場合と同じくこの本数が設
定された本数に達しているか否かを判断し(手順
S14)、否の場合、処理は再び手順S9に戻り、配筋
作業が繰り返される。
もし、位置Poが段取筋3上にあり、鉄筋の配
置を省略したい場合、オペレータは省略指令スイ
ツチ58をON状態とする。この場合、手順S15
では演算・制御部57がこのON状態を識別する
ことになり、処理は手順S16に移る。手順S16
は、記憶部53に記憶されているそれまでの鉄筋
の本数に1を加えて記憶部53のカウントを更新
する。次いで、手順S17に移り、演算・制御部5
7により鉄筋の配置を省略する位置Poの座標が
演算され、手順S10で演算されて記憶部53に記
憶されている位置Po-1の座標を、この演算された
位置Poの座標に更新する。次いで手順S14に移り、
手順S10で更新された本数が設定された本数に達
したか否かが判断され、否の場合、手順は再び手
順S9に戻り、配筋作業に移る。この場合、記憶部
53に記憶されている配筋位置は位置Poの座標
であるから、手順S10で演算される位置は配筋が
省略される位置の次の位置Po+1の座標であり、各
角度もこれにより演算されるので、手順S12にお
いて鉄筋が置かれる位置は位置Po+1となり、位置
Poへの配筋が省略されたことになる。
このように、本実施例では、省略指令スイツチ
を設け、次の配筋を省略したいときオペレータが
この省略指令スイツチを作動させ、演算・制御部
によりこの作動を識別して所定の処理を行なうよ
うにしたので、配筋機の配筋作業を中断して再度
教示操作を行なう必要はなく、単に省略指令スイ
ツチを操作するだけで容易に配筋を省略すること
ができ、作業効率を向上させることができる。
第8図は本発明の他の実施例に係る方法に用い
る配筋機の制御装置のブロツク図である。図で、
第1図と同一部分には同一符号が付してある。6
0は第1図および第4図に示す演算・制御部5
4,57とはその機能の一部を異にする演算・制
御部である。61は省略すべき配筋が最初から何
本目の鉄筋であるか(最初からの順位)を設定す
る省略順位設定器である。例えば、最初から5本
目、15本目、25本目の鉄筋が省略される場合、省
略順位設定器61には、「5」、「15」、「25」が設
定される。なお、本数設定部52に設定される本
数は、さきの実施例の場合と同じく、鉄筋の配置
を省略する位置にも鉄筋が配置されると仮定した
場合の鉄筋の本数である。
次に、本実施例の動作を、第9図に示すフロー
チヤートを参照しながら説明する。本実施例にお
ける動作の手順中、手順S1〜S12は、第6図およ
び第7図に示す手順S1〜S12と同じであるので、
その図示および説明は省略する。手順S12におい
て、位置Po-1に鉄筋が配置されると、処理は第
6,7図に示す手順と同一手順S13に移る。手順
S13ではそれまでに配筋した本数(n−1)本を
カウントしてこれを記憶部53に記憶する。次
に、手順S15′において、演算・制御部60は記憶
部53に記憶されたカウント数に1を加え、この
数nが、省略順位設定器61に設定された値の1
つと一致するか否かを判断する。一致しない場合
には第6,7図に示す手順と同一手順S14に移り、
記憶部53に記憶されたカウント数(n−1)が
本数設定部52に設定された値に達したか否かを
判断し、否の場合、処理は手順S9へ戻り、再び配
筋作業が繰り返される。
手順S15′において、数nが省略順位設定器61
に設定された値の1つと一致する場合、処理は手
順S16,S17,S14の順に実行される。この手順
S16,S17は、さきの実施例において第7図に示す
手順S16,S17と全く同一動作を実行する手順であ
るので、説明は省略する。手順S16,S17を実行す
ることにより、位置Poにおける配筋は省略され、
手順S16,S17を経た手順S12においては、鉄筋は
位置Po+1に配置されることになる。
このように、本実施例では、省略順位設定器を
設けて、省略すべき配筋の最初からの本数(順
位)を設定し、演算・制御部により次の配筋が当
該順位と一致するか否かを判断して所定の処理を
行なうようにしたので、配筋機の配筋作業を中断
して再度教示操作を行なう必要はなく、省略順位
設定器への設定を行なつておけば、配筋の省略を
自動的に行なうことができ、作業効率を著るしく
向上させることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、次の配筋位置
が鉄筋の配置を省略すべき位置であるとき、記憶
されている現在の配置位置の座標を当該省略すべ
き位置の座標に更新するようにしたので、配筋の
省略を容易に行なうことができ、ひいては配筋作
業の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る方法に用いる配
筋機の制御装置のブロツク図、第2図は鉄筋の配
置形態を示す斜視図、第3図は配筋機の斜視図、
第4図は検討されている配筋機の制御装置のブロ
ツク図、第5図a,bはそれぞれ記号化して示し
た配筋機の平面図および側面図、第6図は第4図
に示す制御装置を用いた配筋作業のフローチヤー
ト、第7図は第1図に示す制御装置を用いた配筋
作業のフローチヤート、第8図は本発明の他の実
施例に係る方法に用いる配筋機の制御装置のブロ
ツク図、第9図は第8図に示す制御装置を用いた
配筋作業のフローチヤートである。 3……段取筋、10……配筋機本体、14……
旋回体、16……収容部、18……ブーム、19
……アーム、20……ブラケツト、21……棒状
体、26……送り装置、27……送り量検出器、
29,30,31,32,33……角度検出器、
50……制御部、51……間隔設定部、52……
本数設定部、53……記憶部、55……教示部、
57,60……演算・制御部、58……省略指令
スイツチ、61……省略順位設定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉄筋を配筋機により所定位置に配筋し、演
    算・制御部により、予め定められた原点からの当
    該所定位置の座標を前記配筋機における配筋に用
    いた各部材の変位に基づいて演算するとともに前
    記所定位置の次の配筋位置の座標を予め定められ
    た所定間隔により演算し、この演算された座標を
    記憶部に記憶し、この記憶部に記憶された座標に
    対して前記演算・制御部により前記各部材の変位
    すべき変位量を演算し、これら変位量に基づき前
    記各部材を駆動して鉄筋を配筋し、次いで、前記
    演算・制御部により前記記憶部に記憶された座標
    および前記所定間隔によりさらにその次の配筋位
    置の座標を演算し、この座標を前記記憶部に記憶
    する方法を順次繰り返して鉄筋を配置してゆく配
    筋機による鉄筋配置方法において、次の配筋位置
    が鉄筋の配置を省略すべき位置であるとき、省略
    指令手段からの信号に基づき前記演算・制御部に
    より前記省略すべき位置の座標を演算し、この座
    標を前記記憶部に記憶されている配置位置の座標
    に代えて当該記憶部に記憶させることを特徴とす
    る配筋機による鉄筋配置方法。 2 特許請求の範囲第1項において、前記省略指
    令手段は、電気的開閉を行うスイツチ手段である
    ことを特徴とする配筋機による鉄筋配置方法。 3 特許請求の範囲第1項において、前記省略指
    令手段は、配置を省略する鉄筋が前記所定位置の
    鉄筋から何番目の鉄筋であるかを予め設定してお
    く設定器であることを特徴とする配筋機による鉄
    筋配置方法。
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