JPH0454042B2 - - Google Patents
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- JPH0454042B2 JPH0454042B2 JP7726983A JP7726983A JPH0454042B2 JP H0454042 B2 JPH0454042 B2 JP H0454042B2 JP 7726983 A JP7726983 A JP 7726983A JP 7726983 A JP7726983 A JP 7726983A JP H0454042 B2 JPH0454042 B2 JP H0454042B2
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- Japan
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- valve
- cam
- rocker
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- lift
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 5
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/14—Tappets; Push rods
- F01L1/16—Silencing impact; Reducing wear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、軽量でかつコンパクトな設計と騒音
低減との両立をはかつた多気筒エンジンの動弁系
に関するものである。
低減との両立をはかつた多気筒エンジンの動弁系
に関するものである。
[従来の技術]
従来の動弁系構造おいては、第1図に示すよう
に、ロツカシヤフト1は通常ロツカアーム2を支
持している部分がロツカサポート3により支持さ
れている部分に対して両端支持梁となるように、
ロツカサポート3により支持されている。すなわ
ち、ロツカシヤフト1をシリンダヘツド4に支持
するロツカサポート3が、各ロツカアーム2の両
側に位置するように、配設されている。このよう
な両端支持梁のロツカシヤフトによるロツカアー
ム支持構造においては、ロツカアーム2を支持す
るロツカシヤフト1の剛性が高く、ロツカアーム
2によつて駆動されるバルブのバルブシートへの
着座は第3図のバルブリフト曲線A(従来のカム
リフトを用いた場合で動弁系のたわみなしの場合
の曲線)の定速度部Sで行なわれ、バルブはあら
かじめ定められた定速度でバルブシートに衝突す
るため、その衝突音は比較的小さい。
に、ロツカシヤフト1は通常ロツカアーム2を支
持している部分がロツカサポート3により支持さ
れている部分に対して両端支持梁となるように、
ロツカサポート3により支持されている。すなわ
ち、ロツカシヤフト1をシリンダヘツド4に支持
するロツカサポート3が、各ロツカアーム2の両
側に位置するように、配設されている。このよう
な両端支持梁のロツカシヤフトによるロツカアー
ム支持構造においては、ロツカアーム2を支持す
るロツカシヤフト1の剛性が高く、ロツカアーム
2によつて駆動されるバルブのバルブシートへの
着座は第3図のバルブリフト曲線A(従来のカム
リフトを用いた場合で動弁系のたわみなしの場合
の曲線)の定速度部Sで行なわれ、バルブはあら
かじめ定められた定速度でバルブシートに衝突す
るため、その衝突音は比較的小さい。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、第1図に示すような両端支持梁構造で
ロツカシヤフト1を支持すると、ロツカサポート
3の数が多くなり、エンジンが大型化し、かつ重
量も大となる。近年、自動車用エンジンは燃費の
改善、コストの低減のために、エンジンおよび動
弁系のコンパクト化、軽量化が推進されている
が、前記の動弁系をコンパクト化し、軽量化する
ためには、第2図に示すように、ロツカサポート
13の数を少なくし、両端部にあるロツカアーム
12を片持梁の形式のロツカシヤフト11に支持
させることが有効である。
ロツカシヤフト1を支持すると、ロツカサポート
3の数が多くなり、エンジンが大型化し、かつ重
量も大となる。近年、自動車用エンジンは燃費の
改善、コストの低減のために、エンジンおよび動
弁系のコンパクト化、軽量化が推進されている
が、前記の動弁系をコンパクト化し、軽量化する
ためには、第2図に示すように、ロツカサポート
13の数を少なくし、両端部にあるロツカアーム
12を片持梁の形式のロツカシヤフト11に支持
させることが有効である。
しかしながら、第2図のようにロツカシヤフト
11の両端を片持梁としてロツカアーム12を支
持させると、その片持支持されたロツカアーム1
2によつて駆動されるバルブだけ、他の中央に位
置する両端支持梁構造のロツカアーム12によつ
て駆動されるバルブに比べて、ロツカシヤフト1
1の曲げ変形によるたわみが大きくなり、バルブ
のバルブシートへの着座時に大きな異音を発生す
る場合があつた。
11の両端を片持梁としてロツカアーム12を支
持させると、その片持支持されたロツカアーム1
2によつて駆動されるバルブだけ、他の中央に位
置する両端支持梁構造のロツカアーム12によつ
て駆動されるバルブに比べて、ロツカシヤフト1
1の曲げ変形によるたわみが大きくなり、バルブ
のバルブシートへの着座時に大きな異音を発生す
る場合があつた。
この大きな異音の発生原因を究明するとつぎの
通りである。ロツカアーム12は、カムおよびバ
ルブから上方に持ち上げられる方向の荷重を受け
るので、ロツカシヤフト11は上方にたわもうと
するが、片持梁形式となつているロツカシヤフト
両端部では、両端支持梁形式となつているロツカ
シヤフト中央部に比べて、ロツカシヤフト11の
中心が剛性の低下分だけ上方に移動することとな
り、このたわみの増加分だけ、片持梁形式のロツ
カシヤフト11で支持されているロツカアーム1
2により駆動されるバルブは、他のバルブに比べ
て早くバルブシートに着座する。カムのカムプロ
フイルは、バルブのバルブシートへの着座部分S
が定速度になるように設定されているが、片持梁
形式で支持されているロツカアーム12により駆
動されるバルブは、第3図曲線B(従来のカムリ
フトを用いた場合で、動弁系のたわみが大の場
合)に示すように、早くバルブシートに着座する
ため、前記カムの定速度部分Sを外れた部分、す
なわち前記定速度より勾配が急な(したがつて速
度の早い)バルブリフト曲線部分でバルブシート
に着座する。(バルブリフトを時間で微分したも
の、すなわちバルブリフト曲線の勾配がバルブ速
度を示しており、勾配が急な程定速度が早い)。
したがつて、バルブのバルブシートへの衝突音が
高くなつていた。
通りである。ロツカアーム12は、カムおよびバ
ルブから上方に持ち上げられる方向の荷重を受け
るので、ロツカシヤフト11は上方にたわもうと
するが、片持梁形式となつているロツカシヤフト
両端部では、両端支持梁形式となつているロツカ
シヤフト中央部に比べて、ロツカシヤフト11の
中心が剛性の低下分だけ上方に移動することとな
り、このたわみの増加分だけ、片持梁形式のロツ
カシヤフト11で支持されているロツカアーム1
2により駆動されるバルブは、他のバルブに比べ
て早くバルブシートに着座する。カムのカムプロ
フイルは、バルブのバルブシートへの着座部分S
が定速度になるように設定されているが、片持梁
形式で支持されているロツカアーム12により駆
動されるバルブは、第3図曲線B(従来のカムリ
フトを用いた場合で、動弁系のたわみが大の場
合)に示すように、早くバルブシートに着座する
ため、前記カムの定速度部分Sを外れた部分、す
なわち前記定速度より勾配が急な(したがつて速
度の早い)バルブリフト曲線部分でバルブシート
に着座する。(バルブリフトを時間で微分したも
の、すなわちバルブリフト曲線の勾配がバルブ速
度を示しており、勾配が急な程定速度が早い)。
したがつて、バルブのバルブシートへの衝突音が
高くなつていた。
上記のような問題は、直打式動弁系にも言え
る。すなわち、カムシヤフトの一部が片持梁とさ
れそこに支持されているカムによつて直接駆動さ
れるバルブには、異音発生の問題が生じる。
る。すなわち、カムシヤフトの一部が片持梁とさ
れそこに支持されているカムによつて直接駆動さ
れるバルブには、異音発生の問題が生じる。
本発明は、上記のような、ロツカシヤフトまた
はカムシヤフトの片持梁形式によるロツカアーム
またはカム支持構造を導入して動弁系のコンパク
ト化、軽量化をはかる際に生じるバルブ異音の問
題を除去することを目的とするものであり、片持
梁形式のロツカシヤフトにより支持されたロツカ
アームまたは片持梁形式のカムシヤフトにより支
持されたカムにより駆動されるバルブのバルブシ
ートへの衝突速度を、両端支持梁形式のロツカシ
ヤフトにより支持されたロツカアームまたは両端
支持梁形式のカムシヤフトにより支持されたカム
により駆動されるバルブのバルブシートへの衝突
速度と同程度に、すなわち定速度領域にある速度
並みに低減することを目的とするものである。
はカムシヤフトの片持梁形式によるロツカアーム
またはカム支持構造を導入して動弁系のコンパク
ト化、軽量化をはかる際に生じるバルブ異音の問
題を除去することを目的とするものであり、片持
梁形式のロツカシヤフトにより支持されたロツカ
アームまたは片持梁形式のカムシヤフトにより支
持されたカムにより駆動されるバルブのバルブシ
ートへの衝突速度を、両端支持梁形式のロツカシ
ヤフトにより支持されたロツカアームまたは両端
支持梁形式のカムシヤフトにより支持されたカム
により駆動されるバルブのバルブシートへの衝突
速度と同程度に、すなわち定速度領域にある速度
並みに低減することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するために、本発明の多気筒エ
ンジンの動弁系においては、片持梁形式のロツカ
シヤフトで支持したロツカアームを駆動するカム
または片持梁形式のカムシヤフトで支持したカム
のバルブ着座部分(定速度部分)のカムリフト
が、前記片持梁形式のロツカシヤフトで支持した
ロツカアーム以外のロツカアーム(すなわち両端
支持梁形式のロツカシヤフトで支持したロツカア
ーム)を駆動するカムまたは前記片持梁形式のカ
ムシヤフトで支持したカム以外のカムの、バルブ
着座時に対応する部分(定速度部分)のカムリフ
トより大となるように、前記片持梁形式のロツカ
シヤフトで支持したロツカアームを駆動するカム
または前記片持梁形式のカムシヤフトで支持した
カムのカムプロフイルが設定されている。
ンジンの動弁系においては、片持梁形式のロツカ
シヤフトで支持したロツカアームを駆動するカム
または片持梁形式のカムシヤフトで支持したカム
のバルブ着座部分(定速度部分)のカムリフト
が、前記片持梁形式のロツカシヤフトで支持した
ロツカアーム以外のロツカアーム(すなわち両端
支持梁形式のロツカシヤフトで支持したロツカア
ーム)を駆動するカムまたは前記片持梁形式のカ
ムシヤフトで支持したカム以外のカムの、バルブ
着座時に対応する部分(定速度部分)のカムリフ
トより大となるように、前記片持梁形式のロツカ
シヤフトで支持したロツカアームを駆動するカム
または前記片持梁形式のカムシヤフトで支持した
カムのカムプロフイルが設定されている。
[作用]
このように構成された動弁系の作用をロツカア
ーム形式で説明すると、片持梁形式で支持された
ロツカシヤフトのロツカアーム支持部の中心がロ
ツカシヤフトのたわみによつて上方に移動して
も、片持梁支持のロツカアームを駆動するカム
が、前記カムリフトを大にするようなカムプロフ
イルを有することにより、ロツカシヤフトのたわ
みを補正する方向にロツカアームを駆動するの
で、バルブのバルブシートへの着座を従来よりも
遅らせることができる。したがつて、従来カムリ
フト曲線の定速度領域を外れた速度の早い部分で
行われていたバルブのバルブシートへの着座が、
定速度領域またはそれに近い速度領域で行なわれ
るようになり、バルブのバルブシートへの衝突速
度が従来に比べて低減される。
ーム形式で説明すると、片持梁形式で支持された
ロツカシヤフトのロツカアーム支持部の中心がロ
ツカシヤフトのたわみによつて上方に移動して
も、片持梁支持のロツカアームを駆動するカム
が、前記カムリフトを大にするようなカムプロフ
イルを有することにより、ロツカシヤフトのたわ
みを補正する方向にロツカアームを駆動するの
で、バルブのバルブシートへの着座を従来よりも
遅らせることができる。したがつて、従来カムリ
フト曲線の定速度領域を外れた速度の早い部分で
行われていたバルブのバルブシートへの着座が、
定速度領域またはそれに近い速度領域で行なわれ
るようになり、バルブのバルブシートへの衝突速
度が従来に比べて低減される。
したがつて、両端のバルブのバルブシート着座
時の衝突音は、両端支持梁形式のロツカシヤフト
によりロツカアームを支持した場合並みに低減さ
れ、異音の発生は防止される。
時の衝突音は、両端支持梁形式のロツカシヤフト
によりロツカアームを支持した場合並みに低減さ
れ、異音の発生は防止される。
直打式動弁系の作用も上記作用に準じる。
[実施例]
以下に、本発明の多気筒エンジンの動弁系の望
ましい実施例を、ロツカアームタイプの動弁系を
例にとり、図面を参照して説明する。
ましい実施例を、ロツカアームタイプの動弁系を
例にとり、図面を参照して説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係る多気筒エン
ジンの動弁系を示している。図に示すように、ロ
ツカシヤフト11はその両端部のロツカアーム1
2aを片持梁形式で支持している。すなわち、両
端のロツカアーム12aに対しては、ロツカサポ
ート13はロツカアーム12aの片側のみに配設
されており、両端のロツカアーム12aは両端の
ロツカサポート13から外方に向かつて延びるロ
ツカシヤフト11に片持梁の形式で支持されてい
る。その他のロツカアーム12bは、すなわち中
央に位置するロツカアーム12bはロツカシヤフ
ト11に両端支持梁の形式で支持されている。な
お、ロツカアーム12のうち1EXは第1気筒目の
排気バルブ駆動用のロツカアームを、1INは第1
気筒目の吸気バルブ駆動用のロツカアームを、
2INは第2気筒目の吸気バルブ駆動用のロツカア
ームを、2EXは第2気筒目の排気バルブ駆動用の
ロツカアームを、3EXは第3気筒目の排気バルブ
駆動用のロツカアームを、3INは第3気筒目の吸
気バルブ駆動用のロツカアームを、4INは第4気
筒目の吸気バルブ駆動用のロツカアームを、4EX
は第4気筒目の排気バルブ駆動用のロツカアーム
を示している。また、14はシリンダヘツドを示
している。
ジンの動弁系を示している。図に示すように、ロ
ツカシヤフト11はその両端部のロツカアーム1
2aを片持梁形式で支持している。すなわち、両
端のロツカアーム12aに対しては、ロツカサポ
ート13はロツカアーム12aの片側のみに配設
されており、両端のロツカアーム12aは両端の
ロツカサポート13から外方に向かつて延びるロ
ツカシヤフト11に片持梁の形式で支持されてい
る。その他のロツカアーム12bは、すなわち中
央に位置するロツカアーム12bはロツカシヤフ
ト11に両端支持梁の形式で支持されている。な
お、ロツカアーム12のうち1EXは第1気筒目の
排気バルブ駆動用のロツカアームを、1INは第1
気筒目の吸気バルブ駆動用のロツカアームを、
2INは第2気筒目の吸気バルブ駆動用のロツカア
ームを、2EXは第2気筒目の排気バルブ駆動用の
ロツカアームを、3EXは第3気筒目の排気バルブ
駆動用のロツカアームを、3INは第3気筒目の吸
気バルブ駆動用のロツカアームを、4INは第4気
筒目の吸気バルブ駆動用のロツカアームを、4EX
は第4気筒目の排気バルブ駆動用のロツカアーム
を示している。また、14はシリンダヘツドを示
している。
第4図は、両端のロツカアーム12a部におけ
るロツカアーム12とカム15、バルブ16との
関係を示している。図に示すように、オーバーヘ
ツドバルブ型エンジンにおいて、カム15はバル
ブリフタ17を駆動し、バルブリフタ17とロツ
カアーム12aの一端との間にはプツシユロツド
18が介装されている。ロツカアーム12の他端
はバルブ16のバルブステム部の上端に摺接して
いる。ロツカアーム12aは長手方向中央でロツ
カシヤフト11により支持されており、ロツカシ
ヤフト11まわりに揺動可能となつている。また
ロツカシヤフト11は両端のロツカアーム12a
支持部において片持梁となつている。
るロツカアーム12とカム15、バルブ16との
関係を示している。図に示すように、オーバーヘ
ツドバルブ型エンジンにおいて、カム15はバル
ブリフタ17を駆動し、バルブリフタ17とロツ
カアーム12aの一端との間にはプツシユロツド
18が介装されている。ロツカアーム12の他端
はバルブ16のバルブステム部の上端に摺接して
いる。ロツカアーム12aは長手方向中央でロツ
カシヤフト11により支持されており、ロツカシ
ヤフト11まわりに揺動可能となつている。また
ロツカシヤフト11は両端のロツカアーム12a
支持部において片持梁となつている。
第5図は本発明に係るカム15のカムプロフイ
ルを示している。第5図において、カム15のカ
ムプロフイルは、片持梁形式のロツカシヤフト1
1で示したロツカアーム12aを駆動するカム1
5のバルブ着座時に対応する部分のカムリフト
Y2が、両端支持梁形式のロツカシヤフトで支持
したロツカアーム12bを駆動するカム(第5図
で2点鎖線でカムプロフイルが示してあるカム)
のバルブ着座時に対応するカムシヤフトより大と
なるように、設定されている。上記Y2は、後で
述べる第6図に示されている。
ルを示している。第5図において、カム15のカ
ムプロフイルは、片持梁形式のロツカシヤフト1
1で示したロツカアーム12aを駆動するカム1
5のバルブ着座時に対応する部分のカムリフト
Y2が、両端支持梁形式のロツカシヤフトで支持
したロツカアーム12bを駆動するカム(第5図
で2点鎖線でカムプロフイルが示してあるカム)
のバルブ着座時に対応するカムシヤフトより大と
なるように、設定されている。上記Y2は、後で
述べる第6図に示されている。
つぎに、上記実施例に係る多気筒エンジンの動
弁系における作用について説明する。
弁系における作用について説明する。
第4図において、ロツカアーム12aは、カム
15のカムノーズ部がバルブリフタ17を上方に
持ち上げ始めたときに、プツシユロツド18を介
して上方への力を受け、ロツカシヤフト11まわ
りに揺動してバルブ16を押し下げる。バルブ1
6の開きの動作は、バルブスプリング19に抗し
て行なわれるため、ロツカアーム12aはバルブ
16とカム15との両方から上方への力を受け
る。片持梁形式でロツカアーム12aを支持して
いるロツカシヤフト11の中心は、両端支持梁形
式でロツカアーム12bを支持しているロツカシ
ヤフト11の中心に比べて、片持梁によるロツカ
シヤフト11の剛性の低下分だけ上方に移動す
る。
15のカムノーズ部がバルブリフタ17を上方に
持ち上げ始めたときに、プツシユロツド18を介
して上方への力を受け、ロツカシヤフト11まわ
りに揺動してバルブ16を押し下げる。バルブ1
6の開きの動作は、バルブスプリング19に抗し
て行なわれるため、ロツカアーム12aはバルブ
16とカム15との両方から上方への力を受け
る。片持梁形式でロツカアーム12aを支持して
いるロツカシヤフト11の中心は、両端支持梁形
式でロツカアーム12bを支持しているロツカシ
ヤフト11の中心に比べて、片持梁によるロツカ
シヤフト11の剛性の低下分だけ上方に移動す
る。
しかし、本発明実施例においてはカムリフト
Y2が従来のカムシヤフトY1と異なるので、その
バルブリフト曲線は第6図に示すようになる。す
なわち、第6図において、Cは本発明実施例のカ
ムリフトを有するカムを用いた場合の動弁系たわ
みなしの場合のカムリフト曲線を示し、Dは本発
明実施例のカムリフトを有するカムを用いた場合
の動弁系たわみ大の場合(第2図のロツカアーム
12aの場合)のカムリフト曲線を示している。
図に示すように、本実施例ではカムの着座分のカ
ムリフトY2を高くし、Y2>Y1としたので、動弁
系のたわみの大きい第2図のロツカアーム12a
の場合でも、バルブリフト曲線Dに示すように、
カムの定速度部分Sで着座するようになる。(着
座点は曲線C,DのバルブリフトO、すなわち横
軸との交点であり、曲線Dの横軸との交点が定速
度部分Sにある。)したがつて、片持梁形式のロ
ツカシヤフト11の場合のバルブ駆動において
も、バルブの衝突音は他の気筒並の衝突音並み
(第3図の曲線Aの場合のバルブの衝突音並み)
になる。すなわち、従来のカムリフトY1を有す
るカムを用いた場合のバルブのバルブシートへの
衝突速度(着座速度)は第3図のθ1であつたもの
が、本考案実施例のカムリフトY2を有するカム
を用いた場合のバルブ16のバルブシート20へ
の衝突連行は第6図のθ2となり、θ2<θ1で衝突速
度が従来に比し小となり、衝突音が他気筒並みに
小となる。
Y2が従来のカムシヤフトY1と異なるので、その
バルブリフト曲線は第6図に示すようになる。す
なわち、第6図において、Cは本発明実施例のカ
ムリフトを有するカムを用いた場合の動弁系たわ
みなしの場合のカムリフト曲線を示し、Dは本発
明実施例のカムリフトを有するカムを用いた場合
の動弁系たわみ大の場合(第2図のロツカアーム
12aの場合)のカムリフト曲線を示している。
図に示すように、本実施例ではカムの着座分のカ
ムリフトY2を高くし、Y2>Y1としたので、動弁
系のたわみの大きい第2図のロツカアーム12a
の場合でも、バルブリフト曲線Dに示すように、
カムの定速度部分Sで着座するようになる。(着
座点は曲線C,DのバルブリフトO、すなわち横
軸との交点であり、曲線Dの横軸との交点が定速
度部分Sにある。)したがつて、片持梁形式のロ
ツカシヤフト11の場合のバルブ駆動において
も、バルブの衝突音は他の気筒並の衝突音並み
(第3図の曲線Aの場合のバルブの衝突音並み)
になる。すなわち、従来のカムリフトY1を有す
るカムを用いた場合のバルブのバルブシートへの
衝突速度(着座速度)は第3図のθ1であつたもの
が、本考案実施例のカムリフトY2を有するカム
を用いた場合のバルブ16のバルブシート20へ
の衝突連行は第6図のθ2となり、θ2<θ1で衝突速
度が従来に比し小となり、衝突音が他気筒並みに
小となる。
なお、前記カム15のカムプロフイルの補正は
たかだか数100ミクロンのオーダの補正で済み、
バルブ16の開閉量を本質的に左右するものでな
いので、エンジンの他の部分の設計変更を必要と
するものでなく、またエンジンの吸、排気性能を
変化させるものでもない。
たかだか数100ミクロンのオーダの補正で済み、
バルブ16の開閉量を本質的に左右するものでな
いので、エンジンの他の部分の設計変更を必要と
するものでなく、またエンジンの吸、排気性能を
変化させるものでもない。
第7図は本発明の動弁系によつたときの異音の
抑制の試験結果を示している。第7図イはカム1
5のカムプロフイルを補正する前の音圧波形を示
しており、ロはカム15のカムプロフイルをカム
リフトY2が従来のカムリフトY1に対しY2=Y1+
0.1mmの関係にあるように設定した場合の音圧波
形、すなわち本発明の場合の音圧波形を示してい
る。図中、カムプロフイル補正前では、両端のカ
ム15、すなわち第4気筒目の排気バルブと第1
気筒目の排気バルブの着座時の音圧波形は他のバ
ルブの着座時の音圧波形に比べて大きいが、カム
プロフイル補正後、すなわち、本発明のカムによ
るときは、両端のバルブの着座時の音圧波形は他
のバルブの着座時の音圧波形と同程度に抑えられ
ている。
抑制の試験結果を示している。第7図イはカム1
5のカムプロフイルを補正する前の音圧波形を示
しており、ロはカム15のカムプロフイルをカム
リフトY2が従来のカムリフトY1に対しY2=Y1+
0.1mmの関係にあるように設定した場合の音圧波
形、すなわち本発明の場合の音圧波形を示してい
る。図中、カムプロフイル補正前では、両端のカ
ム15、すなわち第4気筒目の排気バルブと第1
気筒目の排気バルブの着座時の音圧波形は他のバ
ルブの着座時の音圧波形に比べて大きいが、カム
プロフイル補正後、すなわち、本発明のカムによ
るときは、両端のバルブの着座時の音圧波形は他
のバルブの着座時の音圧波形と同程度に抑えられ
ている。
上記説明はロツカアームタイプ動弁系を例にと
つたが、直打式動弁系でも同じことが言える。
つたが、直打式動弁系でも同じことが言える。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明の多気筒エンジン
の動弁系は、ロツカアームの少なくとも一つがロ
ツカシヤフトの片持梁部分に支持された、または
カムの少なくとも一つがカムシヤフトの片持梁部
分に支持された多気筒エンジンの動弁系におい
て、前記ロツカシヤフトの片持梁部分で支持され
たロツカアームを駆動するカムまたはカムシヤフ
トの片持梁部分で支持されたカムのカムプロフイ
ルを、動弁系のたわみを補正するように着座部の
リフトY2を他のカムの着座部のリフトY1より大
に設定したものから成るので、従来、動弁系のた
わみにより弁がカムリフトの定速度部分を外れた
着座速度の速い部分で着座していたのに対し、本
発明によるときは、バルブのバルブシートへの衝
突速度を小にでき、バルブ着座時の異音を低く抑
えることができるとう効果が得られる。
の動弁系は、ロツカアームの少なくとも一つがロ
ツカシヤフトの片持梁部分に支持された、または
カムの少なくとも一つがカムシヤフトの片持梁部
分に支持された多気筒エンジンの動弁系におい
て、前記ロツカシヤフトの片持梁部分で支持され
たロツカアームを駆動するカムまたはカムシヤフ
トの片持梁部分で支持されたカムのカムプロフイ
ルを、動弁系のたわみを補正するように着座部の
リフトY2を他のカムの着座部のリフトY1より大
に設定したものから成るので、従来、動弁系のた
わみにより弁がカムリフトの定速度部分を外れた
着座速度の速い部分で着座していたのに対し、本
発明によるときは、バルブのバルブシートへの衝
突速度を小にでき、バルブ着座時の異音を低く抑
えることができるとう効果が得られる。
したがつて、片持梁形式のロツカシヤフト部分
によつて両端のロツカアームを支持することによ
り、または片持梁形式のカムシヤフト部分により
一部のカムを支持することにより、動弁系および
エンジンのコンパクト化、軽量化をはかることが
でき、このエンジンのコンパクト化、軽量化と、
異音の低減とを両立させることができるという効
果が得られる。
によつて両端のロツカアームを支持することによ
り、または片持梁形式のカムシヤフト部分により
一部のカムを支持することにより、動弁系および
エンジンのコンパクト化、軽量化をはかることが
でき、このエンジンのコンパクト化、軽量化と、
異音の低減とを両立させることができるという効
果が得られる。
第1図は従来のエンジン動弁系の側面図、第2
図は本発明の場合も含む両端のロツカアームを片
持梁形式のロツカシヤフトで支持したエンジン動
弁系の側面図、第3図はカムのカムプロフイルを
補正する前のカムリフトを有するカムを用いた場
合のバルブリフト特性図、第4図は第2図の動弁
系の断面図、第5図は本発明に係る動弁系のカム
のカムプロフイルを示す正面図、第6図は本発明
のカムリフトを有するカムを用いた場合のバルブ
リフト特性図、第7図イ,ロはそれぞれカムプロ
フイル補正前および補正後のバルブ着座音の音圧
波形図、である。 11……ロツカシヤフト、12……ロツカアー
ム、15……カム、16……バルブ、20……バ
ルブシート、A……従来のカムリフトを用いた場
合の動弁系たわみなしのバルブリフト曲線、B…
…従来のカムリフトを用いた場合の動弁系たわみ
大(片持梁支持のとき)のバルブリフト曲線、C
……本発明のカムリフトを用いた場合の動弁系た
わみなしのバルブリフト曲線、D……本発明のカ
ムリフトを用いた場合の動弁系のたわみ大(片持
梁支持のとき)のバルブリフト曲線、Y1……従
来のバルブ着座部(定速度部分)のカムリフト、
Y2……本発明のバルブ着座部の(定速度部分)
のカムリフト、θ1……従来のバルブの着座速度、
θ2……本発明のバルブの着座速度。
図は本発明の場合も含む両端のロツカアームを片
持梁形式のロツカシヤフトで支持したエンジン動
弁系の側面図、第3図はカムのカムプロフイルを
補正する前のカムリフトを有するカムを用いた場
合のバルブリフト特性図、第4図は第2図の動弁
系の断面図、第5図は本発明に係る動弁系のカム
のカムプロフイルを示す正面図、第6図は本発明
のカムリフトを有するカムを用いた場合のバルブ
リフト特性図、第7図イ,ロはそれぞれカムプロ
フイル補正前および補正後のバルブ着座音の音圧
波形図、である。 11……ロツカシヤフト、12……ロツカアー
ム、15……カム、16……バルブ、20……バ
ルブシート、A……従来のカムリフトを用いた場
合の動弁系たわみなしのバルブリフト曲線、B…
…従来のカムリフトを用いた場合の動弁系たわみ
大(片持梁支持のとき)のバルブリフト曲線、C
……本発明のカムリフトを用いた場合の動弁系た
わみなしのバルブリフト曲線、D……本発明のカ
ムリフトを用いた場合の動弁系のたわみ大(片持
梁支持のとき)のバルブリフト曲線、Y1……従
来のバルブ着座部(定速度部分)のカムリフト、
Y2……本発明のバルブ着座部の(定速度部分)
のカムリフト、θ1……従来のバルブの着座速度、
θ2……本発明のバルブの着座速度。
Claims (1)
- 1 バルブを駆動する複数個のロツカアームまた
はカムのうち少なくとも1つのロツカアームまた
はカムを、それぞれロツカシヤフトまたはカムシ
ヤフトの一部を片持梁にしてそこに支持させた多
気筒エンジンの動弁系において、前記片持梁部分
のロツカシヤフトに支持したカムのカムプロフイ
ルを、該カムのバルブ着座部分のカムリフトが、
それぞれ、片持梁部分以外のロツカシヤフトに支
持したロツカアームを駆動するカムまたは片持梁
部分以外のカムシヤフトに支持したカムのバルブ
着座部分のカムリフトより大となるように設定し
たことを特徴とする多気筒エンジンの動弁系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7726983A JPS59201905A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 多気筒エンジンの動弁系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7726983A JPS59201905A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 多気筒エンジンの動弁系 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59201905A JPS59201905A (ja) | 1984-11-15 |
| JPH0454042B2 true JPH0454042B2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=13629124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7726983A Granted JPS59201905A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 多気筒エンジンの動弁系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59201905A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63192908A (ja) * | 1987-02-05 | 1988-08-10 | Mazda Motor Corp | エンジンの動弁装置 |
| JP4600014B2 (ja) * | 2004-12-01 | 2010-12-15 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の可変動弁装置 |
| JP5353115B2 (ja) * | 2008-08-22 | 2013-11-27 | スズキ株式会社 | エンジンの動弁装置 |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP7726983A patent/JPS59201905A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59201905A (ja) | 1984-11-15 |
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