JPH0454088Y2 - - Google Patents

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JPH0454088Y2
JPH0454088Y2 JP15669787U JP15669787U JPH0454088Y2 JP H0454088 Y2 JPH0454088 Y2 JP H0454088Y2 JP 15669787 U JP15669787 U JP 15669787U JP 15669787 U JP15669787 U JP 15669787U JP H0454088 Y2 JPH0454088 Y2 JP H0454088Y2
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liquid container
liquid
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sealing
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、搬送手段により順次搬送される液
体容器に液体容器の開口を介して液体を充填した
後に液体容器の開口を熱溶着により密封する液体
充填密封装置に使用され、液体容器に液体容器の
開口を介して液体を充填した後で液体容器の開口
が熱溶着により密封される前に液体容器の開口か
ら液体容器中の気体を幾分か脱気させる脱気装置
に関する。
(従来の技術) 搬送手段により順次搬送される液体容器に液体
容器の開口を介して液体を充填した後に液体容器
の開口を熱溶着により密封する液体充填密封装置
においては、液体容器として樹脂フイルムが内表
面に被覆された紙製の容器が使用されているのが
普通である。上述した如き液体充填密封装置にお
いて摂氏略65度〜略85度に加熱された液体が液体
容器に充填された場合には、液体容器の開口が熱
溶着により密封された後に液体の温度が下がるこ
とにより液体容器中の液体の表面と密封された開
口部との間の隙間中に存在していた蒸気が凝縮す
るので上記隙間中の気圧が大気圧よりも小さくな
り、充填密封後の液体容器の側壁が外方に脹らん
でしまういわゆる胴脹れ現象が生じることはな
い。
しかるに上述した如き液体充填密封装置におい
て常温または常温よりも温度が低い低温液体が液
体容器に充填された場合には、液体容器の開口が
熱溶着により密封された後でも液体容器中の液体
の表面と密封された開口部との間の隙間中の気圧
が大気圧よりも小さくなることがないので、充填
密封後の液体容器が充填時の液体の温度よりも高
い温度の場所に保存されると密封後の液体容器の
側壁が外方に脹らんでしまういわゆる胴脹れ現象
が生じてしまう。
上述した如き液体充填密封装置において常温ま
たは常温よりも温度が低い低温液体が液体容器に
充填された場合に上述した如きいわゆる胴脹れ現
象が生じるのを防止する為に、前述した如き脱気
装置が使用されている。
このような脱気装置は例えば特開昭55−29445
号公報及び実開昭57−199501号公報によつて既に
知られている。いずれの公報に記載されている脱
気装置も液体充填密封装置中で密封作業が行なわ
れる位置に固定されていて、液体が充填された後
に密封作業が行なわれる位置に送られて来た液体
容器の相互に正反対の方向に向いている1対の側
壁に対して液体容器の開口の密封作業が行なわれ
る直前に1対の押圧部材を押圧させて1対の側壁
を内方に湾曲させる。液体充填密封装置は1対の
側壁が脱気装置の1対の押圧部材により押圧され
ている間に密封作業を行なつている。そして液体
充填密封装置が密封作業を行なつた後に脱気装置
は1対の押圧部材を液体容器の1対の側壁から離
間させ、この結果として液体容器の側壁は僅かに
内方に湾曲した状態に保たれ、また液体容器中の
液体の表面と液体容器の密封された開口との間の
隙間の気圧は負圧となり、上述した如きいわゆる
胴脹れ現象が生じるのが防止される。
(考案が解決しようとする問題点) とは言うものの上述した如き従来の脱気装置に
おいては、液体容器の開口の密封作業が行なわれ
る直前に液体容器の相互に正反対の方向に向いて
いる1対の側壁に対して1対の押圧部材が押圧さ
れるので、1対の押圧部材は極めて短時間の内に
液体容器の1対の側壁に対して大きな力を加える
こととなり、これを原因として液体容器中の液体
が液体容器中で波立ち液体容器の開口近傍部位を
濡らしてしまうことがある。液体容器の開口近傍
部位の漏れは液体容器の開口の熱溶着による密封
の不良原因となつている。
(問題点を解決する為の手段) この考案は上記事情の下で成され、この発明の
目的は、液体が充填された後に密封作業が行なわ
れる位置に送られて来た液体容器の開口の密封作
業が行なわれる前の脱気作業において液体容器中
の液体が液体容器中で波立ち液体容器の開口近傍
部位を濡らしてしまうことがないようにすること
が出来、ひいては液体容器の開口の熱溶着による
密封作業時に密封不良を生じさせることがない液
体充填密封装置の脱気装置を提供することであ
る。
上述した如きこの考案の目的は、搬送手段によ
り順次搬送される液体容器に液体容器の開口を介
して液体を充填した後に液体容器の開口を熱溶着
により密封する液体充填密封装置に使用されるも
のであつて、液体容器に対して開口から液体が充
填される液体充填作業位置と開口が熱溶着により
密封される密封作業位置との間の搬送手段上の液
体容器の移動軌跡に対向するよう移動軌跡の両側
に配置され、上記移動軌跡と交差するまで相互に
接近した接近位置と上記移動軌跡から離間するま
で相互に遠ざかつた離間位置との間で移動自在に
設けられた1対の押圧部材と;液体充填作業位置
と密封作業位置との間で液体充填作業位置から密
封作業位置までの搬送手段上の液体容器の移動速
度と略同じ速度で1対の押圧部材を液体容器の相
互に正反対の1対の側壁に対向させた状態で移動
させるとともに、搬送手段上で液体容器が密封作
業位置に到達する前に1対の押圧部材を液体容器
の相互に正反対の1対の側壁に軽く接触させ、し
かる後に搬送手段上の液体容器が密封作業位置に
到達するまでの間に1対の押圧部材の相互間の距
離を徐々に短縮させて液体容器の相互に正反対の
1対の側壁に対する1対の押圧部材の押圧力を搬
送手段上の液体容器が液体充填作業位置から密封
作業位置に到達するまでの間に徐々に強める押圧
部材駆動手段と;を備えたことを特徴とする液体
充填密封装置の脱気装置によつて達成することが
出来る。
(作用) 上述した如く構成されたことを特徴とするこの
考案に従つた液体充填密封装置の脱気装置は、搬
送手段により順次搬送される液体容器に液体容器
の開口を介して液体を充填した後に液体容器の開
口を熱溶着により密封する液体充填密封装置に使
用されるものであつて、液体容器に対して開口か
ら液体が充填される液体充填作業位置と開口が熱
溶着により密封される密封作業位置との間の搬送
手段上の液体容器の移動軌跡に対向するよう移動
軌跡の両側に配置され上記移動軌跡と交差するま
で相互に接近した接近位置と上記移動軌跡から離
間するまで相互に遠ざかつた離間位置との間で移
動自在に設けられた1対の押圧部材を備えてい
る。そしてこの考案に従つた液体充填密封装置の
脱気装置においてはこの1対の押圧部材が押圧部
材駆動手段により、液体充填作業位置と密封作業
位置との間で液体充填作業位置から密封作業位置
までの搬送手段上の液体容器の移動速度と略同じ
速度で液体容器の相互に正反対の1対の側壁に対
向させた状態で移動させられるとともに、搬送手
段上で液体容器が密封作業位置に到達する前に液
体容器の相互に正反対の1対の側壁に軽く接触さ
せられ、しかる後に搬送手段上の液体容器が密封
作業位置に到達するまでの間に1対の押圧部材の
相互間の距離を徐々に短縮させられて液体容器の
相互に正反対の1対の側壁に対する1対の押圧部
材の押圧力を搬送手段上の液体容器が液体充填作
業位置から密封作業位置に到達するまでの間に
徐々に強められる。
以下この考案の実施例を添附の図面を参照して
説明する。
(実施例) 第1図及び第2図には、液体充填密封装置の為
のこの考案の実施例にかかる脱気装置の平面及び
第1図の−線に従つた断面が示されている。
液体充填密封装置は、支柱10に支持されたガ
イドレール12と、ガイドレール12に沿つて移
動するローラ付きチエイン14によつて駆動され
る液体容器駆動板16と、を有した搬送手段18
を備えている。
この実施例に於いて搬送手段18によつて搬送
される液体容器20は、樹脂フイルムが内表面に
被覆され4角形の横断面を有した紙製の細長い筒
により構成されており、筒の側壁の下部が折畳ま
れて熱溶着されることにより平面が4角形状の平
坦な底壁が形成され、筒状の側壁の上部が開口を
構成している状態で搬送手段18上に供給され
る。搬送手段18上で液体容器20は底壁と側壁
とをガイドレール12に接触させ搬送手段18の
搬送方向の前後に位置する側壁を相互に隣接した
1対の液体容器駆動板16により支持される。そ
してローラ付きチエイン14がガイドレール12
に沿つて移動することにより1対の液体容器駆動
板16により駆動された液体容器20はガイドレ
ール12に摺接しながら第1図において上方から
下方へと所定の速度で間欠的に移動する。搬送手
段18上で上述した如く移動している液体容器2
0に対して液体充填密封装置は、まず最初に液体
容器20の内部を清浄な空気により洗浄し、次に
液体容器20の側壁の上部を熱溶着の準備の為に
仮りに折畳み、さらに次には仮りに折畳まれた液
体容器20の側壁の上部の隙間(開口)22を介
して例えば牛乳や果汁や酒の如き液体を所定量充
填し、最後に仮りに折畳まれた液体容器20の側
壁の上部の隙間(開口)22を熱溶着により密封
する。最後に密封された液体容器20の側壁の上
部は切り妻屋根の形状をしており、このような形
状の密封容器20は例えば牛乳や果汁や酒の如き
液体を保存する容器として広く流通している。
第1図には、搬送手段18上の液体容器20に
対して上部の隙間(開口)22から液体が充填さ
れる液体充填作業位置と、液体が充填された液体
容器20の隙間(開口)22が熱溶着により密封
される密封作業位置と、が夫々矢印A及びBによ
り示されている。第1図で矢印Bにより示された
密封作業位置よりも下流(第1図における下方)
には、密封作業位置Bにおいて上部の隙間(開
口)22が熱溶着により密封された後の液体容器
20が示されている。
液体充填作業位置Aと密封作業位置Bとの間で
搬送手段18の両側には液体充填作業位置Aから
密封作業位置Bまでの搬送手段18上の液体容器
20に移動軌跡に対向するよう1対の押圧部材2
4が配置されている。押圧部材24は例えば高密
度ポリエチレンの如き合成樹脂により形成されて
おり略円板形状をしている。
液体充填作業位置Aと密封作業位置Bとの間で
搬送手段18の一方の側には、1対の押圧部材2
4を搬送手段18に沿つて搬送手段18上の液体
容器20と同じ速度で移動させるばかりでなく1
対の押圧部材24を液体充填作業位置Aと密封作
業位置Bとの間の搬送手段18上の液体容器20
の移動軌跡に交差するまで相互に接近した接近位
置と上記移動軌跡から離間するまで相互に遠ざか
つた離間位置との間で移動させる為の押圧部材駆
動手段26が設けられている。
押圧部材駆動手段26は、支柱28によつて搬
送手段18のガイドレール12に対して水平かつ
平行に支持された板状の案内部材30を有してい
る。案内部材30の上方には案内部材30の上面
に対して平行に配置された板状の長手方向移動部
材32が配置されており、長手方向移動部材32
の下面には案内部材30の両側縁に係合し両側縁
上を転がる2対のローラ34が回転自在に取付け
られている。従つて長手方向移動部材32は、2
対のローラ34が案内部材30の両側縁上を転が
ることにより、案内部材30の上面に対して平行
な状態で案内部材30の長手方向(即ち、搬送手
段18のガイドレール12に対して平行かつ水平
な状態でガイドレール12に沿つた方向)に移動
する。
長手方向移動部材32には一端35を図示しな
いモータの出力軸に図示しない減速機を介して連
結されている駆動レバー36の他端が連結されて
おり、駆動レバー36が一端35を回転中心にし
て所定の範囲内で揺動することにより長手方向移
動部材32は案内部材30の長手方向において所
定の範囲内で往復移動する。一端35を回転中心
にした駆動レバー36の揺動の所定の範囲は図示
しないフレーム上に固定されている1対のストツ
プ38により行なわれる。
長手方向移動部材32の上方には搬送手段18
のガイドレール12と直交する方向に延出した帯
板形状の1対の幅方向移動部材40,42が配置
されている。1対の幅方向移動部材40,42は
案内部材30の上面に対して平行な状態で案内部
材30の長手方向と直交する方向(即ち、搬送手
段18のガイドレール12に対して平行かつ水平
な状態でガイドレール12と直交する方向)に延
出しており、上下に積層されている。下側の幅方
向移動部材40の延出端は搬送手段18のガイド
レール12の下方を通過しガイドレール12を挟
んで案内部材30とは反対側に位置している一方
の押圧部材24の直下まで延出している。また上
側の幅方向移動部材42の延出端は搬送手段18
のガイドレール12に対して案内部材30と同じ
側に位置している他方の押圧部材24の直下まで
延出している。
下側の幅方向移動部材40の延出端及び上側の
幅方向移動部材42の延出端には夫々の直上に位
置している押圧部材24が支持されており、夫々
の押圧部材24は夫々が対向している搬送手段1
8のガイドレール12上を移動する密封容器20
の側壁に対して上下方向の夫々に略5度の範囲内
で回動可能である。
下側の幅方向移動部材40の下面には案内部材
30の上面に対する幅方向移動部材40の摩擦係
数を低下させる為に複数の「ころ」が格納された
ころ付き溝44が複数形成されており、上側の幅
方向移動部材42の下面には下側の幅方向移動部
材40の上面に対する上側の幅方向移動部材42
の摩擦係数を低下させる為に複数の「ころ」が格
納されたころ付き溝46が複数形成されている。
1対の幅方向移動部材40,42の両側面には
長手方向移動部材32の上面から上方に向かつて
突出した2対の幅方向移動案内部材48が当接し
ており、上側の幅方向移動部材42の上面には2
対の幅方向移動案内部材48に回転自在に支持さ
れている浮上り防止ローラ50が当接している。
浮上り防止ローラ50はガイドレール12と直交
する方向における1対の幅方向移動部材40,4
2の移動を許容するとともに長手方向移動部材3
2の上面からの1対の幅方向移動部材40,42
の浮上りを防止している。
1対の幅方向移動部材40,42の上方には案
内部材30の上面に対して平行な状態で案内部材
30の長手方向(即ち、搬送手段18のガイドレ
ール12に対して平行かつ水平な状態でガイドレ
ール12に沿つた方向)に延出した板状のカム板
52が配置されており、カム板52は長手方向の
両端部が例えばボルトの如き固定手段53により
案内部材30に固定されている。
カム板52は、第1図に特に良く示す如く、搬
送手段18の充填位置A側の端部が密封位置B側
の端部よりも幅広となつており、充填位置A側の
幅広の端部から密封位置B側の狭幅の端部に至る
間の両側縁は徐々に相互間の距離を狭めるよう傾
斜している。このようなカム板52の平面形状は
いわゆる櫂形状である。
下側の幅方向移動部材40には上側の幅方向移
動部材42にガイドレール12と直交する方向に
延出するよう形成されている細長い案内孔54を
貫通して上方に突出した支柱56がカム板52よ
りも搬送手段18に近い位置に固定されている。
上側の幅方向移動部材42にもまた上方に突出し
た支柱58がカム板52よりも搬送手段18から
遠い位置に固定されている。これら1対の支柱5
6,58はガイドレール12と直交する方向に延
出する直線上に配置されており、1対の支柱5
6,58の夫々にはカム板52の両側縁と同じ高
さの位置にカム板52に対して水平状態で回転自
在となるようカム従動車60が取付けられてい
る。1対の支柱56,58の夫々の上端はカム板
52の上面よりも上方まで延出しており、これら
の上端には1対の支柱56,58を相互に近づけ
る方向に付勢する為の例えば引張りコイルばねの
如き付勢手段62の両端が連結されている。
搬送手段18から遠い方の上側の幅方向移動部
材42の端部は搬送手段18から遠い方の下側の
幅方向移動部材40の端部よりも搬送手段18か
ら遠い位置まで延出しており、この搬送手段18
から遠い方の上側の幅方向移動部材42の端部に
は搬送手段18のガイドレール12と直交する方
向において搬送手段18から遠い方の下側の幅方
向移動部材40の端部と対向するよう図示しない
エアーシリンダーのプツシヤー64が設けられて
いる。
液体充填密封装置に使用される上述した如く構
成されたこの発明の実施例に従つた脱気装置にお
いては、上部が開口された液体容器20が搬送手
段18上を間欠的に所定の速度で移動して行き液
体充填作業位置Aから密封作業位置Bまでの間の
所定の位置に到達するまでは脱気装置の押圧部材
駆動手段26の駆動レバー36が一端35を図示
しないモータにより駆動されない。この間に長手
方向移動部材32はカム板52の幅広の端部の下
方に位置しており、また1対の幅方向移動部材4
0,42上に支持されている1対のカム従動車5
6は、第1図に示す如く、カム板52の幅広の端
部の両側縁上に位置している。この結果、1対の
幅方向移動部材40,42の先端に取付けられて
いる1対の押圧部材24は、搬送手段18上にお
ける液体充填作業位置Aから密封作業位置Bまで
の間の液体容器20の移動軌跡から遠ざかつた離
間位置に配置されている。
上部が開口された液体容器20が搬送手段18
上で液体充填作業位置Aから密封作業位置Bまで
の間の所定の位置に到達すると脱気装置の押圧部
材駆動手段26の駆動レバー36が図示しないモ
ータに駆動されて一端35を中心に第1図におい
て反時計回り方向に所定の速度で回転を始める。
駆動レバー36のこのような回転は押圧部材駆動
手段26の案内部材30上における長手方向移動
部材32の移動を生じさせる。ここにおいて長手
方向移動部材32は搬送手段18上における液体
容器20の移動速度と略同じ速度で液体容器20
の移動方向と同じ方向に移動し、これにともなつ
てカム板52の両側縁上を転がる1対のカム従動
車56が上記両側縁の幅広領域から上記両側縁の
相互間の距離が徐々に接近する接近領域へと移動
し、そして1対のカム従動車56は上記接近領域
における上記両側縁の相互間の距離の徐々の接近
に従つて付勢手段62の付勢力により搬送手段1
8のガイドレール12と直交する方向において
徐々に接近する。カム板52の両側縁上における
1対のカム従動車56の接近は、1対のカム従動
車56の為の支柱56,58が1対の幅方向移動
部材40,42に固定されているので、長手方向
移動部材32上での搬送手段18のガイドレール
12と直交する方向における1対の幅方向移動部
材40,42の相対的な移動を生じさせ、この結
果として1対の幅方向移動部材40,42の先端
の1対の押圧部材24もまた相互間の距離を接近
させるようガイドレール12と直交する方向に移
動する。
第3図に2点鎖線により示す如く、搬送手段1
8上の密封作業位置Bで液体容器20に対して密
封作業が行なわれている間に密封作業位置Bの1
つ手前に一時停止していた液体容器20が密封作
業位置Bでの1つ前方の液体容器20に対しての
密封作業が終了して密封作業位置Bへと移動を開
始する直前、この密封作業位置Bの1つ手前の液
体容器20の側壁に対して相互間の距離を接近さ
せるようガイドレール12と直交する方向に移動
して来た1対の押圧部材24が軽く接触する。
なお第3図において最上方に2点鎖線で示され
た1対の押圧部材24の位置は第1図に示されて
いた1対の押圧部材24の離間位置である。
1対の押圧部材24に側壁を軽く接触された液
体容器20が密封作業位置Bの1つ手前の位置か
ら密封作業位置Bへと所定の速度で移動する間に
は、長手方向移動部材32もまた搬送手段18上
における液体容器20の移動速度と略同じ速度で
液体容器20の移動方向と同じ方向に移動し、こ
れにともなつて1対のカム従動車56もまたカム
板52の両側縁の上記接近領域における上記両側
縁の相互間の距離の徐々の接近に従つて付勢手段
62の付勢力によりさらに相互に接近する。カム
板52の両側縁上における1対のカム従動車56
の上記さらなる接近は1対の押圧部材24のさら
なる相互間の接近を生じさせ、1対の押圧部材2
4のこのさらなる接近は、第3図に実線で示す如
く、搬送手段18の密封位置Bにおける液体容器
20の側壁の湾曲を生じさせる。
この時1対の押圧部材24は搬送手段18上の
液体容器20の液体充填作業位置Aから密封作業
位置Bまでの間の移動軌跡と交差しており、この
時の1対の押圧部材24の位置は1対の押圧部材
24の接近位置である。
1対の押圧部材24の相互の接近距離は液体容
器20が密封作業位置Bに到達する直前に1対の
カム従動車60がカム板52の両側縁の狭幅領域
に第3図に実線で示す如く到達することにより一
定に保たれる。
液体容器20の側壁の湾曲は液体容器20中の
液体の表面と液体容器20の側壁の上端の隙間
(開口)22との間の空間の容積を減少させる。
即ち、液体容器20中に収容される気体の体積の
減少(脱気)を生じさせる。
1対の押圧部材24による液体容器20の側壁
の湾曲は液体容器20が密封作業位置Bの1つ手
前の位置から密封作業位置Bへと移動するに従つ
て大きくなるので、液体容器20中の液体の表面
の上昇もまた液体容器20の上記移動中に徐々に
行なわれる。このような液体の表面のゆるやかな
上昇は液体容器20中からの液体の飛び跳ねを確
実に防止する。従つて、1対の押圧部材24によ
り液体容器20の側壁が湾曲された時に液体容器
20の側壁の上端の隙間22の近傍領域の内表面
に液体容器20中の液体が付着しないので、密封
作業位置Bにおける液体容器20の側壁の上端の
隙間22の近傍領域の内表面の熱溶着による密着
が確実に行なわれる。
1対の押圧部材24が第3図に実線で示す如く
接近位置に配置された時、下側の幅方向移動部材
40の搬送手段18から遠い方の端部は上側の幅
方向移動部材42の搬送手段18から遠い方の端
部の図示しないエアーシリンダのプツシヤー64
に接触している。
1対の押圧部材24による液体容器20の側壁
の上述した如き湾曲は、液体容器20が搬送手段
18上の密封作業位置Bに到着した後でも密封作
業位置Bに於ける液体容器20の側壁の上端の隙
間22の密封作業が終了するまでの所定の時間維
持される。
上記所定の時間が経過した後には、まず最初に
図示しないエアーシリンダのプツシヤー64が突
出することにより1対の幅方向移動部材40,4
2が付勢手段62の付勢力に抗して1対の押圧部
材24を第3図に実線で示した接近位置から第1
図に実線で示した離間位置まで移動させ、次に直
ちに長手方向移動部材32が第3図に実線で示す
如き密封作業位置Bの近傍から第1図に実線で示
す如き液体充填作業位置Aの近傍まで復帰する。
この時図示しないエアーシリンダのプツシヤー6
4は引込み位置に復帰し、1対の押圧部材24の
第1図に実線で示した離間位置への位置保持はカ
ム板52の両側縁の幅広部への1対のカム従動ロ
ーラ56の当接により行なわれる。
押圧部材駆動手段26は以下上述した如き作動
を繰返し、搬送手段18上を液体充填作業位置A
から密封作業位置Bまで所定の速度で移動する液
体容器18に対して密封作業位置Bの1つ手前で
一時停止した位置から密封作業位置Bに到達する
までの間で1対の押圧部材24を側壁に押圧する
ことにより液体容器20中の液体の表面と液体容
器20の側壁の上端の隙間(開口)22との間の
空間の容積を減少させる。即ち、液体容器20中
に収容される気体の体積の減少(脱気)を生じさ
せる。
(考案の効果) 以上詳述した如く液体充填密封装置に使用され
るこの考案に従つた脱気装置は、搬送手段により
順次搬送される液体容器に液体容器の開口を介し
て液体を充填した後に液体容器の開口を熱溶着に
より密封する液体充填密封装置に使用されるもの
であつて:液体容器に対して開口から液体が充填
される液体充填作業位置と開口が熱溶着により密
封される密封作業位置との間の搬送手段上の液体
容器の移動軌跡に対向するよう移動軌跡の両側に
配置され、上記移動軌跡と交差するまで相互に接
近した接近位置と上記移動軌跡から離間するまで
相互に遠ざかつた離間位置との間で移動自在に設
けられた1対の押圧部材と;液体充填作業位置と
密封作業位置との間で液体充填作業位置から密封
作業位置までの搬送手段上の液体容器の移動速度
と略同じ速度で1対の押圧部材を液体容器の相互
に正反対の1対の側壁に対向させた状態で移動さ
せるとともに、搬送手段上で液体容器が密封作業
位置に到達する前に1対の押圧部材を液体容器の
相互に正反対の1対の側壁に軽く接触させ、しか
る後に搬送手段上の液体容器が密封作業位置に到
達するまでの間に1対の押圧部材の相互間の距離
を徐々に短縮させて液体容器の相互に正反対の1
対の側壁に対する1対の押圧部材の押圧力を搬送
手段上の液体容器が液体充填作業位置から密封作
業位置に到達するまでの間に徐々に強める押圧部
材駆動手段と;を備えたことを特徴としている。
従つて液体が充填された後に密封作業が行なわれ
る位置に送られて来た液体容器の開口の密封作業
が行なわれる前の脱気作業において液体容器中の
液体が液体容器中で波立ち液体容器の開口近傍部
位を濡らしてしまうことがないようにすることが
出来、ひいては液体容器の開口の熱溶着による密
封作業時に密封不良を生じさせることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、液体充填密封装置に使用されるこの
考案の実施例に従つた脱気装置において1対の押
圧部材が離間位置に配置されている状態を概略的
に示す平面図;第2図は、第1図の−線に沿
つた断面を概略的に示す横断面図;第3図は、第
1図に示された液体充填密封装置の脱気装置にお
いて1対の押圧部材が接近位置に配置されている
状態を概略的に示す平面図である。 10……支柱、12……ガイドレール、14…
…ローラ付きチエイン、16……液体容器駆動
板、18……搬送手段、20……液体容器、22
……隙間(開口)、24……押圧部材、26……
押圧部材駆動手段、28……支柱、30……案内
部材、32……長手方向移動部材、34……ロー
ラ、35……一端、36……駆動レバー、38…
…ストツプ、40,42……幅方向移動部材、4
4,46……コロ付き溝、48……幅方向移動案
内部材、50……浮上り防止ローラ、52……カ
ム板、53……固定手段、54……案内孔、5
6,58……支柱、60……カム従動車、62…
…付勢手段、64……プツシヤー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 搬送手段により順次搬送される液体容器に液体
    容器の開口を介して液体を充填した後に液体容器
    の開口を熱溶着により密封する液体充填密封装置
    に使用されるものであつて、 液体容器に対して開口から液体が充填される液
    体充填作業位置と開口が熱溶着により密封される
    密封作業位置との間の搬送手段上の液体容器の移
    動軌跡に対向するよう移動軌跡の両側に配置さ
    れ、上記移動軌跡と交差するまで相互に接近した
    接近位置と上記移動軌跡から離間するまで相互に
    遠ざかつた離間位置との間で移動自在に設けられ
    た1対の押圧部材と; 液体充填作業位置と密封作業位置との間で液体
    充填作業位置から密封作業位置までの搬送手段上
    の液体容器の移動速度と略同じ速度で1対の押圧
    部材を液体容器の相互に正反対の1対の側壁に対
    向させた状態で移動させるとともに、搬送手段上
    で液体容器が密封作業位置に到達する前に1対の
    押圧部材を液体容器の相互に正反対の1対の側壁
    に軽く接触させ、しかる後に搬送手段上の液体容
    器が密封作業位置に到達するまでの間に1対の押
    圧部材の相互間の距離を徐々に短縮させて液体容
    器の相互に正反対の1対の側壁に対する1対の押
    圧部材の押圧力を搬送手段上の液体容器が液体充
    填作業位置から密封作業位置に到達するまでの間
    に徐々に強める押圧部材駆動手段と; を備えたことを特徴とする液体充填密封装置の脱
    気装置。
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