JPH0454360Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454360Y2 JPH0454360Y2 JP1988061353U JP6135388U JPH0454360Y2 JP H0454360 Y2 JPH0454360 Y2 JP H0454360Y2 JP 1988061353 U JP1988061353 U JP 1988061353U JP 6135388 U JP6135388 U JP 6135388U JP H0454360 Y2 JPH0454360 Y2 JP H0454360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- pulley
- fitting
- fit
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、プレス加工、ロール加工により成
形されるプーリに関する。
形されるプーリに関する。
従来、この種のプーリは、たとえば自動車エン
ジンの水ポンプ軸駆動用として使用されている。
第5図は、自動車用水ポンプの軸4に組み付けら
れた従来のプーリ1を示し、中央部が開口した円
環状のプーリ本体部2の外周側に複数条のV字形
溝3aをもつベルト巻回部3が設けられている。
このプーリ1は、軸4に圧入嵌合されたプーリシ
ート5にボルト6を用いて締着されている。
ジンの水ポンプ軸駆動用として使用されている。
第5図は、自動車用水ポンプの軸4に組み付けら
れた従来のプーリ1を示し、中央部が開口した円
環状のプーリ本体部2の外周側に複数条のV字形
溝3aをもつベルト巻回部3が設けられている。
このプーリ1は、軸4に圧入嵌合されたプーリシ
ート5にボルト6を用いて締着されている。
上記のように従来のプーリは、プーリシートを
介してボルト締着により軸に組み付ける構造にな
つており、部品点数が多く、組付作業にも手間が
かかるため、コスト高の製品になつている。
介してボルト締着により軸に組み付ける構造にな
つており、部品点数が多く、組付作業にも手間が
かかるため、コスト高の製品になつている。
そこで、プーリ本体部の内周側に、軸に圧入嵌
合するための圧入部を折曲成形により設け、プー
リシートを用いることなく軸に直接組み付けるこ
とができるようにした圧入形のプーリが開発され
ている。
合するための圧入部を折曲成形により設け、プー
リシートを用いることなく軸に直接組み付けるこ
とができるようにした圧入形のプーリが開発され
ている。
しかし、このプーリは圧入部の端縁部分の剛性
が小さいため、軸に圧入嵌合されたときのはめあ
い面の端縁部分における面圧が小さくなり、プー
リの回転中に圧入部が回転方向にスリツプしてト
ルク伝達効率が低下するという難点がある。
が小さいため、軸に圧入嵌合されたときのはめあ
い面の端縁部分における面圧が小さくなり、プー
リの回転中に圧入部が回転方向にスリツプしてト
ルク伝達効率が低下するという難点がある。
このような難点を除去する手段として、プーリ
の圧入部のはめあいを大きなしめ代をもつしまり
ばめにするか、あるいは圧入部のはめあい面を端
縁部分に向かつて縮径するテーパ面にすることに
よつてはめあい面圧を大きくすることが考えられ
るが、このような手段では圧入部の端縁部分とは
反対側のプーリ本体部に連接する角隅部分に大き
な応力が生ずるという強度上の難点があり、これ
らの問題が圧入形プーリの実用化を妨げる原因と
なつている。
の圧入部のはめあいを大きなしめ代をもつしまり
ばめにするか、あるいは圧入部のはめあい面を端
縁部分に向かつて縮径するテーパ面にすることに
よつてはめあい面圧を大きくすることが考えられ
るが、このような手段では圧入部の端縁部分とは
反対側のプーリ本体部に連接する角隅部分に大き
な応力が生ずるという強度上の難点があり、これ
らの問題が圧入形プーリの実用化を妨げる原因と
なつている。
この考案は上記の問題を解決して、圧入部のし
め代を大きくすることなく、必要なはめあい面圧
が得られる圧入形のプーリを提供することを目的
とする。
め代を大きくすることなく、必要なはめあい面圧
が得られる圧入形のプーリを提供することを目的
とする。
上記の目的を達成するため、この考案において
は、プーリの圧入部の端縁部分に、内径側に折曲
成形された折曲部を設けている。
は、プーリの圧入部の端縁部分に、内径側に折曲
成形された折曲部を設けている。
〔作用〕
この考案のプーリは、圧入部の端縁部分が、内
径側に折曲成形された折曲部によつて補強されて
いるため、圧入部のはめあい面の端縁部分におけ
る面圧が大きくなる。
径側に折曲成形された折曲部によつて補強されて
いるため、圧入部のはめあい面の端縁部分におけ
る面圧が大きくなる。
したがつて、圧入部のしめ代を大きくとり、十
分なトルク伝達が得られる状態においても、圧入
部がプーリ本体部に連接する角隅部分の応力は軽
減される。
分なトルク伝達が得られる状態においても、圧入
部がプーリ本体部に連接する角隅部分の応力は軽
減される。
また、圧入部の端縁部分に設けられた折曲部
は、軸にプーリを組み付けるときに軸方向の位置
決め用としての部分となる。
は、軸にプーリを組み付けるときに軸方向の位置
決め用としての部分となる。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は、この考案のプーリを軸に組み付けた
状態で示す上半部縦断側面図である。
状態で示す上半部縦断側面図である。
プーリ10は、円環状のプーリ本体部11の外
周側と内周側とに、それぞれベルト巻回部12と
圧入部13とをプレス加工、ロール加工により同
一軸方向に折曲成形し、ベルト巻回部12に複数
条のV字形溝12aを設けたものであるが、圧入
部13の端縁部分は半径方向内側に折曲成形され
て折曲部14が設けられ、プーリ10の中央円環
部には、折曲部14の内径面による円形穴16が
形成されている。
周側と内周側とに、それぞれベルト巻回部12と
圧入部13とをプレス加工、ロール加工により同
一軸方向に折曲成形し、ベルト巻回部12に複数
条のV字形溝12aを設けたものであるが、圧入
部13の端縁部分は半径方向内側に折曲成形され
て折曲部14が設けられ、プーリ10の中央円環
部には、折曲部14の内径面による円形穴16が
形成されている。
このプーリ10を軸20に組み付けるときは、
プーリ本体部11の外面を軸20の端面側に向け
て圧入部13を軸20に圧入する。圧入部13を
圧入するときに圧入部13の内部空間の空気は円
形穴16から外部に排出されるから、この空気が
圧入を妨げることはない。また、圧入部13を圧
入していくと折曲部14が軸20の端面に当接す
るから、この時点で圧入が完了し、プーリ10の
軸方向の位置決めが同時になされることになる。
プーリ本体部11の外面を軸20の端面側に向け
て圧入部13を軸20に圧入する。圧入部13を
圧入するときに圧入部13の内部空間の空気は円
形穴16から外部に排出されるから、この空気が
圧入を妨げることはない。また、圧入部13を圧
入していくと折曲部14が軸20の端面に当接す
るから、この時点で圧入が完了し、プーリ10の
軸方向の位置決めが同時になされることになる。
上記構成のプーリ10は、圧入部13の端縁部
分が内径側に折曲した折曲部14によつて補強さ
れて剛性が大きくなつている。
分が内径側に折曲した折曲部14によつて補強さ
れて剛性が大きくなつている。
このため、軸20に組み付けられたプーリ10
の圧入部13のはめあい面の面圧分布は、第1図
に併記したように端縁部分の面圧P1と、圧入部
13がプーリ本体部11に連接する角隅部分15
の面圧P2とがほぼ同等の値となり、全体として
必要かつ十分なはめあい面圧が得られた状態とな
る。したがつて、この考案のプーリ10は所要の
はめあい面圧を得るために圧入部13のしめ代を
大きくする必要がなくなり、角隅部分15に大き
な応力が生ずることもない。
の圧入部13のはめあい面の面圧分布は、第1図
に併記したように端縁部分の面圧P1と、圧入部
13がプーリ本体部11に連接する角隅部分15
の面圧P2とがほぼ同等の値となり、全体として
必要かつ十分なはめあい面圧が得られた状態とな
る。したがつて、この考案のプーリ10は所要の
はめあい面圧を得るために圧入部13のしめ代を
大きくする必要がなくなり、角隅部分15に大き
な応力が生ずることもない。
第2図は、比較例として、圧入部13の端縁部
分に第1図で説明した折曲部14を設けていない
プーリ10aについて、圧入部13のはめあい面
における面圧分布を示したものであるが、角隅部
分15の面圧P2に比べて端縁部分の面圧P1が著
しく小さいことが分かる。
分に第1図で説明した折曲部14を設けていない
プーリ10aについて、圧入部13のはめあい面
における面圧分布を示したものであるが、角隅部
分15の面圧P2に比べて端縁部分の面圧P1が著
しく小さいことが分かる。
第3図および第4図は、それぞれこの考案の他
の実施例を示す上半部縦断側面図であり、第1図
と同一構成部分については同一符号で示してあ
る。
の実施例を示す上半部縦断側面図であり、第1図
と同一構成部分については同一符号で示してあ
る。
第3図のプーリ10は、プーリ本体部11の内
周側に、ベルト巻回部12と同一軸方向に折曲す
る円筒部17と、円筒部17に連接して半径方向
に折曲する円環部18とを設け、この円環部18
の内周縁からベルト巻回部12と反対の軸方向に
圧入部13が折曲成形されている。
周側に、ベルト巻回部12と同一軸方向に折曲す
る円筒部17と、円筒部17に連接して半径方向
に折曲する円環部18とを設け、この円環部18
の内周縁からベルト巻回部12と反対の軸方向に
圧入部13が折曲成形されている。
第4図のプーリ10は、第1図のプーリ本体部
11の中央部に、ベルト巻回部12と同一軸方向
に折曲成形された円筒部17を設けている。
11の中央部に、ベルト巻回部12と同一軸方向
に折曲成形された円筒部17を設けている。
上記のように構成したプーリ10は、圧入部1
3の端縁部分が折曲部14によつて補強されると
ともに、プーリ本体部11自体が第3図では円筒
部17および円環部18によつて補強され、第4
図では円筒部17によつて補強されているので、
角隅部分15に生ずる応力をさらに軽減すること
ができる。
3の端縁部分が折曲部14によつて補強されると
ともに、プーリ本体部11自体が第3図では円筒
部17および円環部18によつて補強され、第4
図では円筒部17によつて補強されているので、
角隅部分15に生ずる応力をさらに軽減すること
ができる。
前記各実施例においては、ベルト巻回部に複数
条のV字形溝を設けたプーリを図示したが、ベル
ト巻回部に1条のV字形溝を設けたプーリ、ある
いは平形溝を設けたプーリについてもこの考案を
適用することができる。
条のV字形溝を設けたプーリを図示したが、ベル
ト巻回部に1条のV字形溝を設けたプーリ、ある
いは平形溝を設けたプーリについてもこの考案を
適用することができる。
なお、プーリの圧入部については、円筒状の圧
入部に限らず、角筒状の圧入部にこの考案を適用
してもよく、角筒状の圧入部にこの考案を適用す
れば、プーリが回転方向にスリツプするのを防止
することができる。
入部に限らず、角筒状の圧入部にこの考案を適用
してもよく、角筒状の圧入部にこの考案を適用す
れば、プーリが回転方向にスリツプするのを防止
することができる。
以上説明したように、この考案によれば、圧入
部の端縁部分の剛性が内径側に折曲成形された折
曲部により補強されて高くなつているから、必要
とするはめあい面圧を得るために、圧入部のしめ
代を大きくする必要がなくなるだけでなく、圧入
部がプーリ本体部に連接する角隅部分に生ずる応
力が軽減され、圧入形プーリの課題とされていた
強度上の問題を解決することができる。
部の端縁部分の剛性が内径側に折曲成形された折
曲部により補強されて高くなつているから、必要
とするはめあい面圧を得るために、圧入部のしめ
代を大きくする必要がなくなるだけでなく、圧入
部がプーリ本体部に連接する角隅部分に生ずる応
力が軽減され、圧入形プーリの課題とされていた
強度上の問題を解決することができる。
また、この考案によれば、プーリを軸に圧入嵌
合して直接組み付けて使用することが可能となる
から、プーリシートその他の取付用部品が不要と
なり、組付作業性が改善されることと相まつて安
価で実用性の高い圧入形プーリが得られる。
合して直接組み付けて使用することが可能となる
から、プーリシートその他の取付用部品が不要と
なり、組付作業性が改善されることと相まつて安
価で実用性の高い圧入形プーリが得られる。
第1図は、この考案のプーリを軸に組み付けた
状態と圧入部のはめあい面圧分布とを示す上半部
縦断側面図、第2図は、比較例のプーリを軸に組
み付けた状態と圧入部のはめあい面圧分布とを示
す上半部縦断側面図、第3図および第4図は、そ
れぞれこの考案の他のプーリを軸に組み付けた状
態で示す上半部縦断側面図、第5図は従来のプー
リを軸に組み付けた状態で上半部縦断側面図であ
る。 図中、10はプーリ、11はプーリ本体部、1
2はベルト巻回部、13は圧入部、14は折曲
部、20は軸である。
状態と圧入部のはめあい面圧分布とを示す上半部
縦断側面図、第2図は、比較例のプーリを軸に組
み付けた状態と圧入部のはめあい面圧分布とを示
す上半部縦断側面図、第3図および第4図は、そ
れぞれこの考案の他のプーリを軸に組み付けた状
態で示す上半部縦断側面図、第5図は従来のプー
リを軸に組み付けた状態で上半部縦断側面図であ
る。 図中、10はプーリ、11はプーリ本体部、1
2はベルト巻回部、13は圧入部、14は折曲
部、20は軸である。
Claims (1)
- 円環状のプーリ本体部の外周側と内周側とに、
ベルトが巻回されるベルト巻回部と軸に圧入嵌合
される圧入部とがそれぞれ折曲成形により軸方向
に設けられたプーリにおいて、前記プーリの圧入
部の端縁部分に、内径側に折曲成形された折曲部
を設けたことを特徴とするプーリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988061353U JPH0454360Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988061353U JPH0454360Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01165361U JPH01165361U (ja) | 1989-11-20 |
| JPH0454360Y2 true JPH0454360Y2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=31287026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988061353U Expired JPH0454360Y2 (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0454360Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122212U (ja) * | 1974-08-05 | 1976-02-18 | ||
| JPS56127456U (ja) * | 1980-02-29 | 1981-09-28 |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP1988061353U patent/JPH0454360Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01165361U (ja) | 1989-11-20 |
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