JPH0455265Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0455265Y2 JPH0455265Y2 JP1983115631U JP11563183U JPH0455265Y2 JP H0455265 Y2 JPH0455265 Y2 JP H0455265Y2 JP 1983115631 U JP1983115631 U JP 1983115631U JP 11563183 U JP11563183 U JP 11563183U JP H0455265 Y2 JPH0455265 Y2 JP H0455265Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- paint
- packing
- guide
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、塗料圧送用ポンプのシール装置に関
する。特にプランジヤー形の複動式ポンプに用い
る摺動部のパツキン装置に関する。プランジヤー
形の複動式ポンプとは、一般に、シリンダー内に
ロツドが配設されており、該ロツドは、シリンダ
ー上方のエアーポンプの駆動軸に連結され、エア
ーポンプの往復動によつて、前記ロツドがシリン
ダー内を往復動するようになつている。
する。特にプランジヤー形の複動式ポンプに用い
る摺動部のパツキン装置に関する。プランジヤー
形の複動式ポンプとは、一般に、シリンダー内に
ロツドが配設されており、該ロツドは、シリンダ
ー上方のエアーポンプの駆動軸に連結され、エア
ーポンプの往復動によつて、前記ロツドがシリン
ダー内を往復動するようになつている。
ロツドの上昇によつてシリンダ内に吸い込また
塗料を、ロツドの下降によつて吐出弁より押し出
し、さらに、ロツドが上昇するときに、下方のシ
リンダー内に塗料を吸い込むとともに、吐出弁よ
り上方のシリンダー内の塗料を吐出する下降・上
昇ともに吐出が行われる複動式ポンプとなつてい
る。
塗料を、ロツドの下降によつて吐出弁より押し出
し、さらに、ロツドが上昇するときに、下方のシ
リンダー内に塗料を吸い込むとともに、吐出弁よ
り上方のシリンダー内の塗料を吐出する下降・上
昇ともに吐出が行われる複動式ポンプとなつてい
る。
この種の塗料圧送用ポンプのシール装置のパツ
キンは、一般的に肉厚が厚く、切削又はプレス成
形にてV形又はL形の形状に加工したものを使用
しており、その材質は、テフロン又は特殊皮革を
用いている。しかし、V形又はL形の形状で、材
質がテフロン又は特殊皮革でかつ、肉厚が厚いパ
ツキンは、弾性力が大きいため、パツキンの外周
は上昇下降共常にシリンダーの内壁面に押しあた
るとともに、塗料圧力が加わることにより、さら
にシリンダー内壁面に押しあたる力が強くなるた
め、付着した塗料がパツキン摺動面に付着し、次
いで塗料中の顔料党がパツキンの肉厚部に喰い込
むことによつて、摺動抵抗が増加し、エアーポン
プによつて始動させるときの空気圧を高くしない
と作動しないことになる。
キンは、一般的に肉厚が厚く、切削又はプレス成
形にてV形又はL形の形状に加工したものを使用
しており、その材質は、テフロン又は特殊皮革を
用いている。しかし、V形又はL形の形状で、材
質がテフロン又は特殊皮革でかつ、肉厚が厚いパ
ツキンは、弾性力が大きいため、パツキンの外周
は上昇下降共常にシリンダーの内壁面に押しあた
るとともに、塗料圧力が加わることにより、さら
にシリンダー内壁面に押しあたる力が強くなるた
め、付着した塗料がパツキン摺動面に付着し、次
いで塗料中の顔料党がパツキンの肉厚部に喰い込
むことによつて、摺動抵抗が増加し、エアーポン
プによつて始動させるときの空気圧を高くしない
と作動しないことになる。
結果として、吐出塗料の脈動によつて、塗料圧
力差の増大が生じ、事実上、使用不可能となつて
しまう。特に顔料分の多い塗料の場合は、その傾
向が著しい。
力差の増大が生じ、事実上、使用不可能となつて
しまう。特に顔料分の多い塗料の場合は、その傾
向が著しい。
本考案は、これら従来のパツキン装置を改善
し、長期にわたり安定したパツキン性能が得ら
れ、しかも、構造を単純化し、安価でかつ、組立
等保守においても容易な新規構造のパツキン装置
を得ることを目的としている。以下、図面により
説明する。
し、長期にわたり安定したパツキン性能が得ら
れ、しかも、構造を単純化し、安価でかつ、組立
等保守においても容易な新規構造のパツキン装置
を得ることを目的としている。以下、図面により
説明する。
第1図は、従来の型成型による厚肉で、弾性力
の大きいV形パツキンを使用したパツキン装置の
一例である。シリンダー1内を、ロツド2は上下
方向に往復動するようになつており、ロツド2の
上方に配設されている公知のエアポンプの上下方
向に往復動する駆動軸に連結させることによりな
されるものである。いま、シリンダー1内を往復
動するロツド2の下方先端に、ホルダー3に嵌合
された受け金4とパツキン押し5ではさまれて、
型成形による肉厚で弾性力の大きいV形パツキン
6が数枚重ねて固定されている。
の大きいV形パツキンを使用したパツキン装置の
一例である。シリンダー1内を、ロツド2は上下
方向に往復動するようになつており、ロツド2の
上方に配設されている公知のエアポンプの上下方
向に往復動する駆動軸に連結させることによりな
されるものである。いま、シリンダー1内を往復
動するロツド2の下方先端に、ホルダー3に嵌合
された受け金4とパツキン押し5ではさまれて、
型成形による肉厚で弾性力の大きいV形パツキン
6が数枚重ねて固定されている。
このV形パツキン6の外径は、シリンダー1の
内面に密接摺動するように組み立てられる。受け
金4、パツキン押し5の外径は、V形パツキン6
の形状を保持し、かつ、シリンダー内面に当たら
ないようV形パツキン6の外径よりわずかに小さ
く形成されている。これらのパツキン装置の場
合、V形パツキン6は、切削又は成形加工にて製
造されており、厚肉のため、弾性力が大きくなつ
ている。
内面に密接摺動するように組み立てられる。受け
金4、パツキン押し5の外径は、V形パツキン6
の形状を保持し、かつ、シリンダー内面に当たら
ないようV形パツキン6の外径よりわずかに小さ
く形成されている。これらのパツキン装置の場
合、V形パツキン6は、切削又は成形加工にて製
造されており、厚肉のため、弾性力が大きくなつ
ている。
よつて、V形の開口側に塗料圧力が加わつたと
きは、シリンダー1の内面にV形パツキン6の外
周側面がより強く押し当るので、よいシール効果
を有するが、塗料圧力が加わらないときも、シリ
ンダー1の内面にVパツキンの外周側面が接しな
がら移動するため、シリンダー1の内壁面に付着
した顔料を含む塗料をV形パツキン6の外周側面
部から逃がすことが出来ず、前記したパツキンへ
の付着、喰い込みによつて、摺動部抵抗の増加に
伴う始動時の作動圧力が増加し、吐出塗料の脈動
に伴う塗料圧力差の増大が生じる問題に加え、V
パツキンの製作には、丸棒から切削による機械加
工、又は成形加工にて製造され、肉厚が大きいた
め、弾性力は大きい。さらに、パツキン外周のシ
リンダー内壁面との摺動部の寸法は、精度が要求
されるため高価である。また組立時は、V形パツ
キンの締め加減に熟練を要し、締めすぎると重ね
てとりつけたV形パツキン同士がきつく締まり、
あそびがなくなるため、シリンダー内へは、きつ
くなつて入らなくなつたり、シリンダー内に無理
に入つたとしても、パツキン外周面とシリンダー
内面との摺動抵抗が大となり、始動時の作動圧力
が大となる、又、緩るすぎると洩れが生じてしま
うことになる。特に摩耗によつてパツキンを交換
する場合など、素人の組立はこの締め加減が難し
く、保守にも問題をもつている。
きは、シリンダー1の内面にV形パツキン6の外
周側面がより強く押し当るので、よいシール効果
を有するが、塗料圧力が加わらないときも、シリ
ンダー1の内面にVパツキンの外周側面が接しな
がら移動するため、シリンダー1の内壁面に付着
した顔料を含む塗料をV形パツキン6の外周側面
部から逃がすことが出来ず、前記したパツキンへ
の付着、喰い込みによつて、摺動部抵抗の増加に
伴う始動時の作動圧力が増加し、吐出塗料の脈動
に伴う塗料圧力差の増大が生じる問題に加え、V
パツキンの製作には、丸棒から切削による機械加
工、又は成形加工にて製造され、肉厚が大きいた
め、弾性力は大きい。さらに、パツキン外周のシ
リンダー内壁面との摺動部の寸法は、精度が要求
されるため高価である。また組立時は、V形パツ
キンの締め加減に熟練を要し、締めすぎると重ね
てとりつけたV形パツキン同士がきつく締まり、
あそびがなくなるため、シリンダー内へは、きつ
くなつて入らなくなつたり、シリンダー内に無理
に入つたとしても、パツキン外周面とシリンダー
内面との摺動抵抗が大となり、始動時の作動圧力
が大となる、又、緩るすぎると洩れが生じてしま
うことになる。特に摩耗によつてパツキンを交換
する場合など、素人の組立はこの締め加減が難し
く、保守にも問題をもつている。
これに対し、第2図は、本考案の一実施例を示
したもので、ロツド12の下方には、ホルダー1
3を内径に嵌合したパツキン16、パツキン1
6′が、金属製で円筒状のガイド15を中間に挾
み、かつ外側に受け金14、受け金14′を配し
て挾持されている。パツキン16,16′は、自
己潤滑性を有する樹脂の薄板で、外径は、シリン
ダー11の内径よりシリンダー11内の塗料圧力
が加わつたときに、該塗料圧力によつてわずかに
周縁が曲げられ、該周縁先端の角部16a,16
a′のみでシリンダー11の内壁面と接触する程度
の大きさとし、このパツキンは平板上の薄板から
円環上にプレスで打ち抜き製作する。
したもので、ロツド12の下方には、ホルダー1
3を内径に嵌合したパツキン16、パツキン1
6′が、金属製で円筒状のガイド15を中間に挾
み、かつ外側に受け金14、受け金14′を配し
て挾持されている。パツキン16,16′は、自
己潤滑性を有する樹脂の薄板で、外径は、シリン
ダー11の内径よりシリンダー11内の塗料圧力
が加わつたときに、該塗料圧力によつてわずかに
周縁が曲げられ、該周縁先端の角部16a,16
a′のみでシリンダー11の内壁面と接触する程度
の大きさとし、このパツキンは平板上の薄板から
円環上にプレスで打ち抜き製作する。
この平板状のパツキン16,16′をロツド1
2に対してガイド15と受け金14,14′間に
挾むように組み立てる。次にパツキン16,1
6′等をとりつけたロツドに対してシリンダーを
嵌入してとりつける。このとき受け金14,1
4′は、パツキン16,16′が受け金14,1
4′側へのみ変形できるようにシリンダー11の
内径より、少なくともパツキン16,16′の厚
さの2倍以上の〓間をもつて形成される。また、
ガイド15は、シリンダー11の内径をガイドと
して摺動するようシリンダー内径11と接する程
度にわずかに小さく形成される。ガイド15の材
質は、塗料中の顔料分等が喰い込まないよう一般
に硬い金属が用いられる。
2に対してガイド15と受け金14,14′間に
挾むように組み立てる。次にパツキン16,1
6′等をとりつけたロツドに対してシリンダーを
嵌入してとりつける。このとき受け金14,1
4′は、パツキン16,16′が受け金14,1
4′側へのみ変形できるようにシリンダー11の
内径より、少なくともパツキン16,16′の厚
さの2倍以上の〓間をもつて形成される。また、
ガイド15は、シリンダー11の内径をガイドと
して摺動するようシリンダー内径11と接する程
度にわずかに小さく形成される。ガイド15の材
質は、塗料中の顔料分等が喰い込まないよう一般
に硬い金属が用いられる。
尚、実施例では、パツキン16,16′は、ほ
とんど弾性力を有しない0.6mmの薄い肉厚の4弗
化エチレン樹脂系の平板状のものを、ガイド15
の材質は、真鍮を用いた。本構成によれば、シリ
ンダー11に嵌入する前のロツド12への組立
時、パツキン16,16′の締め付けは、確実に
締め付け固定すればよく、締め付け力の調整は一
切する必要がない。又、パツキン16,16′を
とりつけたロツド12をシリンダー11に嵌入す
るとき、ガイド15の外周よりも外方に突出して
いるパツキン16,16′は、肉厚が薄いので、
弾性力が小さく、受け金14,14′側にわずか
に曲がり、簡単に変形してスムーズにシリンダー
11内面にとりつくことができる。そして、パツ
キン16,16′は、ガイド15側には、ガイド
15とシリンダー11内面との〓間がパツキン1
6,16′の肉厚よりも小さいため入り込むこと
はなく、パツキン16,16′の周縁は、シリン
ダー11室内の塗料圧力が、パツキン16,1
6′に加わたときには、周縁先端の角部16a,
16a′が確実にシリンダー11内壁面に密接し、
後方を支えるガイド15と一体になつて漏洩を防
止する。
とんど弾性力を有しない0.6mmの薄い肉厚の4弗
化エチレン樹脂系の平板状のものを、ガイド15
の材質は、真鍮を用いた。本構成によれば、シリ
ンダー11に嵌入する前のロツド12への組立
時、パツキン16,16′の締め付けは、確実に
締め付け固定すればよく、締め付け力の調整は一
切する必要がない。又、パツキン16,16′を
とりつけたロツド12をシリンダー11に嵌入す
るとき、ガイド15の外周よりも外方に突出して
いるパツキン16,16′は、肉厚が薄いので、
弾性力が小さく、受け金14,14′側にわずか
に曲がり、簡単に変形してスムーズにシリンダー
11内面にとりつくことができる。そして、パツ
キン16,16′は、ガイド15側には、ガイド
15とシリンダー11内面との〓間がパツキン1
6,16′の肉厚よりも小さいため入り込むこと
はなく、パツキン16,16′の周縁は、シリン
ダー11室内の塗料圧力が、パツキン16,1
6′に加わたときには、周縁先端の角部16a,
16a′が確実にシリンダー11内壁面に密接し、
後方を支えるガイド15と一体になつて漏洩を防
止する。
しかも、塗料がシリンダー11内壁面に付着し
た状態でガイド15にわずかずつ入り込んでも、
反対側に移動する際に容易に外側へ排出し、常に
摺動抵抗を低く保つことができる。
た状態でガイド15にわずかずつ入り込んでも、
反対側に移動する際に容易に外側へ排出し、常に
摺動抵抗を低く保つことができる。
詳細に述べると、まず、ロツド12が上昇する
ときは、シリンダー11の下方の室内が負圧とな
り、シリンダー11の下方の室内の入口にある吸
込球弁が開いて、塗料がシリンダー11の下方の
室内に導入される。
ときは、シリンダー11の下方の室内が負圧とな
り、シリンダー11の下方の室内の入口にある吸
込球弁が開いて、塗料がシリンダー11の下方の
室内に導入される。
次に、ロツド12が下降するときは吸込球弁は
閉じ、シリンダー11の下方の室内の塗料は、上
方の吐出球弁が開いて、上方の室内に移動する。
閉じ、シリンダー11の下方の室内の塗料は、上
方の吐出球弁が開いて、上方の室内に移動する。
次に、再びロツド12が上昇すると、シリンダ
ー11の上方の室内の塗料が吐出口より吐出さ
れ、塗料ホースを介してスプレーガンに塗料が供
給される。同時にシリンダー11の下方の室内は
負圧となり、シリンダー11の下方の室内の入口
にある吸込球弁が開いて塗料がシリンダー11の
下方の室内に導入される。
ー11の上方の室内の塗料が吐出口より吐出さ
れ、塗料ホースを介してスプレーガンに塗料が供
給される。同時にシリンダー11の下方の室内は
負圧となり、シリンダー11の下方の室内の入口
にある吸込球弁が開いて塗料がシリンダー11の
下方の室内に導入される。
以下、塗料の吐出に応じて、シリンダー11内
でロツド12の往復駆動が繰り返される。このよ
うにロツド12の一方向の動きに対し、吸込・吐
出を同時に行うポンプを復動式プランジヤーポン
プという。
でロツド12の往復駆動が繰り返される。このよ
うにロツド12の一方向の動きに対し、吸込・吐
出を同時に行うポンプを復動式プランジヤーポン
プという。
今、パツキン16,16′の働きを説明すると、
ロツド12の上昇時、シリンダー11の上方の室
内の塗料の圧力は高まり、上のパツキン16′は、
その塗料圧力によつてガイド15側に押され、受
け金14′とシリンダー11の内壁との間でシリ
ンダー11の内壁面と第3図に示すように角部1
6a′で接触し、ガイド15と一体となつてシール
を行ない、シリンダー11の上室の塗料が下室に
洩れることを防止する。
ロツド12の上昇時、シリンダー11の上方の室
内の塗料の圧力は高まり、上のパツキン16′は、
その塗料圧力によつてガイド15側に押され、受
け金14′とシリンダー11の内壁との間でシリ
ンダー11の内壁面と第3図に示すように角部1
6a′で接触し、ガイド15と一体となつてシール
を行ない、シリンダー11の上室の塗料が下室に
洩れることを防止する。
この時、下のパツキン16とガイド15の間に
入り込んでいた塗料があつた場合、下のパツキン
16の下方は負圧の状態で、パツキン16が薄板
のため、容易にその周縁先端の角部がシリンダ内
壁より離れ、シリンダの下方の室内に排出され
る。したがつて塗料の固着を増大させたり、塗料
中の顔料がはさまつて抵抗を増大させたりせず、
円滑に往復動させることができる。
入り込んでいた塗料があつた場合、下のパツキン
16の下方は負圧の状態で、パツキン16が薄板
のため、容易にその周縁先端の角部がシリンダ内
壁より離れ、シリンダの下方の室内に排出され
る。したがつて塗料の固着を増大させたり、塗料
中の顔料がはさまつて抵抗を増大させたりせず、
円滑に往復動させることができる。
次に、ロツド12が下降するときは、下のパツ
キン16と周縁先端の角部16aがシリンダー1
1の下方の室の内圧によつてシリンダー11の内
壁面と接触し、ガイド15と一体となつてシール
を行うとともに、シリンダー11の内壁面に付着
した塗料をかき落す働きをする。そのとき、上方
のパツキン16′は容易にガイド15側に変形し、
ガイド15部分に付着して入り込んだ塗料をシリ
ンダー11の上方の室に戻す働きもする。
キン16と周縁先端の角部16aがシリンダー1
1の下方の室の内圧によつてシリンダー11の内
壁面と接触し、ガイド15と一体となつてシール
を行うとともに、シリンダー11の内壁面に付着
した塗料をかき落す働きをする。そのとき、上方
のパツキン16′は容易にガイド15側に変形し、
ガイド15部分に付着して入り込んだ塗料をシリ
ンダー11の上方の室に戻す働きもする。
このように、ガイド15ならびにパツキン1
6,16′によつて塗料をシールしながらかき落
すようにシリンダー11内を往復移動し、ガイド
15側に入り込んだわずかな塗料は、次に反対方
向へ移動する時、容易にパツキンの外側へ送り出
され、常に安定した摺動抵抗の少ないパツキン性
能を維持できる。パツキン16は下降時、パツキ
ン16′は上昇時、各々圧力を受けて、シリンダ
ー11の内壁面と受け金14,14′間の〓間で
拡がり、シリンダー11の内面にその周縁先端の
角部16a,16a′のみで密着して漏洩を防止す
る。長期の使用によつて周縁部が摩耗しても取付
角Rがわずかに小さくなるだけですみ、その場合
も、周縁先端の角部16a,16a′のみで漏洩は
防止され、耐久性は保たれる。
6,16′によつて塗料をシールしながらかき落
すようにシリンダー11内を往復移動し、ガイド
15側に入り込んだわずかな塗料は、次に反対方
向へ移動する時、容易にパツキンの外側へ送り出
され、常に安定した摺動抵抗の少ないパツキン性
能を維持できる。パツキン16は下降時、パツキ
ン16′は上昇時、各々圧力を受けて、シリンダ
ー11の内壁面と受け金14,14′間の〓間で
拡がり、シリンダー11の内面にその周縁先端の
角部16a,16a′のみで密着して漏洩を防止す
る。長期の使用によつて周縁部が摩耗しても取付
角Rがわずかに小さくなるだけですみ、その場合
も、周縁先端の角部16a,16a′のみで漏洩は
防止され、耐久性は保たれる。
以上の如く本考案は、前記シリンダー内径に接
する程度にわずかに小径とした金属性の円筒状の
ガイドと該ガイドを中間に挾み、両側に前記シリ
ンダーの内径よりわずかに周縁が曲げられ、該周
縁先端の角部16a,16a′のみでシリンダー内
面と接触する程度の大きさとし、かつ、各一枚か
らなる薄板で円環状の自己潤滑性を有する平板状
の樹脂パツキンと、該樹脂パツキンの両外側より
挾持固定する円筒状の受け金とを、それぞれ、前
記シリンダー内を往復動するロツドの下方先端に
とりつけるとともに、前記受け金の外径と前記シ
リンダーの内径との〓間を、前記パツキンの厚さ
の少なくとも2倍を有するように構成したため、
簡単な構造によつて安価に平板状のパツキンが製
造され、又、該パツキンの周縁先端の角部のみで
シールするため、塗料中に含まれる顔料がパツキ
ンの摺動部に喰い込むことなく長期にパツキン性
能を維持でき、又、ガイド部分に付着して入り込
んだ塗料を、弾性力のほとんどない薄い平板状の
パツキンが内側に変形することにより、排出でき
るので、摺動の抵抗の少ないパツキン性能を維持
できる。さらに、組立保守においてもパツキンの
締め加減の調整が不要となり、シリンダー内面に
パツキンをとりつけたロツドを容易に組みつける
ことができるものである。
する程度にわずかに小径とした金属性の円筒状の
ガイドと該ガイドを中間に挾み、両側に前記シリ
ンダーの内径よりわずかに周縁が曲げられ、該周
縁先端の角部16a,16a′のみでシリンダー内
面と接触する程度の大きさとし、かつ、各一枚か
らなる薄板で円環状の自己潤滑性を有する平板状
の樹脂パツキンと、該樹脂パツキンの両外側より
挾持固定する円筒状の受け金とを、それぞれ、前
記シリンダー内を往復動するロツドの下方先端に
とりつけるとともに、前記受け金の外径と前記シ
リンダーの内径との〓間を、前記パツキンの厚さ
の少なくとも2倍を有するように構成したため、
簡単な構造によつて安価に平板状のパツキンが製
造され、又、該パツキンの周縁先端の角部のみで
シールするため、塗料中に含まれる顔料がパツキ
ンの摺動部に喰い込むことなく長期にパツキン性
能を維持でき、又、ガイド部分に付着して入り込
んだ塗料を、弾性力のほとんどない薄い平板状の
パツキンが内側に変形することにより、排出でき
るので、摺動の抵抗の少ないパツキン性能を維持
できる。さらに、組立保守においてもパツキンの
締め加減の調整が不要となり、シリンダー内面に
パツキンをとりつけたロツドを容易に組みつける
ことができるものである。
第1図は従来の塗料圧送用ポンプのシール装置
の断面図、第2図は、本考案のシール装置の一実
施例を示す断面図、第3図は、本考案のシール装
置のパツキンのシリンダー内壁面に対して摺動し
ている状態の部分拡大説明図である。 11……シリンダー、12……ロツド、14…
…受け金、15……ガイド、16……パツキン。
の断面図、第2図は、本考案のシール装置の一実
施例を示す断面図、第3図は、本考案のシール装
置のパツキンのシリンダー内壁面に対して摺動し
ている状態の部分拡大説明図である。 11……シリンダー、12……ロツド、14…
…受け金、15……ガイド、16……パツキン。
Claims (1)
- シリンダー11内を往復動するロツド12の下
方先端に、前記シリンダー11の内面に密接摺動
するパツキンを設けてなる塗料圧送用ポンプにお
いて、前記シリンダー11の内径に接する程度に
わずかに小径とした金属性の円筒状のガイド15
と該ガイド15を中間に挾み、両側に、前記シリ
ンダー11の内径より前記シリンダー11内の塗
料圧力が加わつたときに、該塗料圧力によつて、
周縁先端の角部16a,16a′のみでシリンダー
11の内壁面と接触する程度にわずかに周縁が曲
げられる大きさとし、かつ、各一枚からなる薄板
で円環状の自己潤滑性を有する平板状の樹脂パツ
キン16,16′と、該樹脂パツキン16,1
6′の両外側より挾持固定する円筒状の受け金1
4,14′とを、それぞれ前記シリンダー11内
を往復動するロツド12の下方先端にとりつける
とともに、前記受け金14,14′の外径と前記
シリンダー11の内径との〓間を、前記パツキン
16,16′の厚さの少なくとも2倍を有するよ
うに構成してなるプランジヤー形の複動式塗料圧
送用ポンプのシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983115631U JPS6024886U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 塗料圧送用ポンプのシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983115631U JPS6024886U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 塗料圧送用ポンプのシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024886U JPS6024886U (ja) | 1985-02-20 |
| JPH0455265Y2 true JPH0455265Y2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=30266855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983115631U Granted JPS6024886U (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 塗料圧送用ポンプのシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024886U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618042Y2 (ja) * | 1987-01-21 | 1994-05-11 | マツダ株式会社 | エンジンのチエ−ンケ−ス構造 |
| JP2006316947A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 塗装機用ピストンパッキン |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4885202U (ja) * | 1972-01-19 | 1973-10-16 | ||
| JPS5011605A (ja) * | 1973-06-01 | 1975-02-06 |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP1983115631U patent/JPS6024886U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6024886U (ja) | 1985-02-20 |
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