JPH04579Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH04579Y2 JPH04579Y2 JP15253185U JP15253185U JPH04579Y2 JP H04579 Y2 JPH04579 Y2 JP H04579Y2 JP 15253185 U JP15253185 U JP 15253185U JP 15253185 U JP15253185 U JP 15253185U JP H04579 Y2 JPH04579 Y2 JP H04579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- transistors
- pnp
- npn transistor
- power amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 11
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 3
- 101000684181 Homo sapiens Selenoprotein P Proteins 0.000 claims 3
- 102100023843 Selenoprotein P Human genes 0.000 claims 3
- 229940119265 sepp Drugs 0.000 claims 3
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 101100484930 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) VPS41 gene Proteins 0.000 description 6
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 5
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
(産業上の利用分野)
本考案は、音響機器のオーデイオアンプ等に用
いる電力増幅器に係り、特に電源のリツプル成分
に対する抑圧能力を高めるのに好適な電力増幅器
に関する。
いる電力増幅器に係り、特に電源のリツプル成分
に対する抑圧能力を高めるのに好適な電力増幅器
に関する。
(従来技術)
従来より、音響機器のオーデイオアンプ等に用
いられている電力増幅器の回路形態としては、
種々のものが提案されている。
いられている電力増幅器の回路形態としては、
種々のものが提案されている。
この種の従来の電力増幅器の代表例を、第7図
乃至第11図に基づいて説明する。
乃至第11図に基づいて説明する。
まず、第7図に示す従来の電力増幅器は、2段
ダーリントン接続によるSEPP(シングルエンデ
ツトプツシユプル)回路である。
ダーリントン接続によるSEPP(シングルエンデ
ツトプツシユプル)回路である。
この回路は、プラス側およびマイナス側ともに
同じ動作をするので、便宜上第8図に示すプラス
側の回路について説明する。
同じ動作をするので、便宜上第8図に示すプラス
側の回路について説明する。
トランジスタQ2のベースは、トランジスタQ1
のエミツタに接続され、それぞれのコレクタはと
もに電源端子Bを通じて電源VBに接続されてい
る。トランジスタQ1のエミツタには、抵抗BE1、
トランジスタQ2のエミツタには、抵抗RE2が接続
され、また、それぞれの抵抗RE1およびRE2の他
端は出力端子Oに接続されている。
のエミツタに接続され、それぞれのコレクタはと
もに電源端子Bを通じて電源VBに接続されてい
る。トランジスタQ1のエミツタには、抵抗BE1、
トランジスタQ2のエミツタには、抵抗RE2が接続
され、また、それぞれの抵抗RE1およびRE2の他
端は出力端子Oに接続されている。
ところで、通常のオーデイオアンプの電源は、
完全な直流電源ではなく、リツプル成分を含む脈
流から成つており、従つて、トランジスタQ1,
Q2のコレクタにもリツプル成分を含んだ脈流電
圧が印加されている。一般的に、トランジスタの
コレクタ接合抵抗は、大きな値を持つが有限であ
るためコレクタに印加されたリツプル成分は、わ
ずかではあるがコレクタ接合抵抗を通してエミツ
タに漏れる。この現象は、トランジスタQ1,Q2
においても同様に発生し、電源のリツプル成分が
それぞれのコレクタ接合抵抗を通してIR1,IR2と
なつてエミツタに流れる。トランジスタQ1のリ
ツプル成分電流IR1の一部は、トランジスタQ2の
ベース電流IRbとなつてトランジスタQ2で電流増
幅される。トランジスタQ2の電流増幅率をβ2と
すれば、トランジスタQ2のエミツタには、{(1
+β2)IRb}のリツプル電流が更に流れることに
なる。
完全な直流電源ではなく、リツプル成分を含む脈
流から成つており、従つて、トランジスタQ1,
Q2のコレクタにもリツプル成分を含んだ脈流電
圧が印加されている。一般的に、トランジスタの
コレクタ接合抵抗は、大きな値を持つが有限であ
るためコレクタに印加されたリツプル成分は、わ
ずかではあるがコレクタ接合抵抗を通してエミツ
タに漏れる。この現象は、トランジスタQ1,Q2
においても同様に発生し、電源のリツプル成分が
それぞれのコレクタ接合抵抗を通してIR1,IR2と
なつてエミツタに流れる。トランジスタQ1のリ
ツプル成分電流IR1の一部は、トランジスタQ2の
ベース電流IRbとなつてトランジスタQ2で電流増
幅される。トランジスタQ2の電流増幅率をβ2と
すれば、トランジスタQ2のエミツタには、{(1
+β2)IRb}のリツプル電流が更に流れることに
なる。
従つて、負荷RLに流れるリツプル電流量は、
〔IR1+IR2+β2IRb}となり、第3項のβ2IRbというダ
ーリントン接続によつて発生した量だけ増加する
ことになる。第9図は、リツプル電流に注目し、
第8図のプラス側の回路を電源からみた場合の等
価回路であり、端子O−B間をひとつのトランジ
スタとみなし、その場合の等価内部抵抗γcを求め
ると、概ね(1)式の様になる。
〔IR1+IR2+β2IRb}となり、第3項のβ2IRbというダ
ーリントン接続によつて発生した量だけ増加する
ことになる。第9図は、リツプル電流に注目し、
第8図のプラス側の回路を電源からみた場合の等
価回路であり、端子O−B間をひとつのトランジ
スタとみなし、その場合の等価内部抵抗γcを求め
ると、概ね(1)式の様になる。
γc≒1/1/γc1+1/γc2+(RE1/γc1
−γe2+RE2/γc2)β2/γb2+RE1+(1+β2)(γ
e2+RE2)……(1) ただし、 γc1;トランジスタQ1のコレクタ接合抵抗 γc2;トランジスタQ2のコレクタ接合抵抗 γe1;トランジスタQ1のエミツタ拡散抵抗 γe2;トランジスタQ2のエミツタ拡散抵抗 γb2;トランジスタQ2のベース広がり抵抗 β2;トランジスタQ2の電流増幅率 上記(1)式の分母の第3項は、ダーリントン接続
によつて等価内部抵抗が減少することを意味し、
そのため、より多くの電源リツプル電流が負荷
RLに流れることになる。
−γe2+RE2/γc2)β2/γb2+RE1+(1+β2)(γ
e2+RE2)……(1) ただし、 γc1;トランジスタQ1のコレクタ接合抵抗 γc2;トランジスタQ2のコレクタ接合抵抗 γe1;トランジスタQ1のエミツタ拡散抵抗 γe2;トランジスタQ2のエミツタ拡散抵抗 γb2;トランジスタQ2のベース広がり抵抗 β2;トランジスタQ2の電流増幅率 上記(1)式の分母の第3項は、ダーリントン接続
によつて等価内部抵抗が減少することを意味し、
そのため、より多くの電源リツプル電流が負荷
RLに流れることになる。
通常のオーデイオアンプにおいて信号入力がな
い場合の代表的な数値を(1)式に代入して、第3項
がある場合とない場合とを比較してみる。
い場合の代表的な数値を(1)式に代入して、第3項
がある場合とない場合とを比較してみる。
RE1=150Ω,RE2=0.22Ω
γc1=100kΩ,γc2=10kΩ,β2=200,
γe2=0.5Ω,
γb2<<RE1
第3項がある場合……γc=955Ω
第3項がない場合……γc=9.1KΩ
となる。
上記の様に、ダーリントン接続によつて等価内
部抵抗は約1/10に低下することになり、それでけ
多くの電源リツプル成分が負荷RLに流れ込むこ
とになる。
部抵抗は約1/10に低下することになり、それでけ
多くの電源リツプル成分が負荷RLに流れ込むこ
とになる。
以上の様に、第7図に示す従来の電力増幅器
は、電源リツプル成分の抑圧という点では問題が
ある。
は、電源リツプル成分の抑圧という点では問題が
ある。
次に、第10図に示す従来の電力増幅器につい
て説明する。
て説明する。
この電力増幅器の目的とするところは、最終段
のトランジスタをカスコード接続することによつ
て、その各トランジスタのコレクタ・エミツタ間
電圧を下げ、更にベース接地トランジスタQ5の
ベースから最終段トランジスタQ6のベースにブ
ートストラツプをかけることによつて、最終段ト
ランジスタのコレクタ・エミツタ間電圧を出力の
如何にかかわらず一定にすることにある。すなわ
ち、負荷がリアクタンス負荷の様な、電流と電圧
の位相が変化するようなものであつても、最終段
トランジスタのコレクタ・リミツタ間電圧が低く
一定であるため、安全動作領域が広くとれるの
で、こわれにくい電力増幅器を実現しているので
ある。
のトランジスタをカスコード接続することによつ
て、その各トランジスタのコレクタ・エミツタ間
電圧を下げ、更にベース接地トランジスタQ5の
ベースから最終段トランジスタQ6のベースにブ
ートストラツプをかけることによつて、最終段ト
ランジスタのコレクタ・エミツタ間電圧を出力の
如何にかかわらず一定にすることにある。すなわ
ち、負荷がリアクタンス負荷の様な、電流と電圧
の位相が変化するようなものであつても、最終段
トランジスタのコレクタ・リミツタ間電圧が低く
一定であるため、安全動作領域が広くとれるの
で、こわれにくい電力増幅器を実現しているので
ある。
従つて、最終段トランジスタまでカスコード接
続することによつて、電源リツプル成分の抑圧を
高めるというようなことは考慮されていない。
続することによつて、電源リツプル成分の抑圧を
高めるというようなことは考慮されていない。
すなわち、ベース接地トランジスタQ5,Q8の
コレクタ・ベース間の定電流手段を通してわずか
ではあるが漏れてきたリツプル電流は定電圧手段
E1,E2を通じて最終段トランジスタQ6,Q7のベ
ースに流入し、そこで電流増幅されて、負荷に流
れるため、本来なら非常に高いはずのリツプル抑
圧能力は、失われている。また、最大出力では、
最終段トランジスタQ6,Q7およびベース接地の
トランジスタQ5,Q8の飽和電圧が、電源と負荷
の間に直列に発生するため、電源利用率が低下
し、熱効率の悪い増幅器となる等の欠点があつ
た。
コレクタ・ベース間の定電流手段を通してわずか
ではあるが漏れてきたリツプル電流は定電圧手段
E1,E2を通じて最終段トランジスタQ6,Q7のベ
ースに流入し、そこで電流増幅されて、負荷に流
れるため、本来なら非常に高いはずのリツプル抑
圧能力は、失われている。また、最大出力では、
最終段トランジスタQ6,Q7およびベース接地の
トランジスタQ5,Q8の飽和電圧が、電源と負荷
の間に直列に発生するため、電源利用率が低下
し、熱効率の悪い増幅器となる等の欠点があつ
た。
更に、第11図に示す従来の電力増幅器につい
て説明する。
て説明する。
この電力増幅器におけるドライバー段のカスコ
ード接続(トランジスタQ9,Q10)の目的とする
ところは、ドライバー段のトランジスタがMOS
−FETであるため、ゲート・ドレイン間容量が
大きく、通常のソースホロワーでは、信号レベル
によつて、この容量が変化して大きな歪を発生す
ること、また、この前段(電圧増幅段)のドライ
ブ能力がこの容量変化のため低下する等について
の対策を講じることにある。
ード接続(トランジスタQ9,Q10)の目的とする
ところは、ドライバー段のトランジスタがMOS
−FETであるため、ゲート・ドレイン間容量が
大きく、通常のソースホロワーでは、信号レベル
によつて、この容量が変化して大きな歪を発生す
ること、また、この前段(電圧増幅段)のドライ
ブ能力がこの容量変化のため低下する等について
の対策を講じることにある。
すなわち、MOS−FET(FET1,FET2)をト
ランジスタQ9,Q10でカスコード接続し、更にト
ランジスタQ9,Q10のベースをMOS−FET
(FET1,FET2)のソースに夫々ブートストラツ
プして、そのMOS−FET(FET1,FET2)のド
レイン・ソース間電圧を低く一定に保持してい
る。これによつて、上述した容量変化がなくな
り、その欠点を解消することができる。また、ハ
イパワーアンプのため、MOS−FET(FET1,
FET2)を使用する場合、耐圧に適当なものがな
いために、低い耐圧で使用できる様にカスコード
接続したとも言える。従つて、ドライバー段をカ
スコード接続することによつて、電源リツプル成
分の抑圧度向上を図ることを考えたものではな
い。なぜなら、ベース接地トランジスタQ9,Q10
のベース・コレクタ間には抵抗が接続されている
ため、電源リツプル成分がトランジスタQ9,Q10
のベースに多く流入する。また、残りの電源リツ
プル成分電流は、MOS−FET(FET1,FET2)
のソース、すなわち、最終段トランジスタQoの
各ベースにも流入し、電流増幅されて負荷に流れ
てしまう。
ランジスタQ9,Q10でカスコード接続し、更にト
ランジスタQ9,Q10のベースをMOS−FET
(FET1,FET2)のソースに夫々ブートストラツ
プして、そのMOS−FET(FET1,FET2)のド
レイン・ソース間電圧を低く一定に保持してい
る。これによつて、上述した容量変化がなくな
り、その欠点を解消することができる。また、ハ
イパワーアンプのため、MOS−FET(FET1,
FET2)を使用する場合、耐圧に適当なものがな
いために、低い耐圧で使用できる様にカスコード
接続したとも言える。従つて、ドライバー段をカ
スコード接続することによつて、電源リツプル成
分の抑圧度向上を図ることを考えたものではな
い。なぜなら、ベース接地トランジスタQ9,Q10
のベース・コレクタ間には抵抗が接続されている
ため、電源リツプル成分がトランジスタQ9,Q10
のベースに多く流入する。また、残りの電源リツ
プル成分電流は、MOS−FET(FET1,FET2)
のソース、すなわち、最終段トランジスタQoの
各ベースにも流入し、電流増幅されて負荷に流れ
てしまう。
この電力増幅器では、ドライバー段と最終段と
は別電源構成であり、ドライバー段の電源に安定
化電源を用いれば、リツプル抑圧能力は著しく向
上する。しかし、その場合、カスコード接続は、
リツプル抑圧能力の向上には関与していない。
は別電源構成であり、ドライバー段の電源に安定
化電源を用いれば、リツプル抑圧能力は著しく向
上する。しかし、その場合、カスコード接続は、
リツプル抑圧能力の向上には関与していない。
(考案が解決しようとする問題点)
以上述べた様に、従来の電力増幅器において
は、いずれも電源リツプル成分の抑圧という点で
は、よい結果が得られないという問題点がある。
は、いずれも電源リツプル成分の抑圧という点で
は、よい結果が得られないという問題点がある。
本考案は、上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ダーリントン接
続段の電源リツプル抑圧能力を容易に高めること
ができる電力増幅器を提供することにある。
あり、その目的とするところは、ダーリントン接
続段の電源リツプル抑圧能力を容易に高めること
ができる電力増幅器を提供することにある。
「考案の構成」
(問題点を解決するための手段)
本考案に係る電力増幅器は、ダーリントン接続
された第1及び第2のNPNトランジスタとダー
リントン接続された第1及び第2のPNPトラン
ジスタとにより構成されたコンプリメンタリ
SEPP回路の電力増幅器において、前記第2の
NPNトランジスタと前記第2のPNPトランジス
タのエミツタをそれぞれ抵抗を介して出力点に接
続し、第3のNPNトランジスタと第3のPNPト
ランジスタとを設け、前記第3のNPNトランジ
スタ及び第3のPNPトランジスタのエミツタを
それぞれ前記第1のNPNトランジスタと前記第
1のPNPトランジスタのコレクタにそれぞれ接
続すると共に、前記第3のNPNトランジスタ及
び前記第3のPNPトランジスタの各々のコレク
タとベース間にはそれぞれ定電流手段を設け、前
記第3のNPNトランジスタと前記第3のPNPト
ランジスタのベースをそれぞれ前記第2のNPN
トランジスタと前記第2のPNPトランジスタの
エミツタに定電圧手段を介して接続し、前記第3
のNPNトランジスタ及び第3のPNPトランジス
タのコレクタにはそれぞれ同極性のダーリントン
接続により構成されたSEPP回路の最終段トラン
ジスタのコレクタ並びにそれぞれの極性の電源を
接続して構成している。
された第1及び第2のNPNトランジスタとダー
リントン接続された第1及び第2のPNPトラン
ジスタとにより構成されたコンプリメンタリ
SEPP回路の電力増幅器において、前記第2の
NPNトランジスタと前記第2のPNPトランジス
タのエミツタをそれぞれ抵抗を介して出力点に接
続し、第3のNPNトランジスタと第3のPNPト
ランジスタとを設け、前記第3のNPNトランジ
スタ及び第3のPNPトランジスタのエミツタを
それぞれ前記第1のNPNトランジスタと前記第
1のPNPトランジスタのコレクタにそれぞれ接
続すると共に、前記第3のNPNトランジスタ及
び前記第3のPNPトランジスタの各々のコレク
タとベース間にはそれぞれ定電流手段を設け、前
記第3のNPNトランジスタと前記第3のPNPト
ランジスタのベースをそれぞれ前記第2のNPN
トランジスタと前記第2のPNPトランジスタの
エミツタに定電圧手段を介して接続し、前記第3
のNPNトランジスタ及び第3のPNPトランジス
タのコレクタにはそれぞれ同極性のダーリントン
接続により構成されたSEPP回路の最終段トラン
ジスタのコレクタ並びにそれぞれの極性の電源を
接続して構成している。
(作用)
ダーリントン接続段の電源リツプル抑圧能力を
高めることができる。
高めることができる。
(実施例)
本考案に係る電力増幅器の実施例を第1図乃至
第6図に基づいて説明する。
第6図に基づいて説明する。
まず、第1図の本考案に係る電力増幅器に第一
の実施例につき説明する。
の実施例につき説明する。
トランジスタQ11のエミツタは、トランジスタ
Q12のベースに接続されるとともに抵抗RE1を通
して出力端子Oに接続されている。トランジスタ
Q12のエミツタは、抵抗RE2を通して出力端子O
に接続され、トランジスタQ11およびQ12はダー
リントン接続されている。
Q12のベースに接続されるとともに抵抗RE1を通
して出力端子Oに接続されている。トランジスタ
Q12のエミツタは、抵抗RE2を通して出力端子O
に接続され、トランジスタQ11およびQ12はダー
リントン接続されている。
トランジスタQ11のコレクタは、トランジスタ
Q15のエミツタに接続され、トランジスタQ15の
コレクタおよびトランジスタQ12のコレクタは
夫々電源端子Bに接続されている。トランジスタ
Q15のベース・コレクタ間には定電流手段CC1が
接続されている。更に、トランジスタQ15のベー
スとトランジスタQ12のエミツタ間には、定電圧
手段CV1が接続され、トランジスタQ15とQ11はカ
スコード接続回路を構成している。
Q15のエミツタに接続され、トランジスタQ15の
コレクタおよびトランジスタQ12のコレクタは
夫々電源端子Bに接続されている。トランジスタ
Q15のベース・コレクタ間には定電流手段CC1が
接続されている。更に、トランジスタQ15のベー
スとトランジスタQ12のエミツタ間には、定電圧
手段CV1が接続され、トランジスタQ15とQ11はカ
スコード接続回路を構成している。
上記の構成はプラス側極性について述べたが、
トランジスタQ13,Q14およびトランジスタQ16で
構成したマイナス側も同様な構成をしている。ま
た、トランジスタQ15とQ16の両エミツタ間には、
コンデンサC1が接続されている。
トランジスタQ13,Q14およびトランジスタQ16で
構成したマイナス側も同様な構成をしている。ま
た、トランジスタQ15とQ16の両エミツタ間には、
コンデンサC1が接続されている。
このように構成した、本考案に係る第一の実施
例の電力増幅器の動作について、プラス側極性に
ついてのみ示した第2図に基づき説明する。
例の電力増幅器の動作について、プラス側極性に
ついてのみ示した第2図に基づき説明する。
トランジスタQ15のベースは定電流手段CC1に
より、電源からのインピーダンスは非常に高くな
つている。一方、定電圧手段CV1の内部インピー
ダンスは、定電流手段CC1のそれに比較して非常
に低いため、トランジスタQ15のベース直流電位
は、トランジスタQ12のエミツタ電位より定電圧
手段CV1の電圧Vaだけ高く、交流的には短絡し
ている。一方、トランジスタQ12のエミツタの交
流インピーダンスは、トランジスタQ12がダーリ
ントン接続エミツタホロワであるため、非常に低
くなつている。
より、電源からのインピーダンスは非常に高くな
つている。一方、定電圧手段CV1の内部インピー
ダンスは、定電流手段CC1のそれに比較して非常
に低いため、トランジスタQ15のベース直流電位
は、トランジスタQ12のエミツタ電位より定電圧
手段CV1の電圧Vaだけ高く、交流的には短絡し
ている。一方、トランジスタQ12のエミツタの交
流インピーダンスは、トランジスタQ12がダーリ
ントン接続エミツタホロワであるため、非常に低
くなつている。
そのため、トランジスタQ15のベースの交流イ
ンピーダンスは非常に低くなつている。従つて、
電源端子Bにリツプル成分が存在しても、トラン
ジスタQ15のベースにはほとんど発生しない。ト
ランジスタQ15のエミツタ、すなわち、トランジ
スタQ11のコレクタ直流電位は、トランジスタ
Q15のベース直流電位より、そのトランジスタ
Q15のベース・エミツタ間電位VBE(概ね0.6V)だ
け低いが、トランジスタQ15のベース・エミツタ
は順方向にバイアスされるのでトランジスタQ15
のベースと同じく、トランジスタQ11のコレクタ
も交流インピーダンスが非常に低くなる。
ンピーダンスは非常に低くなつている。従つて、
電源端子Bにリツプル成分が存在しても、トラン
ジスタQ15のベースにはほとんど発生しない。ト
ランジスタQ15のエミツタ、すなわち、トランジ
スタQ11のコレクタ直流電位は、トランジスタ
Q15のベース直流電位より、そのトランジスタ
Q15のベース・エミツタ間電位VBE(概ね0.6V)だ
け低いが、トランジスタQ15のベース・エミツタ
は順方向にバイアスされるのでトランジスタQ15
のベースと同じく、トランジスタQ11のコレクタ
も交流インピーダンスが非常に低くなる。
ところで、トランジスタQ15のベースは、交流
インピーダンスが低いため、このトランジスタ
Q15は、ベース接地増幅器を構成している。
インピーダンスが低いため、このトランジスタ
Q15は、ベース接地増幅器を構成している。
ベース接地増幅器の内部抵抗は、エミツタホロ
ワ(コレクタ接地)回路に比べ、トランジスタ
Q15の電流増幅率をβ5とすれば、[1+β5]倍高い
ことになる。従つて、トランジスタQ15をトラン
ジスタQ11と同じトランジスタを使用した場合に
は、トランジスタQ15の内部抵抗は、通常、トラ
ンジスタQ11の100倍以上の値になる。そのため、
トランジスタQ15の内部抵抗を通じて、トランジ
スタQ11のコレクタに漏えいするリツプル成分の
量は、非常に少なくなる。
ワ(コレクタ接地)回路に比べ、トランジスタ
Q15の電流増幅率をβ5とすれば、[1+β5]倍高い
ことになる。従つて、トランジスタQ15をトラン
ジスタQ11と同じトランジスタを使用した場合に
は、トランジスタQ15の内部抵抗は、通常、トラ
ンジスタQ11の100倍以上の値になる。そのため、
トランジスタQ15の内部抵抗を通じて、トランジ
スタQ11のコレクタに漏えいするリツプル成分の
量は、非常に少なくなる。
以上の様に、第1図に示した本考案に係る電力
増幅器によれば、トランジスタQ11のコレクタに
加わる電源リツプル成分の経路は、定電流手段
CC1およびトランジスタQ15のコレクタ抵抗の2
つが存在するが、そのどちらも非常にインピーダ
ンスが高く、かつトランジスタQ11のコレクタ交
流インピーダンスが非常に低いため、トランジス
タQ11のコレクタにはリツプルがほとんど現われ
なくなる。
増幅器によれば、トランジスタQ11のコレクタに
加わる電源リツプル成分の経路は、定電流手段
CC1およびトランジスタQ15のコレクタ抵抗の2
つが存在するが、そのどちらも非常にインピーダ
ンスが高く、かつトランジスタQ11のコレクタ交
流インピーダンスが非常に低いため、トランジス
タQ11のコレクタにはリツプルがほとんど現われ
なくなる。
従つて、トランジスタQ11のエミツタにもリツ
プルはほとんど発生せず、トランジスタQ12によ
つて電流増幅されることもない。
プルはほとんど発生せず、トランジスタQ12によ
つて電流増幅されることもない。
よつて、トランジスタQ11,Q12によるダーリ
ントン接続段の電源端子Bより見た等価的な内部
抵抗は、トランジスタQ12の内部抵抗のみとな
る。
ントン接続段の電源端子Bより見た等価的な内部
抵抗は、トランジスタQ12の内部抵抗のみとな
る。
ところで、この電力増幅器が大出力を出した場
合には、トランジスタQ12のコレクタ電流が増加
し、内部抵抗は著しく低下するため、多くの電源
リツプル成分がトランジスタQ12の内部抵抗を通
じて負荷RLに流れることになる。しかし、信号
の出力電流に比べると小さいため、人間の耳のマ
スキング効果により、再生音質の劣化は聴感上少
なく、むしろ小信号時にリツプル成分が混入する
場合の方が聴感上重要であり、本考案に係る第1
図に示す電力増幅器は、トランジスタQ12の内部
抵抗の低下が少ない小出力領域で、リツプル成分
の抑圧が高いため理にかなつている。また、トラ
ンジスタQ15は、トランジスタQ11と同程度の電
流容量のトランジスタでも良く、発熱は第7図に
示す従来の電力増幅器のトランジスタQ1と同じ
であり、更に、トランジスタQ11はコレクタ・エ
ミツタ間電圧が一定となるため、その電圧は、動
作に必要な数ボルト程度でよく、トランジスタ
Q11の発熱を非常に低減できる。そのため、放熱
に関しては、前述した従来の電力増幅器と同程度
の対策で十分であり、トランジスタQ11はコスト
の安い低耐圧トランジスタが使用できる。また、
トランジスタQ11の発熱が少ないため、バイアス
安定度が向上する等の利点が多い。更に、第1図
の本考案に係る電力増幅器の実施例について説明
する。
合には、トランジスタQ12のコレクタ電流が増加
し、内部抵抗は著しく低下するため、多くの電源
リツプル成分がトランジスタQ12の内部抵抗を通
じて負荷RLに流れることになる。しかし、信号
の出力電流に比べると小さいため、人間の耳のマ
スキング効果により、再生音質の劣化は聴感上少
なく、むしろ小信号時にリツプル成分が混入する
場合の方が聴感上重要であり、本考案に係る第1
図に示す電力増幅器は、トランジスタQ12の内部
抵抗の低下が少ない小出力領域で、リツプル成分
の抑圧が高いため理にかなつている。また、トラ
ンジスタQ15は、トランジスタQ11と同程度の電
流容量のトランジスタでも良く、発熱は第7図に
示す従来の電力増幅器のトランジスタQ1と同じ
であり、更に、トランジスタQ11はコレクタ・エ
ミツタ間電圧が一定となるため、その電圧は、動
作に必要な数ボルト程度でよく、トランジスタ
Q11の発熱を非常に低減できる。そのため、放熱
に関しては、前述した従来の電力増幅器と同程度
の対策で十分であり、トランジスタQ11はコスト
の安い低耐圧トランジスタが使用できる。また、
トランジスタQ11の発熱が少ないため、バイアス
安定度が向上する等の利点が多い。更に、第1図
の本考案に係る電力増幅器の実施例について説明
する。
トランジスタQ16および定電流手段CC2定電圧
手段CV2等については、先の説明と同様なので省
略し、ここでは特にトランジスタQ15とQ16の両
エミツタ間に接続したコンデンサC1について説
明する。
手段CV2等については、先の説明と同様なので省
略し、ここでは特にトランジスタQ15とQ16の両
エミツタ間に接続したコンデンサC1について説
明する。
通常のBクラスアンプでは、トランジスタQ12
およびQ14は交互にカツトオフする。一方、トラ
ンジスタQ11およびQ12もある出力以上になると
交互にカツトオフする動作となる。この場合、ト
ランジスタQ15およびQ16も交互にカツトオフす
るが、数KHz以上の高い周波数では、トランジス
タのキヤリア蓄積効果が目立つて来るようにな
る。更に、オーデイオアンプでは、通常負帰還が
施されているが、その量が減少するため、トラン
ジスタQ15,Q16のない通常のダーリントン接続
による出力段を有する電力増幅器よりも歪率が悪
化する。この対策として、トランジスタQ11およ
びQ13の両エミツタ間に抵抗を挿入してトランジ
スタQ15,Q16がカツトオフするのを防止するこ
とが提案されている。この提案は、効果が高く、
容易に実施できるものである。しかし、トランジ
スタQ15,Q16のアイドル電流が増加するため、
トランジスタQ15,Q16の熱損失が増加し、場合
によつてはトランジスタQ15,Q16に放熱器を必
要とすることもある。そこで、トランジスタ
Q15,Q16のアイドル電流を増加させることなく、
歪率悪化を除去する電力増幅器とするために、第
1図に示すように、トランジスタQ11,Q13の両
コレクタ間、すなわち、トランジスタQ15,Q16
の両エミツタ間にコンデンサC1を挿入する。
およびQ14は交互にカツトオフする。一方、トラ
ンジスタQ11およびQ12もある出力以上になると
交互にカツトオフする動作となる。この場合、ト
ランジスタQ15およびQ16も交互にカツトオフす
るが、数KHz以上の高い周波数では、トランジス
タのキヤリア蓄積効果が目立つて来るようにな
る。更に、オーデイオアンプでは、通常負帰還が
施されているが、その量が減少するため、トラン
ジスタQ15,Q16のない通常のダーリントン接続
による出力段を有する電力増幅器よりも歪率が悪
化する。この対策として、トランジスタQ11およ
びQ13の両エミツタ間に抵抗を挿入してトランジ
スタQ15,Q16がカツトオフするのを防止するこ
とが提案されている。この提案は、効果が高く、
容易に実施できるものである。しかし、トランジ
スタQ15,Q16のアイドル電流が増加するため、
トランジスタQ15,Q16の熱損失が増加し、場合
によつてはトランジスタQ15,Q16に放熱器を必
要とすることもある。そこで、トランジスタ
Q15,Q16のアイドル電流を増加させることなく、
歪率悪化を除去する電力増幅器とするために、第
1図に示すように、トランジスタQ11,Q13の両
コレクタ間、すなわち、トランジスタQ15,Q16
の両エミツタ間にコンデンサC1を挿入する。
前述の歪率悪化は比較的高い周波数である数K
Hz以上の周波数で顕著になることから、トランジ
スタQ15,Q16の両エミツタ間にコンデンサC1を
挿入することによつて、数KHz以上でトランジス
タQ15あるいはQ16の一方がカツトオフしようと
してもコンデンサC1のインピーダンスが下つて、
そのコンデンサC1を通じて電流が流れるためカ
ツトオフしなくなり、歪率悪化が防止できる。更
に、無信号時にはコンデンサC1のインピーダン
スは無限大のためトランジスタQ15,Q16のアイ
ドル電流はコンデンサC1の挿入によつてもまつ
たく増加することもなく、無駄な発熱を押えるこ
とができる等大きな効果がある。
Hz以上の周波数で顕著になることから、トランジ
スタQ15,Q16の両エミツタ間にコンデンサC1を
挿入することによつて、数KHz以上でトランジス
タQ15あるいはQ16の一方がカツトオフしようと
してもコンデンサC1のインピーダンスが下つて、
そのコンデンサC1を通じて電流が流れるためカ
ツトオフしなくなり、歪率悪化が防止できる。更
に、無信号時にはコンデンサC1のインピーダン
スは無限大のためトランジスタQ15,Q16のアイ
ドル電流はコンデンサC1の挿入によつてもまつ
たく増加することもなく、無駄な発熱を押えるこ
とができる等大きな効果がある。
次に、第3図に示す本考案に係る電力増幅器の
第二の実施例について説明する。
第二の実施例について説明する。
この第二の実施例の電力増幅器は、定電流手段
として定電流ダイオードD21,D22を使用し、ま
た、定電圧手段として、ツエナーダイオード
D23,D24を使用している。定電圧手段としては、
ツエナーダイオードD23,D24の代りに抵抗を用
いてもよく、あるいはツエナーダイオードと抵抗
の両方を用いてもよい。
として定電流ダイオードD21,D22を使用し、ま
た、定電圧手段として、ツエナーダイオード
D23,D24を使用している。定電圧手段としては、
ツエナーダイオードD23,D24の代りに抵抗を用
いてもよく、あるいはツエナーダイオードと抵抗
の両方を用いてもよい。
第4図はこの考案に係る電力増幅器の第三の実
施例を示すもので、定電流手段にトランジスタ
Q37,Q38を用いている。
施例を示すもので、定電流手段にトランジスタ
Q37,Q38を用いている。
トランジスタQ37およびQ38のエミツタには抵
抗R31,R32が接続され、トランジスタQ37,Q38
のベースにはダイオードD31,D32が接続され、
更に抵抗R33,R34が電源に接続されている。従
つて、トランジスタQ37、ダイオードD31、抵抗
R31,R33およびトランジスタQ38、ダイオード
D32、抵抗R32,R34は、それぞれカレントミラー
回路を構成しているため、トランジスタQ37,
Q38のコレクタ電流は抵抗R31とR33および抵抗
R32とR34の比に応じた量が流れる。一方、定電
流ダイオードD35によりトランジスタQ37,Q38の
ベース電流は、常に一定の電流が流れるため、そ
のコレクタ電流も定電流化されて、第3図におい
て述べた第二の実施例の電力増幅器のダイオード
D21,D22と同様の効果が得られる。
抗R31,R32が接続され、トランジスタQ37,Q38
のベースにはダイオードD31,D32が接続され、
更に抵抗R33,R34が電源に接続されている。従
つて、トランジスタQ37、ダイオードD31、抵抗
R31,R33およびトランジスタQ38、ダイオード
D32、抵抗R32,R34は、それぞれカレントミラー
回路を構成しているため、トランジスタQ37,
Q38のコレクタ電流は抵抗R31とR33および抵抗
R32とR34の比に応じた量が流れる。一方、定電
流ダイオードD35によりトランジスタQ37,Q38の
ベース電流は、常に一定の電流が流れるため、そ
のコレクタ電流も定電流化されて、第3図におい
て述べた第二の実施例の電力増幅器のダイオード
D21,D22と同様の効果が得られる。
第5図は、本考案に係る電力増幅器の第四の実
施例を示すもので、3段ダーリントン接続の場合
の実施例である。
施例を示すもので、3段ダーリントン接続の場合
の実施例である。
この電力増幅器は、ダーリントン接続の前2段
のトランジスタ、すなわち、トランジスタQ41,
Q42およびトランジスタQ44,Q45のコレクタをそ
れぞれトランジスタQ47,Q48のエミツタに接続
している。
のトランジスタ、すなわち、トランジスタQ41,
Q42およびトランジスタQ44,Q45のコレクタをそ
れぞれトランジスタQ47,Q48のエミツタに接続
している。
トランジスタQ41,Q44のみトランジスタQ47,
Q48のエミツタに接続しても効果はあるが、トラ
ンジスタQ42,Q45も同様に接続することによつ
て、更に、高い効果を得ているものである。
Q48のエミツタに接続しても効果はあるが、トラ
ンジスタQ42,Q45も同様に接続することによつ
て、更に、高い効果を得ているものである。
第6図は、本考案に係る電力増幅器の第五の実
施例を示すもので、高低2組の電源と、それぞれ
に対応した2組の電力増幅回路を持ち、信号レベ
ルによつてそれらを自動的に切り換えて動作する
ようにした信号切換手段1を有する電力増幅器に
おいて実施したものである。この第6図のように
高圧側に実施したことにより、低電圧側最終段ト
ランジスタQ54,Q58が動作している場合には、
高電圧側電源VBHのリツプル成分は、少ないた
め、より一層リツプル抑圧改善効果が得られるこ
とになる。
施例を示すもので、高低2組の電源と、それぞれ
に対応した2組の電力増幅回路を持ち、信号レベ
ルによつてそれらを自動的に切り換えて動作する
ようにした信号切換手段1を有する電力増幅器に
おいて実施したものである。この第6図のように
高圧側に実施したことにより、低電圧側最終段ト
ランジスタQ54,Q58が動作している場合には、
高電圧側電源VBHのリツプル成分は、少ないた
め、より一層リツプル抑圧改善効果が得られるこ
とになる。
「考案の効果」
本考案に係る電力増幅器によれば、本考案に係
る電力増幅器は、ダーリントン接続された第1及
び第2のNPNトランジスタとダーリントン接続
された第1及び第2のPNPトランジスタにより
構成されたコンプリメンタリSEPP回路の電力増
幅器において、前記第2のNPNトランジスタと
前記第2のPNPトランジスタのエミツタをそれ
ぞれ抵抗を介して出力点に接続し、第3のNPN
トランジスタと第3のPNPトランジスタとを設
け、前記第3のNPNトランジスタ及び第3の
PNPトランジスタのエミツタをそれぞれ前記第
1のNPNトランジスタと前記第1のPNPトラン
ジスタのコレクタにそれぞれ接続すると共に、前
記第3のNPNトランジスタ及び前記第3のPNP
トランジスタの各々のコレクタとベース間にはそ
れぞれ定電流手段を設け、前記第3のNPNトラ
ンジスタと前記第3のPNPトランジスタのベー
スをそれぞれ前記第2のNPNトランジスタと前
記第2のPNPトランジスタのエミツタに定電圧
手段を介して接続し、前記第3のNPNトランジ
スタ及び第3のPNPトランジスタのコレクタに
はそれぞれ同極性のダーリントン接続により構成
されたSEPP回路の最終段トランジスタのコレク
タ並びにそれぞれの極性の電源を接続し構成した
ことにより、電源のリツプル成分が最終段トラン
ジスタのベースに流入することを著しく低減でき
るので、小出力時には負荷に電源リツプル成分が
流れ込むのを大幅に低減する効果がある。更に、
最終段トランジスタを除く前段トランジスタは、
コレクタ・エミツタ間電圧を動作に必要な程度の
低い電圧で、しかも定電圧化できるため、発熱が
押えられ、バイアス安定度が向上する。また、大
きな熱損失の発生もないため容易に実施できる等
の優れた特長がある。
る電力増幅器は、ダーリントン接続された第1及
び第2のNPNトランジスタとダーリントン接続
された第1及び第2のPNPトランジスタにより
構成されたコンプリメンタリSEPP回路の電力増
幅器において、前記第2のNPNトランジスタと
前記第2のPNPトランジスタのエミツタをそれ
ぞれ抵抗を介して出力点に接続し、第3のNPN
トランジスタと第3のPNPトランジスタとを設
け、前記第3のNPNトランジスタ及び第3の
PNPトランジスタのエミツタをそれぞれ前記第
1のNPNトランジスタと前記第1のPNPトラン
ジスタのコレクタにそれぞれ接続すると共に、前
記第3のNPNトランジスタ及び前記第3のPNP
トランジスタの各々のコレクタとベース間にはそ
れぞれ定電流手段を設け、前記第3のNPNトラ
ンジスタと前記第3のPNPトランジスタのベー
スをそれぞれ前記第2のNPNトランジスタと前
記第2のPNPトランジスタのエミツタに定電圧
手段を介して接続し、前記第3のNPNトランジ
スタ及び第3のPNPトランジスタのコレクタに
はそれぞれ同極性のダーリントン接続により構成
されたSEPP回路の最終段トランジスタのコレク
タ並びにそれぞれの極性の電源を接続し構成した
ことにより、電源のリツプル成分が最終段トラン
ジスタのベースに流入することを著しく低減でき
るので、小出力時には負荷に電源リツプル成分が
流れ込むのを大幅に低減する効果がある。更に、
最終段トランジスタを除く前段トランジスタは、
コレクタ・エミツタ間電圧を動作に必要な程度の
低い電圧で、しかも定電圧化できるため、発熱が
押えられ、バイアス安定度が向上する。また、大
きな熱損失の発生もないため容易に実施できる等
の優れた特長がある。
また、プラス側およびマイナス側ベース接地ト
ランジスタの両エミツタ間にコンデンサを挿入し
たことにより、ベース接地トランジスタが数KHz
以上でカツトオフするのを防止できるため、ベー
ス接地トランジスタを接続することによる歪率悪
化を防止でき、また、このためにベース接地トラ
ンジスタの熱損失を増加させることがない等の優
れた特長がある。
ランジスタの両エミツタ間にコンデンサを挿入し
たことにより、ベース接地トランジスタが数KHz
以上でカツトオフするのを防止できるため、ベー
ス接地トランジスタを接続することによる歪率悪
化を防止でき、また、このためにベース接地トラ
ンジスタの熱損失を増加させることがない等の優
れた特長がある。
第1図乃至第6図は本考案に係る電力増幅器の
実施例を示すものであつて、第1図は第一の実施
例を示す回路図、第2図は第1図に示す電力増幅
器のプラス極性側の動作説明図、第3図乃至第6
図は、夫々第二、第三、第四、第五の実施例を示
す回路図である。第7図乃至第11図は従来の電
力増幅器を示すものであつて、第7図は第一の従
来例を示す回路図、第8図は第7図の従来例のプ
ラス極性側の動作説明図、第9図は第7図の従来
例の電源側から見た等価回路図、第10図および
第11図は第2、第3の従来の電力増幅器を示す
回路図である。 Q11,Q12,Q13,Q14,Q15.Q16……トランジ
スタ、RE1,RE2……抵抗、CC1,CC2……定電流
手段、CV1,CV2……定電圧手段、C1……コンデ
ンサ、RL……負荷。
実施例を示すものであつて、第1図は第一の実施
例を示す回路図、第2図は第1図に示す電力増幅
器のプラス極性側の動作説明図、第3図乃至第6
図は、夫々第二、第三、第四、第五の実施例を示
す回路図である。第7図乃至第11図は従来の電
力増幅器を示すものであつて、第7図は第一の従
来例を示す回路図、第8図は第7図の従来例のプ
ラス極性側の動作説明図、第9図は第7図の従来
例の電源側から見た等価回路図、第10図および
第11図は第2、第3の従来の電力増幅器を示す
回路図である。 Q11,Q12,Q13,Q14,Q15.Q16……トランジ
スタ、RE1,RE2……抵抗、CC1,CC2……定電流
手段、CV1,CV2……定電圧手段、C1……コンデ
ンサ、RL……負荷。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ダーリントン接続された第1及び第2の
NPNトランジスタとダーリントン接続された
第1及び第2のPNPトランジスタとにより構
成されたコンプリメンタリSEPP回路の電力増
幅器において、 前記第2のNPNトランジスタと前記第2の
PNPトランジスタのエミツタをそれぞれ抵抗
を介して出力点に接続し、 第3のNPNトランジスタと第3のPNPトラ
ンジスタとを設け、 前記第3のNPNトランジスタ及び第3の
PNPトランジスタのエミツタをそれぞれ前記
第1のNPNトランジスタと前記第1のPNPト
ランジスタのコレクタにそれぞれ接続すると共
に、 前記第3のNPNトランジスタ及び前記第3
のPNPトランジスタの各々のコレクタとベー
ス間にはそれぞれ定電流手段を設け、 前記第3のNPNトランジスタと前記第3の
PNPトランジスタのベースをそれぞれ前記第
2のNPNトランジスタと前記第2のPNPトラ
ンジスタのエミツタに定電圧手段を介して接続
し、 前記第3のNPNトランジスタ及び第3の
PNPトランジスタのコレクタにはそれぞれ同
極性のダーリントン接続により構成された
SEPP回路の最終段トランジスタのコレクタ並
びにそれぞれの極性の電源を接続したことを特
徴とする電力増幅器。 (2) ダーリントン接続により構成されたSEPP回
路に接続された前記第3のNPNトランジスタ
及び前記第3のPNPトランジスタの両エミツ
タ間がコンデンサを介して接続されていること
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の電力増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15253185U JPH04579Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15253185U JPH04579Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6261526U JPS6261526U (ja) | 1987-04-16 |
| JPH04579Y2 true JPH04579Y2 (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=31070592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15253185U Expired JPH04579Y2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04579Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2598121Y2 (ja) * | 1991-09-28 | 1999-08-03 | 日本ビクター株式会社 | 電力増幅回路 |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP15253185U patent/JPH04579Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6261526U (ja) | 1987-04-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5382919A (en) | Wideband constant impedance amplifiers | |
| JPH03123208A (ja) | 差動電流増幅回路 | |
| JPH04579Y2 (ja) | ||
| US6734720B2 (en) | Operational amplifier in which the idle current of its output push-pull transistors is substantially zero | |
| JPH0580164B2 (ja) | ||
| JPH0787314B2 (ja) | 増幅器 | |
| JPS645370Y2 (ja) | ||
| JPS58147211A (ja) | 集積可能な差動増幅器 | |
| JPS6051309A (ja) | 利得制御回路 | |
| JP3427482B2 (ja) | 演算増幅器 | |
| JP2661358B2 (ja) | レベルシフト回路 | |
| JPH10341119A (ja) | 差動増幅回路 | |
| JP3338334B2 (ja) | 増幅回路 | |
| JP3135590B2 (ja) | トランジスタ回路 | |
| JPH0540577Y2 (ja) | ||
| JPH03744Y2 (ja) | ||
| JP2536047Y2 (ja) | 増幅器 | |
| JPS5921109A (ja) | 定電流出力特性を有するパワ−アンプ | |
| JP2538239Y2 (ja) | 低周波増幅回路 | |
| JPS6119549Y2 (ja) | ||
| JPS62117403A (ja) | カレントミラ−回路 | |
| JPH1032437A (ja) | 電力増幅器 | |
| JPS6259926B2 (ja) | ||
| JP2797504B2 (ja) | 電力増幅回路 | |
| JPS6123851Y2 (ja) |