JPH0458272B2 - - Google Patents
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- JPH0458272B2 JPH0458272B2 JP62130315A JP13031587A JPH0458272B2 JP H0458272 B2 JPH0458272 B2 JP H0458272B2 JP 62130315 A JP62130315 A JP 62130315A JP 13031587 A JP13031587 A JP 13031587A JP H0458272 B2 JPH0458272 B2 JP H0458272B2
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- JP
- Japan
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- vibrator
- vibrating arm
- contact member
- piezoelectric
- vibrating
- Prior art date
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、圧電素子を用いた回転型の圧電駆
動装置に関するものである。
動装置に関するものである。
従来、圧電素子を用いた超音波モータとして、
特公昭59−037672号公報に示されたものがある。
これは、圧電素子を振動体に貼りつけて縦振動を
発生させ、振動体の先端部に傾きを持つた駆動片
を形成し、その先端部が前記縦振動によつて楕円
運動を行い、円板と接触することにより、摩擦力
により円板を回転させるものである。
特公昭59−037672号公報に示されたものがある。
これは、圧電素子を振動体に貼りつけて縦振動を
発生させ、振動体の先端部に傾きを持つた駆動片
を形成し、その先端部が前記縦振動によつて楕円
運動を行い、円板と接触することにより、摩擦力
により円板を回転させるものである。
しかし、この従来構造であると、回転方向が駆
動片の傾き方向によつて決まつてしまい、また駆
動片の先端部は細く、摩擦の為に摩耗も大きく、
寿命的にも問題がある。
動片の傾き方向によつて決まつてしまい、また駆
動片の先端部は細く、摩擦の為に摩耗も大きく、
寿命的にも問題がある。
また、他の従来例として、特開昭58−148682号
公報に示されたものがある。この例は、圧電素子
の全体振動を振動体に伝え、一方の波形をもう一
方の波形と90゜位相をずらせて振動させることに
より、振動体表面に進行波を発生させ、その上に
ロータを接触させることにより、摩擦でロータを
回転させるものである。
公報に示されたものがある。この例は、圧電素子
の全体振動を振動体に伝え、一方の波形をもう一
方の波形と90゜位相をずらせて振動させることに
より、振動体表面に進行波を発生させ、その上に
ロータを接触させることにより、摩擦でロータを
回転させるものである。
この例によると、逆転も可能であるが、常に振
動体全体にエネルギを与える必要があり、しかも
圧電素子の振動体に貼着された面と反対の面の振
動は吸収してやる必要がある。このため、エネル
ギロスが大きく、効率向上に難がある。
動体全体にエネルギを与える必要があり、しかも
圧電素子の振動体に貼着された面と反対の面の振
動は吸収してやる必要がある。このため、エネル
ギロスが大きく、効率向上に難がある。
このような問題点を解消したものとして、第7
図に示すものを提案した(特願昭61−227502号)。
これは、断面形状方形の一対の平行な振動アーム
32を有するコ字状の振動子31と、振動アーム
32の先端に接して回転軸33と共に回転自在に
設けた円板状の接触部材34とからなるものであ
る。振動子31は基端で基台35に固定し、回転
軸33は軸受36で基台35に支持してある。各
振動アーム32は、隣合う2面に圧電素子部37
を設けてあり、この隣合う圧電素子部37に90゜
位相の異なる高周波電圧を印加する。これによ
り、振動アーム32の先端が円または楕円運動を
行う。そのため、接触部材34が回転させられ
る。
図に示すものを提案した(特願昭61−227502号)。
これは、断面形状方形の一対の平行な振動アーム
32を有するコ字状の振動子31と、振動アーム
32の先端に接して回転軸33と共に回転自在に
設けた円板状の接触部材34とからなるものであ
る。振動子31は基端で基台35に固定し、回転
軸33は軸受36で基台35に支持してある。各
振動アーム32は、隣合う2面に圧電素子部37
を設けてあり、この隣合う圧電素子部37に90゜
位相の異なる高周波電圧を印加する。これによ
り、振動アーム32の先端が円または楕円運動を
行う。そのため、接触部材34が回転させられ
る。
この構成であると、振動子31がコ字状に形成
してあるので、その振動アーム32が互いに共振
し、大きな振幅が得られる。そのため、電気的エ
ネルギを効率良く機械的駆動力に変換できる。
してあるので、その振動アーム32が互いに共振
し、大きな振幅が得られる。そのため、電気的エ
ネルギを効率良く機械的駆動力に変換できる。
しかし、一対の振動アーム32は間隔を開けて
平行に設けてあるため、接触部材34の半径線か
らずれた位置となる。そのため、振動アーム32
の先端が接触部材34に接するときの振動方向が
接触部材34の円周方向に対して傾いた方向とな
る。この傾きにより、振動アーム32から接触部
材34に作用する駆動力に接触部材34の半径方
向の無効成分が生じて有効駆動力が低下するう
え、この半径方向への接触点のずれにより不要な
摩擦が生じ、効率が低下する。このため、充分な
効率向上が図れなかつた。
平行に設けてあるため、接触部材34の半径線か
らずれた位置となる。そのため、振動アーム32
の先端が接触部材34に接するときの振動方向が
接触部材34の円周方向に対して傾いた方向とな
る。この傾きにより、振動アーム32から接触部
材34に作用する駆動力に接触部材34の半径方
向の無効成分が生じて有効駆動力が低下するう
え、この半径方向への接触点のずれにより不要な
摩擦が生じ、効率が低下する。このため、充分な
効率向上が図れなかつた。
この発明の目的は、低消費電力で効率良く機械
的駆動力を得ることができ、かつ接触点が多点化
されて摩耗が削減され、また安定駆動が可能な圧
電駆動装置を提供することである。
的駆動力を得ることができ、かつ接触点が多点化
されて摩耗が削減され、また安定駆動が可能な圧
電駆動装置を提供することである。
この発明の圧電駆動装置は、振動子1と、電源
装置4と、接触部材5とを有する圧電駆動装置で
あつて、 前記振動子1は弾性を有する材料により断面形
状が略方形に形成された振動アーム2を放射状に
4+2n(n=0,1,2…)本設けるとともに、
前記各振動アーム2の少なくとも隣合う2面に圧
電素子部3を有してなり、 前記電源装置4は高周波電圧を発生するもので
あり、 前記接触部材5は前記振動子1の放射平面に前
記振動アーム2の振幅点が摩擦係止するように対
面し、 前記電源装置4により前記振動アーム2の隣合
う2面の圧電素子部3に互いに位相差を持たせた
所定の高周波電圧を印加することにより、前記各
振動アーム2が振幅点で同方向の円または楕円運
動を行い、前記振動子1の放射中心と同軸上に、
振動子1および接触部材5の少なくともいずれか
一方を回動させることを特徴とするものである。
装置4と、接触部材5とを有する圧電駆動装置で
あつて、 前記振動子1は弾性を有する材料により断面形
状が略方形に形成された振動アーム2を放射状に
4+2n(n=0,1,2…)本設けるとともに、
前記各振動アーム2の少なくとも隣合う2面に圧
電素子部3を有してなり、 前記電源装置4は高周波電圧を発生するもので
あり、 前記接触部材5は前記振動子1の放射平面に前
記振動アーム2の振幅点が摩擦係止するように対
面し、 前記電源装置4により前記振動アーム2の隣合
う2面の圧電素子部3に互いに位相差を持たせた
所定の高周波電圧を印加することにより、前記各
振動アーム2が振幅点で同方向の円または楕円運
動を行い、前記振動子1の放射中心と同軸上に、
振動子1および接触部材5の少なくともいずれか
一方を回動させることを特徴とするものである。
前記圧電素子部は、前記振動アームに圧電素子
を貼着して形成したものであつても、また前記振
動子を圧電材料にて形成して、この圧電材料に直
接に電極したものであつてもよい。
を貼着して形成したものであつても、また前記振
動子を圧電材料にて形成して、この圧電材料に直
接に電極したものであつてもよい。
この発明の構成によれば、振動子の振動アーム
の隣合う2面に設けた圧電素子部に位相差を持た
せた高周波電圧を印加するので、各振動アームは
最大振幅点が円または楕円運動をする。この振動
アームの1面に接触部材が接触するので、接触部
材または振動子のいずれかが回転し、機械的駆動
力が得られる。
の隣合う2面に設けた圧電素子部に位相差を持た
せた高周波電圧を印加するので、各振動アームは
最大振幅点が円または楕円運動をする。この振動
アームの1面に接触部材が接触するので、接触部
材または振動子のいずれかが回転し、機械的駆動
力が得られる。
この場合に、振動子は4+2n本(n=0,1,
2,3…)の振動アームを放射状に設けているの
で、その相隣合う振動アームどうしが互いに共振
し、大きな振幅が得られる。しかも、振動アーム
の放射中心が回転中心と一致するので、振動アー
ムが接触部材の半径線上に位置し、振動アームの
振動方向と接触部材または振動子の回転周方向と
が一致する。このため、振動アームの振動が有効
に作用し、また振動方向のずれによる無駄な摩擦
が生じない。このように、共振ならびに振動方向
と回転方向との一致が得られることから、電気的
エネルギを効率良く機械的駆動力に変換できる。
2,3…)の振動アームを放射状に設けているの
で、その相隣合う振動アームどうしが互いに共振
し、大きな振幅が得られる。しかも、振動アーム
の放射中心が回転中心と一致するので、振動アー
ムが接触部材の半径線上に位置し、振動アームの
振動方向と接触部材または振動子の回転周方向と
が一致する。このため、振動アームの振動が有効
に作用し、また振動方向のずれによる無駄な摩擦
が生じない。このように、共振ならびに振動方向
と回転方向との一致が得られることから、電気的
エネルギを効率良く機械的駆動力に変換できる。
また、振動子の共振は、各振動アームが連続し
た基端部において非振動状態となるように行われ
るので、基端部を支持することにより、支持によ
つて振動を妨げることがなく、このことからも高
効率が得られる。また、このように振動子に振動
しない箇所があることから、振動子と接触部材の
いずれを固定側としても可動側としても用いるこ
とができる。さらに、振動子は少なくとも4本の
振動アームを有し、この部分で接触部材に接する
ので、接触点が多点化され、かつ安定した駆動が
可能となる。
た基端部において非振動状態となるように行われ
るので、基端部を支持することにより、支持によ
つて振動を妨げることがなく、このことからも高
効率が得られる。また、このように振動子に振動
しない箇所があることから、振動子と接触部材の
いずれを固定側としても可動側としても用いるこ
とができる。さらに、振動子は少なくとも4本の
振動アームを有し、この部分で接触部材に接する
ので、接触点が多点化され、かつ安定した駆動が
可能となる。
実施例
この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて説明する。この圧電駆動装置は、弾性を有
する材料にて断面形状が略方形に形成された振動
アーム2を十字形の放射状に4本設け、各振動ア
ーム2は隣合う2面に圧電素子部3を有してな
り、これら圧電素子部3に所定の高周波電圧を印
加することにより各振動アーム2が屈曲振動によ
り共振する振動子1と、各振動アーム2の隣合う
2面の圧電素子部3に位相差を持たせて高周波電
圧を印加する電源装置4と、振動子1の各振動ア
ーム2の1面に接触し振動子1の振動アーム2の
放射中心を回転中心として振動子1に対して回転
自在に設けた接触部材5とを備え、振動子1の各
振動アーム2の最大振幅点が円または楕円運動す
ることにより接触部材5が回転運動するものであ
る。
づいて説明する。この圧電駆動装置は、弾性を有
する材料にて断面形状が略方形に形成された振動
アーム2を十字形の放射状に4本設け、各振動ア
ーム2は隣合う2面に圧電素子部3を有してな
り、これら圧電素子部3に所定の高周波電圧を印
加することにより各振動アーム2が屈曲振動によ
り共振する振動子1と、各振動アーム2の隣合う
2面の圧電素子部3に位相差を持たせて高周波電
圧を印加する電源装置4と、振動子1の各振動ア
ーム2の1面に接触し振動子1の振動アーム2の
放射中心を回転中心として振動子1に対して回転
自在に設けた接触部材5とを備え、振動子1の各
振動アーム2の最大振幅点が円または楕円運動す
ることにより接触部材5が回転運動するものであ
る。
振動子1は振動アーム2の放射中心部で基台
(図示せず)に固定してある。接触部材5は振動
子1に放射中心の支軸7回りで正逆回転自在に支
持してある。支軸7とは別の手段で接触部材5を
支持しても良い。なお、接触部材5を固定とし、
振動子1を回転自在に支持しても良い。
(図示せず)に固定してある。接触部材5は振動
子1に放射中心の支軸7回りで正逆回転自在に支
持してある。支軸7とは別の手段で接触部材5を
支持しても良い。なお、接触部材5を固定とし、
振動子1を回転自在に支持しても良い。
振動子1はエリンバ等の恒弾性体を用いている
が、精度や大振幅が不要のときは、一般の鋼材を
用いても良く、またその他の金属やセラミツク等
を用いることもできる。振動子1の振動アーム2
の断面形状は方形であるが、各角部に面取りを施
して8角形状の断面形状としても良く、また面取
りの代わりに角部を丸めても良い。要は、振動ア
ーム2は互いに直角に隣合う4面を有する形状で
あれば良い。
が、精度や大振幅が不要のときは、一般の鋼材を
用いても良く、またその他の金属やセラミツク等
を用いることもできる。振動子1の振動アーム2
の断面形状は方形であるが、各角部に面取りを施
して8角形状の断面形状としても良く、また面取
りの代わりに角部を丸めても良い。要は、振動ア
ーム2は互いに直角に隣合う4面を有する形状で
あれば良い。
圧電素子部3は、圧電素子を振動アーム2に貼
着して形成したものである。圧電素子部3は振動
アーム2の3面または4面に設けても良い。
着して形成したものである。圧電素子部3は振動
アーム2の3面または4面に設けても良い。
接触部材5は振動アーム2の先端部であるX点
およびY点(第3図)に接するように配置してあ
る。この実施例では振動アーム2の先端に突部6
を設けてあり、突部6に前記X点およびY点が位
置している。なお、接触部材5に突部を設けて振
動アーム2に接するようにしてもよく、また接触
部材5と振動アーム2とを絶縁部材を介して接触
させても良い。接触部状5は円板状のものを用い
ているが、必ずしも円板状でなくても良い。
およびY点(第3図)に接するように配置してあ
る。この実施例では振動アーム2の先端に突部6
を設けてあり、突部6に前記X点およびY点が位
置している。なお、接触部材5に突部を設けて振
動アーム2に接するようにしてもよく、また接触
部材5と振動アーム2とを絶縁部材を介して接触
させても良い。接触部状5は円板状のものを用い
ているが、必ずしも円板状でなくても良い。
振動アーム2の振動モードは、この例では1次
としてあるが、2次または3次等の高次モードと
することにより、振動アーム2に複数の最大振幅
部を得ることができる。その場合、接触部材5は
振動アーム2の先端ではなく、その最大振幅部に
接触させる。
としてあるが、2次または3次等の高次モードと
することにより、振動アーム2に複数の最大振幅
部を得ることができる。その場合、接触部材5は
振動アーム2の先端ではなく、その最大振幅部に
接触させる。
電源装置4は、第4図に示すように高周波電源
8と90゜移相器9とを有し、各圧電素子部3(31
〜34)に同図のように電圧を印加する。同図の
+、−の符号は分極方向を示す。
8と90゜移相器9とを有し、各圧電素子部3(31
〜34)に同図のように電圧を印加する。同図の
+、−の符号は分極方向を示す。
動 作
振動子1の4本の振動アーム2の各圧電素子部
31〜34に第4図の電源装置4で高周波電圧を印
加して励振すると、各振動アーム2はそれぞれの
圧電素子部31〜34の励振に従つて縦および横方
向に振動する。このとき圧電素子部32,34に圧
電素子部31,33よりも90゜位相を遅らせた電圧
を印加すると、振動子1の振動アーム2の先端部
のX点、Y点は、第3図のような円または楕円軌
道を描いて運動する。したがつて、振動アーム2
の1面に接触部材5が接触するように配置してあ
ると、接触部材5は矢印P方向に移動する。X
点、Y点の楕円軌道の偏平度は、振動アーム2の
曲げ方向による剛性の違いや、各圧電素子部31
〜34に印加する電圧の大きさ、位相差等により
調整できる。
31〜34に第4図の電源装置4で高周波電圧を印
加して励振すると、各振動アーム2はそれぞれの
圧電素子部31〜34の励振に従つて縦および横方
向に振動する。このとき圧電素子部32,34に圧
電素子部31,33よりも90゜位相を遅らせた電圧
を印加すると、振動子1の振動アーム2の先端部
のX点、Y点は、第3図のような円または楕円軌
道を描いて運動する。したがつて、振動アーム2
の1面に接触部材5が接触するように配置してあ
ると、接触部材5は矢印P方向に移動する。X
点、Y点の楕円軌道の偏平度は、振動アーム2の
曲げ方向による剛性の違いや、各圧電素子部31
〜34に印加する電圧の大きさ、位相差等により
調整できる。
圧電素子部32,34に90゜進み位相の電圧を印
加すれば、第4図と反対回りの軌道を描くことに
なり、接触部材5は矢印Pと逆方向に移動する。
加すれば、第4図と反対回りの軌道を描くことに
なり、接触部材5は矢印Pと逆方向に移動する。
このように動作するが、振動子1は4本の振動
アーム2を放射状に設けているので、その相隣合
う振動アーム2どうしが互いに共振し、大きな振
幅が得られる。この場合、十字状に配置された各
振動アーム2は、第2図に示すように、隣合う振
動アーム2(21〜24)が平面方向および垂直方
向共に互いに反対方向へ屈曲することになり、共
振周波数で駆動してやることにより、大きな振動
振幅を得ることができる。
アーム2を放射状に設けているので、その相隣合
う振動アーム2どうしが互いに共振し、大きな振
幅が得られる。この場合、十字状に配置された各
振動アーム2は、第2図に示すように、隣合う振
動アーム2(21〜24)が平面方向および垂直方
向共に互いに反対方向へ屈曲することになり、共
振周波数で駆動してやることにより、大きな振動
振幅を得ることができる。
しかも、振動アーム2の放射中心が回転中心と
一致するので、振動アーム2が接触部材5の半径
線上に位置し、振動アーム2の振動方向と接触部
材5の回転周方向とが一致する。このため、振動
アーム2の振動が有効に作用し、また振動方向の
ずれによる無駄な摩擦が生じない。このように、
共振ならびに振動方向と回転方向との一致が得ら
れることから、電気的エネルギを効率良く機械的
駆動力に変換できる。
一致するので、振動アーム2が接触部材5の半径
線上に位置し、振動アーム2の振動方向と接触部
材5の回転周方向とが一致する。このため、振動
アーム2の振動が有効に作用し、また振動方向の
ずれによる無駄な摩擦が生じない。このように、
共振ならびに振動方向と回転方向との一致が得ら
れることから、電気的エネルギを効率良く機械的
駆動力に変換できる。
振動子1の共振は、各振動アーム2が連続した
基端部2aにおいて非振動状態となるように行わ
れるので、基端部2aを支持することにより、支
持によつて振動を妨げることがなく、このことか
らも高効率が得られる。また、このように振動子
1に振動しない箇所があることから、振動子1と
接触部材5のいずれを固定側としても可動側とし
ても用いることができる。さらに、振動子1は4
本の振動アーム2を有し、この部分で接触部材5
に接するので、接触点が多点化され、かつ安定し
た駆動が可能となる。接触部材5の本数を増やす
とさらに安定駆動される。
基端部2aにおいて非振動状態となるように行わ
れるので、基端部2aを支持することにより、支
持によつて振動を妨げることがなく、このことか
らも高効率が得られる。また、このように振動子
1に振動しない箇所があることから、振動子1と
接触部材5のいずれを固定側としても可動側とし
ても用いることができる。さらに、振動子1は4
本の振動アーム2を有し、この部分で接触部材5
に接するので、接触点が多点化され、かつ安定し
た駆動が可能となる。接触部材5の本数を増やす
とさらに安定駆動される。
第5図は他の実施例を示す。この例は、振動子
11の振動アーム2をX字状に配置したものであ
り、振動アーム2を2本ずつ互いに間隔を狭めて
配置してある。このように構成した場合、互いに
近づけて配置した振動アーム2どうしの共振特性
が良好になり、より一層大きな振幅が得られる。
この場合も、振動アーム2は接触部材5の半径線
上に位置し、振動アーム2の振動が有効に作用す
る。その他の構成効果は、第1の実施例と同様で
ある。
11の振動アーム2をX字状に配置したものであ
り、振動アーム2を2本ずつ互いに間隔を狭めて
配置してある。このように構成した場合、互いに
近づけて配置した振動アーム2どうしの共振特性
が良好になり、より一層大きな振幅が得られる。
この場合も、振動アーム2は接触部材5の半径線
上に位置し、振動アーム2の振動が有効に作用す
る。その他の構成効果は、第1の実施例と同様で
ある。
第6図はこの発明のさらに他の実施例を示す。
この例は、振動子21を圧電材料で形成し、直接
に圧電素子部23を形成したものである。圧電材
料としては、PZT(ジルコンチタン酸鉛磁器)等
の圧電セラミツクス、または圧電セラミツクスと
プラスチツクとの複合圧電材料等が用いられる。
この例は、振動子21を圧電材料で形成し、直接
に圧電素子部23を形成したものである。圧電材
料としては、PZT(ジルコンチタン酸鉛磁器)等
の圧電セラミツクス、または圧電セラミツクスと
プラスチツクとの複合圧電材料等が用いられる。
振動アーム22は方形断面形状のものであり、
4本を十字形の放射状に設けてある。各振動アー
ム22は、隣合う2面に圧電横効果を利用した圧
電素子部23を形成してある。3面または4面に
圧電素子部23を設けても良い。各圧電素子部2
3は、振動アーム22の長手方向に沿つて2本ま
たは多数本の平行な電極a,bからなる交差指電
極を形成する。この電極a,b間に直流電圧を印
加して分極処理を施す。同図の+、−の記号は分
極の極性を示す。このように分極処理して電極
a,b間に高周波電圧を印加すれば、振動アーム
22は圧電素子部23の圧電横効果による伸縮を
生じ、屈曲振動を行う。したがつて、この振動子
21を用いて前記各実施例と同様に接触部材5と
組み合わせることにより、回転型の圧電駆動装置
が構成される。このように圧電材料に直接分極し
て圧電素子部23を形成した場合、圧電体を接着
するものと異なり、接着工程を省略できるととも
に、接着誤差による性能ばらつきや接着剥離をな
くすことができる。なお、交差指電極の構成は、
圧電縦効果を用いた構成とすることも前記と同様
に行える。
4本を十字形の放射状に設けてある。各振動アー
ム22は、隣合う2面に圧電横効果を利用した圧
電素子部23を形成してある。3面または4面に
圧電素子部23を設けても良い。各圧電素子部2
3は、振動アーム22の長手方向に沿つて2本ま
たは多数本の平行な電極a,bからなる交差指電
極を形成する。この電極a,b間に直流電圧を印
加して分極処理を施す。同図の+、−の記号は分
極の極性を示す。このように分極処理して電極
a,b間に高周波電圧を印加すれば、振動アーム
22は圧電素子部23の圧電横効果による伸縮を
生じ、屈曲振動を行う。したがつて、この振動子
21を用いて前記各実施例と同様に接触部材5と
組み合わせることにより、回転型の圧電駆動装置
が構成される。このように圧電材料に直接分極し
て圧電素子部23を形成した場合、圧電体を接着
するものと異なり、接着工程を省略できるととも
に、接着誤差による性能ばらつきや接着剥離をな
くすことができる。なお、交差指電極の構成は、
圧電縦効果を用いた構成とすることも前記と同様
に行える。
なお、前記各実施例では振動アーム2,12,
22を4本設けたが、4本以上であつても良い。
振動アーム2,12,22は一対ずつ共振を行わ
せるので、偶数本であること、すなわち4+2n
(n=0,1,2…)本であることが必要である。
また、接触部材5または振動子1,11,21の
回転運動は、一定角度範囲を正逆に行わせるよう
にしても良い。
22を4本設けたが、4本以上であつても良い。
振動アーム2,12,22は一対ずつ共振を行わ
せるので、偶数本であること、すなわち4+2n
(n=0,1,2…)本であることが必要である。
また、接触部材5または振動子1,11,21の
回転運動は、一定角度範囲を正逆に行わせるよう
にしても良い。
この発明の圧電駆動装置は、振動子に4+2n
本(n=0,1,2,3…)の振動アームを放射
状に設けているので、その相隣合う振動アームど
うしが互いに共振し、大きな振幅が得られる。し
かも、振動アームの放射中心が回転中心と一致す
るので、振動アームが接触部材の半径線上に位置
し、振動アームの振動方向と接触部材または振動
子の回転周方向とが一致する。このため、振動ア
ームの振動が有効に作用し、また振動方向のずれ
による無駄な摩擦が生じない。このように、共振
ならびに振動方向と回転方向との一致が得られる
ことから、電気的エネルギを効率良く機械的駆動
力に変換できる。
本(n=0,1,2,3…)の振動アームを放射
状に設けているので、その相隣合う振動アームど
うしが互いに共振し、大きな振幅が得られる。し
かも、振動アームの放射中心が回転中心と一致す
るので、振動アームが接触部材の半径線上に位置
し、振動アームの振動方向と接触部材または振動
子の回転周方向とが一致する。このため、振動ア
ームの振動が有効に作用し、また振動方向のずれ
による無駄な摩擦が生じない。このように、共振
ならびに振動方向と回転方向との一致が得られる
ことから、電気的エネルギを効率良く機械的駆動
力に変換できる。
また、振動子の共振は、各振動アームが連続し
た基端部において非振動状態となるように行われ
るので、基端部を支持することにより、支持によ
つて振動を妨げることがなく、このことからも高
効率が得られる。また、このように振動子に振動
しない箇所があることから、振動子と接触部材の
いずれを固定側としても可動側としても用いるこ
とができる。さらに、振動子は少なくとも4本の
振動アームを有し、この部分で接触部材に接する
ので、接触点が多点化され、かつ安定した駆動が
可能となるという効果がある。
た基端部において非振動状態となるように行われ
るので、基端部を支持することにより、支持によ
つて振動を妨げることがなく、このことからも高
効率が得られる。また、このように振動子に振動
しない箇所があることから、振動子と接触部材の
いずれを固定側としても可動側としても用いるこ
とができる。さらに、振動子は少なくとも4本の
振動アームを有し、この部分で接触部材に接する
ので、接触点が多点化され、かつ安定した駆動が
可能となるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図
はその動作説明図、第3図Aは同じくその周方向
の部分展開図、第3図Bは同じくその振動軌道の
説明図、第4図は同じくその電源装置の電気回路
図、第5図Aはこの発明の他の実施例の平面図、
第5図Bはその正面図、第6図Aはこの発明のさ
らに他の実施例の振動子の平面図、第6図Bはそ
の正面図、第7図A,Bはそれぞれ圧電駆動装置
の提案例の平面図および断面図である。 1…振動子、2…振動アーム、3…圧電素子
部、4…電源装置、5…接触部材、11,21…
振動子、22…振動アーム、23…圧電素子部。
はその動作説明図、第3図Aは同じくその周方向
の部分展開図、第3図Bは同じくその振動軌道の
説明図、第4図は同じくその電源装置の電気回路
図、第5図Aはこの発明の他の実施例の平面図、
第5図Bはその正面図、第6図Aはこの発明のさ
らに他の実施例の振動子の平面図、第6図Bはそ
の正面図、第7図A,Bはそれぞれ圧電駆動装置
の提案例の平面図および断面図である。 1…振動子、2…振動アーム、3…圧電素子
部、4…電源装置、5…接触部材、11,21…
振動子、22…振動アーム、23…圧電素子部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 振動子1と、電源装置4と、接触部材5とを
有する圧電駆動装置であつて、 前記振動子1は弾性を有する材料により断面形
状が略方形に形成された振動アーム2を放射状に
4+2n(n=0,1,2…)本設けるとともに、
前記各振動アーム2の少なくとも隣合う2面に圧
電素子部3を有してなり、 前記電源装置4は高周波電圧を発生するもので
あり、 前記接触部材5は前記振動子1の放射平面に前
記振動アーム2の振幅点が摩擦係止するように対
面し、 前記電源装置4により前記振動アーム2の隣合
う2面の圧電素子部3に互いに位相差を持たせた
所定の高周波電圧を印加することにより、前記各
振動アーム2が振幅点で同方向の円または楕円運
動を行い、前記振動子1の放射中心と同軸上に、
振動子1および接触部材5の少なくともいずれか
一方を回動させることを特徴とする圧電駆動装
置。 2 前記圧電素子部3は、前記振動アーム2に圧
電素子を貼着してなる特許請求の範囲第1項記載
の圧電駆動装置。 3 前記振動アーム22は圧電セラミツクにより
形成され、前記圧電素子部23はこの圧電セラミ
ツクに駆動用電極を直接形成してなる特許請求の
範囲第1項記載の圧電駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62130315A JPS63294280A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 圧電駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62130315A JPS63294280A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 圧電駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63294280A JPS63294280A (ja) | 1988-11-30 |
| JPH0458272B2 true JPH0458272B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=15031383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62130315A Granted JPS63294280A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 圧電駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63294280A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2725140B2 (ja) * | 1993-12-03 | 1998-03-09 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 圧電アクチュエータ及びその製造方法 |
| WO2006089260A2 (en) * | 2005-02-19 | 2006-08-24 | General Motors Global Technology Operations, Inc. | Active material node based reconfigurable structures |
| KR100926973B1 (ko) * | 2007-08-23 | 2009-11-17 | 창원대학교 산학협력단 | 초음파 모터의 진동자 및 이를 이용한 초음파 모터 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58148682A (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-03 | Toshio Sashita | 超音波振動を利用したモータ装置の駆動方法とモータ装置 |
| DE3227819C2 (de) * | 1982-07-26 | 1985-09-05 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Steckverbinder mit einlegbarer Sicherung |
| JPS59185179A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-20 | Canon Inc | 超音波モ−タ |
| JPS6155012A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-19 | Canon Inc | 振動波による搬送方法及び装置 |
| JPS63262068A (ja) * | 1987-04-15 | 1988-10-28 | Canon Inc | 振動波モ−ター |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP62130315A patent/JPS63294280A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63294280A (ja) | 1988-11-30 |
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