JPH0458846A - 乳脂肪スプレットの製造方法 - Google Patents
乳脂肪スプレットの製造方法Info
- Publication number
- JPH0458846A JPH0458846A JP2164156A JP16415690A JPH0458846A JP H0458846 A JPH0458846 A JP H0458846A JP 2164156 A JP2164156 A JP 2164156A JP 16415690 A JP16415690 A JP 16415690A JP H0458846 A JPH0458846 A JP H0458846A
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- Japan
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- milk
- water
- oil
- milk fat
- fat
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は乳脂肪スプレットの製造方法に関するもので、
本発明の製造方法によって得られた乳脂肪スプレットは
、バターの代替品として製菓・製パン、料理の原材料あ
るいはトーストへのスプレットとして使用することがで
きるいわゆる低脂肪スプレットである。
本発明の製造方法によって得られた乳脂肪スプレットは
、バターの代替品として製菓・製パン、料理の原材料あ
るいはトーストへのスプレットとして使用することがで
きるいわゆる低脂肪スプレットである。
(従来の技術)
近年、食生活が豊かになるとともに、コレステロールの
摂取やそれに起因する動脈硬化症の発現が問題になり、
コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品の摂取量を
減らすことが重要であると言われるようになってきた。
摂取やそれに起因する動脈硬化症の発現が問題になり、
コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品の摂取量を
減らすことが重要であると言われるようになってきた。
そのために、本来脂肪が含まれることにより風味を有す
る各種食品についても、脂肪含有量を低減させる傾向に
ある。
る各種食品についても、脂肪含有量を低減させる傾向に
ある。
バターは、本来(規格上から)80%以上の乳脂肪から
成り、他の食品にはない特有の風味を有するものである
が、最近バターの風味をできるだけ維持しつつ、乳脂肪
含有量を80%以下にした低脂肪の乳脂肪スプレットが
上市され、その製造方法が研究されている。
成り、他の食品にはない特有の風味を有するものである
が、最近バターの風味をできるだけ維持しつつ、乳脂肪
含有量を80%以下にした低脂肪の乳脂肪スプレットが
上市され、その製造方法が研究されている。
これらの製造方法としては、■溶解した乳脂肪に他の原
材料を添加混合して油中水型乳化組成物を調製した後、
表面掻き取り式熱交換機等によって冷却固化する方法、
■乳から分離した通常のクリームを原料としてバター製
造装置を用いてバターを製造し、そのバターに乳蛋白質
の水溶液を分散する方法(英国特許第1.604,36
3号)、■水中油型乳化組成物を一旦調製した後、表面
掻き取り成熱交換機等によって撹拌・冷却する方法等が
知られている。
材料を添加混合して油中水型乳化組成物を調製した後、
表面掻き取り式熱交換機等によって冷却固化する方法、
■乳から分離した通常のクリームを原料としてバター製
造装置を用いてバターを製造し、そのバターに乳蛋白質
の水溶液を分散する方法(英国特許第1.604,36
3号)、■水中油型乳化組成物を一旦調製した後、表面
掻き取り成熱交換機等によって撹拌・冷却する方法等が
知られている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし上記■の方法は、各種の原材料を使用できるとい
う利点がある反面、製造工程における水中油型への転相
が防止できないという問題があり、これを防止するため
には特殊な乳化技術や製造条件が必要である。
う利点がある反面、製造工程における水中油型への転相
が防止できないという問題があり、これを防止するため
には特殊な乳化技術や製造条件が必要である。
また■の方法では乳蛋白質を均一に分散させることが非
常に困難であり、製造工程が煩雑化し、二次汚染等の機
会も増え、品質保持上の問題がある。
常に困難であり、製造工程が煩雑化し、二次汚染等の機
会も増え、品質保持上の問題がある。
さらに■の方法は、単に通常の表面掻き取り成熱交換機
で水中油型から油中水型に転相させようとしているが、
水相量が多い乳化組成物では一部分の転相は容易に行い
得ても、全組成物を完全に転相させ、それを工程中で安
定させて製品化することは極めて困難で、組織的にムラ
のある製品になるという問題がある。
で水中油型から油中水型に転相させようとしているが、
水相量が多い乳化組成物では一部分の転相は容易に行い
得ても、全組成物を完全に転相させ、それを工程中で安
定させて製品化することは極めて困難で、組織的にムラ
のある製品になるという問題がある。
従って本発明は、水中油型組成物であるクリームを工程
中で完全に転相させて、安定剤や乳化剤を添加すること
なく、組織的に安定した油中木型の乳脂肪スプレットを
得る製造方法を提供することを課題とするものである。
中で完全に転相させて、安定剤や乳化剤を添加すること
なく、組織的に安定した油中木型の乳脂肪スプレットを
得る製造方法を提供することを課題とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、乳脂肪率が25〜75重量%のクリームに、
乳蛋白質を2〜10重量部添加混合した後、剪断乳化機
で転相して油中水型とすることを特徴とする乳脂肪スプ
レットの製造方法であって、上記剪断乳化機の平均剪断
速度を、好ましくは200〜7000 S−’、さらに
好ましくは350〜4000s−’で転相する方法であ
る。
乳蛋白質を2〜10重量部添加混合した後、剪断乳化機
で転相して油中水型とすることを特徴とする乳脂肪スプ
レットの製造方法であって、上記剪断乳化機の平均剪断
速度を、好ましくは200〜7000 S−’、さらに
好ましくは350〜4000s−’で転相する方法であ
る。
本発明の出発原料であるクリームは、生乳から通常の方
法を用い、1段または2段分離によって分離して得たク
リームをそのまま使用するか、)<ターあるいはバター
オイル等の乳脂肪を溶解した還元クリームを使用でき、
あるいはまたこの両者を混合したものも使用できる。
法を用い、1段または2段分離によって分離して得たク
リームをそのまま使用するか、)<ターあるいはバター
オイル等の乳脂肪を溶解した還元クリームを使用でき、
あるいはまたこの両者を混合したものも使用できる。
クリームの乳脂肪率は25〜75重量%になるように調
整する。この乳脂肪率が25重量%未満の場合は、水相
の割合が多いため、製造工程中で安定した状態で油中木
型に転相させることが出来ず、また得られた製品として
の乳脂肪スプレットからの離水も起こり製品価値を損な
うという問題がある。
整する。この乳脂肪率が25重量%未満の場合は、水相
の割合が多いため、製造工程中で安定した状態で油中木
型に転相させることが出来ず、また得られた製品として
の乳脂肪スプレットからの離水も起こり製品価値を損な
うという問題がある。
一方、乳脂肪率が75重量%を越えると、バターの脂肪
率に近似することから乳脂肪スプレットを低脂肪とした
意味がなくなる。
率に近似することから乳脂肪スプレットを低脂肪とした
意味がなくなる。
このように調製したクリームを50〜60℃程度に保持
して、乳蛋白質等の乳成分(乳糖や灰分等を含有してい
るものでもよい)を2〜10重量部添加混合する。
して、乳蛋白質等の乳成分(乳糖や灰分等を含有してい
るものでもよい)を2〜10重量部添加混合する。
乳蛋白質としては、カンテージチーズやクワルク等の発
酵乳蛋白質、カゼインナトリウム、ホエー蛋白質あるい
は脱脂乳等を酸処理した蛋白質が使用でき、これらの中
から一種あるいは二種以上を適宜選択して添加する。特
に風味の点からは発酵乳蛋白質が好ましい。
酵乳蛋白質、カゼインナトリウム、ホエー蛋白質あるい
は脱脂乳等を酸処理した蛋白質が使用でき、これらの中
から一種あるいは二種以上を適宜選択して添加する。特
に風味の点からは発酵乳蛋白質が好ましい。
そして乳蛋白質の添加量が2重量部未満の場合は、製品
としての乳脂肪スプレットの保水性がなくなり離水が起
こり製品価値を損ない易く、また10重量部を越えると
後工程で転相する際の転相が困難になる。
としての乳脂肪スプレットの保水性がなくなり離水が起
こり製品価値を損ない易く、また10重量部を越えると
後工程で転相する際の転相が困難になる。
上記のようにクリームに乳蛋白質を添加混合した後は、
ホモゲナイズするのがよい。これはクリームに乳蛋白質
を添加混合して調製した水中油型の乳化組成物が、この
ままでは工程中での脂肪分離を起こしやすい(特にバタ
ーやバターオイルを添加混合した場合)という理由によ
るもので、均質圧力は3〜50kg/ci、好ましくは
5〜30kg / crAがよい。この均質圧力が3k
g/co!未満であると工程中での脂肪分離を防止する
ことができず、一方5Qkg/co!を越えると脂肪球
が細かくなり過ぎるために次工程での転相が極めて起こ
り難(なり目的とする製品を得ることができない。
ホモゲナイズするのがよい。これはクリームに乳蛋白質
を添加混合して調製した水中油型の乳化組成物が、この
ままでは工程中での脂肪分離を起こしやすい(特にバタ
ーやバターオイルを添加混合した場合)という理由によ
るもので、均質圧力は3〜50kg/ci、好ましくは
5〜30kg / crAがよい。この均質圧力が3k
g/co!未満であると工程中での脂肪分離を防止する
ことができず、一方5Qkg/co!を越えると脂肪球
が細かくなり過ぎるために次工程での転相が極めて起こ
り難(なり目的とする製品を得ることができない。
このように調製した水中油型の乳化組成物を4〜18℃
、好ましくは10℃以下に冷却する。また必要に応じて
10℃以下で4〜48時間程時間酸してもよい。
、好ましくは10℃以下に冷却する。また必要に応じて
10℃以下で4〜48時間程時間酸してもよい。
この温度は得られた製品の温度および製品組織とに関係
があり、低すぎると製造工程中で多少離水が起こり、ま
た高すぎると練りが不十分となって製品が固くなり展延
性が低下する。
があり、低すぎると製造工程中で多少離水が起こり、ま
た高すぎると練りが不十分となって製品が固くなり展延
性が低下する。
次いで冷却した水中油型の乳化組成物を剪断乳化機で平
均剪断速度を好ましくは200〜7000s−’さらに
好ましくは350〜4000 s −’で油中水型に転
相する。
均剪断速度を好ましくは200〜7000s−’さらに
好ましくは350〜4000 s −’で油中水型に転
相する。
この平均剪断速度が上記の数値よりも低い場合は、一部
分で転相しても、組成物全体の転相が起こり難く、従っ
て製品としての油中水型の組織になり難い、一方、平均
剪断速度が上記の数値を越える場合は、乳脂肪と乳蛋白
質との間で乳化作用が起こり、水中油型の乳化がより強
化され易いので、この場合も油中水型への転相が起こり
難い。
分で転相しても、組成物全体の転相が起こり難く、従っ
て製品としての油中水型の組織になり難い、一方、平均
剪断速度が上記の数値を越える場合は、乳脂肪と乳蛋白
質との間で乳化作用が起こり、水中油型の乳化がより強
化され易いので、この場合も油中水型への転相が起こり
難い。
剪断乳化機としては、横型円筒形の中心に一本の回転す
るシャフトを貫通させ、その円筒内壁とシャフトに対し
て数十本のピンを整列あるいはチドリ状に取り付けた装
置がよい。そしてこのシャフトを高速回転させることに
よって上記の剪断速度を得ることができる。この好適な
具体例とじては、マーガリン製造機のピンマシンを挙げ
ることができる。
るシャフトを貫通させ、その円筒内壁とシャフトに対し
て数十本のピンを整列あるいはチドリ状に取り付けた装
置がよい。そしてこのシャフトを高速回転させることに
よって上記の剪断速度を得ることができる。この好適な
具体例とじては、マーガリン製造機のピンマシンを挙げ
ることができる。
またこのビンマシンに相当する機能を存する装置として
は、連続バター製造機におけるチャーニング装置も挙げ
ることができる。しかし、これらの装置に限定されるも
のではなく、上記範囲の平均剪断速度が得られるもので
あれば使用可能である。
は、連続バター製造機におけるチャーニング装置も挙げ
ることができる。しかし、これらの装置に限定されるも
のではなく、上記範囲の平均剪断速度が得られるもので
あれば使用可能である。
これらの装置は、例えばチャーニング装置であれば、通
常バターを製造する時の1.5〜3倍以上の回転数にす
る。またビンマシンも同様に1.5〜2倍程度の回転数
にすると良い結果が得られる。
常バターを製造する時の1.5〜3倍以上の回転数にす
る。またビンマシンも同様に1.5〜2倍程度の回転数
にすると良い結果が得られる。
ここで、剪断速度とは“すり速度”とも言われており、
すりが時間とともに増加する割合を示すものである。そ
して剪断乳化機を水中油型組成物が通過する際の剪断速
度D (s−’)は、以下の式によって求めることがで
きる。
すりが時間とともに増加する割合を示すものである。そ
して剪断乳化機を水中油型組成物が通過する際の剪断速
度D (s−’)は、以下の式によって求めることがで
きる。
ビンマシンの剪断速度:
先端部では、
中央部では、
ここでdoはピン同志の間隙(tm) 、d、は円筒内
壁の直径(n)、d!は円筒内壁とピン先端の間隙(w
)、d3は円筒内壁間の中間点の直径[+n) 、Nは
回転数(r、p、m、)である。
壁の直径(n)、d!は円筒内壁とピン先端の間隙(w
)、d3は円筒内壁間の中間点の直径[+n) 、Nは
回転数(r、p、m、)である。
尚、平均剪断速度とは先端部と中央部の剪断速度を合計
して平均を出したものである。
して平均を出したものである。
チャーニング装置の剪断速度:
ここでr、はチャーニングシリンダーの半径〔口〕、r
、はバラタ−シュ回転子の半径(CIll) 、Nはパ
ラターシュ回転子の回転数(r、p、a+、 )である
。
、はバラタ−シュ回転子の半径(CIll) 、Nはパ
ラターシュ回転子の回転数(r、p、a+、 )である
。
かくして、上記のように調製した水中油型組成物を、上
記の装置によって平均剪断速度を上記範囲で転相すると
安定的に転相するが、得られる油中水型組成物の品温を
14〜25℃の範囲とすることが好ましい。この温度は
剪断乳化機に水中油型の乳化組成物を供給する温度(4
〜18℃)である程度決まるが、剪断乳化機内でも若干
の温度上昇があるので、このことを考慮することが必要
である。
記の装置によって平均剪断速度を上記範囲で転相すると
安定的に転相するが、得られる油中水型組成物の品温を
14〜25℃の範囲とすることが好ましい。この温度は
剪断乳化機に水中油型の乳化組成物を供給する温度(4
〜18℃)である程度決まるが、剪断乳化機内でも若干
の温度上昇があるので、このことを考慮することが必要
である。
このようにして転相し、得られた油中水型組成物は、均
一な水相(水滴)の分散状態を示すが、さらに組織の向
上を図るためにラインミル、コロイドミル、ビスコロー
ター等の微粒化装置に通すことによって、製品として得
られた乳脂肪スプレットは、均一で滑らかな組織を有し
長期保存も可能で、低脂肪にもかかわらず組織および風
味ともにバターに近似しており、バター代替品として製
菓・製パン、料理の原材料あるいはトーストへのスプレ
ットとして使用することができる。
一な水相(水滴)の分散状態を示すが、さらに組織の向
上を図るためにラインミル、コロイドミル、ビスコロー
ター等の微粒化装置に通すことによって、製品として得
られた乳脂肪スプレットは、均一で滑らかな組織を有し
長期保存も可能で、低脂肪にもかかわらず組織および風
味ともにバターに近似しており、バター代替品として製
菓・製パン、料理の原材料あるいはトーストへのスプレ
ットとして使用することができる。
(実施例)
以下、本発明をより具体的に実施例と比較例をもって説
明する。尚、%および部は、いずれも重量基準である。
明する。尚、%および部は、いずれも重量基準である。
実施例1
生乳より分離した脂肪率45%のクリーム100部を5
5℃に加温し、これに予め溶解したバター20部および
乳蛋白質としてソーダーカゼイン5部を添加して充分に
混合した後、均質機を用い圧力15kg/dで均質化し
、これを8℃に冷却して水中油型乳化組成物とした。
5℃に加温し、これに予め溶解したバター20部および
乳蛋白質としてソーダーカゼイン5部を添加して充分に
混合した後、均質機を用い圧力15kg/dで均質化し
、これを8℃に冷却して水中油型乳化組成物とした。
次いでこの乳化物を5時間熟成(エージング)し、平均
剪断速度が565s”のバター製造機のチャーニング部
に供給して転相させ、製品としての油中水型乳化組成物
を得た。チャーニング部から出た直後の品温は16℃で
組成物全体が完全に転相しており、このままでも通常の
スプレットと比較して組織的に遜色はなかったが、更に
水滴の分散を高めるために高速微粒化装置のラインミル
に通した。得られた乳脂肪スプレットは、良好なMi織
を有し、展延性も優れたもので、5℃で1週間保存後で
も離水がなかった。
剪断速度が565s”のバター製造機のチャーニング部
に供給して転相させ、製品としての油中水型乳化組成物
を得た。チャーニング部から出た直後の品温は16℃で
組成物全体が完全に転相しており、このままでも通常の
スプレットと比較して組織的に遜色はなかったが、更に
水滴の分散を高めるために高速微粒化装置のラインミル
に通した。得られた乳脂肪スプレットは、良好なMi織
を有し、展延性も優れたもので、5℃で1週間保存後で
も離水がなかった。
この乳脂肪スプレットの組成は、脂肪率49.1%、水
分41.9%、乳蛋白質5.2%、およびその他3.8
%であった。
分41.9%、乳蛋白質5.2%、およびその他3.8
%であった。
次に、最適な保水及び転相条件を得るために、乳蛋白質
含量及び剪断乳化機の剪断速度を変えて、前記と同様に
調製した水中油型乳化組成物を、他の条件は全く同様に
して、油中水型乳化組成物を得た。得られた各製品の転
相状態およびバターミルクの保水状態について評価した
。その結果を下記の表1に示す。
含量及び剪断乳化機の剪断速度を変えて、前記と同様に
調製した水中油型乳化組成物を、他の条件は全く同様に
して、油中水型乳化組成物を得た。得られた各製品の転
相状態およびバターミルクの保水状態について評価した
。その結果を下記の表1に示す。
表1
注)表中、×:不良(製品として不可)、○:良好(製
品として使用可能)、 ◎:非常に良好な(製品として好まし い)。
品として使用可能)、 ◎:非常に良好な(製品として好まし い)。
同様に、乳蛋白含量と品質・相転換の関係を表2に示す
。
。
注)表中、×:離水が多い、○:殆どない、◎:全くな
い、 易:たやすく相転換することができる、難:相転換する
ことができない。
い、 易:たやすく相転換することができる、難:相転換する
ことができない。
実施例2
生乳より分離した脂肪率45%のクリーム100部を5
5℃に加温し、これに予め調製した発酵乳蛋白質(蛋白
固形率17%)を20部加えて均一に混合した後、均質
機により圧力15kg/cfflで均質化し、これを1
0℃に冷却して水中油型組成物とした。
5℃に加温し、これに予め調製した発酵乳蛋白質(蛋白
固形率17%)を20部加えて均一に混合した後、均質
機により圧力15kg/cfflで均質化し、これを1
0℃に冷却して水中油型組成物とした。
次いでこの水中油型乳化組成物を平均剪断速度が800
s−’のピンマシン型剪断乳化機に供給して転相させ油
中水型で低脂肪の乳脂肪スプレットを得た。
s−’のピンマシン型剪断乳化機に供給して転相させ油
中水型で低脂肪の乳脂肪スプレットを得た。
剪断乳化機から出た直後の品温は18℃で組成物全体が
完全に転相しており良好な展延性を有し、5℃で1週間
保存後でも離水がなかった。
完全に転相しており良好な展延性を有し、5℃で1週間
保存後でも離水がなかった。
尚、得られた乳脂肪スプレットの組成は、脂肪率37.
5%、水分54.3%、乳蛋白質4.5%およびその他
3.7%であった。
5%、水分54.3%、乳蛋白質4.5%およびその他
3.7%であった。
実施例3
実施例1のバターの代わりに分別によって得られた低融
点画分のバターオイルを20部添加し、これに予め調製
した発酵乳蛋白質(蛋白固形率17%)を20部加えて
均一に混合した後、均質機により圧力15kg/cnl
で均質化し、これを10℃に冷却して水中油型組成物と
した。
点画分のバターオイルを20部添加し、これに予め調製
した発酵乳蛋白質(蛋白固形率17%)を20部加えて
均一に混合した後、均質機により圧力15kg/cnl
で均質化し、これを10℃に冷却して水中油型組成物と
した。
これを実施例2と同様のピンマシン型剪断乳化機に供給
して同一条件で転相させ油中水型で低脂肪の乳脂肪スプ
レットを得た。
して同一条件で転相させ油中水型で低脂肪の乳脂肪スプ
レットを得た。
品温は18℃で組成物全体が完全に転相しており良好な
展延性を有し、7℃で1週間保存後でも離水がなかった
。
展延性を有し、7℃で1週間保存後でも離水がなかった
。
そして得られた乳脂肪スプレットの組成は、脂肪率46
.4%、水分46.6%、乳蛋白質3.9%およびその
他3.1%であった。
.4%、水分46.6%、乳蛋白質3.9%およびその
他3.1%であった。
(発明の効果)
本発明の方法によって得られた低脂肪である乳脂肪スプ
レットは、高水分であるにもかかわらず乳化型が安定で
、また従来法に比較して水滴の分散が均一な上、乳化剤
や安定剤等を使用することなく乳蛋白質のみで乳化し、
その乳化能を最大限に発揮できるようにしたため、離水
もほとんどなく、更には風味や展延性の優れたものであ
る。
レットは、高水分であるにもかかわらず乳化型が安定で
、また従来法に比較して水滴の分散が均一な上、乳化剤
や安定剤等を使用することなく乳蛋白質のみで乳化し、
その乳化能を最大限に発揮できるようにしたため、離水
もほとんどなく、更には風味や展延性の優れたものであ
る。
そして、製造工程で用いる装置もバターやマーガリンに
通常用いられている装置を若干改良するだけで用いるこ
とができ、特殊な構造を必要としないので製造コストが
安い等の効果がある。
通常用いられている装置を若干改良するだけで用いるこ
とができ、特殊な構造を必要としないので製造コストが
安い等の効果がある。
Claims (2)
- (1)乳脂肪率が25〜75重量%のクリームに、乳蛋
白質を2〜10重量部添加混合した後、剪断乳化機で転
相して油中水型とすることを特徴とする乳脂肪スプレッ
トの製造方法。 - (2)剪断乳化機による転相に際し、その平均剪断速度
が200〜7000s^−^1である請求項1記載の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2164156A JPH0458846A (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 乳脂肪スプレットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2164156A JPH0458846A (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 乳脂肪スプレットの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0458846A true JPH0458846A (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=15787807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2164156A Pending JPH0458846A (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 乳脂肪スプレットの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0458846A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1332678A1 (fr) * | 2002-02-01 | 2003-08-06 | Comby Alexandre | Préparation laitiére |
| JP2007151459A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Fuji Oil Co Ltd | 乳酸発酵物を含む食品 |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP2164156A patent/JPH0458846A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1332678A1 (fr) * | 2002-02-01 | 2003-08-06 | Comby Alexandre | Préparation laitiére |
| JP2007151459A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Fuji Oil Co Ltd | 乳酸発酵物を含む食品 |
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