JPH0459615B2 - - Google Patents
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- JPH0459615B2 JPH0459615B2 JP1067373A JP6737389A JPH0459615B2 JP H0459615 B2 JPH0459615 B2 JP H0459615B2 JP 1067373 A JP1067373 A JP 1067373A JP 6737389 A JP6737389 A JP 6737389A JP H0459615 B2 JPH0459615 B2 JP H0459615B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- solder
- connector ferrule
- connector
- melting point
- Prior art date
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光フアイバ心線から露出させた光フ
アイバ素線を半田によりコネクタフエルールに固
定するようにした光コネクタの製造方法に関す
る。
アイバ素線を半田によりコネクタフエルールに固
定するようにした光コネクタの製造方法に関す
る。
[従来の技術]
第1図乃至第5図には従来の製造方法によりつ
くられた光コネクタが示されている。第1図に示
されているようにコア1およびクラツド2からな
る光フアイバ素線1aの外側にバツフア層3およ
び被覆層4を設けて構成されている光フアイバ心
線1bの端部の光フアイバ素線1aが、コネクタ
フエルール5に固定されている。なお第2図にお
いて2bはポリマクラツドである。
くられた光コネクタが示されている。第1図に示
されているようにコア1およびクラツド2からな
る光フアイバ素線1aの外側にバツフア層3およ
び被覆層4を設けて構成されている光フアイバ心
線1bの端部の光フアイバ素線1aが、コネクタ
フエルール5に固定されている。なお第2図にお
いて2bはポリマクラツドである。
このように構成された光コネクタ端末部で光フ
アイバ素線1aとコネクタフエルール5とを接着
剤6で固定する(第1図参照)か、実開昭58−
170608号の考案のようにAuやNiなどを蒸着して
これらの金属膜7を光フアイバ素線1a上に形成
し、この金属膜7とコネクタフエルール5とを端
部でろう付け(半田を含む)部8を形成してろう
付け固定(第2図参照)していた。ところでこれ
ら接着剤6による固定または金属膜を蒸着した後
にろう付けする固定では次に述べるような欠点が
あつた。
アイバ素線1aとコネクタフエルール5とを接着
剤6で固定する(第1図参照)か、実開昭58−
170608号の考案のようにAuやNiなどを蒸着して
これらの金属膜7を光フアイバ素線1a上に形成
し、この金属膜7とコネクタフエルール5とを端
部でろう付け(半田を含む)部8を形成してろう
付け固定(第2図参照)していた。ところでこれ
ら接着剤6による固定または金属膜を蒸着した後
にろう付けする固定では次に述べるような欠点が
あつた。
すなわち接着剤6で固定する方法では、接着剤
6の長期信頼性が乏しい、接着剤6のほとんど耐
熱性が80℃以下と低い、接着剤6のために硬化時
間や取り付け時間がかかり、かつ量産性に欠ける
等の欠点があり、また蒸着などによつて金属膜7
を形成させた後ろう付けや半田付けする方法で
は、実際の光フアイバケーブルの場合には真空状
態にする蒸着装置に光フアイバ素線の端末だけを
入れて作業することができず、全体またはドラム
ごと入れなければならなくなるため作業性に乏し
く、仮にできたとしても作業に長時間を要し、多
心光フアイバケーブルの場合には更に難しくな
る、Auを鍍金すると高価である、等の欠点があ
つた。
6の長期信頼性が乏しい、接着剤6のほとんど耐
熱性が80℃以下と低い、接着剤6のために硬化時
間や取り付け時間がかかり、かつ量産性に欠ける
等の欠点があり、また蒸着などによつて金属膜7
を形成させた後ろう付けや半田付けする方法で
は、実際の光フアイバケーブルの場合には真空状
態にする蒸着装置に光フアイバ素線の端末だけを
入れて作業することができず、全体またはドラム
ごと入れなければならなくなるため作業性に乏し
く、仮にできたとしても作業に長時間を要し、多
心光フアイバケーブルの場合には更に難しくな
る、Auを鍍金すると高価である、等の欠点があ
つた。
これらの欠点を解決すべく、さらに従来におい
ては、第3図乃至第5図に示すような光コネクタ
の製造方法が提案されている。
ては、第3図乃至第5図に示すような光コネクタ
の製造方法が提案されている。
第3図はその製造方法によりつくられた光コネ
クタの横断面図である。第1図と同じ部品には同
じ符号を付したので説明を省略する。第3図に示
された光コネクタの端末部においては、光フアイ
バ素線1aとコネクタフエルール5とが容易な固
定手段であるSnとPbとを主成分とする半田9で
固定されている。
クタの横断面図である。第1図と同じ部品には同
じ符号を付したので説明を省略する。第3図に示
された光コネクタの端末部においては、光フアイ
バ素線1aとコネクタフエルール5とが容易な固
定手段であるSnとPbとを主成分とする半田9で
固定されている。
この光コネクタ端末部は光フアイバ心線1bの
端末のバツフア層3と被覆層4とを除去し、コネ
クタフエルール5にSnとPbとを主成分とした半
田9によつて光フアイバ素線1aを固定した後
に、接着剤6で光フアイバ心線1bを補助的に固
定したものであり、この半田9による固定は第4
図A,Bに示されているように半田9に図中矢印
表示の超音波等の振動fを与えることによつてガ
ラス上に均一に、しかもある程度の接着力を持つ
て付着させることによつて行われる。まずヒータ
ー兼半田槽10の中心部に半田9を入れておき、
ヒーターをONにして半田9を溶かす。一方、コ
ネクタフエルール5には空気抜き孔11と先端部
外周にV溝12とを設け、かつ端面を円錐状に加
工しておく。このように円錐状に加工するのは半
田9が光フアイバ素線1aとコネクタフエルール
5の内径とのギヤツプから入り易くするためであ
り、V溝12は半田9を付けたのち凹凸になつて
いる先端部を切り落すための目的である。また、
光フアイバ心線1bよりも少し大きい寸法の部分
と光フアイバ素線1aの外径よりも僅かに大きい
寸法の部分とを有する孔をコネクタフエルール5
の外径と同心円状に加工してある。このような加
工を施したコネクタフエルール5に光フアイバ心
線1bの端末部のバツフア層3および被覆層4を
剥離した光フアイバ素線1aを挿入し、コネクタ
フエルール5の先端より適当な長さだけ出す。こ
の際に光フアイバ心線1b部は予めコネクタフエ
ルール5に接着剤6で動かないように固定しても
よいし、半田9で光フアイバ素線1aを固定した
後で接着剤6によつて補助的に固定しておいても
よいが、接着剤6としては硬化時間の早いものが
効率がよいので望ましい。次いで光フアイバ心線
1bが挿入してあるコネクタフエルール5の周り
には冷却用管13を配置しておく。この冷却用管
13はコネクタフエルール5の先端部が加熱され
ることによつて熱がコネクタフエルール5全体に
及んで、補助的に使用した接着剤6やナイロンジ
ヤケツト等の被覆層4を変形させたり溶かしたり
するのを防止するためのものであり、冷媒として
は水やフレオンガス等を循環させて使用する。
端末のバツフア層3と被覆層4とを除去し、コネ
クタフエルール5にSnとPbとを主成分とした半
田9によつて光フアイバ素線1aを固定した後
に、接着剤6で光フアイバ心線1bを補助的に固
定したものであり、この半田9による固定は第4
図A,Bに示されているように半田9に図中矢印
表示の超音波等の振動fを与えることによつてガ
ラス上に均一に、しかもある程度の接着力を持つ
て付着させることによつて行われる。まずヒータ
ー兼半田槽10の中心部に半田9を入れておき、
ヒーターをONにして半田9を溶かす。一方、コ
ネクタフエルール5には空気抜き孔11と先端部
外周にV溝12とを設け、かつ端面を円錐状に加
工しておく。このように円錐状に加工するのは半
田9が光フアイバ素線1aとコネクタフエルール
5の内径とのギヤツプから入り易くするためであ
り、V溝12は半田9を付けたのち凹凸になつて
いる先端部を切り落すための目的である。また、
光フアイバ心線1bよりも少し大きい寸法の部分
と光フアイバ素線1aの外径よりも僅かに大きい
寸法の部分とを有する孔をコネクタフエルール5
の外径と同心円状に加工してある。このような加
工を施したコネクタフエルール5に光フアイバ心
線1bの端末部のバツフア層3および被覆層4を
剥離した光フアイバ素線1aを挿入し、コネクタ
フエルール5の先端より適当な長さだけ出す。こ
の際に光フアイバ心線1b部は予めコネクタフエ
ルール5に接着剤6で動かないように固定しても
よいし、半田9で光フアイバ素線1aを固定した
後で接着剤6によつて補助的に固定しておいても
よいが、接着剤6としては硬化時間の早いものが
効率がよいので望ましい。次いで光フアイバ心線
1bが挿入してあるコネクタフエルール5の周り
には冷却用管13を配置しておく。この冷却用管
13はコネクタフエルール5の先端部が加熱され
ることによつて熱がコネクタフエルール5全体に
及んで、補助的に使用した接着剤6やナイロンジ
ヤケツト等の被覆層4を変形させたり溶かしたり
するのを防止するためのものであり、冷媒として
は水やフレオンガス等を循環させて使用する。
このようにコネクタフエルール5の周りを冷却
用管13で囲み、冷却し乍らコネクタフエルール
5の先端部を半田槽10に接触させ、次いで半田
槽10の下方より任意の強さで振動f例えば超音
波の振動fを与える。この振動fによつて半田9
が光フアイバ素線1aのクラツド2の周面とコネ
クタフエルール5の内面とに、同時に少しずつ接
着し乍らコネクタフエルール5の上部に突き進
む。この場合に半田9の酸化を防止するためにコ
ネクタフエルール5の周りに不活性ガス例えばN
ガスまたはArガスにOを少し混合したガスの雰
囲気を作り、超音波の振動fを与え乍ら作業する
と円滑に半田付けできる。半田9が空気抜き穴1
1より現れたら静かに半田槽10よりコネクタフ
エルール5を引き離す。半田9は引き上げると同
時に固化を開始し、数秒以内に初期の半田9の硬
さになる。次いで第4図Bにも示されているよう
にV溝12の位置よりコネクタフエルール5の先
端部を切り落し、切り落し後のコネクタフエルー
ル端面14を鏡面研磨を行う。なお同図において
14aは切り捨てたコネクタフエルール5端部で
ある。第5図A,Bは複数本の光フアイバ心線1
bとコネクタフエルール5とを、半田9で前述の
場合と同様にして固定した他の従来例である。
用管13で囲み、冷却し乍らコネクタフエルール
5の先端部を半田槽10に接触させ、次いで半田
槽10の下方より任意の強さで振動f例えば超音
波の振動fを与える。この振動fによつて半田9
が光フアイバ素線1aのクラツド2の周面とコネ
クタフエルール5の内面とに、同時に少しずつ接
着し乍らコネクタフエルール5の上部に突き進
む。この場合に半田9の酸化を防止するためにコ
ネクタフエルール5の周りに不活性ガス例えばN
ガスまたはArガスにOを少し混合したガスの雰
囲気を作り、超音波の振動fを与え乍ら作業する
と円滑に半田付けできる。半田9が空気抜き穴1
1より現れたら静かに半田槽10よりコネクタフ
エルール5を引き離す。半田9は引き上げると同
時に固化を開始し、数秒以内に初期の半田9の硬
さになる。次いで第4図Bにも示されているよう
にV溝12の位置よりコネクタフエルール5の先
端部を切り落し、切り落し後のコネクタフエルー
ル端面14を鏡面研磨を行う。なお同図において
14aは切り捨てたコネクタフエルール5端部で
ある。第5図A,Bは複数本の光フアイバ心線1
bとコネクタフエルール5とを、半田9で前述の
場合と同様にして固定した他の従来例である。
このような、光フアイバ素線とコネクタフエル
ールとを半田により固定するという従来の光コネ
クタの固定方法は、実開昭58−170608号及び特開
昭59−129816号にも同様に示されており、この方
法によれば、 半田付け作業は1分以内に非常に簡単にでき
るため、光フアイバ素線のコネクタフエルール
への固定作業時間が大幅に短縮されるばかりで
なく、使用する半田9によつては耐熱性に非常
に優れた光コネクタを得ることができる、 鏡面研磨すれば光フアイバ素線1aとコネク
タフエルール5とを半田9で固定した高信頼性
の光コネクタを得ることがきる。すなわち半田
9を使用するので現地で短時間にコネクタフエ
ルール5の取り付けができるばかりでなく、半
田9なので一般の接着剤6に比べ耐熱性に優れ
ている、 耐熱性がよういで長期信頼性があるのみなら
ず、量産に適している、 接着剤6の場合には作業のやりなおしができ
ないが、半田9の場合にはその半田9の融点よ
り温度を上げれば、何回でも取り外しが容易に
できる、という作用効果を奏することができ
る。
ールとを半田により固定するという従来の光コネ
クタの固定方法は、実開昭58−170608号及び特開
昭59−129816号にも同様に示されており、この方
法によれば、 半田付け作業は1分以内に非常に簡単にでき
るため、光フアイバ素線のコネクタフエルール
への固定作業時間が大幅に短縮されるばかりで
なく、使用する半田9によつては耐熱性に非常
に優れた光コネクタを得ることができる、 鏡面研磨すれば光フアイバ素線1aとコネク
タフエルール5とを半田9で固定した高信頼性
の光コネクタを得ることがきる。すなわち半田
9を使用するので現地で短時間にコネクタフエ
ルール5の取り付けができるばかりでなく、半
田9なので一般の接着剤6に比べ耐熱性に優れ
ている、 耐熱性がよういで長期信頼性があるのみなら
ず、量産に適している、 接着剤6の場合には作業のやりなおしができ
ないが、半田9の場合にはその半田9の融点よ
り温度を上げれば、何回でも取り外しが容易に
できる、という作用効果を奏することができ
る。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記した従来の光コネクタの製
造方法においては、例えば350℃で溶融させた半
田を使用するため、冷却時にコネクタフエルール
の熱収縮等による応力が半田を介して光フアイバ
素線に加わり、フエルール内の光フアイバにその
熱歪による小曲りが生じ、伝送損失が著しく増加
してしまうという欠点がある。
造方法においては、例えば350℃で溶融させた半
田を使用するため、冷却時にコネクタフエルール
の熱収縮等による応力が半田を介して光フアイバ
素線に加わり、フエルール内の光フアイバにその
熱歪による小曲りが生じ、伝送損失が著しく増加
してしまうという欠点がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、
光フアイバ心線とコネクタフエルールとを作業性
よく容易に固定すると共に、コネクタ端末部にお
ける光フアイバ素線の熱歪による小曲り等の発生
を抑えることができる光コネクタの製造方法を提
供することを目的としている。
光フアイバ心線とコネクタフエルールとを作業性
よく容易に固定すると共に、コネクタ端末部にお
ける光フアイバ素線の熱歪による小曲り等の発生
を抑えることができる光コネクタの製造方法を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
本発明の要旨は、コアおよびガラスクラツドか
らなる光フアイバ素線の外側にバツフア層および
被覆層が設けられた光フアイバ心線から上記光フ
アイバ素線を露出させた後、該光フアイバ素線を
コネクタフエルールの孔へ挿入して該コネクタフ
エルールの孔内へ流入させた半田により上記光フ
アイバ素線を上記コネクタフエルールへ固定する
ようにした光コネクタの製造方法において、上記
光フアイバ素線を高融点の半田の融液に接触させ
て上記光フアイバ素線の外周に上記高融点の半田
の被膜を形成し、その後該高融点の半田の被膜を
有する上記光フアイバ素線を上記コネクタフエル
ールの孔へ挿入して該コネクタフエルールの孔内
へ流入させた上記高融点の半田よりも低融点の半
田により上記高融点の半田の被膜を有する上記光
フアイバ素線を上記コネクタフエルールへ固定す
ることにある。
らなる光フアイバ素線の外側にバツフア層および
被覆層が設けられた光フアイバ心線から上記光フ
アイバ素線を露出させた後、該光フアイバ素線を
コネクタフエルールの孔へ挿入して該コネクタフ
エルールの孔内へ流入させた半田により上記光フ
アイバ素線を上記コネクタフエルールへ固定する
ようにした光コネクタの製造方法において、上記
光フアイバ素線を高融点の半田の融液に接触させ
て上記光フアイバ素線の外周に上記高融点の半田
の被膜を形成し、その後該高融点の半田の被膜を
有する上記光フアイバ素線を上記コネクタフエル
ールの孔へ挿入して該コネクタフエルールの孔内
へ流入させた上記高融点の半田よりも低融点の半
田により上記高融点の半田の被膜を有する上記光
フアイバ素線を上記コネクタフエルールへ固定す
ることにある。
[実施例]
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明
する。
する。
第6図は本発明によりつくられた光コネクタの
一実施例が示されている。本実施例では半田を融
点の異なる2種類の半田9a,9bで構成した。
この場合、光フアイバ心線1b端部の光フアイバ
素線1aとコネクタフエルール5とは半田9a,
9bによつて容易に固定されるようになつてい
る。
一実施例が示されている。本実施例では半田を融
点の異なる2種類の半田9a,9bで構成した。
この場合、光フアイバ心線1b端部の光フアイバ
素線1aとコネクタフエルール5とは半田9a,
9bによつて容易に固定されるようになつてい
る。
すなわち予め光フアイバ素線1aの周面に半田
9aを形成し、形成後にこの半田9aよりも融点
の低い半田9bによつてコネクタフエルール5に
固定するが、この半田9a,9bによる固定は次
に述べるようにして行つた。すなわち、第7図
A,B,Cにも示されているように、光フアイバ
心線1bの端末部のバツフア層3および被覆層4
を剥離した光フアイバ素線1aをヒーター兼半田
槽10a内に挿入するが、この半田槽10aの中
心には光フアイバ素線1aの外径よりも僅かに大
きい寸法の高精度穴部10bが設けてある。そし
て半田槽10a内の半田9aは予めヒーターで溶
かしておく。半田槽10aを任意の強さで超音波
振動fさせた状態で、半田槽10aの真上より光
フアイバ素線1aを高精度穴部10bを経て半田
槽10aに静かに入れ、入れてから数秒経過後に
一定の速度で光フアイバ心線1bを引き上げる。
この作業は前述の場合と同様に不活性ガスの雰囲
気中で実施する。このようにすることにより高精
度穴部10bは半田9aの成形ダイスがわりの役
目をするので、第7図Cにも示されているように
光フアイバ素線1aの周りには均一で薄い半田9
aの層が形成され、光フアイバ素線1aの強度が
向上する。一方、コネクタフエルール5には予め
光フアイバ心線1bが入る孔と半田9aの層を形
成して得られる外径よりも僅かに大きい内径とを
有するように加工してあり、かつ第7図Bにも示
されているようにヒーター15で暖めておく。な
お第7図Bにおいて10cはその周面に半田9a
が形成された光フアイバ素線1aが挿入される高
精度穴である。そしてコネクタフエルール5の中
には光フアイバ心線1aの周面に形成した半田9
aよりも融点の低い半田9bを溶かしておく。こ
の溶かしてある半田9bの中へ半田9aを付けた
光フアイバ素線1aを静かに挿入する。コネクタ
フエルール5の先端部より光フアイバ素線1aが
出てきたらヒーター15をOFFにする。このよ
うにすると数秒後に半田9bは固化し、その後コ
ネクタフエルール5と光フアイバ心線1bの被覆
層4とのすき間から接着剤6を注入することによ
つて第7図Cに示されているような状態のものが
得られるが、この状態でコネクタフエルール端面
14よりも突出している部分をコネクタフエルー
ル端面14より切り落し、このコネクタフエルー
ル端面14を鏡面研磨すればよい。このように本
実施例によれば光フアイバ心線1b端部の光フア
イバ素線1aとコネクタフエルール5とは融点の
異なる半田9a,9bで容易に固定されるように
なる。また、冷却時にコネクタフエルールが熱収
縮しても、光フアイバ素線1aが高融点半田9a
により補強されているため、小曲りを生ずること
がない。なお半田9aは融点が350℃以下のもの
が望ましい。
9aを形成し、形成後にこの半田9aよりも融点
の低い半田9bによつてコネクタフエルール5に
固定するが、この半田9a,9bによる固定は次
に述べるようにして行つた。すなわち、第7図
A,B,Cにも示されているように、光フアイバ
心線1bの端末部のバツフア層3および被覆層4
を剥離した光フアイバ素線1aをヒーター兼半田
槽10a内に挿入するが、この半田槽10aの中
心には光フアイバ素線1aの外径よりも僅かに大
きい寸法の高精度穴部10bが設けてある。そし
て半田槽10a内の半田9aは予めヒーターで溶
かしておく。半田槽10aを任意の強さで超音波
振動fさせた状態で、半田槽10aの真上より光
フアイバ素線1aを高精度穴部10bを経て半田
槽10aに静かに入れ、入れてから数秒経過後に
一定の速度で光フアイバ心線1bを引き上げる。
この作業は前述の場合と同様に不活性ガスの雰囲
気中で実施する。このようにすることにより高精
度穴部10bは半田9aの成形ダイスがわりの役
目をするので、第7図Cにも示されているように
光フアイバ素線1aの周りには均一で薄い半田9
aの層が形成され、光フアイバ素線1aの強度が
向上する。一方、コネクタフエルール5には予め
光フアイバ心線1bが入る孔と半田9aの層を形
成して得られる外径よりも僅かに大きい内径とを
有するように加工してあり、かつ第7図Bにも示
されているようにヒーター15で暖めておく。な
お第7図Bにおいて10cはその周面に半田9a
が形成された光フアイバ素線1aが挿入される高
精度穴である。そしてコネクタフエルール5の中
には光フアイバ心線1aの周面に形成した半田9
aよりも融点の低い半田9bを溶かしておく。こ
の溶かしてある半田9bの中へ半田9aを付けた
光フアイバ素線1aを静かに挿入する。コネクタ
フエルール5の先端部より光フアイバ素線1aが
出てきたらヒーター15をOFFにする。このよ
うにすると数秒後に半田9bは固化し、その後コ
ネクタフエルール5と光フアイバ心線1bの被覆
層4とのすき間から接着剤6を注入することによ
つて第7図Cに示されているような状態のものが
得られるが、この状態でコネクタフエルール端面
14よりも突出している部分をコネクタフエルー
ル端面14より切り落し、このコネクタフエルー
ル端面14を鏡面研磨すればよい。このように本
実施例によれば光フアイバ心線1b端部の光フア
イバ素線1aとコネクタフエルール5とは融点の
異なる半田9a,9bで容易に固定されるように
なる。また、冷却時にコネクタフエルールが熱収
縮しても、光フアイバ素線1aが高融点半田9a
により補強されているため、小曲りを生ずること
がない。なお半田9aは融点が350℃以下のもの
が望ましい。
なお本実施例では接着剤6を使用するようにし
たが、光フアイバ心線1bの被覆層4をコネクタ
フエルール5の光フアイバ心線1b挿入側端部に
おいて機械的にかしめて固定すれば、接着剤6を
使用してなくてもよい。
たが、光フアイバ心線1bの被覆層4をコネクタ
フエルール5の光フアイバ心線1b挿入側端部に
おいて機械的にかしめて固定すれば、接着剤6を
使用してなくてもよい。
第8図には本発明の更に他の実施例が示されて
いる。本実施例は前述の場合と同様に融点の異な
る2種類の半田9a,9bを使用した場合であ
り、同図には発光または受光素子16と光フアイ
バ素線1aとを効率よく結合し、気密封止したパ
ツケージが示されている。まず、光フアイバ心線
からバツフア層および被覆層を除去した光フアイ
バ素線1aに予め半田9aで前述のようにして半
田鍍金を施し、その後にキヤツプ17に光フアイ
バ素線1aに施した半田9aよりも低い融点の半
田9bにより固定し、キヤツプ17を発光または
受光素子16とに軸合せして最も結合のよいとこ
ろでリングウエルドして気密構造としたものであ
る。なお同図において18はステムである。この
ように光フアイバ心線をキヤツプ17に固定する
場合にも半田9a,9bによる固定を適用するこ
とができる。
いる。本実施例は前述の場合と同様に融点の異な
る2種類の半田9a,9bを使用した場合であ
り、同図には発光または受光素子16と光フアイ
バ素線1aとを効率よく結合し、気密封止したパ
ツケージが示されている。まず、光フアイバ心線
からバツフア層および被覆層を除去した光フアイ
バ素線1aに予め半田9aで前述のようにして半
田鍍金を施し、その後にキヤツプ17に光フアイ
バ素線1aに施した半田9aよりも低い融点の半
田9bにより固定し、キヤツプ17を発光または
受光素子16とに軸合せして最も結合のよいとこ
ろでリングウエルドして気密構造としたものであ
る。なお同図において18はステムである。この
ように光フアイバ心線をキヤツプ17に固定する
場合にも半田9a,9bによる固定を適用するこ
とができる。
[発明の効果]
以上説明したように、外周に高融点の半田によ
る被覆を予じめ形成した光フアイバ素線をコネク
タフエルールの孔へ挿入して該高融点の半田より
も低融点の半田により固定する本発明の光コネク
タの製造方法によれば、光フアイバ素線に蒸着等
の極めて面倒な処理を施す必要がないため、短時
間で作業性よく容易に光コネクタを製造すること
ができると共に、コネクタフエルール内に挿入固
定する前に、予じめ光フアイバ素線の外周に高融
点の半田の被覆を形成していることにより、該高
融点の半田の被覆が光フアイバ素線の補強作用を
果たし、コネクタフエルールの冷却時に光フアイ
バ素線が熱歪により小曲りを生ずることがないと
いう優れた効果を奏する。
る被覆を予じめ形成した光フアイバ素線をコネク
タフエルールの孔へ挿入して該高融点の半田より
も低融点の半田により固定する本発明の光コネク
タの製造方法によれば、光フアイバ素線に蒸着等
の極めて面倒な処理を施す必要がないため、短時
間で作業性よく容易に光コネクタを製造すること
ができると共に、コネクタフエルール内に挿入固
定する前に、予じめ光フアイバ素線の外周に高融
点の半田の被覆を形成していることにより、該高
融点の半田の被覆が光フアイバ素線の補強作用を
果たし、コネクタフエルールの冷却時に光フアイ
バ素線が熱歪により小曲りを生ずることがないと
いう優れた効果を奏する。
第1図は従来の製造方法によりつくられた光コ
ネクタの横断面図、第2図は従来の製造方法によ
りつくれた光コネクタの横断面図、第3図は従来
の製造方法によりつくられた光コネクタの横断面
図、第4図A,Bは同じく従来例のAは光フアイ
バ素線を半田槽に挿入した状態を示す斜視図、B
は半田を充填した状態を示す光コネクタ端末部要
部の横断面図、第5図A,Bは従来の製造方法に
よりつくられた光コネクタのAは斜視図、Bは正
面図、第6図は本発明によりつくられた光コネク
タの一実施例の横断面図、第7図A,B,Cは同
じく本発明による一実施例のAは光フアイバ素線
を半田槽に挿入した状態を示す横断面図、Bはコ
ネクタフエルール中に低融点の半田を溶かした状
態を示す横断面図、Cは半田付けした光フアイバ
素線を低融点の半田が解けているコネクタフエル
ールに挿入した状態を示す横断面図、第8図は本
発明によりつくられた光コネクタの他の実施例の
光コネクタと光素子とを結合させた状態を示す横
断面図である。 1:コア、1a:光フアイバ素線、1b:光フ
アイバ心線、2:クラツド、2b:ポリマクラツ
ド、3:バツフア層、4:被覆層、5:コネクタ
フエルール、6:接着剤、9,9a:半田、9
b:9,9aより融点の低い半田、10,10
a:ヒータ兼半田槽、10b,10c:高精度穴
部、11:空気抜き孔、12:V溝、13:冷却
用管、14:コネクタフエルール端面、15:ヒ
ーター、16:発光または受光素子、17:キヤ
ツプ。
ネクタの横断面図、第2図は従来の製造方法によ
りつくれた光コネクタの横断面図、第3図は従来
の製造方法によりつくられた光コネクタの横断面
図、第4図A,Bは同じく従来例のAは光フアイ
バ素線を半田槽に挿入した状態を示す斜視図、B
は半田を充填した状態を示す光コネクタ端末部要
部の横断面図、第5図A,Bは従来の製造方法に
よりつくられた光コネクタのAは斜視図、Bは正
面図、第6図は本発明によりつくられた光コネク
タの一実施例の横断面図、第7図A,B,Cは同
じく本発明による一実施例のAは光フアイバ素線
を半田槽に挿入した状態を示す横断面図、Bはコ
ネクタフエルール中に低融点の半田を溶かした状
態を示す横断面図、Cは半田付けした光フアイバ
素線を低融点の半田が解けているコネクタフエル
ールに挿入した状態を示す横断面図、第8図は本
発明によりつくられた光コネクタの他の実施例の
光コネクタと光素子とを結合させた状態を示す横
断面図である。 1:コア、1a:光フアイバ素線、1b:光フ
アイバ心線、2:クラツド、2b:ポリマクラツ
ド、3:バツフア層、4:被覆層、5:コネクタ
フエルール、6:接着剤、9,9a:半田、9
b:9,9aより融点の低い半田、10,10
a:ヒータ兼半田槽、10b,10c:高精度穴
部、11:空気抜き孔、12:V溝、13:冷却
用管、14:コネクタフエルール端面、15:ヒ
ーター、16:発光または受光素子、17:キヤ
ツプ。
Claims (1)
- 1 コアおよびガラスクラツドからなる光フアイ
バ素線の外側にバツフア層および被覆層が設けら
れた光フアイバ心線から前記光フアイバ素線を露
出させた後、該光フアイバ素線をコネクタフエル
ールの孔へ挿入して該コネクタフエルールの孔内
へ流入させた半田により前記光フアイバ素線を前
記コネクタフエルールへ固定するようにした光コ
ネクタの製造方法において、前記光フアイバ素線
を高融点の半田の融液に接触させて前記光フアイ
バ素線の外周に前記高融点の半田の被膜を形成
し、その後該高融点の半田の被膜を有する前記光
フアイバ素線を前記コネクタフエルールの孔へ挿
入して該コネクタフエルールの孔内へ流入させた
前記高融点の半田よりも低融点の半田により前記
高融点の半田の被膜を有する前記光フアイバ素線
を前記コネクタフエルールへ固定することを特徴
とする光コネクタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6737389A JPH01309011A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 光コネクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6737389A JPH01309011A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 光コネクタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01309011A JPH01309011A (ja) | 1989-12-13 |
| JPH0459615B2 true JPH0459615B2 (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=13343144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6737389A Granted JPH01309011A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 光コネクタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01309011A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3960935B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2007-08-15 | 住友大阪セメント株式会社 | 光学素子モジュールにおける光ファイバの固定方法及び固定用パイプ |
| WO2009079567A2 (en) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Newport Corporation | Laser emitter modules and methods of assembly |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58170608U (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-14 | 三菱電機株式会社 | 光フアイバコネクタ用プラグの端末構造 |
| JPS59129816A (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-26 | Kuroda Denki Kk | 光フアイバ−用コネクタ−の固定方法 |
-
1989
- 1989-03-18 JP JP6737389A patent/JPH01309011A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01309011A (ja) | 1989-12-13 |
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