JPH0459799A - 高純度ネコインターフェロンの製造法 - Google Patents
高純度ネコインターフェロンの製造法Info
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- JPH0459799A JPH0459799A JP2173298A JP17329890A JPH0459799A JP H0459799 A JPH0459799 A JP H0459799A JP 2173298 A JP2173298 A JP 2173298A JP 17329890 A JP17329890 A JP 17329890A JP H0459799 A JPH0459799 A JP H0459799A
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- Japan
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- feifn
- carrier
- virus
- recombinant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、蛋白質の一次構造がネコの遺伝情報由来であ
るインターフェロンを遺伝子組換え核多角体病ウィルス
を利用して量産し、以って医薬品(抗ウィルス剤)とす
ることを目的とした、組換えカイコ核多角体ウィルスお
よびカイコ幼虫を利用して生産したネコインターフェロ
ン(以下、FeIFNと略す)を高純度で製造する方法
に関する。
るインターフェロンを遺伝子組換え核多角体病ウィルス
を利用して量産し、以って医薬品(抗ウィルス剤)とす
ることを目的とした、組換えカイコ核多角体ウィルスお
よびカイコ幼虫を利用して生産したネコインターフェロ
ン(以下、FeIFNと略す)を高純度で製造する方法
に関する。
[従来の技術]
インターフェロンは、抗ウィルス作用を示す蛋白質を主
成分とする生理活性物質でIFNと略記される。
成分とする生理活性物質でIFNと略記される。
遺伝子操作技術の進歩によりヒトのIFNのみならず、
ウシ、ウマ、イヌなどの動物のIFNも大量生産が可能
となり、その結果、ウィルス病や腫瘍などの治療薬とし
てのIFNの用途開発研究が行なわれているものもある
。
ウシ、ウマ、イヌなどの動物のIFNも大量生産が可能
となり、その結果、ウィルス病や腫瘍などの治療薬とし
てのIFNの用途開発研究が行なわれているものもある
。
ネコについても、α、β、γ各タイプのIFNが報告さ
れている(文献1)。
れている(文献1)。
ネコには、ネコエイズ、ネコ白血病、ネコウィルス性鼻
気管炎、ネコカリキウイルス病、ネコ伝染性腹膜炎はじ
め多数のウィルス病が知られている。
気管炎、ネコカリキウイルス病、ネコ伝染性腹膜炎はじ
め多数のウィルス病が知られている。
そこで、ヒトのαIFNやウシのβIFNを経口投与し
、ネコ白血病ウィルス感染ネコの延命を図った事例が報
告されている。経口ではなく、体内注射を行なえば、よ
り頭著な効果が期待されるものの、異種IFNに対する
中和抗体の生産が起こることが懸念される。同種IFN
、つまりネコのIFNが容易に入手可能となれば、ネコ
の抗ウィルス剤、抗腫瘍剤としての用途が開かれると期
待される。
、ネコ白血病ウィルス感染ネコの延命を図った事例が報
告されている。経口ではなく、体内注射を行なえば、よ
り頭著な効果が期待されるものの、異種IFNに対する
中和抗体の生産が起こることが懸念される。同種IFN
、つまりネコのIFNが容易に入手可能となれば、ネコ
の抗ウィルス剤、抗腫瘍剤としての用途が開かれると期
待される。
本発明者らは、以前にFeIFNを遺伝子操作技術によ
り生産する方法、すなわちFeIFNをコードするDN
Aをクローニングし、サルのC081細胞、チャイニー
ズハムスターのCHO細胞、大腸菌などを利用して生産
する方法を開発した(文献2)。
り生産する方法、すなわちFeIFNをコードするDN
Aをクローニングし、サルのC081細胞、チャイニー
ズハムスターのCHO細胞、大腸菌などを利用して生産
する方法を開発した(文献2)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、実用に供する程度の高純度のFeIFN
を大量に生産するという方法は未だ確立されていない。
を大量に生産するという方法は未だ確立されていない。
本発明の目的は、遺伝子操作技術を利用し、FeIFN
をさらに高純度に、かつ大量生産する方法を提供するこ
とにある。
をさらに高純度に、かつ大量生産する方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、かかる状況に鑑み、創意工夫をなし、カ
イコ核多角体病ウィルスのDNAをFeIFNの蛋白を
コードするDNAで組換えた組換え体ウィルスを単離し
、この組換え体ウィルスをカイコ生体中で増殖させてF
eIFNを生産することに成功し、さらにFeIFNを
高純度で精製する方法を確立し、かくして本発明を完成
させるに至った。
イコ核多角体病ウィルスのDNAをFeIFNの蛋白を
コードするDNAで組換えた組換え体ウィルスを単離し
、この組換え体ウィルスをカイコ生体中で増殖させてF
eIFNを生産することに成功し、さらにFeIFNを
高純度で精製する方法を確立し、かくして本発明を完成
させるに至った。
すなわち本発明は、Fe1FNの蛋白質をコードするD
NAを外来遺伝子として遺伝子組換えされた組換えカイ
コ核多角体病ウィルスを、カイコ生体中で増殖させてF
eIFNを生産させた後、生産されたFeIFNを含む
溶液を、銅をキレート結合させた担体に接触させ、次い
で該担体への吸着物を溶出剤で溶出させることを特徴と
する高純度ネコインターフェロンの製造法を提供するも
のである。
NAを外来遺伝子として遺伝子組換えされた組換えカイ
コ核多角体病ウィルスを、カイコ生体中で増殖させてF
eIFNを生産させた後、生産されたFeIFNを含む
溶液を、銅をキレート結合させた担体に接触させ、次い
で該担体への吸着物を溶出剤で溶出させることを特徴と
する高純度ネコインターフェロンの製造法を提供するも
のである。
以下、本発明に関し逐次詳細に説明する。
本発明の組換えカイコ核多角体病ウィルスは、例えば文
献2に記載のE、coil (pFeIFNl)(微
工研条寄第1633号)から抽出したプラスミードから
FeIFNの蛋白質をコードするDNAを切り出して、
カイコのクローニングベクター(文献3)に連結して作
製した組換え体プラスミドとカイコ核多角体病ウィルス
DNAとを、カイコ樹立細胞にコ・トランスフェクショ
ンすることにより容易に作製することができる。従って
、本発明の組換え体ウィルスは、in vivo的な方
法で作製することができる。
献2に記載のE、coil (pFeIFNl)(微
工研条寄第1633号)から抽出したプラスミードから
FeIFNの蛋白質をコードするDNAを切り出して、
カイコのクローニングベクター(文献3)に連結して作
製した組換え体プラスミドとカイコ核多角体病ウィルス
DNAとを、カイコ樹立細胞にコ・トランスフェクショ
ンすることにより容易に作製することができる。従って
、本発明の組換え体ウィルスは、in vivo的な方
法で作製することができる。
すなわち、FeIFNの蛋白質をコードするDNAを含
むプラスミドpFe I FNIを含有する大腸菌形質
転換体(微工研条寄第1633号)から、例えば文献4
のような一般的な方法により抽出したプラスミドpFe
IFN1からFe1FNの蛋白質をコードするDNA部
分を、例えばpBMO30(文献3)などのカイコのク
ローニングベクターの発現調節部分の下流に連結すると
いう一般的な遺伝子操作に従って組換え体プラスミドを
作製することができる。この組換え体プラスミドとカイ
コ核多角体病ウィルスDNA (文献3)とを、文献3
のような方法でカイコ樹立細胞、例えばBM−N株(文
献3)にコ・トランスフェクションした後、培養を続け
、培養液中に出現した非組換え体(野生型)と組換え体
のウィルスの中から限界希釈法、もしくはプラーク法な
どの一般的な方法によって組換え体ウィルスをクローニ
ングすることができる。組換え体ウィルスは多角体の形
成能がないことから、野生型ウィルスと容易に区別でき
る。
むプラスミドpFe I FNIを含有する大腸菌形質
転換体(微工研条寄第1633号)から、例えば文献4
のような一般的な方法により抽出したプラスミドpFe
IFN1からFe1FNの蛋白質をコードするDNA部
分を、例えばpBMO30(文献3)などのカイコのク
ローニングベクターの発現調節部分の下流に連結すると
いう一般的な遺伝子操作に従って組換え体プラスミドを
作製することができる。この組換え体プラスミドとカイ
コ核多角体病ウィルスDNA (文献3)とを、文献3
のような方法でカイコ樹立細胞、例えばBM−N株(文
献3)にコ・トランスフェクションした後、培養を続け
、培養液中に出現した非組換え体(野生型)と組換え体
のウィルスの中から限界希釈法、もしくはプラーク法な
どの一般的な方法によって組換え体ウィルスをクローニ
ングすることができる。組換え体ウィルスは多角体の形
成能がないことから、野生型ウィルスと容易に区別でき
る。
FeIFNの生産は、前記の組換えカイコ核多角体ウィ
ルスをカイコ生体中で増殖させることにより行なう。前
記の組換え体ウィルスを含む培養液をカイコ幼虫に注射
して、クワの葉または合成飼料を与えて飼育する。飼育
後、体液を採取し、その上清からFeIFNを回収する
。
ルスをカイコ生体中で増殖させることにより行なう。前
記の組換え体ウィルスを含む培養液をカイコ幼虫に注射
して、クワの葉または合成飼料を与えて飼育する。飼育
後、体液を採取し、その上清からFeIFNを回収する
。
体液中に存在する組換えカイコ核多角体病ウィルスはp
H1〜4で、4℃で1日保存することによって失活させ
ることができる。
H1〜4で、4℃で1日保存することによって失活させ
ることができる。
本発明で使用する銅をキレート結合させた担体(以下、
銅キレート担体と略す)としては、アガロース、セルロ
ース、ポリアクリルアミドゲルなどに、例えばビスカル
ボキシメチルイミノ基[N(CH2C00H)2]など
のキレート能を有する交換基が結合した担体を、硫酸銅
などの銅塩の溶液で処理した担体が挙げられる。好まし
くは、“キレ−ティングセファロース” (Pharm
acia 社製)などの不溶性多糖類系担体に銅をキレ
ートさせた担体が用いられる。
銅キレート担体と略す)としては、アガロース、セルロ
ース、ポリアクリルアミドゲルなどに、例えばビスカル
ボキシメチルイミノ基[N(CH2C00H)2]など
のキレート能を有する交換基が結合した担体を、硫酸銅
などの銅塩の溶液で処理した担体が挙げられる。好まし
くは、“キレ−ティングセファロース” (Pharm
acia 社製)などの不溶性多糖類系担体に銅をキレ
ートさせた担体が用いられる。
銅キレート担体によるFeIFNの精製操作は次のよう
に行なう。
に行なう。
すなわち、まずFeIFNを含む溶液を銅キレート担体
に接触吸着させる。吸着は、バッチ法、カラム法どちら
でも可能であるが、カラム法の方が吸着効率が高い。
に接触吸着させる。吸着は、バッチ法、カラム法どちら
でも可能であるが、カラム法の方が吸着効率が高い。
溶離は、リン酸、酢酸、クエン酸などの酸性緩衝液で行
ない、pH5以下が好ましい。しかし、高イオン強度下
では、さらに高いpHでの溶離が可能となる。
ない、pH5以下が好ましい。しかし、高イオン強度下
では、さらに高いpHでの溶離が可能となる。
イオン強度は、リン酸、酢酸、クエン酸などの緩衝液の
濃度を上げたり、塩化ナトリウム、塩化カリウムのよう
な中性塩の添加(0,2〜1.0M)により増加させる
ことができる。
濃度を上げたり、塩化ナトリウム、塩化カリウムのよう
な中性塩の添加(0,2〜1.0M)により増加させる
ことができる。
溶出剤の組成、液量は特に限定されるものではなく、最
適な溶離条件は存在する夾雑蛋白質、およびFeIFN
の量、カラムの寸法などに応じて適宜決定される。
適な溶離条件は存在する夾雑蛋白質、およびFeIFN
の量、カラムの寸法などに応じて適宜決定される。
このようにしてFe1FNを銅キレート担体に吸着・溶
離させることにより、粗FeIFN中に混在していた夾
雑蛋白質を除去して、選択的にFeIFNを精製分離す
ることができる。
離させることにより、粗FeIFN中に混在していた夾
雑蛋白質を除去して、選択的にFeIFNを精製分離す
ることができる。
また本発明方法は、他のアフィニティークロマトグラフ
ィーと組み合わせて使用することもできる。他のアフィ
ニティークロマトグラフィーとしては、ブルー色素を結
合させた担体(以下、ブルー担体と略す)を用いる方法
が好ましく、特にブルー担体を銅キレート担体の前に用
いるのが好ましい。また、これらを連続して使用しても
よい。
ィーと組み合わせて使用することもできる。他のアフィ
ニティークロマトグラフィーとしては、ブルー色素を結
合させた担体(以下、ブルー担体と略す)を用いる方法
が好ましく、特にブルー担体を銅キレート担体の前に用
いるのが好ましい。また、これらを連続して使用しても
よい。
ブルー担体としては、次のものが使用される。
ブルー色素は一般客をCIリアクティブブルー2といい
、例えばCI BA−GE IGY社から“シバクロン
ブルーF3GA″、または“シバクロンブルー3GA”
という商品名で市販されている青色色素などが挙げられ
る。実際のクロマトグラフィーに用いるブルー担体とし
ては、“ブルー・セファ0−スCL −6B” (P
harmacia社)、“ブルー−セファロース6フア
ーストフロー”(Pharmacia社)、“マドレッ
クスゲル・ブルーA” (Amieon社)、および“
アフィゲル・ブルー(Biorad社)などの商品名で
市販されているブルーアガロースゲル、または“ブルー
−トリスアクリル−M″ (LKB社)、“ブルーセル
ロースゲル” (チッソ社)などの商品名で市販されて
いるブルーセルロースゲルなどが適当であり、容易に入
手することができる。
、例えばCI BA−GE IGY社から“シバクロン
ブルーF3GA″、または“シバクロンブルー3GA”
という商品名で市販されている青色色素などが挙げられ
る。実際のクロマトグラフィーに用いるブルー担体とし
ては、“ブルー・セファ0−スCL −6B” (P
harmacia社)、“ブルー−セファロース6フア
ーストフロー”(Pharmacia社)、“マドレッ
クスゲル・ブルーA” (Amieon社)、および“
アフィゲル・ブルー(Biorad社)などの商品名で
市販されているブルーアガロースゲル、または“ブルー
−トリスアクリル−M″ (LKB社)、“ブルーセル
ロースゲル” (チッソ社)などの商品名で市販されて
いるブルーセルロースゲルなどが適当であり、容易に入
手することができる。
ブルー担体からの溶離は、溶出剤のpH値、イオン強度
、疎水度によって決定される。例えば、高イオン強度下
ではpH6〜8でFeIFNは溶出される。高イオン強
度は、リン酸、酢酸、クエン酸、ホウ酸、トリス・塩酸
などの緩衝液の濃度を上げたり、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化カルシウムのような中性塩の添加(08
2〜1゜OM)により増加させることができる。また、
溶出剤中にエチレングリコール、プロピレングリコール
などの疎水的相互作用を弱める溶剤を帛む場合、pH5
〜8での溶出が可能になる。
、疎水度によって決定される。例えば、高イオン強度下
ではpH6〜8でFeIFNは溶出される。高イオン強
度は、リン酸、酢酸、クエン酸、ホウ酸、トリス・塩酸
などの緩衝液の濃度を上げたり、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化カルシウムのような中性塩の添加(08
2〜1゜OM)により増加させることができる。また、
溶出剤中にエチレングリコール、プロピレングリコール
などの疎水的相互作用を弱める溶剤を帛む場合、pH5
〜8での溶出が可能になる。
[実 施 例]
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
(1)抗ウイルス活性測定法
ウィルスはVesicular Stomatitis
Virus、感受性細胞はネコFC9(文献1)を用
い、CPE法に従って抗ウィルス活性を測定した。スタ
ンダードリファレンスとして、NIHのヒトの天然型α
IFN換算したHu I FNαを用いた。
Virus、感受性細胞はネコFC9(文献1)を用
い、CPE法に従って抗ウィルス活性を測定した。スタ
ンダードリファレンスとして、NIHのヒトの天然型α
IFN換算したHu I FNαを用いた。
形質転換大腸菌E、colt (pFeIFNl)(微
工研条寄第1633号)から文献4の方法で抽出したプ
ラスミドpFe、IFN、1 20μgを制限酵素5f
aN1、HincIIで完全分解し、得られた複数のD
NA断片をアガロースゲル電気泳動で分け、約750b
PのDNA断片をエレクトロエリューションで取り出し
、約2μgを回収した。こうして、FeIFNをコード
するDNAを含む5faN1−HincII断片を得た
。
工研条寄第1633号)から文献4の方法で抽出したプ
ラスミドpFe、IFN、1 20μgを制限酵素5f
aN1、HincIIで完全分解し、得られた複数のD
NA断片をアガロースゲル電気泳動で分け、約750b
PのDNA断片をエレクトロエリューションで取り出し
、約2μgを回収した。こうして、FeIFNをコード
するDNAを含む5faN1−HincII断片を得た
。
クローニングベクターpBMO30(文献3)5μgを
制限酵素Bgln、SmaIで完全分解し、上記の5f
aN1−HincII断片とT4DNAリガーゼでライ
ゲーションした。この反応液をコンピテント化したE、
coli HBIOI(全酒造製)と混合し、形質転
換を行なった。1100tt/mlのアンピシリンを含
むLBプレート上に生育するコロニーの中から、アルカ
リミニスクリーン法で抽出したプラスミドのHindI
[Iでの制限分析により、クローニングベクターpBM
030に約750bpのDNA断片が組み込まれている
プラスミドを得た。そのプラスミドのFeIFNをコー
ドするDNAの開始コドンを含む約100baieのD
NAシーケンスを行なって、pBMO30にFeIFN
をコードするDNAが組み込まれているプラスミドを得
た。この組換え体プラスミドをpBmFeIFNlとし
た。pBmFeIFNlの作製法を第1図に示す。
制限酵素Bgln、SmaIで完全分解し、上記の5f
aN1−HincII断片とT4DNAリガーゼでライ
ゲーションした。この反応液をコンピテント化したE、
coli HBIOI(全酒造製)と混合し、形質転
換を行なった。1100tt/mlのアンピシリンを含
むLBプレート上に生育するコロニーの中から、アルカ
リミニスクリーン法で抽出したプラスミドのHindI
[Iでの制限分析により、クローニングベクターpBM
030に約750bpのDNA断片が組み込まれている
プラスミドを得た。そのプラスミドのFeIFNをコー
ドするDNAの開始コドンを含む約100baieのD
NAシーケンスを行なって、pBMO30にFeIFN
をコードするDNAが組み込まれているプラスミドを得
た。この組換え体プラスミドをpBmFeIFNlとし
た。pBmFeIFNlの作製法を第1図に示す。
文献3の方法で組換え体ウィルスを作製した。
すなわち、50mM HEPESバッファーpH7,
1,0,28M NaC1,0,7mMNa2HPO
+、0.7mM NaH2PO4からなる2、5ml
の溶液に、2.5mlのDNA混合液(0,25M
CaCl2、カイコ核多角体病ウィルスBmNPV
73株(文献3)のDNAlopg、組換え体プラスミ
ドpBmFeIFN1のDNA65μgを含む)を滴下
し、生じた懸濁液の0.5mlを5mlの10%FBS
を添加したTC−10培地(文献5)中、25cnfの
フラスコで平面培養した約3X105個のBM−N細胞
(文献3)の培養基に加え、カイコ細胞にDNAを導入
した。20日間後、新鮮な培地と交換し、さらに5日間
培養後、培養液を回収した。その培養液を遠心して清澄
化した上清を希釈して、平面に培養したBM−N細胞の
培養基に添加して7日間培養後、顕微鏡観察によりウィ
ルス感染が見られ、かつ多角体が形成していない培養基
を選択した(限界希釈法)。限界希釈法を2回繰り返す
ことによって組換え体ウィルスをクローニングし、ここ
で作製したFeIFNをコードするDNAを含む組換え
体ウィルスをBmFeIFNlと七た。
1,0,28M NaC1,0,7mMNa2HPO
+、0.7mM NaH2PO4からなる2、5ml
の溶液に、2.5mlのDNA混合液(0,25M
CaCl2、カイコ核多角体病ウィルスBmNPV
73株(文献3)のDNAlopg、組換え体プラスミ
ドpBmFeIFN1のDNA65μgを含む)を滴下
し、生じた懸濁液の0.5mlを5mlの10%FBS
を添加したTC−10培地(文献5)中、25cnfの
フラスコで平面培養した約3X105個のBM−N細胞
(文献3)の培養基に加え、カイコ細胞にDNAを導入
した。20日間後、新鮮な培地と交換し、さらに5日間
培養後、培養液を回収した。その培養液を遠心して清澄
化した上清を希釈して、平面に培養したBM−N細胞の
培養基に添加して7日間培養後、顕微鏡観察によりウィ
ルス感染が見られ、かつ多角体が形成していない培養基
を選択した(限界希釈法)。限界希釈法を2回繰り返す
ことによって組換え体ウィルスをクローニングし、ここ
で作製したFeIFNをコードするDNAを含む組換え
体ウィルスをBmFeIFNlと七た。
BmFeIFNlは、European Co11ec
tion ofAnimsl Ce1l Cuture
sにブダペスト条約に基づき寄託されている(Acce
stion No、 VB9062701)。
tion ofAnimsl Ce1l Cuture
sにブダペスト条約に基づき寄託されている(Acce
stion No、 VB9062701)。
η) 組換え体ウィルス液の調製
75alのフラスコ底面で、15m1の10%FBSを
含むTC−10培地中で平面培養した約3×106のB
M−N細胞に、前記(3)でクローニングした組換え体
ウィルスを含むBM−N細胞の培養液50μ!をBM−
N細胞に添加して、27℃で5日間培養後、培養液を3
.OOOrpmで5分間遠心分離して遠心上清を組換え
体ウィルス液として得た。それぞれのウィルス液を10
−7希釈し、その1 mlをBM−N細胞の培養基に添
加して27℃で7日間培養を続けると、顕微鏡観察によ
って培養基のBM−N細胞にウィルス感染が認められた
。
含むTC−10培地中で平面培養した約3×106のB
M−N細胞に、前記(3)でクローニングした組換え体
ウィルスを含むBM−N細胞の培養液50μ!をBM−
N細胞に添加して、27℃で5日間培養後、培養液を3
.OOOrpmで5分間遠心分離して遠心上清を組換え
体ウィルス液として得た。それぞれのウィルス液を10
−7希釈し、その1 mlをBM−N細胞の培養基に添
加して27℃で7日間培養を続けると、顕微鏡観察によ
って培養基のBM−N細胞にウィルス感染が認められた
。
(5) カイコ生体中でのFeIFNの生産5令1日
目のカイコ幼虫に、(4)で得た組換え体ウィルスのウ
ィルス液をそれぞれ50μl/頭注射し、25℃で4日
間、市販の合成飼料(ビタミルク販売株式会社)を与え
て飼育後、尾脚を切り、体液を氷冷したエッペンドルフ
・チューブに採取し、遠心し、上清を得、抗ウィルス活
性を調べた。
目のカイコ幼虫に、(4)で得た組換え体ウィルスのウ
ィルス液をそれぞれ50μl/頭注射し、25℃で4日
間、市販の合成飼料(ビタミルク販売株式会社)を与え
て飼育後、尾脚を切り、体液を氷冷したエッペンドルフ
・チューブに採取し、遠心し、上清を得、抗ウィルス活
性を調べた。
7.7X107単位/ml(体液)のFe1FNが生産
されていた。
されていた。
(6) 組換えカイコ核多角体病ウィルスの失活0.
1ml当たり4×108TC■D5oの組換えカイコ核
多角体病ウィルスBmFelFN1を含むカイコ体液を
、0.IN塩酸でpH1,5にして4℃で1日保存した
。2N NaOH溶液で中和し、その1 mlをBM
−N細胞の培養液に添加したがBM−N細胞はウィルス
感染しなかった。
1ml当たり4×108TC■D5oの組換えカイコ核
多角体病ウィルスBmFelFN1を含むカイコ体液を
、0.IN塩酸でpH1,5にして4℃で1日保存した
。2N NaOH溶液で中和し、その1 mlをBM
−N細胞の培養液に添加したがBM−N細胞はウィルス
感染しなかった。
塩酸によって組換え体ウィルスBmF e I FNl
を失活させ、NaOH溶液によって中和したカイコ体液
と粗FeIFN溶液とした。
を失活させ、NaOH溶液によって中和したカイコ体液
と粗FeIFN溶液とした。
(7)ブルー色素を結合させた担体を用いたFeIFN
の精製 前記(6)項の3. 8 X 106 、U/mlのF
eIFN活性を含み、FeIFN比活性が1.2X10
6U / mg蛋白質である粗FeIFN溶液14.5
A’を、“ブルーセファロース(ファースト・フロータ
イブ)”270m1を含むカラムにかけ、続いてこのカ
ラムを0.5M塩化カリウムを含む50mM)リス−塩
酸緩衝液(pH8)1250mlで洗浄した後、1M塩
化カリウムを含む50mM)リス・塩酸緩衝液(pH8
)1.081および1M塩化カリウム、40%エチレン
グリコールを含む50mM)リス・塩酸緩衝液(pH−
8)1.081でFeIFNを溶出した。溶出されたF
eIFNは4.2X107U/mlのFe1FN活性を
含み、比活性1.lX108U/■蛋白質であった。こ
のときのFeIFN活性回収率は82.4%で、比活性
は92倍に上昇した。
の精製 前記(6)項の3. 8 X 106 、U/mlのF
eIFN活性を含み、FeIFN比活性が1.2X10
6U / mg蛋白質である粗FeIFN溶液14.5
A’を、“ブルーセファロース(ファースト・フロータ
イブ)”270m1を含むカラムにかけ、続いてこのカ
ラムを0.5M塩化カリウムを含む50mM)リス−塩
酸緩衝液(pH8)1250mlで洗浄した後、1M塩
化カリウムを含む50mM)リス・塩酸緩衝液(pH8
)1.081および1M塩化カリウム、40%エチレン
グリコールを含む50mM)リス・塩酸緩衝液(pH−
8)1.081でFeIFNを溶出した。溶出されたF
eIFNは4.2X107U/mlのFe1FN活性を
含み、比活性1.lX108U/■蛋白質であった。こ
のときのFeIFN活性回収率は82.4%で、比活性
は92倍に上昇した。
(8) 銅をキレート結合させた担体を用いたFeI
FNの精製 前記(7)項のブルー担体からのFeIFN溶出液i、
o8iを、銅をキレート結合させた“キレ−ティングセ
ファローズ150 mlを含むカラムに直接かけ、0.
3M塩化ナトリウムを含む20mM酢酸緩衝液(pH4
,2)で洗浄後、0.3M塩化ナトリウムを含む20m
M酢酸緩衝液(pH3,9)750mlでFeIFNを
溶出した。溶出されたFeIFNは2.7X107U/
mlのFeIFN活性を含み、比活性1.4x108U
/■蛋白質であった。このときのFeIFN活性回収率
は45%で、比活性は1.3倍に上昇した。
FNの精製 前記(7)項のブルー担体からのFeIFN溶出液i、
o8iを、銅をキレート結合させた“キレ−ティングセ
ファローズ150 mlを含むカラムに直接かけ、0.
3M塩化ナトリウムを含む20mM酢酸緩衝液(pH4
,2)で洗浄後、0.3M塩化ナトリウムを含む20m
M酢酸緩衝液(pH3,9)750mlでFeIFNを
溶出した。溶出されたFeIFNは2.7X107U/
mlのFeIFN活性を含み、比活性1.4x108U
/■蛋白質であった。このときのFeIFN活性回収率
は45%で、比活性は1.3倍に上昇した。
[発明の効果]
本発明によれば、ネコの抗ウィルス剤、抗腫瘍剤として
期待されるFeIFNを高純度で、かつ大量生産するこ
とができる。
期待されるFeIFNを高純度で、かつ大量生産するこ
とができる。
[参考文献]
(1) J、 K、 Yxmamotoら:Vet、
Immunol、 and Immun。
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patholl、 11. 1−19. (198
6)。
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(2) A、Yanaiら:ヨーロッパ公開特許 第
322870号 (3) T、 Horiuchiら:^gric、
Riot、 Chew、、 51. 157.3
−1580. (1987)。
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(4) T、Maniatisら編:Mo1ecul
er Cloning、 A Laboratoty
Manual、 (1982) pH6〜96.
Co1d Spring Harbot La
botator7. New Work。
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(5) G、R,Gardinet and H6
5tockdale : J、 Inverte
brxte PatbologT、 25. 36
3−370. (1975)。
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brxte PatbologT、 25. 36
3−370. (1975)。
第1図は、ネコインターフェロンをコードするDNAを
含む組換え体プラスミドpBmFelFN1の作製例の
概略図である。 特許出願人 東 し 株 式 会 社第1図
含む組換え体プラスミドpBmFelFN1の作製例の
概略図である。 特許出願人 東 し 株 式 会 社第1図
Claims (1)
- (1)ネコインターフェロンの蛋白質をコードするDN
Aにより遺伝子組換えされた組換えカイコ核多角体病ウ
ィルスを、カイコ生体中で増殖させてネコインターフェ
ロンを生産させた後、生産されたネコインターフェロン
を含む溶液を、銅をキレート結合させた担体に接触させ
、次いで該担体への吸着物を溶出剤で溶出させることを
特徴とする高純度ネコインターフェロンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2173298A JP2621595B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 高純度ネコインターフェロンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2173298A JP2621595B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 高純度ネコインターフェロンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459799A true JPH0459799A (ja) | 1992-02-26 |
| JP2621595B2 JP2621595B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=15957853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2173298A Expired - Fee Related JP2621595B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 高純度ネコインターフェロンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621595B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107258708A (zh) * | 2017-07-24 | 2017-10-20 | 广西壮族自治区蚕业技术推广总站 | 不同斑纹品种混精杂交筛选转基因家蚕纯合子的方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0322870A2 (en) * | 1987-12-29 | 1989-07-05 | Toray Industries, Inc. | Synthetic plasmid, transformant, feline interferon gene and method for producing feline interferon |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP2173298A patent/JP2621595B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0322870A2 (en) * | 1987-12-29 | 1989-07-05 | Toray Industries, Inc. | Synthetic plasmid, transformant, feline interferon gene and method for producing feline interferon |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107258708A (zh) * | 2017-07-24 | 2017-10-20 | 广西壮族自治区蚕业技术推广总站 | 不同斑纹品种混精杂交筛选转基因家蚕纯合子的方法 |
| CN107258708B (zh) * | 2017-07-24 | 2020-07-03 | 广西壮族自治区蚕业技术推广总站 | 不同斑纹品种混精杂交筛选转基因家蚕纯合子的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2621595B2 (ja) | 1997-06-18 |
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