JPH0460983B2 - - Google Patents
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- JPH0460983B2 JPH0460983B2 JP58101711A JP10171183A JPH0460983B2 JP H0460983 B2 JPH0460983 B2 JP H0460983B2 JP 58101711 A JP58101711 A JP 58101711A JP 10171183 A JP10171183 A JP 10171183A JP H0460983 B2 JPH0460983 B2 JP H0460983B2
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明は、
一般式
「式中、R1、R2、R3およびR4は、同一もしくは
異なつて、水素原子、アルキル基またはR1とR2
および/またはR3とR4が、それぞれ隣接する窒
素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリジニ
ルまたはモルホニル基を;R5は、ハロゲン原子、
アミノ基、ヒドロキシル基、オキソ基、アルキル
基、アルコキシ基、アミノアルキル基、ヒドロキ
シ置換アルキル基、ジアルキルアミノアルキル
基、アリール基、アルアルキル基、ハロゲン置換
アリール基、アルアルキルオキシカルボニルアミ
ノ基、アルアルキルオキシカルボニルアミノアル
キル基、トリアルコキシ置換アロイルアミノ基、
アルキル置換ピペラジニルアルキル基、トリアル
コキシ置換アルアルケニルカルボニル基もしくは
ピロリジニルカルボニルアルキル基から選ばれる
1〜3つの置換基で置換されていてもよいシクロ
アルキル、アシル、フリル、チエニル、テトラヒ
ドロフリル、ピロリジニル、ピリジル、ピラニ
ル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニ
ル、チアジニル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル
またはクロメニル基を;Aは、結合手を示すかま
たはヒドロキシル基、アルキル基もしくはアリー
ル基から選ばれる1つの置換基で置換されていて
もよいアルキレン、アルケニレンまたはアルカジ
エニレン基を;およびnは、1、2または3を、
それぞれ示す。 で表わされるN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類
およびその製造法並びにそれらを含有する抗潰瘍
剤に関する。 従来、L−グルタミンが抗潰瘍剤として広く用
いられてきたが、近年その改良型としてアシルグ
ルタミン酸誘導体が開発され、潰瘍の治療に用い
られるようになつた。しかし、アシルグルタミン
酸誘導体の抗潰瘍作用も十分とは言えず、より強
力な抗潰瘍作用を有し、有効率の高い化合物の開
発が望まれていた。 このような背景下において、本発明者らは、強
力な抗潰瘍作用を有する化合物を見出すことを目
的に鋭意研究した結果、強力な抗潰瘍作用を有
し、かつ所望のすべての目的を満足させる一般式
()で表わされる化合物とその製造法を見出し、
本発明を完成したものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 一般式()において、R1、R2、R3およびR4
のアルキル基としては、たとえば、メチル、エチ
ル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、
iso−ブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、ペン
チル、ヘキシル、オクチルなどの基が挙げられ、
とりわけC1〜4アルキル基が好ましい。 R5におけるシクロアルキル基としては、シク
ロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチルなどの基、またアシル基として
は、たとえば、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ルなどのアルカノイル基、ベンゾイル、ナフトイ
ルなどのアロイル基、ピペラジンカルボニル基お
よびフリルカルボニル基などが挙げられる。 そして、これらR1、R2、R3およびR4における
アルキル基、R5のシクロアルキル、アシル、フ
リル、チエニル、テトラヒドロフリル、ピロリジ
ニル、ピリジル、ピラニル、モルホリニル、ピペ
リジニル、ピペラジニル、チアジニル、ベンゾフ
リル、ベンゾチエニルまたはクロメニル基は、た
とえば、フツ素原子、塩素原子、臭素原子および
ヨウ素原子などのハロゲン原子;アミノ基;ヒド
ロキシル基;オキソ基;メチル、エチル、n−プ
ロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチ
ル、sec−ブチル、tert−ブチル、ベンチル、ヘ
キシル、ヘプチルおよびオクチルなどのアルキル
基;メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso
−プロポキシ、n−ブトキシ、iso−ブトキシ、
sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、ペントキシ、
ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシおよびオクチル
オキシなどのアルコキシ基;アミノメチルおよび
アミノエチルなどのアミノアルキル基;ヒドロキ
シメチルおよびヒドロキシエチルなどのヒドロキ
シ置換アルキル基;ジメチルアミノメチルおよび
ジエチルアミノエチルなどのジアルキルアミノア
ルキル基;フエニルおよびナフチルなどのアリー
ル基;ベンジル、フエネチルおよびナフチルメチ
ルなどのアルアルキル基;(2,3,4−または
3,4,5−)トリメトキシベンジルのようなト
リアルコキシ置換アルアルキル基:クロロフエニ
ルのようなハロゲン置換アリール基;ベンジルオ
キシカルボニルアミノのようなアルアルキルオコ
シカルボニルアミノ基;ベンジルオキシカルボニ
ルアミノメチルのようなアルアルキルオキシカル
ボニルアミノアルキル基;3,4,5−トリメト
キシベンゾイルアミノのようなトリアルコキシ置
換アロイルアミノ基;N−メチルピペラジン−1
−イルメチルのようなアルキル置換ピペラジニル
アルキル基;3,4,5−トリメトキシスチリル
カルボニルのようなトリアルコキシ置換アルアル
ケニルカルボニル基;並びにピロリジニルカルボ
ニルメチルのようなピロリジニルカルボニルアル
キル基から選ばれる1つ〜3つの置換基で置換さ
れていてもよい。 またAにおけるアルキレン基としては、たとえ
ば、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン
などの基;アルケニレン基としては、たとえば、
ビニレン、プロペニレン、ブテニレン、2,4−
ブタジエニレンなどの基;アルカジエニレン基と
しては、たとえば、1,4−ベタジエニレンなど
の基が挙げられ、これらは、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチルなどのアルキル基;ヒドロキシル
基;フエニル、ナフチルなどのアリール基などで
置換されていてもよい。 また、一般式()の化合物は不斉炭素原子を
有するためにD、LおよびDL体が存在し、また
二重結合を有する場合シス−トランス異性体、互
変異性体などが存在するが、これらの異性体およ
びそれらの混合物はいずれも本発明に包含され
る。さらに、一般式()の化合物の水和物およ
び溶媒和物も本発明に包含される。 また、一般式()の化合物がカルボキシル
基、ヒドロキシル基およびアミノ基を有している
場合、当該分野で知られる保護基で保護されてい
てもよい。ここにおいてヒドロキシル基の保護基
としては、通常ヒドロキシ保護基として使用し得
るすべての基を含み、たとえば、ベンジルオキシ
カルボニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル、4−ブロモベンジルオキシカルボニル、4−
メトキシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジ
メトキシベンジルオキシカルボニル、4−(フエ
ニルアゾ)ベンジルオキシカルボニル、4−(4
−メトキシフエニルアゾ)ベンジルオキシカルボ
ニル、tert.−ブトキシカルボニル、1,1−ジメ
チルプロポキシカルボニル、イソプロポキシカル
ボニル、ジフエニルメトキシカルボニル、2,
2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,
2,2−トリブロモエトキシカルボニル、2−フ
ルフリルオキシカルボニル、1−アダマンチルオ
キシカルボニル、1−シクロプロピルエトキシカ
ルボニル、8−キノリルオキシカルボニルまたは
トリフルオロアセチルなどの脱離しやすいアシル
基およびベンジル、トリチル、メトキシメチル、
o−ニトロフエニルスルフエニル、2,4−ジニ
トロフエニルスルフエニル基などが挙げられる。
また、アミノ基の保護基としては、通常アミノ保
護基として使用し得るすべての基を含み、たとえ
ば、トリクロロエトキシカルボニル、トリブロモ
エトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニ
ル、メタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、p
−トルエンスルホニル、p−ニトロベンジルオキ
シカルボニル、o−ブロモベンジルオキシカルボ
ニル(モノ−、ジ−、トリ−)クロロアセチル、
トリフルオロアセチル、アセチル、ホルミル、
tert.−アミルオキシカルボニル、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、2−シアノエトキシ
カルボニル、tert.−ブトキシカルボニル、メトキ
シ メトキシカルボニル、アセチルメトキシカル
ボニル、p−メトキシベンシルオキシカルボニ
ル、フエニルオキシカルボニル、3,4−ジメト
キシベンジルオキシカルボニル、4−(フエニル
アゾ)ベンジルオキシカルボニル、4−(4−メ
トキシフエニルアゾ)ベンジルオキシカルボニ
ル、ピリジン−1−オキシド−2−イル−メトキ
シカルボニル、2−フルフリルオキシカルボニ
ル、ジフエニルメトキシカルボニル、1,1−ジ
メチルプロポキシカルボニル、イソプロポキシカ
ルボニル、1−シクロプロピルエトキシカルボニ
ル、フタロイル、スクシニル、1−アダマンチル
オキシカルボニル、8−キノリルオキシカルボニ
ル、ベンゾイル、p−ニトロベンゾイル、p−
tert.−ブチルベンゾイルなどの脱離しやすいアシ
ル基、さらに、トリチル、ベンジル、p−ニトロ
ベンジル、o−ニトロフエニルスルフエニル、
2,4−ジニトロフエニルスルフエニル、ベンジ
リデン、p−ニトロベンジリデン、2−ヒドロキ
シベンジリデン、2−ヒドロキシ−5−クロロベ
ンジリデン、2−ヒドロキシ−1−ナフチルメチ
レン、3−ヒドロキシ−4−ピリジルメチレン、
2−(1−エトキシカルボニル−1−プロペニ
ル)、2−〔1−1−モルホリノ)カルボニル−1
−プロペニル〕、2−(1−ジエチルアミノカルボ
ニル−1−プロペニル)、1−メトキシカルボニ
ル−2−プロピリデン、1−エトキシカルボニル
−2−プロピリデン、3−エトキシカルボニル−
2−ブチリデン、1−アセチル−2−プロピリデ
ン、1−ベンゾイル−2−プロピリデン、1−
〔N−(2−メトキシフエニル)カルバモイル〕−
2−プロピリデン、1−〔N−(4−メトキシフエ
ニル)カルバモイル〕−2−プロピリデン、2−
エトキシカルボニルシクロヘキシリデン、2−エ
トキシカルボニルシクロペンチリデン、2−アセ
チルシクロヘキシリデン、3,3−ジメチル−5
−オキソシクロヘキシリデンなどの脱離しやすい
基およびジ−もしくはトリ−アルキルシリル基な
どのアミノ保護基が挙げられる。さらに、カルボ
キシル基の保護基としては、通常のカルボキシル
保護基として使用し得るすべての基を含み、たと
えば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プ
ロピル、tert.−ブチル、n−ブチル、フエニル、
インダニル、ベンジル、ジフエニルメチル、トリ
チル、p−ニトロベンジル、p−メトキシベンジ
ル、ベンゾイルメチル、アセチルメチル、p−ニ
トロベンゾイルメチル、p−ブロモベンゾイルメ
チル、p−メタンスルホニルベンゾイルメチル、
フタルイミドメチル、トリクロロエチル、1,1
−ジメチル−2−プロペニル、1,1−ジメチル
プロピル、アセトキシメチル、プロピオニルオキ
シメチル、ピバロイルオキシメチル、1−アセチ
ルエチル、1−ピバロイルオキシエチル、1−ピ
バロイルオキシ−n−プロピル、アセチルチオメ
チル、ピバロイルチオメチル、1−アセチルチオ
エチル、1−ピバロイルチオエチル、メトキシメ
チル、エトキシメチル、プロポキシメチル、イソ
プロポキシメチル、n−プトキシメチル、メトキ
シカルボニルオキシメチル、エトキシカルボニル
オキシメチル、tert.−ブトキシカルボニルメチ
ル、1−メトキシカルボニルオキシ−エチル、1
−エトキシカルボニルオキシ−エチル、1−イソ
プロポキシカルボニルオキシ−エチル、フタリジ
ル、2−(フタリジリデン)−エチル、2−(5−
フルオロフタリジリデン)−エチル、2−(6−ク
ロロフタリジリデン)−エチル、2−(6−メトキ
シフタリジリデン)−エチル、5−メチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル、5−
エチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4
−イル、5−プロピル−2−オキソ−1,3−ジ
オキソール−4−イル、1,1−ジメチル−2−
プロペニル、3−メチル−3−ブチニル、スクシ
ンイミドメチル、1−シクロプロピルエチル、メ
チルチオメチル、フエニルチオメチル、ジメチル
アミノメチル、キノリン−1−オキシド−2−イ
ル−メチル、ピリジン−1−オキシド−2−イル
−メチル、ビス(p−メトキシフエニル)メチル
などの基が挙げられ、さらに四塩化チタンの如き
非金属化合物でカルボキシル基が保護されている
場合、並びに特開昭46−7073号およびオランダ国
公開公報7105259号に記載されているようにたと
えばジメチルクロロシランの如きシリル化合物で
カルボキシル基が保護されている場合などが挙げ
られる。 また一般式()の化合物が塩形成能を有する
酸性基または塩基性基を有する場合、それらの塩
も本発明に包含される。ここで酸性基における塩
としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属原子;マグネシウム、カルシウムなどのアル
カリ土類金属原子;アンモニア;プロカイン、ジ
ベンジルアミン、N−ベンジル−β−フエネチル
アミン、1−エフエナミン、N,N−ジベンジル
エチレンジアミン、トリエチルアミン、トリメチ
ルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、ジメチ
ルアニリン、N−メチルピペリジン、N−メチル
モルホリン、ジエチルアミン、ジシクロヘキシル
アミンなどの含窒素有機塩基などとの塩が挙げら
れ、塩基性基における塩としては塩酸、臭化水素
酸、硫酸などの鉱酸;シユウ酸、コハク酸、ギ
酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸などの有
機カルボン酸;メタンスルホン酸、エタンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエン−2−スル
ホン酸、トルエン−4−スルホン酸、メシチレン
スルホン酸(2,4,6−トリメチルベンゼンス
ルホン酸)、ナフタレン−1−スルホン酸、ナフ
タレン−2−スルホン酸、フエニルメタンスルホ
ン酸、ベンゼン−1,3−ジスルホン酸、トルエ
ン−3,5−ジスルホン酸、ナフタレン−1,5
−ジスルホン酸、ナフタレン−2,6−ジスルホ
ン酸、ナフタレン−2,7−ジスルホン酸、ベン
ゼン−1,3,5−トリスルホン酸、ベンゼン−
1,2,4−トリスルホン酸、ナフタレン−1,
3,5−トリスルホン酸などのスルホン酸などと
の塩が挙げられる。 本発明によれば、抗潰瘍剤として有用な一般式
()で示される新規な化合物は、以下に述べる
製造法によつて得ることができる。 すなわち、本発明化合物は、 製造法 1 一般式 〔式中、R1、R2、R3、R4およびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物またはその塩と 一般式 R5−A−COOH () 〔式中、R5およびAは前記した意味を有する。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体を反応させる方法、 製造法 2 一般式 〔式中、R3、R4、R5、Aおよびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、 一般式 〔式中、R1およびR2は前記した意味を有する。〕 で表わされるアミン類を反応させる方法、 製造法 3 一般式 〔式中、R1、R2、R5、Aおよびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、 一般式 〔式中、R3およびR4は前記した意味を有する。〕 で表わされるアミン類を反応させる方法、および 製造法 4 一般式 〔式中、R5、Aおよびnは前記した意味を有す
る。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、一般式()で表わされ
るアミン類を反応させて 一般式 〔式中、R1、R2、R5、Aおよびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物を得る方法などによつて製造
することができる。 一般式()における塩としては、塩酸、臭化
水素酸などとの酸付加塩が挙げられる。 次に、本発明化合物の製造法をさらに詳細に説
明する。 製造法 1 一般式()の化合物と、一般式()の化合
物を反応させて、一般式()の目的化合物を得
る。この反応では、N,N′−ジクロヘキシルカ
ルボジイミドなどの縮合剤が使用される。また一
般式()の化合物の代わりに、そのカルボキシ
ル基における反応性誘導体を反応に供してもよ
く、その反応性誘導体としては、たとえば、酸ハ
ロゲニド(たとえば、酸クロリド)または混合酸
無水物(たとえば、クロル炭酸エチルなどとの混
合酸無水物)または酸アジドなどが挙げられ、こ
れらを反応に供する場合、通常のアミド化反応の
条件が適用される。 また、この反応において用いられる溶媒として
は、反応に悪影響を及ぼさないすべての溶媒、た
とえば、塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素
類、テトラヒドロフランおよびジオキサンなどの
エーテル類またはアセトニトリルなどのニトリル
類が挙げられる。反応温度は、使用する化合物お
よび溶媒によつて異なるが、通常、−20〜50℃で
よく、特に一般式()を化合物のカルボキシル
基における反応性誘導体である酸ハロゲニドを使
用する場合は、トリエチルアミンまたはピリジン
などの脱酸剤の存在下、室温で、また、混合酸無
水物を使用する場合は、−20〜0℃で、さらにま
た、カルボン酸を使用する場合、縮合剤の存在
下、0℃前後に保つことが好ましい。そしてこの
反応は、おおむね数分〜数十時間で完結する。 なお、上述した製造法1では、出発原料となる
一般式()の化合物として、DL体を用いれば
DL体の目的物が、L体を用いればL体の目的物
が、またD体を用いればD体の目的物がそれぞれ
得られる。 製造法 2 一般式()の化合物またはそのカルボキシル
基における反応性誘導体と一般式()のアミン
類を反応させれば、一般式()の化合物を得る
ことができる。ここで一般式()の化合物のカ
ルボキシル基における反応性誘導体としては、た
とえば、クロル炭酸エチルのような炭酸モノアル
キルエステル類と反応させて得られる混合酸無水
物、または酸アジドなどの通常知られている反応
性誘導体が挙げられる。 また、一般式()のアミン類としては、たと
えば、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン、iso−プロピルアミン、n−ブチルア
ミン、ジメチルアミン、ジ−(β−ヒドロキシエ
チル)アミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピ
ルアミン、ジ−n−ブチルアミンなどのC1〜4−
モノ−またはジアルキルアミン類、ピロリジン、
ピペリジン、モルホリン、N−メチルピペラジン
などの複素環式アミン類が挙げられる。 一般式()の化合物を反応に供する場合、縮
合剤たとえば、N,N′−ジシクロヘキシルカル
ボジイミド、カルボニルジイミダゾール、ウツド
ワード試薬−Kの存在下に一般式()のアミン
類と反応させ、また一般式()の化合物のカル
ボキシル基における反応性誘導体を反応に供する
場合、クロル炭酸エチルのような炭酸モノアルキ
ルエステル類と反応させて、得られる混合酸無水
物または酸アジドなどの通常知られている反応性
誘導体を、一般式()のアミン類と反応させ
て、ω−アミド化し、一般式()の化合物を得
る。上記の反応において縮合剤を用いた場合、反
応条件は通常のアミド化反応の条件が適用できる
が、特に溶媒として塩化メチレンなどのハロゲン
化炭化水素類を使用し、0℃前後で反応させるの
が好ましい。また、混合酸無水物またはアジドを
経由して反応を行う場合もおおおむね同じ条件で
反応は進行する。 製造法 3 一般式()の化合物はまたそのカルボキシル
基における反応性誘導体と一般式()のアミン
類を製造法2のアミド化反応と同様の条件にてア
ミド化反応を行い、一般式()の化合物を得る
ことができる。 なお、一般式()の化合物のカルボキシル基
における反応性誘導体とは、一般式()の化合
物のカルボキシル基における反応性誘導体と同様
のものが挙げられる。また、一般式()のアミ
ン類とは、一般式()のアミン類と同様のもの
が挙げられる。 製造法 4 一般式()の化合物またはそのカルボキシル
基における反応性誘導体に対して一般式()の
アミン類を2倍モル以上用いるほかは、製造法1
で述べたと同様のアミド化反応条件で一般式
()の化合物またはそのカルボキシル基におけ
る反応性誘導体と一般式()のアミン類を反応
させて一般式(Ia)の化合物を得る。 なお、一般式()の化合物のカルボキシル基
における反応性誘導体とは、一般式()の化合
物のカルボキシル基における反応性誘導体と同様
のものが挙げられる。 また上述した各製造法において、アミド化に際
し、一般式()または()のアミン類は目的
に応じて同一のアミン類または異なるアミン類を
用いてアミド化することができる。 上述の製造法1、2、3および4における原料
化合物である一般式()、()、()および
()の化合物は、たとえば、以下に示す反応経
路にしたがつて製造することができる。 「反応式中、R1、R2、R3、R4、R5、Aおよびn
は、それぞれ、前記したと同様の意味を有し、R
は、アミノ保護基を、Xは、カルボキル保護基
を、それぞれ示す。」 Xのカルボキシル保護基としては、前述したカ
ルボキシル保護基が挙げられ、特にメチル、エチ
ルおよびtert.−ブチルなどのアルキル基並びにベ
ンジルおよびフエネチルなどのアルアルキル基な
どが好ましい。またRのアミノ保護基としては、
前述したものと同様のものが挙げられる。 一般式()における塩としては、塩酸および
臭化水素酸などとの酸付加塩が挙げられる。 次に、本発明化合物の原料製造工程を反応経路
にしたがつて、さらに詳細に説明する。 一般式()の化合物の製造法 一般式()の化合物(n=1のときは、アス
パラギン酸、n=2のときは、グルタミン酸およ
びn=3のときは、アミノアジピン酸)を出発原
料として、通常のペプタイド合成におけるアミノ
保護基、たとえば、ベンジルオキシカルボニル、
置換ベンジルオキシカルボニルまたはトシル基な
どで一般式()の化合物のアミノ基を保護し
て、一般式()の化合物を得る。これをクロロ
ホルムもしくは1,1,2−トリクロロエタンな
どのハロゲン化炭化水素類またはベンゼンもしく
はトルエンなどの芳香族炭化水素類を溶媒とし
て、p−トルエンスルホン酸または硫酸などの反
応促進剤の存在下に、パラホルムアルデヒドと脱
水縮合させて、一般式(XI)の化合物を得る。な
お、反応促進剤の添加量は、一般式()の化合
物に対して2〜5%(重量/重量)程度が好まし
く、この反応は使用する溶媒によつて若干異なる
が、おおむね数時間で完了する。 このようにして得られた一般式(XI)の化合物
と、一般式()のアミン類を反応させて、一
般式(XII)の化合物を得る。この反応において一
般式()のアミン類の使用量は、一般式
(XI)の化合物に対して2.5〜4倍モル程度であれ
ばよく、溶媒としては、たとえば、クロロホルム
もしくは1,1,2−トリクロロエタンなどのハ
ロゲン化炭化水素類、酢酸エチルもしくは酢酸ブ
チルなどのエステル類、テトラヒドロフランもし
くはジオキサンなどのエーテル類またはベンゼン
もしくはトルエンなどの芳香族炭化水素類などの
反応に関与しないものを使用してもよいが、、反
応試薬のアミン類を過剰に用い、溶媒として使用
してもよい。 このようにして得られた一般式(XII)の化合物
と、一般式()のアミン類を製造法1のアミド
化と同様の条件でアミド化を行い、一般式(
)の化合物を得ることができる。 なお、上述した製造法における一連の反応で
は、出発原料となる一般式()のアミノ酸とし
て、DL体を用いればDL体の目的物が、L体を用
いればL体の目的物が、またD体を用いればD体
の目的物がそれぞれ得られる。 一般式()の化合物の製造法 一般式()の化合物と、一般式()の化合
物の反応性誘導体をシヨツテン−バウマン
(Schotten−Baumann)反応に対して一般式
()の化合物を得、次いでこれを無水酢酸など
のカルボン酸無水物と共に加熱して、一般式(
)の化合物の分子内無水物を形成させた後、一
般式()のアミン類を水、含水アセトンまたは
含水ジオキサン、好ましくは−5〜5℃で水中で
反応際せ、一般式()の化合物を得る。このと
きα−アミド体の外に若干のω−アミド体も生成
するが、これらはPH分割などによつて容易に分離
することができる。 そして上述した製造法において、一般式()
の化合物から一般式()の化合物を得る工程に
おいてラセミ化が起り、目的物がDL体として得
られることもある。 一般式()の化合物の製造法 アスパラギン、グルタミンまたは2−アミノ−
5−カルバモイル吉草酸を、一般式()の化合
物の反応性誘導体と前述した同様のシヨツテン−
バウマン(Schotten−Baumann)反応に付せば、
R1およびR2が水素原子である一般式()の化
合物を得ることができる。また、R1およびR2が
水素原子以外である一般式()の化合物は、ア
スパラギン酸、グルタミン酸または2−アミノア
ジピン酸のα−カルボキシル基とα−アミノ基を
予め前述した当該分野で常用される保護基で保護
する。好ましい保護基としては脱離条件の異なる
カルボキシル保護基とアミノ保護基が挙げられ、
たとえば、tert.−ブチル基とベンジルオキシカル
ボニル基、ベンジル基とtert.−ブチルオキシカル
ボニル基などの組合わせから成る保護基であり、
これらの保護基で保護して一般式()の化合
物を得、次いでこの化合物と一般式()のアミ
ン類を製造法1のアミド化反応と同様な条件で行
つて一般式()の化合物を得る。次いで、α
−カルボキシル保護基およびα−アミノ保護基を
同時に脱離させて一般式()の化合物を得る
か、またはα−アミノ基のみを脱離させて、一般
式()の化合物を得、これらと一般式()
の化合物またはそのカルボキシル基における反応
性誘導体を製造法2のアシル化反応と同様の条件
でアシル化反応を行い、一般式()または(
)の化合物を得る。一般式()の化合物
は、α−カルボキシル保護基を通常の方法によつ
て脱離させて、一般式()の化合物へ誘導する
ことができる。 一般式()の化合物の製造法 一般式()のアミノ酸と一般式()の化合
物またはそのカルボキシル基における反応性誘導
体を製造法1で述べたと同様の条件で反応させ、
一般式()の化合物を得る。 次に、本発明の代表的化合物の薬理効果につい
て説明する。 1 抗潰瘍作用 (1) 24時間絶食させたWistar系ラツト(♂、
体重180〜220g、一群8匹)に本発明化合物
またはプログルミドを経口投与し、1時間後
にインドメサシン(登録商標)25mg/Kgを経
口投与した。一方、対照群には同量のインド
メサシンのみを経口投与した。5時間後に胃
を摘出し、潰瘍面の長さを測定し、その総和
が対照群の50%になる本発明化合物およびプ
ログルミドの投与量(ED50値)を求めた。
その結果を表−1に示す。
異なつて、水素原子、アルキル基またはR1とR2
および/またはR3とR4が、それぞれ隣接する窒
素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリジニ
ルまたはモルホニル基を;R5は、ハロゲン原子、
アミノ基、ヒドロキシル基、オキソ基、アルキル
基、アルコキシ基、アミノアルキル基、ヒドロキ
シ置換アルキル基、ジアルキルアミノアルキル
基、アリール基、アルアルキル基、ハロゲン置換
アリール基、アルアルキルオキシカルボニルアミ
ノ基、アルアルキルオキシカルボニルアミノアル
キル基、トリアルコキシ置換アロイルアミノ基、
アルキル置換ピペラジニルアルキル基、トリアル
コキシ置換アルアルケニルカルボニル基もしくは
ピロリジニルカルボニルアルキル基から選ばれる
1〜3つの置換基で置換されていてもよいシクロ
アルキル、アシル、フリル、チエニル、テトラヒ
ドロフリル、ピロリジニル、ピリジル、ピラニ
ル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニ
ル、チアジニル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル
またはクロメニル基を;Aは、結合手を示すかま
たはヒドロキシル基、アルキル基もしくはアリー
ル基から選ばれる1つの置換基で置換されていて
もよいアルキレン、アルケニレンまたはアルカジ
エニレン基を;およびnは、1、2または3を、
それぞれ示す。 で表わされるN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類
およびその製造法並びにそれらを含有する抗潰瘍
剤に関する。 従来、L−グルタミンが抗潰瘍剤として広く用
いられてきたが、近年その改良型としてアシルグ
ルタミン酸誘導体が開発され、潰瘍の治療に用い
られるようになつた。しかし、アシルグルタミン
酸誘導体の抗潰瘍作用も十分とは言えず、より強
力な抗潰瘍作用を有し、有効率の高い化合物の開
発が望まれていた。 このような背景下において、本発明者らは、強
力な抗潰瘍作用を有する化合物を見出すことを目
的に鋭意研究した結果、強力な抗潰瘍作用を有
し、かつ所望のすべての目的を満足させる一般式
()で表わされる化合物とその製造法を見出し、
本発明を完成したものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 一般式()において、R1、R2、R3およびR4
のアルキル基としては、たとえば、メチル、エチ
ル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、
iso−ブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、ペン
チル、ヘキシル、オクチルなどの基が挙げられ、
とりわけC1〜4アルキル基が好ましい。 R5におけるシクロアルキル基としては、シク
ロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチルなどの基、またアシル基として
は、たとえば、アセチル、プロピオニル、ブチリ
ルなどのアルカノイル基、ベンゾイル、ナフトイ
ルなどのアロイル基、ピペラジンカルボニル基お
よびフリルカルボニル基などが挙げられる。 そして、これらR1、R2、R3およびR4における
アルキル基、R5のシクロアルキル、アシル、フ
リル、チエニル、テトラヒドロフリル、ピロリジ
ニル、ピリジル、ピラニル、モルホリニル、ピペ
リジニル、ピペラジニル、チアジニル、ベンゾフ
リル、ベンゾチエニルまたはクロメニル基は、た
とえば、フツ素原子、塩素原子、臭素原子および
ヨウ素原子などのハロゲン原子;アミノ基;ヒド
ロキシル基;オキソ基;メチル、エチル、n−プ
ロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチ
ル、sec−ブチル、tert−ブチル、ベンチル、ヘ
キシル、ヘプチルおよびオクチルなどのアルキル
基;メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso
−プロポキシ、n−ブトキシ、iso−ブトキシ、
sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、ペントキシ、
ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシおよびオクチル
オキシなどのアルコキシ基;アミノメチルおよび
アミノエチルなどのアミノアルキル基;ヒドロキ
シメチルおよびヒドロキシエチルなどのヒドロキ
シ置換アルキル基;ジメチルアミノメチルおよび
ジエチルアミノエチルなどのジアルキルアミノア
ルキル基;フエニルおよびナフチルなどのアリー
ル基;ベンジル、フエネチルおよびナフチルメチ
ルなどのアルアルキル基;(2,3,4−または
3,4,5−)トリメトキシベンジルのようなト
リアルコキシ置換アルアルキル基:クロロフエニ
ルのようなハロゲン置換アリール基;ベンジルオ
キシカルボニルアミノのようなアルアルキルオコ
シカルボニルアミノ基;ベンジルオキシカルボニ
ルアミノメチルのようなアルアルキルオキシカル
ボニルアミノアルキル基;3,4,5−トリメト
キシベンゾイルアミノのようなトリアルコキシ置
換アロイルアミノ基;N−メチルピペラジン−1
−イルメチルのようなアルキル置換ピペラジニル
アルキル基;3,4,5−トリメトキシスチリル
カルボニルのようなトリアルコキシ置換アルアル
ケニルカルボニル基;並びにピロリジニルカルボ
ニルメチルのようなピロリジニルカルボニルアル
キル基から選ばれる1つ〜3つの置換基で置換さ
れていてもよい。 またAにおけるアルキレン基としては、たとえ
ば、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン
などの基;アルケニレン基としては、たとえば、
ビニレン、プロペニレン、ブテニレン、2,4−
ブタジエニレンなどの基;アルカジエニレン基と
しては、たとえば、1,4−ベタジエニレンなど
の基が挙げられ、これらは、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチルなどのアルキル基;ヒドロキシル
基;フエニル、ナフチルなどのアリール基などで
置換されていてもよい。 また、一般式()の化合物は不斉炭素原子を
有するためにD、LおよびDL体が存在し、また
二重結合を有する場合シス−トランス異性体、互
変異性体などが存在するが、これらの異性体およ
びそれらの混合物はいずれも本発明に包含され
る。さらに、一般式()の化合物の水和物およ
び溶媒和物も本発明に包含される。 また、一般式()の化合物がカルボキシル
基、ヒドロキシル基およびアミノ基を有している
場合、当該分野で知られる保護基で保護されてい
てもよい。ここにおいてヒドロキシル基の保護基
としては、通常ヒドロキシ保護基として使用し得
るすべての基を含み、たとえば、ベンジルオキシ
カルボニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニ
ル、4−ブロモベンジルオキシカルボニル、4−
メトキシベンジルオキシカルボニル、3,4−ジ
メトキシベンジルオキシカルボニル、4−(フエ
ニルアゾ)ベンジルオキシカルボニル、4−(4
−メトキシフエニルアゾ)ベンジルオキシカルボ
ニル、tert.−ブトキシカルボニル、1,1−ジメ
チルプロポキシカルボニル、イソプロポキシカル
ボニル、ジフエニルメトキシカルボニル、2,
2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,
2,2−トリブロモエトキシカルボニル、2−フ
ルフリルオキシカルボニル、1−アダマンチルオ
キシカルボニル、1−シクロプロピルエトキシカ
ルボニル、8−キノリルオキシカルボニルまたは
トリフルオロアセチルなどの脱離しやすいアシル
基およびベンジル、トリチル、メトキシメチル、
o−ニトロフエニルスルフエニル、2,4−ジニ
トロフエニルスルフエニル基などが挙げられる。
また、アミノ基の保護基としては、通常アミノ保
護基として使用し得るすべての基を含み、たとえ
ば、トリクロロエトキシカルボニル、トリブロモ
エトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニ
ル、メタンスルホニル、ベンゼンスルホニル、p
−トルエンスルホニル、p−ニトロベンジルオキ
シカルボニル、o−ブロモベンジルオキシカルボ
ニル(モノ−、ジ−、トリ−)クロロアセチル、
トリフルオロアセチル、アセチル、ホルミル、
tert.−アミルオキシカルボニル、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、2−シアノエトキシ
カルボニル、tert.−ブトキシカルボニル、メトキ
シ メトキシカルボニル、アセチルメトキシカル
ボニル、p−メトキシベンシルオキシカルボニ
ル、フエニルオキシカルボニル、3,4−ジメト
キシベンジルオキシカルボニル、4−(フエニル
アゾ)ベンジルオキシカルボニル、4−(4−メ
トキシフエニルアゾ)ベンジルオキシカルボニ
ル、ピリジン−1−オキシド−2−イル−メトキ
シカルボニル、2−フルフリルオキシカルボニ
ル、ジフエニルメトキシカルボニル、1,1−ジ
メチルプロポキシカルボニル、イソプロポキシカ
ルボニル、1−シクロプロピルエトキシカルボニ
ル、フタロイル、スクシニル、1−アダマンチル
オキシカルボニル、8−キノリルオキシカルボニ
ル、ベンゾイル、p−ニトロベンゾイル、p−
tert.−ブチルベンゾイルなどの脱離しやすいアシ
ル基、さらに、トリチル、ベンジル、p−ニトロ
ベンジル、o−ニトロフエニルスルフエニル、
2,4−ジニトロフエニルスルフエニル、ベンジ
リデン、p−ニトロベンジリデン、2−ヒドロキ
シベンジリデン、2−ヒドロキシ−5−クロロベ
ンジリデン、2−ヒドロキシ−1−ナフチルメチ
レン、3−ヒドロキシ−4−ピリジルメチレン、
2−(1−エトキシカルボニル−1−プロペニ
ル)、2−〔1−1−モルホリノ)カルボニル−1
−プロペニル〕、2−(1−ジエチルアミノカルボ
ニル−1−プロペニル)、1−メトキシカルボニ
ル−2−プロピリデン、1−エトキシカルボニル
−2−プロピリデン、3−エトキシカルボニル−
2−ブチリデン、1−アセチル−2−プロピリデ
ン、1−ベンゾイル−2−プロピリデン、1−
〔N−(2−メトキシフエニル)カルバモイル〕−
2−プロピリデン、1−〔N−(4−メトキシフエ
ニル)カルバモイル〕−2−プロピリデン、2−
エトキシカルボニルシクロヘキシリデン、2−エ
トキシカルボニルシクロペンチリデン、2−アセ
チルシクロヘキシリデン、3,3−ジメチル−5
−オキソシクロヘキシリデンなどの脱離しやすい
基およびジ−もしくはトリ−アルキルシリル基な
どのアミノ保護基が挙げられる。さらに、カルボ
キシル基の保護基としては、通常のカルボキシル
保護基として使用し得るすべての基を含み、たと
えば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プ
ロピル、tert.−ブチル、n−ブチル、フエニル、
インダニル、ベンジル、ジフエニルメチル、トリ
チル、p−ニトロベンジル、p−メトキシベンジ
ル、ベンゾイルメチル、アセチルメチル、p−ニ
トロベンゾイルメチル、p−ブロモベンゾイルメ
チル、p−メタンスルホニルベンゾイルメチル、
フタルイミドメチル、トリクロロエチル、1,1
−ジメチル−2−プロペニル、1,1−ジメチル
プロピル、アセトキシメチル、プロピオニルオキ
シメチル、ピバロイルオキシメチル、1−アセチ
ルエチル、1−ピバロイルオキシエチル、1−ピ
バロイルオキシ−n−プロピル、アセチルチオメ
チル、ピバロイルチオメチル、1−アセチルチオ
エチル、1−ピバロイルチオエチル、メトキシメ
チル、エトキシメチル、プロポキシメチル、イソ
プロポキシメチル、n−プトキシメチル、メトキ
シカルボニルオキシメチル、エトキシカルボニル
オキシメチル、tert.−ブトキシカルボニルメチ
ル、1−メトキシカルボニルオキシ−エチル、1
−エトキシカルボニルオキシ−エチル、1−イソ
プロポキシカルボニルオキシ−エチル、フタリジ
ル、2−(フタリジリデン)−エチル、2−(5−
フルオロフタリジリデン)−エチル、2−(6−ク
ロロフタリジリデン)−エチル、2−(6−メトキ
シフタリジリデン)−エチル、5−メチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル、5−
エチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4
−イル、5−プロピル−2−オキソ−1,3−ジ
オキソール−4−イル、1,1−ジメチル−2−
プロペニル、3−メチル−3−ブチニル、スクシ
ンイミドメチル、1−シクロプロピルエチル、メ
チルチオメチル、フエニルチオメチル、ジメチル
アミノメチル、キノリン−1−オキシド−2−イ
ル−メチル、ピリジン−1−オキシド−2−イル
−メチル、ビス(p−メトキシフエニル)メチル
などの基が挙げられ、さらに四塩化チタンの如き
非金属化合物でカルボキシル基が保護されている
場合、並びに特開昭46−7073号およびオランダ国
公開公報7105259号に記載されているようにたと
えばジメチルクロロシランの如きシリル化合物で
カルボキシル基が保護されている場合などが挙げ
られる。 また一般式()の化合物が塩形成能を有する
酸性基または塩基性基を有する場合、それらの塩
も本発明に包含される。ここで酸性基における塩
としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属原子;マグネシウム、カルシウムなどのアル
カリ土類金属原子;アンモニア;プロカイン、ジ
ベンジルアミン、N−ベンジル−β−フエネチル
アミン、1−エフエナミン、N,N−ジベンジル
エチレンジアミン、トリエチルアミン、トリメチ
ルアミン、トリブチルアミン、ピリジン、ジメチ
ルアニリン、N−メチルピペリジン、N−メチル
モルホリン、ジエチルアミン、ジシクロヘキシル
アミンなどの含窒素有機塩基などとの塩が挙げら
れ、塩基性基における塩としては塩酸、臭化水素
酸、硫酸などの鉱酸;シユウ酸、コハク酸、ギ
酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸などの有
機カルボン酸;メタンスルホン酸、エタンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエン−2−スル
ホン酸、トルエン−4−スルホン酸、メシチレン
スルホン酸(2,4,6−トリメチルベンゼンス
ルホン酸)、ナフタレン−1−スルホン酸、ナフ
タレン−2−スルホン酸、フエニルメタンスルホ
ン酸、ベンゼン−1,3−ジスルホン酸、トルエ
ン−3,5−ジスルホン酸、ナフタレン−1,5
−ジスルホン酸、ナフタレン−2,6−ジスルホ
ン酸、ナフタレン−2,7−ジスルホン酸、ベン
ゼン−1,3,5−トリスルホン酸、ベンゼン−
1,2,4−トリスルホン酸、ナフタレン−1,
3,5−トリスルホン酸などのスルホン酸などと
の塩が挙げられる。 本発明によれば、抗潰瘍剤として有用な一般式
()で示される新規な化合物は、以下に述べる
製造法によつて得ることができる。 すなわち、本発明化合物は、 製造法 1 一般式 〔式中、R1、R2、R3、R4およびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物またはその塩と 一般式 R5−A−COOH () 〔式中、R5およびAは前記した意味を有する。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体を反応させる方法、 製造法 2 一般式 〔式中、R3、R4、R5、Aおよびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、 一般式 〔式中、R1およびR2は前記した意味を有する。〕 で表わされるアミン類を反応させる方法、 製造法 3 一般式 〔式中、R1、R2、R5、Aおよびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、 一般式 〔式中、R3およびR4は前記した意味を有する。〕 で表わされるアミン類を反応させる方法、および 製造法 4 一般式 〔式中、R5、Aおよびnは前記した意味を有す
る。〕 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、一般式()で表わされ
るアミン類を反応させて 一般式 〔式中、R1、R2、R5、Aおよびnは前記した意
味を有する。〕 で表わされる化合物を得る方法などによつて製造
することができる。 一般式()における塩としては、塩酸、臭化
水素酸などとの酸付加塩が挙げられる。 次に、本発明化合物の製造法をさらに詳細に説
明する。 製造法 1 一般式()の化合物と、一般式()の化合
物を反応させて、一般式()の目的化合物を得
る。この反応では、N,N′−ジクロヘキシルカ
ルボジイミドなどの縮合剤が使用される。また一
般式()の化合物の代わりに、そのカルボキシ
ル基における反応性誘導体を反応に供してもよ
く、その反応性誘導体としては、たとえば、酸ハ
ロゲニド(たとえば、酸クロリド)または混合酸
無水物(たとえば、クロル炭酸エチルなどとの混
合酸無水物)または酸アジドなどが挙げられ、こ
れらを反応に供する場合、通常のアミド化反応の
条件が適用される。 また、この反応において用いられる溶媒として
は、反応に悪影響を及ぼさないすべての溶媒、た
とえば、塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素
類、テトラヒドロフランおよびジオキサンなどの
エーテル類またはアセトニトリルなどのニトリル
類が挙げられる。反応温度は、使用する化合物お
よび溶媒によつて異なるが、通常、−20〜50℃で
よく、特に一般式()を化合物のカルボキシル
基における反応性誘導体である酸ハロゲニドを使
用する場合は、トリエチルアミンまたはピリジン
などの脱酸剤の存在下、室温で、また、混合酸無
水物を使用する場合は、−20〜0℃で、さらにま
た、カルボン酸を使用する場合、縮合剤の存在
下、0℃前後に保つことが好ましい。そしてこの
反応は、おおむね数分〜数十時間で完結する。 なお、上述した製造法1では、出発原料となる
一般式()の化合物として、DL体を用いれば
DL体の目的物が、L体を用いればL体の目的物
が、またD体を用いればD体の目的物がそれぞれ
得られる。 製造法 2 一般式()の化合物またはそのカルボキシル
基における反応性誘導体と一般式()のアミン
類を反応させれば、一般式()の化合物を得る
ことができる。ここで一般式()の化合物のカ
ルボキシル基における反応性誘導体としては、た
とえば、クロル炭酸エチルのような炭酸モノアル
キルエステル類と反応させて得られる混合酸無水
物、または酸アジドなどの通常知られている反応
性誘導体が挙げられる。 また、一般式()のアミン類としては、たと
えば、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン、iso−プロピルアミン、n−ブチルア
ミン、ジメチルアミン、ジ−(β−ヒドロキシエ
チル)アミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピ
ルアミン、ジ−n−ブチルアミンなどのC1〜4−
モノ−またはジアルキルアミン類、ピロリジン、
ピペリジン、モルホリン、N−メチルピペラジン
などの複素環式アミン類が挙げられる。 一般式()の化合物を反応に供する場合、縮
合剤たとえば、N,N′−ジシクロヘキシルカル
ボジイミド、カルボニルジイミダゾール、ウツド
ワード試薬−Kの存在下に一般式()のアミン
類と反応させ、また一般式()の化合物のカル
ボキシル基における反応性誘導体を反応に供する
場合、クロル炭酸エチルのような炭酸モノアルキ
ルエステル類と反応させて、得られる混合酸無水
物または酸アジドなどの通常知られている反応性
誘導体を、一般式()のアミン類と反応させ
て、ω−アミド化し、一般式()の化合物を得
る。上記の反応において縮合剤を用いた場合、反
応条件は通常のアミド化反応の条件が適用できる
が、特に溶媒として塩化メチレンなどのハロゲン
化炭化水素類を使用し、0℃前後で反応させるの
が好ましい。また、混合酸無水物またはアジドを
経由して反応を行う場合もおおおむね同じ条件で
反応は進行する。 製造法 3 一般式()の化合物はまたそのカルボキシル
基における反応性誘導体と一般式()のアミン
類を製造法2のアミド化反応と同様の条件にてア
ミド化反応を行い、一般式()の化合物を得る
ことができる。 なお、一般式()の化合物のカルボキシル基
における反応性誘導体とは、一般式()の化合
物のカルボキシル基における反応性誘導体と同様
のものが挙げられる。また、一般式()のアミ
ン類とは、一般式()のアミン類と同様のもの
が挙げられる。 製造法 4 一般式()の化合物またはそのカルボキシル
基における反応性誘導体に対して一般式()の
アミン類を2倍モル以上用いるほかは、製造法1
で述べたと同様のアミド化反応条件で一般式
()の化合物またはそのカルボキシル基におけ
る反応性誘導体と一般式()のアミン類を反応
させて一般式(Ia)の化合物を得る。 なお、一般式()の化合物のカルボキシル基
における反応性誘導体とは、一般式()の化合
物のカルボキシル基における反応性誘導体と同様
のものが挙げられる。 また上述した各製造法において、アミド化に際
し、一般式()または()のアミン類は目的
に応じて同一のアミン類または異なるアミン類を
用いてアミド化することができる。 上述の製造法1、2、3および4における原料
化合物である一般式()、()、()および
()の化合物は、たとえば、以下に示す反応経
路にしたがつて製造することができる。 「反応式中、R1、R2、R3、R4、R5、Aおよびn
は、それぞれ、前記したと同様の意味を有し、R
は、アミノ保護基を、Xは、カルボキル保護基
を、それぞれ示す。」 Xのカルボキシル保護基としては、前述したカ
ルボキシル保護基が挙げられ、特にメチル、エチ
ルおよびtert.−ブチルなどのアルキル基並びにベ
ンジルおよびフエネチルなどのアルアルキル基な
どが好ましい。またRのアミノ保護基としては、
前述したものと同様のものが挙げられる。 一般式()における塩としては、塩酸および
臭化水素酸などとの酸付加塩が挙げられる。 次に、本発明化合物の原料製造工程を反応経路
にしたがつて、さらに詳細に説明する。 一般式()の化合物の製造法 一般式()の化合物(n=1のときは、アス
パラギン酸、n=2のときは、グルタミン酸およ
びn=3のときは、アミノアジピン酸)を出発原
料として、通常のペプタイド合成におけるアミノ
保護基、たとえば、ベンジルオキシカルボニル、
置換ベンジルオキシカルボニルまたはトシル基な
どで一般式()の化合物のアミノ基を保護し
て、一般式()の化合物を得る。これをクロロ
ホルムもしくは1,1,2−トリクロロエタンな
どのハロゲン化炭化水素類またはベンゼンもしく
はトルエンなどの芳香族炭化水素類を溶媒とし
て、p−トルエンスルホン酸または硫酸などの反
応促進剤の存在下に、パラホルムアルデヒドと脱
水縮合させて、一般式(XI)の化合物を得る。な
お、反応促進剤の添加量は、一般式()の化合
物に対して2〜5%(重量/重量)程度が好まし
く、この反応は使用する溶媒によつて若干異なる
が、おおむね数時間で完了する。 このようにして得られた一般式(XI)の化合物
と、一般式()のアミン類を反応させて、一
般式(XII)の化合物を得る。この反応において一
般式()のアミン類の使用量は、一般式
(XI)の化合物に対して2.5〜4倍モル程度であれ
ばよく、溶媒としては、たとえば、クロロホルム
もしくは1,1,2−トリクロロエタンなどのハ
ロゲン化炭化水素類、酢酸エチルもしくは酢酸ブ
チルなどのエステル類、テトラヒドロフランもし
くはジオキサンなどのエーテル類またはベンゼン
もしくはトルエンなどの芳香族炭化水素類などの
反応に関与しないものを使用してもよいが、、反
応試薬のアミン類を過剰に用い、溶媒として使用
してもよい。 このようにして得られた一般式(XII)の化合物
と、一般式()のアミン類を製造法1のアミド
化と同様の条件でアミド化を行い、一般式(
)の化合物を得ることができる。 なお、上述した製造法における一連の反応で
は、出発原料となる一般式()のアミノ酸とし
て、DL体を用いればDL体の目的物が、L体を用
いればL体の目的物が、またD体を用いればD体
の目的物がそれぞれ得られる。 一般式()の化合物の製造法 一般式()の化合物と、一般式()の化合
物の反応性誘導体をシヨツテン−バウマン
(Schotten−Baumann)反応に対して一般式
()の化合物を得、次いでこれを無水酢酸など
のカルボン酸無水物と共に加熱して、一般式(
)の化合物の分子内無水物を形成させた後、一
般式()のアミン類を水、含水アセトンまたは
含水ジオキサン、好ましくは−5〜5℃で水中で
反応際せ、一般式()の化合物を得る。このと
きα−アミド体の外に若干のω−アミド体も生成
するが、これらはPH分割などによつて容易に分離
することができる。 そして上述した製造法において、一般式()
の化合物から一般式()の化合物を得る工程に
おいてラセミ化が起り、目的物がDL体として得
られることもある。 一般式()の化合物の製造法 アスパラギン、グルタミンまたは2−アミノ−
5−カルバモイル吉草酸を、一般式()の化合
物の反応性誘導体と前述した同様のシヨツテン−
バウマン(Schotten−Baumann)反応に付せば、
R1およびR2が水素原子である一般式()の化
合物を得ることができる。また、R1およびR2が
水素原子以外である一般式()の化合物は、ア
スパラギン酸、グルタミン酸または2−アミノア
ジピン酸のα−カルボキシル基とα−アミノ基を
予め前述した当該分野で常用される保護基で保護
する。好ましい保護基としては脱離条件の異なる
カルボキシル保護基とアミノ保護基が挙げられ、
たとえば、tert.−ブチル基とベンジルオキシカル
ボニル基、ベンジル基とtert.−ブチルオキシカル
ボニル基などの組合わせから成る保護基であり、
これらの保護基で保護して一般式()の化合
物を得、次いでこの化合物と一般式()のアミ
ン類を製造法1のアミド化反応と同様な条件で行
つて一般式()の化合物を得る。次いで、α
−カルボキシル保護基およびα−アミノ保護基を
同時に脱離させて一般式()の化合物を得る
か、またはα−アミノ基のみを脱離させて、一般
式()の化合物を得、これらと一般式()
の化合物またはそのカルボキシル基における反応
性誘導体を製造法2のアシル化反応と同様の条件
でアシル化反応を行い、一般式()または(
)の化合物を得る。一般式()の化合物
は、α−カルボキシル保護基を通常の方法によつ
て脱離させて、一般式()の化合物へ誘導する
ことができる。 一般式()の化合物の製造法 一般式()のアミノ酸と一般式()の化合
物またはそのカルボキシル基における反応性誘導
体を製造法1で述べたと同様の条件で反応させ、
一般式()の化合物を得る。 次に、本発明の代表的化合物の薬理効果につい
て説明する。 1 抗潰瘍作用 (1) 24時間絶食させたWistar系ラツト(♂、
体重180〜220g、一群8匹)に本発明化合物
またはプログルミドを経口投与し、1時間後
にインドメサシン(登録商標)25mg/Kgを経
口投与した。一方、対照群には同量のインド
メサシンのみを経口投与した。5時間後に胃
を摘出し、潰瘍面の長さを測定し、その総和
が対照群の50%になる本発明化合物およびプ
ログルミドの投与量(ED50値)を求めた。
その結果を表−1に示す。
【表】
(2) 24時間絶食させたWistar系ラツト(♂、
体重180〜220g、一群8匹)に本発明化合物
またはプログルミドを50mg/Kg腹腔内投与
し、1時間後にインドメサシン(登録商標)
25mg/Kgを経口投与した。一方、対照群には
同量のインドメサシンのみを経口投与した。
5時間後に胃を摘出し、潰瘍面の長さの総和
を測定し、対照群と比較し抑制率を算出し
た。その結果を表−2に示す。
体重180〜220g、一群8匹)に本発明化合物
またはプログルミドを50mg/Kg腹腔内投与
し、1時間後にインドメサシン(登録商標)
25mg/Kgを経口投与した。一方、対照群には
同量のインドメサシンのみを経口投与した。
5時間後に胃を摘出し、潰瘍面の長さの総和
を測定し、対照群と比較し抑制率を算出し
た。その結果を表−2に示す。
【表】
【表】
Z:ベンジルオキシカルボニル基
2 急性毒性 ddY系マウス(♂、体重23±2g、一群10
匹)に、薬剤No.3〜6の化合物を腹腔内投与し
てLD50値を求めたところ、いずれも600mg/Kg
以上であつた。 以上の如く、本発明化合物は、市販の抗潰瘍剤
プログルミドに比較し、極めて強力な抗潰瘍作用
を有していることがわかる。 本発明化合物は、人および動物の潰瘍の治療に
供することができ、そのために当該分野において
常用される剤形、たとえば、カプセル剤、錠剤、
顆粒剤などで使用され、それらを調製するために
種々の添加剤、たとえば、賦形剤、滑沢剤、糖な
どを添加してもよい。 本発明の抗潰瘍剤を人に投与する場合、投与
量、投与方法および投与回数などは症状に応じて
適宜選択されるが、一般に、成人、1人、1日当
たり、1mg〜1000mgを1回〜数回経口投与すれば
よい。 次に、本発明化合物の実施例および製剤例につ
いて述べるが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 実施例 1 の製造 (1) DL−N−ベンジルオキシカルボニルグルタ
ミン酸300g、パラホルムアルデヒド48gおよ
びp−トルエンスルホン酸1水和物12gをトル
エン1に加え、1時間共沸脱水する。反応終
了後、トルエンを減圧下に留去して得られる油
状物を、酢酸エチル500mlに溶解させ、水洗し
た後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
に溶媒を留去すれば、油状のDL−3−ベンジ
ルオキシカルボニル−4−(2−カルボキシエ
チル)オキサゾリジン−5−オンを得る。 これをトルエン600mlに溶解させ、ジ−n−
プロピルアミン420gを加えて共沸脱水する。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去し、残留物に
酢酸エチル500mlを加える。この溶液を希塩酸
300mlで洗浄した後、10%−水酸化ナトリウム
水溶液500mlを加え十分振盪した後、水層を分
取する。ついで、これを希塩酸でPH6に調製
し、酢酸エチル500mlを加え、十分振盪した後、
有機層を分取する。この溶液を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去すれ
ば、融点108〜110℃を示すDL−N2−ベンジル
オキシカルボニル−N1,N1−ジ−n−プロピ
ル−α−グルタミルアミド272g(収率70%)
を得る。 (2) DL−N2−ベンジルオキシカルボニル−N1,
N1−ジ−n−プロピル−α−グルタミルアミ
ド36.4gを塩化メチレン500mlに溶解させ、−20
〜−15℃でトリエチルアミン25.2gおよびクロ
ル炭酸エチル12gを滴下し、30分間撹拌した後
メチルアミン塩酸塩7.4gを分割添加する。つ
いで、同温度で2時間撹拌した後、反応液を希
塩酸100ml、希アルカリ100mlおよび水100mlで
順次洗浄する。 これを無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下に溶媒を留去すれば、融点75〜76℃を示す
DL−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
N5−メチル−N1,N1−ジ−n−プロピルペン
タン−1,5−ジアミド35,8g(収率95%)
を得る。 (3) DL−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−N5−メチル−N1,N1−ジ−n−プロピルペ
ンタン−1,5−ジアミド9.3gをイソプロピ
ルアルコール50mlに溶解させ、濃塩酸2.2mlお
よび10%−パラジウム炭素0.5gを加え、室温
常圧にて接触還元を行う。反応終了後、パラジ
ウム炭素を濾去し、瀘液から減圧下に溶媒を留
去すれば、融点125〜127℃を示すDL−2−ア
ミノ−N5−メチル−N1,N1−ジ−n−プロピ
ルペンタン−1,5−ジアミド・塩酸塩67g
(収率97%)を得る。 (4) 2−フランアクリル酸1.5gを塩化メチレン
75mlに溶解させ、これに−5〜−20℃でトリエ
チルアミン2.7gおよびクロル炭酸エチル1.3g
を順次滴下し、30分後DL−2−アミノ−N5−
メチル−N1,N1−ジ−n−プロピルペンタン
−1,5−ジアミド・塩酸塩3gを添加し、1
時間反応させる。反応終了後、反応液を希水酸
化ナトリウム水溶液30ml、希塩酸30mlおよび水
30mlで順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下に溶媒を留去すれば、融点
112〜113℃を示すDL−2−(β−2−フリルア
クリルアミド)−N5−メチル−N1,N1−ジ−
n−プロピルペンタン−1,5−ジアミド3.1
g(収率80%)を得る。 元素分析値(C10H29N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 62.78 8.04 11.56 実測値 62.85 8.23 11.62 NMR(CDCI3)δ値; 0.85(3H、t、−CH3)、0.97(3H、t、−
CH3)、1.25〜2.60(8H、m、CH2×4)、
2.87(3H、d、−CH3)、3.05〜3.90(4H、m、
CH2×2)、5.15(1H、m、CH)、6.45〜6.67
(2H、m、フラン環H×2)、6.66(1H、d、−
CH=)、7.05〜7.45(1H、m、NH)、7.54
(1H、d、−CH=)、7.57(1H、s、フラン環
H)、7.83(1H、d、NH) IR(KBr)cm-1; νNH 3300 νC=O1635、1615 実施例 2 の製造 2−フランアクリル酸1.7gを塩化メチレン75
mlに溶解させ、−25〜−20℃でトリエチルアミン
3gおよびクロル炭酸エチル1.5gを順次滴下し、
実施例1(1)〜(3)とほぼ同様にして得られたDL−
2−アミノ−N5,N5−ジメチル−N1,N1−ジ
−n−プロピルペンタン−1,5−ジアミド.塩
酸塩4gを添加し、1時間反応させる。ついで、
実施例1(4)と同様に後処理すれば、融点114〜116
℃を示すDL−2−(β−2−フリルアクリルアミ
ド)−N5,N5−ジメチル−N1,N1−ジ−n−プ
ロピルペンタン−1,5−ジアミド3.5g(収率
76%)を得る。 元素分析値(C20H31N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 63.63 8.28 11.13 実測値 63.43 8.38 11.08 NMR(CDCl3)δ値; 0.85(3H、t、−CH3)、0.99(3H、t、−CH3)、
1.25〜2.70(8H、m、CH2×4)、2.95(6H、s、
−CH3×2)、3.10〜4.95(4H、m、CH2×2)、
5.19(1H、m、CH)、6.41〜6.57(2H、m、フ
ラン環H×2)、6.62(1H、d、−CH=)、7.46
(1H、d、−CH=)、7.48(1H、s、フラン環
H)、8.07(1H、d、NH) IR(KBr)cm-1; νNH3370 νC=O1665、1645、1610 実施例 3 の製造 (1) DL−グルタミン酸6.5gを水75mlに懸濁さ
せ、水酸化ナトリウム5.gを添加した後、−10
〜−7℃に冷却し、これに2−フランアクリル
酸クロリド6gをジエチルエーテル75mlに溶解
させた溶液を、1時間を要して滴下する。滴下
終了後、5時間同温度で反応させた後、水層を
分取し、希塩酸を加えてPH5.5に調整する。こ
れを、酢酸エチル50mlで2回抽出処理し、水層
を分取する。この溶液を希塩酸でPH2に調整し
た後、酢酸エチル100mlで抽出処理し有機層を
分取する。これを無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去すれば、融点174.5〜
175.5℃を示すDL−N−(β−2−フリルアク
リロイル)グルタミン酸5.5g(収率52%)を
得る。 (2) DL−N−(β−2−フリルアクリロイル)グ
ルタミン酸5gを塩化メチレン100mlに懸濁さ
せ、トリエチルアミン7gを加え溶解させる。
ついで、この溶液を−20〜−15℃に冷却し、ク
ロル炭酸エチル4.6gを滴下し、30分間反応さ
せた後、ジメチルアミン・塩酸塩3.1gを添加
し、同温度で2時間反応させる。反応終了後、
反応液を希水酸化ナトリウム水溶液50ml、希塩
酸50mlおよび水50mlで順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去
すれば、融点178〜180℃を示すDL−2−(β−
2−フリルアクリルアミド)−N1,N1、N5,
N5−テトラメチルペンタン−1,5−ジアミ
ド3.5g(収率55%)を得る。 元素分析値(C16H23N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 59.79 7.21 13.08 実測値 59.93 7.32 13.09 NMR(CDCl3)δ値; 1.5〜2.7(4H、m、CH2×2)、2.93(6H、
s、−CH3×2)、3.00(3H、s、−CH3)、3.24
(3H、s、−CH3)、5.16ワ1H、m、CH)、
6.34〜6.52(2H、m、フラン環H×2)、6.55
(1H、d−CH=)、7.34(1H、d、−CH=)、
7.41(1H、s、フラン環H)、7.74(1H、d、
NH) IR(KBr)cm-1; νNH 3310 νC=O 1660、1640、1615 実施例 4 の製造 (1) L−グルタミン6.5gを1N−水酸化ナトリウ
ム水溶液45mlとジエチルエーテル50mlに溶解さ
せ、−10〜−15℃で激しく撹拌しながら、2−
フランアクリル酸クロリド9gをジエチルエー
テル25mlに溶解した溶液と1N−水酸化ナトリ
ウム水溶液60mlを1時間で同時滴下する。滴下
終了後、1時間反応させて水層を分取する。こ
れを、6N−塩酸でPH5.5に調整し、酢酸エチル
50mlで3回洗浄した後、6N−塩酸でPH4.5に調
整し、酢酸エチル50mlで洗浄する。ついで、こ
の溶液を、6N−塩酸でPH2に調整し、酢酸エ
チル50mlで2回抽出する。得られた有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に溶
媒を留去すれば、融点163〜164℃を示す L−
N−(β−2−フリルアクリロイル)グルタミ
ン1.2g(収率10%)を得る。 (2) L−N−(β−2−フリルアクリロイル)グ
ルタミン1.1gを無水塩化メチレン27.5mlおよ
びトリエチルアミン0.69mlに溶解させ、−15〜
−20℃でクロル炭酸エチル0.44mlを添加する。
同温度で1時間反応させた後、ジ−n−プロピ
ルアミン0.68mlを添加し、同温度で1時間、室
温で2時間反応させる。反応終了後、反応液を
水10ml、0.5N−塩酸10ml、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液10mlおよび飽和食塩水10mlで順次
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧下に溶媒を留去すれば、融点152.5〜153℃
を示すDL−2−(β−2−フリルアクリルアミ
ド)−N1,N1−ジ−n−プロピルペンタン−
1,5−ジアミド0.25g(収率17%)を得る。 NMR(CDCl3)δ値; 0.86(3H、t、−CH3)、0.93(3H、t、−
CH3)、1.20〜2.65(8H、m、CH2×4)、
2.65〜3.85(4H、m、CH2×2)、5.20(1H、
m、CH)、6.45〜6.75(2H、m、フラン環H
×2)、6.69(1H、d、−CH=)、7.07(2H、bs、
−NH2)、755(1H、d、−CH=)、7.58(1H、
s、フラン環H)、8.11(1H、d、NH) IR(KBr)cm-1; νNH3400、3260、3190 νC=O1670、1630 実施例 5 の製造 (1) DL−N−(β−2−フリルアクリロイル)グ
ルタミン酸5gを無水酢酸20mlに溶解させ、15
分間100℃で加熱し、減圧下に過剰の無水酢酸
を留去して、DL−N−(β−2−フリルアクリ
ロイル)グルタミン酸無水物を得る。これを、
ジ−n−プロピルアミン5mlおよび水5mlから
成る混合液に、氷冷下添加し、2時間反応させ
る。反応終了後、反応液を希塩酸でPH4に調整
し、酢酸エチル20mlで2回抽出し、有機層を合
わせて、これを無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。ついで、減圧下に溶媒を留去すれば、融点
130〜131℃を示すDL−N2−(β−2−フリル
アクリロイル)−N1,N1−ジ−n−プロピル
−α−グルタミルアミド4g(収率6%)を得
る。 (2) DL−N2−(β−2−フリルアクリロイル)−
N1,N1−ジ−n−プロピル−α−グルタミル
アミド4gを塩化メチレン100mlに溶解させ、
これに−25〜−20℃でトリエチルアミン1.3g
およびクロル炭酸エチル1.4gを順次滴下し、
30分間反応させた後、ジエチルアミン1gを同
温度で滴下し、さらに1時間反応させる。つい
で、実施例1−(4)と同様に後処理すれば、融点
117〜117.5℃を示すDL−2−(β−2−フリル
アクリルアミド)−N5,N5−ジエチル−N1,
N1−ジ−n−プロピルペンタン−1,5−ジ
アミド3.2g(収率70%)を得る。 元素分析値(C22H35N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 65.16 8.70 10.36 実測値 65.45 8.85 10.42 NMR(CDCl3)δ値; 0.60〜1.40(12H、m、−CH3×4)、1.40〜
2.70(8H、m、CH2×4)、2.70〜4.40(8H、
m、CH2×4)、5.20(1H、m、CH)、6.52
〜6.65(2H、m、フラン環H×2)、6.59(1H、
d、−CH=)、7.52(1H、d、−CH=)、7.57
(1H、s、フラン環H)、7.65(1H、d、
NH) IR(KBr)cm-1; νNH3250 νC=O1625 実施例 6 実施例1〜5で行つたと同様の製造法1〜4の
方法で次の表−3の化合物を得た。 Me:メチル基、Et:エチル基、n−Pr:n−
プロピル基、i−Pr:iso−プロピル基、n−
Bu:n−ブチル基、i−Bu:iso−ブチル基、t
−Bu:tert−ブチル基、n−Am:n−アミル
基、i−Am:iso−アミル基、n−Hex:n−
ヘキシル基、Ph:フエニル基、Z:ペンジルオ
キシカルボニル基
2 急性毒性 ddY系マウス(♂、体重23±2g、一群10
匹)に、薬剤No.3〜6の化合物を腹腔内投与し
てLD50値を求めたところ、いずれも600mg/Kg
以上であつた。 以上の如く、本発明化合物は、市販の抗潰瘍剤
プログルミドに比較し、極めて強力な抗潰瘍作用
を有していることがわかる。 本発明化合物は、人および動物の潰瘍の治療に
供することができ、そのために当該分野において
常用される剤形、たとえば、カプセル剤、錠剤、
顆粒剤などで使用され、それらを調製するために
種々の添加剤、たとえば、賦形剤、滑沢剤、糖な
どを添加してもよい。 本発明の抗潰瘍剤を人に投与する場合、投与
量、投与方法および投与回数などは症状に応じて
適宜選択されるが、一般に、成人、1人、1日当
たり、1mg〜1000mgを1回〜数回経口投与すれば
よい。 次に、本発明化合物の実施例および製剤例につ
いて述べるが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 実施例 1 の製造 (1) DL−N−ベンジルオキシカルボニルグルタ
ミン酸300g、パラホルムアルデヒド48gおよ
びp−トルエンスルホン酸1水和物12gをトル
エン1に加え、1時間共沸脱水する。反応終
了後、トルエンを減圧下に留去して得られる油
状物を、酢酸エチル500mlに溶解させ、水洗し
た後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下
に溶媒を留去すれば、油状のDL−3−ベンジ
ルオキシカルボニル−4−(2−カルボキシエ
チル)オキサゾリジン−5−オンを得る。 これをトルエン600mlに溶解させ、ジ−n−
プロピルアミン420gを加えて共沸脱水する。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去し、残留物に
酢酸エチル500mlを加える。この溶液を希塩酸
300mlで洗浄した後、10%−水酸化ナトリウム
水溶液500mlを加え十分振盪した後、水層を分
取する。ついで、これを希塩酸でPH6に調製
し、酢酸エチル500mlを加え、十分振盪した後、
有機層を分取する。この溶液を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去すれ
ば、融点108〜110℃を示すDL−N2−ベンジル
オキシカルボニル−N1,N1−ジ−n−プロピ
ル−α−グルタミルアミド272g(収率70%)
を得る。 (2) DL−N2−ベンジルオキシカルボニル−N1,
N1−ジ−n−プロピル−α−グルタミルアミ
ド36.4gを塩化メチレン500mlに溶解させ、−20
〜−15℃でトリエチルアミン25.2gおよびクロ
ル炭酸エチル12gを滴下し、30分間撹拌した後
メチルアミン塩酸塩7.4gを分割添加する。つ
いで、同温度で2時間撹拌した後、反応液を希
塩酸100ml、希アルカリ100mlおよび水100mlで
順次洗浄する。 これを無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
下に溶媒を留去すれば、融点75〜76℃を示す
DL−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
N5−メチル−N1,N1−ジ−n−プロピルペン
タン−1,5−ジアミド35,8g(収率95%)
を得る。 (3) DL−2−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−N5−メチル−N1,N1−ジ−n−プロピルペ
ンタン−1,5−ジアミド9.3gをイソプロピ
ルアルコール50mlに溶解させ、濃塩酸2.2mlお
よび10%−パラジウム炭素0.5gを加え、室温
常圧にて接触還元を行う。反応終了後、パラジ
ウム炭素を濾去し、瀘液から減圧下に溶媒を留
去すれば、融点125〜127℃を示すDL−2−ア
ミノ−N5−メチル−N1,N1−ジ−n−プロピ
ルペンタン−1,5−ジアミド・塩酸塩67g
(収率97%)を得る。 (4) 2−フランアクリル酸1.5gを塩化メチレン
75mlに溶解させ、これに−5〜−20℃でトリエ
チルアミン2.7gおよびクロル炭酸エチル1.3g
を順次滴下し、30分後DL−2−アミノ−N5−
メチル−N1,N1−ジ−n−プロピルペンタン
−1,5−ジアミド・塩酸塩3gを添加し、1
時間反応させる。反応終了後、反応液を希水酸
化ナトリウム水溶液30ml、希塩酸30mlおよび水
30mlで順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下に溶媒を留去すれば、融点
112〜113℃を示すDL−2−(β−2−フリルア
クリルアミド)−N5−メチル−N1,N1−ジ−
n−プロピルペンタン−1,5−ジアミド3.1
g(収率80%)を得る。 元素分析値(C10H29N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 62.78 8.04 11.56 実測値 62.85 8.23 11.62 NMR(CDCI3)δ値; 0.85(3H、t、−CH3)、0.97(3H、t、−
CH3)、1.25〜2.60(8H、m、CH2×4)、
2.87(3H、d、−CH3)、3.05〜3.90(4H、m、
CH2×2)、5.15(1H、m、CH)、6.45〜6.67
(2H、m、フラン環H×2)、6.66(1H、d、−
CH=)、7.05〜7.45(1H、m、NH)、7.54
(1H、d、−CH=)、7.57(1H、s、フラン環
H)、7.83(1H、d、NH) IR(KBr)cm-1; νNH 3300 νC=O1635、1615 実施例 2 の製造 2−フランアクリル酸1.7gを塩化メチレン75
mlに溶解させ、−25〜−20℃でトリエチルアミン
3gおよびクロル炭酸エチル1.5gを順次滴下し、
実施例1(1)〜(3)とほぼ同様にして得られたDL−
2−アミノ−N5,N5−ジメチル−N1,N1−ジ
−n−プロピルペンタン−1,5−ジアミド.塩
酸塩4gを添加し、1時間反応させる。ついで、
実施例1(4)と同様に後処理すれば、融点114〜116
℃を示すDL−2−(β−2−フリルアクリルアミ
ド)−N5,N5−ジメチル−N1,N1−ジ−n−プ
ロピルペンタン−1,5−ジアミド3.5g(収率
76%)を得る。 元素分析値(C20H31N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 63.63 8.28 11.13 実測値 63.43 8.38 11.08 NMR(CDCl3)δ値; 0.85(3H、t、−CH3)、0.99(3H、t、−CH3)、
1.25〜2.70(8H、m、CH2×4)、2.95(6H、s、
−CH3×2)、3.10〜4.95(4H、m、CH2×2)、
5.19(1H、m、CH)、6.41〜6.57(2H、m、フ
ラン環H×2)、6.62(1H、d、−CH=)、7.46
(1H、d、−CH=)、7.48(1H、s、フラン環
H)、8.07(1H、d、NH) IR(KBr)cm-1; νNH3370 νC=O1665、1645、1610 実施例 3 の製造 (1) DL−グルタミン酸6.5gを水75mlに懸濁さ
せ、水酸化ナトリウム5.gを添加した後、−10
〜−7℃に冷却し、これに2−フランアクリル
酸クロリド6gをジエチルエーテル75mlに溶解
させた溶液を、1時間を要して滴下する。滴下
終了後、5時間同温度で反応させた後、水層を
分取し、希塩酸を加えてPH5.5に調整する。こ
れを、酢酸エチル50mlで2回抽出処理し、水層
を分取する。この溶液を希塩酸でPH2に調整し
た後、酢酸エチル100mlで抽出処理し有機層を
分取する。これを無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去すれば、融点174.5〜
175.5℃を示すDL−N−(β−2−フリルアク
リロイル)グルタミン酸5.5g(収率52%)を
得る。 (2) DL−N−(β−2−フリルアクリロイル)グ
ルタミン酸5gを塩化メチレン100mlに懸濁さ
せ、トリエチルアミン7gを加え溶解させる。
ついで、この溶液を−20〜−15℃に冷却し、ク
ロル炭酸エチル4.6gを滴下し、30分間反応さ
せた後、ジメチルアミン・塩酸塩3.1gを添加
し、同温度で2時間反応させる。反応終了後、
反応液を希水酸化ナトリウム水溶液50ml、希塩
酸50mlおよび水50mlで順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、減圧下に溶媒を留去
すれば、融点178〜180℃を示すDL−2−(β−
2−フリルアクリルアミド)−N1,N1、N5,
N5−テトラメチルペンタン−1,5−ジアミ
ド3.5g(収率55%)を得る。 元素分析値(C16H23N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 59.79 7.21 13.08 実測値 59.93 7.32 13.09 NMR(CDCl3)δ値; 1.5〜2.7(4H、m、CH2×2)、2.93(6H、
s、−CH3×2)、3.00(3H、s、−CH3)、3.24
(3H、s、−CH3)、5.16ワ1H、m、CH)、
6.34〜6.52(2H、m、フラン環H×2)、6.55
(1H、d−CH=)、7.34(1H、d、−CH=)、
7.41(1H、s、フラン環H)、7.74(1H、d、
NH) IR(KBr)cm-1; νNH 3310 νC=O 1660、1640、1615 実施例 4 の製造 (1) L−グルタミン6.5gを1N−水酸化ナトリウ
ム水溶液45mlとジエチルエーテル50mlに溶解さ
せ、−10〜−15℃で激しく撹拌しながら、2−
フランアクリル酸クロリド9gをジエチルエー
テル25mlに溶解した溶液と1N−水酸化ナトリ
ウム水溶液60mlを1時間で同時滴下する。滴下
終了後、1時間反応させて水層を分取する。こ
れを、6N−塩酸でPH5.5に調整し、酢酸エチル
50mlで3回洗浄した後、6N−塩酸でPH4.5に調
整し、酢酸エチル50mlで洗浄する。ついで、こ
の溶液を、6N−塩酸でPH2に調整し、酢酸エ
チル50mlで2回抽出する。得られた有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に溶
媒を留去すれば、融点163〜164℃を示す L−
N−(β−2−フリルアクリロイル)グルタミ
ン1.2g(収率10%)を得る。 (2) L−N−(β−2−フリルアクリロイル)グ
ルタミン1.1gを無水塩化メチレン27.5mlおよ
びトリエチルアミン0.69mlに溶解させ、−15〜
−20℃でクロル炭酸エチル0.44mlを添加する。
同温度で1時間反応させた後、ジ−n−プロピ
ルアミン0.68mlを添加し、同温度で1時間、室
温で2時間反応させる。反応終了後、反応液を
水10ml、0.5N−塩酸10ml、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液10mlおよび飽和食塩水10mlで順次
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧下に溶媒を留去すれば、融点152.5〜153℃
を示すDL−2−(β−2−フリルアクリルアミ
ド)−N1,N1−ジ−n−プロピルペンタン−
1,5−ジアミド0.25g(収率17%)を得る。 NMR(CDCl3)δ値; 0.86(3H、t、−CH3)、0.93(3H、t、−
CH3)、1.20〜2.65(8H、m、CH2×4)、
2.65〜3.85(4H、m、CH2×2)、5.20(1H、
m、CH)、6.45〜6.75(2H、m、フラン環H
×2)、6.69(1H、d、−CH=)、7.07(2H、bs、
−NH2)、755(1H、d、−CH=)、7.58(1H、
s、フラン環H)、8.11(1H、d、NH) IR(KBr)cm-1; νNH3400、3260、3190 νC=O1670、1630 実施例 5 の製造 (1) DL−N−(β−2−フリルアクリロイル)グ
ルタミン酸5gを無水酢酸20mlに溶解させ、15
分間100℃で加熱し、減圧下に過剰の無水酢酸
を留去して、DL−N−(β−2−フリルアクリ
ロイル)グルタミン酸無水物を得る。これを、
ジ−n−プロピルアミン5mlおよび水5mlから
成る混合液に、氷冷下添加し、2時間反応させ
る。反応終了後、反応液を希塩酸でPH4に調整
し、酢酸エチル20mlで2回抽出し、有機層を合
わせて、これを無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。ついで、減圧下に溶媒を留去すれば、融点
130〜131℃を示すDL−N2−(β−2−フリル
アクリロイル)−N1,N1−ジ−n−プロピル
−α−グルタミルアミド4g(収率6%)を得
る。 (2) DL−N2−(β−2−フリルアクリロイル)−
N1,N1−ジ−n−プロピル−α−グルタミル
アミド4gを塩化メチレン100mlに溶解させ、
これに−25〜−20℃でトリエチルアミン1.3g
およびクロル炭酸エチル1.4gを順次滴下し、
30分間反応させた後、ジエチルアミン1gを同
温度で滴下し、さらに1時間反応させる。つい
で、実施例1−(4)と同様に後処理すれば、融点
117〜117.5℃を示すDL−2−(β−2−フリル
アクリルアミド)−N5,N5−ジエチル−N1,
N1−ジ−n−プロピルペンタン−1,5−ジ
アミド3.2g(収率70%)を得る。 元素分析値(C22H35N3O4) C(%) H(%) N(%) 計算値 65.16 8.70 10.36 実測値 65.45 8.85 10.42 NMR(CDCl3)δ値; 0.60〜1.40(12H、m、−CH3×4)、1.40〜
2.70(8H、m、CH2×4)、2.70〜4.40(8H、
m、CH2×4)、5.20(1H、m、CH)、6.52
〜6.65(2H、m、フラン環H×2)、6.59(1H、
d、−CH=)、7.52(1H、d、−CH=)、7.57
(1H、s、フラン環H)、7.65(1H、d、
NH) IR(KBr)cm-1; νNH3250 νC=O1625 実施例 6 実施例1〜5で行つたと同様の製造法1〜4の
方法で次の表−3の化合物を得た。 Me:メチル基、Et:エチル基、n−Pr:n−
プロピル基、i−Pr:iso−プロピル基、n−
Bu:n−ブチル基、i−Bu:iso−ブチル基、t
−Bu:tert−ブチル基、n−Am:n−アミル
基、i−Am:iso−アミル基、n−Hex:n−
ヘキシル基、Ph:フエニル基、Z:ペンジルオ
キシカルボニル基
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
製剤例 1
DL−2−(2−フランアクリルアミド)−N1,
N1,N5,N5−テトラメチルペンタン−1,5−
ジアミド10g、乳糖140g、デンプン45gおよび
タルク5gを混合し、1000カプセル、カプセル剤
を製造する。 製剤例 2 DL−2−(2−ベンゾフランアクリルアミド)
−N5,N5−ジメチル−N1,N1−ジ−n−プロ
ピルペンタン−1,5−ジアミド10g、コーンス
ターチ25g、結晶セルロース10g、乳糖100gお
よびステリン酸マグネシウム1.5gを混合し、
1000錠、錠剤を製造する。
N1,N5,N5−テトラメチルペンタン−1,5−
ジアミド10g、乳糖140g、デンプン45gおよび
タルク5gを混合し、1000カプセル、カプセル剤
を製造する。 製剤例 2 DL−2−(2−ベンゾフランアクリルアミド)
−N5,N5−ジメチル−N1,N1−ジ−n−プロ
ピルペンタン−1,5−ジアミド10g、コーンス
ターチ25g、結晶セルロース10g、乳糖100gお
よびステリン酸マグネシウム1.5gを混合し、
1000錠、錠剤を製造する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 「式中、R1、R2、R3およびR4は、同一もしくは
異なつて、水素原子、アルキル基またはR1とR2
および/またはR3とR4が、それぞれ隣接する窒
素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリジニ
ルまたはモルホリニル基を;R5は、ハロゲン原
子、アミノ基、ヒドロキシル基、オキソ基、アル
キル基、アルコキシ基、アミノアルキル基、ヒド
ロキシ置換アルキル基、ジアルキルアミノアルキ
ル基、アリール基、アルアルキル基、トリアルコ
キシ置換アルアルキル基、ハロゲン置換アリール
基、アルアルキルオキシカルボニルアミノ基、ア
ルアルキルオキシカルボニルアミノアルキル基、
トリアルコキシ置換アロイルアミノ基、アルキル
置換ピペラジニルアルキル基、トリアルコキシ置
換アルアルケニルカルボニル基もしくはピロリジ
ニルカルボニルアルキル基から選ばれる1〜3つ
の置換基で置換されていてもよいシクロアルキ
ル、アシル、フリル、チエニル、テトラヒドロフ
リル、ピロリジニル、ピリジル、ピラニル、モル
ホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、チアジ
ニル、ベンゾフリル、ベンゾチエニルまたはクロ
メニル基を;Aは、結合手を示すかまたはヒドロ
キシル基、アルキル基もしくはアリール基から選
ばれる1つの置換基で置換されていてもよいアル
キレン、アルケニレンまたはアルカジエニレン基
を;およびnは1、2または3を、それぞれ示
す。」 で表わされるN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類
およびその塩。 2 R1およびR2が、同一もしくは異なつて、水
素原子またはアルキル基である特許請求の範囲第
1項記載のN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類お
よびその塩。 3 R3およびR4が、同一もしくは異なつて、水
素原子またはアルキル基である特許請求の範囲第
1項または2項記載のN−アシル酸性アミノ酸ジ
アミド類およびその塩。 4 R3とR4が、隣接する窒素原子と一緒になつ
てピロリジニル、ピペリジニルまたはモルホリニ
ル基である特許請求の範囲第1項または第2項記
載のN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類およびそ
の塩。 5 Aが、ヒドロキシル基、アルキル基もしくは
アリール基から選ばれる1つの置換基で置換され
ていてもよいアルケニレン基である特許請求の範
囲第1〜4項いずれかの項記載のN−アシル酸性
アミノ酸ジアミド類およびその塩。 6 Aが、ビニレン基である特許請求の範囲第5
項記載のN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類およ
びその塩。 7 R5が、ハロゲン原子、アミノ基、ヒドロキ
シル基、オキソ基、アルキル基、アルコキシ基、
アミノアルキル基、ヒドロキシ置換アルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、アリール基、アル
アルキル基、トリアルコキシ置換アルアルキル
基、ハロゲン置換アリール基、アルアルキルオキ
シカルボニルアミノ基、アルアルキルオキシカル
ボニルアミノアルキル基、トリアルコキシ置換ア
ロイルアミノ基、アルキル置換ピペラジニルアル
キル基、トリアルコキシ置換アルアルケニルカル
ボニル基もしくはピロリジニルカルボニルアルキ
ル基から選ばれる1〜3つの置換基で置換されて
いてもよいフリル、チエニル、テトラヒドロフリ
ル、ピロリジニル、ピリジル、ピラニル、モルホ
リニル、ピペリジニル、ピペラジニル、チアジニ
ル、ベンゾフリル、ベンゾチエニルまたはクロメ
ニル基である特許請求の範囲第1〜6項いずれか
の項記載のN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類お
よびその塩。 8 nが、2である特許請求の範囲第1〜7項い
ずれかの項記載のN−アシル酸性アミノ酸ジアミ
ド類およびその塩。 9 一般式 「式中、R1、R2、R3およびR4は、同一もしくは
異なつて、水素原子、アルキル基またはR1とR2
および/またはR3とR4が、それぞれ隣接する窒
素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリジニ
ルまたはモルホリニル基を;およびnは、1,2
または3を、それぞれ示す。」 で表わされる化合物またはその塩と、 一般式 R5−A−COOH 「式中、R5はハロゲン原子、アミノ基、ヒドロ
キシル基、オキソ基、アルキル基、アルコキシ
基、アミノアルキル基、ヒドロキシ置換アルキル
基、ジアルキルアミノアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、トリアルコキシ置換アルアルキ
ル基、ハロゲン置換アリール基、アルアルキルオ
キシカルボニルアミノ基、アルアルキルオキシカ
ルボニルアミノアルキル基、トリアルコキシ置換
アロイルアミノ基、アルキル置換ピペラジニルア
ルキル基、トリアルコキシ置換アルアルケニルカ
ルボニル基もしくはピロリジニルカルボニルアル
キル基から選ばれる1〜3つの置換基で置換され
ていてもよいシクロアルキル、アシル、フリル、
チエニル、テトラヒドロフリル、ピロリジニル、
ピリジル、ピラニル、モルホリニル、ピペリジニ
ル、ピペラジニル、チアジニル、ベンゾフリル、
ベンゾチエニルまたはクロメニル基を;およびA
は、結合手を示すかまたはヒドロキシル基、アル
キル基もしくはアリール基から選ばれる1つの置
換基で置換されていてもよいアルキレン、アルケ
ニレンまたはアルカジエニレン基を示す。」で表
わされる化合物またはそのカルボキシル基におけ
る反応性誘導体を反応させることを特徴とする、 一般式 「式中、R1、R2、R3、R4、R5、Aおよびnは、
それぞれ、前記したと同様の意味を有する。」 で表わされるN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類
またはその塩の製造法。 10 一般式 「式中、R3およびR4は、同一もしくは異なつて、
水素原子、アルキル基またはR3とR4が、隣接す
る窒素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリ
ジニルまたはモルホリニル基を;R5は、ハロゲ
ン原子、アミノ基、ヒドロキシル基、オキソ基、
アルキル基、アルコキシ基、アミノアルキル基、
ヒドロキシ置換アルキル基、ジアルキルアミノア
ルキル基、アリール基、アルアルキル基、トリア
ルコキシ置換アルアルキル基、ハロゲン置換アリ
ール基、アルアルキルオキシカルボニルアミノ
基、アルアルキルオキシカルボニルアミノアルキ
ル基、トリアルコキシ置換アロイルアミノ基、ア
ルキル置換ピペラジニルアルキル基、トリアルコ
キシ置換アルアルケニルカルボニル基もしくはピ
ロリジニルカルボニルアルキル基から選ばれる1
〜3つの置換基で置換されていてもよいシクロア
ルキル、アシル、フリル、チエニル、テトラヒド
ロフリル、ピロリジニル、ピリジル、ピラニル、
モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、チ
アジニル、ベンゾフリル、ベンゾチエニルまたは
クロメニル基を;Aは結合手を示すかまたはヒド
ロキシル基、アルキル基もしくはアリール基から
選ばれる1つの置換基で置換されていてもよいア
ルキレン、アルケニレンまたはアルカジエニレン
基を;およびnは、1、2または3を、それぞれ
示す。」 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、 一般式 「式中、R1およびR2は、同一もしくは異なつて、
水素原子、アルキル基またはR1とR2が、隣接す
る窒素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリ
ジニルまたはモルホリニル基を示す。」 で表わされるアミン類を反応させることを特徴と
する、 一般式 「式中、R1、R2、R3、R4、R5、Aおよびnは、
それぞれ、前記したと同様の意味を有する。」 で表わされるN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類
またはその塩の製造法。 11 一般式 「式中、R1およびR2は、同一もしくは異なつて、
水素原子、アルキル基またはR1とR2が、隣接す
る窒素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリ
ジニルまたはモルホリニル基を;R5は、ハロゲ
ン原子、アミノ基、ヒドロキシル基、オキソ基、
アルキル基、アルコキシ基、アミノアルキル基、
ヒドロキシ置換アルキル基、ジアルキルアミノア
ルキル基、アリール基、アルアルキル基、トリア
ルコキシ置換アルアルキル基、ハロゲン置換アリ
ール基、アルアルキルオキシカルボニルアミノ
基、アルアルキルオキシカルボニルアミノアルキ
ル基、トリアルコキシ置換アロイルアミノ基、ア
ルキル置換ピペラジニルアルキル基、トリアルコ
キシ置換アルアルケニルカルボニル基もしくはピ
ロリジニルカルボニルアルキル基から選ばれる1
〜3つの置換基で置換されていてもよいシクロア
ルキル、アシル、フリル、チエニル、テトラヒド
ロフリル、ピロリジニル、ピリジル、ピラニル、
モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、チ
アジニル、ベンゾフリル、ベンゾチエニルまたは
クロメニル基を;Aは、結合手を示すかまたはヒ
ドロキシル基、アルキル基もしくはアリール基か
ら選ばれる1つの置換基で置換されていてもよい
アルキレン、アルケニレンまたはアルカジエニレ
ン基を;およびnは、1、2または3を、それぞ
れ示す。」 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、 一般式 「式中、R3およびR4は、同一もしくは異なつて、
水素原子、アルキル基またはR3とR4が、隣接す
る窒素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリ
ジニルまたはモルホニル基を示す。」 で表わされるアミン類を反応させることを特徴と
する、 一般式 「式中、R1、R2、R3、R4、R5、Aおよびnは、
それぞれ、前記したと同様の意味を有する。」 で表わされるN−シアン酸性アシル酸ジアミド類
またはその塩の製造法。 12 一般式 「式中、R5は、ハロゲン原子、アミノ基、ヒド
ロキシル基、オキソ基、アルキル基、アルコキシ
基、アミノアルキル基、ヒドロキシ置換アルキル
基、ジアルキルアミノアルキル基、アリール基、
アルアルキル基、トリアルコキシ置換アルアルキ
ル基、ハロゲン置換アリール基、アルアルキルオ
キシカルボニルアミノ基、アルアルキルオキシカ
ルボニルアミノアルキル基、トリアルコキシ置換
アロイルアミノ基、アルキル置換ピペラジニルア
ルキル基、トリアルコキシ置換アルアルケニルカ
ルボニル基もしくはピロリジニルカルボニルアル
キル基から選ばれる1〜3つの置換基で置換され
ていてもよいシクロアルキル、アシル、フリル、
チエニル、テトラヒドロフリル、ピロリジニル、
ピリジル、ピラニル、モルホリニル、ピペリジニ
ル、ピペラジニル、チアジニル、ベンゾフリル、
ベンゾチエニルまたはクロメニル基を;Aは、結
合手を示すかまたはヒドロキシル基、アルキル基
もしくはアリール基から選ばれる1つの置換基で
置換されていてもよいアルキレン、アルケニレン
またはアルカジエニレン基を;およびnは、1、
2または3を、それぞれ示す。」 で表わされる化合物またはそのカルボキシル基に
おける反応性誘導体と、 一般式 「式中、R1およびR2は、同一もしくは異なつて、
水素原子、アルキル基またはR1とR2が、隣接す
る窒素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリ
ジニルまたはモルホニル基を示す。」 で表わされるアミン類を反応させることを特徴と
する、 一般式 「式中、R1、R2、R5、Aおよびnは、それぞれ、
前記したと同様の意味を有する。」で表わされる
N−アシル酸性ジアミド類またはその塩の製造
法。 13 一般式 「式中、R1、R2、R3およびR4は、同一もしくは
異なつて、水素原子、アルキル基またはR1とR2
および/またはR3とR4が、それぞれ隣接する窒
素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリジニ
ルまたはモルホニル基を;R5は、ハロゲン原子、
アミノ基、ヒドロキシル基、オキソ基、アルキル
基、アルコキシ基、アミノアルキル基、ヒドロキ
シ置換アルキル基、ジアルキルアミノアルキル
基、アリール基、アルアルキル基、トリアルコキ
シ置換アルアルキル基、ハロゲン置換アリール
基、アルアルキルオキシカルボニルアミノ基、ア
ルアルキルオキシカルボニルアミノアルキル基、
トリアルコキシ置換アロイルアミノ基、アルキル
置換ピペラジニルアルキル基、トリアルコキシ置
換アルアルケニルカルボニル基もしくはピロリジ
ニルカルボニルアルキル基から選ばれる1〜3つ
の置換基で置換されていてもよいシクロアルキ
ル、アシル、フリル、チエニル、テトラヒドロフ
リル、ピロリジニル、ピリジル、ピラニル、モル
ホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、チアジ
ニル、ベンゾフリル、ベンゾチアジニル、ベンゾ
フリル、ベンゾチエニルまたはクロメニル基を;
Aは、結合手を示すかまたはヒドロキシル基、ア
ルキル基もしくはアリール基から選ばれる1つの
置換基で置換されていてもよいアルキレン、アル
ケニレンまたはアルカジエニレン基を;およびn
は、1、2または3を、それぞれ示す。」 で表わされるN−アシル酸性アミノ酸ジアミド類
またはその塩を含有する抗潰瘍剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58101711A JPS59227847A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | N−アシル酸性アミノ酸ジアミド類およびその製造法並びにそれらを含有する抗潰瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58101711A JPS59227847A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | N−アシル酸性アミノ酸ジアミド類およびその製造法並びにそれらを含有する抗潰瘍剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59227847A JPS59227847A (ja) | 1984-12-21 |
| JPH0460983B2 true JPH0460983B2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=14307886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58101711A Granted JPS59227847A (ja) | 1983-06-09 | 1983-06-09 | N−アシル酸性アミノ酸ジアミド類およびその製造法並びにそれらを含有する抗潰瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59227847A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004037804A1 (en) * | 2002-10-22 | 2004-05-06 | Oscotec Inc. | Furan derivatives for preventing and curing osteoporosis and pharmaceutical compositions containing the same |
| JP4564375B2 (ja) * | 2004-08-18 | 2010-10-20 | 太陽化学株式会社 | テアニンの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57134452A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-19 | Toyama Chem Co Ltd | N-acyl acidic amino acid diamide, its preparation, and antiulcer agent containing the same |
-
1983
- 1983-06-09 JP JP58101711A patent/JPS59227847A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59227847A (ja) | 1984-12-21 |
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