JPH0462116A - 熱可塑性シートのキャスト方法 - Google Patents

熱可塑性シートのキャスト方法

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JPH0462116A
JPH0462116A JP16886390A JP16886390A JPH0462116A JP H0462116 A JPH0462116 A JP H0462116A JP 16886390 A JP16886390 A JP 16886390A JP 16886390 A JP16886390 A JP 16886390A JP H0462116 A JPH0462116 A JP H0462116A
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JP
Japan
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cooling body
thermoplastic sheet
casting
dyn
sheet
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JP16886390A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsunashima
研二 綱島
Seizo Aoki
青木 精三
Katsutoshi Miyagawa
宮川 克俊
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は溶融状態にある熱可塑性シートのキャスト方法
に関するものである。
[従来の技術] 溶融状態にある熱可塑性シート(以下、溶融重合体シー
トと称することがある)のキャスト方法としては、水な
どの液膜を冷却体表面に形成させながらキャストする方
法は、特開昭58−63415などで知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のキャスト方法では、次のような問題点を
有している。
(1)冷却固化された熱可塑性シートが剥離したあとの
冷却体表面上に液滴や液膜が残存し、この残存液膜・液
滴が、新たに密着する溶融重合体シート表面にクレータ
−などの表面欠点を発生させ、表面の均一なシートを得
ることができない。
(2)たとえ、残存液膜・液滴を完全に除去しようと吸
引・吸収あるいは蒸発法などの種々の手段により試みて
も、完全除去は困難であり、したがってシート表面に欠
点を有したものしか得られない。
(3)また、液膜を完全に除去できな(でも、液滴のよ
うな不均一なものを皆無にする方法について種々の試み
をしても、どうしても液滴の存在はさけられない。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記欠点を改善し、高速で長時間のキャスト
をおこなっても、残存液滴による表面欠点の発生しない
キャスト方法を提供するものである。すなわち、本発明
は溶融状態にある熱可塑性シートを、液膜を有する冷却
体表面に密着・固化させるキャスト方法において、該冷
却体表面から剥離後の熱可塑性シートの該冷却体に接し
ていた面の表面張力γFC(dyn/cm)と、該冷却
体表面の表面張カフD  (dyn/cm)とが、7F
C≧7D+10を満足することを特徴とする熱可塑性シ
ートのキャスト方法に関するものである。
本発明の熱可塑性シートとは、加熱すると塑性を示すポ
リマーよりなるシートであり、該ポリマーは化学構造的
には線状高分子である。
代表的なポリマーとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート、ポリエチレンα、β−ビス(2−クロルフェノ
キシ)エタン4.4′−ジカルボキシレ’−ト、l)−
へキサヒドロ・キシリレンテレフタレートからのポリマ
ー 1,4シクロヘキサンジメタツールからのポリマー
、ポリ−p−エチレンオキシベンゾエート、ボリアリレ
ート、ポリカーボネートなど及びこれらの共重合体で代
表されるように主鎖にエステル結合を有するポリエステ
ル類、更にナイロン6、ナイロン66、ナイロン610
1ナイロン12、ナイロン11などで代表されるように
、主鎖にアミド結合を有するポリアミド類、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポ
リメチルペンテン、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポ
リスチレンなどで代表されるように主としてハイドロカ
ーボンのみからなるポリオレフィン類、ポリエーテルサ
ルフォン(PES) 、ポリフェニレンオキサイド(P
PO) 、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、
ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、
ポリオキシメチレンなどで代表されるポリエーテル類、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリクロロトリフルオロエチレンなどで代表さ
れるハロゲン化ポリマー類及びポリフェニレンスルフィ
ド(PPS) 、ポリスルフォン及びそれらの共重合体
や変性体などである。
本発明の場合、特に、ポリエステル類、ポリアミド類、
ポリエーテル類、ポリフェニレンスルフィドなど、中で
も、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レートなどのポリエステル類及びポリフェニレンスルフ
ィドが本発明の効果が顕著であり好ましい。もちろん、
上記ポリマーに公知の添加剤、例えば、安定剤、粘度調
整剤、酸化防止剤、充填剤、滑り剤、帯電防止剤、ブロ
ッキング防止剤、剥離剤、離型剤などを含有させてもよ
い。
冷却体表面に水などの液膜を介在させてキャストする方
法は、B P 13125]9 、などで公知である。
もちろん、これに公知の静電荷を印加する方法、例えば
特公昭37−6142などの方法を併用してもよい。こ
の液膜の厚さdは特願昭63−155800に示したよ
うに、冷却体表面と溶融重合体シートとの間に生成する
メニスカスの高さhより小さいこと(h > d)が好
ましく、dは5μm以下、好ましくは2μm以下、さら
に好ましくは1.0〜0.1μmの範囲にあるのが本発
明の効果にとって好ましい。液膜を介在させる方法とし
ては、湿気を含んだ空気をその露点以下に保たれた冷却
体表面に吹き付けて結露させる方法(結露法)や、電荷
を帯びた水蒸気を結露する方法、さらにはローラで転写
やしみ出しコートする方法、刷毛で塗布する方法などが
あるが、本発明の場合、結露法が安定性の点で好ましい
。液体の種類としては水が最も好ましいが、水に界面活
性剤やアセチレンアルコールやアセチレングリコールの
ような親水性化合物などを添加したものでもよく、さら
にはアルコールやポリアリキレンゲルコールなどの有機
液体であってもよい。しかし、本発明の場合、水が最も
効果を大きくするので好ましい。
また、液膜の上に熱可塑性シートを密着・固化させた後
、冷却体表面から冷却固化したシートを剥離するが、そ
の剥離後の冷却体表面上には液膜は不均一に残存してい
るため、その残液を完全に除去しなければならない。残
液の除去方法としては、従来、特開昭59−53764
などに示された様な多孔質の吸引ロールを冷却体表面に
接触させて吸引除去する方法や、空気を超音波などで残
液を励起させた後雰囲気空気を吸引除去する方法などが
あるが、いずれも完全に残存液滴を冷却体表面から除去
できなかった。その結果、得られたフィルムは表面にク
レータ−状の表面欠点を有する様になる。
この様に残存液滴を冷却体表面に残さないためには、冷
却体表面に接していた熱可塑性シートの該冷却体に接し
ていた面の表面張力γFC(dyn/cm)は、冷却体
表面の表面張力γD  (dyn/cm)に10(dy
n/cm) 、好ましくは15 (dyn/cm)を加
えた値以上でなくてはならない。さらに、γ、。は好ま
しくは45 dyn/cm以上、より好ましくは50d
yn/印以上であり、またγDは好ましくは38 dy
n/cm以下、より好ましくは35 dyn/−以下で
あるのがよい。7FCとγDとの相関が、上述した関係
よりはずれると、冷却体表面に残存液滴が存在し、表面
欠点のあるフィルムしか得られなくなる。
冷却体とは、溶融重合体シートに接して急激に熱をうば
う冷却装置であり、ロール状の回転体や、ベルトのよう
な移動体である。冷却体の表面材質としては、特に限定
しないが、上記特定のγ。を与えるものがよく、例えば
、クロムメツキ、サンドブラスト、シリコン樹脂コート
、フッ素樹脂コートなどの加工をしたSUS系素系中材
セラミック素材などが用いられる。該冷却体の表面あら
さは、最大あらさRmaxで1μ以下、好ましくは0゜
6μ以下、さらに好ましくは0.1μ以下がよい。
冷却体表面から剥離後の熱可塑性シートの該冷却体表面
に接していた面の表面張力γ、。を45d Y n/c
m以上に高くする方法としては、押出口金と冷却体との
間で、溶融重合体シートの冷却体に接する面側に公知の
表面活性化処理、例えばコロナ放電処理、UV照射処理
、プラズマ処理、EB処理などを適用することにより得
られる。本発明の場合、特にコロナ放電処理が好ましく
、コロナ放電処理は、気体放電の一種で、気体分子がイ
オン化し導電性を示し、そのイオン流によって熱可塑性
シートの表面が活性化される処理のことであり、EC処
理、放電処理などとして広く用いられている技術である
。もちろん、放電処理をする気体は空気であってもよい
が、特公昭56−18381などで示された様に酸素濃
度が0. 1vo1%以下にして、窒素下、あるいは炭
酸ガス、アンモニアガスなどの特殊ガス下でコロナ放電
をしても、また、高湿度下でコロナ放電処理をしてもよ
い。本発明の場合、特に70RH%以上の高湿度の空気
中でのコロナ処理、及び酸素濃度Q、1vo1%以下で
の窒素や炭酸ガス中でのコロナ放電処理が本発明の効果
にとって好ましい。また、電極と対象シート表面との至
近距離は通常0. 5〜2.0mroの範囲が一般的で
ある。電極に印加する電圧は、任意の波形の交流を用い
ることができるが、peakto  peakが5〜4
0に■、周波数50Hz〜50MHzの正弦波が好適で
ある。印加する電気エネルギーの総和は、対象シート表
面の1dあたり20〜150ワツト・分である。電極は
ワイヤー、ブレード、ロールなどが用いられるが、ワイ
ヤー電極が最も用いやすい。処理されるロール表面は誘
電体で被覆されており、ロール自体は接地されているの
が通常である。
かくして得られたキャストシートをそのまま使用しても
良いが、これを−軸、二軸に延伸したり、熱処理、エン
ボスなどの処理をしてもよい。
[発明の効果コ 液膜を作る冷却体表面が常に残液がなく均一な表面に保
たれているために次のような効果を生ずる。
1、長時間運転しても得られるシートの表面にクレータ
−状の欠点やすし状の欠点が発生せず、表面の均一なシ
ートが高速で得られる。
2、必要な液膜厚さか0. 5μm以下とうずくでよい
ので、液膜の供給・除去が容易であり、装置が簡易にな
るのみならず、より高速キャストが可能になる。
3、得られたシートは易接着性、特に高湿下での接着性
にすぐれたものになる。
[物性の測定方法] 本発明に用いた特性等の測定法は次の通りである。
(1)表面ぬれ張力γ JIS  K6768−1971に従い室温で測定する
。単位はdyη/cmで表わす。
(2)冷却体表面の液膜の厚さd 赤外線水分率針によって求めた水分率から厚さ補正曲線
で換算する。
(3)冷却体表面の粗さR+nax JIS  BO601に従い測定する。
[実施例] 以下本発明を実施例にて説明する。
実施例1 ポリエチレンテレフタレート(○−クロルフェノール中
での極限粘度0.63、添加剤として5i02を0. 
5重量%含有)を、180°Cで真空乾燥後、押出機に
供給し、285℃で溶融させた後、ギアポンプで定量供
給しなからTダイロ金から溶融重合体シートを吐出させ
た。該シートの後述の冷却ドラムに接する面(以下ドラ
ム面と称する)にコロナ放電処理(80W・分/rrf
)を、非ドラム面に電圧1.5万■、電流40mAの高
電圧をワイヤー電極で静電荷を印加させながら水膜を有
した鏡面(表面最大粗さRtO,1μm)クロムメツキ
ドラム上に密着させ、冷却固化させてキャストシートを
得た。このキャストシートのドラム面の表面張力γFC
は51 dyn/cm、クロムメツキドラム面の表面張
力γ。は35 dyn/cmであった。
水膜の厚さdは0.3μmであり、ドラムと溶融重合体
シート間にできるメニスカスの高さhは1゜0μmであ
った。以上のようにこのキャストを1週間継続しても、
表面欠点のないキャストシートが得られた。
かくして得られたキャストシートを、95℃に加熱され
たロール上で加熱・軟化させて長手方向に4.0倍延伸
した後、98℃に加熱されたテンター内で幅方向に3.
7倍延伸後、2100Cで5秒間熱処理をし、厚さ12
μmの二軸延伸フィルムを得た。二軸延伸フィルムのコ
ロナ放電処理面の表面張力は48 dyn/cmと高(
易接着性にも優れている。
比較例1 実施例1のキャスト時にドラム面に印加したコロナ放電
処理をやめる以外は、実施例1と全く同一にしてキャス
ト・製膜した。
この様にコロナ放電処理をしない時のキャストシートの
ドラム面の表面張力γ、Cは40 dyn/cm。
クロムメツキドラム面の表面張力γDは35 dyn/
印であった。
かくして得られたキャストシートの表面には小さな水滴
のクレータ−が多数散見され、二軸延伸しても消失しな
かった。
実施例2 直径1800mmのキャストドラム上に、A12038
5W1%、コバルトCo15wt%の混合セラミック(
数平均粒径1μm)を爆発溶射法により、爆発サイクル
10回/秒で計15回行ないトータル90μmの積層コ
ーティングとし、ダイヤモンド刃で研磨し、コート厚さ
50μmで表面粗さ0゜28、表面張力3 Q dyn
/cmのキャストドラムを得た。
かくして得られたセラミックコートドラム(表面温度は
30℃に保った)上に、結露法により平均水膜0. 3
μmの水の薄膜を付着させ、その上に290℃に溶融さ
れたポリエチレンテレフタレート(0−クロルフェノー
ル中での極限粘度0゜65 d l/g)を静電荷を印
加させながら、キャストし、冷却固化成形させ、厚さ2
50μm1 ドラム面の表面張力43 dyn/cmの
シートを得た。
キャスト速度を40m/分から150m/分まで上げて
キャストしても、空気の噛み込みや、エツジ部の乱れ、
ドラム表面の転写、水の沸点転写マーク、水膜の不均一
によるキャストむらなどは全く認められず、更に10日
間連続してキャストしてもドラムの汚れや、むらなどに
よる表面欠点などの不安定要因は全くなく、安定したキ
ャストが得られた。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融状態にある熱可塑性シートを、液膜を有する
    冷却体表面に密着・固化させるキャスト方法において、
    該冷却体表面から剥離後の熱可塑性シートの該冷却体に
    接していた面の表面張力γ_F_C(dyn/cm)と
    、該冷却体表面の表面張力γ_D(dyn/cm)とが
    、γ_F_C≧γ_D+10を満足することを特徴とす
    る熱可塑性シートのキャスト方法。
  2. (2)γ_F_Cの値が45dyn/cm以上であるこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の熱可塑性シートのキ
    ャスト方法。
  3. (3)γ_Dの値が38dyn/cm以下であることを
    特徴とする請求項(1)または(2)に記載の熱可塑性
    シートのキャスト方法。
  4. (4)溶融状態にある熱可塑性シートを冷却体表面に密
    着・固化させるのに先だって、押出口金と冷却体との間
    にある該熱可塑性シートの冷却体表面に接する面側に表
    面活性化処理をすることを特徴とする請求項(1)〜(
    3)のいずれかに記載の熱可塑性シートのキャスト方法
  5. (5)表面活性化処理が、コロナ放電処理、UV照射処
    理、プラズマ処理、EB処理から選ばれた処理であるこ
    とを特徴とする請求項(4)に記載の熱可塑性シートの
    キャスト方法。
  6. (6)冷却体表面が、シリコン樹脂またはフッ素樹脂で
    コートされた表面、あるいはセラミック表面であること
    を特徴とする請求項(1)〜(5)のいずれかに記載の
    熱可塑性シートのキャスト方法。
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