JPH04627Y2 - - Google Patents

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JPH04627Y2
JPH04627Y2 JP16502684U JP16502684U JPH04627Y2 JP H04627 Y2 JPH04627 Y2 JP H04627Y2 JP 16502684 U JP16502684 U JP 16502684U JP 16502684 U JP16502684 U JP 16502684U JP H04627 Y2 JPH04627 Y2 JP H04627Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は磁気記録再生装置(以下VTRと称す
る)における輝度信号のFM変復調回路に関す
る。
(ロ) 従来の技術 一般にVTRにおける輝度信号は、記録時所定
のキヤリアでFM変調し、一方再生時FM復調す
る構成で、例えば東芝レビユー37巻7号の634頁
に示されている図6が上げられ、その要部を第4
図に示す。
第2図において前記FM変調及び復調にはエミ
ツタ容量結合型マルチバイブレータ1を共通エミ
ツタ接続した第1及び第2のトランジスタ2,3
のエミツタ間にエミツタ結合したコンデンサ4、
第3及び第4のトランジスタ5,6、第5及び第
6のトランジスタ7,8、第7及び第8のトラン
ジスタ9,10とより構成し、前記第1及び第2
のトランジスタ2,3の共通エミツタをアース間
に記録・再生切換スイツチ11、定電流源12及
び記録輝度信号用トランジスタ13のコレクタ・
エミツタ路を接続し、前記第1及び第2のトラン
ジスタ2,3の各ベースに記録再生切換スイツチ
14,15を介してレベルシフタ16,17を接
続し、掛算器18にはリミツタ19の出力端及び
エミツタフオロア接続された第7及び第8のトラ
ンジスタの各エミツタが接続されている。
前記第5及び第6のトランジスタ7,8のベー
スは基準電圧(Vr)を供給する直流電源20が
接続され、入力端子21,22には各々記録輝度
信号及び再生FM信号が加えられ、出力端子2
3,23からは記録時発振出力が導出され、出力
端子24からはローパスフイルタ(LPF)25
を介して得たFM復調出力が導出される。
図中26,27は定電流源を示し、ダイオード
28は第7及び第8のトランジスタ9,10への
バイアス供給用に設けたものである。
次に動作を説明すると、記録時は、記録・再生
切換スイツチ11,14,15をいずれもR(記
録モード)側に設定してあり、記録輝度用トラン
ジスタ13のベースに印加される記録輝度信号で
該トランジスタ13の電流を変化させ、マルチバ
イブレータを電圧制御型の無安定マルチバイブレ
ータとして動作させる。その発振動作は第2、第
3及び第5のトランジスタ3,5,7をオン状
態、第1、第4及び第6のトランジスタ2,6,
8をオフ状態として仮定すると、第3のトランジ
スタ5のベース電位はVCC−2VBEとなる。(前記
ダイオード28の順方向電圧はトランジスタのベ
ース・エミツタ立上り電圧VBEに等しく、又ベー
ス抵抗29の電圧降下を無視する) 第4のトランジスタ6のベース電位はVr−
2VBEとなり、レベルシフタ16,17でのレベ
ルシフト量をVBEとすると、第1のトランジスタ
2のベース電位はVr−3VBE、第2のトランジス
タ3のベース電位はVCC−3VBEとなり、VCC>
VrAとすれば、第1及び第2のトランジスタ2,
3、第3及び第4のトランジスタ5,6、第5及
び第6のトランジスタ7,8の各対のトランジス
タは各々最初に仮定したオンとオフの状態にな
る。
このとき第3及び第4のトランジスタ5,6の
エミツタ間に接続されている充放電用のコンデン
サ4を通じて記録輝度用トランジスタの電流は第
3のトランジスタのエミツタから第2のトランジ
スタのコレクタ方向に流れるが、第3のトランジ
スタ5のエミツタ電位はVCC−3VBEに固定されて
いるため、第4のトランジスタ6のエミツタ電位
が下降して行く。その電位がベース電位よりVBE
だけ低い電位、即ちV1−3VBEまで下がると、第
4のトランジスタ6がオンしてコレクタ電流が流
れる。
これにより第6のトランジスタ8もオンして第
3のトランジスタ5のベース電位はVCC−2VBEか
らVr−2VBEに下がり、第3のトランジスタ5は
オフする。又第2のトランジスタ3のベース電位
はVCC−3VBEからVr−3VBEへと下がる。第3のト
ランジスタ5がオフすれば、第5のトランジスタ
7もオフして、第4のトランジスタ6のベース電
位及び第1のトランジスタ2のベース電位はそれ
ぞれVr−2VBEからVCC−2VBE、Vr−3VBEからVCC
−3VBEへと上昇し、第2のトランジスタ3がオ
フ、第1のトランジスタ2がオンし、最初の状態
と反転する。
前述の動作を繰返し、無安定マルチバイブレー
タとして発振し、その発振出力は端子23,23
に現れ、このときの発振周波数0は 0=Vi/4C△V ……(1) で決定される。上式でViは入力電圧、Cはコン
デンサ4の容量値、△Vは前記電圧VCCとVrの差
VCC−Vrに等しい。
一方再生時には、前記スイツチ13,14,1
5をいずれもP(再生モード)側に設定し、この
ときマルチバイブレータ1は、第1及び第2のト
ランジスタ2,3のベースをトリガ入力とする単
安定マルチバイブレータとして動作し、その出力
は入力パルス(トリガパルス)VP1及びVP2より
一定時間(TD)だけ遅れた遅延パルスとなり、
このときの遅延時間TDは TD=2C△V/I0 ……(2) で定まる。上式でI0は定電流源12の電流を示
す。
図中端子22より入力された再生FM輝度信号
はリミツタ19で波形整形されるが、リミツタ1
9の出力VP1,VP2は互いに逆相のパルスであり、
第1及び第2のトランジスタ2,3のベースに入
力すると同時に掛算器18にも入力し、この掛算
器18には、マルチバイブレータ出力(遅延パル
ス)も入力し、掛算器18の出力にはパルス幅が
前記TDで一定で、その繰返し周波数が再生FM輝
度信号周波数に比例したパルス列が得られ、これ
をローパスフイルタ(LPF)25を通すと、出
力端子24にFM復調出力が得られる。
このときVTRにおけるFM変調特性は第5図
に示す如く例えばβ方式のNTSC用については、
輝度信号(ビデオ信号)のシンクチツプを3.6M
Hz、ホワイトピークを4.8MHzとしてその間の周
波数偏移を1.2MHzにすることが規格(フオーマ
ツト)化されているが、変調感度を低くすると所
定の周波数偏移をとるためには、大きなビデオ信
号を入力する必要があり、最近の低電圧動作用の
ICではダイナミツクレンジの関係から、これが
困難であるため、比較的小さなビデオ信号入力で
必要な周波数偏移が得られるように変調感度を第
5図のカーブAからBに上げる方向にある。
第6図は第4図のFM復調特性を示し、第5図
におけるそれぞれのV−fカーブ及びf−Vカー
ブの傾き即ち変調感度、復調感度を考えると、先
ず変調感度については式(1)から入力ビデオ信号
(Vi)に比例し、C及び△Vに反比例し、一方復
調感度については、前者とは逆に式(2)及び V0∝TD ……(3) の関係からC及び△Vに比例し、電流I0に反比例
することになる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述の従来の構成によると、記録時の変調感度
を上げると、同一のC及び△Vを使用した場合、
再生時は逆に復調感度が低下し、復調出力が小さ
くなつて、必要な再生ビデオ出力レベルを得るの
が困難な上、S/N比にも不利であるという問題
点(第5図のカーブCからカーブDになる)が生
じる。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案のFM変復調回路においては、従来の変
調感度の上昇により復調感度の低下するのを、マ
ルチバイブレータに供給する基準電圧として2つ
の直流電源を備え、それぞれ記録時(変調器用)
及び再生時(復調器用)として相互に切換える構
成である。
(ホ) 作用 前記2つの直流電源の電圧、記録時V1、再生
時V2とすると、V1>V2と設定することにより、
△V(記録時)<△V(再生時)として記録時の変
調感度をある程度大きく保ち、かつ充放電用のコ
ンデンサCも共用し、定電流源の電流I0も小さく
することなく、再生時の復調感度が向上する。
(ヘ) 実施例 図面に従つて本考案を説明すると、第1図は本
考案のFM変復調回路の一実施回路例、第2図及
び第3図は第1図の説明特性図で、第2図はその
FM変調特性、第3図はその復調特性を示す。
先ず第1図において、第4図と同一素子には同
一図番を付してあり、30は直流電圧V1を有す
る第1の直流電源、31は直流電圧V2を有する
第2の直流電源、32は前記直流電源を相互に記
録及び再生に応じて切換える記録再生切換スイツ
チである。
先ず第2図に示した如く、VTRのFM記録・
再生においては、再生ビデオ信号のS/N比を上
げて良質の再生画面を得るために記録時に輝度信
号プリエンフアシスを施し、高域を強調しFM変
調記録するように変調感度を大きくとり、これに
対応して第1の直流電源30の電圧V1を所定の
値に設定する。
次に再生時においては、従来の構成であると、
第5図のカーブBに示したように復調感度が小さ
く、復調出力レベルが第6図に示すように小さく
なるが、V1>V2なる電圧に設定即ち記録・再生
切換スイツチ( )により、△Vを大きくする。
これにより記録時の△Vを△V1、再生時の△
Vを△V2とすると △V1=VCC−V1 △V2=VCC−V2 であり、従つて△V1<△V2となる。
これによりFM復調出力特性は第3図に示すよ
うに従来例における第6図のカーブCに相当する
特性が得られる。
前記発振動作については従来例と同様に記録時
は第1図におけるマルチバイブレータは電圧制御
型の無安定マルチバイブレータとして、又再生時
は第1及び第2トランジスタ2,3のベースに加
わるリミツタ19の出力をトリガ入力とする単安
定マルチバイブレータとして動作する。
ここで前記復調感度を上げるには式(1)〜(3)より
充放電用コンデンサを2個設ける方法が考えれる
が、それには本考案回路のIC化に際し、前記コ
ンデンサ用の外付け端子を余分に設ける必要があ
り、望ましくなく、本考案回路の構成は、単に2
種の直流電源と切換スイツチを設けることで事足
りる。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、マルチバイブレータを構成す
る第5及び第6のトランジスタの各ベースに加え
る基準電圧として第1及び第2の直流電源を記
録・再生時に切換え、変調感度を所定の値に保
ち、かつ復調感度を増大することができ、従来の
ように復調感度を小さく、復調レベルが低い状態
で、所定の再生ビデオ信号レベルを得るために後
段で増幅する必要がないので、IC化における素
子数の増加は免れ、本考案回路はVTRのFM変
復調回路に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のFM変復調回路の回路図、第
2図及び第3図は各々第1図の変調特性及びFM
復調特性を示す説明特性図、第4図は従来のFM
変復調回路の回路図、第5図及び第6図は各々第
4図の変調特性及びFM復調特性を示す説明特性
図である。 主な図番の説明、1……マルチバイブレータ、
2……第1のトランジスタ、3……第2のトラン
ジスタ、4……第3のトランジスタ、5……第4
のトランジスタ、6……第5のトランジスタ、7
……第6のトランジスタ、8……第7のトランジ
スタ、9……第8のトランジスタ、10……第9
のトランジスタ、11,14,15,32……記
録再生切換スイツチ、12……定電流源、16,
17……レベルシフタ、18……掛算器、19…
…リミツタ、21,22……入力端子、23,2
4……出力端子、25……ローパスフイルタ、3
0……第1の直流電源、31……第2の直流電
源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 輝度信号を記録時FM変調し、再生時FM復調
    するFM変復調回路において、エミツタが共通に
    接続された第1のトランジスタと第2のトランジ
    スタ、該第1及び第2のトランジスタの各コレク
    タにエミツタが接続された第3及び第4のトラン
    ジスタ、該第3及び第4のトランジスタの各コレ
    クタにエミツタが接続された第5及び第6のトラ
    ンジスタ、前記第1及び第2のトランジスタのエ
    ミツタをアース間に接続した第1の記録・再生切
    換スイツチ、前記第1及び第2のトランジスタの
    各ベースに接続した第2の記録・再生切換スイツ
    チ、前記第1の記録・再生切換スイツチの記録端
    子とアース間にコレクタ・エミツタ路を接続した
    記録信号用トランジスタ及び前記第3及び第4の
    トランジスタのエミツタ間に接続した発振用コン
    デンサより成り、前記第5及び第6のトランジス
    タのベースに第1の直流電源及び第2の直流電源
    を切換手段を介して接続し、記録時前記記録信号
    用トランジスタのベースに加える記録輝度信号に
    応じて前記第1の直流電源にて動作する前記第5
    及び第6のトランジスタの出力側より発振出力を
    導出し、再生時掛算器に再生FM信号及び前記第
    2の直流電源にて動作する第5及び第6のトラン
    ジスタの出力信号を入力し、該掛算器の出力をロ
    ーパスフイルタを介して復調出力を導出し、前記
    第1の直流電源の電圧を第2の直流電源の電圧よ
    りも大になし、再生時の完度を上げることを特徴
    としたFM変復調回路。
JP16502684U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH04627Y2 (ja)

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