JPH0463594A - 成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域蛋白の製造法 - Google Patents

成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域蛋白の製造法

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JPH0463594A
JPH0463594A JP2176630A JP17663090A JPH0463594A JP H0463594 A JPH0463594 A JP H0463594A JP 2176630 A JP2176630 A JP 2176630A JP 17663090 A JP17663090 A JP 17663090A JP H0463594 A JPH0463594 A JP H0463594A
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JP
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growth hormone
dna
hormone receptor
cells
hormone
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Yoshimi Ota
太田 由己
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TANPAKU KOGAKU KENKYUSHO KK
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TANPAKU KOGAKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 本発明は成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域蛋
白のアミノ酸配列をコードする遺伝子を含有する改良発
現ベクター、該ベクターを用いた成長ホルモンレセプタ
ーのホルモン結合領域蛋白の製造に関するものである。
本発明は、組換えDNA技術により、効率よく成長ホル
モンレセプターのホルモン結合領域蛋白を生産する手段
および方法を提供するものである。
本発明を利用すれば、成長ホルモン結合領域蛋白を構成
しているアミノ酸やペプチドを任意に交換することで、
成長ホルモンとの結合が増強されたヒト由来の、あるい
はその他の哺乳動物の改良された成長ホルモンレセプタ
ーを製造することができる。これに加え、さらには、改
良成長ホルモンの製造研究を行うこともできる。本発明
方法により製造された成長ホルモンレセプターのホルモ
ン結合領域蛋白を臨床的に投与した場合には、該蛋白は
、生体内の成長ホルモンレセプターと拮抗することによ
って、成長ホルモンの働きを阻害する可能性かある。こ
れは巨人症や末端肥大症のような成長ホルモンの何らか
の異常に帰因する疾病の治療に役立ちうる可能性かある
。また、該蛋白を動物へ投与することにより、小型の動
物を作成しつる可能性かある。
[従来技術と発明か解決する課題] 成長ホルモンレセプター遺伝子の相補D N A +;
i、L eungらによりヒトおよびウサキに於いてク
ローニングされ、そのホルモン結合領域蛋白については
、ヒト由来のものか動物細胞を用いて発現されている[
Nature、  330. 537 543(198
7)]。さらに最近では、Fuhら[J、Bio、Ch
em、  265.3111−3]15(1990)]
により犬腸閉を用いての発現かなされている。
しかしなから、動物細胞を用いるものはその発現量か極
めて低く、製造に堪えうるちのではない。
また、動物細胞での発現か生体内のレセプターの生合成
条件に極めて類似しているのに比へ、大腸菌ての発現は
、糖鎖の付加か起こらないなど、その発現産物は天然の
ものと異なっていると考えられる。しかもFuhらの発
現産物は培養液あたり10〜20rn/(lであるか、
菌体の主な産生物とは言いかたい。従って精製において
は、非常に有効と考えられるヒト成長ホルモンアフィニ
ティーカラムを使用しても、なおも多くの不純物か見い
出され、その精製は極めて困難である。さらに、同レセ
プターの変異体の場合には、上記のアフィニティーカラ
ムが使用出来ない可能性もあり、精製の困難さは更に大
きくなろう。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、成長ホルモンレセプターのホルモン結合領
域をコードする遺伝子を発現するにあたり、昆虫由来の
ウィルス、ノ\キュロウイルスをベクターとして用い、
昆虫由来の細胞を宿主として用いた。その結果として、
目的産物を効率よく分泌生産することに成功し、本発明
を完成した。
[詳細な説明] 本発明は遺伝子操作の手法を用いて成長ホルモンレセプ
ターのホルモン結合領域蛋白を製造するためのものであ
り、同領域を暗号化しているDNA断片を、バキュロウ
ィルス由来の遺伝子制御系に組み込んたプラスミツト、
該DNAをやはりこの遺伝子制御系のもとに組み込んで
ある組換え型バキュロウィルスベクター、および、間組
換え型ウィルスベクターを用い、昆虫細胞を宿主とする
成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域蛋白の製造
方法を提供するものである。
本発明において、成長ホルモンレセプターという用語は
ヒトを含む天然のあらゆる吐乳動物起源の成長ホルモン
レセプターを意味すると共に、遺伝子操作により作られ
るそれら天然の成長ホルモンレセプターの変異体も含ま
れるものとする。
成長ホルモンレセプターのホルモン結合部分を暗号化す
るDNA断片としては、すでに知られている天然のヒト
成長ホルモンレセプターのアミノ酸配列(L eung
ら(+987)、Nature、 330.537−5
43)を暗号化するDNAを用いればよく、本実施例に
おいてもそれの合成りNAを用いている。しかしなから
必ずしもそれらに制約されるものではない。この目的部
分を暗号化するDNA断片に、細胞外への分泌産生のた
めに、シグナルペプチト部分も含めておけば、作られた
成長ホルモンのホルモン結合部分は、細胞外へ分泌生産
される。また、この状態では細胞内にも成長ホルモンの
ホルモン結合部分か蓄積する。
この成長ホルモンレセプターのホルモン結合部分を暗号
化するl) N A断片を、昆虫細胞を宿主として発現
させるためには、あらかじめ、このDNA断片を)kl
l壬子現系と連結しておく必要かある。
昆虫細胞の遺伝子発現系としては、昆虫を宿主とするバ
キュロウィルスの一種である核多角体病ウィルス(N 
uclear Po1yhedrosis virus
 : N P V )の発現系が知られており、A u
tographa Californica N P 
V (AcN P V)とBombyx moriN 
P V (BmNPV)の2種類がある。宿主としては
、AcNpvの場合は夜盗蛾由来の細胞(S podo
ptera rrugiperda : S 、 f、
細胞)、BmNPVの場合は、蚕蛾由来の細胞(Bot
nbyx mori N : 8mN細胞)を用いる。
両バキュロウィルスは、ともに多角体遺伝子を含み、そ
れは強い多角体プロモーターの支配下にある。従ってこ
れらのウィルスベクターを用いて発現させる場合には、
この多角体プロモーターの下流に所望の遺伝子を挿入し
た組換え型バキュロウィルスを調製し、これを宿主細胞
に感染させた後培養し、目的とする蛋白質を発現させる
。この発現ウィルスベクターの調製に際しては、このウ
ィルスが約130キロ塩基対と大きいため、それに直接
目的とする遺伝子を挿入することか出来ない。そこで、
実際の手順としては、まず、遺伝子発現制御領域、つま
り多角体プロモーターを含む多角体遺伝子部分のみを切
り出し、これを大腸菌を宿主とするベクター、例えばp
Uc8に挿入し、次いで目的とする遺伝子を多角体プロ
モーターの下流へ挿入する。続いてこのベクターDNA
を、野生型バキュロウィルスDNAと共に昆虫細胞に同
時に移入して培養し、昆虫細胞中で、細胞内DNA組換
えをおこさせることで組換え型バキュロウィルスを得る
。さらに得られた組換え型/ sjキュロウイルスを幼
虫に感染させ、幼虫より目的物を抽出する方法もある。
本発明においては、AcNP■ベクター系を用い、S、
r細胞へ感染し、培養後目的物を培養液および細胞より
抽出する方法について述べているか、本発明はこれに限
定されるものではない。大腸菌を用いての遺伝操作法は
、代書(Maniatisら(1982)、Mo1eu
lar CIoning: A Laboratory
 Manual、 Co1d Spring )1ar
bor L aboratory)など最近の多くの実
験書に詳述されている。バキュロウィルスおよびその宿
主を用いての実験に関しては、代書[S ummers
とSm1th(1987)+ A manual of
 methods for baculovirus 
vectors and 1nsect cell c
ulture procedures、、Texas 
Agricultural Experiment 5
tation Bulletin No、 1555.
 TexasA&MU n1versity]あるいは
[前出(1989)、実験医学、7巻、146−151
頁]にその手技について詳しい記述がなされている。
組換え型バキュロウィルスを感染させた宿主細胞の培養
は、公知の培地、例えばブレース昆虫細胞用培養培地(
キブコ社、Grace’s l n5ect Ce1l
 Cu1ture medium)に10%になるよう
に牛胎児血清を加えたもので行うことか出来る。得られ
た培養液から細胞を除いた後、成長ホルモンをリガンド
としたアフィニティーカラムクロマトグラフィーにかけ
ることにより、純粋な成長ホルモンレセプターのホルモ
ン結合領域ペプチドを得ることか出来る。アフィニティ
ーカラムはS pencerら(J。
Biol、Chem、、263.7862 7867(
1988))の方法により作成することか出来る。得ら
れた発現産物は、挿入したDNAかコードするアミノ酸
配列から予測される分子量より大きい。
これは、産物への糖鎖の付加を示すものである。
事実、これは蛋白質に結合した糖鎖をはずす酵素である
グリカナーゼの処理により予測される分子量と一致する
ようになるものである。培養に際しては、血清を含まな
い培地としてイーエフスルセル400(J R5cie
ntific社、EX−C,ELL400)を用いても
同じように成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域
ペプチドを得ることが出来る。また、培養された細胞を
回収し、ホモンナイザーで破砕することにより、さらに
該ペプチドを回収することか出来る。
U発明の効果] 以上述へたように、本発明は昆虫細胞を宿主とした成長
ホルモンレセプターホルモン結合領域ペプチドの分泌生
産系を新しく確立したものである。
この系を用いれば、従来の動物細胞に比へてはるかに大
量の純粋なペプチドを得ることか出来る。
大腸菌を用いることに比へても、天然に近い状態のペプ
チドが得られる効果かあるばかりでなく、より容易に純
粋な標品を得ることか出来る。
実施例1  pA cY MhG HRプラスミツドの
構築AcNPVの多角体タンパク質をコードする部分を
含むpAcYMl(松浦らJ 、gen、 V 1ro
1. (1987)、68.1233−1250)の多
角体プロモーター下流にヒト成長ホルモンレセプターホ
ルモン結合領域(hG HRと以下略す)をコードする
DNAを挿入する。
hGHRをコードするDNAとしては、本発明者らの特
許願(特願平0l−020182)(ヒト成長ホルモン
レセプターのホルモン結合領域のアミノ酸配列をコード
している合成遺伝子、平成1年1月30日)に記載され
ているプラスミツド、pUSRに組み込まれているhG
HRDNAのC末端から、3アミノ酸に相当する塩基配
列を欠失させ、さらにpAcYMIに組み込みやすいよ
うに制限酵素認識部位に若干の変更を加えたものを使用
した。その概略は第1図に示されている。まずpUSR
から制限酵素Hindll、5alI消化により、hG
HRDNAの断片を切り出す。続いて同断片を、やはり
HindIII、5alt消化したプラスミツドpH3
V8  DNAと混合し、T4リガーセ処理し、大腸菌
J M I O5[Y anisch −P erro
nら、Gene、33,103 119(1985)]
に導入し、プラスミツドpHS R8を作成した。pH
S V 8とは、当技術分野で広く使われているプラス
ミツドpUc118(タカラ社より購入出来る)の制限
酵素部位に若干の変更を加えたプラスミツドである(p
Uc118のBbe1部位をクレノー酵素処理により除
き、ざらにEcoR1部位とXba1部位の間を欠失さ
せている)。続いてプラスミツドpH5R8上のBgl
II酵素の認識部位を下流へ移動させるために、該プラ
スミツドをBglII、5all消化して大きなりNA
断片を切り出した。一方において、Bg111部位と5
al1部位の間に挿入するDNA断片として、第1図お
よび第2図に記載の合成オリゴヌクレオチドU I 4
−BACSL 14−BAC。
U15、Li2、U16−3BGLSL16−3BGL
の各DNA断片をT4リガーゼ処理により結合させたも
のを用いた。両方のDNAを混合し、T4’Jガーゼ処
理、大腸菌JM105への移入によりプラスミツドpB
R38−3を作成した。第2図に示したこのDNA末端
(そのN末端は、BgIII酵素切断部位と対含塩基を
形成する)を挿入するとBglII酵素認識部位は消失
する。一方において消失したBglll制限酵素認識部
位は終結コドンの下流に移動するよう設計されている。
また、この場合はさらにpUsRのhG HRのDNA
断片に比へて、hGHRのC末端のフェニルアラニン、
プロリン、トリプトファンの3アミノ酸カ欠失スる形、
つまり3アミノ酸欠失型で設計されているものを使って
いる(第2図)。目的とするDNA配列か得られている
かとうかは、DNAシークエンス法で確認した。この実
施例を念めて、本発明におけるオリゴヌクレオチドの合
成は全て、アプライドバイオシステム社(モデル381
A)のDNA合成機を用いて行なった。
こうしてpBSR8−3に挿入したhGHR(3アミノ
酸欠失型)DNAの、pAcYMlへの挿入の概略は、
第3図に示されている。まずpAcYMlは、BamH
I酵素で消化し、切り出したものを用いた。pBsR8
−3に挿入したhGHRDNA断片は制限酵素Mlul
およびBglII消化によってシグナル配列部分以外の
その大部分を切り出す。
Bg111部位は、その塩基配列からBamHI酵素で
処理したDNA断片と、対合する塩基対をつくることが
出来る。除かれてしまったそのシグナル配列部分には合
成ヌクレオチド8glllサイトU−シグナル、L−シ
グナルを使った(第4図)。この合成ヌクレオチドは、
hGHRのシグナル配列をコードするとともに、その開
始コドンATGの5′末端は、制限酵素BamHIで切
り出されたDNA断片と相捕的な塩基対をつくれるよう
に設計されている。続いてこの3つのDNA断片を混合
させT4リガーゼで処理して連結させ、大腸菌KI2・
JM105へ移入して増殖させて、プラスミツド、pA
cYMhGHRを得た。このプラスミツドを導入した大
腸菌K 12 ・JMl 05(pAcYMhGHR)
は茨城県つくば市東1−1−3の通商産業省工業技術院
微生物工業技術研究所に寄託されている(微工研菌寄第
11564号、寄託日:平成2年6月28日)。
実施例2 組換えウィルスAchGHRの作成実施例1
で得られたプラスミツドpAcYMhGHRDNAより
組換えバキュロウィルスを作成する。それは、野生型A
cNPV DNAとともに、このプラスミツドDNAを
塩化カルシウム−リン酸沈澱法で昆虫細胞に移入し、さ
らにそれの細胞内における組換えによりそれを作成する
ものである。その概略は第5図に示す。まず野生型バキ
ュロウィルスAcNPVのDNAI μg(AcNPV
はM、 D 、 S ummersより入手可能。D 
epartment ofEntomology、 T
exas Agricultural Experim
ent 5tation and Texas A&M
 University C。
11Cge 5tation、 Texas、  77
843 2475゜そのDNAの抽出法は実験医学Vo
17、No13.146−151.1989、前出によ
る)とpAcYMhGHRDNA沈澱物g(塩化セシウ
ム密度勾配法で2回精製したものを用いる)を塩化カル
シウムを含むヘペスーリン酸緩衝液(pH7,05)中
で、沈澱させる。一方において昆虫細胞S podop
tera frugiperda9 (Americu
n Type Cu1ture Co11ection
、  12301  Parklawn Drive、
  Rockvlle、MD20852 ・1776よ
り入手可能、以下SJ、9.と略す)の10%牛脂児血
清を含むブレース培地(ギブコ社)で培養したもの(約
1〜1.5X10’個/2jlのを35mmの細胞培養
用シャーレ(ファルコン社3001)に入れて1時間f
tLifし、細胞を培養させておく。ついで、この細胞
上清を抜き取り、上記のDNA沈澱物を滴下し、1時間
静置する。さらに細胞上清を抜き取り、新らたに10%
牛脂児血清を含むブレース培地を21C加えて26.5
9Cで4日間培養する。得られた培養液には、野生型A
cNPVに加えて[1的とする組換え型バキュロウィル
スA chG II Rか含まれている。
この培養液からAchGHRを取り出すためにプラーク
アッセイを行う。まず、前記と同様に生育させたS、f
、9細胞(10”個/ 35 mmシャーレ)の培地を
抜き取り、約4倍から1万倍に希釈した培養液0.11
Iρを加える。約1時間静置後、培養液を抜き取り、1
%アガロース溶液[3%アガロース(低融点ジ−プラー
クアガロース、エフ・エムンー社)と10%牛脂児血清
を含むブレース培地を1対2で混合し、37°Cに保温
したもの]を1m1重層する。アガロースの固化後、】
yQの10%牛脂児血清を含むブレース培地をさらに重
層し、26.5℃で4日間、保温し、ウィルスプラーク
を生じさせる。生じたプラークの中で、中心が透明なも
のをピペットの先などでアガロースごとすい上げ、1m
ffの10%牛脂児血清を含むブレース培地に懸濁して
単離する(野生型ウィルスはプラークの中心に白い濁り
かあり、組換え型は、透明である)。透明なプラークか
見い出しにくい時は、プラークが判別しやすいように適
当な濃度に、もとの培養液を希釈しなおして、プラーク
アッセイをやりなおす。ひろい上げた透明プラークのプ
ラーク懸濁液は、それぞれ100倍から1000倍程度
に希釈して、その0.2tRQを上記と同様な方法でS
、f、9細胞に重層することでプラークアッセイを繰り
返し、他の野生型ウィルス等のプラークの混りのないも
のとする。こうして単離したものが組換え型バキュロウ
ィルスAchGHRである。
実施例3  AchGHRを用いたヒト成長ホルモンレ
セプターホルモン結合領域の分泌発現こうして得た組換
え体ウィルスA chG HRをS。
f、9細胞に感染させる。まず、前記と同様な方法で増
殖させたS、f、9細胞の約106個を25cm”の細
胞培養用のフラスコに移し、数日培養後(細胞は約5X
10”個にふえている)培地を抜き取り、組換え体ウィ
ルス(約5X107個プラーク形成能を含む1次Q溶液
)を接種する。さらに1時間の静置後、細胞上清を抜き
取り、5mQのlO%牛脂児血清を含むブレース培地を
加え、26,5°Cて3日間培養し、培養液を回収した
。同様な操作は野生型ウィルスAcNPVを用いても行
なった。
培養液中のhGHR活性の測定は、L eungらの方
法[Nature、330.537 543(1987
)]に若干の修正を加えて行なった。つまり90mMト
リス塩酸緩衝液、5QmM塩化力ルンウム01 tn/
 m(lウシ血清アルブミン溶液中てヨード川25枕識
したヒト成長ホルモン(タイナホット社、約30ttC
1/1tfl、約4000cpm、以下、ヒト成長ホル
モンはhGHと略す)とhGHR画分を混合し、pHは
最終的に8.2、溶液量は200μaとなるよう調節す
る。これを−晩、室温で保温する。続いて、50mMト
リス緩衝液(pH7,5)、10mM塩化カルシウムで
500倍に希釈した抗hGHR抗体を0.02mC添加
し、2時間室温に静置する。抗hGHR抗体は、L e
ungらにより明らかにされたhGHRのアミノ酸配列
をもとに、それを若干修正したアミノ酸配列を有する3
つのペプチド(第6図)に対する抗体をウサギを用いて
作成した。この抗体はさらに抗原である。それぞれのペ
プチドを結合させたカラムで精製し、混合したものを用
いている。次に0.22x(のOI%ウシγ−グロブリ
ン溶液、0.44m12の30%ポリエチレングリコー
ル溶液を加え、よく混合してから水平ローター、600
0回転で遠心し、さらにアングルローターで15,00
0回転で遠心して、上清を抜き取り、沈澱物をγ−カウ
ンター(パ・ノカード社コブラ)でカウントする。その
結果は第1表に示す。
第1表 (対称値としての感染ウィルスなしの培養液1μgを反
応液に添加した時の値616cpmを差し引いている。
) この結果はAchGHRウィルスを感染した場合には、
培養液に、hGHR活性か分泌していることか示される
さらに培養上清について、ラベルしたhGHとともにラ
ベルしていない天然のhGH(タイナボノト社)が共存
する形で、hGHとhGHRの結合定数を求めた。その
結果は第7図に示した通りであり、スキャチアードプロ
ットより約3X109M1の高い結果定数が得られた。
培養液中へのhGHRの分泌産生は、ウェスタンプロッ
ト法でも検出出来る。ウェスタンプロット法は代書(続
生化学実験講座第1巻、日本生化学全編、東京化学同人
)なとに記載された方法で行うことが出来る。ここては
ノぐビオ9.フ1社のキット([mmun−Blot、
  Goat  Anti−Rabbit  IgG(
H+L)Alkaline Phosphatase 
Conjugate)を使用しており、手順もそれに添
付されているものに従っている。これによると約38キ
ロダルトンに対応する位置にhGHRのバンドか検出さ
れる。移入したDNAでコードされるアミノ酸配列から
は約32キロダルトンの大きさにhGHRか検出される
ことか予想される。これよりも大きいことは、ここで生
産されたhGHRに糖鎖か付加されていることを示唆す
るものであり、実際に糖鎖をはずす酵素、グリカナーゼ
の処理により、約32キロダルトンにhGHRは検出さ
れるようになる。
実施例4  hGHRの精製 培養液中のhGHRは、hGHをリガンドとしたhGH
−アフィニティーカラムクロマトグラフィーで精製出来
る。hGH−アフィニティーカラムクロマトグラフィー
の作製法はS pencerら[J、Biol、che
m、、 263.7862−7867(1988)]の
方法に従った。この場合にアフィニティ−カラムの担体
であるグリセリンコントロールボアグラス(シグマ社1
20−200メツシュ)に結合させるhGHは、徳永ら
[E ur、 J 、 B 1ocheI11. 。
153.445−449(1985)]の方法により合
成hGH遺伝子を大腸菌内で不溶化状態で大量に発現さ
せ、グアニジン塩酸を用いて巻きもとしたものを使用し
ている。実施例3で調製したΔchG II Rに感染
させた細胞培養液3mQに10mMになるように塩化マ
グネシウムを加えたものを06mQのhGH−アフィニ
ティーカラムに添加する。
カラムの素通り液は、再度、カラムに添加する。
この操作をさらに一度、繰返す。その後に30z(!の
1M塩化ナトリウムを含む50mM)リス塩酸緩衝液(
pH7,5)でカラムを洗滌する。hGI(R活性は、
1.2Mgの4.5M塩化マグネシウムを含む50mM
トリス塩酸緩衝液で溶出される。SDSを含む10%の
ポリアクリルアミド電気泳動による分析の結果は、溶出
されたタンパク質は単一標品であり、その分子量は約3
8牛ロタルトンで、先にウェスタンプロットで検出され
た分子量と完全に一致した。またN末端アミノ酸シーク
エンス法によると、この標品のN末端アミノ酸シークエ
ンスは、L eungら[Nature、  330.
 537−543(1987)]の示した/グナルベブ
チトが切断されたところの天然のhGHRのN末端アミ
ノ酸シークエンスに対応するものであった。以上の結果
は、精製されたタンパク質か目的とするhGHRである
ことを示すものである。単一標品としてのhG I−I
 Rの溶出は、8M尿素を含む50mMトリス塩酸緩衝
液でもなされる。
実施例5 無血清培地を用いてのhGHRの分泌発現 無血清培地によるhGHRの産生は実施例3に準じて行
われる。つまり、10%牛脂児血清を含むブレース培地
で培養したS、f、9細胞の約106個を25cm”の
細胞培養フラスコに移し、数日培養しく細胞数は約58
10’個にふえている)細胞上清を抜き取り、組換えウ
ィルスA chG I−I R(約5XlO’個のプラ
ーク形成能を含む1好溶液)、を接種する。さらに1時
間静置後、細胞上清を抜き取り、5ff12の無血清培
地イーエクスセル400(J RS cientifi
c社、EX−CELL400)を加えて26.5°Cで
3日間静置培養し、培養液を回収した。
培養液中のIICI(R活性は、実施例3と同様に行な
った。その結果は第2表に示す。これは、無血清培養に
おいても10%牛脂児血清を含むブレース培地による培
養と同様にhG l−I Rか分泌産生されることを示
している(産生量も血清を含む場合と変らない)。
第2表 (対称値としての感染ウィルスなしの培養液1μeを反
応液に添加した時の値616cpmを差し引いている。
) ウェスタンプロット法による結果も血清を含む培養液と
同様約38キロクルトンにhGI−IRか検出されこれ
を支持している。無血清培養液を直接にSDSポリアク
リルアミドケルに添加して泳動し、クマシ染色した。そ
の結果としては、対応する野生型AcNPV感染では存
在しない位置に蛋白質のハンドか検出された。このバン
ドは、ウェスタンプロットにより検出された位置、およ
び実施例4で精製されたhGHRの位置に対応すること
から目的とするhGHRと考えられる。
対称となる蛋白質のクマシ染色と比較したところ無血清
培地による産生量は数m9/ (lと推定される。
こうして産生されたhGHRも実施例3と同様にhGH
−アフィニティーカラムクロマトグラフィーで単一標品
に精製出来る。
実施例6.hGHRの細胞内発現 hGf(Hの細胞内発現は実施例3に準じて行うことか
出来る。つまり実施例3と同様に組換え型ウィルスA 
chG HRをS、f、9細胞(約5X106個)に感
染させ(5mf2培養液/25cm2フラスコ)、26
.5℃で3日間培養し、細胞を回収した。細胞は0.1
 ml 50mM トリス塩酸緩衝液(pH7゜5)、
250mM塩化ナトリウム、10mM塩化カルシウム、
10mMベンゾアミド、50,0OOKIU/Qアブロ
テイニン溶液中でホモジナイズする。得られた抽出液は
、全体で5mOになるように希釈して、実施例3の方法
で測定した。その結果は第3表に示されており、やはり
、実施例4の方(Jコで精:92出来る。
第3表 (対称値としての細胞分画を添加しない時の値613c
pmを差し引いている)
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスミツドpBSR8−3の構築模式図、第
2図はプラスミツドpBSR8−3の構築に使用される
合成オリゴヌクレオチドの配列模式図、第3図はプラス
ミツドpAcYMhGHRの構築模式図、第4図は合成
オリコヌクレオチN’BglllサイトU−シグナル、
L−シグナルの配列模式図、第5図は組換えバキュロウ
ィルスの構築模成因、第6図は抗hGHR抗体作成に用
いたペプチドの配列図、第7図(a)はhGHとhGH
Rと結合量を示すグラフ、第7図(b)は第7図(a)
の結果をスキャチアードプロノトしたグラフである。 特許出願人 株式会社蛋白工学研究所 代理人弁理士青山 葆(外1名) 槙5図 AcNPV DNA ◆ 上清 ↓ プラークア・ンセイ AchG)−IR 八六−口男ルス 第 図 Cys−3er −Gly −5er−Glu −Al
a −Thr−Ala −Ala−11e −Lcu−
Ser −Arg −Ala −Pro −Trp −
5etSer −Leu−Gin −Ser −Val
 −Asn −Pro −Gly−11e−Lys −
Thr −Asn −Ser −Ser −Lys −
Glu −Pr。 Lys−Phe−Thr−Lys−CysCys −1
1is −Trp−Thr −Asp −Glu −V
at −11is −11is −Gly −Thr 
−Lys −Asn −Leu −Gly −Pro−
11eGin−Leu

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒト成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域蛋
    白のアミノ酸配列をコードしているDNA断片をバキュ
    ロウイルスの遺伝子発現系制御下に含有している組換え
    型のプラスミッド。 2、ヒト成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域蛋
    白のアミノ酸配列をコードしているDNA断片を遺伝子
    の発現系制御下に含有している組換え型バキュロウイル
    ス。 3、請求項2記載の組換え型バキュロウイルスを昆虫細
    胞に感染して培養することからなる、ヒト成長ホルモン
    レセプターのホルモン結合領域蛋白の製造法。 4、無血清培地中で培養することからなる請求項3に記
    載の製造法。 5、培養後、細胞抽出液よりヒト成長ホルモンレセプタ
    ーのホルモン結合領域蛋白を回収することからなる請求
    項4に記載の製造法。
JP2176630A 1990-07-03 1990-07-03 成長ホルモンレセプターのホルモン結合領域蛋白の製造法 Pending JPH0463594A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0746332A4 (en) * 1993-12-28 1997-02-26 Synaptic Pharma Corp DNA COHESERIAL FOR A HUMAN RECEPTOR (Y4) FOR NEUROPEPTID Y / PEPTID YY / FLUID SPOKELINE POLYPEPTIDE AND ITS USE

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0746332A4 (en) * 1993-12-28 1997-02-26 Synaptic Pharma Corp DNA COHESERIAL FOR A HUMAN RECEPTOR (Y4) FOR NEUROPEPTID Y / PEPTID YY / FLUID SPOKELINE POLYPEPTIDE AND ITS USE

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