JPH0755156B2 - ヒトアンギオゲニン(脈管形成因子)のためのcDNA及び遺伝子及び発現方法 - Google Patents

ヒトアンギオゲニン(脈管形成因子)のためのcDNA及び遺伝子及び発現方法

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JPH0755156B2
JPH0755156B2 JP5098330A JP9833093A JPH0755156B2 JP H0755156 B2 JPH0755156 B2 JP H0755156B2 JP 5098330 A JP5098330 A JP 5098330A JP 9833093 A JP9833093 A JP 9833093A JP H0755156 B2 JPH0755156 B2 JP H0755156B2
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    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
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    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組換えDNA技術によ
る蛋白質製造に関する。より詳しくは、本発明は、脈管
形成活性を有する蛋白質をコードするDNA配列及びそ
れらの配列を発現する方法に関する。
【0002】背景技術 脈管形成、血管網目の発達過程は固体腫瘍の増殖に必須
であり、且つ正常の傷治癒及び増殖過程の一成分であ
る。それは又アテローム発生、関節炎及び糖尿病性網膜
症の病態生理学においても関係してきた。それは新たな
毛細血管の特定の刺戟に向けての方向付けられた増殖に
より特徴付けられる。この内皮細胞の移動により媒介さ
れる増殖は、内皮細胞有糸分裂とは独立に進行すること
がある。
【0003】脈管形成の過程に対する原因となる分子メ
ッセンジャーが長く探索されてきた。グリーンブラット
及びシュビック(Greenblatt and Shubik) は (J. Natl.
Cancer Inst. 41:111−124、1968)、腫
瘍−誘発新血管形成は核酸性物質により媒介されている
と結論した。引続き、各種の可溶性媒介物質が新血管形
成の誘発に係わってきた。これらには、プロスタグラン
ジン類[アウエルバッハ(Auerbach)、Pick and Landy編
「リンホカイン類 (Lymphokines)」、69−88、Acad
emic Press, New York 1981]、ヒトウロキナーゼ
[ベルマン等 (Berman et al.)、Invest Opthalm. Vis.
Sci. 22:191−199、1982]、銅[ラジュ
等(Raju et al.) 、J. Natl. Cancer Inst. 69:11
83−1188、1982]及び各種「脈管形成因子」
が含まれる。
【0004】脈管形成因子は腫瘍細胞、創傷流体[バン
ダ等(Banda et al.)、 Proc. Natl.Acad. Sci. USA7
9:7773−7777,1982年;バンダ等(Banda
et al.)米国特許4,503,038号明細書)及び網
膜細胞[ダモーレ(D'Amore)、Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA 78:3068−3072、1981年]から得ら
れてきた。腫瘍−由来の脈管形成因子は一般的に貧弱に
特徴付けられているにすぎない。フォークマン等(Folkm
an et al.)(J. Exp. Med. 133:275−288、1
971年)は Walker 256ラット腹水腫瘍から腫瘍脈
管形成因子を単離した。この因子は毛細管内皮細胞に対
して有糸分裂誘発性であり、RNase により不活性化され
た。チュアン等(Tuan et al.)(Biochemistry12:31
59−3165、1973年)は Walker 256腫瘍の
非ヒストン蛋白質に有糸分裂誘発性及び脈管形成活性を
見出した。活性画分は蛋白質と炭水化物の混合物であっ
た。各種動物及びヒト腫瘍は脈管形成因子を産生するこ
とが示された[フィリップス及びクマール(Phillips an
d Kumar)、Int. J. Cancer 23:82−88、197
9年]が、しかしこれらの因子の化学的性質は決定され
なかった。 Walker 256腫瘍からの低分子量非蛋白質
成分も又脈管形成及び有糸分裂誘発性であることが示さ
れた[ワイス等(Weiss et al.)、Br. J. Cancer 40:
493−496、1979年]。400〜800ダルト
ンの分子量を有する脈管形成因子がフェンスロウ等(Fen
selau et al.)(J. Biol. Chem. 256:9605−9
611、1981年)により均質になるまで精製された
が、それは更に特徴付けられなかった。ヒトの肺腫瘍細
胞が高分子量担体及び低分子量の、おそらくは非−蛋白
質、活性成分よりなる脈管形成因子を分泌することが示
された[クマール等(Kumaret al.) Int. J. Cancer 3
2:461−464、1983年]。バレー等(Vallee
et al.)(Experientia. 41:1−15、1985年]
はWalker256腫瘍からの三つの画分に関連した脈管形
成活性を見出した。トルバート等(Tolbert et al.)(米
国特許4,229,531号明細書)はヒト腺癌細胞系
統HT−29からの脈管形成因子の産生を開示している
が、しかしこの物質は単に部分的に精製されたに過ぎ
ず、化学的に特徴付けられなかった。脈管形成因子の産
生を荷う遺伝子の単離は少なくとも部分的にこれらの因
子の純度及び特徴付けの欠乏によりこれ迄報告されてい
ない。
【0005】脈管形成因子の単離は、高性能液体クロマ
トグラフィー[バンダ等(Banda etal.)、前記];溶媒
抽出[前記フォークマン(Folkman) 等];シリカゲル上
クロマトグラフィー[前記フェンスロウ(Fenselau)等]
DEAEセルロース[前期ワイス(Weiss) 等]或いはSe
phadex[前記チュアン(Tuan)等]及びアフィニティクロ
マトグラフィー[前記ワイス(Weiss) 等]を用いてき
た。
【0006】最近、バレー(Vallee)等(米国特許出願 S
erial No. 724,088、1985年4月17日出願
及び本出願と同時に出願したUSSN 、これ
らの両者は本発明において準用する)はヒト腺癌細胞系
統からの脈管形成蛋白質を精製した。このアンギオゲニ
ンとして知られる精製蛋白質は化学的に特徴付けられ、
及びそのアミノ酸配列が決定された。
【0007】脈管形成因子は傷の治癒において重要な役
割を果し[レチュラ等(Rettura etal.) FASEB Abstract
#4309、第61回 Annual Meeting 、シカゴ19
77年]、又、悪性のスクリーニング試験の開発におい
て応用を有するので[クラグスバーン等(Klagsburv et
al.)、Cancer Res. 36:110−114、1976
年;及びブレム等(Brem et al.) 、Science 195:8
80−881、1977年]、脈管形成蛋白質をそれら
の治療及び診断における応用を可能にするのに十分な量
を製造することは明らかに有利である。遺伝子工学の技
術はこれらの蛋白質の製造水準を増大するのに理想的に
適したものである。脈管形成蛋白質をコードする遺伝子
のクローニングがその様な大規模製造の必要な第一段階
である。
【0008】更に、ある種の腫瘍生成物による汚染が受
入れられない場合であるヒトの治療の場合などのよう
に、これらの蛋白質を非−腫瘍細胞から得ることが望ま
しい場合がある。本発明は従って組換えDNA技術を用
いて非−腫瘍細胞において脈管形成蛋白質の製造を提供
するものである。
【0009】発明の開示 簡単に述べると、本発明は脈管形成活性を有する蛋白質
をコードするDNA配列を開示する。アンギオゲニンを
コードするDNA配列、又はアンギオゲニンと実質的に
同一な活性を有する蛋白質も又開示される。このDNA
配列はcDNA或いはゲノムDNAから得られ、或いは
DNA合成技術により調製される。
【0010】本発明は更に脈管形成活性を有する蛋白質
をコードするDNA配列を含んでなるベクターを開示す
る。アンギオゲニンと実質的に同一な生物活性を有する
蛋白質をコードするDNA配列を含んでなるベクターも
又開示される。これ等のベクターは更にそのDNA配列
の上流に且つ操作可能に連結されたプロモーター配列を
含んでなる。一般的に、これらのベクターは選択的マー
カーも又含み、且つ用いられる宿主細胞に応じて制御配
列、ポリアデニル化シグナル、エンハンサー及びRNA
スプライス部位などの要素を含んでよい。
【0011】本発明の付加的側面は脈管形成活性を有す
る蛋白質を産生するようにトランスフェクト又は形質転
換された細胞を開示する。アンギオゲニンと実質的に同
一の生物学的活性を有する蛋白質を産生するようにトラ
ンスフェクト又は、形質転換された細胞も又開示され
る。これらの細胞は脈管形成活性を有する蛋白質をコー
ドするDNA配列を含んでなる発現ベクターを含有する
ようにトランスフェクト又は形質転換される。
【0012】本発明の更にもう一つの側面は脈管形成活
性を有する蛋白質の製造方法を開示する。この方法は
(a)宿主細胞中に脈管形成活性を有する蛋白質をコー
ドするDNA配列を含んでなるベクターを導入し、
(b)この宿主細胞を適当な培地中で増殖させ、及び
(c)このDNA配列によりコードされ及びこの宿主細
胞により産生された蛋白質生成物を単離することを含ん
でなる。アンギオゲニンと実質的に同一な生物学的活性
を有する蛋白質の製造方法も又開示される。これらの方
法により製造される蛋白質も又開示される。
【0013】本発明のその他の側面は詳細な説明及び図
面を参照して明らかとなるであろう。
【0014】発明を実施するための最良の態様 発明を提示する前に、以下に用いる幾つかの用語を定義
する。
【0015】生物学的活性とは生物学的関係において
(即ち生物体において或いはin vitroの複製において)
分子により行われるある機能或いは機能の組である。ア
ンギオゲニンについては、生物学的活性はその脈管形成
活性により特徴付けられる。
【0016】脈管形成活性は、組織における血管発達の
化学的刺戟である。それは一般的に各種細胞タイプによ
り産生される拡散性物質と相関する。脈管形成活性はヒ
ヨコ胚漿尿膜アッセイ[ナイトン等(Knighton et al.)
、Br. J. Cancer 35:347−356、1977
年]及び/またはウサギ角膜移植アッセイ[ランガー及
びフォークマン(Langer and Folkman)、Nature 26
3:797−800、1976年]における陽性応答に
より特徴付けられる。
【0017】DNA構築物はヒトの介入によりさもなく
ば自然においては存在しないように組合わされ及び配列
されたDNAのセグメントを含有するように改変された
DNA分子或いはその様な分子のクローンである。
【0018】脈管形成蛋白質は、腫瘍細胞及び網膜細胞
を含む各種細胞タイプにより産生される。最近迄、これ
らの蛋白質はそれらの化学的及び物理的特徴付けを可能
にするのに十分な純度で得られていなかった。新規多段
−精製方法の応用により、以後アンギオゲニンと称する
脈管形成蛋白質の具体例がヒト腫瘍細胞系統の培養培地
から精製された。蛋白質配列の決定は対応するDNA配
列の単離及びこれらの配列の組換えDNA技術による発
現を可能にした。
【0019】脈管形成蛋白質の単離はイオン交換クロマ
トグラフィーによる調整細胞培地の分別に引続く高性能
液体クロマトグラフィーに基づくものである。
【0020】腫瘍細胞が本発明による脈管形成蛋白質の
好ましい源であるが、その他のタイプの細胞、特に網膜
細胞は脈管形成因子を産生することが知られている。特
に好ましい細胞系統はヒト腺癌細胞系統HT−29[フ
ォグ及びトレンプ(Fogh andTrempe)、Fogh編 Human Tu
mor Cells in Vitro 、115−160、Plemun. ニュ
ーヨーク1975年]である。HT−29単離体は受入
番号HTB38及びCRL8905の下にアメリカン
タイプ カルチャー コレクション(AmericanType Cul
ture Collection )に寄託されている。これらの細胞
は公知の方法に従って、例えばダルベッコの改変イーグ
ル培地或いはその他の適当な培地内の単層培養として培
養される。好ましい培地は2mM L−グルタミン及び
5%熱不活性化ウシ胎児血清を補給されたダルベッコの
改変イーグル培地(DME/5)である。この培地は定
期的に更新され、及び細胞は公知の操作に従って継代培
養される。
【0021】細胞培地から脈管形成蛋白質の単離を容易
にするために、細胞をそれらが一度集密的成長に達した
ならば、血清のない維持培地に移すのが好ましい。好ま
しい維持培地は血清のない、がしかしL−グルタミンを
5mMの濃度で含有するDME/5である。
【0022】細胞が培養され、維持された調整培地とし
て知られる培地を次いで細胞から取出し、及び好ましく
は濾過して細胞残滓を除去し、次いで処理して高分子量
蛋白質を除去する。好ましい処理方法は酸性化、例えば
氷酢酸を5%(v/v)の濃度に添加した後、遠心分離
を行う方法である。又、濾過し酸性化された培地を更に
精製工程にかける前に濃縮することも望ましい。
【0023】濾過され、処理された培地を次いでカルボ
キシメチルセルロース(CMセルロース)などのカチオ
ン交換マトリックス上でクロマトグラフィーにかける。
この処理された調整培地を凍結乾燥し、0.1Mリン酸
ナトリウム緩衝液pH6.6中で戻してマトリックスに
かけるのが好ましい。その様な条件下において、脈管形
成因子はマトリックスに結合し、1MNaClを含有す
る同一緩衝液で溶出される。
【0024】カチオン交換マトリックスからの溶出液は
更に逆相高性能液体クロマトグラフィーにより分別され
る。この溶出液を凍結乾燥し、適当な溶媒例えば水中
0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)などの溶媒中で戻
し、及び第二の溶媒の勾配をカラムにかけることにより
溶出される。0.08%TFAを含有するイソプロパノ
ール/アセトニトリル/水(5:5:4v/v/v)の
線形勾配が好ましい。HPLCカラムから溶出された物
質を次いで透析して溶媒を除去し、凍結乾燥し、又戻
す。
【0025】戻されたHPLCカラム溶出液を次いで脈
管形成活性のアッセイを行い、活性画分を同定する。脈
管形成活性に対する幾つかのアッセイは良く知られてお
り、ヒヨコ胚漿尿膜アッセイ[ナイトン等(Kinghton e
t al. )Br.J.Cancer 35:347−356、1977
年]及び角膜移植アッセイ[ランガー及びフォークマン
(Langer and Folkman)、Nature 263:797−8
00、1976年]などが挙げられる。
【0026】HT−29細胞が出発物質として用いられ
る場合には、二つの活性画分がHPLCカラムから得ら
れる。一つの画分はMr約16,000の主たる蛋白質
成分とより少量のMr約14,000種を含有する。第
二の画分はアンギオゲニンと命名されたMr約14,0
00の単一タンパク種を含有する。更に分析すると、ア
ンギオゲニンは9.5より大きい等電点及びアミノ酸配
列分析により約14,193ダルトンの分子量を有する
ことが判明した。驚くべきことに、殆んどの前記脈管形
成因子と対照的に、アオギオゲニンは通常のアッセイに
おいては有糸分裂誘発性ではなかった。アンギオゲニン
のアミノ酸配列は膵臓リボヌクレアーゼに35%相同で
あることが判明した。
【0027】脈管形成蛋白質が実質的に純粋な形態で得
られた場合に、そのアミノ酸配列は公知の方法、例えば
エドマン分解[エドマン及びベッグ(Edman 及び Begg
)、Eur.J.Biochem 、1:80−91、1967年]
により決定された。全アミノ酸配列を決定する必要はな
い。好ましくは、少なくとも5〜10個のアミノ酸の配
列が決定される。
【0028】このアミノ酸配列から、DNAプローブが
設計される。一般的には、このアミノ酸配列をコードす
る全ての可能性あるDNA配列に対応するプローブのフ
ァミリーを設計する必要がある。その様なプローブはD
NAクローンをスクリーニングする際に偽の陽性シグナ
ルを最少にするために少なくとも14個のスクレオチド
の長さであるのが好ましい。適当なプローブは公知の方
法により合成されるか[総説としてイタクラ(Itakura
)、Trends in Biochemical Science 、Elsevier Bioc
hemical Press、1982年参照]或いは商業上の供給
者から購入される。
【0029】cDNA(相補的DNA)及び/又はゲノ
ムDNAライブラリーを次いで調製し、及び通常のハイ
ブリダイゼーション技術を用いてプローブを用いてスク
リーニングする。その様なライブラリーの調製技術は良
く知られている[例えば、ローン等(Lawn et al. )Ce
ll 15:1157−1174、1978年;及びマイ
ケルソン等(Michelson et al.)Proc.Natl.Acad.Sci.
USA 80:472−476、1983年参照]。プロー
ブにハイブリダイズするクローンを次いで選択し、配列
決定する。
【0030】或いは又、十分な量の純粋な脈管形成蛋白
質が得られるならば、それを用いて抗体を調製し、この
抗体を次いで用いて発現cDNAライブラリーをスクリ
ーニングしてよい[ヤング及びデービス(Young and Da
vis )、Proc.Natl.Acad.Sci.USA80:1194−11
98、1983年]。
【0031】全長のcDNAクローンが得られるなら
ば、それを脈管形成蛋白質を製造するのに使用するため
に直接に発現ベクターに挿入してよい。全長のcDNA
クローンが欠ける場合には、残りのコード配列は幾つか
の方法により得られ、及び全長のコード配列が次いで構
築される。cDNAクローンは追加のcDNAライブラ
リーをスクリーニングするために或いはゲノムDNAラ
イブラリーをスクリーニングするためのプローブとして
使用されてよい。蛋白質のアミノ酸配列が知られている
ならば、欠けている物質を合成し、そのcDNA及び/
又はゲノムDNA断片に連結して完全なコード配列が構
築される。幾つかの状況下においては、コード配列は適
当な操作及び本発明により製造される脈管形成蛋白質の
分泌を容易にするために更にリーダーペプチドをコード
するのが好ましい。リーダーペプチドは脈管形成ペプチ
ド自身のそれであっても或いは特別の宿主細胞において
機能する異種リーダーペプチドであってよい。
【0032】脈管形成蛋白質をコードする全長のDNA
配列が得られた場合には、それは次いで適当な発現ベク
ター中に挿入される。本発明を実施するのに使用される
発現ベクターは更に脈管形成蛋白質をコードするDNA
配列に操作可能に連結されたプロモーターを含んでな
る。ある場合においては発現ベクターは更に選択される
宿主細胞に応じて複製の原点並びに発現レベルを制御及
び/又は高める配列を含んでなるのが好ましい。適当な
発現ベクターはプラスミド類或いはウイルス類から得ら
れ、或いは両者の要素を含んでよい。
【0033】本発明を実施するのに用いられる好ましい
原核宿主は細菌エッシエリシア・コリ(Eschericia col
i )の菌株であるが、しかし、バチルス(Bacillus)そ
の他の属も又有用である。これらの宿主を形質転換し、
それらにクローン化された外来遺伝子を発現するための
技術は良く知られている[例えばマニアティス等(Mani
atis et al. )、Molecular Cloning:A Laboratory Man
ual 、Cold Spring Horbor Laboratory 、1982年参
照]。細菌宿主中で外来遺伝子を発現するために用いら
れるベクターは一般的に抗生物質耐性のための遺伝子な
どの選択可能なマーカー及び宿主細胞内で機能するプロ
モーターを含有する。適当なプロモーターとしては、tr
p [ニコルス及びヤノフスキー(Nichols and Yanofsk
y)Meth、in Enzymology 101:155、1983
年]lac [カサダバン等(Casadabanet al.)、J.Bac
t、143:971−980、1980年]及びλファ
ージプロモーター系などが挙げられる。細菌を形質転換
するために必要なプラスミド類としては、pBR322
[ボリバー等(Bolivar et al.)Gene 2:95−11
3、1977年]、pUCプラスミド類[メッシング
(Messing )、Meth.in enzymology 101:20−7
7、1983年;及びビエイラ及びメッシング(Vieira
and Messing)、Gene 19:259−268、198
2年]、pCQV2[クイーン(Queen )、J.Mol.App
l.Genet、2:1−10、1983年]及びそれらの誘
導体などが挙げられる。
【0034】酵母サッカロミセス・セレビシェー(Sacc
haromyces cerevisiae)などの真核微生物も又宿主細胞
として使用される。酵母を形質転換するための技術はベ
ッグス(Beggs )により説明されている(Nature 27
5:104−108、1978年)。酵母内に使用する
発現ベクターとしてはYRp7[ストルール等(Struhl
et al. )、Proc.Natl.Acad.Sci. USA 76:1035
−1039、1979年]、YEp13[ブローチ等
(Broach et al. )、Gene 8:121−133、19
79年]、pJDB248及びpJDB219[前記ベ
ッグス(Beggs )]及びそれらの誘導体などが挙げられ
る。その様なベクターは一般的にtrpl変異を有する宿主
株内における選択を可能にする栄養マーカーTRPなど
の選択可能なマーカーを含んでなる。酵母発現ベクター
内に用いるのに好ましいプロモーターとしては、酵母糖
分解遺伝子からのプロモーター[リッツマン等(Ritzem
an et al. )J.Biol.Chem 、255:12073−12
080、1980年;アルバー及びカワサキ(Alber an
d Kawasaki)、J.Mol.Appl.Genet. 1:419−43
4、1982年]或いはアルコールデヒドロゲナーゼ遺
伝子[ヤング等(Younget al.)Genetic Engineering o
f Microorganisms for Chemicals 、ホランダー等(Hol
laender et al. )編、p.335、Plenum、ニューヨ
ーク、1982年;及びアンマラー(Ammerer )、Met
h.in Enzymology 101:192−201、1983
年]などが挙げられる。酵母形質転換体において産生さ
れた脈管形成蛋白質の精製を容易にし、及び適当なジス
ルフィド結合形成を得るために、シグナル配列、好まし
くは分泌蛋白質をコードする酵母遺伝子からのものを脈
管形成蛋白質のためのコード配列に連結してよい。特に
好ましいシグナル配列はMFα1遺伝子のプレ−プロ領
域である[カージャン及びヘルスコビッツ(Kurjan and
Herskowitz )、Cell 30:933−943、198
2年]。
【0035】より高等な真核細胞も又本発明を実施する
際の宿主細胞として役立つ。培養された哺乳動物細胞が
好ましい。哺乳動物細胞に用いるための発現ベクターは
哺乳動物細胞に導入された外来遺伝子の転写を指示する
ことのできるプロモーターを含んでなる。特に好ましい
プロモーターはマウスメタロチオネイン−1(MT−
1)プロモーターである[パルミター等(Palmiter et
al. )Science 222:809−814、1983
年]。この発現ベクター内には又挿入部位の下流に位置
したポリアデニル化シグナルが含有されている。このポ
リアデニル化シグナルはクローン化された脈管形成蛋白
質遺伝子のそれであるか或いは異種遺伝子から由来して
よい。
【0036】クローン化された遺伝子配列は次いで例え
ばリン酸カルシウム−媒介トランスフェクション[ウィ
グラー等(Wigler et al.) 、Cell: 725、1978
年;コラロ及びピアソン(Coraro and Pearson)、Somati
c Cell Genetics 7:603、1981年;グラハム及
びファン・デル・エブ(Graham and Van der Eb) 、Viro
logy52:456、1973年]により培養された哺乳
動物細胞中に導入される。DNA及びリン酸カルシウム
よりなる沈殿が形成され、この沈殿を細胞に適用する。
細胞の幾つかはDNAを吸収し、それを細胞内部に数日
間維持する。これらの細胞の小部分(典型的に10-4
がこのDNAをゲノム中に組み込む。これらの組込み物
を同定するために、選択可能な表現型(選択可能なマー
カー)を与える遺伝子が一般的に対象遺伝子と共に細胞
中に導入される。好ましい選択可能なマーカーとして
は、ネオマイシン、ハイグロマイシン、及びメトトレキ
セートなどの薬品に耐性を付与する遺伝子が挙げられ
る。選択可能なマーカーは別個のプラスミドで対象遺伝
子と同時に細胞中に導入されるか、或いはそれらは同一
のプラスミドで導入されてよい。
【0037】組み込まれた遺伝子配列のコピー数はある
種の選択可能なマーカー(例、メトトレキセートに耐性
を付与するジハイドロホレートレダクターゼ)を用いる
増幅により増大される。この選択可能なマーカーは対象
遺伝子と共に細胞中に導入され、及び薬物選択が適用さ
れる。薬物濃度を次いで各工程において耐性細胞を選択
しながら段階的に増大する。増大したコピー数のクロー
ン化配列について選択することにより、発現レベルが実
質的に増大される。
【0038】本発明により製造された脈管形成蛋白質は
前記の如く宿主細胞或いは細胞培地からカチオン交換ク
ロマトグラフィー及び高性能液体クロマトグラフィーに
より精製される。
【0039】その他の脈管形成蛋白質が上記方法により
単離される。異った細胞系統は異った物性を有する脈管
形成蛋白質を産生することが期待される。加えて、遺伝
的多型性或いは蛋白質若しくはそれらの前駆体の細胞−
媒介修飾(cell-mediated modification)による変化物
が存在することがある。更に、ある脈管形成蛋白質のア
ミノ酸配列は変更された生物学的活性を有する蛋白質を
製造するために遺伝子技術により改変される。例えば、
アンギオゲニンとリボヌクレアーゼの間の相同性に基き
位置26、39、57、81、92及び107における
cys残基、位置13及び14におけるヒスチジン、及
び位置40におけるリジンは部位特異性突然変異誘発に
よる他のアミノ酸による置換に好ましい部位である[ゾ
ラー等(Zoller et al.) Manual for Advanced Techniqu
e in Molecular Cloning Course、Cold Spring Harbor L
aboratories、1983年]。得られたDNA配列はアン
ギオゲニンと実質的に同一のアミノ酸配列を有するが、
しかし、より高い或いはより低いレベルの脈管形成活性
を示す蛋白質をコードするものである。生物学的活性の
増大はより低い投与量レベルの使用を許容することを可
能にする。減少された脈管形成活性を有するか或いは全
く脈管形成活性を有さないが、しかしある種の構造的特
徴を保持する分子は内皮その他の細胞上のレセプターに
なお結合することが可能であり、及び、作用部位を閉塞
することにより天然蛋白質の作用に対する拮抗剤を形成
し、その結果、脈管形成−関連病態の治療への接近を与
える。その様な蛋白質は本発明の範囲内のものである。
【0040】本発明に従って製造された脈管形成蛋白質
を用いて、それらを適当な担体と組合わせることにより
治療或いは診断組成物が製造される。これらの治療組成
物を用いて哺乳動物における血管網目の発達が促進さ
れ、例えば心臓発作に引続く副行循環を誘発するか或い
は例えば関節その他の位置における傷の治癒は促進す
る。好ましくは、本発明による治療組成物は静脈内に投
与するか或いは傷の部位に直接局所適用により投与され
る。例えば、良くスポーツに関連した傷或いは変形性関
節症において起こるようにひざ或いは肩の半月に傷が生
ずる場合には、傷の箇所における脈管形成蛋白質の注射
が引裂かれた或いは外傷を受けた繊維軟膏物質の治癒を
促進する。有効投与量は病態の重さ及び標的組織に応じ
て異る。更に、脈管形成蛋白質は、抗体の存在を測定す
るために或いは免疫診断試薬として用いるための抗体を
産生するためにこの蛋白質を利用することにより悪性の
存在のスクリーニングにおける診断用途を有する。この
蛋白質を含有する診断組成物は抗原−抗体複合体の形成
に適した条件下において生物学的試料とインキュベート
される。複合体の形成(即ち試料中における抗体の存
在)が次いで検出される。その様なアッセイの技術は良
く知られており、例えば酵素結合免疫吸着剤アッセイ
[ホラー等(Voller et al.)、The Enzyme Linked Immuno
sorbent Assay、Dynatech Laboratories Inc.1979
年]或いはウエスタンブロットアッセイ[例えば、タウ
ビン等 (Towbin et al.)、Proc.Natl Acad,Sci. USA
76:4350、1979年]などがある。同様に、あ
る脈管形成蛋白質に対する抗体を含んでなる診断組成物
を用いて生物学的試料内におけるその蛋白質の存在を測
定することができる。これらの脈管形成蛋白質は又脈管
形成に関連する障害の治療に有用である脈管形成阻害剤
を開発するために用いられてもよい。組換えDNAはこ
れらの用途に必要とされる量でこれらの蛋白質を製造す
るための優れた方法を提供する。
【0041】
【実施例】
実験材料及び方法 制限酵素、T4DNAリガーゼ、T4キナーゼ、アルカ
リホスファターゼ、エンドヌクレアーゼBal 31及びD
NAポリメラーゼI(E.coli)のクレノウ断片はBeth
esda Research Loboratories或いはNew England Biolab
s から購入した。逆転写酵素(トリ骨髄腫ウイルス)
は、Seikagaku U. S. A. Inc. から得た。ジデオキシヌ
クレオチドトリホスフェート、デオキシヌクレオシドト
リホスフェート。pBR322及びpUC13はP−L
Biochemicals から購入した。ジデオキシ配列決定のた
めの万能プライマー(ヘプタデカマー)は New England
Biolabsから購入し、及び[α−32P]dATP、[γ
32P]ATP及び[35S]dATPαSは Amersham
から得た。 実施例1:アンギオゲニンをコードするcDNA及びゲ
ノム配列の単離
【0042】ヒトcDNAライブラリーをプラスミドp
UC13をクローニングベクター(前記マニアティス
等)を用いてヒト肝臓ポリ(A)−mRNAから調製し
た。このプラスミドは予めそのPst I部位においてGで
尾部を付されたものであった[マイケルソン及びオーキ
ン(Michelson & Orkin) 1982年]。26個の合成オ
リゴヌクレオチド類[CCCTGAGGCTTAGC
(A/G)TC(A/G)TA(A/G)TG(C/
T)TG]の混合物をP−L Biochemicals から購入
し、ハイブリダイゼーションプローブとして用いた。こ
のヌクレオチド混合物はGln-His-Tyr-Asp-Ala-Lys-Pro-
Gln-Glyをコードするヌクレオチド配列と相補的であ
る。この配列は大腸腺癌細胞系統HT−29から単離さ
れたヒトアンギオゲニンのアミノ−末端領域に存在する
(図1参照)。このヌクレオチド混合物をT4キナーゼ
及び[32P]ATPで約3×108 cpm/μg の比活性に
放射性標識し、ワラス等(Wallace et al.)の方法(Nucle
ic Acids Res. 9:879−894、1981年)によ
る肝臓ライブラリーからの350,000個の形質転換
体のスクリーニングに用いた。プローブと強くハイブリ
ダイズした7個の組換えプラスミドを単離し、セシウム
クロライド勾配遠心分離により精製した。陽性クローン
の各々のDNAインサートを各種制限酵素で消化し、ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動により分析した。それら
の配列はマクサム及びギルバート(Maxam & Gilbert) の
化学分解法(Meth.in Enzymology 65:499−56
0、1980年)により決定した。各配列は2回以上決
定され、85%を越える配列が両方の鎖について決定さ
れた。
【0043】最も大きいcDNAインサートを含有する
プラスミド(pHAG1)を次いで図2の頂部に示され
る計画に従ってマクサム及びギルバートの方法(前記)
に従って配列決定した。このcDNAインサートは69
7個のヌクレオチドを含有し、及び5’末端に12個の
G、短い非コード配列、24個(或いは22個)のアミ
ノ酸のシグナルペプチドをコードするリーダー配列、1
23個のアミノ酸の成熟蛋白質をコードする369個の
ヌクレオチド、停止コドン、3’非コード配列の175
個のヌクレオチド、36個のヌクレオチドのポリ(A)
テール、及び3’末端上の23個のCを含むものであっ
た。このcDNAインサートは図3に示したゲノムDN
A配列のヌクレオチド106〜731に対応するが、ヌ
クレオチド252の置換(残基23においてGly をコー
ドする)を有する。プラスミドpHAG1は受入れ番号
40192としてアメリカン・タイプ・カルチャー・コ
レクション(Americann Type Culture Collection) に寄
託されている。
【0044】約3×106 個のλ Charon 4Aバクテリ
オファージよりなるヒトゲノムライブラリー[マニアテ
ィス等 (Maniatis et al.)、 Cell 15:687−70
2、1978年]をニックトランスレーションにより放
射性標識したクローンpHAG1のcDNA挿入でスク
リーニングを行った[リグビー等 (Rigby et al.)、J.Mo
l.Biol. 113:237−251、1977年]。ベン
トン及びデービス(Benton & Davis)の方法 (Science 1
96:181−182、1977年)により同定された
λHAG1と称される一つの強くハイブリダイズするフ
ァージクローンをプラーク精製し、このファージDNA
をプレートリシス(plate lysis )法(マニアティス
等、1982年、前記)により単離した。このゲノムイ
ンサートを各種制限酵素で消化して分析した。このイン
サートを Pvu II で消化して生成したDNA断片は大き
さが約5キロ塩基であり、cDNAプローブに強くハイ
ブリダイズした。この断片をプラスミドpBR322中
にサブクローニングし、Amershamのクローニング及び配
列決定マニュアルに説明されているような[35S]dA
TPαSを用いてジデオキシ法によりDNA配列決定に
付した[メッシング等(Messing et al.)、 Nucleic Acid
s Res.9:309−321、1981年;ノランダー等
(Norrander et al.)、 Gene26:101−106、19
83年]。このプローブに強くハイブリダイズしたファ
ージゲノムインサートを Kpn Iで消化することにより生
成した約3kbのDNA断片をM13mp18ファージベク
ター中にサブクローニングし、合成オリゴヌクレオチド
プローブをプライマーとして用いてDNA配列決定に付
した。ゲノムDNAのエンドヌクレアーゼ Bal31によ
る系統的削除はポンツ等(Poncz et al.)(Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA79:4298−4302、1982
年)、グオ及びウー(Guo & Wu)(Meth.in Enzymology 1
00:60−96,1983年)により説明されている
のと実質的に同様にして行った。約95%のゲノムDN
A配列は2回以上決定され、50%を越えるゲノム配列
は両方の鎖について決定された。この配列の一部はアン
ギオゲニンのコード配列に対応した。ベクターλHAG
1は受入番号40193としてアメリカン・タイプ・カ
ルチャー・コレクションに寄託されている。
【0045】アンギオゲニンに対する遺伝子は又λHA
G1を Pvu II で消化することにより生成した約5キロ
ベースのDNA断片中にも見出された。このDNA断片
はpBR322中にサブクローニングされ、図2の底部
に示される計画を用いてジデオキシ鎖停止方法によりD
NA配列決定に付された。ヒトアンギオゲニンに対する
完全な遺伝子の配列(図3)はこの遺伝子が約800個
のヌクレオチドを含有し、遺伝子のコード及び3’非コ
ード領域において介在配列がないことを示した。しかし
ながら、5’フランキング領域におけるイントロンの可
能性は最も大きいcDNAさえこの領域に達しなかった
ので排除することはできない。
【0046】アンギオゲニンに対する遺伝子はそのフラ
ンキング領域に、3個のAlu反復配列[シュミット及
びジェリネック(Schmid & Jelinek)、Science 21
6:1065−1070、1982年]を含有する(図
2及び図3)。第一番目のAlu反復は遺伝子の隣接
5’フランキング領域に位置しているのに対し、第二番
目は隣接3’フランキング領域に存在した。これらの二
つのAlu反復は同様の逆方向の配置であった。第三番
目のAlu反復は遺伝子の3’フランキング領域におい
て第二のAlu配列から約500ヌクレオチド下流に位
置し、300ヌクレオチドの配列の3’末端にポリ
(A)を有する典型的な配置であった。更に、各Alu
反復は一対の短い直接反復配列がフランキング配置され
ていた。これらの3個のAlu反復に対するヌクレオチ
ド配列はシュミット及びジュリネック(前記)のコンセ
ンサスAlu配列に約87%相同であった。
【0047】仮のTATAボックス[ゴールドバーグ、
M.L.(Gold-berg 、M.L.)、博士論文、スタン
フォード大学、1979年]及び転写開始部位はそれぞ
れ−32及び+1のヌクレオチドにおいて同定された
が、しかし、隣接部においては潜在的CAATボックス
は見出されなかった。しかしながら、TCAATの配列
は提案されたTATAボックスから約190bp上流で
あるヌクレオチド−225において同定された。3’末
端におけるポリアデニル化即ちメッセンジャーRNAの
プロセッシングに含まれる2個のAATAAA配列[プ
ラウドフット及びブラウンリー(Proudfoot & Brownle
e)Nature 263:211−214、1976年]は
ヌクレオチド703及び707において同定された。m
RNAのポリアデニル化は第二のAATAAA配列の末
端から20ヌクレオチド下流であるヌクレオチド731
において生ずる。3’末端におけるmRNAのポリアデ
ニル化或いは切断にも含まれる[バーゲット(Berget)
Nature 309:179−182、1984年]CAC
TGのコンセンサス配列はヌクレオチド747から出発
して存在した。交互のプリン及びピリミジンを有する3
2個のヌクレオチドの伸長はヌクレオチド1416から
出発して見出された。この配列は遺伝子における左手方
向ヘリックス構造即ちZ−DNAに対する潜在的領域を
与える[リッチ等(Rich et al. )Ann. Rev. Biochem.
53:791−846、1984年]。アンギオゲニ
ンに対する遺伝子のフランキング領域並びに相補的領域
におけるコンピュータサーチはオープンリーディングフ
レームを示さなかった。
【0048】ヒトアンギオゲニンのアミノ酸配列はヒト
リボヌクレアーゼと約35%相同である。これらの二つ
の蛋白質の構造は図4において比較され、そこで共通残
基は丸で囲んである。直接蛋白質配列分析により決定さ
れたジスルフィド結合の位置は更にリボヌクレアーゼと
の相同性を強調する。 実施例2:トランスフェクションされた哺乳動物細胞に
おけるアンギオゲニンの製造
【0049】トランスフェクションされた哺乳動物細胞
において、アンギオゲニンを発現するためにアンギオゲ
ニンゲノムコード配列(HAGF)、マウスメタロチオ
ネイン−1(MT−1)プロモーター、及びSV40プ
ロモーターに連結したDHFR選択可能マーカーを含ん
でなる発現ベクターpHAGF−MT−DHFRを構築
した。
【0050】図4に示す如く、HAGFインサートはP
vuII断片としてλHAG1から単離され、SmaIと
線形化されたpBR322中に挿入された。得られたプ
ラスミドを次いでHAGF配列の5’未翻訳領域におい
て切断するBglIIで消化した。このDNAを次いでB
al31で消化して、転写開始部位からヌクレオチド+
7における5’末端を有するHAGF配列を生成した。
このDNAを次いでBamHIで消化した。得られた断
片末端をDNAポリメラーゼI(クレノウ断片)を用い
て平滑化し、pBR322及びHAGFコード配列より
なる断片を0.7%アガロースゲル上の電気泳動により
精製した。このDNAをゲルから抽出し、再環化した。
得られたpBR322−HAGFと称されるプラスミド
をBamHI及びEcoRIで消化し、アンギオゲニン
配列よりなる−3kb断片を0.7%アガロースゲル上
で電気泳動により精製した。
【0051】最終発現ベクターを次いで次の様にして構
築した。マウスメタロチオネイン(MT−1)プロモー
ター、ヒト第IX因子コード配列、SV40プロモータ
ー、及び修飾DHFR遺伝子[レビンソン等(Levinson
et al. )、ヨーロッパ特許公開公報117,060
号]を含んでなるpMTFIX[クラチ及びパルミータ
(Kurachi and Polmiter)、Thrombosis and Hemostasi
s 54:282、1985年]をBamHI及びEco
RIで消化した(図4)。pUC13配列及びSV40
−DHFR発現単位を含んでなる断片をゲル精製した。
この断片を次いでBamHI−EcoRI HAGF断
片に連結した。得られたベクターをpHAGF−MT−
DHFRと命名した(図4)。
【0052】プラスミドpHAGF−MT−DHFRを
次いで乳児ハムスター腎臓(BHK)細胞中に標準的リ
ン酸カルシウム−媒介トランスフェクション操作により
移した。ベクターを含有する細胞を3.7g/l Na
HCO3 、10%熱不活性化ウシ胎児血清及び抗生物質
を補給したグルコース及びグルタミンを含有するダルベ
ッコの改変イーグル培地(Gibco )中において5%CO
2 中で37℃において増殖させた。プラスミドを含有す
る細胞を次いで培養培地内においてMTXの濃度を逐次
増大させることによりメトトレキセート(MTX)耐性
について選択した。用いられたMTX濃度は1μM、1
0μM、100μM及び1mMであった。1mM MT
Xの存在下において生残った細胞を次いで80μMZn
SO4 、2μMCdSO4 、或いはこれらの二つの塩の
混合物を培養培地に添加することにより誘導した。
【0053】アンギオゲニンmRNAはダーナム及びパ
ルミター(Durnam and Palmiter )により説明されたの
と実質的に同様にしてアッセイを行った(Analyt. Bioc
hem.131:385−393、1983年)。約2.9
kbインサート中の全アンギオゲニン遺伝子を含有する
M13mp18クローンからのセンス鎖DNAを用いて
標準曲線を作成した。アンギオゲニンのアミノ酸35〜
41に対するコード配列に相補的なドデカオリゴヌクレ
オチドをその5’末端において32Pで標識し、溶液ハイ
ブリダイゼーションにおけるプローブとして用いた。
【0054】メッセンジャーRNAレベルはCd++誘導
を用いると20倍を越えて上昇し、及びZn++誘導に対
しては15倍を越えた。
【0055】アンギオゲニンの存在を測定するために、
誘導された調整培地を酸性化し、凍結及び解凍し、遠心
分離し、及び上澄液を水に対して透析して凍結乾燥し
た。凍結乾燥された物質を次いで0.1Mナトリウムリ
ン酸緩衝液pH6.6中に溶解し、及びそれに対して透
析し、担体としてリゾチームを補給した。透析された試
料をCM−52セルロースカラムにかけ、部分的に精製
されたアンギオゲニンを1M NaClを含有する同一
緩衝液で溶出した。溶出液をC18逆相HPLCカラム
にかけ、上記と同様にして分別した。腫瘍−由来アンギ
オゲニンのクロマトグラフィー及び電気泳動特性を有す
る蛋白質が得られた。
【0056】得られた蛋白質について、刊行された操作
を用いてCAM法により、脈管形成活性を測定した。 実施例3:酵母におけるアンギオゲニンの製造
【0057】形質転換された酵母内でアンギオゲニンを
発現するベクターは図6に図示される。それは、酵母A
DHIIプロモーター[ヤング等(Young et al.)Geneti
c Engineering of Microorganisms for Chemicals 、Ho
llaeneler 等編p.335、Plenum、ニューヨーク、1
982年]、MFα1プレ−プロ配列の部分[カージャ
ン及びヘルスコビッツ(Kurjan and Herskowitz )、Ce
ll 30:933−943、1982年]、及びHAG
F配列よりなる発現単位を含有する。
【0058】ADHII遺伝子の一部は約1530bpの
SphI断片としてプラスミドpADR2から得られる
[バイヤー及びヤング(Beier and Young )、Nature
300:724−728、1982年]。この断面をM
13ファージベクター中にサブクローニングし、配列G
TA ATA CAC AGA ATT CAT TC
C AGA AAを有する突然変異誘発性プライマーを
用いてゾラー等(Zoller et al. )(Manual for Advan
ced Technigues in Molecular Cloning Course、Cold S
pring Harbor Laboratories 、1983年)により説明
されるのと実質的に同様して突然変異誘発を行った。突
然変異誘発ファージの複製形態はSphIおよびEco
RIで消化し、及び約176bpの部分的ADHIIにプ
ロモーター断片を精製した。プロモーターの上流部分を
次いで約176bp断片、ADHII( pADR2から)
の約1kb BamHI−SphI断片及びBamHI
+EcoRI切断pUC13を連結することにより修復
した。得られたプラスミドをpUCADH2と命名した
(図6)。
【0059】図5を参照すると、MFα1遺伝子をYE
p13[ナスミス及びタッチェル(Nasmyth and Tatche
ll)Cell 19:753−764、1980年]のBa
mHI部位にクローン化されmatα2 突然変異の相補
により同定された部分的Sau3A断片の酵母ゲノムラ
イブラリーから得られた。一つのその様なクローンをp
ZA2と命名する。MFα’配列を−71の位置におい
てHinfIで切断し、末端をDNAポリメラーゼI
(クレノウ断片)を用いて充填し、EcoRIリンカー
を付加する。シグナル配列を次いでEcoRI−Hin
dIII 断片として単離し、pUC12中にサブクローニ
ングしてプラスミドpUCPPαFを構築する。
【0060】HAGFコード配列をλHAG1から11
15bpAccI断片として単離する。この断片末端を
DNAポリメラーゼI(クレノウ断片)を用いて平滑化
し、HindIII リンカーを末端に付加する。得られた
断片をHindIII 及びEcoRVで消化し、約666
bp断片をゲル精製する。SalIリンカーをEcoR
V末端に連結し、断片をSalIにより切断し、約67
4bpの断片をゲル精製する。
【0061】このHAGF配列を次いでMFα1シグナ
ル配列の一部に連結する。プラスミドpUCPPαFを
PstI及びHindIII で消化し、237bp断片を
単離する。この約674bp HAGF断片及び237
bp MFα1断片をPstI+SalI切断pUC1
3に連結する。得られた組換えプラスミドをPstI及
びSalIで消化し、約911bp MFα1−HAG
F断片をゲル精製し、PstI+SalI切断M13m
p10に挿入する(複製形態)。MFα1のLys-Arg プ
ロセス部位とアンギオゲニンの第一アミノ酸の間の正確
な連結は突然変異誘発性プライマーTGG ATA A
AA GAC AGG ATA ACTCを用いて得ら
れた組換えファージin vitroの突然変異誘発により達成
される。突然変異誘発ファージの複製形態はPstI及
びSalIで切断され約880bpのMFα1−HAG
F断片をゲル精製する。
【0062】図6を参照すると、ADHII−MFα1−
HAGF発現単位が次いで組立てられる。プラスミドp
UCADH2をBamHI及びEcoRIで切断し、約
1200bpのADHII断片がゲル精製される。プラス
ミドpUCPPαFをEcoRI及びHindIII で切
断し、約340bp MFα1断片をゲル精製する。こ
れらの二つの断片をBamHI+HindIII 切断pU
C12に連結してpUCADHPPを構築する。このプ
ラスミドをBamHI及びPstIで消化し、約130
0bpADHII−MFα1断片を精製する。この断片及
び約880bpのMFα1−HAGF断片を次いで三重
連結でBamHI+SalI切断pUC12に連結す
る。得られたプラスミドをpUCAMAと命名する。
【0063】この酵母発現ベクターpYAGFはpUC
AMAからのBamHI−HindIII 発現単位断片を
BamHI+HindIII 消化YEp13に連結するこ
とにより構築した。
【0064】酵母細胞はpYAGFにより形質転換さ
れ、常法により培養された。アンギオゲニンは実質的に
上記と同様にして細胞抽出物或いは培養培地から精製し
た。
【0065】以上の説明から、本発明の特別の実施態様
が例示を目的として説明されたが、各種修正が本発明の
趣旨及び範囲から離れることなくなされることが了解さ
れるであろう。従って、本発明は特許請求の範囲以外に
は限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒト腺癌HT−29細胞から精製されたアンギ
オゲニンのアミノ酸配列の図示である。
【図2】アンギオゲニンcDNA及びゲノムクローンの
配列決定のために用いられる計画を図示するものであ
る。頂部部分はcDNAを指し、及び底部部分はゲノム
DNAを指す。実線の棒はコード領域を示し、矢印は配
列決定された断片を示す。三つのAlu配列の位置及び
方向は大きな斜線を付した矢印により示される。
【図3】λHAG1におけるゲノムDNAインサートの
配列の一部の図示である。pHAG1のcDNAインサ
ートはヌクレオチド252において置換を有し、ゲノム
DNAのヌクレオチド106〜731に対応する。
【図4】哺乳動物細胞発現ベクターpHAGF−MT−
DHFRの構築の図示である。
【図5】酵母発現ベクターpYAGFの構築の図示であ
る。
【図6】酵母発現ベクターpYAGFの構築の図示であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:91) (C12P 21/02 C12R 1:865)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記に示すアミノ酸配列を有する蛋白質
    を製造する方法であって、哺乳動物細胞又は酵母細胞
    に該蛋白質をコードするDNA配列及び該DNA配列の
    上流に操作可能に連結されたプロモーター配列を含んで
    なるDNA構築物を導入する工程、該細胞を適当な培地
    中で増殖させる工程、及びその蛋白質を細胞から分離
    する工程を含んでなることを特徴とする方法:
  2. 【請求項2】 該プロモーターがメタロチオネイン遺伝
    子プロモーターである、請求項1に記載の方法。
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