JPH0463859B2 - - Google Patents

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JPH0463859B2
JPH0463859B2 JP26947284A JP26947284A JPH0463859B2 JP H0463859 B2 JPH0463859 B2 JP H0463859B2 JP 26947284 A JP26947284 A JP 26947284A JP 26947284 A JP26947284 A JP 26947284A JP H0463859 B2 JPH0463859 B2 JP H0463859B2
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JP26947284A
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JPS61148123A (ja
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Tsutomu Shimizu
Hidemi Minami
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明は還元性二糖類及び7−ピペリジノ−
1,2,3,5−テトラヒドロイミダゾ〔2,1
−b〕キナゾリン−2−オン(以下、本化合物)
又は、その塩からなる凍結乾燥製剤に関する。 本化合物は水によく溶解し、非経口投与におい
ても高活性の血小板凝集抑制作用を示し、かつ循
環器系への影響が少なく医薬として優れた新規化
合物である。 <発明が解決しようとする問題点> 本化合物単独を種々の剤形、特に注射剤として
用いるべく凍結乾燥製剤を調製した場合、安定性
で必ずしも満足できず本化合物の含量の低下が認
められる。本発明者らは本化合物を含有する凍結
乾燥製剤についてかかる点を改善すべく鋭意検討
した結果本発明を完成した。 <発明の構成> 本発明は還元性二糖類(以下、二糖類)及び本
化合物又はその塩からなる製剤特に凍結乾燥製剤
に関する。 本化合物の塩としては、塩酸、臭化水素酸、硫
酸、リン酸、アルキルもしくはアリールスルホン
酸、フマール酸、マレイン酸、コハク酸、クエン
酸等との酸付加塩があげられる。 還元性二糖類としてはマルトース、ラクトー
ス、セロビオース及びゲンチオビオース等があげ
られる。これらの二糖類は、通常はそれぞれ単独
に使用されるが、二種以上を併用して凍結乾燥製
剤を製造することも可能である。又上記の二糖類
の例示のうち好適に使用されるものとしてはラク
トース、マルトースをあげることができる。 本発明の凍結乾燥製剤において、本化合物の含
量低下を防ぐためには、二糖類は通常本化合物に
対し約1.5倍モル以上、好ましくは約1.7倍モル以
上使用すればよい。 次に、本発明の凍結乾燥製剤の製造法について
説明する。 即ち、本化合物又はその塩と二糖類を水に溶解
させた後所望により水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の無機塩基又は酒石酸ナトリウム等の有
機塩基を用いて適当なPH、好ましくは約2.0〜4.0
に調整し無菌濾過する。濾液の一定量をバイアル
又はアンプル等の容器に分注した後、公知の方法
に従つて凍結乾燥し密栓又は溶閉させることによ
り目的とする凍結乾燥製剤を製造することができ
る。又、濾液を凍結乾燥後粉末とし、これをバイ
アル又はアンプル等に粉末充填することによつて
も目的とする凍結乾燥製剤を得ることができる。 上記の製造法において調製した水溶液における
本化合物の濃度は投与量から通常約1.6〜約30
mg/mlの範囲である。又二糖類の濃度は製せられ
る凍結乾燥製剤の成形性及び凍結乾燥のし易さか
ら通常約20〜約500mg/ml、好ましくは40〜200
mg/mlの範囲である。 <発明の効果> 本発明の製剤特に凍結乾燥製剤は優れた血小板
凝集抑制作用を有する本化合物の含量低下を防止
することができ、安定性に優れた医薬用製剤であ
る。 本化合物は好ましくは、経口または静脈内に投
与されるが、成人の場合その投与量は1日1mg〜
20mgで経口的に、又1日0.1mg〜10mgの投与量で
静脈内に投与すれば充分である。 更に、本化合物のLD50(静注)はマウス
(ddY、5週齢)の雄で、314.5mg/Kgまた雌で
380.0mg/Kgであり安全性の高い化合物である。 <実施例> 以下、本発明を詳細に参考例、実施例及び試験
例により説明するが、これらによつて本発明が限
定されるものではない。 参考例 1 2−クロロ−6−ピペリジノ−3,4−ジヒド
ロキナゾリン27.0gを塩化メチレン200mlに溶解
し、ブロモ酢酸エチル19.8g、沃化テトラブチル
アンモニウム1gを加え、窒素気流下に10N−水
酸化ナトリウム50mlを撹拌下に加える。室温で1
時間撹拌を続ける。反応液は水洗、乾燥したの
ち、溶媒を減圧留去すると粗製の2−クロロ−6
−ピペリジノ−3,4−ジヒドロ−3−キナゾリ
ン酢酸エチルが油状でほぼ定量的に得られる。こ
れを10%エタノール性アンモニア溶液100mlに加
え、封管中で120〜130℃に4時間加熱する。冷後
析出している結晶を濾取し、水洗、乾燥すると7
−ピペリジノ−1,2,3,5−テトラヒドロイ
ミダゾ〔2,1−b〕キナゾリン−2−オンの遊
離塩基が13.0gえられた。これはメタノールに懸
濁させ、濃塩酸を加えてPH1〜2として溶解さ
せ、活性炭処理して濾過し、濾液を減圧濃縮し析
出して来る結晶を集めると二塩酸塩がえられる。
融点>280℃。 IRνKBr naxcm-1: 2800、2850、2150、1775、1680、1610、15951 H−NMR(D2O)δ: 1.5〜2.2(6H、m) 3.60(4H、m) 4.36(2H、s) 4.86(2H、s) 7.27(1H、d) 7.45〜7.7(2H、m) 元素分析 C15H18N4O・2HCl・H2Oとして 計算値 C49.87、H6.14、N15.51 分析値 C48.80、H6.11、N15.56 出発物質は次のようにして製造することができ
た。 (a) 5−クロロ−2−ニトロベンゾニトリル63.9
gをジメチルホルムアミド200mlに溶解し、ピ
ペリジン95mlを加える。発熱して来るので外部
から冷却しながら50℃で30分撹拌する。反応液
を水に注入し、析出物を集め水洗、メタノール
で洗い乾燥すると2−ニトロ−5−ピペリジノ
ベンゾニトリルが80g(融点126〜127℃)えら
れた。 (b) 上記ベンゾニトリル誘導体80gを濃塩酸700
mlと塩化第一スズ226gの混液の中へ外部から
冷却しながら撹拌下に加え、さらに2時間室温
で撹拌する。反応液は水酸化ナトリウム700g
を溶解した水と氷の混合物の中へ注ぎ、析出し
た結晶をクロロホルムで抽出する。抽出液を水
洗、乾燥し、溶媒を減圧留去し、残査はシリカ
ゲルクロマトグラフイーで精製すると2−アミ
ノ−5−ピペリジノベンゾニトリルが52.2g
(融点87〜88℃)えられた。 (c) 上記アミノベンゾニトリル誘導体50gを尿素
100gと混和し、浴温180〜210℃の油浴中で2.5
時間加熱する。冷後反応残査は粉砕し、水、ア
セトン、エーテルで順次洗う。次いでこれを濃
塩酸300mlに加え3時間加熱還流する。冷後不
溶物を濾去して濾液をアンモニア水でPH7に中
和し、析出物を濾取、水、アセトンで洗い乾燥
すると粗製の6−ピペリジノキナゾリン−2,
4(1H、3H)−ジオンが50g(融点280℃以上)
えられた。これはこのまま次の反応に用いた。 (d) 上記ジオン誘導体50gをメタノール−塩酸と
処理して塩酸塩として単離した後オキシ塩化リ
ン500mlに加えてN,N−ジイソプロピル−エ
チルアミン70mlを、さらに加え18時間加熱撹拌
還流する。反応液は減圧乾固し、残査は氷水に
加え、析出物を濾取してクロロホルム可溶部を
抽出する。抽出層は水洗し、乾燥後減圧乾固
し、残査はシリカゲルクロマトグラフイーにて
精製すると2,4−ジクロロ−6−ピペリジノ
キナゾリンが35.4g(融点101〜102℃)えられ
た。 (e) 上記ジクロロ誘導体33.7gをクロロホルム
100mlに溶解し、エタノール150mlを追加してか
ら撹拌下に水素化ホウ素ナトリウム22.7gを加
える。発熱してくるので外部から冷却しながら
室温で30分撹拌を続ける。反応液は減圧乾固
し、残査に水を加え、不溶の沈殿を濾取して集
め、よく水洗したのち減圧乾燥すると粗製の2
−クロロ−6−ピペリジノ−3,4−ジヒドロ
キナゾリンが無晶状粉末で27.0gえられた。こ
れは粗製のまま参考例1の原料とした。 実施例 1 本化合物の二塩酸塩一水和物(以下、本化合物
2HCl・H2O)160mgにマルトースを400mg、800
mg、2g又は4g添加し、注射用蒸留水20mlに溶
解させる。水溶液を無菌濾過し容量2mlのバイア
ルに1ml分注し、凍結乾燥した後密封しマルトー
スの添加量に対応した凍結乾燥製剤を得る。 実施例 2 マルトースに代えてラクトースを用い以下実施
例1と同様にしてラクトースの添加量に対応した
凍結乾燥製剤を得る。 実施例 3 マルトースとラクトースを1:5、2:3、
1:1、3:2又は5:1の重量比で混合する。
各重量比の混合物2gをマルトースの代りに使用
し、以下実施例1と同様にして各混合比に対応し
た凍結乾燥製剤を得る。 試験例 1 実施例1、2及び3で得られた凍結乾燥製剤に
ついて60℃、1週間又は60℃、2週間の保存試験
(苛酷試験)を行ない高速液体クロマトグラフイ
ー(HPLC)を用いて本化合物の残存率を求め
る。尚、対照としては二糖類を添加せず調製した
凍結乾燥製剤を用いた。結果を表1に示す。
【表】 HPLCの分析条件 カラム:Shodex ODS(昭和電工社製) 溶媒:水、メタノール、PIC−B5(日本ウオータ
ーズ社製)の混液(650:350:22) 検出:UV−254nm 表1から明らかなように本発明の凍結乾燥製剤
は優れた安定性を示す。 試験例 2
【表】 in vitro血小板凝集抑制作用は芦田らの方法
〔Ashida、et al、Thrombsis and
Haemostasis、40巻、542頁、1979年〕に従つて
次のように行つた。 ウイスター・イマミチ系ラツトよりペントバル
ビタール麻酔下にクエン酸加血(3.13%クエン酸
ナトリウム・2H2O水溶液を1/10量含むシリンジ
に採血したもの)を心臓穿刺にて採取し、遠心分
離により多血小板血漿をえた。また、10日以内に
はアスピリン、その他の抗炎症薬を服用していな
い建常人の静脈からクエン酸加血を採取し、上述
と同様にして多血小板血漿を得た。これらの多血
小板血漿0.445mlに検体0.005mlを加えて30℃、1
分間加温したのち、凝集誘導剤(ADPまたはコ
ラーゲン)0.05mlを添加し、ボーンの方法
〔Born、Nature、194巻、927頁、1962年〕で血
小板凝集を測定した。血小板凝集抑制の活性は、
凝集を50%阻止する濃度で示した。 表2に示した成績から明らかなように本化合物
は、先の特開昭48−86894の中で優れた化合物と
して記載された6−メチル−1,2,3,5−テ
トラヒドロイミダゾ〔2,1−b〕キナゾリン−
2−オン塩酸塩(以下、BL−3459)、6,7−ジ
クロロ−1,2,3,5−テトラヒドロ〔2,1
−b〕キナゾリン−2−オン塩酸塩(以下、BL
−4162)とほぼ同等の活性を示し、極めて強い活
性を有している。 又、特開昭48−86894の化合物群の中で塩基性
残基をもつ7−アミノ−1,2,3,5−テトラ
ヒドロイミダゾ〔2,1−b〕キナゾリン−2−
オン二塩酸塩(以下、BL−7−NH2)は殆んど
血小板凝集抑制作用を示さない。 試験例 3
【表】 飽食状態のウイスター・イマミチ系ラツトを用
いて試験した。検体を生理食塩水に溶解し、ペン
トバルビタール麻酔下で大腿静脈から持続的に注
入した。15分後に心臓穿刺により、クエン酸加血
を採取し、以下in vitroの試験と同様にして血小
板凝集を測定した。 表3に示した成績から明らかなように、化合物
が極めて低用量で、確実で有意な血小板凝集抑制
活性を有することを確かめることができた。従
来、この種の血小板凝集抑制作用を静脈内投与に
よつて明らかにしえた薬物は知られていないこと
から、このことは化合物の優れた特徴の一つであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 還元性二糖類及び7−ピペリジノ−1,2,
    3,5−テトラヒドロイミダゾ[2,1−b]キ
    ナゾリン−2−オン又はその塩からなる凍結乾燥
    製剤。
JP26947284A 1984-12-20 1984-12-20 イミダゾキナゾリン誘導体製剤 Granted JPS61148123A (ja)

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