JPH0465041B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0465041B2 JPH0465041B2 JP1167343A JP16734389A JPH0465041B2 JP H0465041 B2 JPH0465041 B2 JP H0465041B2 JP 1167343 A JP1167343 A JP 1167343A JP 16734389 A JP16734389 A JP 16734389A JP H0465041 B2 JPH0465041 B2 JP H0465041B2
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- Japan
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- silver
- acid
- salt
- water
- aqueous solution
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は切り花の凋痿を抑制して活力を長く持
続させる活力保持剤に関する。
続させる活力保持剤に関する。
(従来の技術)
カーネーシヨンを始めユリ、スイートピー、ダ
リアなど微量のエチレンガスによつて花が萎みや
すい切り花をチオスルフアト銀錯塩を含有する水
溶液で前処理すれば有効に活力を維持できること
は既に知られている。〔H.Veen,Acta
Horiculture.91,99〜108,(1979)〕。
リアなど微量のエチレンガスによつて花が萎みや
すい切り花をチオスルフアト銀錯塩を含有する水
溶液で前処理すれば有効に活力を維持できること
は既に知られている。〔H.Veen,Acta
Horiculture.91,99〜108,(1979)〕。
また、上記のチオスルフアト銀錯塩水溶液から
硫化銀が析出、黒変するのを防ぐために亜硫酸塩
や亜硫酸水を添加し溶液を添加することも発表さ
れている(特開昭61−207301号、同62−51601
号)。
硫化銀が析出、黒変するのを防ぐために亜硫酸塩
や亜硫酸水を添加し溶液を添加することも発表さ
れている(特開昭61−207301号、同62−51601
号)。
(発明が解決しようとする課題)
チオスルフアト銀錯塩水溶液は上記のように保
存中硫化銀の析出により黒変する欠点があり、こ
れは亜硫酸塩や亜硫酸水の添加により防ぐことは
できるが、溶液が亜硫酸臭を発生するので切り花
用として好ましいものではない。
存中硫化銀の析出により黒変する欠点があり、こ
れは亜硫酸塩や亜硫酸水の添加により防ぐことは
できるが、溶液が亜硫酸臭を発生するので切り花
用として好ましいものではない。
(課題を解決するための手段)
本発明者はチオスルフアト銀錯塩水溶液を亜硫
酸またはその塩を用いることなく安定化すること
を意図し、種々の物質を用いて研究を重ねた。そ
の結果、リン酸、亜リン酸、硼酸、メタ硼酸塩、
ギ酸、シユウ酸、コハク酸、クエン酸、リンゴ
酸、グルコン酸、アスコルビン酸、アルギン酸、
ヒスチジン、リジン、グアニジン、ヒドラジン等
はいずれも効果が無いかまたは不充分であるが、
ヘキサメチレンテトラミン、あるいはエチレンジ
アミンテトラ酢酸のようなポリアミノカルボン酸
類の塩が優れた効果を示すことを知つた。
酸またはその塩を用いることなく安定化すること
を意図し、種々の物質を用いて研究を重ねた。そ
の結果、リン酸、亜リン酸、硼酸、メタ硼酸塩、
ギ酸、シユウ酸、コハク酸、クエン酸、リンゴ
酸、グルコン酸、アスコルビン酸、アルギン酸、
ヒスチジン、リジン、グアニジン、ヒドラジン等
はいずれも効果が無いかまたは不充分であるが、
ヘキサメチレンテトラミン、あるいはエチレンジ
アミンテトラ酢酸のようなポリアミノカルボン酸
類の塩が優れた効果を示すことを知つた。
本発明はこの知見に基づくもので、チオスルフ
アト銀錯塩水溶液にヘキサメチレンテトラミン、
またはポリアミノカルボン酸の水溶性塩を添加し
てなる切り花用活力保持剤である。
アト銀錯塩水溶液にヘキサメチレンテトラミン、
またはポリアミノカルボン酸の水溶性塩を添加し
てなる切り花用活力保持剤である。
チオスルフアト銀錯塩水溶液は公知の方法によ
り、たとえば、硝酸銀もしくは酢酸銀水溶液にチ
オ硫酸のナトリウム、カリウムまたはアンモニウ
ム塩水溶液を混合するか、塩化銀のようなハロゲ
ン化銀を上記のチオ硫酸塩水溶液に加えて溶解さ
せて得ることができる。
り、たとえば、硝酸銀もしくは酢酸銀水溶液にチ
オ硫酸のナトリウム、カリウムまたはアンモニウ
ム塩水溶液を混合するか、塩化銀のようなハロゲ
ン化銀を上記のチオ硫酸塩水溶液に加えて溶解さ
せて得ることができる。
本発明においてはチオスルフアト銀錯塩水溶液
に安定剤としてヘキサメチレンテトラミン、また
はポリアミノカルボン酸の水溶性塩を加える。
に安定剤としてヘキサメチレンテトラミン、また
はポリアミノカルボン酸の水溶性塩を加える。
本発明にいうポリアミノカルボン酸とは複数の
アミノ基がエチレンのようなアルキレン基を介し
て結合されそのアミノ基の水基の水素1個以上が
酢酸基のようなカルボン酸基で置換されたキレー
ト作用を有する化合物を意味し、その具体例とし
ては、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレン
ジアミン酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸
などが挙げられる。ポリアミノカルボン酸はナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩または
アンモニウム塩のような水溶性塩として用いられ
る。
アミノ基がエチレンのようなアルキレン基を介し
て結合されそのアミノ基の水基の水素1個以上が
酢酸基のようなカルボン酸基で置換されたキレー
ト作用を有する化合物を意味し、その具体例とし
ては、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレン
ジアミン酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸
などが挙げられる。ポリアミノカルボン酸はナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩または
アンモニウム塩のような水溶性塩として用いられ
る。
チオスルフアト銀錯塩水溶液の調製に用いる硝
酸銀またはハロゲン化銀とチオ硫酸塩の割合は重
量で前者1に対して後者3ないし10程度でよく、
得られた水溶液に添加する安定剤の好ましい量は
重量で硝酸銀またはハロゲン化銀1に対してヘキ
サメチレンテトラミンは7ないし10、ポリアミノ
カルボン酸水溶性塩は0.03ないし6、さらに好ま
しくは0.1ないし3である。
酸銀またはハロゲン化銀とチオ硫酸塩の割合は重
量で前者1に対して後者3ないし10程度でよく、
得られた水溶液に添加する安定剤の好ましい量は
重量で硝酸銀またはハロゲン化銀1に対してヘキ
サメチレンテトラミンは7ないし10、ポリアミノ
カルボン酸水溶性塩は0.03ないし6、さらに好ま
しくは0.1ないし3である。
安定剤を添加した銀錯塩水溶液のPHは通常中性
ないし微アルカリ性で、好ましいPHは6.0ないし
8.5であり、所望によりPHを好ましい範囲に調整
する。
ないし微アルカリ性で、好ましいPHは6.0ないし
8.5であり、所望によりPHを好ましい範囲に調整
する。
かくして得られた本発明の活力保持剤は無色、
無臭で、切り花に好適なPHを有し、保存に遮光や
密栓を必要とせず、また保存中硫化銀が析出する
おそれもないから取扱いおよび保存上極めて好都
合である。
無臭で、切り花に好適なPHを有し、保存に遮光や
密栓を必要とせず、また保存中硫化銀が析出する
おそれもないから取扱いおよび保存上極めて好都
合である。
本発明の活力保持剤は種々の濃度に製造できる
が、たとえば塩化銀に換算して3000ppmを含有す
る溶液を製造した場合、これをたとえば水で50〜
100倍に希釈した液に、出荷前の切り花の茎を2
ないし18時間程度室温で浸漬することにより切り
花の活力を長時間保持させることができる。
が、たとえば塩化銀に換算して3000ppmを含有す
る溶液を製造した場合、これをたとえば水で50〜
100倍に希釈した液に、出荷前の切り花の茎を2
ないし18時間程度室温で浸漬することにより切り
花の活力を長時間保持させることができる。
(作用)
本発明において、ヘキサメチレンテトラミン、
またはポリアミノカルボン酸水溶性塩は水溶液中
でチオスルフアト銀錯塩に作用して硫化銀の析出
を防止する。
またはポリアミノカルボン酸水溶性塩は水溶液中
でチオスルフアト銀錯塩に作用して硫化銀の析出
を防止する。
実施例 1
硝酸銀(または塩化銀)3gとチオ硫酸ナトリ
ウム30g(無水物として)を水800mlに混合溶解
して得られるチオ硫酸銀錯塩水溶液にヘキサメチ
レンテトラミン25gおよび水を加えて全量を1L
とする。
ウム30g(無水物として)を水800mlに混合溶解
して得られるチオ硫酸銀錯塩水溶液にヘキサメチ
レンテトラミン25gおよび水を加えて全量を1L
とする。
実施例 2
硝酸銀(または塩化銀)3gとチオ硫酸ナトリ
ウム20g(無水物として)を水700mlに混合溶解
して得られるチオ硫酸銀錯塩水溶液にエチレンジ
アミンテトラ酢酸3ナトリウム塩1gおよび水を
加えて全量を1Lとする。
ウム20g(無水物として)を水700mlに混合溶解
して得られるチオ硫酸銀錯塩水溶液にエチレンジ
アミンテトラ酢酸3ナトリウム塩1gおよび水を
加えて全量を1Lとする。
実施例 3
硝酸銀(または塩化銀)3gとチオ硫酸ナトリ
ウム20g(無水物として)を水700mlに混合溶解
して得られるチオ硫酸銀錯塩水溶液にジエチレン
トリアミンペンタ酢酸のナトリウム塩1gおよび
水を加えて全量を1Lとする。
ウム20g(無水物として)を水700mlに混合溶解
して得られるチオ硫酸銀錯塩水溶液にジエチレン
トリアミンペンタ酢酸のナトリウム塩1gおよび
水を加えて全量を1Lとする。
実施例 4
上記実施例1,2および3の各製品を瓶に入れ
密栓して遮光下に40℃の恒温室中で2ケ月間保存
した結果各製品いずれも何ら変化を認めず、無色
澄明のままであつた。
密栓して遮光下に40℃の恒温室中で2ケ月間保存
した結果各製品いずれも何ら変化を認めず、無色
澄明のままであつた。
実施例 5
上記実施例1,2または3の製品をそれぞれ5
mlずつ採り、水道水でそれぞれ500mlに希釈して
フラスコに入れ、この液に赤または他の色のカー
ネーシヨンの切り花(長さ約45〜50cm)それぞれ
10本ずつを入れ、室温(20〜25℃)にて2〜18時
間前浸漬を行つた後、別に用意した水道水500ml
のみを入れたフラスコにそれぞれ移して浸漬し、
28〜30℃の温室中に放置した。
mlずつ採り、水道水でそれぞれ500mlに希釈して
フラスコに入れ、この液に赤または他の色のカー
ネーシヨンの切り花(長さ約45〜50cm)それぞれ
10本ずつを入れ、室温(20〜25℃)にて2〜18時
間前浸漬を行つた後、別に用意した水道水500ml
のみを入れたフラスコにそれぞれ移して浸漬し、
28〜30℃の温室中に放置した。
対照として上記同様の長さに切断したカーネー
シヨン各色10本ずつの切り花を、上記のように実
施例1,2または3の製品を用いる前浸漬を行わ
ずに、水道水に挿したまま同じ温室中に放置し
た。
シヨン各色10本ずつの切り花を、上記のように実
施例1,2または3の製品を用いる前浸漬を行わ
ずに、水道水に挿したまま同じ温室中に放置し
た。
6〜7日後には、対照群は全部の花が小さく萎
んだが、実施例1〜3の各製品で前処理した試験
群は全部の花が非常に大きく美しく開花し12〜15
日に至つて逐次凋んで行つた。
んだが、実施例1〜3の各製品で前処理した試験
群は全部の花が非常に大きく美しく開花し12〜15
日に至つて逐次凋んで行つた。
(発明の効果)
本発明によれば、切り花の活力保持に有効で保
存性の良い安定な製剤が提供される。本発明の製
剤は簡易な操作で製造することができるのみなら
ず、液性が酸性でないので金属容器を避ける必要
もなく、また亜硫酸ガスの放出を防止するために
容器を密栓する必要もなく、無色無臭の液体なの
で極めて使用し易い。
存性の良い安定な製剤が提供される。本発明の製
剤は簡易な操作で製造することができるのみなら
ず、液性が酸性でないので金属容器を避ける必要
もなく、また亜硫酸ガスの放出を防止するために
容器を密栓する必要もなく、無色無臭の液体なの
で極めて使用し易い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 チオスルフアト銀錯塩水溶液にヘキサメチレ
ンテトラミン、またはポリアミノカルボン酸の水
溶性塩を添加してなる切り花の活力保持剤。 2 ポリアミノカルボン酸がエチレンジアミンテ
トラ酢酸、ジエチレンジアミン酢酸またはジエチ
レントリアミンペンタ酢酸である請求項1記載の
活力保持剤。 3 水溶性塩がアルカリ金属塩またはアンモニウ
ム塩である請求項1記載の活力保持剤。 4 チオスルフアト銀錯塩水溶液が硝酸銀、酢酸
銀またはハロゲン化銀をチオ硫酸アルカリ金属塩
またはアンモニウム塩水溶液に加えて反応、溶解
させて得られたものである請求項1記載の活力保
持剤。 5 各材料の割合が重量比で硝酸銀、酢酸銀また
はハロゲン化銀1に対してチオ硫酸塩3ないし
10、ヘキサメチレンテトラミン7ないし10あるい
はポリアミノカルボン酸の水溶性塩0.03ないし
6、好ましくは0.1ないし3である請求項4記載
の活力保持剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16734389A JPH0347101A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 切り花の活力保持剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16734389A JPH0347101A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 切り花の活力保持剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347101A JPH0347101A (ja) | 1991-02-28 |
| JPH0465041B2 true JPH0465041B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=15847971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16734389A Granted JPH0347101A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 切り花の活力保持剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347101A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2748350B2 (ja) * | 1991-11-08 | 1998-05-06 | 明治乳業株式会社 | 切り花鮮度保持剤 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63222101A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-16 | Fuji Seito Kk | 切り花用延命剤 |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP16734389A patent/JPH0347101A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347101A (ja) | 1991-02-28 |
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