JPH0465048B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0465048B2 JPH0465048B2 JP57139108A JP13910882A JPH0465048B2 JP H0465048 B2 JPH0465048 B2 JP H0465048B2 JP 57139108 A JP57139108 A JP 57139108A JP 13910882 A JP13910882 A JP 13910882A JP H0465048 B2 JPH0465048 B2 JP H0465048B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triglycerides
- fatty acids
- chain fatty
- emulsion
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0019—Injectable compositions; Intramuscular, intravenous, arterial, subcutaneous administration; Compositions to be administered through the skin in an invasive manner
- A61K9/0029—Parenteral nutrition; Parenteral nutrition compositions as drug carriers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/21—Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates
- A61K31/215—Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates of carboxylic acids
- A61K31/22—Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates of carboxylic acids of acyclic acids, e.g. pravastatin
- A61K31/23—Esters, e.g. nitroglycerine, selenocyanates of carboxylic acids of acyclic acids, e.g. pravastatin of acids having a carboxyl group bound to a chain of seven or more carbon atoms
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/107—Emulsions ; Emulsion preconcentrates; Micelles
- A61K9/1075—Microemulsions or submicron emulsions; Preconcentrates or solids thereof; Micelles, e.g. made of phospholipids or block copolymers
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
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- Dermatology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は非経口投与栄養物用脂肪エマルジヨン
および該エマルジヨンの使用方法に関する。 非経口投与栄養物に脂肪エマルジヨンを使用す
ることは多くの病状に対する医学的治療の無視で
きない要素となつている。 このような脂肪エマルジヨンは病人にとつては
高カロリーのエネルギー源となる。この場合、通
例該エマルジヨンはアミノ酸−および/または炭
水化物注入液と組合せて用いられる。 従来から普通に市販されている脂肪エマルジヨ
ンは脂肪成分、適当な乳化剤および1種またはそ
れ以上の所望成分、例えば等張溶液にできる糖ア
ルコール等から成る。 脂肪の種類としてはもつぱら植物油、例えば主
成分が長鎖の飽和および不飽和の脂肪酸のトリグ
リセリド(LCT;C16〜C18)である綿実油、大
豆油、および薊油等が用いられている。そのほか
に近年、脂肪成分として中鎖の飽和および不飽和
脂肪酸のトリグリセリド(MCT;C8〜C12)を含
有した脂肪エマルジヨンが実験的に使用されるよ
うになつた。さらにまた、種々の組合せをした
MCT/LCT含有エマルジヨンを用いた実験的お
よび臨床的研究もなされている。 長鎖トリグリセリドはヒトを含む哺乳動物に充
分許容されるものであるが、投与後24時間以内に
わずかに35%しか利用できないので、短期のエネ
ルギー源としては少量用いられるにすぎない。 従つて生体内に導かれたLCTの主成分は周知
のように貯蔵脂肪(Depotfett)に変化する。こ
れに対して中鎖のトリグリセリドはβ−酸化によ
つて非常に速く代謝されて、貯蔵脂肪として貯蔵
されないので本質的によりすみやかに体内でエネ
ルギーに変換される。 中鎖トリグリセリドのみを生体内に投与する場
合の欠点は相和性(Vertra¨glichkeit)の悪さで
あり、これは赤血球の溶血、麻酔作用、および遊
離脂肪酸とケトン体の増加においてあらわれる。
このような微候はMCTから脂肪酸が迅速に遊離
されることに起因すると考えられる。 しかしながら、ザイラー(Sailer)によつて
LCTとMTCを種々の混合割合で組合せた興味あ
る臨床試験がおこなわれ、良好な結果が得られ
た。 現在まで文献に記載されているすべてのMCT
含有エマルジヨンは乳化剤として大豆フオスフア
チドまたはゼラチンを含む。 これら脂肪エマルジヨンは一般に普通の臨床的
投与形態において非常に良好な相和性を示した
が、LCTのみを脂肪成分として含有する脂肪エ
マルジヨンに比べて、非常に投与量の高い実験動
物についての毒性試験においては明確な相違が明
らかになつた。このことは下記の記載から明らか
である。 6匹の雑種ラビツトごとに種々のエマルジヨン
を投与量6g脂肪/KgKG、注入速度30ml/h
で、5日間継続して投与した。
および該エマルジヨンの使用方法に関する。 非経口投与栄養物に脂肪エマルジヨンを使用す
ることは多くの病状に対する医学的治療の無視で
きない要素となつている。 このような脂肪エマルジヨンは病人にとつては
高カロリーのエネルギー源となる。この場合、通
例該エマルジヨンはアミノ酸−および/または炭
水化物注入液と組合せて用いられる。 従来から普通に市販されている脂肪エマルジヨ
ンは脂肪成分、適当な乳化剤および1種またはそ
れ以上の所望成分、例えば等張溶液にできる糖ア
ルコール等から成る。 脂肪の種類としてはもつぱら植物油、例えば主
成分が長鎖の飽和および不飽和の脂肪酸のトリグ
リセリド(LCT;C16〜C18)である綿実油、大
豆油、および薊油等が用いられている。そのほか
に近年、脂肪成分として中鎖の飽和および不飽和
脂肪酸のトリグリセリド(MCT;C8〜C12)を含
有した脂肪エマルジヨンが実験的に使用されるよ
うになつた。さらにまた、種々の組合せをした
MCT/LCT含有エマルジヨンを用いた実験的お
よび臨床的研究もなされている。 長鎖トリグリセリドはヒトを含む哺乳動物に充
分許容されるものであるが、投与後24時間以内に
わずかに35%しか利用できないので、短期のエネ
ルギー源としては少量用いられるにすぎない。 従つて生体内に導かれたLCTの主成分は周知
のように貯蔵脂肪(Depotfett)に変化する。こ
れに対して中鎖のトリグリセリドはβ−酸化によ
つて非常に速く代謝されて、貯蔵脂肪として貯蔵
されないので本質的によりすみやかに体内でエネ
ルギーに変換される。 中鎖トリグリセリドのみを生体内に投与する場
合の欠点は相和性(Vertra¨glichkeit)の悪さで
あり、これは赤血球の溶血、麻酔作用、および遊
離脂肪酸とケトン体の増加においてあらわれる。
このような微候はMCTから脂肪酸が迅速に遊離
されることに起因すると考えられる。 しかしながら、ザイラー(Sailer)によつて
LCTとMTCを種々の混合割合で組合せた興味あ
る臨床試験がおこなわれ、良好な結果が得られ
た。 現在まで文献に記載されているすべてのMCT
含有エマルジヨンは乳化剤として大豆フオスフア
チドまたはゼラチンを含む。 これら脂肪エマルジヨンは一般に普通の臨床的
投与形態において非常に良好な相和性を示した
が、LCTのみを脂肪成分として含有する脂肪エ
マルジヨンに比べて、非常に投与量の高い実験動
物についての毒性試験においては明確な相違が明
らかになつた。このことは下記の記載から明らか
である。 6匹の雑種ラビツトごとに種々のエマルジヨン
を投与量6g脂肪/KgKG、注入速度30ml/h
で、5日間継続して投与した。
【表】
表−1から明らかなように、エマルジヨン間の
相和性に関しては、MCT含有注入液に不利な顕
著な相違がある。LCTのみを含む脂肪エマルジ
ヨンは死亡率をもたらさないが、LCTとMCTの
混合物を用いると死亡率は非常に高くなり、66.7
%まで上昇する。 この顕著な相違は、以下の表−2に示した急性
毒性試験によつてさらに証明される(表−2にお
いて、すべてのLD50−値の単位はml/Kg体重で
表わす)。
相和性に関しては、MCT含有注入液に不利な顕
著な相違がある。LCTのみを含む脂肪エマルジ
ヨンは死亡率をもたらさないが、LCTとMCTの
混合物を用いると死亡率は非常に高くなり、66.7
%まで上昇する。 この顕著な相違は、以下の表−2に示した急性
毒性試験によつてさらに証明される(表−2にお
いて、すべてのLD50−値の単位はml/Kg体重で
表わす)。
【表】
この場合も、LCTとMCT混合物についての
LD50−値はLCT単独の場合よりも非常に悪い。 驚くべきことに、LCT/MTC混合物を例えば
各々10重量%ずつにして卵フオスフアチドと組合
せると、ラビツトに数回投与した後並びにマウ
ス、ラツトおよびラビツトに1回投与した後の相
和性はかなり改良され、LCTのみを含有するエ
マルジヨンともはや差がないことが確認された。
本発明はこの知見に基づくものである。 即ち本発明は、1種またはそれ以上の長鎖脂肪
酸のトリグリセリド、1種またはそれ以上の中鎖
脂肪酸のトリグリセリド、1種またはそれ以上の
生理学的に許容される多価アルコール、および卵
フオスフアチド乳化剤を含有する等張性の非経口
投与用脂肪エマルジヨン組成物に関する。トリグ
リセリドの含有量は全組成物の約3〜約30重量
%、好ましくは約5〜約15重量%である。中鎖ト
リグリセリドに対する長鎖トリグリセリドのエマ
ルジヨン中の重量比は約4:1〜約1:4、好ま
しくは約2:1〜約1:2である。1種またはそ
れ以上の多価アルコール、例えばグリセリンは少
量使用する。卵フオスフアチドの含有量は全トリ
グリセリドの約5〜約15重量%、好ましくは約6
〜約12重量%である。 相和性および安定性に関し、このようなエマル
ジヨンは1種またはそれ以上の非毒性の生理学的
に許容される長鎖脂肪酸の塩、特にアルカリ金属
塩(アンモニウム塩を含む)、および/またはコ
レステロールまたは1種またはそれ以上の長鎖脂
肪酸のコレステロールエステルを含むのが好まし
い。これらの成分はエマルジヨン組成物の約5重
量%まで、好ましくは約0.005〜約0.1重量%まで
含んでいてもよい。長鎖脂肪酸のこのような塩類
およびエステル類はパルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リノール酸およびリノレン酸か
ら誘導してもよい。長鎖脂肪酸の塩を使用する場
合には、ナトリウム塩が好ましい。 動物実験においても臨床的な投与においても良
好な相和性が認められ、また生化学的および血液
学的パラメーター、例えばトリグリセリド、コレ
ステロール、ビリルビン、β−ヒドロキシ酪酸
塩、乳酸塩、アセト酢酸塩、および赤血球、白血
球、血小板、ヘモグロビン、ヘマトクリツト等の
わずかな変化は、MCT/LCTの卵フオスフアチ
ドの組合せによつてそれらの個々の欠点を伴うこ
となく個々のトリグリセリドのすべての利点を一
つにまとめることができることを示した。 以下の実施例によつて本発明を説明する。 実施例 1 同量の大豆油留分(Oleum Sojae fract.)と
中鎖トリグリセリド(Triglycerida
mediocatenalia)から成る混合物1Kgに精製し
た卵黄フオスフアチド120gを、高速撹拌器(例
えばultra−Turrax)を用いて撹拌しながら添加
した。混合物を75℃まで加温した。溶液または均
一な分散液になつた後で、グリセリン
(Glycerolum)250gおよび注射用水(Aqua ad
iniectabilia)4を撹拌下に加えて粗いエマル
ジヨンにした。次いで生成したエマルジヨンを高
圧ホモジエナイザーを用い400Kg/cm2の圧力下で
均一した。生成した微細なエマルジヨンを注射用
水を用いて容積10にし、適当な品質のガラス瓶
に詰めた後、既知の一般的な方法によつて加熱殺
菌した。無菌性で発熱性物質を含まないエマルジ
ヨンの微粒子は1μm以下であつた。 実施例 2 同量の大豆油留分と中鎖トリグリセリドから成
る混合物2Kgに精製した卵黄フオスフアチド120
gおよびステアリン酸ナトリウム5gを、高速撹
拌器(例えばultra−Turrax)を用いて撹拌しな
がら添加した。混合物を75℃まで加温した。溶液
または均一な分散液になつた後で、グリセリン
250gおよび注射用水4を撹拌下に加えて粗い
エマルジヨンにした。次いで生成したエマルジヨ
ンを高圧ホモジエナイザーを用い、400Kg/cm2の
圧力下に均一化した。生成した微細なエマルジヨ
ンを注射用水を用いて容積10にし、適当な品質
のガラス瓶に詰めた後、既知の一般的な方法によ
つて加熱殺菌した。無菌性で発熱性物質を含まな
いエマルジヨンの微粒子は1μm以下であつた。 実施例 3 中鎖トリグリセリド250gおよび大豆油留分750
gから成る混合物1Kgに卵黄フオスフアチド120
gとコレステリン4gを、高速撹拌器(例えば
ultra Turrax)を用いて撹拌しながら添加した。
混合物を75℃まで加温した。溶液または均一な分
散液になつた後で、グリセリン250gと注射用水
4を撹拌下に加えて粗いエマルジヨンにした。
次いで生成したエマルジヨンを高圧ホモジエナイ
ザーを用い、400Kg/cm2の圧力下に均一化した。
生成した微細なエマルジヨンを注射用水を用いて
容積10にし、適当な品質のガラス瓶に詰めた
後、既知の一般的な方法によつて加熱殺菌した。
無菌性で発熱性物質を含まないエマルジヨンの微
粒子は1μm以下であつた。 実施例 4 中鎖トリグリセリド250gおよび大豆油留分750
gから成る混合物1Kgに卵黄フオスフアチド120
g、パルミチン酸ナトリウム5gおよびコレステ
リン4gを、高速撹拌器(例えばultra Turrax)
を用いて撹拌しながら添加した。混合物を75℃ま
で加温した。溶液または均一な分散液になつた後
で、グリセリン250gと注射用水4を撹拌下に
加えて粗いエマルジヨンにした。次いで生成した
エマルジヨンを高圧ホモジエナイザーを用い、
400Kg/cm2の圧力下に均一化した。生成した微細
なエマルジヨンを注射用水を用いて容積10に
し、適当な品質のガラス瓶に詰めた後、既知の一
般的な方法によつて加熱殺菌した。無菌性で発熱
性物質を含まないエマルジヨンの微粒子は1μm以
下であつた。 実施例2の処方によつて調製したエマルジヨン
組成物の毒性を試験した。雑種ラビツト6匹に該
組成物を5回投与した。各投与レベルは脂肪含量
6g/体重1Kgとし、注入速度は30ml/hrとし
た。表−1の結果に比べ、死亡はみられなかつ
た。LD50試験をマウス、ラツトおよびラビツト
についておこなつた。結果はマウスに対しては
115±12.9ml/体重1Kg、ラツトに対しては104±
13.1ml/体重1Kg、ラビツトに対しては70±6.7
ml/体重1Kgであつた。これらのデータは表−2
の結果と対比すべきである。ここに記載した毒性
のデータは本発明によるエマルジヨンの予期せぬ
優秀性を証明する。 前記の内容は本発明の好ましい態様を示すもの
であり、本発明範囲内に含まれる組成物に用いて
もよい原料と調製法は多様に変化させることがで
きる。従つて、以上の記載は本発明を列証するも
のであつて、限定するものではない。
LD50−値はLCT単独の場合よりも非常に悪い。 驚くべきことに、LCT/MTC混合物を例えば
各々10重量%ずつにして卵フオスフアチドと組合
せると、ラビツトに数回投与した後並びにマウ
ス、ラツトおよびラビツトに1回投与した後の相
和性はかなり改良され、LCTのみを含有するエ
マルジヨンともはや差がないことが確認された。
本発明はこの知見に基づくものである。 即ち本発明は、1種またはそれ以上の長鎖脂肪
酸のトリグリセリド、1種またはそれ以上の中鎖
脂肪酸のトリグリセリド、1種またはそれ以上の
生理学的に許容される多価アルコール、および卵
フオスフアチド乳化剤を含有する等張性の非経口
投与用脂肪エマルジヨン組成物に関する。トリグ
リセリドの含有量は全組成物の約3〜約30重量
%、好ましくは約5〜約15重量%である。中鎖ト
リグリセリドに対する長鎖トリグリセリドのエマ
ルジヨン中の重量比は約4:1〜約1:4、好ま
しくは約2:1〜約1:2である。1種またはそ
れ以上の多価アルコール、例えばグリセリンは少
量使用する。卵フオスフアチドの含有量は全トリ
グリセリドの約5〜約15重量%、好ましくは約6
〜約12重量%である。 相和性および安定性に関し、このようなエマル
ジヨンは1種またはそれ以上の非毒性の生理学的
に許容される長鎖脂肪酸の塩、特にアルカリ金属
塩(アンモニウム塩を含む)、および/またはコ
レステロールまたは1種またはそれ以上の長鎖脂
肪酸のコレステロールエステルを含むのが好まし
い。これらの成分はエマルジヨン組成物の約5重
量%まで、好ましくは約0.005〜約0.1重量%まで
含んでいてもよい。長鎖脂肪酸のこのような塩類
およびエステル類はパルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リノール酸およびリノレン酸か
ら誘導してもよい。長鎖脂肪酸の塩を使用する場
合には、ナトリウム塩が好ましい。 動物実験においても臨床的な投与においても良
好な相和性が認められ、また生化学的および血液
学的パラメーター、例えばトリグリセリド、コレ
ステロール、ビリルビン、β−ヒドロキシ酪酸
塩、乳酸塩、アセト酢酸塩、および赤血球、白血
球、血小板、ヘモグロビン、ヘマトクリツト等の
わずかな変化は、MCT/LCTの卵フオスフアチ
ドの組合せによつてそれらの個々の欠点を伴うこ
となく個々のトリグリセリドのすべての利点を一
つにまとめることができることを示した。 以下の実施例によつて本発明を説明する。 実施例 1 同量の大豆油留分(Oleum Sojae fract.)と
中鎖トリグリセリド(Triglycerida
mediocatenalia)から成る混合物1Kgに精製し
た卵黄フオスフアチド120gを、高速撹拌器(例
えばultra−Turrax)を用いて撹拌しながら添加
した。混合物を75℃まで加温した。溶液または均
一な分散液になつた後で、グリセリン
(Glycerolum)250gおよび注射用水(Aqua ad
iniectabilia)4を撹拌下に加えて粗いエマル
ジヨンにした。次いで生成したエマルジヨンを高
圧ホモジエナイザーを用い400Kg/cm2の圧力下で
均一した。生成した微細なエマルジヨンを注射用
水を用いて容積10にし、適当な品質のガラス瓶
に詰めた後、既知の一般的な方法によつて加熱殺
菌した。無菌性で発熱性物質を含まないエマルジ
ヨンの微粒子は1μm以下であつた。 実施例 2 同量の大豆油留分と中鎖トリグリセリドから成
る混合物2Kgに精製した卵黄フオスフアチド120
gおよびステアリン酸ナトリウム5gを、高速撹
拌器(例えばultra−Turrax)を用いて撹拌しな
がら添加した。混合物を75℃まで加温した。溶液
または均一な分散液になつた後で、グリセリン
250gおよび注射用水4を撹拌下に加えて粗い
エマルジヨンにした。次いで生成したエマルジヨ
ンを高圧ホモジエナイザーを用い、400Kg/cm2の
圧力下に均一化した。生成した微細なエマルジヨ
ンを注射用水を用いて容積10にし、適当な品質
のガラス瓶に詰めた後、既知の一般的な方法によ
つて加熱殺菌した。無菌性で発熱性物質を含まな
いエマルジヨンの微粒子は1μm以下であつた。 実施例 3 中鎖トリグリセリド250gおよび大豆油留分750
gから成る混合物1Kgに卵黄フオスフアチド120
gとコレステリン4gを、高速撹拌器(例えば
ultra Turrax)を用いて撹拌しながら添加した。
混合物を75℃まで加温した。溶液または均一な分
散液になつた後で、グリセリン250gと注射用水
4を撹拌下に加えて粗いエマルジヨンにした。
次いで生成したエマルジヨンを高圧ホモジエナイ
ザーを用い、400Kg/cm2の圧力下に均一化した。
生成した微細なエマルジヨンを注射用水を用いて
容積10にし、適当な品質のガラス瓶に詰めた
後、既知の一般的な方法によつて加熱殺菌した。
無菌性で発熱性物質を含まないエマルジヨンの微
粒子は1μm以下であつた。 実施例 4 中鎖トリグリセリド250gおよび大豆油留分750
gから成る混合物1Kgに卵黄フオスフアチド120
g、パルミチン酸ナトリウム5gおよびコレステ
リン4gを、高速撹拌器(例えばultra Turrax)
を用いて撹拌しながら添加した。混合物を75℃ま
で加温した。溶液または均一な分散液になつた後
で、グリセリン250gと注射用水4を撹拌下に
加えて粗いエマルジヨンにした。次いで生成した
エマルジヨンを高圧ホモジエナイザーを用い、
400Kg/cm2の圧力下に均一化した。生成した微細
なエマルジヨンを注射用水を用いて容積10に
し、適当な品質のガラス瓶に詰めた後、既知の一
般的な方法によつて加熱殺菌した。無菌性で発熱
性物質を含まないエマルジヨンの微粒子は1μm以
下であつた。 実施例2の処方によつて調製したエマルジヨン
組成物の毒性を試験した。雑種ラビツト6匹に該
組成物を5回投与した。各投与レベルは脂肪含量
6g/体重1Kgとし、注入速度は30ml/hrとし
た。表−1の結果に比べ、死亡はみられなかつ
た。LD50試験をマウス、ラツトおよびラビツト
についておこなつた。結果はマウスに対しては
115±12.9ml/体重1Kg、ラツトに対しては104±
13.1ml/体重1Kg、ラビツトに対しては70±6.7
ml/体重1Kgであつた。これらのデータは表−2
の結果と対比すべきである。ここに記載した毒性
のデータは本発明によるエマルジヨンの予期せぬ
優秀性を証明する。 前記の内容は本発明の好ましい態様を示すもの
であり、本発明範囲内に含まれる組成物に用いて
もよい原料と調製法は多様に変化させることがで
きる。従つて、以上の記載は本発明を列証するも
のであつて、限定するものではない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1種またはそれ以上の長鎖脂肪酸のトリグリ
セリド、1種またはそれ以上の中鎖脂肪酸のトリ
グリセリド、少なくとも1種の生理学的に許容さ
れる多価アルコール、および卵フオスフアチド乳
化剤を含有し、該グリセリド含量が組成物の約3
〜約30重量%で、該中鎖グリセリドに対する該長
鎖グリセリドの重量比が約4:1〜約1:4であ
る等張性の非経口投与用脂肪エマルジヨン組成
物。 2 トリグリセリド含量が約5〜15重量%である
第1項記載のエマルジヨン組成物。 3 卵フオスフアチド乳化剤含量がトリグリセリ
ドの約5〜約15重量%である第1項記載のエマル
ジヨン組成物。 4 非毒性の生理学的に許容される長鎖脂肪酸の
アルカリ金属塩を組成物の約0.005〜約0.1重量%
の割合でさらに含有する第1項記載のエマルジヨ
ン組成物。 5 コレステロールまたは非毒性の生理学的に許
容される長鎖脂肪酸のコレステロールエステルを
組成物の約0.005〜約0.1重量%の割合でさらに含
有する第1項記載のエマルジヨン組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE31314600 | 1981-08-08 | ||
| DE19813131460 DE3131460A1 (de) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | Fettemsulsion fuer parenterale ernaehrung |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5841825A JPS5841825A (ja) | 1983-03-11 |
| JPH0465048B2 true JPH0465048B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=6138910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57139108A Granted JPS5841825A (ja) | 1981-08-08 | 1982-08-09 | 非経口投与用脂肪エマルジヨン |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0071995B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5841825A (ja) |
| AT (1) | ATE17316T1 (ja) |
| AU (1) | AU553507B2 (ja) |
| DE (2) | DE3131460A1 (ja) |
| FI (1) | FI822733A7 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59172416A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-29 | Terumo Corp | 脂肪輸液 |
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