JPH046540B2 - - Google Patents
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- JPH046540B2 JPH046540B2 JP1071697A JP7169789A JPH046540B2 JP H046540 B2 JPH046540 B2 JP H046540B2 JP 1071697 A JP1071697 A JP 1071697A JP 7169789 A JP7169789 A JP 7169789A JP H046540 B2 JPH046540 B2 JP H046540B2
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- JP
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- film
- polypyrrole
- orientation
- oriented
- electrical conductivity
- Prior art date
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は配向したポリピロールフイルムに関す
る。有機高分子化合物は一般に絶縁物として分類
されるものであるが、ある種の化合物を添加する
ことによつて半導体或いは導電体となることが明
らかになつた。そしてこれらの高分子は添加剤の
選択により、p型あるいはn型の半導体として各
種の半導体と組合せて電子材料、電池等に応用が
できることが明らかになつた。これらの高分子と
してポリアセチレン、ポリピロール、ポリ−p−
フエニレンを挙げることができる。しかしなが
ら、これら導電性高分子は不溶、不融で希望する
形態での製品を得ることは難しく応用面での障害
となつている。上記高分子の中でもポリピロール
は高い導電性と空気中での安定性のため注目に値
する導電性高分子である。この高い導電性を示す
ポリピロールは白金あるいは金を陽極とする電解
酸化方法(A.F.Diaz and K.K.Kanazawa、J.C.
S.Chem.Comm.、1979、.635)により陽極面に
不溶、不融のポリマーフイルムを析出させること
によつて得られることが知られている。
る。有機高分子化合物は一般に絶縁物として分類
されるものであるが、ある種の化合物を添加する
ことによつて半導体或いは導電体となることが明
らかになつた。そしてこれらの高分子は添加剤の
選択により、p型あるいはn型の半導体として各
種の半導体と組合せて電子材料、電池等に応用が
できることが明らかになつた。これらの高分子と
してポリアセチレン、ポリピロール、ポリ−p−
フエニレンを挙げることができる。しかしなが
ら、これら導電性高分子は不溶、不融で希望する
形態での製品を得ることは難しく応用面での障害
となつている。上記高分子の中でもポリピロール
は高い導電性と空気中での安定性のため注目に値
する導電性高分子である。この高い導電性を示す
ポリピロールは白金あるいは金を陽極とする電解
酸化方法(A.F.Diaz and K.K.Kanazawa、J.C.
S.Chem.Comm.、1979、.635)により陽極面に
不溶、不融のポリマーフイルムを析出させること
によつて得られることが知られている。
本発明の高められた電導性を有する配向したポ
リピロールフイルムは下記あるいは他の方法で得
られるポリピロールフイルムを不活性ガス中で少
なくとも一方向に延伸または圧延することにより
得られる。
リピロールフイルムは下記あるいは他の方法で得
られるポリピロールフイルムを不活性ガス中で少
なくとも一方向に延伸または圧延することにより
得られる。
すなわち、本発明は無配向または低配向のポリ
ピロールフイルムを活性ガス中で少なくとも一方
向に延伸または圧延することを特徴とする高めら
れた電導性を有する配向したポリピロールフイル
ムの製造方法である。
ピロールフイルムを活性ガス中で少なくとも一方
向に延伸または圧延することを特徴とする高めら
れた電導性を有する配向したポリピロールフイル
ムの製造方法である。
本発明において原素材となるポリピロールとは
ピロール及びその誘導体、特にN−アルキル誘電
体から得られるポリマー及びコポリマーである
が、好ましくはピロールを主とするホモポリマー
である。その合成法としては種々の方法がある
が、例えばピロール及び/またはその誘電体を電
解質、溶媒および所望により少量の水からなる電
解液中で作用電極(以下WEと称す)に白金ある
いは従来公知の汎用材料を用い、特定の条件下反
応させて得られるものである。
ピロール及びその誘導体、特にN−アルキル誘電
体から得られるポリマー及びコポリマーである
が、好ましくはピロールを主とするホモポリマー
である。その合成法としては種々の方法がある
が、例えばピロール及び/またはその誘電体を電
解質、溶媒および所望により少量の水からなる電
解液中で作用電極(以下WEと称す)に白金ある
いは従来公知の汎用材料を用い、特定の条件下反
応させて得られるものである。
本発明に使用されるピロール及びその誘導体
は、純度の高いものが好ましく、使用前蒸留精製
して用いるのが望ましい。ピロールの誘導体とし
ては、C1〜5のN−アルキル誘導体、N−フエニル
誘導体、ピロール環β位のC1〜5のアルキル置換
体、アルコキシ置換体、フエニル置換体の置換体
等が示される。これらピロール誘導体からポリマ
ーとするときも上記の同様の方法が採用される。
は、純度の高いものが好ましく、使用前蒸留精製
して用いるのが望ましい。ピロールの誘導体とし
ては、C1〜5のN−アルキル誘導体、N−フエニル
誘導体、ピロール環β位のC1〜5のアルキル置換
体、アルコキシ置換体、フエニル置換体の置換体
等が示される。これらピロール誘導体からポリマ
ーとするときも上記の同様の方法が採用される。
前記反応に用いられる電解質は、電解酸化反応
を進行させ、陽極面に均質なポリピロールを析出
させた場合にポリピロールが高い電導度を示すよ
うなものが好ましい。
を進行させ、陽極面に均質なポリピロールを析出
させた場合にポリピロールが高い電導度を示すよ
うなものが好ましい。
これら電解質の必要量は溶液として電解質が溶
解していること、反応の進行に必要な電流が得ら
れることが必要で、最少量はピロールに対して
0.1モル当量以上、好ましくは0.3モル当量以上で
あり、最大量は電解溶液として電解質が飽和の状
態量である。通常使用させる電解溶液中の電解質
濃度は溶媒、電解質の種類および水の使用量によ
り変化するものであるが、通常0.001M(モル/
)から2Mであり、好ましくは0.05Mから0.5M
である。このような電解質として各種陰イオンの
四級アンモニウム塩及びアルカリ金属塩が挙げら
れる。例えば、臭化テトラエチルアンモニウム、
ヨウ化テトラエチルアンモニウム、過塩素酸テト
ラエチルアンモニウム、テトラルオロホウ酸テト
ラエチルアンモニウム、p−トルエンスルホン酸
テトラエチルアンモニウム、臭化テトラn−ブチ
ルアンモニウム、ヨウ化テトラn−ブチルアンモ
ニウム、過塩素酸n−ブチルアンモニウム、テト
ラフルオロホウ酸テトラn−ブチルアンモニウ
ム、p−トルエンスルホン酸テトラn−ブチルア
ンモニウム、硫酸水素テトラn−ブチルアンモニ
ウム、過塩素酸リチウム、硝酸リチウム、テトラ
フルオロホウ酸リチウム、過塩素酸リチウム等が
ある。
解していること、反応の進行に必要な電流が得ら
れることが必要で、最少量はピロールに対して
0.1モル当量以上、好ましくは0.3モル当量以上で
あり、最大量は電解溶液として電解質が飽和の状
態量である。通常使用させる電解溶液中の電解質
濃度は溶媒、電解質の種類および水の使用量によ
り変化するものであるが、通常0.001M(モル/
)から2Mであり、好ましくは0.05Mから0.5M
である。このような電解質として各種陰イオンの
四級アンモニウム塩及びアルカリ金属塩が挙げら
れる。例えば、臭化テトラエチルアンモニウム、
ヨウ化テトラエチルアンモニウム、過塩素酸テト
ラエチルアンモニウム、テトラルオロホウ酸テト
ラエチルアンモニウム、p−トルエンスルホン酸
テトラエチルアンモニウム、臭化テトラn−ブチ
ルアンモニウム、ヨウ化テトラn−ブチルアンモ
ニウム、過塩素酸n−ブチルアンモニウム、テト
ラフルオロホウ酸テトラn−ブチルアンモニウ
ム、p−トルエンスルホン酸テトラn−ブチルア
ンモニウム、硫酸水素テトラn−ブチルアンモニ
ウム、過塩素酸リチウム、硝酸リチウム、テトラ
フルオロホウ酸リチウム、過塩素酸リチウム等が
ある。
これら電解質の乖離された陰イオンの一部はポ
リピロールの添加物としてポリピロール内に存在
し、該ポリピロールフイルムを形成する。
リピロールの添加物としてポリピロール内に存在
し、該ポリピロールフイルムを形成する。
反応に用いられる溶媒としては、ピロール系化
合物の重合に必要な電圧下において安定であり、
電解質及び水の溶解度が大きいことが必要であ
る。このような溶媒の例としてアセトニトリル、
ベンゾニトリル、テトラヒドロフラン、ニトロベ
ンゼン、炭酸プロピレン、ヘキサメチルホスホル
アミド等が挙げられるが、これらに限定されず、
前記の条件を満たせば、一般に電解反応において
公知のものが用いられる。
合物の重合に必要な電圧下において安定であり、
電解質及び水の溶解度が大きいことが必要であ
る。このような溶媒の例としてアセトニトリル、
ベンゾニトリル、テトラヒドロフラン、ニトロベ
ンゼン、炭酸プロピレン、ヘキサメチルホスホル
アミド等が挙げられるが、これらに限定されず、
前記の条件を満たせば、一般に電解反応において
公知のものが用いられる。
所望により使用される水の役割は電解質の効果
を挙げ、ポリピロールの析出する形態を良好にす
るものである。この使用量は使用する電解質の種
類により異なり、電解質溶液中での水の濃度は
0.1Mから5M、好ましくは0.3Mから3Mである。
を挙げ、ポリピロールの析出する形態を良好にす
るものである。この使用量は使用する電解質の種
類により異なり、電解質溶液中での水の濃度は
0.1Mから5M、好ましくは0.3Mから3Mである。
反応に用いられる陰極材料は該電極反応におい
て欠損、変質の伴わないものであれば汎用のもの
で良く、特に限定されるものではないが、白金、
金、銅、ニツケル等の金属の他にSnO2やIn2O3ま
たはこれらに類した導電性材料や炭素電極等が用
いられる。また、陰極の電極面積は陽極のそれよ
りも大きい方が一般的に生成するポリピロールの
析出の状態が良好である。陰極の陽極表面積に対
する比率は1.1倍以上が用いられるが、好ましく
は1.5倍以上、更に好ましくは2倍以上、特に好
ましくは3倍以上である。
て欠損、変質の伴わないものであれば汎用のもの
で良く、特に限定されるものではないが、白金、
金、銅、ニツケル等の金属の他にSnO2やIn2O3ま
たはこれらに類した導電性材料や炭素電極等が用
いられる。また、陰極の電極面積は陽極のそれよ
りも大きい方が一般的に生成するポリピロールの
析出の状態が良好である。陰極の陽極表面積に対
する比率は1.1倍以上が用いられるが、好ましく
は1.5倍以上、更に好ましくは2倍以上、特に好
ましくは3倍以上である。
電解電圧および電解電流は反応条件により定か
でないが、一般に電解電圧は1.0ボルト以上が、
好ましくは1.5ボルト以上、特に好ましくは2ボ
ルト以上で、電解反応溶媒の安定性から3.0ボル
ト以下が望ましい。電解電流は陽極での電流密度
として0.01mA/cm2〜5mA/cm2、好ましくは
0.1mA/cm2〜3mA/cm2、特に好ましくは0.5m
A/cm2〜1mA/cm2である。
でないが、一般に電解電圧は1.0ボルト以上が、
好ましくは1.5ボルト以上、特に好ましくは2ボ
ルト以上で、電解反応溶媒の安定性から3.0ボル
ト以下が望ましい。電解電流は陽極での電流密度
として0.01mA/cm2〜5mA/cm2、好ましくは
0.1mA/cm2〜3mA/cm2、特に好ましくは0.5m
A/cm2〜1mA/cm2である。
本発明に使用するポリピロールフイルムはまた
次ぎに示す方法[K.K.Kanazawa等、J.P.S.
Poly.Lett.Ed、(1982)187]で得られる。即ち、
ピロール2mlおよびエタノール10mlの溶液をペト
リ皿の1.9N−硫酸中に撹拌下に注いだ後15時間
放置することにより表面にポリピロールをフイル
ムとして生成せしめる。このポリピロールはドー
バントとして硫酸イオンを含有する。
次ぎに示す方法[K.K.Kanazawa等、J.P.S.
Poly.Lett.Ed、(1982)187]で得られる。即ち、
ピロール2mlおよびエタノール10mlの溶液をペト
リ皿の1.9N−硫酸中に撹拌下に注いだ後15時間
放置することにより表面にポリピロールをフイル
ムとして生成せしめる。このポリピロールはドー
バントとして硫酸イオンを含有する。
前記のようにして得られたポリピロールフイル
ムは、X線的に無配向であり、本発明の配向した
ポリピロールフイルムはこれを少なくとも一方向
に延伸または圧延することによつて高い伝導度を
示す配向したポリピロールフイルムを得ることが
できる。
ムは、X線的に無配向であり、本発明の配向した
ポリピロールフイルムはこれを少なくとも一方向
に延伸または圧延することによつて高い伝導度を
示す配向したポリピロールフイルムを得ることが
できる。
延伸方法の一例はフイルムの両端を把持して緊
張させながら引き伸ばすことでなされる。
張させながら引き伸ばすことでなされる。
延伸の速度は0.01%/分〜200%/分、好まし
くは0.1%/分〜100%/分、特に好ましくは0.5
%/分〜20%分であり、延伸の雰囲気及び温度は
空気中、好ましくは窒素ガス中等の不活性ガス
中、0℃〜300℃、好ましくは10℃〜200℃の間、
特に好ましくは20℃〜100℃の間で行なわれる。
くは0.1%/分〜100%/分、特に好ましくは0.5
%/分〜20%分であり、延伸の雰囲気及び温度は
空気中、好ましくは窒素ガス中等の不活性ガス
中、0℃〜300℃、好ましくは10℃〜200℃の間、
特に好ましくは20℃〜100℃の間で行なわれる。
延伸倍率は5%以上、好ましくは10%以上、特
に好ましくは20%以上であり、最大延伸倍率の95
%以下、好ましくは90%以下である。所定の延伸
が成されたポリピロールフイルムはそのまま把持
を除いてもよいが、一般には熱固定するのが好ま
しい。熱固定温度はその目的によつて異なるが、
通常は延伸温度以上600℃以下の温度でなされる。
に好ましくは20%以上であり、最大延伸倍率の95
%以下、好ましくは90%以下である。所定の延伸
が成されたポリピロールフイルムはそのまま把持
を除いてもよいが、一般には熱固定するのが好ま
しい。熱固定温度はその目的によつて異なるが、
通常は延伸温度以上600℃以下の温度でなされる。
延伸の方法の他の例は回転するローラー間で加
圧下に行なうこともできる。
圧下に行なうこともできる。
この場合のローラー周速度は0.1mm/分〜1000
mm/分、好ましくは0.5mm/分〜100mm/分、特に
好ましくは1mm/分〜10mm/分であり、温度、雰
囲気等は前記条件と同じである。
mm/分、好ましくは0.5mm/分〜100mm/分、特に
好ましくは1mm/分〜10mm/分であり、温度、雰
囲気等は前記条件と同じである。
ローラー間の圧力は10Kg/cm〜1000Kg/cm、好
ましくは50Kg/cm〜500Kg/cmである。
ましくは50Kg/cm〜500Kg/cmである。
延伸方法の他の例は平板な面の間で加圧下に行
なうことである。
なうことである。
この場合の印加圧は10Kg/cm2〜1000Kg/cm2、
好ましくは50Kg/cm2〜500Kg/cm2である。
好ましくは50Kg/cm2〜500Kg/cm2である。
上記のようにして得られた得られる配向したポ
リピロールフイルムはX線的に回折図形に配向ピ
ークが表れ、配向方向の電気伝導度も無配向また
は低配向のものより向上する。
リピロールフイルムはX線的に回折図形に配向ピ
ークが表れ、配向方向の電気伝導度も無配向また
は低配向のものより向上する。
ピロールのホモポリマーの場合を例にして示す
と、X線的に無配向であり、電気伝導度が1〜
100S/cmであつたフイルムが、延伸により延伸
方向に直行する方向(赤道方向)に少くとも2θで
0.38〜0.48に、配向度が40%以上、好ましくは50
%以上の配向回折ピークを有するフイルムとな
り、その電気電導度も100S/cm以上の性能を示
すようになる。
と、X線的に無配向であり、電気伝導度が1〜
100S/cmであつたフイルムが、延伸により延伸
方向に直行する方向(赤道方向)に少くとも2θで
0.38〜0.48に、配向度が40%以上、好ましくは50
%以上の配向回折ピークを有するフイルムとな
り、その電気電導度も100S/cm以上の性能を示
すようになる。
ここに向配度は、配向ピークの2θに沿つた強度
分布の半価幅をH°として、次式に従つて求めた
ものである。
分布の半価幅をH°として、次式に従つて求めた
ものである。
f(配向度)=180−H°/180×100(%)]
すなわち、配向したフイルムは配向前の電気伝
導度の1.1倍以上、好ましくは1.5倍以上の電気伝
導度を有するフイルムとなる。
導度の1.1倍以上、好ましくは1.5倍以上の電気伝
導度を有するフイルムとなる。
以下、実施例で本発明を具体的に示す。
例中の電気伝導度は四端子法により、ヒユーレ
ツトパツカード社製デジタルボルトメーター
3456Aを用いて測定した電圧から算出した。
ツトパツカード社製デジタルボルトメーター
3456Aを用いて測定した電圧から算出した。
例中、X線による測定は理学電機製X線回折装
置(No.4053A 3)で線源としてCu−Kα線を用
い、厚み約500μmとした試料の透過X線を常法
にしたがつてシンチレーシヨンカウンターで計測
して行なつた。
置(No.4053A 3)で線源としてCu−Kα線を用
い、厚み約500μmとした試料の透過X線を常法
にしたがつてシンチレーシヨンカウンターで計測
して行なつた。
実施例 1
2個の電極挿入口、窒素ガス導入管および排気
口を備えたセパラブルフラスコの300mlのガラス
製電解槽に、陽極として長さ5cm、巾4cmの白金
板、対極として巾5cm、長さ40cmの銅箔を設置し
た。、次いでピロール0.06モル/および過塩素
酸テトラエチルアンモニウム0.1モル/を含有
するプロピレンカーボネート液200mlと水2mlと
を電解槽に入れた。窒素を溶液中に気泡状で導入
しながら、40mA(電流密度1mA/cm2)で3時
間反応させた。反応終了後に陽極を取出し、プロ
ピレンカーボネート次いでアセトンで洗浄し、白
金板より黒色のポリピロールフイルムを剥離し
た。
口を備えたセパラブルフラスコの300mlのガラス
製電解槽に、陽極として長さ5cm、巾4cmの白金
板、対極として巾5cm、長さ40cmの銅箔を設置し
た。、次いでピロール0.06モル/および過塩素
酸テトラエチルアンモニウム0.1モル/を含有
するプロピレンカーボネート液200mlと水2mlと
を電解槽に入れた。窒素を溶液中に気泡状で導入
しながら、40mA(電流密度1mA/cm2)で3時
間反応させた。反応終了後に陽極を取出し、プロ
ピレンカーボネート次いでアセトンで洗浄し、白
金板より黒色のポリピロールフイルムを剥離し
た。
このフイルムは厚さ35μで、その電気伝導度は
85.6S/cmであつた。
85.6S/cmであつた。
このフイルムを巾5mmの短冊にスリツトし、チ
ヤツク間距離20mmで把持し、100%/分で30%延
伸し、150℃で5分間熱固定した。得られたフイ
ルム電気伝導度は154.9S/cmであり、そのX線写
真(透過視察方向)には延伸方向と直行する方向
(赤道方向)で2θ=0.40〜0.48に配向パターンが
見られ、2θ=0.4475での配向度は58.8%であつ
た。写真は理学電機株式会社製強力X線回折装置
D3Fを用い、フイリツプス社製Cu管球によつて
カメラ距離5cmで撮影した。
ヤツク間距離20mmで把持し、100%/分で30%延
伸し、150℃で5分間熱固定した。得られたフイ
ルム電気伝導度は154.9S/cmであり、そのX線写
真(透過視察方向)には延伸方向と直行する方向
(赤道方向)で2θ=0.40〜0.48に配向パターンが
見られ、2θ=0.4475での配向度は58.8%であつ
た。写真は理学電機株式会社製強力X線回折装置
D3Fを用い、フイリツプス社製Cu管球によつて
カメラ距離5cmで撮影した。
実施例 2
実施例1と同じ組成で電流密度を0.35mA/cm
2にして3時間反応させたところ、厚さ約12μのフ
イルムを得た。その伝導度は146.3S/cmであつ
た。このフイルムを5mmの短冊にスリツトし、チ
ヤツク間距離20mmで把持し、2%/分で30%延伸
し、150℃で5分間熱固定した後、電気伝導度を
測定したところ271.0S/cmであつた。2θ=0.4475
での配向度は59.3%であつた。
2にして3時間反応させたところ、厚さ約12μのフ
イルムを得た。その伝導度は146.3S/cmであつ
た。このフイルムを5mmの短冊にスリツトし、チ
ヤツク間距離20mmで把持し、2%/分で30%延伸
し、150℃で5分間熱固定した後、電気伝導度を
測定したところ271.0S/cmであつた。2θ=0.4475
での配向度は59.3%であつた。
実施例 3
電解質をp−トルエンスルホン酸テトラエチル
アンモニウム塩、溶媒をアセトニトリルとして、
実施例1と同様に反応させ、電気伝導度60.7S/
cmのポリピロールフイルムを得た。これを50%/
分の速度で50%延伸し、150℃で5分間熱固定し
たところ、フイルムの電気伝導度は113.8S/cmと
なつた。このフイルムのX線回折写真では延伸方
向と直行する方向で2θ=0.42〜0.48の位置に配向
回折パターンが見られた。そして、2θ=0.4475で
の配向度は57.5%であつた。
アンモニウム塩、溶媒をアセトニトリルとして、
実施例1と同様に反応させ、電気伝導度60.7S/
cmのポリピロールフイルムを得た。これを50%/
分の速度で50%延伸し、150℃で5分間熱固定し
たところ、フイルムの電気伝導度は113.8S/cmと
なつた。このフイルムのX線回折写真では延伸方
向と直行する方向で2θ=0.42〜0.48の位置に配向
回折パターンが見られた。そして、2θ=0.4475で
の配向度は57.5%であつた。
実施例 4
ピロールを1−メチルピロールにし、実施例1
と同様にして得たフイルムの電気伝導度は1.3×
103S/cmであつた。これを0.5%/分の速度で30
%延伸したところ、電気伝導度5.1×10-3S/cmと
なつた。
と同様にして得たフイルムの電気伝導度は1.3×
103S/cmであつた。これを0.5%/分の速度で30
%延伸したところ、電気伝導度5.1×10-3S/cmと
なつた。
2θ=0.4475での配向度は43.2%であつた。
実施例 5
実施例1で用いたフイルムを直径20cmのテフロ
ンで表面加工した2本のロールで100℃で線圧400
Kg/cmで圧延した。
ンで表面加工した2本のロールで100℃で線圧400
Kg/cmで圧延した。
得られたフイルムの電気伝導度は129.3S/cmで
あつた。
あつた。
2θ=0.4475での配向度は48.17であつた。
実施例 6
実施例1で得た厚さ35μm、電気伝導度85.6S/
cmのフイルムを用い、15%延伸を行なつた。得ら
れたフイルムの電気伝導度は97.6S/cmで、その
配向度は41.8%であつた。
cmのフイルムを用い、15%延伸を行なつた。得ら
れたフイルムの電気伝導度は97.6S/cmで、その
配向度は41.8%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無配向または低配向のポリピロールフイルム
を不活性ガス中で少なくとも一方的に延伸または
圧延し、配向度fを40%以上とすることを特徴と
する高められた電導性を有する配向したポリピロ
ールフイルムの製造方法。 [ここで、配向度fは、該フイルムのX線回折写
真の赤道方向における2θが0.38〜0.48の範囲の配
向ピークにおいて、2θに沿つた強度分布の半価幅
をH°として、次式に従つて求めたものである。 f(配向度)=180−H°/180×100(%)]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7169789A JPH01280528A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 高められた電導性を有する配向したポリピロールフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7169789A JPH01280528A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 高められた電導性を有する配向したポリピロールフイルムの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14399382A Division JPS59140027A (ja) | 1982-08-21 | 1982-08-21 | 配向したポリピロ−ルフイルムおよびその製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41528890A Division JPH03277527A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 高められた電導性を有する配向したポリピロールフィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01280528A JPH01280528A (ja) | 1989-11-10 |
| JPH046540B2 true JPH046540B2 (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=13467995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7169789A Granted JPH01280528A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 高められた電導性を有する配向したポリピロールフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01280528A (ja) |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7169789A patent/JPH01280528A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| POLY LETT ED=1982 * |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01280528A (ja) | 1989-11-10 |
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