JPH0465599A - アルミニウム蒸着紙 - Google Patents

アルミニウム蒸着紙

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JPH0465599A
JPH0465599A JP17311090A JP17311090A JPH0465599A JP H0465599 A JPH0465599 A JP H0465599A JP 17311090 A JP17311090 A JP 17311090A JP 17311090 A JP17311090 A JP 17311090A JP H0465599 A JPH0465599 A JP H0465599A
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智文 時吉
Ryuzo Hayashi
隆造 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ビール瓶や包装用紙(煙草用)等に用いられ
るアルミニウム蒸着紙に関し、特に、巻き取り状態で保
管されたアルミニウム蒸着紙の蒸着層に合成樹脂のオー
バーコートを施す際に、合成樹脂と蒸着層が良好な接着
性を発揮するように改善したアルミニウム蒸着紙に関す
るものである。
「従来の技術」 アルミニウム蒸着紙は、酒、ビール、清涼飲料水等のレ
ーベル用紙、包装用紙、菓子類の包装用紙等に広く用い
られている。このような用途に使用されているアルミニ
ウム蒸着紙の製造方法には直接法と転写法の2種類があ
る。直接法は、原紙或いは原紙上に水性塗被組成物を塗
被した基紙(以下、これらを単に“基紙”と称す)の上
に樹脂をアンダーコーティングし、その上に蒸着する方
法である。一方、転写法は、プラスチックフィルムに剥
離層を形成し、この上にアルミニウムを蒸着し、次に接
着剤を介して基紙と貼合わせ、蒸着層を基紙に転写する
方法である。
そして、直接法や転写法(剥離層が保護層を兼ねている
場合は除く)で得られたアルミニウム層の表面は、とも
に蒸着面の保護のために樹脂コーティングを施すのが一
般的である。本来、蒸着直後のアルミニウム層の表面は
、化学的に活性で樹脂コーティング処理に対して良好な
接着性を有している。しかし、直接法及び転写法のいず
れの場合にも、蒸着紙は樹脂コーティングを施される前
に一旦巻取り状態で保管され、このような場合には、時
間の経過と共にアルミニウム蒸着層表面が良好な接着性
を示さなくなってしまう。この現象は、アルミニウム層
表面が蒸着紙裏面、即ち基紙裏面と対面接触する事によ
り、蒸着紙裏面から汚染物質がアルミニウム層表面に転
移して表面を汚染するためであると考えられている。そ
こで、蒸着紙裏面にPVA樹脂を塗工しバリヤー層を設
は汚染物質の転移を防ぐ方法(特開昭56−14019
7)、特定のサイズ剤を含有する原紙を用いることでア
ルミニウム層表面の汚染を減少させる処理(特開昭6l
−124693)等が提案されている。しかしながら、
これらの方法では、活性なアルミニウム蒸着層表面への
汚染物質の転移を充分に防止できず、オーバーコーテイ
ング樹脂の接着性が大幅に改善されたアルミニウム蒸着
紙が強く要望されている。
「発明が解決しようとしている課題j 本発明は、巻取り状態或は積み重ねた状態で保管された
アルミニウム蒸着紙の表面に、合成樹脂コーティングを
施す際に発生する合成樹脂に対する接着性の低下が大幅
に改善されたアルミニウム蒸着紙を提供するものである
「課題を解決するための手段」 本発明は、基紙上にアルミニウム蒸着層を設けてなるア
ルミニウム蒸着紙において、下記の方法により測定され
たアルミニウム蒸着層の表面の自然分極電位値が、0〜
−1100mV (vs、カロメル電極)の範囲となる
ように裏面を処理した基紙を用いることを特徴とするア
ルミニウム蒸着紙である。
「自然分極電位値の測定法」 基紙に設ける時と同し条件でポリエステルフィルム上に
形成したアルミニウム蒸着層の表面と、裏面処理された
基@裏面とを対向して重ね合わせ、50℃の雰囲気中、
50 g/cm”の加圧下で3時間放置した後、電解質
溶液として液温30℃の0.1M−リン酸緩衝液(pH
7,0)を用い、作用電極にアルミニウム蒸着層、標準
電極にカロメル電極、対極に白金電極を用いて電位を測
定し、測定開始後60秒後の値。
「作用」 直接法あるいは転写法において、基紙上にアルミニウム
蒸着層を設けた後、巻取りの状態或は積み重ねた状態で
長時間放置されたアルミニウム蒸着層の表面は、オーバ
ーコーテイング樹脂との接着性が著しく低下する現象が
みられる事は、既に述べた。しかし、ポリエステルフィ
ルム等にアルミニウムを蒸着した場合には、巻取りの状
態で長時間放置しても上述のような接着性の著しい低下
はみられない。
このような現象から本発明者等は、巻取りあるいは積み
重ねた状態で保管されたアルミニウム蒸着層表面と基紙
の裏面が加圧状態で対面接触されていることに着目し、
ポリエステルフィルムにアルミニウムを蒸着(蒸着の条
件は対象とする基紙に蒸着する場合と同様で、以下フィ
ルムに蒸着層を設けるときは同様とする。)して、蒸着
後の表面に対しくイ)何も接触させない状態、(ロ)原
紙、及び(ハ)ポリエステルフィルムを接触させて50
℃の雰囲気中で、50g/Cl1lzノ圧力を3時間加
えた後のアルミニウム層表面のオーバーコーテイング樹
脂に対する接着性について評価した結果、(イ)何も接
触させない状態及び()\)ポリエステルフィルムを接
触させた状態に比べ、(ロ)原紙を接触させた場合には
著しい接着性の低下がみられた。その結果、この方法を
採用すれば、巻取り状態で放置されたアルミニウム蒸着
面のオーバーコーテイング樹脂との接着性を評価できる
ことが判った。
そこで、これらの知見から本発明者らは、種々の基紙及
びアルミニウム蒸着層の表面特性について鋭意研究検討
を重ねた結果、基紙と接触するアルミニウム蒸着層の自
然分極電位値の変化が巻取り状態で生じる樹脂接着性の
低下に大いに関係があることを見いだした。即ち、特定
の条件下でアルミニウム蒸着層と基紙裏面を圧接した後
に測定した蒸着層表面の自然分極電位値が、0〜−11
00請V (vs、カロメル電極)の範囲となるように
裏面を処理した基紙を用いることで、オーバーコーテイ
ング樹脂との接着性の低下を大幅に改善し得ることを見
い出し、本発明を完成したものである。
自然分極電位値は、各種金属によって異なる固有値であ
り、金属の表面の酸化や腐食による変質、或はガスやオ
イルなどの付着による表面状態の変化を反映する。よっ
て種々の処理を施した基紙裏面と接触したアルミニウム
蒸着層表面の自然分極電位値を、蒸着直後の活性なアル
ミニウム蒸着層表面の自然分極電位値に対して評価する
と、その表面状態の変化を知ることが出来る。従って、
アルミニウム蒸着層表面と接触する基紙裏面を適切に処
理することで、アルミニウム蒸着層表面とオーバーコー
テイング樹脂層との接着性を改良することができる。
なお、特定の裏面処理を施すことで、このような優れた
効果が得られる理由としては、裏面処理がアルミニウム
蒸着層表面への汚染物質を排除するか、或は処理液中に
含まれる物質がアルミニウム蒸着層表面に付着し、基紙
からの汚染物質の付着を妨げているためであろうと考え
られる。
因みに、自然分極電位値が0〜−1100請V(vs、
カロメル電極)の範囲に入らないような処理を施した場
合には、アルミニウム蒸着層の汚染が激しく、結果とし
てオーバーコーテイング樹脂の接着性を改善できない。
自然分極電位値の測定条件は、電解質溶液として液温を
30℃に保った0、1M−リン酸緩衝液(p H7,0
)を用い、作用電極に評価用のアルミニウム蒸着層(ポ
リエステルフィルムに蒸着したもの)、標準電極にカロ
メル電極、対極に白金電極を用いた。なお、電圧が安定
するまでに要する時間を考慮して、測定開始後60秒後
の値を自然分極電位値とした。
本発明においては、重ね合わせ後のアルミニウム蒸着層
表面の自然分極電位値が0〜−−1100請V (vs
、カロメル電極)の範囲、好ましくは、800〜−11
00請Vとなるように裏面を処理することが重要である
。従って、基紙裏面の処理方法については自然分極電位
値が、前述の条件を満たす処理であれば特に限定される
ものではなく、例えば、カセイソーダ、炭酸ソーダ、重
炭酸ソーダやポリアクリル酸ソーダ等のアルカリ性材料
がより好ましく使用され、これらの中から少なくとも1
種類以上を用いて1〜10重量%程度の濃度の水溶液と
し、裏面に3〜20g/m”塗被すればよい。また、必
要に応じて少量の無機顔料や有機顔料を、処理液中に添
加することも可能である。なお、本発明においては、基
紙の裏面側のみを処理すれば目的は達成されるが、基紙
の表面側(即ち、蒸着層を設ける側の面)にも同様の処
理を施してもよい。
本発明で用いる基紙としては、原紙または原紙に顔料及
び接着剤を主成分とする塗被層を設けた塗被紙等が適宜
使用できる。また、かかる原紙としては、一般には上質
紙、各種機械パルプ(BCTMP、CTMP、SOP、
RGP等)やDIP等を含む中質紙或いは中性抄紙され
た原紙で、米坪30〜l OOg/m”程度の原紙が用
いられるが、これらについて特に限定されるものではな
く、また抄紙方法についても、特に限定されない。
このように処理された基紙上に、直接法においては、ア
ンダーコート層、アルミニウム蒸着層が順次形成される
。また転写法においては、アンダーコート層を施した基
紙に、プラスチックフィルムに蒸着したアルミニウム層
が転写される。
アンダーコート層はその上に設けられるアルミニウム蒸
着層が優れた金属光沢を有するように紙に平滑性を付与
したり、蒸着層と基紙との接着強度を高める目的で設け
られる。かかるアンダーコ−ト層は合成樹脂を主成分と
する層であるが、使用される合成樹脂は、溶剤系、水性
系、ノンソルヘント系に大別される。−船釣には溶剤系
のものが品質的に優れているため使用される。具体的な
樹脂の例としては、アクリル系樹脂、アクリル系樹脂、
ビニル系樹脂、セルローズ系樹脂、ウレタン系樹脂、ポ
リエステル系樹脂等が挙げられる。
なお、各種の樹脂を適宜アルカリ易溶性に変性して水性
系で使用することもある。また、その塗被方法について
は、ロールコータ−、リバースコーター、グラビアコー
ター、キャストコーター、ノ入−コーター等の一般に使
用される塗工機で塗被される。
本発明では、アルミニウムの蒸着量は外観とコストの面
から蒸着膜厚0.01〜0.1μm程度が好ましい。
さらにアルミニウム蒸着層上には、金属蒸着面の酸化、
汚染防止及び印刷等の後加工適性を高めるために、オー
バーコート層が設けられる。オーバーコート層も合成樹
脂を主成分として形成されるが、アンダーコート層と同
様の樹脂が用途に応じて適宜選択して使用され、塗被方
法についてもアンダーコート層と同様に特に限定されな
い。
「実施例」 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、勿論これらに限定されるものではない。
また例中の「部」及びU%」は特に断らない限りそれぞ
れ「重量部」及び「重量%」を示す。
[オーバーコーテイング樹脂の 接着性評価法1] 処理した基紙裏面を、ポリエステルフィルムに蒸着した
直後のアルミニウム層表面に対面接触させ、ビニール袋
で密封して50 gets”の荷重を掛け、50℃で3
時間放置した。次に、アルミニウム面にアクリル系樹脂
(商品名ニアルミ・ンクW。
大日精化(株)社製)を1.5 g/m”塗布し、90
℃で60秒乾燥させた後、赤色印刷インキ(TOKAS
HIKISOCHEMICAL INDtlSTRY 
Co、、LT口、SDスス−−デラックス50紅B)で
印刷(明製作所製)し、オーバーコーテイング樹脂の剥
がれの状態を目視により判定した。
○:全く剥がれない ×:剥がれる [オーバーコーテイング樹脂の 接着性評価法2] オーバーコートを施した後のアルミニウム蒸着紙に、市
販のセロハンテープを貼付け、剥した時のオーバーコー
テイング樹脂の剥がれの状態を目視により判定した。
○:全く剥がれない ×:剥がれる 実施例1 晒NKP60部、晒LKP40部のバルブ配合に、ロジ
ンサイズ1.5部、タルク5部、硫酸ハンド3部を添加
して調製した紙料を、ヤンキードライヤーのみを使用し
た抄紙機で抄紙乾燥して米坪50g/m”の原紙を得た
別にカオリン100部(商品名: UW−90゜EMC
社製)、ヘキサメタ燐酸ソーダ0.2部をコーレス分散
機を用いて、固形分濃度70%の顔料スラリーを調製し
た。この顔料スラリーに酸化澱粉(商品名:エースA、
王子コーンスターチ社製)3部(固形分)、スチレン・
ブタジェン共重合体ラテックス15部(固形分)を加え
、更に水を加えて固形分濃度60%の塗液を調製した。
この塗液を、上記原紙の平滑面側にオフのヘンドブレー
ドコーターを用いて、乾燥後の塗被量が20g/m2と
なるように塗被乾燥した。続けて、2本のキスロールコ
ーターを使用して裏面に重炭酸ナトリウム1%水溶液を
15g/m2塗被し、エアーホイル乾燥機で乾燥して紙
水分が6.5%の片面塗被紙を得た。次いでスーパーカ
レンダーによる平滑処理を行い、アルミニウム蒸着用基
紙を得た。この基紙を用いて自然分極電位値とオーバー
コーテイング樹脂の接着性評価を〔評価法1]で行った
。更にこの基紙上に、アクリル系樹脂をグラビアコータ
ーで乾燥後の塗被量が4 gets”となるように塗工
してアンダーコート層を形成し、アンダーコート層上に
アルミニウムを真空蒸着機で0.05μ−〇厚さになる
ように蒸着し、−8後ムこアクリル系のオーバーコート
樹脂を塗布して、巻取状態のアルミニウム蒸着紙を作成
した。この蒸着紙のオーバーコーテイングの接着性を〔
評価法2〕で評価し、これらの評価結果を表−1に示し
た。
実施例2 裏面処理の重炭酸す) IJウム1%水溶液を炭酸ナト
リウム1.5%水溶液に変更した以外は、実施例1と同
様にして基紙及びアルミニウム蒸着紙を得、これらの評
価結果を表−1に示した。
実施例3 裏面処理の重炭酸ナトリウム1%水溶液を苛性ソーダ1
%水溶液に変更した以外は、実施例1と同様にして基紙
を得た。この基紙を用いて自然分極電位値とオーバーコ
ーテイング樹脂の接着性評価を〔評価法1〕にて行った
別に、ポリエステルのキャリアーフィルムにグラビアコ
ーティングにより剥離剤を塗布し、コーテイング面にア
ルミニウムを0.05μmの厚さに蒸着した。その蒸着
面を上記で得られた基紙とウレタン系接着剤を介して貼
合わせ、エージング後、キャリアーフィルムを分離し、
−目移にアクリル系のオーバーコート樹脂を塗布して巻
取り、アルミニウム蒸着紙を作成した。この蒸着紙のオ
ーバーコーテイングの接着性を[評価法2]にて評価し
、これらの評価結果を表−1に示した。
比較例1 裏面処理を行わない以外は、実施例1と同様にして基紙
及びアルミニウム蒸着紙を得、これろの評価結果を表−
1に示した。
比較例2 裏面処理の重炭酸ナトリウム1%水溶液を、ポリビニル
アルコール(商品名:PVA−105゜クラレ社製)5
%水溶液に変更した以外は、実施例1と同様にして基紙
及びアルミニウム蒸着紙を得、これらの評価結果を表−
1に示した。
「効 果」 表−1から明らかなように、本発明のアルミニウム蒸着
紙は、巻取り状態で放置された場合でも、アルミニウム
莫着面とオーバーコーテイング樹脂とが良好な接着性を
有する優れた蒸着紙であった。
表−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基紙上にアルミニウム蒸着層を設けてなるアルミニウム
    蒸着紙において、下記の方法により測定されたアルミニ
    ウム蒸着層の表面の自然分極電位値が、0〜−1100
    mV(vs.カロメル電極)の範囲となるように裏面を
    処理した基紙を用いることを特徴とするアルミニウム蒸
    着紙。 「自然分極電位値の測定法」 基紙に設ける時と同じ条件でポリエステルフィルム上に
    形成したアルミニウム蒸着層の表面と、裏面処理された
    基紙裏面とを対向して重ね合わせ、50℃の雰囲気中、
    50g/cm^2の加圧下で3時間放置した後、電解質
    溶液として液温30℃の0.1M−リン酸緩衝液(pH
    7.0)を用い、作用電極にアルミニウム蒸着層、標準
    電極にカロメル電極、対極に白金電極を用いて電位を測
    定し、測定開始後60秒後の値。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103541269A (zh) * 2013-10-24 2014-01-29 大亚科技股份有限公司 一种烟用直镀内衬纸的生产工艺
JP2020516781A (ja) * 2017-04-07 2020-06-11 グアンジョウ ファドゥ リアンファ パッキング マテリアル カンパニー リミテッドGuangzhou Huadu Lianhua Packing Material Co., Ltd. 保湿性、品質保持性及び香味保持性を持つ真空アルミ蒸着の紙巻タバコ用内包装紙、およびその製造方法
WO2022154032A1 (ja) 2021-01-15 2022-07-21 王子ホールディングス株式会社 蒸着紙およびその製造方法

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