JPH0465952B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0465952B2 JPH0465952B2 JP23345786A JP23345786A JPH0465952B2 JP H0465952 B2 JPH0465952 B2 JP H0465952B2 JP 23345786 A JP23345786 A JP 23345786A JP 23345786 A JP23345786 A JP 23345786A JP H0465952 B2 JPH0465952 B2 JP H0465952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- lock plate
- sliding
- door
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 21
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の利用分野
本発明は自動車その他の車両、航空機及び建物
のスライドドアの分野で利用され、特にキヤブオ
ーバー型自動車或いは乗用車のドアを前後方向に
摺動自在に開閉可能にしたスライドドアの開閉機
構に関する。
のスライドドアの分野で利用され、特にキヤブオ
ーバー型自動車或いは乗用車のドアを前後方向に
摺動自在に開閉可能にしたスライドドアの開閉機
構に関する。
従来の技術
従来、キヤブオーバー型車或いはワゴン車に設
置されているスライドドアのうちには、車体側に
外方に向つて水平に旋回して突出するアームを取
り付け、このアームの先端にドアの内側に設けた
摺動部を廻動自在に軸支し、ドアを旋回と摺動と
の二つの動きによつて開閉する構造のものがあ
る。この構造のものでは、通常、アームによる旋
回時には摺動を抑止し、摺動部による摺動時には
旋回を抑止するように動作するために旋回と摺動
との2つの動作を切り換える係止機構が必要であ
り、各種のものが考えられている。その中の一つ
として、本案と同一の考案者によるもので、特開
昭62−292523号がある。
置されているスライドドアのうちには、車体側に
外方に向つて水平に旋回して突出するアームを取
り付け、このアームの先端にドアの内側に設けた
摺動部を廻動自在に軸支し、ドアを旋回と摺動と
の二つの動きによつて開閉する構造のものがあ
る。この構造のものでは、通常、アームによる旋
回時には摺動を抑止し、摺動部による摺動時には
旋回を抑止するように動作するために旋回と摺動
との2つの動作を切り換える係止機構が必要であ
り、各種のものが考えられている。その中の一つ
として、本案と同一の考案者によるもので、特開
昭62−292523号がある。
発明が解決しようとする問題点
従来の特開昭62−292523号の場合には、旋回と
摺動とは完全に分離されて段階的に動作しドア開
時に旋回から摺動に移行するときには、旋回して
いたアームが急停止して、ドアは円弧運動から摺
動による直線運動に変わり、ドア閉時に摺動から
旋回に移行するときには、突出状態で停止してい
たアームがドアのスライド速度に近い速さで急に
旋回を始め、ドアは直線運動から円弧運動に移る
ので、衝撃感を操作者に与え、また騒音の発生源
となり、更に該部分の摩耗、ガタツキ、損傷の発
生原因となる欠点があつた。
摺動とは完全に分離されて段階的に動作しドア開
時に旋回から摺動に移行するときには、旋回して
いたアームが急停止して、ドアは円弧運動から摺
動による直線運動に変わり、ドア閉時に摺動から
旋回に移行するときには、突出状態で停止してい
たアームがドアのスライド速度に近い速さで急に
旋回を始め、ドアは直線運動から円弧運動に移る
ので、衝撃感を操作者に与え、また騒音の発生源
となり、更に該部分の摩耗、ガタツキ、損傷の発
生原因となる欠点があつた。
これに鑑み、本出願ではこの旋回と摺動との間
の切り換えを、従来のように急激に行うことな
く、徐々に切り換えることによつて、各部に与え
る衝撃力を減少し、損傷や摩耗を減じ、より円滑
な動作を得ることを目的としたものである。
の切り換えを、従来のように急激に行うことな
く、徐々に切り換えることによつて、各部に与え
る衝撃力を減少し、損傷や摩耗を減じ、より円滑
な動作を得ることを目的としたものである。
問題点を解決するための手段
本発明は支持部1に水平廻動自在に軸支した内
アーム5と外アーム6の旋回突出後、内アーム5
及び外アーム6の先部に軸支した軸承部10と該
軸承部10に前後動自在に架設したレール13を
介してドア3を前後動自在にしたスライドドアの
開閉機構に於いて、前記軸承部10上に摺動ロツ
ク板18を、ドア3の摺動方向と直交する方向に
設けた軸17によつて起伏自在に支承し、また内
アーム5上には、内アーム5が旋回突出した際に
前記軸17の軸心線Yと軸承部10に対する内ア
ーム5の廻動軸心線Zとの交点Sを通り、この交
点Sよりみて軸17の軸心線Yより車両の前方及
び下方の両方へ少許傾斜した軸20によつてアー
ムロツク板21を起伏自在に支承し、前記摺動ロ
ツク板18とアームロツク板21を起立させた際
に軸17と軸20とが上方から見て同一直線上に
位置するように内アーム5を廻動した状態に於い
て摺動ロツク板18に対してアームロツク板21
を、軸承部10に対する内アーム5の廻動軸心と
同軸に配設した軸22によつて廻動自在に軸支
し、更にアームロツク板21が軸22の位置より
車両の前方向への廻転を制止するストツパー18
bを摺動ロツク板18の一側面即ちアームロツク
板21と対向する面に形成し、前記摺動ロツク板
18の他端に案内ピン19を突設し、ドア3と共
動する案内プレート16に穿設した案内溝16a
に前記案内ピン19を摺動自在に係合して成るも
のである。
アーム5と外アーム6の旋回突出後、内アーム5
及び外アーム6の先部に軸支した軸承部10と該
軸承部10に前後動自在に架設したレール13を
介してドア3を前後動自在にしたスライドドアの
開閉機構に於いて、前記軸承部10上に摺動ロツ
ク板18を、ドア3の摺動方向と直交する方向に
設けた軸17によつて起伏自在に支承し、また内
アーム5上には、内アーム5が旋回突出した際に
前記軸17の軸心線Yと軸承部10に対する内ア
ーム5の廻動軸心線Zとの交点Sを通り、この交
点Sよりみて軸17の軸心線Yより車両の前方及
び下方の両方へ少許傾斜した軸20によつてアー
ムロツク板21を起伏自在に支承し、前記摺動ロ
ツク板18とアームロツク板21を起立させた際
に軸17と軸20とが上方から見て同一直線上に
位置するように内アーム5を廻動した状態に於い
て摺動ロツク板18に対してアームロツク板21
を、軸承部10に対する内アーム5の廻動軸心と
同軸に配設した軸22によつて廻動自在に軸支
し、更にアームロツク板21が軸22の位置より
車両の前方向への廻転を制止するストツパー18
bを摺動ロツク板18の一側面即ちアームロツク
板21と対向する面に形成し、前記摺動ロツク板
18の他端に案内ピン19を突設し、ドア3と共
動する案内プレート16に穿設した案内溝16a
に前記案内ピン19を摺動自在に係合して成るも
のである。
作 用
次に本発明の作用を図によつて説明すると、
先づ、開扉に際しては、第7図に示すようにド
ア3を開口部4の斜め外側後方に少許変位させる
と、内アーム5及び外アーム6は共に外方へ旋回
しレール13及び軸承部10は共に外方へ変位す
るが、軸承部10に対し内アーム5は角度を成し
ているため、軸承部10上の摺動ロツク板18と
内アーム5上のアームロツク板21も角度を成し
て居り、両者の何れも起立状態を持続し、而も摺
動ロツク板18に突設した案内ピン19が案内溝
16aと係合しているため、案内プレート16は
動きを阻止され、それに伴つてレール13及びド
ア3も摺動は阻止されている。即ち、第7図に示
す様な内アーム5及び外アーム6による旋回作動
中は軸承部10とドア3との間の摺動動作は阻止
されている。
ア3を開口部4の斜め外側後方に少許変位させる
と、内アーム5及び外アーム6は共に外方へ旋回
しレール13及び軸承部10は共に外方へ変位す
るが、軸承部10に対し内アーム5は角度を成し
ているため、軸承部10上の摺動ロツク板18と
内アーム5上のアームロツク板21も角度を成し
て居り、両者の何れも起立状態を持続し、而も摺
動ロツク板18に突設した案内ピン19が案内溝
16aと係合しているため、案内プレート16は
動きを阻止され、それに伴つてレール13及びド
ア3も摺動は阻止されている。即ち、第7図に示
す様な内アーム5及び外アーム6による旋回作動
中は軸承部10とドア3との間の摺動動作は阻止
されている。
そして、内アーム5及び外アーム6の旋回によ
り、第3図及び第4図に示すように、軸17と軸
20が上方より見て同一直線上、即ち、摺動ロツ
ク板18とアームロツク板21との成す廻動角度
θ2が180度になつた時に、ストツパー18bが作
用し、それ以上開かなくなる。ところが、内アー
ム5及び外アーム6は未だ完全に廻動突出した位
置、即ち、軸承部10に対してアームが直交する
位置に達していない。この状態でドア3を更に開
く方向に動かすと、案内ピン19が案内プレート
16によつて押される。第7図の状態ではアーム
ロツク板21によつてその回動を阻止されていた
摺動ロツク板18は軸17と軸20とが略同軸と
なるため軸17を中心としてアームロツク板21
を伴つて倒れ始める。前述の様に、軸17と軸2
0は同軸ではないため、アームロツク板21は摺
動ロツク板18と内アーム5とを連動させるリン
クの役割を果し、摺動ロツク板18が倒れるのに
伴つて、内アーム5は軸11を中心として反時計
方向に少許廻動する。
り、第3図及び第4図に示すように、軸17と軸
20が上方より見て同一直線上、即ち、摺動ロツ
ク板18とアームロツク板21との成す廻動角度
θ2が180度になつた時に、ストツパー18bが作
用し、それ以上開かなくなる。ところが、内アー
ム5及び外アーム6は未だ完全に廻動突出した位
置、即ち、軸承部10に対してアームが直交する
位置に達していない。この状態でドア3を更に開
く方向に動かすと、案内ピン19が案内プレート
16によつて押される。第7図の状態ではアーム
ロツク板21によつてその回動を阻止されていた
摺動ロツク板18は軸17と軸20とが略同軸と
なるため軸17を中心としてアームロツク板21
を伴つて倒れ始める。前述の様に、軸17と軸2
0は同軸ではないため、アームロツク板21は摺
動ロツク板18と内アーム5とを連動させるリン
クの役割を果し、摺動ロツク板18が倒れるのに
伴つて、内アーム5は軸11を中心として反時計
方向に少許廻動する。
即ち、内アーム5は摺動ロツク板18の傾きと
連動して反時計方向に回転する。一方この状態で
は、摺動ロツク板18の傾きとドア3のスライド
動作とは、案内プレート16の案内溝16aに案
内ピン19が係合しているから連動して作動す
る。
連動して反時計方向に回転する。一方この状態で
は、摺動ロツク板18の傾きとドア3のスライド
動作とは、案内プレート16の案内溝16aに案
内ピン19が係合しているから連動して作動す
る。
従つて、第3図及び第4図に示す状態から第5
図及び第6図に示す完全突出状態に至るまでの間
は摺動と旋回とが同時に進行することになる。そ
して、第5図及び第6図に示すように摺動ロツク
板18が水平に倒れ内アーム5及び外アーム6が
完全に突出した状態に於いて、ドア3を車体2の
後方に向つて移動(開)させるとレール13及び
案内プレート16並びに案内溝16aも連動して
後方に移行しスライド動作をする。この状態にお
いては垂直軸22が軸承部10に対する内アーム
5の廻動の軸心線Zと交叉するため、ドア3の後
方への摺動中は内アーム5の旋回は抑止されて外
アーム6の旋回も抑止されている。
図及び第6図に示す完全突出状態に至るまでの間
は摺動と旋回とが同時に進行することになる。そ
して、第5図及び第6図に示すように摺動ロツク
板18が水平に倒れ内アーム5及び外アーム6が
完全に突出した状態に於いて、ドア3を車体2の
後方に向つて移動(開)させるとレール13及び
案内プレート16並びに案内溝16aも連動して
後方に移行しスライド動作をする。この状態にお
いては垂直軸22が軸承部10に対する内アーム
5の廻動の軸心線Zと交叉するため、ドア3の後
方への摺動中は内アーム5の旋回は抑止されて外
アーム6の旋回も抑止されている。
次に、閉扉に際してドア3を車体前方に向つて
移動させると、前記開扉の際とは逆に案内プレー
ト16も前方に変位し、それと共にやがて案内溝
16aが案内ピン19を係合して前進するため、
案内ピン19は軌道に沿つて摺動しつつ上方に変
位し、案内溝16aの起点Pに向う。案内ピン1
9が上方に変位するのに伴い、摺動ロツク板18
はアームロツク板21を伴い徐々に起立する。前
述のように、摺動ロツク板18と内アーム5は連
動する関係にあるので、案内プレート16の前
進、即ちドア3の前進に伴つて内アーム5、外ア
ーム6は徐々に時計方向に回転し始める。案内ピ
ン19が案内溝16aの起点Pに達した時には、
摺動ロツク板18と共にアームロツク板21が起
立しており垂直軸22は内アーム5が廻動する軸
心線Zと一致するため、摺動ロツク板18に対し
てアームロツク板21は廻動可能となり、それに
従つて軸承部10に対して内アーム5も外アーム
6と共に旋回可能となり、ドア3を斜め内側前方
に変位させると閉じられる。この時、摺動ロツク
板18はアームロツク板21によつて回動を阻止
されており、又、案内ピン19が案内プレート1
6の案内溝16aに係合している為軸承部10と
ドア3とは摺動しない状態にあり、ドア3は内ア
ーム5と外アーム6の旋回動作のみとなり確実に
開口部の定常位置に閉じられる。
移動させると、前記開扉の際とは逆に案内プレー
ト16も前方に変位し、それと共にやがて案内溝
16aが案内ピン19を係合して前進するため、
案内ピン19は軌道に沿つて摺動しつつ上方に変
位し、案内溝16aの起点Pに向う。案内ピン1
9が上方に変位するのに伴い、摺動ロツク板18
はアームロツク板21を伴い徐々に起立する。前
述のように、摺動ロツク板18と内アーム5は連
動する関係にあるので、案内プレート16の前
進、即ちドア3の前進に伴つて内アーム5、外ア
ーム6は徐々に時計方向に回転し始める。案内ピ
ン19が案内溝16aの起点Pに達した時には、
摺動ロツク板18と共にアームロツク板21が起
立しており垂直軸22は内アーム5が廻動する軸
心線Zと一致するため、摺動ロツク板18に対し
てアームロツク板21は廻動可能となり、それに
従つて軸承部10に対して内アーム5も外アーム
6と共に旋回可能となり、ドア3を斜め内側前方
に変位させると閉じられる。この時、摺動ロツク
板18はアームロツク板21によつて回動を阻止
されており、又、案内ピン19が案内プレート1
6の案内溝16aに係合している為軸承部10と
ドア3とは摺動しない状態にあり、ドア3は内ア
ーム5と外アーム6の旋回動作のみとなり確実に
開口部の定常位置に閉じられる。
この様に開扉に際しては、まずアームによる旋
回動作をし、旋回動作の終了少し前にレールによ
る摺動動作を開始し、一時的に旋回と摺動を併用
し、あたかも、摺動の助走をする様に作動し、旋
回動作終了と共に摺動動作に移る。閉扉に際して
も同様である。
回動作をし、旋回動作の終了少し前にレールによ
る摺動動作を開始し、一時的に旋回と摺動を併用
し、あたかも、摺動の助走をする様に作動し、旋
回動作終了と共に摺動動作に移る。閉扉に際して
も同様である。
実施例
本発明の実施例をキヤブオーバー型車の運転室
のスライドドアを示した図面について説明する
と、1は車体2のドア3の開口部4内に水平に固
定した支持部で該支持部1には間隔を介して内ア
ーム5と外アーム6を車体2の外方に向つて水平
に突出旋回自在に軸7,8によつて支承すると共
に車体側壁2a寄りには外アーム6の旋回を阻止
するアームストツパー9が突設してある(第2
図)。それらの内アーム5と外アーム6の夫々の
先端には、内アーム5と外アーム6の旋回に伴つ
て前記支持部1に対して平行に水平変位する軸承
部10を、アーム先端軸11,12によつて廻動
自在に取り付け、支持部1と内アーム5と外アー
ム6と軸承部10とによつて平行四辺形リンクを
形成している。そしてドア3の内側面3a下方に
固定したレール13には長手方向に摺動溝13a
を形成すると共にレール13の後部には内アーム
5及び外アーム6が旋回して直角方向に突出した
状態に於いて軸承部10に衝合する摺動ストツパ
ー14を固着し、前記摺動溝13aに、車体2の
進退方向に軸承部10に設けた複数のローラ15
を嵌合し、軸承部10に対しレール13と共にド
ア3を摺動自在に取り付ける。更に旋回突出させ
た際の一方の内アーム5とレール13とが交叉す
る位置において、ドア3の内側面3a上方とレー
ル13とにかけて案内プレート16を固定し、こ
の案内プレート16には下向き弧状の案内溝16
aを前記内アーム5と交叉する位置の上方を起点
とし、且つドア3を前進する方向(閉じる方向)
に向つて下向き弧状に穿設する。
のスライドドアを示した図面について説明する
と、1は車体2のドア3の開口部4内に水平に固
定した支持部で該支持部1には間隔を介して内ア
ーム5と外アーム6を車体2の外方に向つて水平
に突出旋回自在に軸7,8によつて支承すると共
に車体側壁2a寄りには外アーム6の旋回を阻止
するアームストツパー9が突設してある(第2
図)。それらの内アーム5と外アーム6の夫々の
先端には、内アーム5と外アーム6の旋回に伴つ
て前記支持部1に対して平行に水平変位する軸承
部10を、アーム先端軸11,12によつて廻動
自在に取り付け、支持部1と内アーム5と外アー
ム6と軸承部10とによつて平行四辺形リンクを
形成している。そしてドア3の内側面3a下方に
固定したレール13には長手方向に摺動溝13a
を形成すると共にレール13の後部には内アーム
5及び外アーム6が旋回して直角方向に突出した
状態に於いて軸承部10に衝合する摺動ストツパ
ー14を固着し、前記摺動溝13aに、車体2の
進退方向に軸承部10に設けた複数のローラ15
を嵌合し、軸承部10に対しレール13と共にド
ア3を摺動自在に取り付ける。更に旋回突出させ
た際の一方の内アーム5とレール13とが交叉す
る位置において、ドア3の内側面3a上方とレー
ル13とにかけて案内プレート16を固定し、こ
の案内プレート16には下向き弧状の案内溝16
aを前記内アーム5と交叉する位置の上方を起点
とし、且つドア3を前進する方向(閉じる方向)
に向つて下向き弧状に穿設する。
前記軸承部10の上面10aには、レール13
の摺動方向と直交し、且つ旋回突出した際の内ア
ーム5の長軸Xと同軸線上の軸17によつて摺動
ロツク板18をレール13の摺動方向に起伏自在
に軸支し、ロツク板18の一側隅角部に、アーム
ロツク板21が垂直軸22の位置より車両の前方
寄りへ廻動する(廻動角度θ2が180度を越える)
ことを阻止するストツパー18bを設けると共に
外方上部には前記案内溝16aに係合する案内ピ
ン19を突設する。また、内アーム5には、アー
ム先端軸11寄りで且つ車両の前方寄りの側面に
突設部5aを形成し、これらの内アーム5及び突
設部5aの上面には、軸20を支承する軸承台2
3を設ける。前記軸20は、内アーム5を旋回突
出した際に前記軸17の軸心線Yを基準として、
軸心線Vが車両の前方寄りで且つ下方に向け偏向
角度θa及びθbを保ち、更に軸17と垂直軸22と
の交点Sに軸心線Vが交叉する位置関係に於いて
廻動自在に設けて、アームロツク板21を起伏自
在に軸支すると共に摺動ロツク板18に設けた凹
部18aにアームロツク板21の凸部21aを嵌
合して、アーム先端軸11と同じ軸心線Z上の垂
直軸22によつてアームロツク板21を摺動ロツ
ク板18に対して横方向に廻動自在に連結する。
の摺動方向と直交し、且つ旋回突出した際の内ア
ーム5の長軸Xと同軸線上の軸17によつて摺動
ロツク板18をレール13の摺動方向に起伏自在
に軸支し、ロツク板18の一側隅角部に、アーム
ロツク板21が垂直軸22の位置より車両の前方
寄りへ廻動する(廻動角度θ2が180度を越える)
ことを阻止するストツパー18bを設けると共に
外方上部には前記案内溝16aに係合する案内ピ
ン19を突設する。また、内アーム5には、アー
ム先端軸11寄りで且つ車両の前方寄りの側面に
突設部5aを形成し、これらの内アーム5及び突
設部5aの上面には、軸20を支承する軸承台2
3を設ける。前記軸20は、内アーム5を旋回突
出した際に前記軸17の軸心線Yを基準として、
軸心線Vが車両の前方寄りで且つ下方に向け偏向
角度θa及びθbを保ち、更に軸17と垂直軸22と
の交点Sに軸心線Vが交叉する位置関係に於いて
廻動自在に設けて、アームロツク板21を起伏自
在に軸支すると共に摺動ロツク板18に設けた凹
部18aにアームロツク板21の凸部21aを嵌
合して、アーム先端軸11と同じ軸心線Z上の垂
直軸22によつてアームロツク板21を摺動ロツ
ク板18に対して横方向に廻動自在に連結する。
次に実施例の作用について説明する。
第2図の如く、ドア3を開けるため外方に引く
と、それと同時にレール13及びローラ15を介
してドア3と連繋している軸承部10が外方に引
かれるため、軸承部10と連結されている内アー
ム5と外アーム6は軸7,8及びアーム先端軸1
1,12を支点として平行状態で廻動し、ドア3
は斜め後方に変位する。
と、それと同時にレール13及びローラ15を介
してドア3と連繋している軸承部10が外方に引
かれるため、軸承部10と連結されている内アー
ム5と外アーム6は軸7,8及びアーム先端軸1
1,12を支点として平行状態で廻動し、ドア3
は斜め後方に変位する。
第7図の如く、アームの旋回中、摺動ロツク板
18及びアームロツク板21は何れも直立して居
り、両者を連結している垂直軸22は軸承部10
に内アーム5を連結しているアーム先端軸11と
同じ軸心線Z上にあるので、摺動ロツク板18と
交叉していたアームロツク板21は垂直軸22を
中心に内アーム5と共に旋回可能である。この状
態では軸17と軸20との夫々の軸心線Y及びV
は上方から見て未だ交叉位置関係にあるため、両
者は直立状態を保持し倒れることはない。従つ
て、案内ピン19も動かず、案内プレート16の
案内溝16aに案内ピン19が係合しているから
案内ピン19によつて係止されていることにな
り、レール13並びにドア3のスライド動作は抑
止されている。
18及びアームロツク板21は何れも直立して居
り、両者を連結している垂直軸22は軸承部10
に内アーム5を連結しているアーム先端軸11と
同じ軸心線Z上にあるので、摺動ロツク板18と
交叉していたアームロツク板21は垂直軸22を
中心に内アーム5と共に旋回可能である。この状
態では軸17と軸20との夫々の軸心線Y及びV
は上方から見て未だ交叉位置関係にあるため、両
者は直立状態を保持し倒れることはない。従つ
て、案内ピン19も動かず、案内プレート16の
案内溝16aに案内ピン19が係合しているから
案内ピン19によつて係止されていることにな
り、レール13並びにドア3のスライド動作は抑
止されている。
そして、第4図はアームの旋回作動からドアの
スライド作動への変換直前の各部材の位置関係を
示して居るもので、内アーム5及び外アーム6が
旋回により、軸17と軸20が上方より見て同一
線上(軸心線Vが軸心線Yと一致し)、即ち摺動
ロツク板18とアームロツク板21との成す廻動
角度θ2が180度になつた時に、摺動ロツク板18
のストツパー18bにアームロツク板21の対向
側面21bが当り、アームロツク板21は摺動ロ
ツク板18に対してそれ以上開かなくなるが、摺
動ロツク板18とアームロツク板21とは軸17
及び20を軸に起伏可能となる。この時点では、
内アーム5及び外アーム6は、内アーム5の長軸
Xが軸心線Yに対し旋回角度θ2相当分の角度だけ
未旋回で、未だ完全に廻動突出した位置、即ち、
軸承部10に対して両方のアームが直交する位置
に達していない。この状態でドア3を更に開く方
向に動かすと、案内ピン19が案内プレート16
によつて押されるため、摺動ロツク板18は軸1
7を中心として倒れ始める。これと同時に垂直軸
22によつて連結されているアームロツク板21
も傾き始めるが、該アームロツク板21は内アー
ム5の突設部5a上に於いて第3図の如く軸心線
Vが軸心線Yに対して下向角度θcを保つた軸20
によつて支承されているので、アームロツク板2
1の傾きに伴つて、内アーム5は突出方向に押さ
れて旋回する。内アーム5は水平に旋回するた
め、摺動ロツク板18とアームロツク板21は軸
22を中心に折れ曲つて内アーム5と共に旋回す
る軸20の軌跡に追従する。これにより残されて
いる旋回角度θ3度旋回しこの間、案内プレート1
6はドア3と共に車体の後方向へ移行しつつある
ので、突設した案内ピン19によつて案内溝16
aを介して案内プレート16と連繋している摺動
ロツク板18は、アームロツク板21及び垂直軸
22を伴つて傾倒動作を続け、第5図及び第6図
の如く、摺動ロツク板18が水平に傾倒した時に
内アーム5は外アーム6と共に支持部1及び軸承
部10に対し直交する位置まで旋回し完全突出状
態となる。
スライド作動への変換直前の各部材の位置関係を
示して居るもので、内アーム5及び外アーム6が
旋回により、軸17と軸20が上方より見て同一
線上(軸心線Vが軸心線Yと一致し)、即ち摺動
ロツク板18とアームロツク板21との成す廻動
角度θ2が180度になつた時に、摺動ロツク板18
のストツパー18bにアームロツク板21の対向
側面21bが当り、アームロツク板21は摺動ロ
ツク板18に対してそれ以上開かなくなるが、摺
動ロツク板18とアームロツク板21とは軸17
及び20を軸に起伏可能となる。この時点では、
内アーム5及び外アーム6は、内アーム5の長軸
Xが軸心線Yに対し旋回角度θ2相当分の角度だけ
未旋回で、未だ完全に廻動突出した位置、即ち、
軸承部10に対して両方のアームが直交する位置
に達していない。この状態でドア3を更に開く方
向に動かすと、案内ピン19が案内プレート16
によつて押されるため、摺動ロツク板18は軸1
7を中心として倒れ始める。これと同時に垂直軸
22によつて連結されているアームロツク板21
も傾き始めるが、該アームロツク板21は内アー
ム5の突設部5a上に於いて第3図の如く軸心線
Vが軸心線Yに対して下向角度θcを保つた軸20
によつて支承されているので、アームロツク板2
1の傾きに伴つて、内アーム5は突出方向に押さ
れて旋回する。内アーム5は水平に旋回するた
め、摺動ロツク板18とアームロツク板21は軸
22を中心に折れ曲つて内アーム5と共に旋回す
る軸20の軌跡に追従する。これにより残されて
いる旋回角度θ3度旋回しこの間、案内プレート1
6はドア3と共に車体の後方向へ移行しつつある
ので、突設した案内ピン19によつて案内溝16
aを介して案内プレート16と連繋している摺動
ロツク板18は、アームロツク板21及び垂直軸
22を伴つて傾倒動作を続け、第5図及び第6図
の如く、摺動ロツク板18が水平に傾倒した時に
内アーム5は外アーム6と共に支持部1及び軸承
部10に対し直交する位置まで旋回し完全突出状
態となる。
即ち、内アーム5は摺動ロツク板18の傾きと
連動して反時計方向に回転し、この状態では、摺
動ロツク板18の傾きとドア3のスライド動作と
は連動し前寄角度θa度前の状態から完全突出に至
るまでの間は摺動と旋回とが同時に進行すること
になる。この状態でドア3を後方に動かすとロー
ラ15によつて摺動自在に支持したレール13が
摺動し同時に案内プレート16も後方に変位する
が、垂直軸22が内アーム5の廻動軸であるアー
ム先端軸11と交叉するためと、外アーム6がア
ームストツパー9に衝合するためとによつて、内
アーム5と共に外アーム6の旋回が阻止される。
連動して反時計方向に回転し、この状態では、摺
動ロツク板18の傾きとドア3のスライド動作と
は連動し前寄角度θa度前の状態から完全突出に至
るまでの間は摺動と旋回とが同時に進行すること
になる。この状態でドア3を後方に動かすとロー
ラ15によつて摺動自在に支持したレール13が
摺動し同時に案内プレート16も後方に変位する
が、垂直軸22が内アーム5の廻動軸であるアー
ム先端軸11と交叉するためと、外アーム6がア
ームストツパー9に衝合するためとによつて、内
アーム5と共に外アーム6の旋回が阻止される。
更に、ドア3と共に案内プレート16並びに案
内溝16aが後方に変位すると、案内ピン19は
案内溝16aから脱出しレール13の摺動を規制
するものはなくなつて自由となり、ドアは更に後
方へ移動されて全開される。一方、摺動ロツク板
18及びアームロツク板21並びに垂直軸22が
共に倒れてアーム先端軸11に対して交叉する角
度を成し、而も垂直軸22によつて連結されてい
る摺動ロツク板18及びアームロツク板21は
夫々の軸17,20によつて軸承部10及び内ア
ーム5に連結されたまゝであるため、内アーム5
は軸承部10に対して角度を固定され、内アーム
5及び外アーム6の旋回は不可能となり、ドア3
の後方への摺動中はアームの旋回動作は停止され
ている。
内溝16aが後方に変位すると、案内ピン19は
案内溝16aから脱出しレール13の摺動を規制
するものはなくなつて自由となり、ドアは更に後
方へ移動されて全開される。一方、摺動ロツク板
18及びアームロツク板21並びに垂直軸22が
共に倒れてアーム先端軸11に対して交叉する角
度を成し、而も垂直軸22によつて連結されてい
る摺動ロツク板18及びアームロツク板21は
夫々の軸17,20によつて軸承部10及び内ア
ーム5に連結されたまゝであるため、内アーム5
は軸承部10に対して角度を固定され、内アーム
5及び外アーム6の旋回は不可能となり、ドア3
の後方への摺動中はアームの旋回動作は停止され
ている。
次に、閉扉のためドアを前方に移行させると、
それに伴つてローラ15の回転によつて摺動する
レール13と共に案内プレート16も前方に変位
し、案内溝16aが案内ピン19を係合する。そ
して案内ピン19は上向きの案内溝16aに誘導
されて次第に上方に変位するため、案内ピン19
が突設してある摺動ロツク板18並びに該摺動ロ
ツク板18に連結してあるアームロツク板21
は、案内溝16aの起点Pに案内ピン19が達す
るまで、摺動ロツク板18とアームロツク板21
とが第5図の如く垂直軸22を中心に少許「へ」
の字に曲つたまま、夫々の軸17,20を中心に
廻動しつゝ徐々に起立し始める。そして、摺動ロ
ツク板18及びアームロツク板21の起立に伴い
内アーム5は閉方向に引かれて旋回を始める。内
アーム5は水平に旋回するため、前述の開扉時と
同様に摺動ロツク板18とアームロツク板21は
軸22を中心に折れ曲つて、内アーム5と共に旋
回する軸20の軌跡に追従する。これによつて、
軸心線Yに対し旋回角度θ3だけ旋回した位置では
案内ピン19は起点Pに到達し、アームロツク板
21は摺動ロツク板18と同じ垂直面に一致した
位置で摺動ロツク板18と一緒に直立すると共に
アームロツク板21の対向側面21bがストツパ
ー18bに当り、廻動角度θ2は180°となる。この
状態では両者を連結している垂直軸22がアーム
先端軸11の軸心線Zと一致するのでアームロツ
ク板21と共に内アーム5は時計方向へ旋回を始
め同時に外アーム6の旋回も始まる。内及び外ア
ーム5及び6の旋回が始まつた時、案内溝16a
の起点Pは案内ピン20に当つて居り、然も摺動
ロツク板18に対しアームロツク板21は180度
以上に折り曲りつつあるので、摺動ロツク板18
は倒れることなく直立状態及び案内ピン19の定
位置状態は確保され、これによつて案内プレート
16の前進も阻止されるのでドア3の摺動動作も
停止され、両アームの時計方向の旋回のみが行な
われる。そしてドア3の摺動動作停止後にドア3
は両アームの旋回により斜め前方に向けて変位し
開口部4に嵌合する。
それに伴つてローラ15の回転によつて摺動する
レール13と共に案内プレート16も前方に変位
し、案内溝16aが案内ピン19を係合する。そ
して案内ピン19は上向きの案内溝16aに誘導
されて次第に上方に変位するため、案内ピン19
が突設してある摺動ロツク板18並びに該摺動ロ
ツク板18に連結してあるアームロツク板21
は、案内溝16aの起点Pに案内ピン19が達す
るまで、摺動ロツク板18とアームロツク板21
とが第5図の如く垂直軸22を中心に少許「へ」
の字に曲つたまま、夫々の軸17,20を中心に
廻動しつゝ徐々に起立し始める。そして、摺動ロ
ツク板18及びアームロツク板21の起立に伴い
内アーム5は閉方向に引かれて旋回を始める。内
アーム5は水平に旋回するため、前述の開扉時と
同様に摺動ロツク板18とアームロツク板21は
軸22を中心に折れ曲つて、内アーム5と共に旋
回する軸20の軌跡に追従する。これによつて、
軸心線Yに対し旋回角度θ3だけ旋回した位置では
案内ピン19は起点Pに到達し、アームロツク板
21は摺動ロツク板18と同じ垂直面に一致した
位置で摺動ロツク板18と一緒に直立すると共に
アームロツク板21の対向側面21bがストツパ
ー18bに当り、廻動角度θ2は180°となる。この
状態では両者を連結している垂直軸22がアーム
先端軸11の軸心線Zと一致するのでアームロツ
ク板21と共に内アーム5は時計方向へ旋回を始
め同時に外アーム6の旋回も始まる。内及び外ア
ーム5及び6の旋回が始まつた時、案内溝16a
の起点Pは案内ピン20に当つて居り、然も摺動
ロツク板18に対しアームロツク板21は180度
以上に折り曲りつつあるので、摺動ロツク板18
は倒れることなく直立状態及び案内ピン19の定
位置状態は確保され、これによつて案内プレート
16の前進も阻止されるのでドア3の摺動動作も
停止され、両アームの時計方向の旋回のみが行な
われる。そしてドア3の摺動動作停止後にドア3
は両アームの旋回により斜め前方に向けて変位し
開口部4に嵌合する。
効 果
依つて本発明によれば、スライドドアを開く際
にはドアを支持する各アームの旋回開始時から、
摺動ロツク板とアームロツク板との廻動角度が
180度に達するまでの間は各アームは通常の速度
で旋回し、この間は案内ピンが案内プレートを係
止することによつてドアの摺動動作を確実に抑止
して居り、廻動角度が180度に達した直後からは
各アームの旋回は緩やかになると共にドアは開く
方向の摺動を始めるので、アームの旋回動作の終
了前にドアの摺動が開始することとなり両作動が
円滑に引き継がれ、両作動の引き継ぎが段階的に
行なわれることがないので衝撃やそれに伴う騒音
の発生が削減されると同時に該部分の摩耗や損傷
も少く、ドアの開動作の感触も良好であり、而も
案内プレートの変位によつて摺動ロツク板とアー
ムロツク板は傾倒するので、各アームは完全に突
出したまゝの状態を保ち、その逆転は確実に阻止
されるのでドア摺動中にアームが廻動することは
ない。またドアを閉じる際にも、閉方向へのドア
の摺動開始時から、摺動ロツク板とアームロツク
板とが起立を開始するまでは旋回動作は確実に阻
止され、ドアを通常の如く摺動出来、更にドアの
摺動が終りに近づくとドアと共に変位する案内プ
レートによつて摺動ロツク板とアームロツク板と
が引き起こされて起立するのと連動して徐々にア
ームの旋回が始まるので、ドアの摺動の終了前に
アームの旋回が開始することとなり、ドア開時と
同様に両動作引き継ぎの円滑性、衝撃防止、騒音
の削減、摩耗損傷の削減、閉動作の感触の良好性
が保たれ、而も摺動動作を終了した時には摺動ロ
ツク板とアームロツク板は共に直立して案内ピン
を介して案内プレートの動きを阻止するので、そ
れに伴つてドアの摺動は確実に阻止されるので、
アームの逆転中にドアが摺動することなく、ドア
の前後面縁と車体側壁とが衝突することがない。
また旋回と摺動の作動の切り換えは、摺動ロツク
板を起伏することのみによつて行なわれ、従来の
如きスプリングによるフツクの係合等の構造や作
動がないため円滑に行なわれ、比較的粗暴に扱わ
れる車両のスライドドアとしても耐久性に富むも
のである。
にはドアを支持する各アームの旋回開始時から、
摺動ロツク板とアームロツク板との廻動角度が
180度に達するまでの間は各アームは通常の速度
で旋回し、この間は案内ピンが案内プレートを係
止することによつてドアの摺動動作を確実に抑止
して居り、廻動角度が180度に達した直後からは
各アームの旋回は緩やかになると共にドアは開く
方向の摺動を始めるので、アームの旋回動作の終
了前にドアの摺動が開始することとなり両作動が
円滑に引き継がれ、両作動の引き継ぎが段階的に
行なわれることがないので衝撃やそれに伴う騒音
の発生が削減されると同時に該部分の摩耗や損傷
も少く、ドアの開動作の感触も良好であり、而も
案内プレートの変位によつて摺動ロツク板とアー
ムロツク板は傾倒するので、各アームは完全に突
出したまゝの状態を保ち、その逆転は確実に阻止
されるのでドア摺動中にアームが廻動することは
ない。またドアを閉じる際にも、閉方向へのドア
の摺動開始時から、摺動ロツク板とアームロツク
板とが起立を開始するまでは旋回動作は確実に阻
止され、ドアを通常の如く摺動出来、更にドアの
摺動が終りに近づくとドアと共に変位する案内プ
レートによつて摺動ロツク板とアームロツク板と
が引き起こされて起立するのと連動して徐々にア
ームの旋回が始まるので、ドアの摺動の終了前に
アームの旋回が開始することとなり、ドア開時と
同様に両動作引き継ぎの円滑性、衝撃防止、騒音
の削減、摩耗損傷の削減、閉動作の感触の良好性
が保たれ、而も摺動動作を終了した時には摺動ロ
ツク板とアームロツク板は共に直立して案内ピン
を介して案内プレートの動きを阻止するので、そ
れに伴つてドアの摺動は確実に阻止されるので、
アームの逆転中にドアが摺動することなく、ドア
の前後面縁と車体側壁とが衝突することがない。
また旋回と摺動の作動の切り換えは、摺動ロツク
板を起伏することのみによつて行なわれ、従来の
如きスプリングによるフツクの係合等の構造や作
動がないため円滑に行なわれ、比較的粗暴に扱わ
れる車両のスライドドアとしても耐久性に富むも
のである。
図は、本発明の一実施例を示すもので、第1図
はキヤブオーバー型トラツクのドアに本発明を実
施した運転席の側面図であり、第2図は第1図の
要部の横断拡大平面図である。第3図、第4図、
第5図は本発明の要部をドア内側後方より見た図
であり、第3図はドアの開閉の際の、アームの旋
回とドアの摺動との相互の作動の引き継ぐ状態と
各部材の関係を示した背面図、第4図は第3図の
平面図、第5図は摺動ロツク板とアームロツク板
が倒れた状態で、アームが旋回突出した状態を示
した背面図、第6図は第5図の平面図である。第
7図はドアが開く時、又は閉じる時のアームによ
る旋回動作中の各部材の位置関係を内部から見た
斜視図である。 符号;1……支持部、2……車体、2a……側
壁、3……ドア、3a……内側面、4……開口
部、5……内アーム、5a……突設部、6……外
アーム、7……軸、8……軸、9……アームスト
ツパー、10……軸承部、10a……上面、11
……アーム先端軸、12……アーム先端軸、13
……レール、13a……摺動溝、14……摺動ス
トツパー、15……ローラ、16……案内プレー
ト、16a……案内溝、17……軸、18……摺
動ロツク板、18a……凹部、18b……ストツ
パー、19……案内ピン、20……軸、21……
アームロツク板、21a……凸部、21b……対
向側面、22……垂直軸、23……軸承台、S…
…交点、P……起点、V……軸心線、X……長
軸、Y……軸心線、Z……軸心線、θ1……傾倒角
度、θ2……廻動角度、θ3……旋回角度、θa……前
寄角度、θb……偏向角度、θc……下向角度。
はキヤブオーバー型トラツクのドアに本発明を実
施した運転席の側面図であり、第2図は第1図の
要部の横断拡大平面図である。第3図、第4図、
第5図は本発明の要部をドア内側後方より見た図
であり、第3図はドアの開閉の際の、アームの旋
回とドアの摺動との相互の作動の引き継ぐ状態と
各部材の関係を示した背面図、第4図は第3図の
平面図、第5図は摺動ロツク板とアームロツク板
が倒れた状態で、アームが旋回突出した状態を示
した背面図、第6図は第5図の平面図である。第
7図はドアが開く時、又は閉じる時のアームによ
る旋回動作中の各部材の位置関係を内部から見た
斜視図である。 符号;1……支持部、2……車体、2a……側
壁、3……ドア、3a……内側面、4……開口
部、5……内アーム、5a……突設部、6……外
アーム、7……軸、8……軸、9……アームスト
ツパー、10……軸承部、10a……上面、11
……アーム先端軸、12……アーム先端軸、13
……レール、13a……摺動溝、14……摺動ス
トツパー、15……ローラ、16……案内プレー
ト、16a……案内溝、17……軸、18……摺
動ロツク板、18a……凹部、18b……ストツ
パー、19……案内ピン、20……軸、21……
アームロツク板、21a……凸部、21b……対
向側面、22……垂直軸、23……軸承台、S…
…交点、P……起点、V……軸心線、X……長
軸、Y……軸心線、Z……軸心線、θ1……傾倒角
度、θ2……廻動角度、θ3……旋回角度、θa……前
寄角度、θb……偏向角度、θc……下向角度。
Claims (1)
- 1 支持部1に水平廻動自在に軸支した内アーム
5と外アーム6の旋回突出後、内アーム5及び外
アーム6の先部に軸支した軸承部10と該軸承部
10に前後動自在に架設したレール13を介して
ドア3を前後動自在にしたスライドドアの開閉機
構に於いて、前記軸承部10上に摺動ロツク板1
8を、ドア3の摺動方向と直交する方向に設けた
軸17によつて起伏自在に支承し、また内アーム
5上には内アーム5が旋回突出した際に前記軸1
7の軸心線Yと軸承部10に対する内アーム5の
廻動軸心線Zとの交点Sを通り、この交点Sより
みて軸17の軸心線Yより車両の前方及び下方の
両方へ少許傾斜した軸20によつてアームロツク
板21を起伏自在に支承し、前記摺動ロツク板1
8とアームロツク板21を起立させた状態に於い
て、摺動ロツク板18に対してアームロツク板2
1を、軸承部10に対する内アーム5の廻動軸心
と同軸に配設した軸22によつて廻動自在に軸支
し、更にアームロツク板21が軸22の位置より
車両の前方向への廻転を制止するストツパー18
bを形成し、前記摺動ロツク板18の他端に案内
ピン19を突設し、ドア3と共動する案内プレー
ト16に穿設した案内溝16aに前記案内ピン1
9を摺動自在に係合したことを特徴とするスライ
ドドアの開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23345786A JPS6389786A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | スライドドアの開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23345786A JPS6389786A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | スライドドアの開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6389786A JPS6389786A (ja) | 1988-04-20 |
| JPH0465952B2 true JPH0465952B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=16955332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23345786A Granted JPS6389786A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | スライドドアの開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6389786A (ja) |
-
1986
- 1986-10-01 JP JP23345786A patent/JPS6389786A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6389786A (ja) | 1988-04-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4625332B2 (ja) | 車両に用いられるパラレルグライド式ドア | |
| JP6881385B2 (ja) | 可動式のステップ装置 | |
| JP3994167B2 (ja) | コンバーチブル型自動車の自動車ルーフ収納室用カバー装置 | |
| KR102682817B1 (ko) | 대향형 슬라이딩 도어의 유동 방지 구조 | |
| JPH02109724A (ja) | 走行車の折り畳み式幌 | |
| US6814391B2 (en) | Convertible motor vehicle roof | |
| JP2002067697A (ja) | 自動車の屈曲式テールゲート装置 | |
| JPH0465952B2 (ja) | ||
| US20250154809A1 (en) | Hinge assembly of scissor door and vehicle having same | |
| CN116464360B (zh) | 一种环保车开闭门装置 | |
| CN115596324B (zh) | 一种侧滑门机构及汽车 | |
| KR102881864B1 (ko) | 차량의 슬라이딩 도어 장치 | |
| JP2005036535A (ja) | 車両用ドアのアウトサイドハンドル装置 | |
| JPH0439556B2 (ja) | ||
| JPH057913Y2 (ja) | ||
| CN118855336B (zh) | 一种车辆侧摆门及其打开方法 | |
| JP2020147091A (ja) | 鉄道車両の可倒窓ストッパ装置 | |
| CN222823080U (zh) | 一种用于车辆侧摆门的轨迹导向装置 | |
| JPH0547690Y2 (ja) | ||
| JP3433717B2 (ja) | 荷室扉のロック構造 | |
| JP3956477B2 (ja) | 産業車両におけるフードの開閉機構及び産業車両 | |
| JPH059216Y2 (ja) | ||
| JPH0620666Y2 (ja) | 車両用スライドドアの案内装置 | |
| JPS5913146Y2 (ja) | 自動車用ドア開閉装置 | |
| JPH0624257Y2 (ja) | スライドドアの開閉係脱機構 |