JPH0466265B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0466265B2 JPH0466265B2 JP60094645A JP9464585A JPH0466265B2 JP H0466265 B2 JPH0466265 B2 JP H0466265B2 JP 60094645 A JP60094645 A JP 60094645A JP 9464585 A JP9464585 A JP 9464585A JP H0466265 B2 JPH0466265 B2 JP H0466265B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyethylene terephthalate
- terephthalate resin
- crystallinity
- polyurethane lacquer
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電子部品収納トレー、時には高温処理
に耐え、帯電防止効果もすぐれた電子部品収納ト
レーに関するものである。
に耐え、帯電防止効果もすぐれた電子部品収納ト
レーに関するものである。
(従来の技術)
電子部品収納トレーについては成形性、取扱い
の容易性から、通常その表面に帯電防止処理また
は導電処理を施した熱可塑性ブラスチツク製のも
のが汎用されている。
の容易性から、通常その表面に帯電防止処理また
は導電処理を施した熱可塑性ブラスチツク製のも
のが汎用されている。
そして、この帯電防止処理は通常表面抵抗値が
107〜1012Ωであるノニオン系、アニオン系、カチ
オン系あるいは両性の帯電防止剤の表面塗布また
は樹脂の練り込みによつて行なわれているが、こ
の表面塗布には表面平滑性、基材との密着性、耐
摩耗性、耐久性に問題があり、また樹脂の練り込
みには加工時に加熱分解するという不利がある。
そのため、これには導電性のカーボンを練り込む
という方法も知られているが、これには加工時に
おけるカーボンストラクチヤーの破壊を補なうた
めにこれを高充填する必要があるため経済性に劣
るようになるし、同一厚みの成形品を作ると著し
い物性低下が招かれるという不利があり、さらに
この導電カーボンを混入した導電性塗料を塗布す
る方法にはバインダーの種類によつて加熱時に分
解ガスが発生したり、塗膜の軟化、基材からのは
がれが生じるという欠点がある。
107〜1012Ωであるノニオン系、アニオン系、カチ
オン系あるいは両性の帯電防止剤の表面塗布また
は樹脂の練り込みによつて行なわれているが、こ
の表面塗布には表面平滑性、基材との密着性、耐
摩耗性、耐久性に問題があり、また樹脂の練り込
みには加工時に加熱分解するという不利がある。
そのため、これには導電性のカーボンを練り込む
という方法も知られているが、これには加工時に
おけるカーボンストラクチヤーの破壊を補なうた
めにこれを高充填する必要があるため経済性に劣
るようになるし、同一厚みの成形品を作ると著し
い物性低下が招かれるという不利があり、さらに
この導電カーボンを混入した導電性塗料を塗布す
る方法にはバインダーの種類によつて加熱時に分
解ガスが発生したり、塗膜の軟化、基材からのは
がれが生じるという欠点がある。
また、この種の電子部品収納トレーは通常は常
温で使用されるのであるが、これも例えばIC封
止剤中に含有されている残留モノマーや溶剤や、
水分などを除去する場合には120〜150℃に高温処
理することがあり、さらにフラツトICパツケー
ジについてはこれを基板にハンダ付けで表面実装
するきに予備加熱することが必要とされるので、
こような温度でも連続的に形状を維持することが
要求されるのであるが、現状ではこのような高温
に耐えるものは金属製のもしかなく、この種の用
途にも使用できるプラスチツクのものの出現が要
望されている。
温で使用されるのであるが、これも例えばIC封
止剤中に含有されている残留モノマーや溶剤や、
水分などを除去する場合には120〜150℃に高温処
理することがあり、さらにフラツトICパツケー
ジについてはこれを基板にハンダ付けで表面実装
するきに予備加熱することが必要とされるので、
こような温度でも連続的に形状を維持することが
要求されるのであるが、現状ではこのような高温
に耐えるものは金属製のもしかなく、この種の用
途にも使用できるプラスチツクのものの出現が要
望されている。
(発明の構成)
本発明はこのような不利を解決したプラスチツ
ク製の電子部品収納トレーに関するものであり、
これは結晶化度が20〜50%のポリエチレンテレフ
タレート樹脂の成形品の少なくとも片面に、導電
性カーボンを含有する一液型ポリウレタンラツカ
ー塗膜を設けてなることを特徴とするものであ
る。
ク製の電子部品収納トレーに関するものであり、
これは結晶化度が20〜50%のポリエチレンテレフ
タレート樹脂の成形品の少なくとも片面に、導電
性カーボンを含有する一液型ポリウレタンラツカ
ー塗膜を設けてなることを特徴とするものであ
る。
すなわち、本発明者らは高温処理に耐え、帯電
防止効果もすぐれている電子部品収納トレーにつ
いては種々検討した結果、本品についてはそのプ
ラスチツク素材としてポリエチレンテレフタレー
ト樹脂を使用して結晶化度が20〜50%の成形品と
し、この表面に導電性カーボンを含有させた一液
型ポリウレタンラツカーを塗布すると、このもの
は120〜150℃のベーキング処理でも形状を保持
し、その寸法変化率も1%以内になるし、このポ
リウレタンラツカー塗膜はすぐれた帯電防止効果
を発揮し、これはその塗膜が融点200℃以上のも
のであることからペーキング処理しても帯電防止
効果は変化しないということを見出し、このよう
な結晶化度をもつポリエチレンテレフタレート樹
脂の取得方法、ポリウレタンラツカーの種類、塗
布方法などについての研究を勧めて本発明を完成
させた。
防止効果もすぐれている電子部品収納トレーにつ
いては種々検討した結果、本品についてはそのプ
ラスチツク素材としてポリエチレンテレフタレー
ト樹脂を使用して結晶化度が20〜50%の成形品と
し、この表面に導電性カーボンを含有させた一液
型ポリウレタンラツカーを塗布すると、このもの
は120〜150℃のベーキング処理でも形状を保持
し、その寸法変化率も1%以内になるし、このポ
リウレタンラツカー塗膜はすぐれた帯電防止効果
を発揮し、これはその塗膜が融点200℃以上のも
のであることからペーキング処理しても帯電防止
効果は変化しないということを見出し、このよう
な結晶化度をもつポリエチレンテレフタレート樹
脂の取得方法、ポリウレタンラツカーの種類、塗
布方法などについての研究を勧めて本発明を完成
させた。
本発明の電子部品収納トレーを形成するために
使用されるポリエチレンテレフタレート樹脂は繰
り返し単位数の80%以上がエチレンテレフタレー
ト単位からなるポリエチレンテレフタレートまた
はエチレンテレフタレート共重合体とする必要が
あるが、これは有機または無機の結晶核やブロツ
キング防止剤などを添加剤を含んだものであつて
もよい。この有機の結晶核としては公知のしゆう
酸カルシウム、しゆう酸ソーダ、安息香酸カルシ
ウム、安息香酸ソーダ、フタル酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウムなどが例示され、無機の
結晶核としては公知の炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、けい酸カルシウムなどが例示される。
使用されるポリエチレンテレフタレート樹脂は繰
り返し単位数の80%以上がエチレンテレフタレー
ト単位からなるポリエチレンテレフタレートまた
はエチレンテレフタレート共重合体とする必要が
あるが、これは有機または無機の結晶核やブロツ
キング防止剤などを添加剤を含んだものであつて
もよい。この有機の結晶核としては公知のしゆう
酸カルシウム、しゆう酸ソーダ、安息香酸カルシ
ウム、安息香酸ソーダ、フタル酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウムなどが例示され、無機の
結晶核としては公知の炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、けい酸カルシウムなどが例示される。
このポリエチレンテレフタレート樹脂成形品は
融点が256℃前後の耐熱性の強いものであるが、
加熱下では軟化し、特にその結晶化度が20%未満
の成形品はベーキング処理したときに軟化してカ
ールする傾向があり、またこれが50%を越えると
耐衝撃性が著しく劣り、実用上問題となるので、
これは結晶化度が20〜50%の範囲のものとする必
要があり、この好ましい範囲は25〜40%とされ
る。なお、この結晶化度とはポリエチレンテレフ
タレート樹脂全体の中で結晶構造となつている部
分の占める割合を示す値であるが、この結晶化度
を調整するためには非晶性のポリエチレンテレフ
タレート樹脂または非晶性のポリエチレンテレフ
タレート樹脂を予じめ80〜150℃の範囲内で加熱
処理しその結晶化度を5〜10%としたポリエチレ
ンテレフタレート樹脂を、真空成形または圧空プ
レス成形などの成形時にポリエチレンテレフタレ
ート樹脂を加熱して、成形と同時に所望の結晶化
度を得るようにするか、あるいは成形後の後加熱
によつてその結晶化度を促進するようにすればよ
い。また、このポリエチレンテレフタレート樹脂
が前期した有機または無機の結晶核を含有するも
ので、成形加工前の結晶化度が10%を越えるもの
であると加熱成形時に結晶化が急速に進んで吸
引、圧空効果に劣るものとなりやすく、成形品と
しての収納トレーの出隅、入隅の形状が乱れるこ
ともあるので、これは成形前の結晶化度が10%以
下のものとすることが好ましい。
融点が256℃前後の耐熱性の強いものであるが、
加熱下では軟化し、特にその結晶化度が20%未満
の成形品はベーキング処理したときに軟化してカ
ールする傾向があり、またこれが50%を越えると
耐衝撃性が著しく劣り、実用上問題となるので、
これは結晶化度が20〜50%の範囲のものとする必
要があり、この好ましい範囲は25〜40%とされ
る。なお、この結晶化度とはポリエチレンテレフ
タレート樹脂全体の中で結晶構造となつている部
分の占める割合を示す値であるが、この結晶化度
を調整するためには非晶性のポリエチレンテレフ
タレート樹脂または非晶性のポリエチレンテレフ
タレート樹脂を予じめ80〜150℃の範囲内で加熱
処理しその結晶化度を5〜10%としたポリエチレ
ンテレフタレート樹脂を、真空成形または圧空プ
レス成形などの成形時にポリエチレンテレフタレ
ート樹脂を加熱して、成形と同時に所望の結晶化
度を得るようにするか、あるいは成形後の後加熱
によつてその結晶化度を促進するようにすればよ
い。また、このポリエチレンテレフタレート樹脂
が前期した有機または無機の結晶核を含有するも
ので、成形加工前の結晶化度が10%を越えるもの
であると加熱成形時に結晶化が急速に進んで吸
引、圧空効果に劣るものとなりやすく、成形品と
しての収納トレーの出隅、入隅の形状が乱れるこ
ともあるので、これは成形前の結晶化度が10%以
下のものとすることが好ましい。
本発明の電子部品収納トレーは結晶化度20〜50
%であるポリエチレンテレフタレート樹脂成形品
の表面に導電性カーボンブラツクを含有した一液
型ポリウレタンラツカーを塗布して、その表面を
導電処理しこれに帯電防止効果を与えると共に、
このポリウレタンラツカー塗膜によつてベーキン
グ処理に対する長時間の耐久性を付与するように
したものであるが、このポリウレタンラツカーは
2官能性ポリオール、グリコールのOH基とジイ
ソシアネートのNCO基とをNCO/OH≒1で反
応させた完全熱可塑性の線状ポリウレタンをジメ
チルフオルムアミド、メチルエチルケトン、トル
エン、酢酸エチルなどの溶剤に溶解された一液型
ものとすればよく、これは溶剤の蒸発揮散と同時
に硬化し、活性イソシアネートの残留することも
ないので分解したり、腐蝕性ガスの発生すること
もない。また、このポリウレタンラツカーは導電
性カーボンブラツクを添加することによつてその
塗布塗膜を導電性のものとし、帯電防止効果を発
揮するものとされる必要があり、この導電性カー
ボンブラツクとしてはケツシエンブラツクEC(ラ
イオンアクゾ社製商品名)、フアーネスブラツク、
アセチレンブラツク、パルカンXC−72(同社製商
品名)などの単体または混合体を使用すればよい
が、この添加量はポリウレタンラツカーに対し5
〜20%、好ましくは8〜12%とすればよい。
%であるポリエチレンテレフタレート樹脂成形品
の表面に導電性カーボンブラツクを含有した一液
型ポリウレタンラツカーを塗布して、その表面を
導電処理しこれに帯電防止効果を与えると共に、
このポリウレタンラツカー塗膜によつてベーキン
グ処理に対する長時間の耐久性を付与するように
したものであるが、このポリウレタンラツカーは
2官能性ポリオール、グリコールのOH基とジイ
ソシアネートのNCO基とをNCO/OH≒1で反
応させた完全熱可塑性の線状ポリウレタンをジメ
チルフオルムアミド、メチルエチルケトン、トル
エン、酢酸エチルなどの溶剤に溶解された一液型
ものとすればよく、これは溶剤の蒸発揮散と同時
に硬化し、活性イソシアネートの残留することも
ないので分解したり、腐蝕性ガスの発生すること
もない。また、このポリウレタンラツカーは導電
性カーボンブラツクを添加することによつてその
塗布塗膜を導電性のものとし、帯電防止効果を発
揮するものとされる必要があり、この導電性カー
ボンブラツクとしてはケツシエンブラツクEC(ラ
イオンアクゾ社製商品名)、フアーネスブラツク、
アセチレンブラツク、パルカンXC−72(同社製商
品名)などの単体または混合体を使用すればよい
が、この添加量はポリウレタンラツカーに対し5
〜20%、好ましくは8〜12%とすればよい。
このカーボンブラツクを配合したポリウレタン
ラツカーはこれをロールコーター、グラビヤコー
ター、ナイフコーター、フローコーター、シルク
スクリーン法などで成形品に塗布すればよいが、
この塗膜の厚さはこれが導電性を与えるものであ
ればどのような厚さであつてもよいが、1μ以下
ではカーボン粒子間の間隙が大きいために塗膜の
導電性が不充分となり易く、50μ以上とすると塗
布液の流れ、エアの巻き込み、溶剤の残留などが
あるので1〜50μの範囲とすることがよく、これ
は4〜20μとすることが適している。この塗膜は
カーボンブラツクを含んだものであることから1
〜3μの薄膜でも表面抵抗値が103〜155Ωのものと
なるし、この塗膜は融点が200℃以上のものであ
るので、これによつて成形品は帯電防止効果をも
つと共にベーキング処理にも耐えるものとされ
る。しかし、この塗膜は導電性カーボンブラツク
の含有量が高く、したがつて表面摩耗性が弱く傷
つき易いので、これはその塗布面にさらに導電性
カーボンブラツクを4%以下としたポリウレタン
ラツカーからなるオーバーコート層を施したもの
とすることがよい。このオーバーコート層はカー
ボンブラツクの含有量が2%未満のときには0.5
〜2μ以下、それが2〜4%以下のときには2〜
10μ以下の厚さで塗布すればこのオーバーコート
層が極薄化されたものなのでポリウレタンラツカ
ー塗膜による非導電層に導電性を付与するトンネ
ル効果によつてオーバーコート層が帯電防止性を
帯びたものとなり、結果として成形品は導電性を
損なうことなくその表面を保護する。
ラツカーはこれをロールコーター、グラビヤコー
ター、ナイフコーター、フローコーター、シルク
スクリーン法などで成形品に塗布すればよいが、
この塗膜の厚さはこれが導電性を与えるものであ
ればどのような厚さであつてもよいが、1μ以下
ではカーボン粒子間の間隙が大きいために塗膜の
導電性が不充分となり易く、50μ以上とすると塗
布液の流れ、エアの巻き込み、溶剤の残留などが
あるので1〜50μの範囲とすることがよく、これ
は4〜20μとすることが適している。この塗膜は
カーボンブラツクを含んだものであることから1
〜3μの薄膜でも表面抵抗値が103〜155Ωのものと
なるし、この塗膜は融点が200℃以上のものであ
るので、これによつて成形品は帯電防止効果をも
つと共にベーキング処理にも耐えるものとされ
る。しかし、この塗膜は導電性カーボンブラツク
の含有量が高く、したがつて表面摩耗性が弱く傷
つき易いので、これはその塗布面にさらに導電性
カーボンブラツクを4%以下としたポリウレタン
ラツカーからなるオーバーコート層を施したもの
とすることがよい。このオーバーコート層はカー
ボンブラツクの含有量が2%未満のときには0.5
〜2μ以下、それが2〜4%以下のときには2〜
10μ以下の厚さで塗布すればこのオーバーコート
層が極薄化されたものなのでポリウレタンラツカ
ー塗膜による非導電層に導電性を付与するトンネ
ル効果によつてオーバーコート層が帯電防止性を
帯びたものとなり、結果として成形品は導電性を
損なうことなくその表面を保護する。
なお、本発明は電子部品収納トレーの製造は上
記したように結晶化度が20〜50%であるポリエチ
レンテレフタレート樹脂成形品の表面にカーボン
ブラツクを含有したポリウレタンラツカーを塗布
することによつて得られるが、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂成形品の表面にポリウレタンラツ
カーを塗布すると成形品とポリウレタンラツカー
塗膜との密着性がわるく、この塗膜がはがれるこ
とがあるので、この製造に当つてはポリエチレン
テレフタレート樹脂からシートを作り、このシー
トにポリウレタンラツカーを塗布したのち、これ
を真空成形または圧空プレス成形によつて所望の
形状に成形することがよい。
記したように結晶化度が20〜50%であるポリエチ
レンテレフタレート樹脂成形品の表面にカーボン
ブラツクを含有したポリウレタンラツカーを塗布
することによつて得られるが、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂成形品の表面にポリウレタンラツ
カーを塗布すると成形品とポリウレタンラツカー
塗膜との密着性がわるく、この塗膜がはがれるこ
とがあるので、この製造に当つてはポリエチレン
テレフタレート樹脂からシートを作り、このシー
トにポリウレタンラツカーを塗布したのち、これ
を真空成形または圧空プレス成形によつて所望の
形状に成形することがよい。
上記のように得られた電子部品収納トレーは耐
熱性のよいポリエチレンテレフタレート樹脂の成
形品表面に溶解温度が20℃以上とされるポリウレ
タンラツカー塗膜を設けたものであることから、
ベーキング温度に長時間耐えるという特製をもつ
ほか、このものは高温下での寸法安定性もよい
し、このポリウレタンラツカー塗膜が導電性とさ
れるので帯電防止効果もすぐれており、さらには
耐表面摩耗性もよく軽量で搬送も容易であるとい
う有利性をもつものである。
熱性のよいポリエチレンテレフタレート樹脂の成
形品表面に溶解温度が20℃以上とされるポリウレ
タンラツカー塗膜を設けたものであることから、
ベーキング温度に長時間耐えるという特製をもつ
ほか、このものは高温下での寸法安定性もよい
し、このポリウレタンラツカー塗膜が導電性とさ
れるので帯電防止効果もすぐれており、さらには
耐表面摩耗性もよく軽量で搬送も容易であるとい
う有利性をもつものである。
つぎに本発明の実施例をあげる。
実施例
固有年度0.7、ガラス転移点が81℃の非晶性の
ポリエチレンテレフタレート樹脂を押出機を用い
てTダイから溶融押出して急冷し、厚さ0.5mmの
非晶性のシートを作つた。
ポリエチレンテレフタレート樹脂を押出機を用い
てTダイから溶融押出して急冷し、厚さ0.5mmの
非晶性のシートを作つた。
ついで、このシートの片面にグラビヤコーター
(深度44〜45μ)を用いて樹脂分10%、導電性カ
ーボンブラツク含有10%、ケトン系溶剤50%、芳
香族系溶剤20%、エステル系溶剤10%からなる一
液型ポリウレタンラツカーを厚さ12μに塗布し乾
燥してから、その上に樹脂分10%、導電性カーボ
ンブラツク含量2%、ケトン系溶剤10%、芳香族
系溶剤48%、中沸点アルコール20%、高沸点アル
コール10%からなる一液型ポリウレタンクラツカ
ーを同様の方法で厚さ1.2μに塗布して乾燥し、こ
れを真空成形機を用いて型温160℃、シート温度
160℃で成形して電子部品収納トレーを作つたと
ころ、このポリエチレンテレフタレート樹脂は結
晶化度が38%のものとなり、このものは表面抵抗
値が5×104Ωのものとなつた。
(深度44〜45μ)を用いて樹脂分10%、導電性カ
ーボンブラツク含有10%、ケトン系溶剤50%、芳
香族系溶剤20%、エステル系溶剤10%からなる一
液型ポリウレタンラツカーを厚さ12μに塗布し乾
燥してから、その上に樹脂分10%、導電性カーボ
ンブラツク含量2%、ケトン系溶剤10%、芳香族
系溶剤48%、中沸点アルコール20%、高沸点アル
コール10%からなる一液型ポリウレタンクラツカ
ーを同様の方法で厚さ1.2μに塗布して乾燥し、こ
れを真空成形機を用いて型温160℃、シート温度
160℃で成形して電子部品収納トレーを作つたと
ころ、このポリエチレンテレフタレート樹脂は結
晶化度が38%のものとなり、このものは表面抵抗
値が5×104Ωのものとなつた。
つぎにこのトレーにフラツトICパツケージ50
個をのせ、125℃のオープン中に24時間放置して
取出したところ、このICには何らの変化もなく、
このトレー表面抵抗値も5×104Ωで全く変化が
なかつたし、このものの寸法変化率は収縮率0.31
%であつた。
個をのせ、125℃のオープン中に24時間放置して
取出したところ、このICには何らの変化もなく、
このトレー表面抵抗値も5×104Ωで全く変化が
なかつたし、このものの寸法変化率は収縮率0.31
%であつた。
比較例
実施例で作成したポリエチレンテレフタレート
樹脂シートに樹脂分10%、カーボンブラツク含有
量5%、ケトン系溶剤60%、芳香族系溶剤25%の
塩化ビニル・アクリル系塗料を実施例と同じ方法
で厚さ12μに塗布して乾燥してから、実施例と同
じ方法で真空成形して電子部品収納トレーを成形
したところ、このもののポリエチレンテレフタレ
ート樹脂は実施例と同じように結晶化度が38%の
ものとなり、このものは7×105の表面抵抗を示
した。
樹脂シートに樹脂分10%、カーボンブラツク含有
量5%、ケトン系溶剤60%、芳香族系溶剤25%の
塩化ビニル・アクリル系塗料を実施例と同じ方法
で厚さ12μに塗布して乾燥してから、実施例と同
じ方法で真空成形して電子部品収納トレーを成形
したところ、このもののポリエチレンテレフタレ
ート樹脂は実施例と同じように結晶化度が38%の
ものとなり、このものは7×105の表面抵抗を示
した。
つぎに、このトレーにフラツトICパツケージ
50個をのせ、125℃のオープン中に24時間放置し
たのち取出したところ、ICのすべりがリードフ
レーム部で軟化した塗料に付着しており、ICと
して利用することができなかつた。
50個をのせ、125℃のオープン中に24時間放置し
たのち取出したところ、ICのすべりがリードフ
レーム部で軟化した塗料に付着しており、ICと
して利用することができなかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 結晶化度が20〜50%であるポリエチレンテレ
フタレート樹脂の成形品の少なくとも片面に、導
電性カーボンを含有する一液型ポリウレタンラツ
カー塗膜を設けてなることを特徴とする電子部品
収納トレー。 2 ポリエチレンテレフタレート樹脂が有機また
は無機の結晶核を含有し、かつ成形加工前の結晶
化度が10%以下のものである特許請求の範囲第1
項記載の電子部品収納トレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60094645A JPS61254636A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 電子部品収納トレ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60094645A JPS61254636A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 電子部品収納トレ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61254636A JPS61254636A (ja) | 1986-11-12 |
| JPH0466265B2 true JPH0466265B2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=14115992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60094645A Granted JPS61254636A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 電子部品収納トレ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61254636A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100356500B1 (ko) * | 2000-02-24 | 2002-10-18 | (주)코스탯아이앤씨 | 전도성 폴리올레핀계 포장재의 제조방법 |
| KR100381392B1 (ko) * | 2000-08-28 | 2003-04-23 | 서광석 | 집적회로 칩 쉬핑트레이의 코팅방법 |
| JP4736303B2 (ja) * | 2002-11-26 | 2011-07-27 | 東洋紡績株式会社 | エンボスキャリアテープ用導電性ポリエステルシートおよびそれからなるエンボスキャリアテープ |
| JP4561842B2 (ja) * | 2008-02-13 | 2010-10-13 | 住友ベークライト株式会社 | 導電性シートおよびエンボスキャリヤテープ |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP60094645A patent/JPS61254636A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61254636A (ja) | 1986-11-12 |
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