JPH0467122B2 - - Google Patents
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- JPH0467122B2 JPH0467122B2 JP58100006A JP10000683A JPH0467122B2 JP H0467122 B2 JPH0467122 B2 JP H0467122B2 JP 58100006 A JP58100006 A JP 58100006A JP 10000683 A JP10000683 A JP 10000683A JP H0467122 B2 JPH0467122 B2 JP H0467122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- glass cloth
- honeycomb core
- core
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両の部品や外板あるいは内装材
(トリム部品)の精度等を検査するためのゲージ
及び製造工程に配した装置や治具等の精度基準と
なるモデル等に用いられる構造体の構造とその製
造方法に関する。
(トリム部品)の精度等を検査するためのゲージ
及び製造工程に配した装置や治具等の精度基準と
なるモデル等に用いられる構造体の構造とその製
造方法に関する。
(従来技術)
従来、検査ゲージ・モデル等の構造体Cとして
は、第1図及び第2図に示すように、ゲルコート
樹脂による表面層1と、該表面層1の内面に積層
したエポキシ樹脂含浸ガラスクロスによるガラス
クロス層2と、該ガラスクロス層2とは一体に樹
脂接着させたFRPパイプ3とから構成され、前
記ガラスクロス層は剛性と精度を保つために9層
程度積層して構成されていた。
は、第1図及び第2図に示すように、ゲルコート
樹脂による表面層1と、該表面層1の内面に積層
したエポキシ樹脂含浸ガラスクロスによるガラス
クロス層2と、該ガラスクロス層2とは一体に樹
脂接着させたFRPパイプ3とから構成され、前
記ガラスクロス層は剛性と精度を保つために9層
程度積層して構成されていた。
尚、図中4で示すものはエポキシFRPパイプ
による脚、5はエポキシFRPパイプによる枠、
6はアルミ粉入りエポキシ樹脂によるベース、7
はエポキシFRPによる接合部である。
による脚、5はエポキシFRPパイプによる枠、
6はアルミ粉入りエポキシ樹脂によるベース、7
はエポキシFRPによる接合部である。
しかしながら、かかる従来の構造体Cにあつて
は、第一に、表面層1にバツクアツプするバツク
アツプ構造として、9層程度の厚みとしたガラス
クロス層2とFRPパイプ3とを用いているもの
であるために、樹脂使用量が多く全体としては相
当の重量となり、例えば中大型の検査ゲージにあ
つては重量が50Kg〜100Kg程度となり、1人で運
搬することは不可能であるという問題点を有して
いた。
は、第一に、表面層1にバツクアツプするバツク
アツプ構造として、9層程度の厚みとしたガラス
クロス層2とFRPパイプ3とを用いているもの
であるために、樹脂使用量が多く全体としては相
当の重量となり、例えば中大型の検査ゲージにあ
つては重量が50Kg〜100Kg程度となり、1人で運
搬することは不可能であるという問題点を有して
いた。
第二に、脚4及び枠5がエポキシFRPパイプ
によるものであるために、寸法精度や取付位置に
狂いがある場合には表面層1を歪ませていたし、
さらに、接合部7に用いる樹脂も覆いために、そ
の硬化熱で表面層1に凹みを発生さることが多い
もので、これらの原因により表面層1の仕上り精
度が悪いという問題点を有していた。
によるものであるために、寸法精度や取付位置に
狂いがある場合には表面層1を歪ませていたし、
さらに、接合部7に用いる樹脂も覆いために、そ
の硬化熱で表面層1に凹みを発生さることが多い
もので、これらの原因により表面層1の仕上り精
度が悪いという問題点を有していた。
その他、脚4や枠5等を用いた構造体Cである
ために、構造上、高さが高くなり、保管時や廃却
時に嵩ばるという問題点や、高価な樹脂やFRP
パイプ等を多量に用いるために、価格的に高価と
なる問題点を有していた。
ために、構造上、高さが高くなり、保管時や廃却
時に嵩ばるという問題点や、高価な樹脂やFRP
パイプ等を多量に用いるために、価格的に高価と
なる問題点を有していた。
次に、従来の構造体Cの製造方法について説明
すると、まずマスタモデルの周囲に堰をつくり、
ゲルコート樹脂を塗布する。然る後、ガラスクロ
スを積層してガラスクロス層2をつくる。
すると、まずマスタモデルの周囲に堰をつくり、
ゲルコート樹脂を塗布する。然る後、ガラスクロ
スを積層してガラスクロス層2をつくる。
次にマスタモデルの上方の必要な寸法を確保し
た位置に支柱及び支え枠を介して枠5を固定し、
該枠5と上記ガラスクロス層2との間に脚4をガ
ラスチヨツプやテープ等を含んだ樹脂で接着して
構造体を形成していた。
た位置に支柱及び支え枠を介して枠5を固定し、
該枠5と上記ガラスクロス層2との間に脚4をガ
ラスチヨツプやテープ等を含んだ樹脂で接着して
構造体を形成していた。
しかしながら、かかる従来の構造体Cの製造方
法にあつては、ガラスクロス層2を多数積層して
つくるものであるために、工数が掛るばかりでな
く、樹脂硬化温度の関係上、4〜5枚重ねた後、
10数時間〜1日おいて、翌日にさらに重ねて行な
わなければならず、最低2日を要するという問題
点を有していた。
法にあつては、ガラスクロス層2を多数積層して
つくるものであるために、工数が掛るばかりでな
く、樹脂硬化温度の関係上、4〜5枚重ねた後、
10数時間〜1日おいて、翌日にさらに重ねて行な
わなければならず、最低2日を要するという問題
点を有していた。
また、樹脂硬化熱等を原因とする表面層1やガ
ラスクロス層2の歪や表面うねり等が発生し易い
ものであるために、作業に熟練を要し、一定の精
度を確保することが困難であるという問題点を有
していた。
ラスクロス層2の歪や表面うねり等が発生し易い
ものであるために、作業に熟練を要し、一定の精
度を確保することが困難であるという問題点を有
していた。
そこで、上述のような問題点を改善するために
提案されたのが、バツクアツプ構造体として樹脂
硬質発泡体ブロツクを用いた検査ゲージ・モデル
等の構造体及びその製造方法(特開昭57−122301
号、特開昭57−194172号、特開昭57−196101号)
であつて、従来の問題点であつた重量や製作作業
性やコストの点については、従来に比較して改善
を図ることができたが尚十分とは言えず、構造体
の仕上り精度に関しても、従来よりも向上したも
のの、依然として、樹脂硬化熱により発泡構造体
の溶解欠損や表面層の荒れ・うねり等が発生する
おそれがあるという問題点を有するものであつ
た。
提案されたのが、バツクアツプ構造体として樹脂
硬質発泡体ブロツクを用いた検査ゲージ・モデル
等の構造体及びその製造方法(特開昭57−122301
号、特開昭57−194172号、特開昭57−196101号)
であつて、従来の問題点であつた重量や製作作業
性やコストの点については、従来に比較して改善
を図ることができたが尚十分とは言えず、構造体
の仕上り精度に関しても、従来よりも向上したも
のの、依然として、樹脂硬化熱により発泡構造体
の溶解欠損や表面層の荒れ・うねり等が発生する
おそれがあるという問題点を有するものであつ
た。
(発明の目的)
本発明は、上述のような問題点を解消せんとな
されたもので、本発明の目的とするところは、軽
量であると共に精度がよく、しかも製造時間は短
時間でコスト低減も図ることができる検査ゲー
ジ・モデル等の構造体及びその製造方法を提供す
ることに存する。
されたもので、本発明の目的とするところは、軽
量であると共に精度がよく、しかも製造時間は短
時間でコスト低減も図ることができる検査ゲー
ジ・モデル等の構造体及びその製造方法を提供す
ることに存する。
(発明の構成)
即ち、この目的を達成するために本発明の検査
ゲージ・モデル等の構造体は、構造体の中芯部を
ハニカムコアにより形成し、該ハニカムコアの外
表面は樹脂含浸ガラスクロスを積層したがガラス
クロス層により形成し、該ガラスクロス層の外表
面のうち少なくとも構造体上面部はゲルコート樹
脂による被覆層で形成し、かつ前記中芯部のハニ
カムコアにはマスタモテル面に合致させるためス
リツトを設けると共に、該スリツトには発泡樹脂
が充填されて構成される。
ゲージ・モデル等の構造体は、構造体の中芯部を
ハニカムコアにより形成し、該ハニカムコアの外
表面は樹脂含浸ガラスクロスを積層したがガラス
クロス層により形成し、該ガラスクロス層の外表
面のうち少なくとも構造体上面部はゲルコート樹
脂による被覆層で形成し、かつ前記中芯部のハニ
カムコアにはマスタモテル面に合致させるためス
リツトを設けると共に、該スリツトには発泡樹脂
が充填されて構成される。
また、本発明の検査ゲージ・モデル等の構造体
の製造方法は、ハニカムコアにスリツトを入れ、
マスタモデル面に合致させてハニカムコアを成形
し、その後、該スリツト部に発泡樹脂を充填して
ハニカムコアによる中芯部を形成し、次に、該中
芯部を外した状態のマスタモデル内面に離型剤を
塗布した後、ゲルコート樹脂を塗布し、さらに該
ゲルコート樹脂上に樹脂を含浸させながらガラス
クロスを積層し、続いて、前記ハニカムコアによ
る中芯部がガラスクロス層上に付与して樹脂接合
させ、そして、中芯部の裏面に樹脂を含浸させな
がらガラスクロスを積層し、樹脂硬化後、マスタ
モデルから脱型して製造される。
の製造方法は、ハニカムコアにスリツトを入れ、
マスタモデル面に合致させてハニカムコアを成形
し、その後、該スリツト部に発泡樹脂を充填して
ハニカムコアによる中芯部を形成し、次に、該中
芯部を外した状態のマスタモデル内面に離型剤を
塗布した後、ゲルコート樹脂を塗布し、さらに該
ゲルコート樹脂上に樹脂を含浸させながらガラス
クロスを積層し、続いて、前記ハニカムコアによ
る中芯部がガラスクロス層上に付与して樹脂接合
させ、そして、中芯部の裏面に樹脂を含浸させな
がらガラスクロスを積層し、樹脂硬化後、マスタ
モデルから脱型して製造される。
(発明の効果)
従つて、かかる本発明の構造体にあつては、中
芯部にハニカムコアを用い、そのスリツト部には
発泡樹脂を充填させているものであるために、バ
ツクアツプ構造体として十分な剛性を得られ、し
かもこの剛性の高さによりガラスクロス層に用い
る樹脂量も大幅に少なくすることができること
で、きわめて軽量の構造体となし得る効果を奏す
る。さらに、製造工程中、マスタモデルのハニカ
ムコアとの間にゲルコート樹脂や樹脂含浸がガラ
スクロスを積層してもハニカムコアの空間から硬
化熱を放出させることができるために熱変形が無
いし、しかも、ハニカムコアにスリツトを形成し
てマスタモデル面に合致させているために、高い
精度の構造体となし得る効果を奏する。
芯部にハニカムコアを用い、そのスリツト部には
発泡樹脂を充填させているものであるために、バ
ツクアツプ構造体として十分な剛性を得られ、し
かもこの剛性の高さによりガラスクロス層に用い
る樹脂量も大幅に少なくすることができること
で、きわめて軽量の構造体となし得る効果を奏す
る。さらに、製造工程中、マスタモデルのハニカ
ムコアとの間にゲルコート樹脂や樹脂含浸がガラ
スクロスを積層してもハニカムコアの空間から硬
化熱を放出させることができるために熱変形が無
いし、しかも、ハニカムコアにスリツトを形成し
てマスタモデル面に合致させているために、高い
精度の構造体となし得る効果を奏する。
また、かかる本発明の構造体の製造方法にあつ
ては、前述のように軽量かつ高精度の構造体を製
造し得る効果を奏するばかりでなく、ガラスクロ
ス層の積層枚数を大幅に削減できるために、樹脂
の硬化待ち時間が著しく短時間となり、かつハニ
カムコアの成形も容易なことにより製造時間の短
縮を図り得る効果を奏するし、しかも製造時間短
縮と共に樹脂使用量を大幅に少なくすることがで
きるために、製造コストの面においてもコスト低
減を図り得る効果を奏する。
ては、前述のように軽量かつ高精度の構造体を製
造し得る効果を奏するばかりでなく、ガラスクロ
ス層の積層枚数を大幅に削減できるために、樹脂
の硬化待ち時間が著しく短時間となり、かつハニ
カムコアの成形も容易なことにより製造時間の短
縮を図り得る効果を奏するし、しかも製造時間短
縮と共に樹脂使用量を大幅に少なくすることがで
きるために、製造コストの面においてもコスト低
減を図り得る効果を奏する。
(実施例)
以下、本発明の実施例を述べるにあたつて、自
動車のフエンダー部検査ゲージを例にとり説明す
る。
動車のフエンダー部検査ゲージを例にとり説明す
る。
まず、構成について説明すると、8は中芯部で
あつて、第9図に示すように、構造体Dの中芯部
をこのハニカムコア8aにより形成しているもの
で、実施例ではアルミハニカムを用いている。そ
して、該ハニカムコア8aには、マスタモデル9
の内面形状に合致させるためにスリツト8a′を設
けると共に、該スリツト8a′により拡開した部分
には発泡ウレタン樹脂8bが充填されている。
あつて、第9図に示すように、構造体Dの中芯部
をこのハニカムコア8aにより形成しているもの
で、実施例ではアルミハニカムを用いている。そ
して、該ハニカムコア8aには、マスタモデル9
の内面形状に合致させるためにスリツト8a′を設
けると共に、該スリツト8a′により拡開した部分
には発泡ウレタン樹脂8bが充填されている。
尚、実施例では幅の狭いハニカムコア8aを複
数接着して用いているもので、その接着部8cに
はハニカムコア8a端面の凹凸を埋めることと接
着とを兼ねてホツトメルトに相互に接着してい
る。
数接着して用いているもので、その接着部8cに
はハニカムコア8a端面の凹凸を埋めることと接
着とを兼ねてホツトメルトに相互に接着してい
る。
10はガラスクロス層であつて、前記ハニカム
コア8a外表面にエポキシ樹脂を含浸させたガラ
スクロス10aを積層させているもので、構造体
Dの上面側を厚手のガラスクロスと薄手のガラス
クロスとを各々1枚積層し、構造体Dの下面側は
厚手のガラスクロス2枚と薄手のガラスクロス1
枚を積層している。
コア8a外表面にエポキシ樹脂を含浸させたガラ
スクロス10aを積層させているもので、構造体
Dの上面側を厚手のガラスクロスと薄手のガラス
クロスとを各々1枚積層し、構造体Dの下面側は
厚手のガラスクロス2枚と薄手のガラスクロス1
枚を積層している。
11は被覆層であつて、前記ガラスクロス層1
0のうち構造体Dの上面部及び側面部をゲルコー
ト樹脂により被覆している。
0のうち構造体Dの上面部及び側面部をゲルコー
ト樹脂により被覆している。
尚、第9図中12で示すものは脚であつて、ハ
ニカムコアの上下面開口部をFRP積層した市販
のハニカム板により形成されている。また、13
はアルミ粉入りエポキシ樹脂で形成されたベー
ス、14はエポキシFRPによる接合部である。
ニカムコアの上下面開口部をFRP積層した市販
のハニカム板により形成されている。また、13
はアルミ粉入りエポキシ樹脂で形成されたベー
ス、14はエポキシFRPによる接合部である。
次に、構造体の製造方法について説明すると、
まず第3図に示すように、ハニカムコア8aにカ
ツターナイフでスリツト8a′を入れてマスタモデ
ル9の内面形状に合致させてハニカムコア8aを
成形する。このスリツト8a′の入れ方としては、
実施例のようにマスタモデル9の内面が彎曲凸面
である場合は上面側から切り込みを入れて合致さ
せるものであるし、逆に彎曲凸面である場合は上
面側から切り抜くか、下面側に切り込みを入れる
かで行ない、その他、側面に切り込みを入れて側
方に彎曲させる等、様々の手法によりハニカムコ
ア8aにはスリツト8a′を入れる。
まず第3図に示すように、ハニカムコア8aにカ
ツターナイフでスリツト8a′を入れてマスタモデ
ル9の内面形状に合致させてハニカムコア8aを
成形する。このスリツト8a′の入れ方としては、
実施例のようにマスタモデル9の内面が彎曲凸面
である場合は上面側から切り込みを入れて合致さ
せるものであるし、逆に彎曲凸面である場合は上
面側から切り抜くか、下面側に切り込みを入れる
かで行ない、その他、側面に切り込みを入れて側
方に彎曲させる等、様々の手法によりハニカムコ
ア8aにはスリツト8a′を入れる。
その後、前記スリツト8a′に拡開部に発泡ウレ
タン樹脂8bを注入充填し、ハニカムコア8a相
互はホツトメルト接着(ホツトメルト接着部8
c)して、第4図に示すように、ハニカムコア8
aによる中芯部8を形成する。尚、スリツト8
a′を発泡ウレタン樹脂8bで充填するのは、マス
タモデル9に入れた状態で行なつてもよいし、マ
スタモデル9から外しただけでは外力を加えない
限り変形しないためにマスタモデル9から外した
状態で行なつてもよい。
タン樹脂8bを注入充填し、ハニカムコア8a相
互はホツトメルト接着(ホツトメルト接着部8
c)して、第4図に示すように、ハニカムコア8
aによる中芯部8を形成する。尚、スリツト8
a′を発泡ウレタン樹脂8bで充填するのは、マス
タモデル9に入れた状態で行なつてもよいし、マ
スタモデル9から外しただけでは外力を加えない
限り変形しないためにマスタモデル9から外した
状態で行なつてもよい。
次に、前記中芯部8を外した状態のマスタモデ
ル9の内面に離型材15を塗布(実施例の場合は
中芯部の形成前に塗布)した後、ゲルコート樹脂
11aをマスタモデル9の内面に塗布し、第5図
に示すように、さらに該ゲルコート樹脂11aの
上にエポキシ樹脂を含浸させながらガラスクロス
10aを積層する。
ル9の内面に離型材15を塗布(実施例の場合は
中芯部の形成前に塗布)した後、ゲルコート樹脂
11aをマスタモデル9の内面に塗布し、第5図
に示すように、さらに該ゲルコート樹脂11aの
上にエポキシ樹脂を含浸させながらガラスクロス
10aを積層する。
尚、離型材15の塗布はゲルコート樹脂11a
を塗布する前であれば、いつの時期でもよい。ま
た、ガラスクロス10aは最初に狭い所でもなじ
みやすい薄手のガラスクロス10aを張り、続い
て厚手のガラスクロス10aを1枚積層するもの
である。
を塗布する前であれば、いつの時期でもよい。ま
た、ガラスクロス10aは最初に狭い所でもなじ
みやすい薄手のガラスクロス10aを張り、続い
て厚手のガラスクロス10aを1枚積層するもの
である。
次に、第6図に示すように、マスタモデル9か
ら外しておいたハニカムコア8aによる中芯部8
を前記ガラスクロス10aに含浸させたエポキシ
樹脂が乾燥硬化しないうちに付与して樹脂接合さ
せ、そして、中芯部8の裏面にエポキシ樹脂を含
浸させながらガラスクロス10aを積層する。
尚、実施例の構造体Dの測定等のために基準面が
必要であるために、前記ガラスクロス10aの積
層前に、ハニカム板による脚12やベース13を
接合する。また、中芯部の8裏面へのガラスクロ
ス10aの積層は厚手のガラスクロス10aを2
枚と薄手のガラスクロス10aを1枚積層するも
ので、これは、中芯部8の表面部にはゲルコート
樹脂11aによる表面層11があるために樹脂量
のバランスをとる意味で表面層11のない裏面の
積層を多くしたものである。
ら外しておいたハニカムコア8aによる中芯部8
を前記ガラスクロス10aに含浸させたエポキシ
樹脂が乾燥硬化しないうちに付与して樹脂接合さ
せ、そして、中芯部8の裏面にエポキシ樹脂を含
浸させながらガラスクロス10aを積層する。
尚、実施例の構造体Dの測定等のために基準面が
必要であるために、前記ガラスクロス10aの積
層前に、ハニカム板による脚12やベース13を
接合する。また、中芯部の8裏面へのガラスクロ
ス10aの積層は厚手のガラスクロス10aを2
枚と薄手のガラスクロス10aを1枚積層するも
ので、これは、中芯部8の表面部にはゲルコート
樹脂11aによる表面層11があるために樹脂量
のバランスをとる意味で表面層11のない裏面の
積層を多くしたものである。
その後、樹脂が部分硬化したのを確かめて、第
7図に示すように、マスタモデル9から堰9aを
外すと共に脱型する。尚、必要に応じて樹脂硬化
後であり脱型前にベース13を機械加工して面仕
上げをする。
7図に示すように、マスタモデル9から堰9aを
外すと共に脱型する。尚、必要に応じて樹脂硬化
後であり脱型前にベース13を機械加工して面仕
上げをする。
そして、第8図に示すように、脱型後、樹脂に
よるバリ11a′等を取り除き、表面を仕上げて構
造体Dを製造するものである。
よるバリ11a′等を取り除き、表面を仕上げて構
造体Dを製造するものである。
従つて、かかる実施例の構造体Dにあつては、
中芯部8にハニカムコア8aを用い、そのスリツ
ト8a′による拡開部分には発泡ウレタン樹脂8b
を充填させたために、バツクアツプ構造体として
はハニカムコア8aの有する剛性及び強度がガラ
スクロス10aの積層によるガラスクロス層10
と相俟つて得られ、高いバツクアツプ剛性を得る
ことができる。
中芯部8にハニカムコア8aを用い、そのスリツ
ト8a′による拡開部分には発泡ウレタン樹脂8b
を充填させたために、バツクアツプ構造体として
はハニカムコア8aの有する剛性及び強度がガラ
スクロス10aの積層によるガラスクロス層10
と相俟つて得られ、高いバツクアツプ剛性を得る
ことができる。
しかも、ハニカムコア8a自体の剛性が高いも
のであるために、ガラスクロス10aによる剛性
補強は、実施例の如く2層ないし3層程度であつ
ても十分であることから、ガラスクロス層に用い
る樹脂量を大幅に少なくでき、これによりきわめ
て軽量の構造体Dとすることができる。
のであるために、ガラスクロス10aによる剛性
補強は、実施例の如く2層ないし3層程度であつ
ても十分であることから、ガラスクロス層に用い
る樹脂量を大幅に少なくでき、これによりきわめ
て軽量の構造体Dとすることができる。
尚、その一例を挙げると、第1図及び第2図に
示す従来構造のフロントフエンダー検査ゲージは
約100Kg程度であつたが、実施例構造のフロント
フエンダー検査ゲージでは約15Kg〜20Kg程度とな
り、他の検査ゲージや検査モデルの場合について
も、従来構造に比較し、平均して約1/5以下でも
のによつては1/10程度まで軽量化でき、1人運搬
(20Kg以内)が可能となることにより、取扱い時
の作業及び安全性が向上した。
示す従来構造のフロントフエンダー検査ゲージは
約100Kg程度であつたが、実施例構造のフロント
フエンダー検査ゲージでは約15Kg〜20Kg程度とな
り、他の検査ゲージや検査モデルの場合について
も、従来構造に比較し、平均して約1/5以下でも
のによつては1/10程度まで軽量化でき、1人運搬
(20Kg以内)が可能となることにより、取扱い時
の作業及び安全性が向上した。
また、製造工程中において、マスタモデル9と
ハニカムコア8aとの間にゲルコート樹脂11a
やエポキシ樹脂を含浸させたガラスクロス10a
を積層してもハニカムコア8aの多数の空間から
硬化熱を放出させることができるものであるため
に、硬化熱による熱変形が無いし、しかも、ハニ
カムコア8aにスリツト8a′を形成してマスタモ
デル9の内面に形状合致させているために、高い
精度の構造体Dとすることができる。尚、実施例
のように大型のものは中抜き部16を形成するこ
とで構造体表面のうねりも防止できる。
ハニカムコア8aとの間にゲルコート樹脂11a
やエポキシ樹脂を含浸させたガラスクロス10a
を積層してもハニカムコア8aの多数の空間から
硬化熱を放出させることができるものであるため
に、硬化熱による熱変形が無いし、しかも、ハニ
カムコア8aにスリツト8a′を形成してマスタモ
デル9の内面に形状合致させているために、高い
精度の構造体Dとすることができる。尚、実施例
のように大型のものは中抜き部16を形成するこ
とで構造体表面のうねりも防止できる。
また実施例のように脚12を有する構造体Dで
あつても、従来のように枠や脚組みがない構造体
に比較して嵩ばらない薄形の構造体Dとすること
ができ、前記軽量化と相俟つて、取扱いが容易な
上に棚への保管や立て掛け等において空間を有効
に利用することができる。
あつても、従来のように枠や脚組みがない構造体
に比較して嵩ばらない薄形の構造体Dとすること
ができ、前記軽量化と相俟つて、取扱いが容易な
上に棚への保管や立て掛け等において空間を有効
に利用することができる。
また、樹脂の使用量が少ないことで廃却時に産
業廃棄物を低減させることができる。
業廃棄物を低減させることができる。
また、かかる実施例の構造体Dの製造方法にあ
つては、前述のように高剛性で軽量かつ高精度で
ある等の様々な利点を有する構造体Dを製造でき
るばかりでなく、ガラスクロス10aの積層枚数
を大幅に削減できるために、樹脂の硬化待ち時間
が著しく短時間となり、かつハニカムコア8aの
成形がスリツト8a′を入れてその拡開部に発泡ウ
レタン樹脂8bを充填するだけの容易なものであ
ることにより、製造時間の著しい短縮化を図るこ
とができ。
つては、前述のように高剛性で軽量かつ高精度で
ある等の様々な利点を有する構造体Dを製造でき
るばかりでなく、ガラスクロス10aの積層枚数
を大幅に削減できるために、樹脂の硬化待ち時間
が著しく短時間となり、かつハニカムコア8aの
成形がスリツト8a′を入れてその拡開部に発泡ウ
レタン樹脂8bを充填するだけの容易なものであ
ることにより、製造時間の著しい短縮化を図るこ
とができ。
しかも、前述のような製造時間の短縮と共に、
樹脂使用量を大幅に少なくすることかでき、実施
例のように幅の狭いハニカムコア8aを用いるも
のであれば廃材の利用も可能なことから、コスト
低減を図ることができるものである。
樹脂使用量を大幅に少なくすることかでき、実施
例のように幅の狭いハニカムコア8aを用いるも
のであれば廃材の利用も可能なことから、コスト
低減を図ることができるものである。
尚、一般的に曲面形状を持つハニカム製品は
NC(数値制御)や倣いによる機械加工をしたハ
ニカムコアブロツクにFRPを積層して作つてい
るもので、この場合には加工設備を要するし、加
工にも手間を要するし、材料の無駄になるという
欠点を有するものである。しかし、本発明はこの
点を考慮し、ハニカムコア8aにスリツト8a′を
入れることと、発泡樹脂を充填することによる手
法を採用してこれらの欠点の解消を図つている。
NC(数値制御)や倣いによる機械加工をしたハ
ニカムコアブロツクにFRPを積層して作つてい
るもので、この場合には加工設備を要するし、加
工にも手間を要するし、材料の無駄になるという
欠点を有するものである。しかし、本発明はこの
点を考慮し、ハニカムコア8aにスリツト8a′を
入れることと、発泡樹脂を充填することによる手
法を採用してこれらの欠点の解消を図つている。
以上、本発明の実施例を図により詳述してきた
が、具体的な構成及び製造方法については実施例
に限定されるものではなく、例えば、実施例の如
く検査ゲージに限らず検査モデル等他の構造体に
も勿論適用できる。
が、具体的な構成及び製造方法については実施例
に限定されるものではなく、例えば、実施例の如
く検査ゲージに限らず検査モデル等他の構造体に
も勿論適用できる。
また、ハニカムコアの材質も、アルミハニカム
に限らず、FRP製ハニカムや紙製ハニカム等、
他の材質によるハニカムコアであつてもよい。
に限らず、FRP製ハニカムや紙製ハニカム等、
他の材質によるハニカムコアであつてもよい。
また、実施例では発泡樹脂として発泡ウレタン
樹脂を用いているものであり、該発泡ウレタン樹
脂は1液性でスプレー状であつて取扱い易く、速
乾性や常温加工性や精度性も有し、コスト的に安
価であることから好ましいものであるが、発泡ウ
レタン樹脂に限られるものではなく、例えばガラ
スクロス層と同じ発泡エポキシ樹脂等の他の発泡
樹脂を用いてもよい。
樹脂を用いているものであり、該発泡ウレタン樹
脂は1液性でスプレー状であつて取扱い易く、速
乾性や常温加工性や精度性も有し、コスト的に安
価であることから好ましいものであるが、発泡ウ
レタン樹脂に限られるものではなく、例えばガラ
スクロス層と同じ発泡エポキシ樹脂等の他の発泡
樹脂を用いてもよい。
また、実施例では複数のハニカムコアをホツト
メルトにより接着しているものであるが、小さな
検査ゲージ等では1枚のハニカムコアで製造する
ことが可能であるために、ホツトメルトによる接
着は必須の要件ではない。
メルトにより接着しているものであるが、小さな
検査ゲージ等では1枚のハニカムコアで製造する
ことが可能であるために、ホツトメルトによる接
着は必須の要件ではない。
また、ガラスクロスによる積層数も、構造体の
大きさや剛性等を考慮して適宜設定すればよく、
実施例の積層数には限定されない。
大きさや剛性等を考慮して適宜設定すればよく、
実施例の積層数には限定されない。
また、脚は測定等のために必要な構造体である
場合にのみ取付けるものであるために、構造体の
用途については無くてもよい。
場合にのみ取付けるものであるために、構造体の
用途については無くてもよい。
第1図は従来の構造体を示す斜視図、第2図は
第1図A−A線による断面図、第3図、第4図、
第5図、第6図、第7図は本発明実施例の構造体
の製造方法を説明する説明斜視図、第8図は本発
明実施例の構造体を示す斜視図、第9図は第8図
B−B線による断面図である。 D……構造体、8……中芯部、8a……ハニカ
ムコア、8a′……スリツト、8b……発泡ウレタ
ン樹脂(発泡樹脂)、10……ガラスクロス層、
10a……ガラスクロス、11……被覆層、11
a……ゲルコート樹脂、9……マスタモデル、1
5……離型剤。
第1図A−A線による断面図、第3図、第4図、
第5図、第6図、第7図は本発明実施例の構造体
の製造方法を説明する説明斜視図、第8図は本発
明実施例の構造体を示す斜視図、第9図は第8図
B−B線による断面図である。 D……構造体、8……中芯部、8a……ハニカ
ムコア、8a′……スリツト、8b……発泡ウレタ
ン樹脂(発泡樹脂)、10……ガラスクロス層、
10a……ガラスクロス、11……被覆層、11
a……ゲルコート樹脂、9……マスタモデル、1
5……離型剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構造体の中芯部をハニカムコアにより形成
し、該ハニカムコアの外表面は樹脂含浸ガラスク
ロスを積層したガラスクロス層により形成し、該
ガラスクロス層の外表面のうち少なくとも構造体
上面部はゲールコート樹脂による被覆層で形成
し、かつ前記中芯部のハニカムコアにはマスタモ
デル面に合致させるためスリツトを設けると共
に、該スリツトには発泡樹脂が充填されているこ
とを特徴とする検査ゲージ・モデル等の構造体。 2 ハニカムコアにスリツトを入れマスタモデル
面に合致させてハニカムコアを成形し、その後、
該スリツト部に発泡樹脂を充填してハニカムコア
による中芯部を形成し、次に、該中芯部を外した
状態のマスタモデル内面に離型剤を塗布した後、
ゲルコート樹脂を塗布し、さらに該ゲルコート樹
脂上に樹脂を含浸させながらガラスクロスを積層
し、続いて、前記ハニカムコアによる中芯部をガ
ラスクロス層上に付与して樹脂接合させ、そして
中芯部の裏面に樹脂を含浸させながらガラスクロ
スを積層し、樹脂硬化後、マスタモデルから脱型
して製造することを特徴とする検査ゲージ・モデ
ル等の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58100006A JPS59224333A (ja) | 1983-06-04 | 1983-06-04 | 検査ゲ−ジ・モデル等の構造体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58100006A JPS59224333A (ja) | 1983-06-04 | 1983-06-04 | 検査ゲ−ジ・モデル等の構造体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59224333A JPS59224333A (ja) | 1984-12-17 |
| JPH0467122B2 true JPH0467122B2 (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=14262477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58100006A Granted JPS59224333A (ja) | 1983-06-04 | 1983-06-04 | 検査ゲ−ジ・モデル等の構造体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59224333A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109531750B (zh) * | 2018-11-22 | 2021-01-08 | 青岛宙庆工业设计有限公司 | 汽车模型的硬质模型制作方法 |
-
1983
- 1983-06-04 JP JP58100006A patent/JPS59224333A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59224333A (ja) | 1984-12-17 |
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