JPH0467145A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPH0467145A
JPH0467145A JP18104990A JP18104990A JPH0467145A JP H0467145 A JPH0467145 A JP H0467145A JP 18104990 A JP18104990 A JP 18104990A JP 18104990 A JP18104990 A JP 18104990A JP H0467145 A JPH0467145 A JP H0467145A
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drying
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drying section
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、湿式処理後のハロゲン化銀感光材料(以下、
単に感光材料という)を乾燥するための乾燥装置に関す
る。
〈従来の技術〉 湿式処理を行う感光材料処理装置として、例えば、自動
現像機(カラーペーパー用、カラーネガ用等)、銀塩写
真式複写機等がある。
自動現像機は、撮影済の感光材料(例えばカラーネガフ
ィルム)を処理部において現像、漂白、定着、水洗およ
び安定化処理を順次行い、次いでその感光材料を乾燥部
にて乾燥し、ネガ像またはポジ像を得るものである。
また、銀塩写真式複写機は、給紙部がら併結された感光
材料(例えばシート状カラーペーパー)を露光部へ送っ
て露光し、露光後の感光材料を処理部へ送って、現像、
漂白・定着および水洗処理を順次行い、その感光材料を
乾燥部にて乾燥して原稿画像の複写物を得るものである
このような感光材料処理装置の乾燥部に設けられた乾燥
装置は、感光材料の搬送経路の周囲を囲むダクトと、該
ダクト内へ温風を供給するためのファンおよびヒーター
とを荷し、ダクト内を搬送される湿潤状態の感光材料に
温風を吹き付けて乾燥を行うものである。
しかるに、このような従来の乾燥装置では、ダクトの内
部空間の容積が大きいために、多量の温風を供給するに
もかかわらず、実際に感光材料の表面にあたり水分の除
去に寄与する温風の量は少なく、よって乾燥時間が長く
かかるという欠点がある。
特に、湿式の複写機や自動現像機においては、乾燥時間
が長くかかることが、全体の処理時間を短縮化する上で
大きな障害となっている。
また、多量の空気を加温するため、消費エネルギが大き
く、また、外部への排熱量が多く、装置の設置環境に温
度、湿度上昇等の悪影響を与え、さらに、処理開始の際
にヒートアップ(予熱)に時間がかかるという欠点もあ
る。
なお、予熱時間が長くかかるため、感光材料の処理を行
う度に乾燥装置をON、OFFすることはできず、感光
材料の処理時、非処理時にかかわらず、乾燥装置を作動
させ続けておかねばならなかったので、この点において
も消費エネルギの増大を招いていた。
また、従来の乾燥装置では、感光材料の乳剤層に関する
次のような欠点もある。
従来の乾燥装置では、ダクト内へ供給され、乾燥に寄与
した温風は、その70〜95%程度が回収され、再びダ
クト内へ供給されるようになっている。 従って、多量
の感光材料を連続的に乾燥した場合、高温の熱風(相対
温度を下げないと乾燥されないので、乾燥温度を高くす
る)で乾燥がなされることとなり、感光材料の乳剤面に
レチキュレーション(ひび割れ)等の膜質不良が生じる
という欠点がある。
逆に、乾燥用気体が高温とならないように、その乾燥温
度を低くすると、多量の感光材料を連続乾燥した場合、
始めのうちは良好に乾燥されるが、次第に乾燥不良とな
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、乾
燥効率が良く、特に乾燥時間が短く、さらに、消費エネ
ルギが少な(、装置の小型化が図れる乾燥装置を提供す
ることにある。
また、本発明の他の目的は、感光材料の乳剤面にレチキ
ュレーション等の膜質不良が生じるのを防止しつる乾燥
装置を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)および(2)の本発明に
より達成される。
(1)内部空間の厚さが薄いスリット状をなしている筺
体と、この筺体の内部空間に乾燥用気体を供給する手段
とを有するハロゲン化銀感光材料の乾燥装置であって、 前記乾燥装置は、複数の乾燥部で構成され、各乾燥部ご
とに乾燥条件を設定可能としたことを特徴とする乾燥装
置。
(2)前記乾す学部は、主に恒率乾燥を行なう第1乾燥
部と、主に減率乾燥を行なう第2乾燥部とで構成される
上記(1)に記載の乾燥装置。
く作用〉 このような構成の本発明では、感光材料が通過する筺体
の内部空間を、感光材料の厚さ方向の厚さが薄いスリッ
ト状とすることにより、その容積を大幅に減少し、小量
の乾燥用気体を高速で流すことができ、その結果、短い
搬送経路で短時間に乾燥ができ、また加温のための消費
エネルギの節減、室内環境への悪影響防止、および装置
の小型化も図れる。
そして、本発明の乾燥装置は、複数の乾燥部、特に、恒
率乾燥を行なう第1乾燥部と減率乾燥を行なう第2乾燥
部とを有し、各乾燥部ごとに乾燥用気体の温度、湿度、
風量(流速)等の乾燥条件を最適な条件に設定すること
ができる。 特に、第1乾燥部では、比較的高温低湿の
空気で乾燥し、第2乾燥部では、比較的低温の空気で乾
燥するように設定するのが好ましく、これにより乾燥効
率が向上し、乾燥時間をより短縮することができるとと
もに、感光材料の乳剤面にレチキュレーション等の膜質
不良が発生するのを防止できる。
〈実施例〉 以下、本発明の乾燥装置を添付図面に示す好適実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図および第2図は、それぞれ本発明の乾燥装置の構
成例を模式的に示す縦断面図である。 なお、各図中間
−の部材は同符号で示し、また、同様の事項にっていて
はその説明を省略する。
第1図に示すように、本発明の乾燥装置1aは、横断面
が四角形の箱状をなす筺体2を有しており、この筺体2
の図中左端には感光材料8の入口4、図中右端には感光
材料8の出口5がそれぞれ形成されている。 なお、本
明細書では、入口4側を「前方」、出口5側を「後方」
として説明する。
筺体2には、入口4から出口5まで貫通する内部空間3
が形成され、この内部空間3は、通過する感光材料Sの
厚さ方向(図中上下方向)の厚さTが薄いスリット状を
なしている。 即ち、内部空間3の横断面はスリット状
をなしている。 この内部空間3の寸法については、後
に詳述する。 なお、図示の例では、内部空間3は平坦
な形状であるが、本発明では、感光材料Sの通過に支障
をきたさない限り、内部空間3が適宜湾曲した形状のも
のでもよい。
筺体2の入口4付近、筺体2の途中および筺体2の出口
5付近には、それぞれ感光材料Sを挟持搬送するための
ローラ対30.31および32が設置されている。
中央のローラ対31より前方側に第1乾燥部103、後
方側に第2乾燥部105が形成されている。
この第1乾燥部103および第2乾燥部105には、乾
燥用気体(以下、空気で代表する)の供給手段として、
空気の循環系が、それぞれ独立して設けられている。
第1乾燥部103においては、感光材料Sの表面(乳剤
面)SA側および裏面Sll側に、それぞれ対称構造の
空気の循環系が設置されている。 この循環系は、ダク
ト6aを有している。
また、筺体2の入口4付近であって、感光材料Sの表面
SA側および裏面S、側には、それぞれ内部空間3に連
通ずる一対のノズル8aが設置されている。 これらの
ノズル8aの先端にはスリット状の吹出し開口が形成さ
れ、またノズル8aの基端には、前記ダクト6aの前方
端が接続されている。
なお、ノズル8aは、その先端が、後方に向けて後述す
るような傾斜角度で傾斜した状態で設置されている。
また、筺体2のローラ対31付近には一対の回収ロアa
が設けられ、これらの回収ロアaには、ダクト6aの後
方端が接続されている。
ダクト6aの途中の内部空間が拡大した部分には、プロ
ペラ式のファン9aが設置されている。 さらに、ファ
ン9aより前方のダクト6a内には、ヒーター10aが
設置されている。
また、ファン9aには、ファン9aの送風量を調節可能
なコントローラllaが設置されている。
さらに、ヒーター10aには、ヒーター10aの発熱量
を調節可能なコントローラ12aが設置されている。
これらのコントローラllaおよび12aにより、第1
卓乞燥部103における乾燥条件が決定される。 この
乾燥条件については、後に説明する。
なお、筺体2の入口4には、感光材料Sを導入し易くす
るために、感光材料の表面SA側および裏面SB側に、
後方へ向けて間隙距離が漸減する傾斜面4aが形成され
、また、その傾斜面4aの先端には、ノズル8aから噴
出された空気が前方へ逆流し、入口4から出るのを抑制
するためのかえしく段部)が形成されている。
本構成例では、感光材料Sの表面SA側および裏面SB
側からそれぞれ空気を供給することにより、内部空間3
を通過する感光材料Sの表面SAと内壁2Aとの間およ
び裏面S8と内壁2Bとの間に、それぞれ空気流が形成
され、よって、感光材料Sが筺体2の内壁2A、2Bに
密着するの防止することができる。 このような感光材
料Sの密着防止を考慮した場合、空気流の均衡を保つた
めに、感光材料Sの表面側と裏面側とに設置されるノズ
ル8aの形状や設置角度aは対称とし、空気供給量も等
しくするのが好ましい。
また、第2乾燥部105においても、前記第1乾燥部1
03と同様の循環系、すなわち、ダクト6b、回収ロア
b、ノズル8b、ファン9b、ヒーター10bおよびコ
ントローラ11b、12bが設置されている。
なお、出口5の前方には、感光材料Sが通過するスリッ
ト状の開口13が形成されている。
この間口13は、感光材料Sが通過し易く、かつ、空気
の漏れが少ないように、収斂形状をなしている。
第1乾燥部103および第2乾燥部105における乾燥
用気体の供給手段の構造は、図示のものに限定されない
。 例えば、ダクト6aおよび6bの途中に、後述する
除湿器15を設置してもよい。 また、空気を循環する
形態に限らず、乾燥に供された空気の全部または一部は
、外部へ排気するような構成のものでもよい。
筺体2の構成材料は特に限定されないが、耐熱性を有す
る材料であって、好ましくは断熱性を有するものを用い
るのがよい。 その具体例としては、筺体2をアルミナ
、ジルコニア、石綿、ガラスウール等の各種セラミック
スやステンレス、アルミニウム、ハステロ仁チタン、銅
または銅系合金等の金属で構成し、あるいは、上g己金
属製の筺体の外壁に石綿、フェルト、アルミ箔、ガラス
ウール等の断熱材を接合する場合が挙げられる。
筺体2の全長は特に限定されず、感光材料Sの搬送速度
や後述する乾燥条件に応じて適宜決定されるが、通常、
100〜1000111111程度、特に150〜60
0 mm程度とするのが好ましい。
また、第1乾燥部103における筺体2の長さは、50
〜500mm程度、特に70〜300mm程度とするの
が好ましく、第2乾燥部105における筺体2の長さは
、50〜500 mm程度、特に70〜300mm程度
とするのが好ましい。
筺体2の内部空間3の厚さTは、感光材料Sの厚さの3
〜1000倍程度、特に5〜100倍程度とするのが好
ましく、さらには、10〜30倍程度とするのがより好
ましい。
感光材料Sの厚さの3倍未満であると乾燥中に接着事故
や感光材料Sへのギズ発生等のトラブルが生じ易(、ま
た1000倍を超えると内部空間3の容積が大きくなり
、乾燥の条件によっては、本発明の効果を十分に発揮す
ることができなくなる場合があるからである。
なお、内部空間3の厚さTが、前方から後方に向けて漸
増または漸減するもの、即ち内部空間3がテーパ状とな
っているものでもよい。
これにより内部空間3の長手方向における空気の流速に
変化を与えることができる。 例えば、乾燥前半部にお
ける空気の流速が大である場合(Tが後方に向けて漸増
)には、乾燥後半部が徐乾となり、特に硬膜剤が少ない
感光材料や乳剤層が厚い感光材料に対しては膜質劣化防
止効果がある。 その逆の場合(Tが後方に向けて漸減
)には、乾燥後半部でもやや急転傾向となり、特に乳剤
層の薄い感光材料には乾燥パス(時間)が短(なり好適
である。
なお、図示されていないが、感光材料の密着防止手段と
して、筺体2の内壁2A、2Bに、例えば特願昭62−
277678号に示す「内部に向って突出する柔軟な部
材(例えば、ループ状繊維)」と同様のものを設けるこ
と、あるいは、感光材料の揺動防止手段として、内壁2
A、2Bに筺体長手方向に延在する凸部や溝部またはそ
の他のガイド部材を設けることが可能である。
ノズル8aおよび8bの傾斜角度αは、5〜60°程度
、特に10〜45°程度とするのが好ましい。 αを5
°未満とすると筺体2のサイズが大きくなるのでコンパ
クト設計上困難であり、またαが60°を超えると、入
口4への逆流が生じ易くなるからである。
感光材料Sの筺体2内の搬送は、次のようにして行われ
る。
感光材料Sの長さが、隣接するローラ対30.31問お
よび31.32間(以下、隣接ローラ対間という)の距
離より長い場合には1、各ローラ30.31および32
の回転力により行われる。
すなわち、感光材料Sの後端(前方側の端部)がローラ
対30から外れないうちに、感光材料Sの先端(後方側
の端部)がローラ対31に挟持され、さらに、感光材料
Sの後端がローラ対31から外れないうちに、感光材料
Sの先端がローラ対32に挟持されるので、感光材料S
は、筺体の内部空間3をローラ対30.31.32のう
ちの少なくとも一つにて挟持され、搬送される。
感光材料Sの長さが、隣接ローラ対間の距離より短い場
合には、感光材料Sの後端が前方側のローラ対30から
外れた後、感光材料Sは、内部空間3を流れる高速の空
気流より後方へ搬送され(以下、空気搬送という)、感
光材料Sの先端が後方側のローラ対31に到達した後は
、該ローラ対31により挟持、搬送され、さらにローラ
対31.32間においても同様の搬送がなされる。
このような乾燥装置1aでは、第1乾燥部103および
第2乾燥部105における空気の循環は、それぞれ、次
のようにして行なわれる。 ファン9aおよび9bを作
動すると回収ロアaおよび7b内は負圧となり、乾燥に
供された空気は、第1図中の矢印で示すように、筺体2
の上下の回収ロアaおよび7bにそれぞれ吸引され、ダ
クト6aおよび6b内を流れ、ファン15を通過した後
、ヒーター10aおよび10bにより所定の温度に加熱
され、再びノズル8aおよび8bより筺体2の内部空間
3へ噴出され、第1乾燥部103および第2乾燥部10
5のそれぞれの内部空間3内において後方へ向けて高速
流を形成する。
このような状態で、ローラ対30にて挟持搬送された湿
潤状態の感光材料Sを入口4へ導入し、内部空間3を通
過させると、まず第1乾燥部103において主に恒率乾
燥がなされ、ローラ対31を経た後、第2乾燥部105
において主に減率乾燥がなされる。
その後、感光材料Sは、ローラ対32に挾持搬送され、
出口5から筺体2外へ畠る。
このような乾燥装置1aにおける第1乾燥部103およ
び第2乾燥部105での乾燥条件について説明する。
第1乾燥部103においては、主に恒率乾燥が行なわれ
るような乾燥条件とし、第2乾燥部105においては、
主に減率乾燥(調質乾燥も含む)が行なわれるような乾
燥条件とする。
なお、恒率乾燥とは、乾燥曲線において、感光材料Sの
乳剤層の含水率の減少率が一定である領域をいい、減率
乾燥とは、同含水率の減少率が減少し、含水率が平衡に
達するまでの領域をいう。
また、含水率が平衡に達した点以後は、調質乾燥といつ
具体的には、第1乾燥部103における内部空間3での
空気の平均流速(線速)は、0.3〜60m/s程度、
特に1〜20m/s程度とするのが好ましく、その温度
(乾燥温度)は50〜150’c程度、特に70〜12
0℃程度とするのが好ましい。
また、第2乾燥部105における内部空間3での空気の
平均流速(線速)は、0.1〜40m/s程度、特に0
.5〜10m/s程度とするのが好ましく、その温度は
第1乾燥部103に比べ比較的低温、すなわち30〜l
oO”c程度、特に40〜80℃程度とするのが好まし
い。
以上のような乾燥条件とすることにより、感光材料Sの
乾燥効率が向上し、より短時間での乾燥が可能となると
ともに、感光材料乳剤面にレチキュレーションや光沢不
良等の膜質不良が発生することも防止される。
なお、このような乾燥条件は、感光材料Sの搬送速度、
外気の温度、湿度等の環境条件、乾燥前の感光材料Sの
湿潤の度合、感光材料Sの層構成、種類(特に、裏面S
、にゼラチンの有無)、処理の形態(連続処理、少数枚
処理)等を考慮して決定するのが好ましい。
第2図には、本発明の乾燥装置の他の構成例が示される
。 同図に示す乾燥装置1bは感光材料Sの表面S1側
および裏面SB側に、それぞれ対称構造の乾燥用気体の
循環系を有している。
第1乾燥部104の後方側に設けられた回収ロアaおよ
び第2乾燥部106の後方側に設けられた回収ロアbに
は、それぞれ、ダクト14aおよび14bの一端が接続
されている。
また、これらのダクト14aおよび14bは合流し、さ
らに除湿器15の吸気側に接続されている。
この除湿器15は、例えば、エアコンのような通常の冷
媒を用いたもの、ベルチェ効果を利用した電子冷却素子
によるもの(特願昭63−221796号)、あるいは
、塩化カルシウム、シルカゲル等の乾燥剤(吸湿剤)を
置き、これに温気を含む空気を通過させるといった簡易
な構成のもの等、種々の構成のものが使用可能である。
 このうち、電子冷却素子による除湿器は、小型で、除
湿能力も高(、消費電力も少ないため、好ましい。
また、除湿器15は、除湿能力が可変のもの、特に、排
気側の湿度を設定可能なものが好ましい。
除湿器15の排気側には、ダクト16の一端が接続され
、このダクト16の途中の内部空間が拡大した部分には
、プロペラ式のファンエフが設置されている。
さらに、ダクト16はファン17より前方へ延長され、
分岐ダクト18aおよび18bに分岐している。 これ
ら分岐ダクト1.8 aおよび18bの前方端は、それ
ぞれ、前記と同様のノズル8aおよび8bの基端に接続
されている。
分岐ダクト18aおよび18bの途中には、それぞれ、
分岐ダクト内の開口度を連続的または段階的に調節しつ
るダンパー19aおよび19bが設置されている。
また、前記ファン17には、ファン17の送風量を調節
可能なコントローラ20が設置されている。
第1乾燥部104における筺体2の内壁2Aおよび2B
には、それぞれ、面状発熱体21aが設置されている。
また、第2乾燥部106における筺体2の内壁2Aおよ
び2Bにも、それぞれ、面状発熱体21、bが設置され
ている。 これらの面状発熱体21a、21bは、通電
により発熱し、それぞれ、ノズル8aおよび8bから内
部空間3に吹き込まれた空気および通過する感光材料S
を加温する。
なお、各面状発熱体21aおよび21bには、それぞれ
、その発熱量を調節可能なコントローラ22aおよび2
2bが設置されている。
このような面状発熱体21a、21bとしては、ヒータ
ー内蔵パネルヒーター オイル循環式パネルヒーター、
各種導電性フィラーを含有する面状発熱体、ヒーターエ
レメントを絶縁材料で被覆したもの等が挙げられるが、
その中でも特に、導電性フィラーを含有するものやヒー
ターエレメントを絶縁材料(有機材料、セラミックスま
たはこれらの混合材料等)で被覆したものが好ましい。
なお、導電性フィラーとしては、例えば、カーボンブラ
ック、グラファイト、炭素繊維等の炭素系材料のような
有機導電性フィラーや、鉄、アルミニウム、チタン、ニ
ッケル等の金属粉末または二酸化チタン、酸化鉄、酸化
亜鉛、酸化マグネシウム等の金属酸化物粉末のような態
様導電性フィラーが挙げられる。
このような面状発熱体の具体例としては、下記■〜■の
ようなものが挙げられる。
■ カーボンと紙繊維とを耐熱性樹脂に混和したもの(
東邦レーヨン■製、東邦ベスロン■製) ■ カーボンブラックと耐熱性樹脂とを混和したもの(
化研■製) ■ 無機導電性塗料(■ハイマックス製rHMc111
J)を塗布したもの ■ 商品名:NR−セラミックスプレートヒーター(新
日本製鉄■製) ■ 商品名:NR−フッ素樹脂プレートヒーター(新日
本製鉄■製) ■ 商品名:サミコンスーパー340(坂口電熱■製) ■ 商品名:出光面状ヒーター(出光興産■製) ■ テフロン製潮水型パネルヒーター 商品名:ヒートフロン(ツートン社製、呑口製作所■製
) ■ 商品名:薄型ヒーターF−1、F−2(楢崎産業■
製) なお、面状発熱体21a、21bとして、上記■および
■のような、ネガティブレジスタタイプ、すなわち、負
の抵抗温度計数(負特性)を有するものを用いた場合、
次のような利点がある。 すなわち、このタイプのもの
は、面状発熱体の温度上昇に伴なって電流値が減少し、
すなわち発熱量が少な(なり、一定の温度に収束する性
質を有するので、サーミスタにより乾燥温度を検出し、
これに基づいて発熱源への通電、切電を行なうというよ
うな制御をすることなく、乾燥温度を一定に保つことが
できる。
従って、コントローラ22a、22bにより設定される
乾燥温度(面状発熱体の発熱量)を定に保持するための
制御手段等を設ける必要がな(、乾燥装置の構造の簡素
化に寄与する。
なお、このような面状発熱体21a、21bの表面は、
平滑面であるか、または感光材料Sの進行方向に対して
直角の方向に凹凸が形成されているものが好ましく、さ
らには、面状発熱体21a、21bの表面は、できるだ
け軟質であるのが好ましい。
また、面状発熱体21a、21bの保護や、感光材料の
キズ付き防止、搬送性の向上等を目的として、面状発熱
体21a、21bの内部空間3への露出表面に被覆膜を
設けてもよい。
なお、面状発熱体21aおよび21bにおいて、内壁2
A側と内壁2B側とで、その発熱量(総量)に差異を設
けてもよい。 この場合、乾燥効率向上のためには、感
光材料Sの乳剤面側、すなわち内壁2A側の面状発熱体
2La、21bの発熱量を多く(例えば30〜300%
程度増)してお(のが好ましい。
このように、内w2A側と内壁2B側の面状発熱体21
a、21bに発熱量の差異を設ける方法としては、各々
の面状発熱体21a。
21bへの通電量に差異を設ける方法、面状発熱体21
a、21bの設置面積または稼動面積に差異を設ける方
法、異なる種類の面状発熱体21a、21bを設置する
方法、またはこれらの方法の組合せ等が挙げられる。
また、図示の例では、面状発熱体21a、21bを筺体
2の内壁2A、2Bに設置しているが、筺体2の外壁に
設置してもよ(、また、壁部内に埋設してもよい。
この場合、筺体2の構成材料は、金属材料(例えば、ス
テンレス、アルミニウム、銅、チタン)のような伝熱性
に優れる材料とするのが好ましい。
乾燥装置1bでは、第1乾燥部104および第2乾燥部
106における乾燥条件は、コントローラ20による送
風量、ダンパー19a、19bの開口度、コントローラ
22a、22bによる面状発熱体21a、21bの発熱
量および除湿器15の除湿能力により決定される。
なお2図示と異なり、除湿器15は、ファン17の後方
側に設置されていてもよく、特に各分岐ダクト18a、
、18bごとにそれぞれ除湿器15を設置し、ノズル8
aと8bとで噴出空気の湿度を各々設定可能とすること
もできる。
また、分岐ダクト18aのみに除湿器を設けることもで
きる。
このような乾燥装置1bでは、第1乾燥部104および
第2乾燥部106における空気の循環は、それぞれ、次
のようにして行なわれる。 ファン17を作動すると回
収ロアaおよび7b内は負圧となり、乾燥に供された空
気は、第2図中の矢印で示すように、筺体2の上下の回
収ロアaおよび7bにそれぞれ吸引され、ダクト14a
および14b内を流れ、その後これらは合流し、除湿器
15へ至る。 この空気は、除湿器15により除湿され
た後、ダクト16内へ導入され、ファン17を通過し、
さらに分岐ダクト18aと18bとに分流され、ノズル
8aおよび8bの先端から内部空間3内に噴出され、第
1乾燥部104および第2乾燥部106のそれぞれの内
部空間3内において後方へ向けて高速流を形成する。 
この空気は、内部空間3を通過する際に面状発熱体21
a、21bにより加温される。
このような状態で、ローラ対30にて挟持搬送された湿
潤状態の感光材料Sを人口4へ導入し、内部空間3を通
過させると、まず第1乾燥部104において主に恒率乾
燥がなされ、ローラ対31を経た後、第2乾燥部106
において主に減率乾燥がなされる。
その後、感光材料Sは、ローラ対32に挟持搬送され、
出口5から筺体2外へ出る。
このような乾燥装置1bにおける第1乾燥部104およ
び第2乾燥部106での乾燥条件について説明する。
第1乾燥部104においては、主に恒率乾燥が行なわれ
るような乾燥条件とし、第2乾燥部106においては、
主に減率乾燥(調質乾燥も含む)が行なわれるような乾
燥条件とする。
具体的には、第1乾燥部104に内部空間3での空気の
平均流速(線速)は、0.3〜60m/s程度、特に1
〜20m/s程度とするのが好ましく、その温度(乾燥
温度)は50−150℃程度、特に70〜120℃程度
とするのが好ましい。
また、第2乾燥部106における内部空間3での空気の
平均流速(線速)は、0.1〜40m/s程度、特に0
.5〜10m/s程度とするのが好ましく、その温度は
、第1乾燥部104に比べ比較的低温、すなわち30−
100℃程度、特に40〜80℃程度とするのが好まし
い。
また、第1乾燥部104および第2乾燥部106におけ
る内部空間3での空気の平均湿度(相対湿度)は、1〜
80%RH程度、特に40〜60%RH程度とするのが
好ましい。
前述したように、第1乾燥部104および第2乾燥部1
06のそれぞれで独立をして除湿を行なう場合には、第
1乾燥部104における湿度が第2乾燥部における湿度
より低くなるように設定するのが好ましく、前者は1〜
40%RH程度、後者は30〜90%RH程度とするの
が好ましい。
この場合、第1乾燥部104における湿度と第2乾燥部
106における湿度との差(絶対値)が20%RH以上
、特に30〜50%RH程度とするのが好ましい。
なお、乾燥装置1bにおいて、感光材料Sの表面側と裏
面側とで、除湿の度合に差異を設けてもよい。 この場
合、感光材料Sの乳剤面側に、より低湿の空気を供給す
るのが好ましい。
以上のような乾燥条件とすることにより、感光材料Sの
乾燥効率が向上し、より短時間での乾燥が可能となると
ともに、感光材料乳剤面にレチキュレーションや光沢不
良等の膜質不良が発生することも防止される。
このような空気循環系を有する乾燥装置1a、■bでは
、乾燥に供された温風を外部へ排気せずに再使用するた
め、消費エネルギの節減ができるとともに、装置外部へ
放圧される熱量および水蒸気量が少ないので、装置の設
置環境(温度、湿度)への影響がない。
本発明の乾燥装置により乾燥される感光材料Sの種類は
特に限定されず、例えば、カラーネガフィルム、カラー
反転フィルム、カラー印両紙、カラーポジフィルム、カ
ラー反転印画紙、製版用写真感光材料、X線写真感光材
料、黒白ネガフィルム、黒白印画紙、マイクロ用感光材
料等の各種感光材料等が挙げられる。
また、本発明の乾燥装置は、それ自体単独で、あるいは
、自動現像機、湿式のカラーコピー機、ビデオプリンタ
ープロセッサー、検版用カラーペーパー処理機等の各種
感光材料処理装置に組み込んだ状態で用いることができ
る。
以上、いくつかの構成例を挙げて本発明の乾燥装置の構
成を説明したが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、例えば、乾燥部は3以上であってもよい。 この
場合、各乾燥部は、前記乾燥装置1a、1bにおける任
意の構成あるいはその他の構成を組み合せたものとする
ことができる。
また、前記乾燥装置1a、1bは、いずれも感光材料S
の表面SA側および裏面S8側にそれぞれ独°立した空
気供給系(ファン、ダクト、ヒータ、除湿器)を有して
いるが、これに限らず、単一の空気供給系を有し、この
空気供給系から、感光材料表面側および裏面側のノズル
8a、8bに分流して空気を供給するような構成として
もよい。
また、第1乾燥部103.104および第2乾燥部10
5.106における筺体2の内部空間3または各ダクト
内の温度や湿度を検出する温度センサ、湿度センサを設
け、これらのセンサによる検出値に基づいて、ファン9
a、9b、17、ヒータ10a、10b、面状発熱体2
1a、22bおよび除湿器15の出力を自動的に制御す
るような構成とすることもできる。 この場合、感光材
料Sの乳剤層の含水率の経時変化は、感光材料Sの搬送
速度、外気の温度、湿度等の環境条件、乾燥前の感光材
料Sの湿潤の度合、感光材料の層構成、種類(特に、裏
面S、にゼラチンの有無)、処理の形態(連続処理、少
数枚処理)等により異なるので、このような制御を行な
うと、より適正な乾燥条件を得ることができ好ましい。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明の乾燥装置によれば、乾燥効
率が良く、特に乾燥時間の短縮が図れ、しかも、消費エ
ネルギを節減することができる。
また、筺体の溝内化、乾燥用気体の併給量減に基づ(フ
ァン、発熱源等のサイズダウン、乾燥温度の制御手段の
省略等により、装置の小型化および構造の簡素化が図れ
る。
また、複数の乾燥部のそれぞれにおいて、乾煙条件、す
なわち、乾燥用気体の温度、湿度、風量等の条件を設定
することができるので、乾燥時間をより短縮することが
できるとともに、感光材料乳剤面のレチキュレーション
等を防止し、その膜質を良好なものとすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明の乾燥装置の構
成例の概略を示す縦断面図である。 符号の説明 1a、lb・・・乾燥装置 103.104・・・第1乾燥部 105.106・・・第2乾燥部 2・・・筺体 2A、2B・・・内壁 3・・・内部空間 4・・・入口 4a・・・傾斜面 5・・・出口 6a、6b・・・ダクト 7a、7b・・・回収口 8a、8b・・・ノズル 9a、9b・・・ファン 10a、10b=−ヒーター 11a、llb、12a、12b ・・・コントローラ 13・・・開口 14a、14b・−ダクト 15・・・除湿器 16・・パダクト 17・・・ファン 18a、18b・・・分岐ダクト 19a、19b−・・ダンパー 20・・・コントローラ 21a、21b・・・面状発熱体 22a、22b・・・コントローラ 30.31.32・・・ローラ対 S・・・感光材料 SA・・・表面 SIl・・・裏面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部空間の厚さが薄いスリット状をなしている筺
    体と、この筺体の内部空間に乾燥用気体を供給する手段
    とを有するハロゲン化銀感光材料の乾燥装置であって、 前記乾燥装置は、複数の乾燥部で構成され、各乾燥部ご
    とに乾燥条件を設定可能としたことを特徴とする乾燥装
    置。
  2. (2)前記乾燥部は、主に恒率乾燥を行なう第1乾燥部
    と、主に減率乾燥を行なう第2乾燥部とで構成される請
    求項1に記載の乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5568693A (en) * 1994-09-05 1996-10-29 Agfa-Gevaert N.V. Method and an apparatus for the processing of photographic sheet material

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