JPH0467361B2 - - Google Patents

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JPH0467361B2
JPH0467361B2 JP57219910A JP21991082A JPH0467361B2 JP H0467361 B2 JPH0467361 B2 JP H0467361B2 JP 57219910 A JP57219910 A JP 57219910A JP 21991082 A JP21991082 A JP 21991082A JP H0467361 B2 JPH0467361 B2 JP H0467361B2
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JP
Japan
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resonant
resonant elements
input
bandpass filter
output coupling
Prior art date
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JP57219910A
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JPS59110201A (ja
Inventor
Hiroshi Hatanaka
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Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP21991082A priority Critical patent/JPS59110201A/ja
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Publication of JPH0467361B2 publication Critical patent/JPH0467361B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/205Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、超短波ないしマイクロ波用コムライ
ン型帯域通過ろ波器の製法に関するものである。
従来、同軸型共振器を用いて成る帯域通過ろ波
器は、インタデイジタル型帯域通過ろ波器又は孔
結合型帯域通過ろ波器が主として用いられている
が、インタデイジタル型帯域通過ろ波器は共振器
の共振素子が逆極性を以て交互に配設され、共振
周波数微調用の螺子の外端が筐体の上壁及び下壁
から交互に外側へ突出しているので、形状が比較
的複雑大型となるのみならず、設計製作に際して
理論値と実験値との間の誤差が大なるため、一々
実験的に確かめて誤差を補正する必要があり、多
くの時間と労力を要する欠点がある。
孔結合型帯域通過ろ波器は結合孔の穿設加工等
を要するため、筐体の製作コストが高くなるばか
りでなく、調整に多くの時間と労力を要する欠点
がある。
コムライン型帯域通過ろ波器は比較的小型で製
作コストが低廉なると共に、調整も比較的容易で
あるが、次のような欠点を有する。
第1図は、従来の同軸型共振器より成るコムラ
イン型帯域通過ろ波器の一例を示す断面図(第2
図のB−B断面図)、第2図は、第1図のA−A
断面図、第3図はその等価回路図で、1は電磁シ
ールド用筐体、2は棒状導体より成る共振素子、
3は棒状導体より成る入出力結合回路素子、4は
入出力同軸端子、5は負荷容量を形成する電極板
で、この帯域通過ろ波器においては共振素子2の
軸長を共振波長のほぼ1/8に選び、各共振素子の
開放端に取付けた電極板5と筐体1間の静電容量
によつて共振を図ると共に、段間結合容量C12
C23,……によつて共振素子間を結合するように
構成してある。
然るに、電極板5と筐体1間に形成される負荷
容量は比較的大なる値を必要とするため、電極板
5と筐体1間の各間〓が狭くなつて耐圧特性が劣
化し、又、周囲温度の変化に基づく電極板5と筐
体1間の間〓の大きさの変化に応じてその間に形
成される静電容量が大幅に変化し、安定良好な電
気的特性が得られない等の欠点を有し、例えば送
信用大電力帯域通過ろ波器等には極めて不適であ
る。
又、前記のように電界結合によつて共振素子間
を結合するように構成しているので、共振素子と
筐体間に誘電体を介在せしめて誘電体共振器を形
成した場合には、誘電体の誘電率に応じて段間結
合係数が変るため、設計が困難となる。
本発明は、耐圧特性に優れ、周囲温度の変化の
影響を受けることなく安定良好な電気的特性を有
し、大電力用等に好適なると共に、共振器を誘電
体共振器を以て形成した場合でも誘電率の影響が
少なく、設計製作の容易な超短波ないしマイクロ
波用コムライン型帯域通過ろ波器の製法を実現す
ることを目的とする。
第4図は、本発明製法を説明するための図、即
ち、本発明によつて形成されるコムライン型帯域
通過ろ波器の一例を示す断面図(第5図のB−B
断面図)、第5図は、第4図のA−A断面図で、
1は電磁シールド用筐体、21ないし2oは棒状導
体より成る共振素子(nは帯域通過ろ波器の次
数)、30及び3o+1は入出力結合回路素子、40
び4o+1は入出力同軸端子である。
そして、筐体1の横幅W及び共振素子21ない
し2oの直径dが共振波長に較べて小(例えば直
径dが共振波長の1/20ないし1/10程度)なる場合
には、共振素子21ないし2oの軸長を電気長で共
振波長の1/4に形成し、筐体1の横幅W及び共振
素子21ないし2oの直径dが共振波長に対して比
較的大なる場合には、共振素子21ないし2oの軸
長を電気長で共振波長の1/4よりも適当に短くし
て各共振素子の機械的自由端を電気的に開放状態
に保つように形成する。
第6図は、第4図及び第5図に示した帯域通過
ろ波器の等価回路図で、R1ないしRoは共振素子
1ないし2oと筐体1とより成る共振器回路、
M1.2,M2.3,……M(o-1).oは磁界結合係数、C0.1
びCo.(o+1)は入出力結合容量である。
このように構成した帯域通過ろ波器においては
初段共振素子21に共振電流が流れると、共振素
子21と筐体1の間にTEMモード波が発生し、そ
の磁界成分が、共振素子21と22の間における筐
体1にとつて形成されると共に筐体1の横幅Wに
よつて遮断波長λcの定まるカツトオフ導波管部を
励振し(素子21がプローブ、即ち、アンテナと
なつて励振が行われる)、結果的に第7図に示す
電界成分Eと第8図に示す磁界成分Hを有する
H11モード波となり、次段の共振素子22を励振
する。
以下、同様にして信号の伝送が行われる。
上記カツトオフ導波管部におけるH11モード波
の遮断波長λcは、第1図ないし第3図に示した従
来のコムライン型BPFと同様(1)式で求められる。
λc=2W√s ……(1) 又、共振素子間のリアクタンス損失Lcは、第
1図ないし第3図に示した従来のコムライン型帯
域通過ろ波器においては(2)式で求めているが、本
発明者が各種寸法の試作品について繰返し基礎実
験を行い、その実測データを分析検討した結果、
共振素子の近くに電磁界の乱れが生じており、こ
の乱れの影響はこれを無視し得ないものであるこ
とを初めて確かめることが出来、この新発見事実
に基づいて共振素子間のリアクタンス損失Lcを
表わす式として新たに(3)式を提案することとし
た。
共振素子の近くに生じている電磁界の乱れ及び
この乱れの影響を無視して成る(2)式に比し、本発
明者が新たに提案した(3)式の方が、より正確に共
振素子間のリアクタンス損失Lcを表わすことが
出来る。
Lc=54.6/λc〔1−(λc/λ〕21/2=54
.6/2W{1−〔2W√εs/λ〕21/2(dB)……(2) Lc=54.6(Cd−0.3d)/λc{1−〔λc/λ〕21/2
54.6(Cd−0.3d)/2W{1−〔2W√εs/λ〕21/2(d
B)……(3) 但し、上記各式において、 εs:筐体1と共振素子間に介在する材質で定まる
値で、空気の場合にはεs≒1、固体誘電体の場
合は、その比誘電率である。
λ:伝送信号の自由空間波長 Cd:隣接対向する共振素子の中心間隔 共振素子間を伝送する信号のリアクタンス損失
Lcから共振素子間の磁界結合係数M1.2,M2.3
……M(o-1).o(まとめてMで表わす)を求めること
が出来るが、磁界の強さは共振電流の大きさに比
例するので、各共振素子間のリアクタンス損失
Lcと磁界結合係数Mの間には、次式の関係が成
立する。
Lc=−20logM ……(4) 筐体1の横幅W、共振素子相互の中心間隔Cd、
共振素子の直径d、共振素子と筐体間に介在する
材質で定まるεs及び伝送信号の波長λを与える
と、(3)式ないし(5)式から磁界結合係数Mを求める
ことが出来、磁界結合係数Mを与えると、(3)式な
いし(5)式から共振素子相互の中心間隔Cdを求め
ることが出来る。
次に、分布定数型帯域通過ろ波器を設計する場
合には、基準化低域通過ろ波器の幾何係数を求
め、これを基にして帯域通過ろ波器の回路定数を
定めて所要の伝送特性を得るのが一般の設計手法
で、以下、第9図に等価回路図を、第10図(横
軸は伝送周波数f、縦軸は減衰量ATT、fcは遮
断周波数)に伝送特性の曲線図を示すようなチエ
ビシエフ型基準化低域通過ろ波器を幾何係数を基
にして、通過域がチエビシエフ特性で、減衰域が
ワグナ特性を呈する帯域通過ろ波器を得る場合に
つき説明する。
まず、帯域通過ろ波器の設計上許容される通過
帯域内における電圧定在波比(VSWR)をSと
すると、通過帯域内における許容リツプルLar
は、次式で表される。
Lar=10log(S+1)2/4S(dB) ……(6) 上式からLarを求めると共に、回路次数nを定
め、(7)式から幾何係数g1を求め、(8)式から幾何係
数g2ないしgoを求める。
g1=2a1/γ ……(7) gk=4ak-1・ak/bk-1・gk-1(k=2、3、…n)…
…(8) 上式において、 ak=sin(2k−1)π/2n(k=1、2、…n) ……(9) γ=sinh〔β/2n〕 ……(10) β=ln〔cothLar/17.37〕 ……(11) bk=γ2+sin2〔kπ/n〕(k=1、2、…n) ……(12) 尚、第9図においてRLは負荷抵抗で、回路次
数nが奇数の場合、RL=1、nが偶数の場合に
は、 RL=coth2〔β/4〕である。
第6図に示した磁界結合係数M1.2,M2.3,……
M(o-1).oを、まとめてMk.(k+1)で表わし、各幾何係
数を、まとめてgkで表わすと、帯域通過ろ波器を
構成する共振器の特性インピーダンスZ0cは、共
振素子の各中心間隔に無関係で、筐体1の横幅W
及び共振素子の直径dで定まるからMk.(k+1)は、 Mk.(k+1)=〔4/gk・gk+11/2Bwr/f0 ……(13) (k=1、2、……n) で表わされる。
但し、 Bwr:許容リツプルLarを与える通過帯域幅 f0:帯域通過ろ波器の中心周波数 共振素子21と22間のリアクタンス損失を
Lc1.2、共振素子22と23間のリアクタンス損失を
Lc2.3,……、共振素子2o-1と2o間のリアクタン
ス損失をLc(o-1).oとし、これをまとめてLck.(k+1)
表わすと共に、共振素子21と22の中心間隔を
Cd1.2、共振素子22と23の中心間隔をCd2.3,…
…、共振素子2o-1と2oの中心間隔をCd(o-1).o
し、これをまとめてCdk.(k+1)と表わすと、(3)式か
ら、 Cdk.(k+1) =0.3d+2WLck.(k+1)/54.6η ……(14) 但し、 k=1、2、……n η={1−〔λc/λ〕21/2 ={1−〔2W√εs/λ〕21/2 ……(15) λ=300/f(GHz)=300000/f(MHz) ……(16) 又、(4)式、(5)式及び(6)式から、次式が得られ
る。
Lck.(k+1)=−20logMk.(k+1)=−20log[〔4/g
k・gk+11/2Bwr/f0]……(17) (17)式のBwr及びf0に所要値を代入すると共に、
(7)式及び(8)式から求めた幾何係数g1ないしgo各値
を(17)式に代入して各段間のリアクタンス損失
Lck.(k+1)を求め、このLck.(k+1)の値を(14)式に代入す
ると共に、共振素子の直径d、筐体1の横幅(共
振器の幅)W、比誘電率εs、遮断波長λc及び伝送
信号の波長の各設定値を(14)式に代入して各隣接共
振素子毎の中心間隔Cdk.(k+1)を求め、共振素子21
ないし2oの実際の各中心間隔を(14)式から得られ
たCdk.(k+1)に一致せしめることにより、本発明に
よつて形成される帯域通過ろ波器に伝送特性を前
記の伝送特性とすることが出来る。
他の伝送特性を得る場合にも同様の手法によつ
て目的を達することが出来る。
通過帯域をチエビシエフ特性、減衰域をワグナ
特性となす本発明製法によつて形成される帯域通
過ろ波器の伝送特性は、次式で表わされる。
ATT =10log[1+(S+1)2/4ST2 o(x)] ……(19) 上式において、 ATT:減衰量(dB) To(x)はチエビシエフの多項式で、 X<1の場合、 To(x)=cos(n cos-1x) ……(20) X>1の場合、 To(x)=cosh(n cosh-1x) ……(21) x=f0/Bwr〔f/f0−f0/f〕 ……(22) 第11図は、本発明によつて形成され、上記特
性を有する帯域通過ろ波器の特性曲線図で、横軸
は伝送周波数f(MHz)、縦軸は減衰量ATT
(dB)、fH及びfLは許容リツプルLarを与える通過
帯域幅Bwrの上限及び下限周波数である。
以上は、最も基本的な段間結合構成であるが、
この構成では例えば負荷Qが高い場合、共振素子
の中心間隔が大となつて実装設計上不利となるお
それがある。
第12図は、このような欠点を除き得る本発明
製法の一例によつて形成される帯域通過ろ波器の
要部を示す断面図(第13図のB−B断面図)、
第13図は、第12図のA−A断面図で、611
び621ないし61(o-1)及び62(o-1)は絞りで、各上
縁、各外側縁及び各下縁を隣接対向する共振素子
間における筐体1の上壁、側壁及び底壁に密着せ
しめる(多少間〓があつても差支えない)と共に
共振素子の軸方向に平行で、筐体1の側壁に直角
に取付けてある。
第13図には例えば共振素子21と22の間に絞
り611と621を対向して設けた場合を例示してあ
るが、何れか一方を省いて第14図に示すよう
に、例えば611ないし61(o-1)を片側に設けるよう
にしてもよく、何れの場合にも絞りの上縁は必ず
しも筐体1の上壁に密着せしめなくともよい。
今、第4図及び第5図に示したように、絞りを
設けていない場合の負荷Qと、第12図ないし第
14図示のように、絞りを設けた場合の負荷Qと
が互いに一致するように共振素子21ないし2o
各中心間隔を調整した場合、絞りを設けた場合の
中心間隔をCdik.(k+1)、各共振素子間におけるリア
クタンス損失をLcik.(k+1)、各共振素子間における
磁界結合係数をMik.(k-1)とすると、これらの関係
は次式で表わされる。
Lcik.(k+1) =54.6(Cdik.(k+1)−0.3d/2W ……(23) Lcik.(k+1)=−20logMik.(k+1) ……(24) ηは(15)式及び(16)式で与えられる。
(25)式のMik.(k+1)と(18)式のMk.(k+1)及び筐体1
の横幅(共振器の幅)Wから絞り幅Dは、次式か
ら近似的に求められる。
D≒Mk.(k+1)/Mik.(k+1)W ……(26) 上式から得られた絞り幅Dの値が
W/2より小なる場合には第13図のように両側に
絞りを設け、Dの値がW/2より大なる場合には第
14図のように片側にのみ絞りを設けるようにす
ればよい。
以上は誘導性の絞りを設けた場合を例示した
が、第15図に要部断面図(第16図のB−B断
面図)を、第16図に第15図のA−A断面図を
示すように、共振素子21ないし2oの各対向中間
部における筐体1の底壁、即ち、共振素子の接地
側の筐体壁と側壁に接触せしめて絞り61ないし
o-1を設けた場合には、帯域通過ろ波器の矩形
導波管部におけるH11モード波の電界エネルギー
が絞りと筐体1の上壁間に集中蓄積され、容量性
の絞りとして作用する。
したがつて、共振素子間の磁界結合量(誘導性
結合量)が容量性絞りの打消し作用を受けて結合
が密になる。
第12図ないし第14図について説明した実施
例によつて形成される帯域通過ろ波器において
は、誘導性の絞り幅を調整することにより結合度
を疎ならしめ得るから、高負荷Qの帯域通過ろ波
器の形成に好適である。
これに対して第15図及び第16図について説
明した実施例によつて形成される帯域通過ろ波器
においては、容量性絞りにより結合を密ならしめ
得るから、低負荷Qの帯域通過ろ波器の形成に好
適であるが、何れの実施例においても共振素子2
ないし2oの各中心間隔、筐体1の長さ及び幅を
一定に保つて絞り幅により段間結合度を自在に調
整し得るので、設計製作上有利なばかりでなく、
伝送特性を良好ならしめることが出来る。
第17図は、結合調整素子の他の例を示す要部
断面図(第18図のB−B断面図)、第18図は、
第17図のA−A断面図で、71ないし7o-1は結
合調整螺子で、共振素子21ないし2oの各中間部
における筐体1の上壁、即ち、共振素子の開放端
に対向する筐体壁に設けた螺子孔に螺合せしめ、
筐体外からの操作によつて螺子の筐体内への挿入
長を自在に調整し得るように形成してある。
図には共振素子の各中間部に1個ずつの螺子を
取付けた場合を例示してあるが、各中間部に適宜
複数個ずつの螺子を取付けてもよく、筐体の上壁
から共振素子と平行に螺子を取付ける代りに、共
振素子21ないし2oの各対向間〓における筐体1
の側壁上部、即ち、共振素子21ないし2oの各開
放端に近い部分の側壁から共振素子と直角方向に
螺子を挿入してもよく、一方の側壁から螺子を筐
体内に挿入する代りに、両側壁から螺子を挿入す
るようにしてもよい。
共振素子間における筐体1の部分はカツトオフ
導波管として作用するから、この部分に結合調整
螺子を設けるときは、第19図に示すように、結
合調整螺子71又は72ないし7o-1の筐体内への
挿入長に応じてこの螺子に電界Eが集中して電界
強度が強くなり、電界強度が強くなるのに応じて
磁界強度も増して磁界結合が密になる。
したがつて、帯域通過ろ波器の設計に当つて筐
体の寸法の許す範囲で負荷Qの最も高い状態、即
ち、磁界結合係数が最小となるように共振素子の
各間隔を定め、結合調整螺子を筐体外から操作し
て、その挿入長を変化せしめることにより、磁界
結合係数を適宜大ならしめて所要の負荷Qとなす
と共に、各共振素子の開放端と対向して取付けた
周波数調整螺子(図には示していないが従来公知
のものと全く同様の構成である。)を筐体外から
操作することにより任意の周波数において任意の
負荷Qとなすことが可能となる。
即ち、形状寸法の等しい帯域通過ろ波器を設計
製作し、筐体外からの調整操作により任意の周波
数において任意の負荷Qを有せしめ得る。
第20図は、本発明の他の実施例によつて形成
される帯域通過ろ波器の要部を示す断面図(第2
1図のB−B断面図)、第21図は、第20図の
A−A断面図で、この実施例においては共振素子
1ないし2oの各対向間〓に、第12図ないし第
14図について説明した絞り611ないし62(o-1)
設けると共に、第17図及び第18図に示した結
合調整螺子71ないし7o-1を取付けたもので、共
振素子、絞り及び結合調整螺子の各結合作用を組
合わせて利用し得るから、帯域通過ろ波器を小型
化して負荷Qの大きさにほとんど関係なく帯域通
過ろ波器の筐体の標準化を可能ならしめることが
出来る。
即ち、筐体の横幅及び全長を一定にして各種伝
送特性の帯域通過ろ波器を構成することが出来、
結合調整螺子の調整を筐体外から行い得るから調
整が容易で、短時間で良好な電気的特性を得るこ
とが出来る。
第22図もまた絞り及び結合調整螺子を併せ設
ける実施例によつて形成される帯域通過ろ波器の
要部を示す断面図(第23図のB−B断面図)、
第23図は、第22図のA−A断面図で、この帯
域通過ろ波器においては容量性の絞り631ないし
3(o-1)を筐体1の上壁に密着して設けると共に、
共振素子21ないし2oの開放端に近い筐体1の側
壁上部から結合調整螺子71ないし7o-1を共振素
子と直角方向に挿入したもので、絞り及び結合調
整螺子を共に電界の強い部分に設けてあるから、
第15図及び第16図に示した帯域通過ろ波器に
較べて電界の集中度が大となり、それだけ結合を
密になし得るので特に負荷Qの低い帯域通過ろ波
器を構成する場合に好適である。
第24図もまた本発明の他の実施例によつて形
成される帯域通過ろ波器の要部断面図(第25図
のB−B断面図)、第25図は、第24図のA−
A断面図で、この帯域通過ろ波器においては共振
素子21ないし2oの対向間〓に共振素子と平行な
方向、即ち、カツトオフ導波管部におけるH11
ード波の電界成分と平行な方向に誘導性短絡棒8
11,821ないし81(o-1),82(o-1)を設けたもので、
結合調整作用は誘導性絞りとほぼ同様である。
図には、2本の誘導性短絡棒を設けた場合を例
示してあるが、1本又は2本以上適宜本数を設け
て差支えなく、設置本数、設置位置及び直径に応
じて結合量が定まる。
誘導性短絡棒を設けると同時に、共振素子の対
向間〓における筐体の上壁に容量性結合調整螺子
1ないし7o-1を取付け、その挿入長を筐体外か
ら調整することにより誘導性短絡棒の誘導性結合
量を自在に調整変化せしめて良好な電気的特性を
得ることが出来ると共に、帯域通過ろ波器を小型
で経済的に製作することが出来る。
尚、容量性結合調整螺子は、共振素子の対向間
〓における筐体上壁の出来るだけ中央部に取付け
ることにより結合調整機能を高めることが出来
る。
次に、本発明製法において用いる入出力結合回
路について説明する。
第4図及び第5図に示した帯域通過ろ波器にお
いては、入出力結合回路素子30及び3o+1を共振
素子21ないし2oに対して逆極性を以て配設して
あるが、本発明者の実験研究結果によれば、この
場合における結合は電界結合と磁界結合の合成で
あつて、電界結合係数をME、磁界結合係数を
MM、両者の合成結合係数をMEMとすると、MEM
は次式で与えられる。
1/MEM=1/ME+1/MM ……(27) logME ={−1.37Cd0.1/W+0.91d/W−0.048}……(28
) logME ={−1.365Cd0.1/Wη+0.4095d/Wη}……(29
) Cd0.1:入出力結合回路素子30と共振素子21との
中心間隔 η:(15)式及び(16)式で与えられる。
上記理論式から結合係数を一律的に求めること
は困難で、したがつて、上記各式からCd0.1を求
めることも困難であるから、第26図を併用して
所要の結合係数を求めるのが実際的である。
同図において、横軸はCd0.1/W(mm)、縦軸は
MEM、ME又はMMの大きさであるが、まず、所要
の伝送周波数f、伝送波長λ、筐体1の横幅W、
入出力結合回路素子30と共振素子21の中心間隔
Cd0.1を与えて、(28)式及び(29)式から結合係
数ME及びMMの大きさを求め、第26図からME
及びMMの合成値MEMに対応するCd0.1/Wを求め
てCd0.1を算出する。
入出力結合回路素子3o+1と共振素子2o側の構
成は、素子30及び素子21側と全く同様に構成す
るのが一般であるから、上記のようにして求めら
れたCd0.1は、そのまま素子3o+1及び素子2oの中
心間隔となる。
この入出力結合回路の結合は、上記のように電
界結合と磁界結合の合成であるが、結果において
は第6図に示すように容量結合となり、又、この
入出力結合回路の構成は、本発明によつて形成さ
れる帯域通過ろ波器を用いて分波器を構成する場
合等に好都合な場合が多い。
第4図及び第5図における入出力結合回路素子
0及び3o+1を結合コンデンサのような集中定数
回路素子又は共振素子21及び2oと各別に対向し
て分布容量を形成する電極板等を以て形成し、第
6図示のように入出力結合回路を容量結合型に構
成した場合、入出力結合容量C0.1及びCo.(o+1)を幾
何係数g1及びgo等を用いて表わすと、 1/X0.1=1/Xo.(o+1)=4/g1・go〔Z0/Z0c1/2
Bwr/f0 ……(30) x0.1=xo.(o+1)=X0.1/Z0=Xo.(o+1)/Z0 =1/Z0ω0C0.1 ……(31) C0.1=Co.(o+1)=1/Z0ω0x0.1 ……(32) 上記各式において、 x0.1:C0.1の基準化リアクタンス、即ち、帯域通
過ろ波器の特性インピーダンスZ0によるC0.1
正規化キヤパシタンス xo.(o+1):Co.(o+1)の基準化リアクタンス、即ち、帯
域通過ろ波器の特性インピーダンスZ0による
Co.(o+1)の正規化キヤパシタンス X0.1:帯域通過ろ波器の中心角周波数ω0における
C0.1のリアクタンス Xo.(o+1):帯域通過ろ波器の中心角周波数ω0にお
けるCo.(o+1)のリアクタンス Z0c:帯域通過ろ波器を構成する共振器の特性イ
ンピーダンス 第27図に示すように、入出力結合回路素子3
及び3o+1を共振素子21及び2oと同極性を以て
設けた場合には、第28図に等価回路図を示すよ
うに、磁界結合型の入出力結合回路が構成され
る。
尚、第27図及び第28図における他の符号
は、第4図及び第6図と同様である。
この帯域通過ろ波器における入出力結合量、即
ち、帯域通過ろ波器を構成する共振器の特性イン
ピーダンスZ0cにおける結合係数M0.1及びMo.(o+1)
は、 M0.1=Mo.(o+1) =4/g1・go〔Z0c/Z01/2Bwr/f0 ……(33) で求めることが出来る。
又、筐体1の横幅がWの場合における入出力結
合回路素子30及び3o+1と共振素子21及び2o
り成る入出力結合変成器の結合損失をLw0.1及び
Lwo.(o+1)とすると、 Lw0.1=Lwo.(o+1) =−20logM0.1(dB) ……(34) となり、素子30と21の中心間隔Cd0.1及び素子2
と3o+1の中心間隔Cdo.(o+1)は、次式で求められ
る。
Cd0.1=Cdo.(o+1) =0.3d+2W Lw0.1/54.6η ……(35) ηは、(15)式及び(16)式で与えられる値である。
第29図は、本発明の他の実施例によつて形成
される帯域通過ろ波器の要部を示す断面図(第3
0図のB−B断面図)、第30図は、第29図の
A−A断面図で、この帯域通過ろ波器において
は、入出力結合回路素子30及び3o+1(3o+1は図
示していないが30と同様の構成である)をスト
リツプラインを以て形成したもので、その幅、厚
さ、各対向する共振素子21及び2oと各中心間隔
等をマイクロ波回路における理論計算によつて求
めるのは困難であるが、実験的には所要寸法を比
較的容易に求めることが可能である。
この実施例によつて形成される帯域通過ろ波器
のように、入出力結合回路素子としてストリツプ
ラインを用いるときはスペースフアクタが良好
で、全体を小型かつ経済的に形成することが出
来、比較的大電力、低損失の帯域通過ろ波器を構
成し得るから、分波器を構成する場合等に特に効
果的である。
尚、第29図及び第30図における他の符号
は、第4図及び第5図と同様である。
第31図もまた本発明の他の実施例によつて形
成される帯域通過ろ波器の要部断面図(第32図
のB−B断面図)、第32図は、第31図のA−
A断面図で、この帯域通過ろ波器においては、入
出力結合回路素子30及び3o+1(3o+1は図示してい
ないが3Oと同様の構成である)を細線を以て形
成したもので、その直径、共振素子21及び2o
の各中心間隔等を理論的に算出するのは容易では
ないが、実験的には比較的容易に所要寸法を求め
ることが出来る。
この実施例によつて形成される帯域通過ろ波器
における細線は、前実施例によつて形成される帯
域通過露器におけるストリツプラインに較べて電
力容量が小であるが、一般の通信機又は分波器等
に用いる帯域通過ろ波器の入出力結合回路素子と
しては十分な電力容量を有し、帯域通過ろ波器全
体を小型かつ経済的に形成し得ると共に、ストリ
ツプラインに較べて入手が容易で、取付け調整も
容易である。
第31図及び第32図における他の符号は、第
4図及び第5図と同様である。
第29図ないし第32図に示した帯域通過ろ波
器においては、ストリツプライン又は細線より成
る入出力結合回路素子を共振素子と逆極性に設け
て入出力結合回路を容量結合型に形成したが、入
出力結合回路素子を共振素子と同極性を以て設け
ることにより磁界結合型の入出力結合回路を形成
することが出来る。
第33図は、本発明の他の実施例によつて形成
される帯域通過ろ波器を示す要部断面図(第34
図のB−B断面図)、第34図は、第33図のA
−A断面図で、この帯域通過ろ波器においては、
入出力結合回路素子30及び3o+1(3o+1は図示して
いないが3Oと同様の構成である)をループを以て
形成して磁界結合回路を形成したもので、他の符
号は第4図及び第5図と同様である。
この帯域通過ろ波器における入出力磁界結合係
数M0.1及びMo.(o+1)は、次式で近似的に与えられ
る。
M0.1=Mo.(o+1) ≒〔f・Sq・μ0・cosθ0/rZ01/2 ……(36) f:伝送周波数(Hz) Sq:入出力結合ループが磁束を切る面積(m2) μ0:真空の透磁率で、μ0=4π×10-7(ヘンリ/m) r:ループの中心と、ループと対向する共振素子
の中心軸との間隔(m) θ0:ループ位置の電気角で、θ0=l/λ/490° l:筐体1の底壁からループの中心までの高さ 入出力磁界係合係数M0.1及びMo.(o+1)を調整す
るには、ループの中心とループと対向する共振素
子の中心軸との間隔r及びループが磁束を切る面
積Sqを調整する必要があり、ループが薄板より成
る場合には面積Sqを変えることは容易であるが、
結合電力容量が大でループが厚板より成る場合に
は面積Sqを微細に調整するのは容易ではない。
このような場合には、第35図に断面を示すよ
うな回転型ループを用いることにより、入出力磁
界結合係数を微細に調整することが出来る。
同図において、1は筐体、40は入出力同軸端
子で、外部導体9、内部導体10、絶縁体11よ
り成り、筐体1の端壁に穿つた取付け孔内に外部
導体9の基部を回転自在に挿入してある。12は
リング状の抑え金具で、その内周面に設けた溝部
に、外部導体9の基部外周に設けた鍔状突起を緩
く嵌合してある。30はループより成る入出力結
合回路素子で、その内端を内部導体10の内端に
止め螺子13等により固定し、ループの外端を外
部導体9の基部に溶着等によつて固着してある。
止め螺子14を緩めて入出力同軸端子40を中心
軸の周りに回転せしめると、ループ30もまた端
子40と一体になつて回転し、止め螺子14を締
付けると、リング状抑え金具12の内周面に設け
た溝部の内面が鍔状突起に圧着して入出力同軸端
子40及びループ30を任意の回転角において固定
する。
したがつて、第36図イに第33図と同様の断
面図を、ロ図にイ図のA−A断面図を示すよう
に、共振素子21の中心軸方向に対するループ30
の回転角をθrとすると、θr=0の場合における入
出力磁界結合係数がM0.1であるから、任意の回転
角θrにおける入出力磁界結合係数Mr0.1は、 Mr0.1=M0.1cosθr ……(37) となり、ループが磁束を切る面積の微細調整を容
易に行うことが出来る。
以上の各実施例によつて形成される帯域通過ろ
波器においては、すべて共振素子21ないし2o
一列に配設しているため全体の形状が横長となり
実装設計上不利な場合がある。
又、有極型伝送特性となす場合にも、2個又は
その整数倍の個数の共振素子を隔てた共振素子相
互を副結合するに当つて、同軸ケーブル又はスト
リツプライン及びこれらの伝送線路と共振素子間
を結合するループ又は容量素子等を必要とするた
め、副結合回路が比較的複雑長大となる。
第37図は、このような欠点をも除き得る本発
明製法によつて形成される帯域通過ろ波器を示す
断面図(第38図のB−B断面図)、第38図は、
第37図のA−A断面図で、1は電磁シールド用
筐体、15は導体より成る隔壁で、この隔壁によ
つて筐体1内をコの字型に仕切つてある。21
…2n,2n+1,…2oは棒状導体より成る共振素
子で、コの字型に仕切られた筐体1内にコの字型
に配設してある。30及び3o+1は入出力結合回路
素子、40及び4o+1は入出力同軸端子である。
この帯域通過ろ波器においても筐体1の側壁と
隔壁15の間隔W及び共振素子21ないし2oの直
径dが共振波長に対して比較的小なる場合には、
共振素子21ないし2oの軸長を電気長で共振波長
の1/4に選び、幅W及び直径dが共振波長に対し
て比較的大なる場合には、共振素子21ないし2o
の軸長を電気長で共振波長の1/4よりも適当に短
く形成する。
共振素子間の基本的な結合作用も折返し部分の
結合作用、即ち、共振素子2nと2n+1間の結合作
用を除いて第4図及び第5図に示した帯域通過ろ
波器と全く同様である。
折返し部分における共振素子2nと2n+1との間
は、第39図に示すように、隔壁15の端部によ
つて電磁界が乱されるため正確な物理的検討を行
うこと、理論計算式を求めること等は困難である
が、第39図において共振素子2n及び2n+1の中
心を連ねる線A−Aから図面に向つて右側におけ
る電磁界モード(隔壁15による乱れをほとんど
生じていないと看做される電磁界モード)によつ
て遮断波長が近似的に定まるものと仮定すれば、
A−A線を中心として筐体1の端壁と対称の位置
(1点鎖線で示してある)に壁面を仮想し、この
仮想壁面とA−A線間における電磁界モードが、
A−A線の右側における電磁界モードと対称であ
ると仮定することにより、共振素子2n及び2n+1
間のリアクタンス損失及び磁界結合係数等を(1)式
ないし(5)式で近似的に求めることが出来る。
共振素子2nと2n+1との間隔以外の共振素子間
隔は、第4図及び第5図に示した帯域通過ろ波器
について説明したように、これを変えて磁界結合
係数を調整し得るが、共振素子2nと2n+1の中心
間隔はほぼWに一致し(隔壁15の厚さだけWよ
り大となる)、Wが定まれば2nと2n+1の中心間
隔も自動的に定まり、これを変えることは出来な
いから帯域通過ろ波器の設計上制約を受けること
となる。
この制約を除くために、隔壁15の端部を第1
4図について説明した誘導性の絞りと看做し、絞
り幅DとWの比を変えることにより共振素子2n
と2n+1間の結合度を調整することが出来る。
尚、隔壁15によつて共振素子2n-1と2n+1
の直接結合及び2nと2n+2間の直接結合を防ぐ必
要があるから、絞り幅Dには自ら限度があり、し
たがつて、共振素子2nと2n+1間の結合度調整
は、前記絞り幅の最大限度における結合度から疎
になる方向への調整に限られることとなる。
今、隔壁15の端部から成る絞りが存在しない
ものと仮想した場合、即ち、D=Wと仮想した場
合における共振素子2nと2n+1間のリアクタンス
損失Lcin.(n+1)は、(23)式と同様に、 Lcin.(n+1)=27.3η−8.19d/Wη……(38) から求めることが出来、求めた値を(24)式ない
し(26)式に代入することにより所要の絞り幅D
を求めることが出来る。
第40図に要部断面図を示すように、折返し部
分の中央、即ち、共振素子2nと2n+1の対向間〓
の中央における筐体1の上壁から容量性の結合調
整螺子7nを筐体1内に挿入し、その挿入長を変
えることにより共振素子2nと2n+1間の結合度が
密になる方向に結合度を調整し得るから、絞り幅
Dによる調整と結合調整螺子7nによる調整を併
用することにより、他の共振素子相互間の結合度
調整と同様、共振素子2nと2n+1間の結合度を自
在に調整することが可能となる。
第41図は、折返し部分の他の構成を示す断面
図(第42図のB−B断面図)、第42図は、第
41図のA−A断面図で、この帯域通過ろ波器に
おいては隔壁15の端部を筐体1の端壁まで延長
密着せしめて共振素子2nと2n+1間を遮蔽し、共
振素子2nと2n+1の各中心軸を含む面と隔壁15
との交線上の一点を中心とする結合孔16を穿
ち、筐体1の底壁(共振素子の接地側端部に接触
する筐体壁)から結合孔16の中心までの高さlH
を伝送信号の任意の高調波、例えば第3高調波の
節から電圧波腹点までの長さに選ぶと、結合孔1
6の周縁に第3高調波電流が流れることなく、し
たがつて、共振素子2nと2n+1の間で第3高調波
の結合がなく、ほとんと基本波のみが結合孔16
を介して結合されることとなるから、高調波特性
の良好な帯域通過ろ波器を構成することが出来
る。
結合孔16の直径DHを定めるには、まず所要
の磁界結合係数をMn.(n+1)とすると結合サセプタ
ンスbLn.(n+1)は、 bLn.(n+1)=1/Mn.(n+1)≒λ(1.12R)2ln1.12R/2r
/〔D3H/6〕cosθ ……(39) したがつて、 DH≒{6Mn.(n+1)λ(1.12R)2ln1.12R/2r/cosθ}1
/3
……(40) 但し、 R=W/2 r:共振素子の半径 cosθ=cos2π/λlH (40)式から求められる結合孔16の大きさを
適当ならしめることにより、共振素子2nと2n+1
の中心間隔を一定に保つた状態で結合度を自在に
調整することが出来る。
次に、第37図及び第38図に示した帯域通過
ろ波器における入出力結合回路素子30及び3o+1
もまた第4図及び第5図に示した帯域通過ろ波器
について説明した各種の実施態様をすべてそのま
ま適用実施することが出来、共振素子2nと2n+1
間を結合孔16で結合した場合はこの対向区間を
除くすべての共振素子の対向区間に、又、共振素
子2nと2n+1間に結合孔16を介在せしめること
なく結合を行つた場合にはこの対向区間を含むす
べての共振素子の対向区間に、第4図及び第5図
に示した帯域通過ろ波器の場合と同様、絞り、結
合調整螺子又は誘導性短絡棒の何れか一種の結合
調整素子を介装するか、これらを適宜組合せて介
装することにより結合特性を自在に調整すること
が出来る。
第4図及び第5図に示した帯域通過ろ波器の伝
送特性を基準化低域通過ろ波器の幾何係数を基に
して所要の特性となす手法は、これをそのまま第
37図及び第38図に示した帯域通過ろ波器に適
用して所要の伝送特性を得ることが出来る。
然しながら、例えば通過帯域がチエビシエフ特
性で、減衰域がワグナ特性の帯域通過ろ波器は、
有極型帯域通過ろ波器に比して減衰特性が劣るの
で、以下、本発明によつて有極型帯域通過ろ波器
を形成する場合について説明する。
第43図は、第37図及び第38図に示した帯
域通過ろ波器における回路次数を6とすると共
に、有極型特性に形成した一例を示す断面図(第
44図のC−C断面図)、第44図は、第43図
のA−A断面図、第45図は、第43図のB−B
断面図で、各図において、1は筐体、21ないし
6は共振素子で、コの字型に配設してある。30
及び37は入出力結合回路素子、40及び47は入
出力同軸端子、15は隔壁、17は副結合孔で、
共振素子21及び26の各中心軸を含む平面と隔壁
15の交線上における適宜の高さの個所にほぼ中
心を有する。副結合孔17の代りにループ等の誘
導性結合素子を用いてもよい。18は容量性副結
合素子で、例えばコンデンサ等の集中定数回路素
子又は共振素子22との間に結合容量を形成する
対向電極板と、共振素子25との間に結合容量を
形成する対向電極板とを接続線を介して接続して
成る分布定数的結合素子より成る。容量性副結合
素子18は、共振素子22及び25の各中心軸を含
む平面と隔壁15の交線上適宜高さの個所にほぼ
中心を有する孔〓を通して、かつ隔壁15との間
を絶縁を保つて支持されるように形成してある。
第43図ないし第45図には回路次数を6に選
んだ場合を例示してあるが、回路次数はこれを適
宜増減し得ること勿論で、又、共振素子の軸長、
折返し部分を含む段間結合構成及び入出力結合回
路素子の構成等は、第4図、第5図、第37図及
び第38図に示した帯域通過ろ波器の場合と同様
である。
第46図は、第43図ないし第45図に示した
帯域通過ろ波器の等価回路図で、C01及びC67は入
出力結合容量、R1ないしR6は共振回路、M12
いしM56は段間磁界結合係数、M16は副磁界結合
係数、C25は副結合容量である。
第46図における共振回路の一区間、例えば
R1区間は、第47図のように書換えることが出
来る。
同図において、LRは共振回路におけるインダ
クタンス分、CRは共振回路における容量分、Mn
は磁期相互インダクタンスである。
第47図に示した等価回路図は、第48図のよ
うに共振作用を営む回路部分Rcと、移相回路を
構成する回路部分Pcとに分けることが出来る。
同図において、Cnは等価移相回路の容量で、
他の符号は、第47図と同様である。
移相回路を構成する回路部分Pcの[F]マトリ
クスは、 [F]=1 jω0Cn0 11 0jω0Mn 1 ×1 jω0Cn0 1 =1−ω0 2MnCn0Cn0Mn 1−ω0 2MnCn =0 j j 0 ……(41) 但し、ω0Mn≡ω0Cn≡1 第49図に示すように、特性インピーダンスZ0
及び特性アドミタンスY0が1で、長さlCが電気長
で管内波長λgの1/4のケーブルの[F]マトリク
スは、 [F]=cos mlC jY0sin mlCjZ0sin mlC cos mlC=0 j j 0
……(42) mlC=2π/λglC=2π/λg・λg/4=π/2……
(43) (41)式において(42)式が成立するようにす
れば、(41)式の右辺はλg/4ケーブルと等価と
なり、第46図は第50図のように書換えること
が出来る。
同図において、P1ないしP7は90°移相回路で、
他の符号は第46図と同様である。
第50図におけるa点及びd点間の主回路を伝
送する間に、共振信号は、90°移相回路P2ないし
P6において、 +90°×5=+450° の位相差を生ずるに対し、減衰信号は、共振回路
R1ないしR6において、 ±90°×6=±540° の位相差を生ずると共に、90°移相回路P2ないし
P6において、 +90°×5=+450° の位相差を生ずるから、結果として、 +450°±540° の位相差を生ずる。
したがつて、 450°+540°=990°−360°×3=−90° 又は、 450°−540°=−90° となる。
即ち、減衰信号は、共振周波数より高い周波数
の場合も、低い周波数の場合においても−90°の
位相差を生ずる。
a点及びd点間は、第43図及び第44図に1
7を以て示し、第46図及び第50図にM16を以
て示した結合孔又はループによつて副結合(磁界
結合、即ち、電流結合)せしめてあるから、この
副結合素子を介してa点からd点へ伝送される信
号は+90°の位相差を生じ、d点においては、主
回路を伝送してd点に達する減衰信号と副結合素
子を伝送してd点に達する減衰信号との間に180°
の位相差を生ずる。
副結合孔17(又はループ)を介して行われる
共振回路R1とR6間の結合量は、帯域通過ろ波器
の負荷Qに密接に関連して変化するが、負荷Qの
大きさを所要値に定めて、減衰極を生ぜしめよう
とする周波数の信号(以下、減衰極信号と略記す
る)がa点からd点まで主回路を伝送する間に生
ずる減衰量と、副結合素子における結合減衰量と
が互いに等しくなるように副結合孔17の直径又
はループが磁束を切る面積を定めることにより、
目的の周波数位置に減衰極を生ぜしめることが出
来る。
次に、b点及びc点間の主回路を伝送する間に
共振信号は、移相回路P3ないしP5において、 +90°×3=+270° の位相差を生ずるに対し、減衰信号は、共振回路
P2ないしP5において、 ±90°×4=±360° の位相差を生ずると共に、移相回路P3ないしP5
において、 +90°×3=+270° の位相差を生ずるから結果として、 +270°±360° の位相差、即ち、 +270°+360°=+630°−360°×2=−90° 又は、 +270°−360°=−90° の位相差を生ずる。
一方、b点とc点間に介在せしめた容量性副結
合素子(第43図及び第45図の18)において
は+90°の位相差を生ずるので、主回路を伝送す
る減衰信号と、容量性副結合素子を伝送する減衰
信号との間にはc点において180°の位相差を生ず
る。
したがつて、主回路を伝送する減衰極信号と、
容量性副結合素子を伝送する減衰極信号の各振幅
がc点において互いに等しくなるように容量性副
結合素子の結合容量を定めることにより、目的の
周波数位置に減衰極を生ぜしめることが出来る。
尚、第51図は、結合孔又はループ等より成る
副結合素子17の等価回路図、第52図は、容量
性副結合素子18の等価回路図で、それぞれの
[FL]及び[FC]マトリクスは、 [FL]=1 −jbL0 1=A〓 B〓 C〓 D〓 ……(44) [FC]=1 −jXC 0 1=A〓 B〓 C〓 D〓 ……(45) bL:誘導サセプタンス XC:容量リアクタンス 又、両者の位相特性の一般式は、 θ=tan-1|B〓+C〓/A+D| 又は、 θ=tan-1In/Re ……(46) θ:位相角 In:複素数表示の虚数部 Re:複素数表示の実数部 結合孔17又はループより成る副結合素子の位
相特性は、 θL=tan-1−bL/2 ……(47) θL:位相角 容量性副結合素子18の位相特性は、 θC=tan-1−XC/2 ……(48) θC:位相角 bL及びXCが十分に大であれば、素子17及び
18の位相角θL及びθCは同じ値になり、例えば、 bL=100とした場合、θL=88.85° XC=100とした場合、θL=88.85° となる。
副結合素子として結合孔又はループのような磁
界結合素子を用いる場合、位相関係は電流を基準
とし、回路的には第51図に示した並列回路(ア
ドミタンス回路)で取扱い、容量結合素子を用い
る場合には、位相関係は電圧を基準とし、回路的
には第52図に示した直列回路(インピーダンス
回路)で取扱う。
第43図ないし第46図に示した副結合素子1
7を容量結合素子を以て置換え、第53図に等価
回路を示すように、共振回路R1とR6を副結合容
量C16によつて副結合しても前記と同様に有極型
特性となすことが出来る。
又、第54図に等価回路を示すように、R1
R6間及びR2とR5間を共に磁界結合(M16及び
M25)によつて副結合してもよく、特にこの場合
には入出力結合回路を、第4図に示したように、
棒状導体より成る入出力結合回路素子を共振素子
と逆極性を以て設けて成る変成器構成とすること
により大電力用帯域通過ろ波器を形成することが
出来る。
第53図及び第54図において共振回路R1
R6間又はR2とR5間の何れか一方のみを副結合し
てもよく、一般に、副結合すべき共振回路の組数
は、これを任意に選ぶことが出来、副結合すべき
共振回路を一般的に規定すれば、2個又はその整
数倍の個数の共振回路を隔てた共振回路相互であ
る。
更に、すべての副結合素子を磁界結合素子又は
容量結合素子の何れかを以て形成し、複数個の副
結合素子のうち、任意数の副結合素子を磁界結合
素子を以て形成し、残りの副結合素子を容量結合
素子を以て形成するように構成してもよい。
上記のようにして通過帯域がチエビシエフ特性
で、減衰域に減衰極を生ぜしめた帯域通過ろ波器
の伝送特性は、次式から求めることが出来る。
ATT(dB) =10log|1+(S+1)2/4SY2 o(x)| ……(49) 次数nが奇数の場合、 Yo(x) 次数nが偶数の場合、 Yo(x)=Re[Π1n2(√1−X2+jmix)2/Π
n/21〔1−X2/ρi 2〕] ……(51) ρi 2=1/1−m2i ……(52) ρi=f0/Bwr〔f∽i/f0−f0/f∞i〕 =f2∞i−f20/Bwr f0f∞i……(53) f∞i:減衰極を生ずる周波数 (50)式におけるInは虚数部をとるの意、(51)
式におけるReは実数部をとるの意である。
尚、上記各式において、ρi≒∞、mi≒1とする
ことにより、通過域がチエビシエフ特性で、減衰
域がワグナ特性の伝送特性を表わす(19)式となる。
第55図は、上記有極型特性をもたせた帯域通
過ろ波器の特性曲線図で、f∞iは減衰極を生ずる
周波数で、他の符号は第11図と同様である。
第4図及び第5図に示した帯域通過ろ波器を形
成する場合にも、これを有極型帯域通過ろ波器に
形成することが可能なこと勿論であるが、この場
合には、共振素子が一列に配設されているため、
副結合すべき共振素子の間隔が大で、副結合回路
として同軸ケーブル又はストリツプライン等を必
要とすると共に、同軸ケーブル又はストリツプラ
インと共振素子間の結合素子として磁界結合素子
又は容量結合素子等を必要とするので、その構成
が比較的複雑大型となる欠点がある。
以上、何れの実施例においても共振器として、
共振素子(内部導体)と筐体(外部導体)の間に
固体誘電体を介在せしめて成る誘電体共振器を用
いてもよく、この場合、帯域通過ろ波器における
段間結合が磁界結合であるため、固定誘電体の誘
電率の影響が少なく、設計製作が比較的容易であ
る。
以上の説明から明らかなように、本発明製法
は、本発明者が初めて明らかにした事実、即ち、
共振素子の近傍において電磁界の乱れを生じてい
ること及びこの乱れによる影響の無視し得ないこ
とに基づいて新規に提案した共振素子間のリアク
タンス損失の実験式(3)式及びこの(3)式を含む共振
素子間の中心間隔を表わす(14)式に基づいて各部の
構成寸法を定めることにより、直ちに所要の電気
的特性を正確に具備せしめることが機能である。
即ち、共振素子間のリアクタンス損失を表わす
ものとされていた従来の(2)式に基づいて設計製作
を行う場合には、理論値と実験値との間の誤差が
大で、一々実験的に確かめて誤差を補正する必要
があるに対し、本発明製法は設計製作、特に調整
作業が極めて容易である。
本発明者が、各実施例について次数が4、6及
び8の帯域通過ろ波器を試作し、伝送特性、構成
部品の寸法等についての論理値と実際値とを比較
した結果、両者極めてよく一致し、本発明の理論
構成の正しさを立証することができた。
又、本発明によつて誘電体共振器より成る帯域
通過ろ波器を製作する場合、その段間結合が磁界
結合であるため、共振素子と筐体との間に介在す
る固体誘電体の影響をほとんど受けることなく、
設計製作が比較的容易である。
更に、本発明によつて形成される帯域通過ろ波
器においては、共振素子の開放端と筐体壁との間
隔を比較的大ならしめ得るので耐圧特性に優れ、
周囲温度の変化の影響を受けることなく電気的特
性が安定良好で、全体を小型に形成し得ると共
に、全体の形状寸法を一定に保つたまま各種の伝
送特性を与え得る等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来のコムライン型帯域
通過ろ波器を示す断面図、第3図は、その等価回
路図、第4図及び第5図は、本発明の一実施例を
説明するための断面図、第6図、第28図、第4
6図、第53図及び第54図は、本発明によつて
形成される帯域通過ろ波器の等価回路図、第7
図、第8図、第19図及び第36図は、本発明に
よつて形成される帯域通過ろ波器の作動説明図、
第9図及び第10図は、帯域通過ろ波器の設計手
法を説明するための図、第11図及び第55図
は、本発明によつて形成される帯域通過ろ波器の
伝送特性の一例を示す曲線図、第12図ないし第
18図、第20図ないし第25図、第29図ない
し第34図、第39図ないし第42図は、本発明
の他の実施例によつて形成される帯域通過ろ波器
の要部を示す断面図、第26図は、本発明におけ
る入出力結合回路の設計手法を説明する曲線図、
第27図、第37図、第38図、第43図ないし
第45図は、本発明の他の実施例によつて形成さ
れる帯域通過ろ波器を示す断面図、第35図は、
本発明において用いる入出力結合回路素子の一例
を示す断面図、第47図ないし第52図は、本発
明によつて形成される帯域通過ろ波器の作動説明
のための等価回路図で、1:筐体、2及び21
いし2o:共振素子、3,30及び3o+1:入出力結
合回路素子、4,40及び4o+1:入出力同軸端
子、5:電極板、611及び621ないし61(o-1)及び
62(o-1),61ないし6o-1:絞り、71ないし7o-1
結合調整螺子、811及び821ないし81(o-1)及び82
(o−1):誘導性短絡棒、9:外部導体、10:内部
導体、11:絶縁体、12:抑え金具、13及び
14:止め螺子、15:隔壁、16:結合孔、1
7及び18:副結合素子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電磁シールド用筐体内に、電気長で共振波長
    のほぼ1/4の軸長を有する複数個の共振素子を同
    一極性を以て一列に配設すると共に、入出力結合
    回路素子を設け、前記複数個の共振素子の各中心
    間隔Cdk.(k+1)を、 Cdk.(k+1)=0.3d+2WLck.(k+1)/54.6η Lck.(k+1)=−20logMk.(k+1) η={1−〔λc/λ〕21/2 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 Lck.(k+1):共振素子間のリアクタンス損失 Mk.(k+1):共振素子間の磁界結合係数 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定めることを特徴とするコムライン型帯域通過
    ろ波器の製法。 2 共振素子間のリアクタンス損失Lck.(k+1)を、 Lck.(k+1)=54.6(Cdk.(k+1)−0.3d)η/2W η={1−〔λc/λ〕21/2 Cdk.(k+1):共振素子の中心間隔 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第1項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 3 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共振
    素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間に形成される入出力結合
    容量C0.1を、 C0.1=1/Z0ω0x0.1 Z0:帯域通過ろ波器の特性インピーダンス ω0:帯域通過ろ波器の中心角周波数 x0.1:C0.1の基準化リアクタンス で定める特許請求の範囲第1項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 4 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共振
    素子と同極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における磁界結合係数
    M0.1を、 M0.1=10−Lw0.1/20 Lw0.1:入出力結合損失 で定める特許請求の範囲第1項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 5 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共振
    素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における入出力結合係数
    MEMを、 1/MEM=1/ME+1/MM logME={−1.37Cd0.1/W+0.91d/W−0.048} logMM={−1.365Cd0.1/Wη+0.4095d/Wη} η={1−〔λc/λ〕21/2 ME:電界結合係数 MM:磁界結合係数 Cd0.1:入出力結合回路素子と、これに対向す
    る共振素子との中心間隔 W:電磁シールド用筐体の幅 d:共振素子の直径 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第1項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 6 電磁シールド用筐体内に、電気長で共振波長
    のほぼ1/4の軸長を有する複数個の共振素子を同
    一極性を以て一列に配設すると共に、前記複数個
    の共振素子のうち、2個又はその整数倍の個数の
    共振素子を隔てた共振素子相互を副結合する副結
    合回路及び入出力結合回路素子を設け、前記複数
    個の共振素子の各中心間隔Cdk.(k+1)を、 Cdk.(k+1)=0.3d+2WLck.(k+1)/54.6η Lck.(k+1)=−20logMk.(k+1) η={1−〔λc/λ〕21/2 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 Lck.(k+1):共振素子間のリアクタンス損失 Mk.(k+1):共振素子間の磁界結合係数 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定めることを特徴とするコムライン型帯域通過
    ろ波器の製法。 7 共振素子間のリアクタンス損失Lck.(k+1)を、 Lck.(k+1)=54.6(Cdk.(k+1)−0.3d)η/2W η={1−〔λc/λ〕21/2 Cdk.(k+1):共振素子の中心間隔 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第6項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 8 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共振
    素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間に形成される入出力結合
    容量C0.1を、 C0.1=1/Z0ω0x0.1 Z0:帯域通過ろ波器の特性インピーダンス ω0:帯域通過ろ波器の中心角周波数 x0.1:C0.1の基準化リアクタンス で定める特許請求の範囲第6項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 9 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共振
    素子と同極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における磁界結合係数
    M0.1を、 M0.1=10−LW0.1/20 LW0.1:入出力結合損失 で定める特許請求の範囲第6項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 10 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における入出力結合係数
    MEMを、 1/MEM=1/ME+1/MM logME={−1.37Cd0.1/W+0.91d/W−0.048} logMM={−1.365Cd0.1/Wη+0.4095d/Wη} η={1−〔λc/λ〕21/2 ME:電界結合係数 MM:磁界結合係数 Cd0.1:入出力結合回路素子と、これに対向す
    る共振素子との中心間隔 W:電磁シールド用筐体の幅 d:共振素子の直径 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第6項記載のコムライン
    型帯域通過ろ波器の製法。 11 電磁シールド用筐体内に、電気長で共振波
    長のほぼ1/4の軸長を有する複数個の共振素子を
    同一極性を以てコの字型に配設し、前記複数個の
    共振素子により形成される信号伝送路のうち、折
    返し部分を除く往路と復路との間に導体隔壁を設
    け、更に入出力結合回路素子を設けると共に、折
    返し部分を除く共振素子の中心間隔Cdk.(k+1)を、 Cdk.(k+1)=0.3d+2WLck.(k+1)/54.6η Lck.(k+1)=−20logMk.(k+1) η={1−〔λc/λ〕21/2 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 Lck.(k+1):共振素子間のリアクタンス損失 Mk.(k+1):共振素子間の磁界結合係数 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定めることを特徴とするコムライン型帯域通過
    ろ波器の製法。 12 共振素子間のリアクタンス損失Lck.(k+1)を、 Lck.(k+1)=54.6(Cdk.(k+1)−0.3d)η/2W η={1−〔λc/λ〕21/2 Cdk.(k+1):共振素子の中心間隔 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第11項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 13 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間に形成される入出力結合
    容量C0.1を、 C0.1=1/Z0ω0x0.1 Z0:帯域通過ろ波器の特性インピーダンス ω0:帯域通過ろ波器の中心角周波数 x0.1:C0.1の基準化リアクタンス で定める特許請求の範囲第11項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 14 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と同極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における磁界結合係数
    M0.1を、 M0.1=10−LW0.1/20 LW0.1:入出力結合損失 で定める特許請求の範囲第11項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 15 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における入出力結合係数
    MEMを、 1/MEM=1/ME+1/MM logME={−1.37Cd0.1/W+0.91d/W−0.048} logMM={−1.365Cd0.1/Wη+0.4.095d/Wη} η={1−〔λc/λ〕21/2 ME:電界結合係数 MM:磁界結合係数 Cd0.1:入出力結合回路素子と、これに対向す
    る共振素子との中心間隔 W:電磁シールド用筐体の幅 d:共振素子の直径 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第11項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 16 電磁シールド用筐体内に、電気長で共振波
    長のほぼ1/4の軸長を有する複数個の共振素子を
    同一極性を以てコの字型に配設し、前記複数個の
    共振素子により形成される信号伝送路のうち、折
    返し部分を除く往路と復路との間に導体隔壁を設
    け、前記複数個の共振素子のうち、縦続接続関係
    にある2個又はその整数倍の個数の共振素子を隔
    てた共振素子相互を副結合する副結合素子を設
    け、更に入出力結合回路素子を設けると共に、折
    返し部分を除く共振素子の中心間隔Cdk.(k+1)を、 Cdk.(k+1)=0.3d+2WLck.(k+1)/54.6η Lck.(k+1)=−20logMk.(k+1) η={1−〔λc/λ〕21/2 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 Lck.(k+1):共振素子間のリアクタンス損失 Mk.(k+1):共振素子間の磁界結合係数 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定めることを特徴とするコムライン型帯域通過
    ろ波器の製法。 17 共振素子間のリアクタンス損失Lck.(k+1)を、 Lck.(k+1)=54.6(Cdk.(k+1)−0.3d)η/2W η={1−〔λc/λ〕21/2 Cdk.(k+1):共振素子の中心間隔 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第16項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 18 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間に形成される入出力結合
    容量C0.1を、 C0.1=1/Z0ω0x0.1 Z0:帯域通過ろ波器の特性インピーダンス ω0:帯域通過ろ波器の中心角周波数 x0.1:C0.1の基準化リアクタンス で定める特許請求の範囲第16項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 19 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と同極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における磁界結合係数
    M0.1を、 M0.1=10−LW0.1/20 LW0.1:入出力結合損失 で定める特許請求の範囲第16項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 20 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における入出力結合係数
    MEMを、 1/MEM=1/ME+1/MM logME={−1.37Cd0.1/W+0.91d/W−0.048} logMM={−1.365Cd0.1/Wη+0.4095d/Wη} η={1−〔λc/λ〕21/2 ME:電界結合係数 MM:磁界結合係数 Cd0.1:入出力結合回路素子と、これに対向す
    る共振素子との中心間隔 W:電磁シールド用筐体の幅 d:共振素子の直径 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第16項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 21 電磁シールド用筐体内に、電気長で共振波
    長のほぼ1/4の軸長を有する複数個の共振素子を
    同一極性を以て二列に配設し、前記複数個の共振
    素子より成る列と列の間に導体隔壁を設け、この
    導体隔壁の一方の端部に穿たれ、前記二列に配設
    された複数個の共振素子のうち、前記導体隔壁を
    介して最端部において対向する共振素子を結合す
    る結合孔を前記導体隔壁の一方の端部に穿ち、更
    に入出力結合回路素子を設けると共に、前記結合
    孔を介して結合する共振器間の中心間隔を除く共
    振素子の中心間隔Cdk.(k+1)を、 Cdk.(k+1)=0.3d+2WLck.(k+1)/54.6η Lck.(k+1)=−20logMk.(k+1) η={1−〔λc/λ〕21/2 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 Lck.(k+1):共振素子間のリアクタンス損失 Mk.(k+1):共振素子間の磁界結合係数 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定めることを特徴とするコムライン型帯域通過
    ろ波器の製法。 22 共振素子間のリアクタンス損失Lck.(k+1)を、 Lck.(k+1)=54.6(Cdk.(k+1)−0.3d)η/2W η={1−〔λc/λ〕21/2 Cdk.(k+1):共振素子の中心間隔 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第21項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 23 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間に形成される入出力結合
    容量C0.1を、 C0.1=1/Z0ω0x0.1 Z0:帯域通過ろ波器の特性インピーダンス ω0:帯域通過ろ波器の中心角周波数 x0.1:C0.1の基準化リアクタンス で定める特許請求の範囲第21項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 24 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と同極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における磁界結合係数
    M0.1を、 M0.1=10−LW0.1/20 LW0.1:入出力結合損失 で定める特許請求の範囲第21項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 25 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における入出力結合係数
    MEMを、 1/MEM=1/ME+1/MM logME={−1.37Cd0.1/W+0.91d/W−0.048} logMM={−1.365Cd0.1/Wη+0.4095d/Wη} η={1−〔λc/λ〕21/2 ME:電界結合係数 MM:磁界結合係数 Cd0.1:入出力結合回路素子と、これに対向す
    る共振素子との中心間隔 W:電磁シールド用筐体の幅 d:共振素子の直径 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第21項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 26 電磁シールド用筐体内に、電気長で共振波
    長のほぼ1/4の軸長を有する複数個の共振素子を
    同一極性を以て二列に配設し、前記複数個の共振
    素子より成る列と列の間に導体隔壁を設け、この
    導体隔壁の一方の端部に穿たれ、前記二列に配設
    された複数個の共振素子のうち、前記導体隔壁を
    介して最端部において対向する共振素子を結合す
    る結合孔を前記導体隔壁の一方の端部に穿ち、前
    記複数個の共振素子のうち、縦続接続関係にある
    2個又はその整数倍の個数の共振素子を隔てた共
    振素子相互を副結合する副結合回路を設け、更に
    入出力結合回路素子を設けると共に、前記結合孔
    を介して結合する共振器間の中心間隔を除く共振
    素子の中心間隔Cdk.(k+1)を、 Cdk.(k+1)=0.3d+2WLck.(k+1)/54.6η Lck.(k+1)=−20logMk.(k+1) η={1−〔λc/λ〕21/2 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 Lck.(k+1):共振素子間のリアクタンス損失 Mk.(k+1):共振素子間の磁界結合係数 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定めることを特徴とするコムライン型帯域通過
    ろ波器の製法。 27 共振素子間のリアクタンス損失Lck.(k+1)を、 Lck.(k+1)=54.6(Cdk.(k+1)−0.3d)η/2W η={1−〔λc/λ〕21/2 Cdk.(k+1):共振素子の中心間隔 k=1、2、……n n:帯域通過ろ波器の次数 d:共振素子の直径 W:電磁シールド用筐体の幅 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第26項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 28 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間に形成される入出力結合
    容量C0.1を、 C0.1=1/Z0ω0x0.1 Z0:帯域通過ろ波器の特性インピーダンス ω0:帯域通過ろ波器の中心角周波数 x0.1:C0.1の基準化リアクタンス で定める特許請求の範囲第26項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 29 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と同極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における磁界結合係数
    M0.1を、 LW0.1:入出力結合損失 で定める特許請求の範囲第26項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。 30 入出力結合回路素子を、初段及び終段の共
    振素子と逆極性を以て各対向する棒状導体で形成
    し、対向共振素子との間における入出力結合係数
    MEMを、 1/MEM=1/ME+1/MM logME={−1.37Cd0.1/W+0.91d/W−0.048} logMM={−1.365Cd0.1/Wη+0.4095d/Wη} η={1−〔λc/λ〕21/2 ME:電界結合係数 MM:磁界結合係数 Cd0.1:入出力結合回路素子と、これに対向す
    る共振素子との中心間隔 W:電磁シールド用筐体の幅 d:共振素子の直径 λc=2W√s λc:遮断波長 λ:伝送信号の波長 εs:比誘電率 で定める特許請求の範囲第26項記載のコムライ
    ン型帯域通過ろ波器の製法。
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