JPH046809A - Fe基軟磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド - Google Patents
Fe基軟磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッドInfo
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Landscapes
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- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置、VTRなどに用いる磁気ヘ
ッドのコア材料にかかわり、特に高飽和磁束密度、高透
磁率、低磁歪定数、耐熱性、耐食性を有する磁性膜とそ
れを用いた磁気ヘッドに関するものである。
ッドのコア材料にかかわり、特に高飽和磁束密度、高透
磁率、低磁歪定数、耐熱性、耐食性を有する磁性膜とそ
れを用いた磁気ヘッドに関するものである。
近年、磁気記録技術の進歩は著しく、家庭用VTRの分
野では小型、軽量化のために、また磁気ディスク装置の
分野では大容量化のために、記録密度の高密度化が進め
られている。
野では小型、軽量化のために、また磁気ディスク装置の
分野では大容量化のために、記録密度の高密度化が進め
られている。
特に、磁気ディスク装置を考えてみた場合、記録の高密
度化を実現するためには、磁気ヘッドは高周波領域で使
用されるため、コアのインダクタンス低減が必要であり
、また、狭トラツク化が必要である。しかしながら、従
来の第1θ図に示すようなモノリシック型の磁気ヘッド
では、インダクタンスの低減が困難であり、10μ謡前
後の狭トラック化も加工性を考えると非常に難しい。
度化を実現するためには、磁気ヘッドは高周波領域で使
用されるため、コアのインダクタンス低減が必要であり
、また、狭トラツク化が必要である。しかしながら、従
来の第1θ図に示すようなモノリシック型の磁気ヘッド
では、インダクタンスの低減が困難であり、10μ謡前
後の狭トラック化も加工性を考えると非常に難しい。
これらの欠点を補うものとして、磁気コアとセラミック
スのスライダーを組み合わせて構成されるコンポジット
型のヘッドが開発されてきた。さらに、現在では、高保
磁力の媒体に記録可能な強い記録磁界を発生させるため
に、コアのギャップ近傍に高飽和磁束密度を有する磁性
膜を付着させたメタル−イン−ギャップ型のコンポジッ
トヘッドも実用化されている。第6図は、メタルインギ
ャンブ型コンポジットヘッドの磁気コアの一例を示す外
観斜視図であり、第7図はその記録媒体対向面を示す拡
大平面図である。磁気コア半体1゜2はガラスAにより
ボンディングされ磁気回路を構成する。この磁気コアを
第8図に示すようなCaTi0iのスライダーにガラス
Bで固定し、磁気ヘッドを構成する。
スのスライダーを組み合わせて構成されるコンポジット
型のヘッドが開発されてきた。さらに、現在では、高保
磁力の媒体に記録可能な強い記録磁界を発生させるため
に、コアのギャップ近傍に高飽和磁束密度を有する磁性
膜を付着させたメタル−イン−ギャップ型のコンポジッ
トヘッドも実用化されている。第6図は、メタルインギ
ャンブ型コンポジットヘッドの磁気コアの一例を示す外
観斜視図であり、第7図はその記録媒体対向面を示す拡
大平面図である。磁気コア半体1゜2はガラスAにより
ボンディングされ磁気回路を構成する。この磁気コアを
第8図に示すようなCaTi0iのスライダーにガラス
Bで固定し、磁気ヘッドを構成する。
磁気ヘッドの信頼性において、ガラスの耐食性、耐水性
は極めて重要な点であるが、高い信頼性を維持するため
には、できるだけ高融点のガラスを使用する必要がある
。ボンディング温度としては少なくとも550℃程度が
必要である。
は極めて重要な点であるが、高い信頼性を維持するため
には、できるだけ高融点のガラスを使用する必要がある
。ボンディング温度としては少なくとも550℃程度が
必要である。
コンポジット型のヘッドを作製する場合、磁気コアのガ
ラスボンディング(1)と、スライダーにそのコアを固
定するガラスボンディング(If)の2回のガラスボン
ディング工程を必要とする。
ラスボンディング(1)と、スライダーにそのコアを固
定するガラスボンディング(If)の2回のガラスボン
ディング工程を必要とする。
ボンディング(n)の工程で磁気コアのガラス(A)の
軟化やそれに伴うゆるみによる磁気コアの位置のずれ等
を防止するためには、ボンディング(I)とボンディン
グ(II)の温度差は、少なくとも100℃程度必要と
なってくる。例えば特願昭63−12343号したがっ
て、ガラスボンディング工程(1)は、ガラスBの信頼
性を確保するため約700℃程度で行う必要が出てくる
。このような関点から、コンポジット型ヘッド用の磁性
膜には、700℃程度の耐熱性が要求される。
軟化やそれに伴うゆるみによる磁気コアの位置のずれ等
を防止するためには、ボンディング(I)とボンディン
グ(II)の温度差は、少なくとも100℃程度必要と
なってくる。例えば特願昭63−12343号したがっ
て、ガラスボンディング工程(1)は、ガラスBの信頼
性を確保するため約700℃程度で行う必要が出てくる
。このような関点から、コンポジット型ヘッド用の磁性
膜には、700℃程度の耐熱性が要求される。
従来、このような耐熱性を有する材料としてはFe−^
1−3i系合金(センダスト)′fit膜が、磁気ヘッ
ドに適用されている。(特開昭60−74110号等参
照)。
1−3i系合金(センダスト)′fit膜が、磁気ヘッ
ドに適用されている。(特開昭60−74110号等参
照)。
しかしながら、記録媒体保磁力の向上に伴い、より高い
飽和磁束密度を有する磁気へ、ド用磁性膜が必要となっ
てきた。
飽和磁束密度を有する磁気へ、ド用磁性膜が必要となっ
てきた。
近年、Fe−Ga−5i膜(特開昭61−234509
.特開昭62−104108他)Fe−C系多層膜(特
開昭6365604、特開昭63−80509) Co
系およびFe系組成変調窒化膜(特開昭62−2106
07.特開昭63−57758.特開昭63−2547
08) Co −M −C膜(ただし、M=Ta。
.特開昭62−104108他)Fe−C系多層膜(特
開昭6365604、特開昭63−80509) Co
系およびFe系組成変調窒化膜(特開昭62−2106
07.特開昭63−57758.特開昭63−2547
08) Co −M −C膜(ただし、M=Ta。
Ti+ Zr+ Hf+ NJ Mo) (1日本金属
学会春季大会1989年一般講演概要J (128)
、r日本金属学会秋季大会1989年一般講演概要J(
252)。
学会春季大会1989年一般講演概要J (128)
、r日本金属学会秋季大会1989年一般講演概要J(
252)。
(253) 、Fe−M−C膜(ただし、M=Ti、
Zr0f、 V、 Nb、 Ta) (r信学技報J
MR−89−12゜P 9 (1989)、第13回日
本応用磁気学会学術講演概要集(1989)、P484
.485)等、高飽和磁束密度を有し、かつ耐熱性にす
ぐれる磁性膜の探索がすすめられている。
Zr0f、 V、 Nb、 Ta) (r信学技報J
MR−89−12゜P 9 (1989)、第13回日
本応用磁気学会学術講演概要集(1989)、P484
.485)等、高飽和磁束密度を有し、かつ耐熱性にす
ぐれる磁性膜の探索がすすめられている。
特に、Fe−M−C膜は、飽和磁束密度が最高1.7T
と大きく耐熱温度が600℃程度と高く有望である。こ
の材料は、α−FeとMの炭化物の微結晶U織を有し、
微結晶化により異方性分散が小さくなるため、軟磁性が
得られる。また、Mの炭化物がα−Feの結晶粒の成長
を抑制するため耐熱温度も高い。以上の事は信学技報M
R−89−12に記載されている。
と大きく耐熱温度が600℃程度と高く有望である。こ
の材料は、α−FeとMの炭化物の微結晶U織を有し、
微結晶化により異方性分散が小さくなるため、軟磁性が
得られる。また、Mの炭化物がα−Feの結晶粒の成長
を抑制するため耐熱温度も高い。以上の事は信学技報M
R−89−12に記載されている。
この材料では、450〜500℃の熱処理によって微結
晶が生成されることによって軟磁性が得られる。
晶が生成されることによって軟磁性が得られる。
しかしながら、このFe −M −C(M =Hf、
Zr。
Zr。
Ta・・・)膜において、良好な軟磁性が得られる組成
範囲での耐熱温度は、「信学技報JMR−8912、P
9 (1989)及び第13回日本応用磁気学会学術
講演概要集(1989)P、 484. 485によ
れば、高くても600〜650℃であり、コンポジット
型のヘッドへの応用を考えると約50℃程度の耐熱性の
向上が必要である。
範囲での耐熱温度は、「信学技報JMR−8912、P
9 (1989)及び第13回日本応用磁気学会学術
講演概要集(1989)P、 484. 485によ
れば、高くても600〜650℃であり、コンポジット
型のヘッドへの応用を考えると約50℃程度の耐熱性の
向上が必要である。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、高
飽和磁束密度、高透磁率、低磁歪定数をもち、700℃
以上の耐熱温度を有する磁性膜及びそれを用いた磁気ヘ
ッドを捷供することである。
飽和磁束密度、高透磁率、低磁歪定数をもち、700℃
以上の耐熱温度を有する磁性膜及びそれを用いた磁気ヘ
ッドを捷供することである。
本発明は、Few Ay N11 (ただし、x、y
、zは各々組成比を原子%として表し、Aは、Hf
ZrTa、 Nb、 Tiよりなる群から選択された少
なくとも一種の元素、NはN(窒素)を表わす)なる組
成式で表わされ、その組成範囲が、 5≦y≦15 3≦2≦20 x+y+z=io。
、zは各々組成比を原子%として表し、Aは、Hf
ZrTa、 Nb、 Tiよりなる群から選択された少
なくとも一種の元素、NはN(窒素)を表わす)なる組
成式で表わされ、その組成範囲が、 5≦y≦15 3≦2≦20 x+y+z=io。
であることを特徴とするFe基基磁磁性51Mある。
A (Hf、 Zr、 Ta、 Nb、 Ti)の窒化
物の生成エネルギーは非常に低いため、成膜後の状態で
すでにbcc構造のFe (以後α−Feと記す)とA
の窒化物の微結晶からなる組織が形成されている。α−
Feの結晶粒が微結晶化されるため異方性分散が小さく
なり、高透磁率、低保磁力の良好な軟磁気特性が得られ
る。また、前述したFe−M−C膜と異なり、成膜後の
状態ですでに均一な微結晶構造が生成されているので、
成膜したままの状態でも軟磁性が得られる。
物の生成エネルギーは非常に低いため、成膜後の状態で
すでにbcc構造のFe (以後α−Feと記す)とA
の窒化物の微結晶からなる組織が形成されている。α−
Feの結晶粒が微結晶化されるため異方性分散が小さく
なり、高透磁率、低保磁力の良好な軟磁気特性が得られ
る。また、前述したFe−M−C膜と異なり、成膜後の
状態ですでに均一な微結晶構造が生成されているので、
成膜したままの状態でも軟磁性が得られる。
さらに、Aの窒化物は生成エネルギーが低く非常に安定
であるため成膜後の状態ですでに十分生成されており、
熱処理によるNの移動は、Cの場合にくらべてかなり少
ない。このため、熱処理によるα−Feの結晶粒の成長
はAの窒化物により抑制され、磁気ヘッドのガラス溶着
時に加わるような熱処理を施しても軟磁気特性は劣化し
ない。
であるため成膜後の状態ですでに十分生成されており、
熱処理によるNの移動は、Cの場合にくらべてかなり少
ない。このため、熱処理によるα−Feの結晶粒の成長
はAの窒化物により抑制され、磁気ヘッドのガラス溶着
時に加わるような熱処理を施しても軟磁気特性は劣化し
ない。
耐熱温度は、Aの窒化物の量と関係し、適量より少ない
と耐熱温度が低い、また、Mの窒化物が多すぎると、P
eの粒界に析出し、Feの微結晶間の静磁結合がなくな
るため異方性分散が増大し、軟磁性が劣化してしまう。
と耐熱温度が低い、また、Mの窒化物が多すぎると、P
eの粒界に析出し、Feの微結晶間の静磁結合がなくな
るため異方性分散が増大し、軟磁性が劣化してしまう。
したがって、700℃以上の高い温度での熱処理後にお
いても良好な軟磁性を得るためには、本発明の範囲のA
とNの量が望ましい。中でも、AとしてHfを用いた場
合が、最も耐熱性が高く、かつ高Bsで良好な軟磁性が
得られる。
いても良好な軟磁性を得るためには、本発明の範囲のA
とNの量が望ましい。中でも、AとしてHfを用いた場
合が、最も耐熱性が高く、かつ高Bsで良好な軟磁性が
得られる。
(実施例1)
本発明の磁性膜の形成には通常のRFマグネトロンスパ
、り装置を用いた。Fe (純度99.99%)のター
ゲット上に、A (Hf、 Zr、 Ta、 Nb、
Ti、純度99.9%)のベレットを配置した複合ター
ゲットをAr (純度99.999%)とN2(純度9
9.99%)の混合ガスを用いてスパッタを行った。A
、Nの量は、Aペレットの数及びN2ガスの分圧を変え
ることにより変化させた。
、り装置を用いた。Fe (純度99.99%)のター
ゲット上に、A (Hf、 Zr、 Ta、 Nb、
Ti、純度99.9%)のベレットを配置した複合ター
ゲットをAr (純度99.999%)とN2(純度9
9.99%)の混合ガスを用いてスパッタを行った。A
、Nの量は、Aペレットの数及びN2ガスの分圧を変え
ることにより変化させた。
スパッタ条件は、以下の通りとした。
排気到達真空度 I X 10−”Torr以下投入電
力 4.5W/csi ガス圧(全圧) 4 X 10−”Torr基板
結晶化ガラス 基板温度 加熱なし 膜厚 2土0.2μ請 以上の条件で作製した磁性膜の組成は、EPMAによっ
て分析した。膜の飽和磁束密度及び保磁力はVSM(印
加磁場500e)、透磁率はベクトルイピーダンスメー
タ、磁歪定数は光でこ法により測定した。
力 4.5W/csi ガス圧(全圧) 4 X 10−”Torr基板
結晶化ガラス 基板温度 加熱なし 膜厚 2土0.2μ請 以上の条件で作製した磁性膜の組成は、EPMAによっ
て分析した。膜の飽和磁束密度及び保磁力はVSM(印
加磁場500e)、透磁率はベクトルイピーダンスメー
タ、磁歪定数は光でこ法により測定した。
また、この磁性膜の耐熱性はN2雰囲気中で所定の温度
に加熱後、室温で透磁率を測定し、i3磁率が1000
以下となる温度の高低によって判定した。
に加熱後、室温で透磁率を測定し、i3磁率が1000
以下となる温度の高低によって判定した。
第1図に、Fe−Hf−N膜に700℃の熱処理を施し
た場合の透磁率(5MII2)と膜組成の関係を示す。
た場合の透磁率(5MII2)と膜組成の関係を示す。
第1図より明らかなように、原子比でHf5〜15%、
N3〜20%及び残部Feなる組成で、μS□z >
1000の特性が得られる。
N3〜20%及び残部Feなる組成で、μS□z >
1000の特性が得られる。
第2図に、Fe、s、oHfx、hNIs、a (at
%)なる組成の膜の透磁率μ5MM2及び保磁力Hcと
熱処理温度の関係を示す0図より明らかなように、成膜
後の状態(as−depo)ですでにu 5xNz=1
600. Hc= 0.80eの良好な軟磁性を示す。
%)なる組成の膜の透磁率μ5MM2及び保磁力Hcと
熱処理温度の関係を示す0図より明らかなように、成膜
後の状態(as−depo)ですでにu 5xNz=1
600. Hc= 0.80eの良好な軟磁性を示す。
さらに熱処理を施した場合、500℃〜700℃の範囲
において、μ5M8!>2000. Hc< 10eの
特性を示し、耐熱温度は、700℃を越えている。
において、μ5M8!>2000. Hc< 10eの
特性を示し、耐熱温度は、700℃を越えている。
第3図には、このFe−Hf−N膜の飽和磁束密度Bs
と熱処理温度の関係を示す、500℃以上の熱処理温度
では、Bs=1.4Tのほぼ一定の値を示している。
と熱処理温度の関係を示す、500℃以上の熱処理温度
では、Bs=1.4Tのほぼ一定の値を示している。
第1表には、Fe−A−N膜のAとして、Hfの他にZ
r、 Ta、 Nb、 Tiを用いた場合の、種々の組
成の膜の最適熱処理条件での磁気特性を示す。また耐熱
性としては、μSM)12が1000以下となる温度を
示した。なお、すべての温度範囲でμ、−2が1000
以上にならないものについてはX印で示した。
r、 Ta、 Nb、 Tiを用いた場合の、種々の組
成の膜の最適熱処理条件での磁気特性を示す。また耐熱
性としては、μSM)12が1000以下となる温度を
示した。なお、すべての温度範囲でμ、−2が1000
以上にならないものについてはX印で示した。
AがZr、 Ta、 Nb、 Tiの場合も原子比でA
が5〜15%、N3〜20%及び残部Feなる組成で、
Bs1、3〜1.7 T、 μsxgz>1000.
Hc≦10e、λ=−1〜3X10−’の特性を示し
、耐熱温度も700℃以上であった。
が5〜15%、N3〜20%及び残部Feなる組成で、
Bs1、3〜1.7 T、 μsxgz>1000.
Hc≦10e、λ=−1〜3X10−’の特性を示し
、耐熱温度も700℃以上であった。
第4図に、Feti、oHf++、iN+s、4膜の熱
処理によるX線回折パターンの変化を示す。as −d
epo状態より、すでに、bcc構造のFe (α−F
e)の(110) 。
処理によるX線回折パターンの変化を示す。as −d
epo状態より、すでに、bcc構造のFe (α−F
e)の(110) 。
(200)面とのHfNの(111)、 (200)
。
。
(311)面の回折ピークが見られた。α−Feの(1
10)ピークの半値幅より5cherrerの式を用い
て結晶粒径を求めてみると、約60人であった。
10)ピークの半値幅より5cherrerの式を用い
て結晶粒径を求めてみると、約60人であった。
一方、700℃熱処理後においてもα−FeとHf−N
のピークが見られ、α−Feの結晶粒径は約90人であ
った。このように、as −depo状態から700℃
の熱処理後までα−Feの結晶粒は60〜90人と小さ
いため、広い熱処理温度範囲で良好な軟磁性が得られる
ものと考えられる。しかし熱処理温度をさらに高くして
500人を越える結晶粒になると磁気特性は著しく劣化
する。
のピークが見られ、α−Feの結晶粒径は約90人であ
った。このように、as −depo状態から700℃
の熱処理後までα−Feの結晶粒は60〜90人と小さ
いため、広い熱処理温度範囲で良好な軟磁性が得られる
ものと考えられる。しかし熱処理温度をさらに高くして
500人を越える結晶粒になると磁気特性は著しく劣化
する。
第5図に、種々の組成のFe−If−N膜の700℃熱
処理後のX線回折パターンを示す。第4図に示した本発
明の組成範囲に対し、If、 N量が過剰な場合、Hf
Nは十分に生成されており、Feの粒成長は抑制されて
いるのがわかる。しかしながら、良好な軟磁性が得られ
ない原因としては、HfNがFeの粒界に析出し、Fe
微結晶間の静磁結合が弱まり、異方性分散が増大するた
めと推察される。
処理後のX線回折パターンを示す。第4図に示した本発
明の組成範囲に対し、If、 N量が過剰な場合、Hf
Nは十分に生成されており、Feの粒成長は抑制されて
いるのがわかる。しかしながら、良好な軟磁性が得られ
ない原因としては、HfNがFeの粒界に析出し、Fe
微結晶間の静磁結合が弱まり、異方性分散が増大するた
めと推察される。
一方、Hf、 Nが少ない場合、α−Feの鋭いピーク
が見られ、Feが粒成長しているのがわかる。Feの結
晶磁気異方性が大きいため、この粒成長によって軟磁性
は急激に劣化しているものと考えられる。
が見られ、Feが粒成長しているのがわかる。Feの結
晶磁気異方性が大きいため、この粒成長によって軟磁性
は急激に劣化しているものと考えられる。
以上述べたように、Hf、 N量には最適量が存在し、
Hf5〜15%、N3〜20%及び残部Fe組成におい
て、耐熱性700℃以上で、μ5M+42 > 100
0の良好な特性が得られる。このときの結晶組織は、F
eとHfNの微結晶より構成されている。
Hf5〜15%、N3〜20%及び残部Fe組成におい
て、耐熱性700℃以上で、μ5M+42 > 100
0の良好な特性が得られる。このときの結晶組織は、F
eとHfNの微結晶より構成されている。
(実施例2)
次に本発明によるFe−Hf−N膜を磁気へ・ノドに応
用した例を示す。
用した例を示す。
第6図は本発明の磁性膜を適用した磁気ヘッドコアの一
例を示す外観斜視図であり、第7図はその記録媒体対向
面を示す拡大平面図である。この磁気ヘッドコアを第8
図に示すようなCaTiOxのスライダーにガラスで固
定し、ジンバルに取り付はハードディスクドライブ用の
磁気ヘッドとして評価した。
例を示す外観斜視図であり、第7図はその記録媒体対向
面を示す拡大平面図である。この磁気ヘッドコアを第8
図に示すようなCaTiOxのスライダーにガラスで固
定し、ジンバルに取り付はハードディスクドライブ用の
磁気ヘッドとして評価した。
第9図は、本発明による磁性膜を用いた磁気ヘッド、F
e−A7!−5i膜を用いた磁気ヘッドを用いて測定し
た媒体保磁力と限界記録密度、Dso (KFCl)の
関係を示す。Bsが1.4Tと大きいFe −11fN
膜を用いた場合、媒体保磁力が15000e以上と大き
くなっても磁気コア先端が飽和せずに強い記録磁界が発
生できるため十分に記録が可能であり、媒体保磁力の増
加とともにり、。も増加する。一方、Fe−Al−3i
膜を用いた場合は、媒体保磁力が15000e以上とな
るとり、。が減少してしまう。
e−A7!−5i膜を用いた磁気ヘッドを用いて測定し
た媒体保磁力と限界記録密度、Dso (KFCl)の
関係を示す。Bsが1.4Tと大きいFe −11fN
膜を用いた場合、媒体保磁力が15000e以上と大き
くなっても磁気コア先端が飽和せずに強い記録磁界が発
生できるため十分に記録が可能であり、媒体保磁力の増
加とともにり、。も増加する。一方、Fe−Al−3i
膜を用いた場合は、媒体保磁力が15000e以上とな
るとり、。が減少してしまう。
したがって、本発明のFe−If−N系磁性膜を用いた
磁気ヘッドを用いることにより、20000eの保磁力
をもつ媒体にも十分に書き込みが可能であることが確か
められた。また、保磁力10000eの媒体を用い、再
生出力を比較したところ、Fe−Hf−N膜とFe−A
l−5i膜を用いた場合で差は見られなかった。
磁気ヘッドを用いることにより、20000eの保磁力
をもつ媒体にも十分に書き込みが可能であることが確か
められた。また、保磁力10000eの媒体を用い、再
生出力を比較したところ、Fe−Hf−N膜とFe−A
l−5i膜を用いた場合で差は見られなかった。
〔発明の効果]
以上説明したごとく、本発明による を主成分とす
るFe−A−N (A=Hf、 Zr、 Ta、 Nb
、 Ti)膜は、高飽和磁束密度(1,3〜1.T)、
高透磁率(1000以上)、低保磁力(10e以下)、
低磁歪定数(−1X10−b〜3X10−”)高耐熱性
(700℃以上)という磁気ヘッド材料に必要な特性を
兼ね備えている。
るFe−A−N (A=Hf、 Zr、 Ta、 Nb
、 Ti)膜は、高飽和磁束密度(1,3〜1.T)、
高透磁率(1000以上)、低保磁力(10e以下)、
低磁歪定数(−1X10−b〜3X10−”)高耐熱性
(700℃以上)という磁気ヘッド材料に必要な特性を
兼ね備えている。
したがって、この磁性膜を磁気ヘッド磁極として用いた
場合、0.2μ難程度の薄膜にしても磁気飽和を起こす
ことなく、磁極の先端に強い磁界を発生させることがで
き、超高密度磁気記録を達成することができる。
場合、0.2μ難程度の薄膜にしても磁気飽和を起こす
ことなく、磁極の先端に強い磁界を発生させることがで
き、超高密度磁気記録を達成することができる。
また、本発明の磁性膜は、通常のRFマグネトロンスパ
ッタ法で成膜可能であるため、製造方法が簡単であり製
造コストも安く、かつ高い信転性も確保できる利点があ
る。
ッタ法で成膜可能であるため、製造方法が簡単であり製
造コストも安く、かつ高い信転性も確保できる利点があ
る。
第1図は、本発明のFe−Hf−N膜の組成と透磁率の
関係を700℃熱処理後の場合について示す特性図、第
2図はFe−Hf−N#の熱処理温度と透磁率及び保磁
力の関係を示す特性図、第3図はFe−Hf−N膜の熱
処理温度と飽和磁束密度の関係を示す特性図、第4図は
最適組成のFe−Hf−N膜の熱処理によるX線回折パ
ターンの変化を示す図、第5図は種々の組成のFe−H
f−N膜の700℃熱処理後のX線回折パターンを示す
図、第6図は本発明による磁性膜を適用した磁気ヘッド
(メタル・イン−ギャップ型コンポジットヘッド)のコ
アの一例を示す外観斜視図、第7図はその磁気記録媒体
対向面を示す拡大平面図、第8図は磁気コアを埋め込ん
だ磁気ヘッドの外観斜視図、第9図はFe−Hf−N膜
を用いた磁気ヘッドを用いて測定した媒体保磁力と限界
記録密度の関係を示す特性図、第10図は、従来のモノ
リシックヘッドの外観斜視図である。 l:磁気コア半体、2:M1気コア半体、3:M1性膜
、4:磁気ギャップ、5ニガラスA、6:磁気コア、7
:スライダー、8ニガラスB19:磁気コア、10:磁
気ギャップ、11ニスライダー:コイル。 立金属株式会社 第6 図 ム 第 図 第 図 媒体保磁力Hc(Oe) 第 図
関係を700℃熱処理後の場合について示す特性図、第
2図はFe−Hf−N#の熱処理温度と透磁率及び保磁
力の関係を示す特性図、第3図はFe−Hf−N膜の熱
処理温度と飽和磁束密度の関係を示す特性図、第4図は
最適組成のFe−Hf−N膜の熱処理によるX線回折パ
ターンの変化を示す図、第5図は種々の組成のFe−H
f−N膜の700℃熱処理後のX線回折パターンを示す
図、第6図は本発明による磁性膜を適用した磁気ヘッド
(メタル・イン−ギャップ型コンポジットヘッド)のコ
アの一例を示す外観斜視図、第7図はその磁気記録媒体
対向面を示す拡大平面図、第8図は磁気コアを埋め込ん
だ磁気ヘッドの外観斜視図、第9図はFe−Hf−N膜
を用いた磁気ヘッドを用いて測定した媒体保磁力と限界
記録密度の関係を示す特性図、第10図は、従来のモノ
リシックヘッドの外観斜視図である。 l:磁気コア半体、2:M1気コア半体、3:M1性膜
、4:磁気ギャップ、5ニガラスA、6:磁気コア、7
:スライダー、8ニガラスB19:磁気コア、10:磁
気ギャップ、11ニスライダー:コイル。 立金属株式会社 第6 図 ム 第 図 第 図 媒体保磁力Hc(Oe) 第 図
Claims (3)
- (1)Fe_xA_yN_z(ただし、x,y,zは各
々組成比を原子%として表し、Aは、Hf,Zr,Ta
,Nb,Tiよりなる群から選択された少なくとも一種
の元素、Nは窒素を表わす)なる組成式で表わされ、そ
の組成範囲が、 5≦y≦15 3≦z≦20 x+y+z=100 であることを特徴とするFe基軟磁性薄膜。 - (2)特許請求の範囲第1項に記載のFe基軟磁性薄膜
において該磁性膜の組織が平均粒径500Å以下の結晶
粒よりなることを特徴とするFe基軟磁性薄膜。 - (3)特許請求の範囲第1項及び第2項記載のFe基軟
磁性薄膜を用いたことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10831490A JPH046809A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | Fe基軟磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10831490A JPH046809A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | Fe基軟磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH046809A true JPH046809A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14481571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10831490A Pending JPH046809A (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | Fe基軟磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046809A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0668414A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-03-11 | Nec Kansai Ltd | Mig型磁気ヘッド及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP10831490A patent/JPH046809A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0668414A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-03-11 | Nec Kansai Ltd | Mig型磁気ヘッド及びその製造方法 |
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