JPH0468136B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0468136B2
JPH0468136B2 JP4079088A JP4079088A JPH0468136B2 JP H0468136 B2 JPH0468136 B2 JP H0468136B2 JP 4079088 A JP4079088 A JP 4079088A JP 4079088 A JP4079088 A JP 4079088A JP H0468136 B2 JPH0468136 B2 JP H0468136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
bobbin
water
guide pipe
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4079088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01215532A (ja
Inventor
Masahiko Nakajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakajima Dokosho Co Ltd
Original Assignee
Nakajima Dokosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakajima Dokosho Co Ltd filed Critical Nakajima Dokosho Co Ltd
Priority to JP4079088A priority Critical patent/JPH01215532A/ja
Publication of JPH01215532A publication Critical patent/JPH01215532A/ja
Publication of JPH0468136B2 publication Critical patent/JPH0468136B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱加工装置に係り、特にい半田付
け、溶接、接着、焼付け、溶解等の熱加工を、高
温水蒸気を用いて行なう熱加工装置に関する。
[従来の技術] 従来、電子部品の半田付け、プラスチツク素材
の溶接や溶融、物品の乾燥、あるいはチユーブの
熱収縮等の熱加工を行なう工具としては、フアン
により装置内に取入れられた空気をヒータにより
加熱してノズルから吐出させる構造の熱加工装置
が一般に知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、最近の電子部品をマイクロチツプ化
されており、回路基板への実装方式も、スルーホ
ールに電子部品のピンを挿入して半田付けする方
式から、回路基板上に電子部品を載置した状態で
半田付けする面取付け方式に移行しつつある。
このような電子部品を、前記従来の熱加工装置
を用いて面取付けする場合、従来の装置では、高
温空気を用いているため熱容量が小さく、目的物
の昇温に時間を要し作業性が悪いという問題があ
る。このため、高温空気のノズルから吐出量を多
くせざる得ないが、吐出空気量を多くすると、そ
の圧力で電子部品が動いてしまつたり、あるいは
使用するクリーム半田が吐出空気圧で流れ、電子
部品を半田付けるすることができないのみなら
ず、不必要な箇所で固化して回路を短絡させるお
それがある。
そこで一部では、空気に代えて窒素ガスや炭素
ガス等の不活性ガスをも用いる試みもなされてい
るが、使用ガスの取扱いが容易でないとともに安
全上からも問題があり、実用的でない。
本発明は、かかる現況に鑑みなされたもので、
取扱いが容易で、しかも少ない流量で大きな熱エ
ネルギが得られ、面取付け方式の電子部品を半田
付けする場合にも、電子部品が動いたりクリーム
半田が流れてしまうおそれが全くない熱加工装置
を提供することを第1の目的とする。
本発明の第2の目的は、装置の軸方向長さを短
くしたり、あるいは装置を細くすることができる
熱加工装置を提供するにある。
本発明の第3の目的は、ヒータボビンの熱を有
効に利用して一次ヒータのみで所定温度の水蒸気
を得ることができる熱加工装置を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記第1の目的を達成する手段とし
て、水源から供給される水を、先端周面に設けら
れた複数の孔から吐出する案内パイプと;案内パ
イプの先端外周部に装着され、前記各孔から吐出
された水をほぼ均一に浸出させる多孔質部材と;
この多孔質部材に取付けられ、多孔質部材内を流
れる水を加熱して水蒸気にする一次ヒータと;ヒ
ータボビンに装着され、前記一次ヒータからの水
蒸気を、所定温度までさらに加熱する二次ヒータ
と;二次ヒータで加熱された水蒸気を吐出するノ
ズルと;を具備することを特徴とする。
また本発明は、前記第2の目的を達成する手段
として、前記ヒータボビンを、多孔質部材の外周
部に装着するとともに、このヒータボビンの外周
面に二次ヒータを巻設したり、あるいは二次ヒー
タボビンが外周面に巻設されたヒータボビンを、
多孔質部材とノズルとの間に配置するようにした
ことを特徴とする。
また本発明は、前記第3の目的を達成する手段
として、軸方向に貫通する複数の貫通孔内にヒー
タがそれぞれ挿入配置されたヒータボビンと;ヒ
ータボビンの基端軸心部に設けた穴の軸方向先端
部に、水源から供給される水を導く案内パイプ
と;前記穴内に配置され、案内パイプから吐出さ
れた水の穴を軸方向基端部からほぼ均一に浸出さ
せて水蒸気にする多孔質部材と;前記ヒータボビ
ンの軸方向基端側に設けられ、前記多孔質部材か
らの水蒸気を均圧にしてヒータボビンの各貫通孔
にそれぞれ導く均圧室と;前記ヒータボビンの軸
方向先端側に配置され、各貫通孔内を通過する間
に所定温度まで加熱された水蒸気を吐出するノズ
ルと;を備えた熱加工装置を用いたり、あるいは
軸方向に貫通する複数の貫通孔内にヒータがそれ
ぞれ挿入配置されたヒータボビンと;ヒータボビ
ンの外面部に巻設され、水源から供給される水を
ヒータボビンの熱で加熱して水蒸気にする案内パ
イプと;前記ヒータボビンの軸方向基端側に設け
られ、案内パイプから吐出された水蒸気を均圧に
してヒータボビンの各貫通孔にそれぞれ導く均圧
室と;前記ヒータボビンの軸方向先端側に配置さ
れ、各貫通孔内を通過する間に所定の温度まで加
熱された水蒸気を吐出するノズルと;を備えた熱
加工装置を用いるようにしたことを特徴とする。
[作用] 本発明に係る熱加工装置においては、水源から
の水が、案内パイプの先端周面に設けられた複数
の孔から吐出され、多孔質部材内を分散してほぼ
均一に流れる間に一次ヒータにより加熱され水蒸
気となる。この水蒸気は、ヒータボビンに装着さ
れた二次ヒータによりさらに加熱され、所定温度
の水蒸気となる。そして、この水蒸気はノズルか
ら吐出される。すなわち、水蒸気が熱媒体として
用いられる。このため、取扱いが容易で、しかも
少ない流量で大きな熱エネルギが得られる。
この際、ヒータボビンを多孔質部材の外周部に
装着するとともに、二次ヒータをヒータボビンの
外周面に巻設し、一次ヒータからの水蒸気を、多
孔質部材の軸方向基端側に吐出させ、さらにヒー
タボビンの外周部を軸方向先端側に向かつて流し
てノズルに導くようにすることにより、装置の軸
方向長さを短くすることが可能となる。
また、二次ヒータをヒータボビンの外周面に巻
設するとともに、このヒータボビンを、多孔質部
材とノズルとの間に配置し、一次ヒータからの水
蒸気を、ヒータボビンの外周部を流してノズルに
導くようにすることにより、装置を細くすること
が可能となる。
また、本発明に係る他の熱加工装置において
は、ヒータボビンを軸方向に貫通する複数の貫通
孔内にヒータがそれぞれ挿入配置されるととも
に、ヒータボビンの軸方向基端側に蒸気室が設け
られ、水源からの水は、ヒータボビンの基端軸心
部に設けた穴内またはヒータボビンの外周部に巻
設された案内パイプ内で加熱され、水蒸気とな
る。この水蒸気は、均圧室に送られて均圧化さ
れ、ヒータボビンの各貫通孔にそれぞれ導かれ
る。そして、貫通孔内のヒータによりさらに加熱
されて所定温度の水蒸気となり、ノズルから吐出
される。すなわち、ヒータボビンの熱を有効に利
用することにより、一次ヒータのみで所定温度の
水蒸気が得られる。このため、構造の簡素化が可
能となる。
[実施例] 以下、本発明を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は、本発明の第1実施例に
係る熱加工装置を示すもので、この熱加工装置1
は、携帯型の把手本体2を備えており、この把手
本体2の先端には、冷却用の開口部4を有する断
熱用ケーシング3を介して、基端閉塞の筒状をな
すヒータケーシング5が取付けられ、このヒータ
ケーシング5の先端には、水蒸気等の流体吐出用
のノズル口7を有するノズルチツプ5が着脱交換
可能に取付けられている。
前記ヒータケーシング5には、第1図に示すよ
うにヒータケーシング5の基端中心部を貫通する
例えばステンレス鋼製の案内パイプ8が取付けら
れており、この案内パイプ8の先端外周面には、
直径が0.3〜0.5mm程度の小孔9が8〜12個設けら
れ、またこの案内パイプ8の先端外周部には、気
孔率が5〜15%程度、気孔平均径が5〜10μm程
度の多孔質セラミツク製の筒状をなす一次ヒータ
ボビン10が装着されている。そして、この一次
ヒータボビン10の外周部には、第1図に示すよ
うにニクロム線または白金ロジユウム線等からな
る一次ヒータ11が巻設されており、この一次ヒ
ータ11の一端部は、接地点12を介して前記案
内パイプ8の先端に接続され、また一次ヒータ1
1の他端部は、絶縁碍子13を介してヒータケー
シング5の基端部を貫通する一次ヒータ端子14
に接続されている。
また、前記一次ヒータボビン10の基端部は、
第1図に示すようにセラミツク接着剤15により
案内パイプ8に固定されており、また一次ヒータ
ボビン10の先端部は、セラミツク接着剤16に
より後述する二次ヒータボビン17とともに案内
パイプ8の先端に固定されている。そしてこのセ
ラミツク接着剤16により、案内パイプ8の先端
が閉止されるようになつている。
前記二次ヒータボビン17は、第1図に示すよ
うに無気孔のセラミツクスを用いて先端閉塞の筒
状に形成されており、この二次ヒータボビンは、
前記一次ヒータボビン10の外周部に、一次ヒー
タボビン10の外周面との間に所定の間〓Gを形
成した状態で装着されている。この二次ヒータボ
ビン17の外周部には、第1図に示すように前記
一次ヒータボビン10と同材質の二次ヒータ18
が巻設されており、この二次ヒータ18の一端部
は、接地点19を介して前記ヒータケーシング5
に接続され、また二次ヒータ18の他端部は、絶
縁碍子20を介してヒータケーシング5の基端部
を貫通する二次ヒータ端子21に接続されてい
る。
前記ヒータケーシング5の基端部には、第1図
に示すように導電リベツト22を介して共通接地
端子23が接続されており、この共通接地端子2
3は、第2図に示すように前記両ヒータ端子1
4,21とともにケーブル用集合チユーブ24内
に配された状態で、前記把手本体2の基端部から
引出されている。この把手本体2の基端部からは
また、第2図に示すように前記案内パイプ8に接
続される耐熱ゴムチユーブ25が引出されてお
り、この耐熱ゴムチユーブ25は、第3図に示す
ように流体源F1,F2あるいはF3に接続されるよ
うになつている。
すなわち流体源F1は、第3に示すように水2
6を貯留する水タンク27と、この水タンク27
の底部に開閉弁28を介して入側が接続されるポ
ンプ29と、ポンプ29の出側に接続された水圧
コントロールユニツト30と、この水圧コントロ
ールユニツト30からのオーバフロー水を前記水
タンク27に戻す戻しパイプ31と、一定圧の水
を供給する給水パイプ32とを備えており、前記
水圧コントロールユニツト30は、給水パイプ3
2に送り出す水を、その流量に関係なく一定圧に
保持するとともに、給水されない余分の水を、戻
しパイプ31を介して水タンク27に戻すように
なつている。
また流体源F2は、第3図に示すように耐圧水
タンク33と、この耐圧水タンク33内の水26
を2〜4Kg/cm2に加圧する手押しの空気ポンプ3
4と、圧力計35と、耐圧水タンク33の底部に
ニードルバルブ36を介して接続された給水パイ
プ37を介して送出されるようにつている。
さらに流体源F3は、空気あるいは窒素ガス等
のガスタンク38と、開閉弁39と、圧力コント
ロール弁40と、圧力計41と、ガス供給パイプ
42とを備えており、前記ガスタンク38内のガ
スが、圧力コントロール弁40で調圧されてガス
供給パイプ42を介して送出されるようになつて
いる。
これら流体源F1,F2,F3の給水パイプ32,
37あるいはガス供給パイプ42は、第3図に示
すように択一的に選択されたもののみが、中間部
に流量調整弁43を有する接続管44の一端に接
続され、この接続管44の他端は、電磁開閉弁4
5を介して前記耐熱ゴユチユーブ25に接続され
ている。そして前記電磁開閉弁45は、第3図に
示すようにヒユーズ46および電源スイツチ47
を有する電源回路48に、足元スイツチ49およ
び手元スイツチ50を有する給電線51を介して
接続され、前記いずれかのスイツチ49,50の
操作により開制御されるようになつている。
一方前記各端子14,21,23は、第3図に
示すように一次ヒータ用電圧コントローラ52あ
るいは二次ヒータ用電圧コントローラ53を介し
て前記電源回路48に接続されており、前記各電
圧コントローラ52,53には、コントロールつ
まみ52a,53aがそれぞれ設けられている。
また前記電源回路48には、熱加工装置1の作動
時に点灯するパイロツトランプ54が設けられて
いる。
次に、本実施例の作用について説明する。
使用に際しては、接続管44に所定の流体源
F1,F2,F3を接続するとともに、電源スイツチ
47をONして各ヒータ11,18に給電する。
これにより、各ヒータボビン10,17が加熱さ
れる。
この状態で、足元スイツチ49あるいは手元ス
イツチ50をONし、電磁開閉弁45を開制御す
る。すると、流量調節弁43で調節された流量の
水26あるいはガスタンク38内のガスが、耐熱
ゴムチユーブ25を介して案内パイプ8に導か
れ、この流体は、案内パイプ8先端の各小孔9か
ら吐出される。そしてその後、一次ヒータボビン
10内を外面側に向かつてほぼ均一に浸出し、そ
の間に一次ヒータ11により加熱されて水蒸気等
の加熱ガスになる。
なおここで、小孔9は、案内パイプ8の一次ヒ
ータボビン10が装着されている部分の全域に設
けられているわけではなく、先端側の1/3〜1/2の
部分に限定的に設けられているが、これは以下の
理由による。
すなわち、案内パイプ8の一次ヒータボビン1
0装着部の全域に小孔9を設けると、一次ヒータ
11の全域の温度が低下してしまうが、小孔9を
案内パイプ8の先端部分に限定して設けると、一
次ヒータ11に温度勾配が生じ、一次ヒータ11
の先端側は温度が低下する基端側は高温のままの
状態となる。そして、一次ヒータボビン10を通
過することにより生成された高温ガスは、後述す
るように間〓Gを基端側に向かつて流れるので、
高温ガスが水蒸気の場合には、その間に水蒸気を
再加熱して完全に乾燥したドライ蒸気とすること
ができ、また高温ガスが水蒸気以外のガスの場合
には、ガスを効率よく昇温加熱することができ
る。
前記一次ヒータボビン10の通過により生成さ
れた高温ガスは、二次ヒータボビン17が無気孔
のセラミツクスで形成されているので、両ヒータ
ボビン10,17の間の間〓Gを基端側に向かつ
て流れ、さらに二次ヒータボビン17の外周部を
先端側に向かつて流れる。そしてこの間に、二次
ヒータ18により再度加熱されて高温(500〜
1000℃)のガスとなり、その後ノズルチツプ6の
ノズル口7から吐出される。
しかして、一次ヒータボビン10内をほぼ均一
に分散した状態で浸出する流体を、まず一次ヒー
タ11で加熱して加熱ガスとするとともに、この
加熱ガスを二次ヒータ18で再度加熱するように
しているので、流体が空気、窒素ガス等のガスの
場合は勿論、流体が水であつても、効率よく加熱
して所定温度の水蒸気とすることができる。そし
て、熱媒体として水蒸気を用いる場合、水蒸気の
比熱は空気の約2倍であるので、空気に比較して
より多くの熱エネルギを運ぶことができる。この
ため、少ない流量で大きな熱エネルギが得られ、
面取付け方式の電子部品を半田付けする場合に
も、電子部品が動いたりクリーム半田が流れてし
まうおそれが全くない。また水蒸気は、空気と異
なり酸化作用がないので、半田表面に酸化膜が発
生し難いという利点があり、また水蒸気は、洗浄
効果を有するので被加工物表面の汚れを除去でき
るという利点もある。
なお、一次ヒータボビン10は、ムライト系、
コージライト系等のセラミツクスを原料とする
が、本発明者等の実験によれば、炭化珪素系セラ
ミツクスが、耐熱性および耐熱衝撃性に強く、よ
い結果が得られた。
また、水蒸気を熱媒体とする場合、使用する水
は、装置の寿命、被加工物の汚れ防止の観点か
ら、逆浸透膜等を用いた超純粋あるいは蒸留水を
用いることが好ましい。
第4図は、本発明の第2実施例を示すもので、
前記第1実施例における二次ヒータボビン17お
よび二次ヒータ18に代え、二次ヒータボビン6
0および二次ヒータ61を設けるようしたもので
ある。
すなわち、二次ヒータボビン60は、第4図に
示すように軸方向両端部に大径部61を有する中
実の棒状をなしており、この二次ヒータボビン6
0の外周面には、二次ヒータ62が巻設され、ま
た前記各大径部61には、4〜8個の小孔からな
る通気部63がそれぞれ形成されている。そして
この二次ヒータボビン60は、第4図に示すよう
にノズルチツプ6内に配置されている。
なお、本実施例においては、断熱用ケーシング
3は、ヒータケーシング5を完全に包み、さらに
ノズルチツプ6の基端側を包む形状をなしてお
り、共通接地端子23は、この断熱用ケーシング
3の基端側に導電リベツト22を介して接続され
ている。また案内パイプ8先端部の小孔9は、加
熱ガスの流れ方向の相違から、前記第1実施例の
場合と異なり、一次ヒータボビン17が装着され
た部分の先端側ではなく基端側に限定的に設けら
れている。その他の点については、基本的には前
記第1実施例と同一構成である。
次に、本実施例の作用について説明する。
案内パイプ8に供給された水等の流体は、案内
パイプ8先端部の各小孔9から吐出され、外面側
に向かつてほぼ均一に分散して一次ヒータボビン
10内を通過する。そしてその間に加熱されて水
蒸気の加熱ガスとなる。
この加熱ガスは、一次ヒータボビン10とヒー
タケーシング5との間を通つて先端側に流れ、そ
の間に一次ヒータ11先端側の高温の部分で再度
加熱され、水蒸気の場合には、水分を含まない乾
燥した蒸気となる。
このガスはさらに、ノズルチツプ6内に導か
れ、ここで二次ヒータ62により所定温度まで再
加熱される。そしてその後、ノズル口7から吐出
される。
しかして、二次ヒータボビン60および二次ヒ
ータ62をノズルチツプ6内に組込むことによ
り、熱加工装置1の先端部分を細くすることがで
き、狭い間での作業に適している。
第5図ないし第7図は本発明の第3実施例を示
すもので、前記第1、第2実施例と異なり、一次
ヒータのみにより所定温度の高温ガスが得られる
ようにしたものである。
すなわち、本実施例におけるヒータケーシング
5は、第5図に示すように円筒状をなしており、
このヒータケーシング5内には、第5図および第
6図に示すように円柱状をなす無気孔のセラミツ
クス製のヒータボビン70が配置されている。
このヒータボビン70には、第6図に示すよう
に周方向に等間隔で例えば6個の貫通孔71が設
けられており、これら貫通孔71内には、1本の
ヒータ72が連続して遊嵌されている。またヒー
タボビン70の基端軸心部には、第5図に示すよ
うにヒータボビン70の長さの1/3程度の深さを
有する穴73が設けられており、この穴73内に
は、第7図に示すように例えば100〜150μmのム
ライトビーズを焼結成型して形成される気孔率の
大きな多孔質部材74が配置され、この多孔質部
材74内には、第5図に示すようにその先端近傍
位置まで、先端に内径0.1〜0.3mm程度の毛細管7
5を形成した案内パイプ8が挿入配置されてい
る。
前記ヒータケーシング5の基端側内部には、第
5図に示すようにヒータ72から引出された導線
76および案内パイプ8を絶縁状態で支持する例
えば無気孔のセラミツクスで形成したストツパ7
7が固定されており、このストツパ77と前記ヒ
ータボビン70との間には、均圧室78が形成さ
れている。
前記ヒータケーシング5の基端外周部には、第
5図に示すように内側断熱ケーシング79が取付
けられており、その外周部には、開口部を有する
外側断熱ケーシング80が保持部材81を介して
取付けられている。その他の点については、基本
的には前記第1実施例と同一構成である。
次に、本実施例の作用について説明する。
案内パイプ8に供給された水等の流体は、その
先端の毛細管75から穴73の先端部に吐出さ
れ、その後ほぼ均一に分散して多孔質部材74内
を均圧室78に向かつて流れる。多孔質部材74
は、ヒータボビン70とともにヒータ72により
800℃程度まで加熱されているので、多孔質部材
74を流れる流体は、瞬時に水蒸気等の加熱ガス
となつて均圧室78に導かれる。そしてこの均圧
室78内で均圧化された後、各貫通孔71に導か
れる。
各貫通孔71に導かれた加熱ガスは、貫通孔7
1内を通過する間にヒータ72により所定温度ま
で再加熱され、その後ノズルチツプ6のノズル口
7から吐出される。
しかして、ヒータボビン70の熱を有効に利用
することにより、一次ヒータ(すなわちヒータ7
2)のみで、流体を所定温度の高温ガスにするこ
とができる。
第8図は、本発明の第4実施例を示すもので、
前記第3実施例における穴73および多孔質部材
74に代え、螺旋管90および多孔質部材91を
設けるようにしたものである。
すなわち、案内パイプ8の先端には、第8図に
示すように螺旋管90が形成されてり、この螺旋
管90は、第8図に示すようにヒータボビン70
の外周部に巻設され、その先端は、均圧室78の
ストツパ77側の端部に配置した多孔質部材91
内に挿入されている。そして、案内パイプ8に供
給された水等の流体は、螺旋管90内を通る間に
ヒータボビン70の熱で水蒸気等の加熱ガスにな
り、その後多孔質部材91内を通つて均圧室78
に導かれ、ここで均圧化されるようになつてい
る。その他の点については、前記第3実施例と基
本的には同一構成である。
しかして、このように構成しても、前記第3実
施例と同様、一次ヒータのみで流体を所定温度の
高温ガスにすることができる。
第9図ないし第11図は、本発明の第5実施例
を示すもので、熱加工装置1を卓上型に構成した
ものである。すなわち、第9図において符号10
0は上面が作業台101をなすコントロールボツ
クスであり、このコントロールボツクス100に
は、第3図に示す構成のうち各流体源F1,F2
F3を除く部分が組付けられており、各流体源F1
F2,F3とは流体コネクタ102を介して接続さ
れ、また電源とは接続プラグ103を介して接続
されるようになつている。
また前記作業台101には、第9図に示すよう
に取付け支柱104が立設されており、この取付
け支柱104には、調節ノブ105を緩めること
により上下動可能な取付け金具106が取付けら
れ、この取付け金具106には、調節ノブ107
は緩めることにより前後動可能な固定金具108
が取付けられている。そして熱加工装置1は、こ
の固定金具108に下向きに取付けられ、作業台
101上の被加工物109を熱加工できるように
なつている。
また、前記熱加工装置1下端のノズルチツプ6
は、第9図ないし第11図に示すように面取付け
方式の電子部品110の寸法に合わせた方形状を
なしており、その下面には、第10図および第1
1図に示すように電子部品110のピン配列に対
応して細長いスリツト状のノズル口7が設けられ
ている。
しかして、このように構成することにより、卓
上型としても使用できる。なお、この卓上型の装
置は、作業台101をX−Yテーブルに代えて
NCコントロールにすることにより、自動機とす
ることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、水蒸気を熱媒体
として用いるようにしているので、取扱いが容易
で、しかも少ない流量で大きな熱エネルギが得ら
れる。このため、面取付け方式の電子部品を半田
付けする場合でも、電子部品が動いたりクリーム
半田が流れてしまうおそれが全くなく、また半田
表面に酸化膜が発生することがなく、さらに洗浄
効果も得られる。
また、二次ヒータを一次ヒータの外周部に配す
ることにより、装置の長さを短くすることがで
き、また二次ヒータを一次ヒータの先端側に配す
ることにより、装置を細くすることができる。
また、ヒータボビンの熱を有効に利用すること
により、一次ヒータのみで所定温度の水蒸気を得
ることができ、構造の簡素化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る熱加工装置
を示す要部断面図、第2図は同様の全体構成図、
第3図は熱加工装置の制御部の構成を示す説明
図、第4図は本発明の第2実施例を示す第1図相
当図、第5は本発明の第3実施例を示す第1図相
当図、第6図は第5図のヒータ部分の構成を示す
拡大斜視図、第7図は第5図の多孔質部材および
案内パイプの構成を示す拡大分解斜視図、第8図
は本発明の第4実施例を示す第1図相当図、第9
図は本発明の第5実施例を示す卓上型熱加工装置
の斜視図、第10図は第9図のノズルチツプを下
面側から見た拡大図、第11図は第10図のXI−
XI線断面図である。 1:熱加工装置、5:ヒータケーシング、6:
ノズルチツプ、7:ノズル口、8:案内パイプ、
9:小孔、10:一次ヒータボビン、11:一次
ヒータ、17,60:二次ヒータボビン、18,
62:二次ヒータ、52:一次ヒータ用電圧コン
トローラ、53:二次ヒータ用電圧コントロー
ラ、70:ヒータボビン、71:貫通孔、72:
ヒータ、73:穴、74,91:多孔質部材、7
8:均圧室、90:螺旋管、F1,F2,F3:流体
源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 a 水源から供給される水を、先端周面に設
    けられた複数の孔から吐出する案内パイプと、 b 案内パイプの先端外周部に装着され、前記各
    孔から吐出された水をほぼ均一に浸出させる多
    孔質部材と、 c この多孔質部材に取付けられ、多孔質部材内
    を流れる水を加熱して水蒸気にする一次ヒータ
    と、 d ヒータボビンに装着され、前記一次ヒータか
    らの水蒸気を、所定温度までさらに加熱する二
    次ヒータと、 e 二次ヒータで加熱された水蒸気を吐出するノ
    ズルと、 を具備することを特徴とする熱加工装置。 2 ヒータボビンは、多孔質部材の外周部に装着
    されているとともに、二次ヒータは、ヒータボビ
    ンの外周面に巻設されており、一次ヒータからの
    水蒸気は、多孔質部材の軸方向基端側に吐出さ
    れ、さらにヒータボビンの外周部を軸方向先端側
    に向かつて流れてノズルに導かれることを特徴と
    する請求項1記載の熱加工装置。 3 二次ヒータは、ヒータボビンの外周面に巻設
    されているとともに、このヒータボビンは、多孔
    質部材とノズルとの間に配置されており、一次ヒ
    ータからの水蒸気は、ヒータボビンの外周部を流
    れてノズルに導かれることを特徴とする請求項1
    記載の熱加工装置。 4 a 軸方向に貫通する複数の貫通孔内にヒー
    タがそれぞれ挿入配置されたヒータボビンと、 b ヒータボビンの基端軸心部に設けた穴の軸方
    向先端部に、水源から供給される水を導く案内
    パイプと、 c 前記穴内に配置され、案内パイプから吐出さ
    れた水を穴の軸方向基端部からほぼ均一に浸出
    させて水蒸気にする多孔質部材と、 d 前記ヒータボビンの軸方向基端部に設けら
    れ、前記多孔質部材からの水蒸気を均圧にして
    ヒータボビンの各貫通孔にそれぞれ導く均圧室
    と、 e 前記ヒータボビンの軸方向先端側に配置さ
    れ、各貫通孔内を通過する間に所定温度まで加
    熱された水蒸気を吐出するノズルと、 を具備することを特徴とする熱加工装置。 5 a 軸方向に貫通する複数の貫通孔内にヒー
    タがそれぞれ挿入配置されたヒータボビンと、 b ヒータボビンの外面部に巻設され、水源から
    供給される水をヒータボビンの熱で加熱して水
    蒸気にする案内パイプと、 c 前記ヒータボビンの軸方向基端側に設けら
    れ、案内パイプから吐出された水蒸気を均圧に
    してヒータボビンの各貫通孔にそれぞれ導く均
    圧室と、 d 前記ヒータボビンの軸方向先端側に配置さ
    れ、各貫通孔内を通過する間に所定の温度まで
    加熱された水蒸気を吐出するノズルと、 を具備することを特徴とする熱加工装置。
JP4079088A 1988-02-25 1988-02-25 熱加工装置 Granted JPH01215532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4079088A JPH01215532A (ja) 1988-02-25 1988-02-25 熱加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4079088A JPH01215532A (ja) 1988-02-25 1988-02-25 熱加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01215532A JPH01215532A (ja) 1989-08-29
JPH0468136B2 true JPH0468136B2 (ja) 1992-10-30

Family

ID=12590415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4079088A Granted JPH01215532A (ja) 1988-02-25 1988-02-25 熱加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01215532A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5759653B2 (ja) * 2011-03-11 2015-08-05 株式会社ブラウニー 過熱蒸気発生装置及び方法,過熱蒸気加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01215532A (ja) 1989-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6393792B2 (ja) 煙油加熱組立体及び該煙油加熱組立体を備える電子タバコと霧化装置
WO2019114109A1 (zh) 一种具有面发热体的电子烟
US4621251A (en) Electric resistance heater assembly
US5579979A (en) Soldering/desoldering nozzles for SMD's
US7392809B2 (en) Electrically heated cigarette smoking system lighter cartridge dryer
JP4429879B2 (ja) 半田ごて及び半田ごての製造方法
CA2450803A1 (en) Fluid vaporizing device having controlled temperature profile heater/capillary tube
US1988827A (en) Electrically heated tool
JPH0468136B2 (ja)
JP2002303452A (ja) 熱風装置
CN111972718A (zh) 多发热体加热器及其加热控制方法
JPH09164149A (ja) 生物組織の凝固用装置
US1432064A (en) Electric heater element
JP5117488B2 (ja) ガスと蒸気との制御された混合物及びその混合物を製造するための装置
JP2508415B2 (ja) 半田除去装置
EP0145248B1 (en) Soldering tool
JP4181581B2 (ja) はんだ加熱器具及びそれに用いられるこて先側部材
US10814418B2 (en) Soldering apparatus and method for manufacturing electronic unit
JP2000200671A (ja) ヒ―タ―
JP4943120B2 (ja) 熱風ヒータ
JPH10180037A (ja) オゾン分解用セラミックヒータユニット
CN115778011B (zh) 发热组件的制作方法及加热装置、加热烟具
CN219047393U (zh) 加热装置及加热不燃烧烟具
CN221653644U (zh) 电子雾化装置以及热交换器
KR200478077Y1 (ko) 에어 펌핑 기반 솔더링 장치