JPH0468142B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0468142B2
JPH0468142B2 JP21236588A JP21236588A JPH0468142B2 JP H0468142 B2 JPH0468142 B2 JP H0468142B2 JP 21236588 A JP21236588 A JP 21236588A JP 21236588 A JP21236588 A JP 21236588A JP H0468142 B2 JPH0468142 B2 JP H0468142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
laminate
biaxially stretched
pet
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21236588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0260746A (ja
Inventor
Kunio Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP21236588A priority Critical patent/JPH0260746A/ja
Publication of JPH0260746A publication Critical patent/JPH0260746A/ja
Publication of JPH0468142B2 publication Critical patent/JPH0468142B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はパラグライダー、パラプレン用積層体
に関する。 <従来技術> パラグライダーは誰でも簡単に飛行できるよう
になることと山登りで頂上にたどりついたあと飛
行して下山することができることなどにより最近
爆発的な人気を呼んでいる。パラグライダー用基
布に要求される特性は第一に安全性である。これ
はパラグライダー用基布の通気度および形態寸法
安定性などの飛行性を高める為の特性である。 第2に基布の縫い合せ強度、引裂強度などの強
度的経時的保証の問題である。第3には持運びが
容易にできる様にするための軽量性である。その
他の要求特性としては表面平滑性、耐候性、染色
堅牢性などがある。 パラグライダーは従来は専ら落下傘(パラシユ
ート)として知られてきたものである。パラシユ
ートの傘体にナイロン繊維を用いることは一般に
よく知られている(特開昭54−49799号公報)。ま
た通常の市販品はナイロン布帛に樹脂加工処理を
施したものがあり、樹脂としては耐候性のポリウ
レタン系樹脂、ポリシロキサンなどのシリコン系
樹脂などが用いられている。 又我々は高強力性と軽量性とを兼備したパラグ
ライダー用基布を提供している(特願昭62−
263935号および特願昭62−218034号)。 しかしながら前述の通りパラグライダーに対す
る基本的要求特性である低通気性、形態寸法安定
性、高強力性および軽量性を兼備した実用品は未
だ得られていない。 布帛の構成デニール、製織密度と樹脂加工によ
る組合せによつて前述の要求特性を満す為には次
のような技術的問題点があつた。 (1) 布帛の構成織度を大きくし製織密度を高くす
ることにより低通気性、高強力性は確保出来る
が軽量性を満たすことは困難である。 (2) ポリウレタン系樹脂などの樹脂加工法による
低通気性を得るためには樹脂皮膜層を厚くする
方法が最も容易であるが軽量性が損われる。一
方膜性の良好な樹脂を用い薄い樹脂皮膜層で低
通気性、軽量性を満たそうとすれば形態寸法安
定性が損われる。 (3) 樹脂加工法による形態寸法安定性の確保手段
として樹脂皮膜層の低伸度性、布帛組織の密着
性を向上させることがあるが樹脂皮膜層が硬く
なりパラグラダー用基布としての使用が難しく
なることおよび布帛組織の固定化によつて引裂
強度が大巾に低下する。 <発明の目的> 本発明はかかる問題を解決するためになされた
ものである。 すなわち低通気性、高形態寸法安定性、高強力
性および軽量性を兼備したパラグライダー用積層
体の提供を目的としたものである。 <発明の構成> 「布帛の少なくとも片面に厚み5〜50μの接着剤
層を介して厚み5μ〜50μのポリエステル2軸延伸
フイルムを積層してなるパラグライダー用積層
体」 である。 ここに布帛とは、単糸繊度が0.5〜20デニール
(以下デニールをDと略称する)、好ましくは1〜
10Dである単繊維又は長繊維からなる目付5〜
100g/m2、好ましくは10〜50g/m2の織物、編
物、不織布である。布帛を構成する繊維はポリエ
ステル、ポリアミドのような合成繊維、あるいは
天然繊維である。特にポリエチレンテレフタレー
ト(以下PETと略称する)およびPET成分が90
モル%以上の共重合体繊維からなる布帛が好まし
い。また染色、柔軟処理、コロナ放電処理を施し
た布帛を用いてもよい。布帛を構成する繊維は耐
候剤、着色剤、耐熱剤、無機微粒子などの添加剤
を分散配合した繊維でもよい。本発明の接着剤層
とはPET2軸延伸フイルムと布帛とを接着せしめ
る周知の接着剤からなるもので、熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂を使用することができる。 具体的にはポリウレタン、共重合ポリエステ
ル、ポリエステルエーテル、ポリアクリレート、
ポリメタアクリレート、エポキシ系接着性樹脂、
アミド系接着性樹脂、グリシジルメタクリレート
共重合体などである。特に好ましい例としてはポ
リウレタン系樹脂及び共重合ポリエステル系樹脂
である。 接着層の厚みは5〜50μ、好ましくは7〜25μ
である。また接着剤層に用いる樹脂には耐候剤、
耐熱剤、着色剤などを分散配合してもよい。 なお接着剤層の厚みとはパラグライダー用積層
体の厚み方向の断面写真を撮影しその写真から次
の方法で厚みを算出する。すなわち接着剤をフイ
ルムとの最短距離をA、最長距離をBとしたとき
に(A+B)/2を接着剤層の厚みとする。この
ようにして測定された接着剤層の厚みは布帛を積
層する前のフイルムに接着剤を溶融押出しあるい
は塗布後乾燥した際の接着剤層の厚みにほぼ等し
い。 本発明でいうポリエステル2軸延伸フイルムと
はPET、ポリエチレンナフタレート、ポリスチ
レンテレフタレートおよびこれらの共重合体を主
原料として作つた2軸延伸フイルムである。特に
PETおよびPET成分が90モル%以上の共重合体
から成る2軸延伸フイルムが好ましい。以下
PET2軸延伸フイルムの場合を例に挙げて説明す
る。 PET2軸延伸フイルムの厚みは5〜50μ、好ま
しくは5〜25μであり接着剤層面は放電処理、マ
ツト比処理、図柄の印刷、着色、プライマー処理
が施されたPET2軸延伸フイルムでもよい。また
耐光剤、着色剤、マツト化剤などの添加剤を分散
配合したPET2軸延伸フイルムでもよい。 PET2軸延伸フイルムの厚みは5μ、接着剤層の
厚みが5μ、布帛の単糸繊度が0.5デニール、目付
が5g/m2にそれぞれ満たない場合にはパラグラ
イダー用積層体の通気性の耐久性、形態寸法安定
性が劣り接着力、引裂強度が弱いと云う欠点を生
ずる。 一方PET2軸延伸フイルムの厚みは50μ、接着
剤層の厚みが50μ、単糸繊度20デニール、目付が
100g/m2をそれぞれ超える場合には積層体が硬
くなり風合が劣り縫製作業性が低下する上に重量
が増し軽量性を損い、取扱性が極度に低下する。 本発明でいうパラグライダーとはパラシユート
を除いた降下又は飛行に用いられる機材であり具
体的な名称としては現在パラグライダー、パラプ
レーンと呼ばれている。 次に本発明のパラグライダー用積層体の製造方
法についてPET2軸延伸フイルムの場合を例にと
つて説明する。 ただし本発明はこれらの製造方法に限定される
ものではない。 (1) PET2軸延伸フイルムの片面にグラビアコー
ター、バーコーター、リバースコーターなどを
用いて有機溶媒あるいは水に溶解あるいは分散
させた接着剤を塗布し溶剤を揮散させた後プレ
スロールで染色されたPET平織物を熱圧着し
一体化する。次いで必要に応じて接着力を調整
するためアフターキユアを行い[PET2軸延伸
フイルム/接着剤/布帛]のパラグライダー用
積層体(積層体A)を得る。 (2) 2基の巻出機を有する溶融押出しイミネータ
ーの一方の捲き出し機から布帛を、他の捲き出
し機からPET2軸延伸フイルムをそれぞれ送り
出す。一方押出機から接着剤を両者の間に溶融
押出し、プレスロールで圧着一体化して
[PET2軸延伸フイルム/接着剤層/布帛]の
パラグライダー用積層体を得る。 次いで必要に応じて接着力を調整するため熱
圧ロールを通した後、一定温度に保ちアフター
キユアを行う。 (3) 上記(1)で得られた積層体AのPET2軸延伸フ
イルム面に(1)と同様の処理を行い両面が布帛で
あるパラグライダー用積層体を得る。 上記各製造方法で云うアフターキユア条件とは
PET2軸延伸フイルム及び布帛の熱収縮、熱劣化
などにより限定されるが通常雰囲気温度60〜200
℃好ましくは80〜150℃において0.1〜24時間行な
うのが好ましい。 本発明は上記の如きパラグライダー用積層体を
特徴とするものであるが積層体の布帛面に帯電防
止処理、防シワ処理など布帛にとつて公知の加工
処理を施すことができる。またフイルム面には帯
電防止処理、表面硬化処理などのフイルムにとつ
て公知の加工処理を施すことができる。また布帛
面やフイルム面に図柄、文字などを印刷または貼
付けしてフアツシヨン性を増すことができる。 <発明の効果> 本発明は布帛に形態寸法安定性が良好で通気性
が全くないフイルムを積層した積層体にすること
によつて従来樹脂加工によつたものに比べ次のご
とき優れた効果がある。 (1) 基布に全く通気性がないので空気の流れによ
る浮力が最大限に発揮され長時間飛行が可能に
なる。 (2) 基布の通気性ゼロに加え平面平滑性が向上し
浮力が飛躍的に増大し基体をコンパクトにする
ことが可能になり製造コスト低減、軽量化が可
能。 (3) 保形性が向上し離陸方法が簡単となり離陸時
の危険性が大巾に低下する。 (4) 飛行中の空気の流れの変化に対して空気入口
部の保形性が良好であるため浮力低下が少なく
安全飛行が出来る。 (5) 寸法安定性の向上により風速の強弱による浮
力利用が一定でありいつでも一定した飛行能力
を発揮する。 なお本発明の効果は次の基準により評価した。 (1) 目付 JIS L−1018に準じ25cm四方の試験片を3枚
採取しその重量を測定する。3枚の平均値に16
を乗ずることによつて平行m当りの重量(g)
とした。 (2) 引裂強力 JIS L−1096 A法(シングルタング法)に
準じ幅5cm長さ25cmの試験片に2.5cmの切目を
10cm入れ引張り強伸度測定機(テンシロン
UTM−4−100)にて引張りスピード15cm/
minにて測定する。経緯方向の測定値を平均し
て引裂強度とした。 (3) 滑脱抵抗力 幅10cm長さ30cmの短冊形の試験片を中表にし
て長さの半分を折り、折り目の端から3cmの処
を縫い目の形式本縫い、縫い目数15ケ/5cm、
縫い糸ポリエステルフイラメント縫糸(サンエ
スボンド(株)20/3ボンド糸)、ミシン針は普通針
11番を用いて縫い合せ折目を切断する。試験片
はたて、よこ方向にそれぞれ3枚採取する。 試験は引張り強伸度測定機(テンシロン
UTM−4−100)にてつかみチヤツク幅5cm
つかみ間隔10cmとして試験片を開いた状態でつ
かみ引張りスピード5cm/minで引張り切断し
たときの抵抗力をキログラム(Kg)にて評価し
た。 (4) 通気度 JIS L−1096A法に準じ20cm四方の試験片に
てフラジール型試験器タイプAP−500(大学科
学精器製作所製)にて測定した。 (4) 伸長弾性回復率 JIS L−1080に準じた定荷重時の伸度及び回
復率の測定である。幅5cm、長さ30cmの試験片
をバイヤス方向に3枚採取し引張り強伸度試験
器(テンシロンUTM−4−100)を使い、つ
かみ間隔20cm、荷重5りlb及び10lbを1分間か
け直ちに除重し水平のガラス板上に5分間放置
する。 伸度(%)及び回復率(%)の計算は下記の
式によつて算出した。 L0;もとの印間長(20cm) L1;5lb or 10lb荷重時の長さ L2;5分間の除重后の長さ (a) 伸度(%)=L1−L0/L0×100(%) (b) 回復率(%)=100−L2−L0/L0×100(%) 実施例 1 単糸繊度2.5デニール、全繊度30デニールの
PET繊維を用い経方向115本/インチ、緯方向
106本/インチの織密度の織物を作成した。 該織物を通常の方法で連続的に精練処理(処理
温度95℃、処理時間2分)したのち、プレセツト
を施し、液流染色機を用いて130℃で40分の染色
処理を施し、120℃の温度のノンタツチドライヤ
ーを用いて乾燥し染色処理后シワ除去の為に160
℃の温度で30秒の熱処理を行つて布帛Aとした。
熱さ6μのPET2軸延伸フイルムの片面に下記組成
の接着剤をバーコーター方式にて固形分が60g/
m2になる様に塗工し120℃の温度で1分間の乾燥
を行つた。 次いで布帛Aと接着剤層を介して温度130℃圧
力3Kg/cm2で熱圧着を行い積層体を得た。得られ
た積層体は通気度がゼロで形態寸法安定性が良好
であるものであつた。 <接着剤> ラツクスキンDX−930(セイコー化成(株)製)
100部 コロネート HL(日本ポリウレタン工業(株)製)
2.5部 トルエン 30部 実施例 2 単糸繊度4.0デニール全繊度25デニールのPET
繊維を用い経方向130本/インチ、緯方向120本/
インチの織密度の織物を作成した。次いで実施例
と同様の方法にて淡色加工を実施し布帛Bを得
た。 一方厚さ9μのPET2軸延伸フイルムに実施例と
同様の接着剤、接着方法にて布帛Bを積層して積
層体を得た。得らえた積層体は表に示した特性
をもつていた。 実施例 3 単糸繊度2.5デニール、全繊度30デニールのナ
イロン繊維を用い経方向125本/インチ、緯方向
110本/インチの織密度の織物を作成し実施例1
と同様の染色加工(布帛C)と貼り合せ加工を行
い積層体を得た。 得られた積層体は表に示した特性をもつてい
た。 比較例 1〜3 布帛A,B,Cを使用し下記に示した樹脂液を
ナイフコーターにて塗工し120℃の温度で1分間
の乾燥を行つた。次いで150℃の温度で30秒間の
熱処理を行つた。それぞれの特性は表に示した
通りである。 <樹脂液組成> ラツクスキンUZ−829(セイコー化成(株)製) 100部 コロネート HL(日本ポリウレタン工業(株)製)
5部 ジメチルホルムアミド(DMF) 50部 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 布帛の少なくとも片面に厚み5〜50μの接着
    剤層を介して厚み5μ〜50μのポリエステル2軸延
    伸フイルムを積層してなるパラグライダー用積層
    体。
JP21236588A 1988-08-29 1988-08-29 積層体 Granted JPH0260746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21236588A JPH0260746A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21236588A JPH0260746A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0260746A JPH0260746A (ja) 1990-03-01
JPH0468142B2 true JPH0468142B2 (ja) 1992-10-30

Family

ID=16621347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21236588A Granted JPH0260746A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0260746A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0260746A (ja) 1990-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3384793B1 (en) Garment
JP2010030289A (ja) 積層布帛およびその製造方法
EP0104776A2 (en) Flexible backing material for use in coated abrasives
US20240383226A1 (en) Fiber laminated structure and production method therefor
CA1055830A (en) Artificial leather and method of manufacture
JP2653919B2 (ja) 風をはらむスポーツ用具用布帛材料
US4801491A (en) Water-resistant and high-strength laminate
US10920110B2 (en) Tape for producing non-quilted articles and garment using the tape
JPWO1993001338A1 (ja) 風をはらむスポーツ用具用布帛材料
JP3945304B2 (ja) 透湿防水加工布帛およびそれを用いてなる衣料
JPH0468142B2 (ja)
JP6539495B2 (ja) 積層体布帛
CN113638106A (zh) 一种抗褶皱型聚乙烯纤维布及其制备方法
JPH02234943A (ja) 滑空装置用クロス
JPH0226859B2 (ja)
JPH0359163A (ja) セールクロス
JP2575394B2 (ja) 粘着テ−プ用基布
JPH11172209A (ja) 目止めテープ
JPS61110539A (ja) セ−ル用積層体
JPS62113547A (ja) セ−ル用積層体
JPH01108039A (ja) パラグライダー用基布の製造方法
JP2722682B2 (ja) 非通気性シート
JPH0513567Y2 (ja)
JPS61239043A (ja) ポリアミド繊維織物
JPH06171032A (ja) パラグライダー用積層体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030

EXPY Cancellation because of completion of term