JPH0468653B2 - - Google Patents

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JPH0468653B2
JPH0468653B2 JP59050674A JP5067484A JPH0468653B2 JP H0468653 B2 JPH0468653 B2 JP H0468653B2 JP 59050674 A JP59050674 A JP 59050674A JP 5067484 A JP5067484 A JP 5067484A JP H0468653 B2 JPH0468653 B2 JP H0468653B2
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Kimyoshi Yoshida
Hiroshi Benno
Eiji Tamaru
Kaoru Tomono
Akio Sakano
Nobuo Kitamura
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Sony Corp
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、タブレツト板上でスタイラスにより
図形などが描かれたとき、そのスタイラスのタブ
レツト板上の位置が遂次検出されることによつて
図形などのデータが得られるようにされる図形表
示装置ないし図形作成装置等において、タブレツ
ト板及びスタイラスを含む部分を構成するものと
して用いられるに適した位置検出装置に関する。
背景技術とその問題点 上述の如くの位置検出装置は、タブレツト板を
構成する位置検出板と、この位置検出板上での位
置が検出されるスタイラスとを有するものとなる
が、その1つのタイプとして、スタイラスの位置
が、静電的な手法により検出されるようになされ
たものが提案されている。
斯かる位置検出装置においては、例えば、タブ
レツト板を構成する位置検出板が複数の細条導体
が一定の間隔で配されたものとされて、その複数
の細条導体に一定の時間間隔でそれらの配列の順
番に順次一定の電圧が供給され、スタイラスが、
電圧が印加されている細条導体の位置に応じた出
力信号を発生する電圧検出手段で構成され、この
スタイラスを構成する電圧検出手段の出力信号に
より、電圧検出手段のタブレツト板を構成する位
置検出板上の複数の細条導体の配列方向の位置が
検出される。
電圧検出手段は具体的には固定の容量を介して
接地された電極を備えて構成され、この電極によ
つて検出される電圧の大きさは電圧が印加されて
いる細条導体の電圧検出手段に対する位置の関数
となつて、複数の細条導体に一定の時間間隔でそ
れらの配列の順番に順次一定の電圧が供給された
とき、電圧検出手段からの検出出力信号は、この
一定の時間間隔ごとに階段状に変化して電圧検出
手段に最も近い細条導体に電圧が印加されるとき
最大レベルをとり、全体として、例えば、零から
正の或る値になり、この正の或る値から再び零に
戻るものとなる。そして、最初に基準の、例え
ば、一端部に配された細条導体に電圧が供給され
る時点から、この電圧検出手段の検出出力信号が
所定の帯域通過フイルタを経て得られる出力信号
のレベルが所定レベルに達する時点、もしくは、
その後特定のレベルを横切る時点までの所要時間
は、電圧検出手段の位置検出板上の複数の細条導
体の配列方向の位置に対応する。従つて、この電
圧検出手段からの検出出力信号が適宜処理され
て、上述の所要時間に対応する位置検出用信号が
形成され、この位置検出用信号にもとずいて、電
圧検出手段の位置検出板上の複数の細条導体の配
列方向の位置が検出される。
斯かる位置検出装置においては、位置検出板上
の複数の細条導体が、例えば、互いに直交するX
方向及びY方向に夫々配列され、電圧検出手段の
位置検出板上におけるX方向の位置及びY方向の
位置が順次検出される。従つて、位置検出板上の
電圧検出手段が、例えば、X方向の終端部でY方
向の始端部に位置する場合には、帯域通過フイル
タから、X方向の位置に応じた出力信号が得られ
た後、極めて短時間のうちにY方向の位置に応じ
た出力信号が得られることになり、その結果、X
方向の位置に応じた出力信号のリンギング成分が
次のY方向の位置に応じた出力信号に影響を及ぼ
し、位置検出精度を低下せしめ易い状態となる。
このため、上述の如くの状況においても、帯域通
過フイルタからの出力信号のリンギング成分によ
る不都合が生じないよう、X方向の位置に応じた
出力信号のリンギング成分が充分減衰した後にY
方向の位置に応じた出力信号が得られるべく各方
向の位置測定間隔が設定されるが、その際、所定
時間内におけるX及びY両方向の位置測定の結果
検出される測定点の数を可及的に多くすべく、即
ち、位置測定におけるサンプリング・レートを可
及的に高くすべく、各方向の位置測定間隔は、上
述のリンギング成分による不都合が生じないで、
かつ、可及的に短いものとなるようにされる。
このように位置測定間隔が設定されたもとで、
電圧検出手段の位置検出板上における位置の検出
が行われるが、例えば、位置検出にあたり、電圧
検出手段が位置検出板に勢いよく当接せしめられ
て衝撃を受ける場合、あるいは、電圧検出手段が
位置検出板上を移動している際に、位置検出板に
帯電した静電気の放電が生じた場合等において
は、電圧検出手段からの検出出力信号中にノイズ
が発生し、そのため、帯域通過フイルタから得ら
れる出力信号は、比較的大なる振幅を有するリン
ギング成分が比較的長い時間継続する形をとるノ
イズ成分を伴うものとなり、このノイズ成分が次
に続く帯域通過フイルタからの出力信号に作用し
て、適切な位置検出用信号が得られなくなる虞れ
がある。例えば、帯域通過フイルタからX方向の
位置の測定期間において得られるX方向の位置に
応じた出力信号が、比較的大なる振幅をもつて継
続するリンギング成分状となるノイズ成分を伴
い、続くY方向の位置の測定期間において得られ
るY方向の位置に応じた出力信号が、このノイズ
成分に影響されて正規の出力信号とならず、適正
なY方向の位置検出が行えないことになつてしま
うのである。
発明の目的 本発明は、斯かる点に鑑み、位置検出板の複数
の細条導体に順次一定の電圧が供給されるとき、
各細条導体の電圧が電圧検出手段で検出されて電
圧検出手段から検出出力信号が得られ、この検出
出力信号にもとずいて位置検出出力が得られるに
際し、位置検出におけるサンプリング・レートを
低下せしめることなく、電圧検出手段からの検出
出力信号にノイズが発生するとき、そのノイズの
影響で適正でない位置検出出力が得られてしまう
ことを防止できるようにされた位置検出装置を提
供することを目的とする。
発明の概要 本発明に係る位置検出装置は、複数の細条導体
が所定の間隔で並行して配列された位置検出板
と、これらの細条導体に所定の時間間隔で順次所
定の電圧を供給する回路と、位置検出板上に置か
れたとき、複数の細条導体のうちの電圧が印加さ
れたものの位置に応じた検出出力信号を発生する
電圧検出手段と、検出出力信号から所定周波数の
信号成分を取り出す、帯域通過フイルタ特性を有
した信号取出し手段と、複数の細条導体への電圧
供給に関連した基準時点から信号取出し手段の出
力信号が所定レベルに達する時点、もしくは、そ
の後特定のレベルを横切る時点までの時間をカウ
ントするカウント回路と、このカウント回路でカ
ウントされた時間のデータにもとずき、電圧検出
手段の位置検出板上の位置をあらわす位置検出出
力を得る位置データ発生部とを備えるとともに、
上述の基準時点の直前に信号取出し手段の帯域通
過フイルタ特性に対応したノイズ検出期間を設定
し、このノイズ検出期間中に信号取出し手段の出
力信号に含まれるノイズ成分のレベルが所定以上
である場合には、位置データ発生部からの位置検
出出力が得られないようにする制御手段が設けら
れて構成される。
このように、カウント回路が位置検出出力のも
ととなるデータを得るためのカウントを行う期間
の直前に信号取出し手段の帯域通過フイルタ特性
に対応したノイズ検出期間が設定され、このノイ
ズ検出期間中における信号取出し手段の出力信号
中のノイズ成分のレベルが、所定レベルに達しな
い実質的に不都合を生じないものであるときにの
み、位置検出出力が得られるようにされるので、
得られる位置検出出力は常時適正なものとなり、
正しい位置検出を行うことができ、しかも、サン
プリング・レートは低下せしめられない。
実施例 第1図は本発明に係る位置検出装置の一例を示
し、ここで、タブレツト板を構成する位置検出板
10は、絶縁層11上い細条導体Y1,Y2,……
Ynが一定の間隔で並行して配列されるとともに、
この絶縁層11に被着された絶縁層12上に、細
条導体Y1〜Ynと直交する細条導体X1,X2,……
Xoが一定の間隔で並行して配列され、図示しな
いが、絶縁層12上にさらに絶縁層が被着されて
形成される構造とされている。
この位置検出板10の細条導体X1〜Xo及び細
条導体Y1〜Ynの一端にはスイツチ321,322
……32o及びスイツチ341,342,……34n
が設けられている。そして、或る一定の期間内に
おいて、シフトレジスタ31の出力端子N1
N2,……Noからスイツチ321〜32oに一定の
時間間隔で順次パルス信号が供給されて、スイツ
チ321〜32oが一定の時間間隔で順次端子A側
から端子B側に切り換えられ、これにより、細条
導体X1〜Xoに一定の時間間隔で順次電源端子3
5よりの一定の正の電圧+Vccが印加されるよう
になされている。また、これと別の一定の期間内
において、同様に、シフトレジスタ33の出力端
子M1,M2,……Mnからスイツチ341〜34n
に一定の時間間隔で順次パルス信号が供給され
て、スイツチ341〜34nが一定の時間間隔で順
次端子A側から端子B側に切り換えられ、これに
より、細条導体Y1〜Ynに一定の時間間隔で順次
電源端子35よりの一定の正の電圧+Vccが印加
されるようになされている。
一方、クロツクパルス発生回路41から、例え
ば、2400kHzの基本のクロツクパルスCoが得ら
れ、このクロツクパルスCoが分周回路42に供
給されて分周され、例えば、60kHzとされた第2
図に示される如くのクロツクパルスCsが得られ、
このクロツクパルスCsがシフトレジスタ31及
びシフトレジスタ33に各々のシフトパルスとし
て供給される。
また、第2図に示される如くの、一定の周期で
パルス幅を分周回路42より得られるクロツクパ
ルスCsの一周期分とする基準同期信号Hbsが端子
43を通じて遅延回路48に供給され、遅延回路
48から、第2図に示される如く、基準同期信号
Hbsが時間T1だけ遅延されて得られる同期信号
Hsが送出される。この同期信号HsがDフリツ
プ・フロツプ回路44のデータ端子Dに供給さ
れ、分周回路42より得られるクロツクパルス
CsがDフリツプ・フロツプ回路44のクロツク
端子CKに供給されて、Dフリツプ・フロツプ回
路44より、第2図に示されるように、クロツク
パルスCsの同期信号Hsの前縁の直後の立ち上が
りで立ち上がり、同期信号Hsの後縁の直後の立
ち上がりで立ち下がる信号Stが得られる。さら
に、遅延回路48からの同期信号HsがTフリツ
プ・フロツプ回路45に供給されて、第2図に示
されるように、同期信号Hsで区分される期間の
うちのある1つおきの期間Txでハイレベルとな
り、残りの1つおきの期間Tyでローレベルとな
る信号Sxと、信号Sxに対して反転した信号Syが
得られる。
そして、Dフリツプ・フロツプ回路44より得
られる信号StとTフリツプ・フロツプ回路45よ
り得られる信号Sxがアンド・ゲート回路46に
供給されて、信号Stのうちの期間Txでのものが
取り出され、この取り出された第2図に示される
如くの信号Stxがシフトレジスタ31にそのスタ
ートパルスとして供給される。同様に、Dフリツ
プ・フロツプ回路44より得られる信号StとTフ
リツプ・フロツプ回路45より得られる信号Sy
がアンド・ゲート回路47に供給されて、信号St
のうちの期間Tyでのものが取り出され、この取
り出された第2図に示される如くの信号Styがシ
フトレジスタ33にそのスタートパルスとして供
給される。
従つて、ある1つおきの期間Txでは、シフト
レジスタ31の出力端子N1〜Noに、第2図に示
される如くに、夫々、分周回路42より得られる
クロツクパルスCsの一周期分のパルス幅を有す
るパルス信号Px1,Px2,……Pxoが、クロツク
パルスCsの1周期分の時間間隔で順次得られ、
このパルス信号Px1〜Pxoがスイツチ321,〜3
oに供給されて、前述の如くに、細条導体X1
Xoに順次電源端子35よりの電圧+Vccが与え
られる。また、残り1つおきの期間Tyでは、シ
フトレジスタ33の出力端子M1〜Mnに、同様に
して、第2図に示される如くにパルス信号Py1
Pynが順次得られ、このパルス信号Py1〜Pynがス
イツチ341〜34nに供給されて、前述の如く
に、細条導体Y1〜Ynに順次電源端子35よりの
電圧+Vccが与えられる。
タブレツト板を構成する位置検出板10上で図
形等を描くスタイラスを構成する電圧検出手段2
0は、検出電極20′を備えており、この検出電
極20′は、その頭部が、接地されたシールドケ
ース21の外部に臨まされて位置検出板10上に
置かれるとともに、シールドケース21の内部に
おいて固定の、もしくは、シールドケース21と
の間に形成される容量CLを介して接地される。
さらに、検出電極20′はシールドケース21の
内部において電界効果トランジスタ22のゲート
に接続され、トランジスタ22のゲートと接地と
の間にバイアス抵抗Rrが接続される。
そして、細条導体X1〜Xoないし細条導体Y1
Ynに一定の時間間隔で順次電圧+Vccが与えら
れて、この電圧+Vccが与えられた細条導体と検
出電極20′との間に形成される容量が一定の時
間間隔で順次変化するのに伴つて、検出電極2
0′に得られる信号電圧Voのレベルが変化し、細
条導体X1〜Xoないし細条導体Y1〜Ynのうちの検
出電極20′の位置に最も近いものに電圧+Vcc
が与えられるとき、信号電圧Voのレベルは最大
になる。そして、この検出電極20′に得られる
信号電圧Voが電界効果トランジスタ22でイン
ピーダンス変換されて、帯域通過フイルタを形成
する同調周波数、即ち、通過帯域中心周波数が、
例えば、7.5kHzの同調増幅回路51に供給され
る。
ここで、検出電極20′が位置検出板10に近
接せしめられており、それから得られる信号電圧
Voに、所定レベル以上のノイズが混入されてい
ない場合には、同調増幅回路51から、第2図に
示される如くの、信号電圧Voが最大になる時点
より所定時間遅れた2時点で、夫々、大レベルピ
ーク部をもつた後接地レベルを正から負の向きに
横切るように変化する信号が、期間Txにおいて
はScxとして、また、期間TyにおいてはScyとし
て得られる。これらの信号Scx及びScyは、シユ
ミツト・トリガー回路52に供給されて、第2図
に示されるように、信号Scx及びScyが一定の正
の電圧閾値Vsを越える時点でハイレベルからロ
ーレベルに立ち下がり、その後、信号Scx及び
Scyが接地レベルを正から負の向きに横切る時点
でローレベルからハイレベルに立ち上がる信号
Szが得られる。
そして、端子43を通じた基準同期信号Hbsが
RSフリツプ・フロツプ回路53のセツト端子S
に供給され、シユミツト・トリガー回路52より
得られる信号SzがRSフリツプ・フロツプ回路5
3のリセツト端子Rに供給されて、RSフリツ
プ・フロツプ回路53より、基準同期信号Hbsの
立ち上がり時に立ち上がり、その後、各期間Tx
もしくはTyにおいて、同調増幅回路51からの
信号ScxもしくはScyが、電圧閾値Vsを越えた後
最初に正から負の向きに接地レベルを横切る時点
txもしくはtyである、信号Szの上向きの矢印で
示す最初の立ち上がり時に立ち下がる、第2図に
示される如くの、信号Gcが得られる。
一方、シフトレジスタ31の出力端子N2から
得られるパルス信号Px2、もしくは、シフトレジ
スタ33の出力端子M2から得られるパルス信号
Py2がオア・ゲート回路60を介してRSフリツ
プ・フロツプ回路58のセツト端子Sに供給さ
れ、また、シフトレジスタ31の出力端子Nnか
ら得られるパルス信号Pxn、もしくは、シフトレ
ジスタ33の出力端子Mmから得られるパルス信
号Pymが、オア・ゲート回路61を介して遅延
回路62に供給されて、時間T2だけ遅延されて
得られる第2図に示される如くのパルス信号Se
がオア・ゲート回路58のリセツト端子Rに供給
される。ここで、遅延回路62における遅延時間
T2は、1つの期間Txにおいて、パルス信号Pxn
の前縁の時点から、検出電極20′が位置検出板
10の細条導体Xn上にあるとき得られる信号Gc
の立ち下がり時点txまでの時間、もしくは、1つ
の期間Tyにおいて、パルス信号Pymの立ち上が
り時点から検出電極20′が細条導体Ym上にあ
るとき得られる信号Gcの立ち下がり時点tyまで
の時間より大となるようにされ、また、各期間
TxもしくはTyにおいて、パルス信号Seの立ち下
がり時点が基準同期信号Hbsの前縁の時点前とな
るようにされている。これにより、RSフリツ
プ・フロツプ回路58からは、パルス信号Px2
もしくは、Py2の後縁の時点で立ち上がり、パル
ス信号Seの立ち上がり時に立ち下がる、第2図
に示される如くの、信号Gbが得られる。
そして、クロツクパルス発生回路41より得ら
れる2400kHzのクロツクパルスCoとRSフリツ
プ・フロツプ回路53より得られる信号GcとRS
フリツプ・フロツプ回路58より得られる信号
Gbとがアンド・ゲート回路54に供給されて、
信号Gc及び信号Gbの両者がハイレベルとなる期
間、即ち、期間Txにおけるパルス信号Px2の後縁
の時点t2xから時点txまで、もしくは、期間
Tyにおけるパルス信号Py2の後縁の時点t2yか
ら時点tyまでの期間において、クロツクパルス
Coが抜き取られる。そして、同期信号Hsがカウ
ンタ55のクリア端子CLRに供給されて、同期
信号Hsの前縁でカウンタ55がクリアされ、こ
のクリアされた後のRSフリツプ・フロツプ回路
53より得られる信号Gc及びRSフリツプ・フロ
ツプ回路58より得られる信号Gbの両者がハイ
レベルとなる期間において、アンド・ゲート回路
54より得られるクロツクパルスCcがカウンタ
55のクロツク端子CKに供給されて、カウント
される。これによつて、カウンタ55では期間
Txにおいて時点t2xから時点txまでの時間が
カウントされ、この時間に対応する出力データが
得られ、また、期間Txにおいては時点t2yか
ら時点tyまでの時間がカウンタされて、この時間
に対応する出力データが得られる。
ここで、時点t2x及び時点t2yは、夫々、
期間Tx及び期間Tyにおける細条導体X2及びY2
即ち、X方向に配列された細条導体X1〜Xoのう
ちの2番目のもの及びY方向に配列された細条導
体Y1〜Ynのうちの2番目のものに対する電圧供
給が終了する時点であり、期間Tx及び期間Tyに
おける細条導体X1〜Xo及びY1〜Ynに対する電圧
供給に関連した基準時点である。そして、検出電
極20′が細条導体X1上に置かれたときの1つの
期間Txにおいて得られる信号Gcの立ち下がり時
点txは、時点t2x後となり、また、検出電極2
0′が細条導体Y1上におかれたときの1つの期間
Tyにおいて得られる信号Gcの立ち下がり時点ty
は、時点t2y後となるようにされている。
それゆえ、期間Txにおける時点t2xから時
点txまでの時間、従つて、この時間に対応したカ
ウンタ55の出力データは、検出電極20′の位
置検出板10上におけるX方向に配列された細条
導体X1〜Xoのうちの基準のもの(1番目の細条
導体X1)からの距離、即ち、X方向における位
置に応じたものとなり、また、期間Tyにおける
時点t2yから時点tyまでの時間、従つて、この
時間に対応したカウンタ55の出力データは、検
出電極20′の位置検出板10上におけるY方向
に配列された細条導体Y1〜Ynのうちの基準のも
の(1番目の細条導体Y1)からの距離、即ち、
Y方向における位置に応じたものとなる。これに
より、カウンタ55は、ある1つおきの期間Tx
の途中のRSフリツプ・フロツプ回路53より得
られる信号Gcの立ち下がりから、その後の同期
信号Hsの前縁までの期間では、そのときの検出
電極20′の位置検出板10上のX方向の位置を
示す内容の出力データを保持し、また、残りの1
つおきの期間Tyの途中のRSフリツプ・フロツプ
回路53より得られる信号Gcの立ち下がりから、
その後の同期信号Hsの前縁までの期間では、そ
のときの検出電極20′の位置検出板10上のY
方向の位置を示す内容の出力データを保持するこ
とになる。
また、遅延回路62からのパルス信号SeがRS
フリツプ・フロツプ回路56のリセツト端子Rに
供給され、シユミツト・トリガー回路52より得
られる信号SzがRSフリツプ・フロツプ回路56
のセツト端子Sに供給されて、RSフリツプ・フ
ロツプ回路56より、カウンタ55の出力データ
が検出電極20′の位置検出板10上のX方向な
いしY方向の位置を示す内容になつている期間中
の、時点txないしtyから信号Seの立ち下がりの
時点までの間でハイレベルとなる信号Daが得ら
れる。
そして、Tフリツプ・フロツプ回路45より得
られる、X方向の位置の検出が行われる期間Tx
とY方向の位置の検出が行われる期間Tyを区別
する信号SxないしSyと、カウンタ55の出力デ
ータと、RSフリツプ・フロツプ回路56より得
られる、カウンタ55の出力データが検出電極2
0′の位置検出板10上のX方向ないしY方向の
位置を示す内容になつている期間を示す信号Da
が、データ処理回路57に供給されて、データ処
理回路57より、検出電極20′の位置検出板1
0上のX方向及びY方向の位置を示す位置データ
出力が得られる。
なお、上述において、遅延回路48から得られ
る同期信号Hsにもとずいて定まる各期間Txもし
くはTyにおけるパルス信号Px2もしくはPy2の立
ち下がり時点である、カウンタ55がアンド・ゲ
ート回路54からのクロツクパルスCcのカウン
トを開始する時点t2xもしくはt2yの直前の
基準同期信号Hbsの前縁からの期間T3が、同調
増幅回路51からの信号ScxもしくはScy中の基
本波成分の1周期、即ち、同調増幅回路51の帯
域通過フイルタ特性の通過帯域中心周波数に対す
る周期に相当する時間より長くなるように、遅延
回路48の遅延回路T1が選択されている。
次に、例えば、或る期間Txにおいて検出電極
20′が位置検出板10に勢いよく当接せしめら
れて衝撃を受け、検出電極20′から得られる信
号電圧Voに、所定レベル以上のノイズが発生し
た場合には、このノイズにより同調増幅回路51
からの信号Scxは、第2図にて破線で示される如
く、比較的大なる振幅を有したリンギング成分状
の形であらわれるノイズ成分Snを含むものとな
る。そして、このノイズ成分Snが、続く期間Ty
において同調増幅回路51から信号Scyが得られ
るときにおいても比較的大なる振幅で継続してい
ると不都合を生じることになるが、斯かる場合に
は、期間Tyにおいてカウンタ55がアンド・ゲ
ート回路54からのクロツクパルスCcのカウン
トを開始する時点t2yの直前の基準同期信号
Hbsの前縁からの期間T3において比較的大なる
振幅のノイズ成分Snが存在することになる。斯
かる場合、ノイズ成分Snは、期間Txにおいて、
例えば、第3図に示される如く、期間T3内の時
点t3で電圧閾値Vsを越え、時点t4で接地レ
ベルを正から負の向きに横切るものとなり、これ
に伴つて、シユミツト・トリガー回路52より得
られる信号Szは、期間T3内において、時点t3
でハイレベルからローレベルに立ち下がり、その
後時点t4でローレベルからハイレベルに立ち上
がる如くの変化をする。ここで、期間T3は、前
述の如く、同調増幅回路51の帯域通過フイルタ
特性の通過帯域中心周波数に対する周期に相当す
る時間より長くなるように選定されているので、
ノイズ成分Snの1周期より長くなり、従つて、
ノイズ成分Snは、その位相状態にかかわらず、
期間T3内に、電圧閾値Vsを越えた後接地レベル
を正から負の向きに横切る時点を有することにな
り、このため、信号Szが期間T3内にローレベル
からハイレベルへの立ち上がりを有することにな
る。
このように、期間Txにおいて、上述の如くの
ノイズ成分Snがある場合には、信号Szが期間T3
内に立ち上がりを有するものとなるとので、基準
同期信号Hbsの前縁、即ち、期間T3の始端時点
でローレベルからハイレベルに立ち上がるRSフ
リツプ・フロツプ回路53からの信号Gcは、第
3図に示される如く、この信号Szの期間T3内で
の最初の立ち上がりの時点t4でハイレベルから
ローレベルに立ち下がり、その後、再び基準同期
信号Hbsが到来するまでローレベルを保つ。この
ため、期間T3の終端時点である時点t2yでロ
ーレベルからハイレベルに立ち上がるRSフリツ
プ・フロツプ回路58からの信号Gbが、期間T3
後ハイレベルを保つとき、信号Gcはローレベル
になり、この期間Txに続く期間Tyにおいて、信
号Gc及びGbの両者が共にハイレベルをとる期間
が無いことになる。
このため、この期間Tyにおいて、カウンタ5
5にはアンド・ゲート回路54からのクロツクパ
ルスCcが供給されず、カウンタ55はカウンタ
ト動作を行うことがなく、カウンタ55からの出
力データは得られない。従つて、この場合、ノイ
ズ成分Snの影響を受けて、混乱せしめられた期
間Tyにおいて得られる信号Scyにもとずき、カ
ウンタ55がカウント動作を行つて、不適正な出
力データを送出することが防止され、従つて、デ
ータ処理回路57から不適正な位置データ出力が
得られることが防止される。
上述の例は、期間Txにおいて、同調増幅回路
51からの信号Scxがノイズ成分Snを含むものと
なつた場合であるが、期間Tyにおいて同調増幅
回路51からの信号Scyがノイズ成分Snを含むも
のとなつた場合も、同様にして、続く期間Txで
カウンタ55がカウント動作を行わないようにな
される。
このようにして、第1図に示される本発明に係
る位置検出装置では、各期間TxもしくはTyにお
いてカウンタ55が位置データ出力のもととなる
データを得るためのカウントを行う期間の直前
に、上述の期間T3がノイズ検出期間として設定
されているのであり、このノイズ検出期間である
期間T3内に電圧閾値Vsを越す比較的大なるレベ
ルのノイズ成分Snが有る場合には、このノイズ
成分Snが検出されて、期間T3に続く期間におけ
るカウンタ55からのデータ出力にもとずくデー
タ処理回路57からの位置データ出力が得られな
いようにされて、不適正な位置検出出力が排除さ
れるのである。そして、上述のRSフリツプ・フ
ロツプ回路58は、ノイズ検出期間である期間
T3内にノイズ成分Snが存在する場合には、送出
する信号Gcを期間T3内においてハイレベルから
ローレベルに立ち下がらせ、その後基準同期信号
Hbsが到来するまで、ローレベルを保つことによ
り位置データ出力が得られないようにする役割を
果たしており、従つて、ノイズ検出期間である期
間T3中に同調増幅回路51の出力に含まれるノ
イズ成分Snのレベルが所定以上、具体的には電
圧閾値Vsを越えるものである場合に、これを検
出し、データ処理回路57からの位置データ出力
が得られないようにする制御手段を形成している
ことになる。
また、上述の場合、期間Tx及びTyは、同調増
幅回路51の出力にノイズ成分Snが含まれると
き、このノイズ成分Snの減衰を待つべく伸長さ
れるものではなく、比較的短くされ得るので、位
置検出におけるサンプリング・レートが低下せし
められる虞れはない。
なお、上述の例においては、ノイズ検出期間で
ある期間T3内において、同調増幅回路51の出
力に所定レベル以上のレベルのノイズ成分が存在
する場合に、カウンタ55のカウント動作が阻止
されて、それにより、不適正な位置検出出力が得
られないようにされているが、本発明に係る位置
検出装置は、このようにカウンタ55のカウント
動作が阻止されるようになすことの他、ノイズ検
出期間である期間T3内において、同調増幅回路
51の出力に所定レベル以上のレベルのノイズ成
分が検出されたときには、この検出出力にもとず
いてデータ処理回路57を制御し、位置データ出
力が得られないようにする手段が別個に設けられ
る等、種々の制御態様をとるものとなすことがで
きる。
発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る位
置検出装置によれば、位置検出板の細条導体に電
圧が順次供給されるとき、各細条導体の電圧を検
出すべく位置検出板上に配される電圧検出手段か
らの検出出力信号より取り出される所定周波数の
信号成分に、所定レベル以上のノイズ成分が含ま
れるときには、ノイズ成分のレベルが所定以上で
あることが検出されて、斯かる状況下では位置検
出出力が得られないようにされるので、位置検出
動作におけるノイズの影響が回避され、常に、電
圧検出手段の位置検出板上での位置を正しく示す
位置検出出力のみを得ることができる。特に、位
置検出手段が位置検出板に勢いよく当接せしめら
れて衝撃を受けることにより、あるいは、位置検
出手段が位置検出板上を移動している際に、位置
検出板に帯電した静電気の放電が生じることによ
り、位置検出手段からの検出出力信号中にノイズ
が生じる場合等において、極めて効果的にノイズ
の影響が回避されることになる。
しかも、位置検出板上の電圧検出手段の位置の
検出間隔を、ノイズ成分の減衰を見込んで伸長す
るものではないので、位置検出におけるサンプリ
ング・レートを充分に高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る位置検出装置の一例を示
す概略構成図、第2図及び第3図は、夫々、第1
図に示される例の動作説明に供される波形図であ
る。 図中、10は位置検出板、20は電圧検出手
段、20′は検出電極、31及び33はシフトレ
ジスタ、321〜32o及び341〜34nはスイツ
チ、48及び62は遅延回路、51は同調増幅回
路、52はシユミツト・トリガー回路、53,5
6及び58はRSフリツプ・フロツプ回路、54
はアンド・ゲート回路、55はカウンタ、57は
データ処理回路、X1〜Xo及びY1〜Ynは細条導体
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の細条導体が所定の間隔で並行して配列
    された位置検出板と、 上記複数の細条導体に所定の時間間隔でそれら
    の配列の順番に順次所定の電圧を供給する回路
    と、 上記位置検出板上に置かれたとき、上記複数の
    細条導体のうちの上記所定の電圧が供給されたも
    のの位置に応じた検出出力信号を発生する電圧検
    出手段と、 上記検出出力信号から所定周波数の信号成分を
    取り出す、帯域通過フイルタ特性を有した信号取
    出し手段と、 上記複数の細条導体への電圧供給に関連した基
    準時点から上記信号取出し手段の出力信号が所定
    レベルに達する時点、もしくは、その後特定のレ
    ベルを横切る時点までの時間をカウントするカウ
    ント回路と、 該カウント回路でカウントされた時間のデータ
    にもとずき、上記電圧検出手段の上記位置検出板
    上の上記複数の細条導体の配列方向における位置
    をあらわす位置検出出力を得る位置データ発生部
    と、 上記基準時点の直前に、上記信号取出し手段の
    帯域通過フイルタ特性に対応したノイズ検出期間
    を設定するとともに、該ノイズ検出期間中に上記
    信号取出し手段の出力信号に含まれるノイズ成分
    のレベルが所定以上である場合には、上記位置デ
    ータ発生部からの位置検出出力が得られないよう
    になす制御手段と、 を備えて構成される位置検出装置。 2 ノイズ検出期間が、上記帯域通過フイルタ特
    性における通過帯域中心周波数に対する周期に相
    当する時間より長い時間に選定されたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の位置検出装
    置。
JP59050674A 1984-03-16 1984-03-16 位置検出装置 Granted JPS60195635A (ja)

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JPS60195635A JPS60195635A (ja) 1985-10-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60693B2 (ja) * 1978-02-14 1985-01-09 ぺんてる株式会社 入力装置

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JPS60195635A (ja) 1985-10-04

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