JPH0468921B2 - - Google Patents
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- JPH0468921B2 JPH0468921B2 JP19775787A JP19775787A JPH0468921B2 JP H0468921 B2 JPH0468921 B2 JP H0468921B2 JP 19775787 A JP19775787 A JP 19775787A JP 19775787 A JP19775787 A JP 19775787A JP H0468921 B2 JPH0468921 B2 JP H0468921B2
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- flocked
- hair
- rubber
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B3/00—Footwear characterised by the shape or the use
- A43B3/0036—Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design
- A43B3/0078—Footwear characterised by the shape or the use characterised by a special shape or design provided with logos, letters, signatures or the like decoration
- A43B3/0084—Arrangement of flocked decoration on shoes
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、下部周縁を除いて植毛した胛被を外
底と当接し又は外底から所要間隔をおいて貼着し
た完全な防水性を有する植毛したゴム靴に関する
ものである。
底と当接し又は外底から所要間隔をおいて貼着し
た完全な防水性を有する植毛したゴム靴に関する
ものである。
従来の技術
表面に毛を有し、短繊維を植毛し、又は密生し
たシート状物からなる胛被を有する靴は外観が優
美であり、かつ趣があるため毛皮靴やスエード靴
等として高級なイメージを有すると共に保温性や
防寒性がある。
たシート状物からなる胛被を有する靴は外観が優
美であり、かつ趣があるため毛皮靴やスエード靴
等として高級なイメージを有すると共に保温性や
防寒性がある。
然し、これらの靴は主として毛皮が繊維を主体
としているために、雨や水等に濡れないときは何
ら支障はないが、雨水や融雪水等に濡れたときは
水漏れや毛管現象等により靴の中に水が浸透する
のであつた。そのため濡れによる色の変化や汚染
及び変形等により外観を損つたり、更に収縮によ
り履用の困難や履心地を悪くすると共に耐久性を
損うのであつた。特に冬期においては足が濡れる
ことは衛生上及び健康上好ましくない問題であつ
た。
としているために、雨や水等に濡れないときは何
ら支障はないが、雨水や融雪水等に濡れたときは
水漏れや毛管現象等により靴の中に水が浸透する
のであつた。そのため濡れによる色の変化や汚染
及び変形等により外観を損つたり、更に収縮によ
り履用の困難や履心地を悪くすると共に耐久性を
損うのであつた。特に冬期においては足が濡れる
ことは衛生上及び健康上好ましくない問題であつ
た。
そこで表面に毛のある防水性の靴としては、例
えば実用新案出願公開昭55−133803号のように、
短繊維をゴム又は合成樹脂の盤上に植毛し、加硫
一体に成形した素材をもつて成形した履物があ
る。
えば実用新案出願公開昭55−133803号のように、
短繊維をゴム又は合成樹脂の盤上に植毛し、加硫
一体に成形した素材をもつて成形した履物があ
る。
しかし、この考案は合成樹脂に植毛し、あるい
はゴムに植毛しこれを加硫して一体に成形した素
材で靴を成形するためには、植毛した生地を少な
くとも2以上に分割して裁断し、これを縫着して
胛被を作成していた。この胛被を靴として吊込み
成形するには、胛被が可撓性を有するため手で胛
被を吊込み成形できず、胛被吊込み装置を必要と
した。
はゴムに植毛しこれを加硫して一体に成形した素
材で靴を成形するためには、植毛した生地を少な
くとも2以上に分割して裁断し、これを縫着して
胛被を作成していた。この胛被を靴として吊込み
成形するには、胛被が可撓性を有するため手で胛
被を吊込み成形できず、胛被吊込み装置を必要と
した。
底部分の接着では、吊込んだ胛被に接着剤を塗
布し、これを乾燥した後に接着するか、あるいは
底部分に吊込んだ胛被の植毛をグラインダー又は
ワイヤーブラシにてバフした後で、この部分及び
底に接着剤を塗布し、これを乾燥後に両者を接着
しなければならなかつた。しかし、バフや接着剤
の塗布に過不足を生じて外観を損ね、耐久性がな
く、現実には完全防水の植毛したゴム靴及び合成
樹脂靴は商品として市場にはなかつた。
布し、これを乾燥した後に接着するか、あるいは
底部分に吊込んだ胛被の植毛をグラインダー又は
ワイヤーブラシにてバフした後で、この部分及び
底に接着剤を塗布し、これを乾燥後に両者を接着
しなければならなかつた。しかし、バフや接着剤
の塗布に過不足を生じて外観を損ね、耐久性がな
く、現実には完全防水の植毛したゴム靴及び合成
樹脂靴は商品として市場にはなかつた。
又、他の植毛した靴としては、植毛して加硫し
たゴムからなる胛被を縫着し、その後に吊込んで
成形し、外底との接着部分にある毛を前記公知例
と同様にグラインダーやワイヤーブラシ等にてバ
フして取除き、その後に接着剤を塗布し、外底を
接着していた。
たゴムからなる胛被を縫着し、その後に吊込んで
成形し、外底との接着部分にある毛を前記公知例
と同様にグラインダーやワイヤーブラシ等にてバ
フして取除き、その後に接着剤を塗布し、外底を
接着していた。
発明が解決しようとする問題点
前記のように実用新案出願公開55−133803号公
報のものは、植毛した合成樹脂又はゴムを加硫し
た胛被として貼着し、成形後に外底との接着部分
にある毛をバフにて取除き、この部分に接着剤を
塗布した後、乾燥し成形していた。
報のものは、植毛した合成樹脂又はゴムを加硫し
た胛被として貼着し、成形後に外底との接着部分
にある毛をバフにて取除き、この部分に接着剤を
塗布した後、乾燥し成形していた。
そのため、これらの所定の部分を取除き、接着
剤の塗布をすることは、手数がかかり能率的でな
く、又は過不足を生じ、外底より食み出し、その
ため外観を損ねた。あるいは、それら接着剤を不
足し、接着不良を生ずるので更に耐久性がなかつ
た。従つて、この公知例に係る植毛した合成樹脂
及びゴム靴は前記の理由により商品価値がなく、
市場には出なかつた。
剤の塗布をすることは、手数がかかり能率的でな
く、又は過不足を生じ、外底より食み出し、その
ため外観を損ねた。あるいは、それら接着剤を不
足し、接着不良を生ずるので更に耐久性がなかつ
た。従つて、この公知例に係る植毛した合成樹脂
及びゴム靴は前記の理由により商品価値がなく、
市場には出なかつた。
又、植毛して加硫したゴム又は合成樹脂からな
る胛被を縫着し、成形後に外底との接着部分にあ
る毛をバフにより取除き、接着剤を塗布するもの
においては、縫着した穴及び縫糸の毛管現象によ
り水が靴内に浸透し、衛生上及び健康上好ましく
なかつた。
る胛被を縫着し、成形後に外底との接着部分にあ
る毛をバフにより取除き、接着剤を塗布するもの
においては、縫着した穴及び縫糸の毛管現象によ
り水が靴内に浸透し、衛生上及び健康上好ましく
なかつた。
胛被の吊込み後に外底との接着部分にある毛を
取除くときは、前記公知例と同様に所定通りに毛
を取除くことができず、過不足を生ぞ、その後に
接着剤を塗布するときも過不足を生じて外観を損
ねていた。
取除くときは、前記公知例と同様に所定通りに毛
を取除くことができず、過不足を生ぞ、その後に
接着剤を塗布するときも過不足を生じて外観を損
ねていた。
又、これらのために剥離を生じ、耐久性がなか
つた。これら毛の除去、接着剤の塗布、及び乾燥
の諸工程は、非能率的であり、高価になつた。従
つて、この公知例に係る完全防水靴は、現実には
市場には商品として出なかつた。
つた。これら毛の除去、接着剤の塗布、及び乾燥
の諸工程は、非能率的であり、高価になつた。従
つて、この公知例に係る完全防水靴は、現実には
市場には商品として出なかつた。
そこで本発明は、上記の欠点を解決すると共に
上記とは異つた新しい完全防水の植毛したゴム靴
を提供することを目的とする。
上記とは異つた新しい完全防水の植毛したゴム靴
を提供することを目的とする。
問題を解決するための手段
この発明は前記の欠点を解消した完全な防水性
を有する植毛したゴム靴に関するものである。即
ち裏布を有する植毛したゴム靴において、下部周
縁を除いて植毛した胛被において、その背面中央
において左右両端縁が相互に突合わせに貼着して
てなり、植毛した胛被を外底と当接し又は所要の
間隔をおいて貼着してあり、前記胛被の下部周縁
より外底にゴムテープを貼着してなることを特徴
とする植毛したゴム靴に関するものである。
を有する植毛したゴム靴に関するものである。即
ち裏布を有する植毛したゴム靴において、下部周
縁を除いて植毛した胛被において、その背面中央
において左右両端縁が相互に突合わせに貼着して
てなり、植毛した胛被を外底と当接し又は所要の
間隔をおいて貼着してあり、前記胛被の下部周縁
より外底にゴムテープを貼着してなることを特徴
とする植毛したゴム靴に関するものである。
植毛した胛被において植毛した部分の下端より
下部周縁は、所要の幅で胛被の下端より植毛して
いない。この植毛していない幅は個々において任
意に変えることができる。又、1枚の胛被におい
て前記の幅は全体が一定の幅である必要はなく、
部分的に広くしたり狭くしたりして変化をもたせ
ることができる。
下部周縁は、所要の幅で胛被の下端より植毛して
いない。この植毛していない幅は個々において任
意に変えることができる。又、1枚の胛被におい
て前記の幅は全体が一定の幅である必要はなく、
部分的に広くしたり狭くしたりして変化をもたせ
ることができる。
胛被に植毛する毛の種類や大きさは自由であ
る。植毛できるものであればよい。植毛は一般に
は電気による電着植毛装置により行なわれる。こ
のときゴムシートに接着剤を塗布し、これを介し
てゴムに植毛されるのが普通である。ゴムは未加
硫ゴムのシートであり、かつ胛被の形状に植毛す
れば、毛の無駄を省くことができる。成形前の植
毛した胛被は、従来のゴム靴と同様に未加硫ゴム
の状態であれば成形加工がし易いからである。該
胛被を接着剤を塗布した裏布上に貼着するには特
に接着剤が不要で、有機溶剤のみで表面を溶解す
れば容易だからである。
る。植毛できるものであればよい。植毛は一般に
は電気による電着植毛装置により行なわれる。こ
のときゴムシートに接着剤を塗布し、これを介し
てゴムに植毛されるのが普通である。ゴムは未加
硫ゴムのシートであり、かつ胛被の形状に植毛す
れば、毛の無駄を省くことができる。成形前の植
毛した胛被は、従来のゴム靴と同様に未加硫ゴム
の状態であれば成形加工がし易いからである。該
胛被を接着剤を塗布した裏布上に貼着するには特
に接着剤が不要で、有機溶剤のみで表面を溶解す
れば容易だからである。
底部においては従来から中底及び埋底等のいわ
ゆる補強底が貼着されている。この底部から胛被
の爪先部、踵部及び下方周縁には補強のためにゴ
ムの補強片及び補強テープが貼着されるのが普通
である。本発明もこの点で従来と同様である。し
かし、胛被下部周縁及び外底周縁がゴムの補強片
の上に互いに当接し、又は所要の間隔をおいて貼
着してある。この胛被と外底とが重なり合つてい
ない点で従来と構造において異つている。これは
胛被の植毛部分と外底が重ならないようにするた
めである。胛被は1枚のものあるいは2枚以上の
ものからなつており、1枚のものは従来と全く同
様である。2枚以上のもの、例えば左右の2枚か
らなつている植毛した胛被は、前面中央及び背面
中央で各々裁断されたものを、突合わせ状になつ
ている。成形するときは、前面中央が予め靴金型
と同形状になるように突合わせ状に貼合わせたも
のからなつているために成形が容易である。
ゆる補強底が貼着されている。この底部から胛被
の爪先部、踵部及び下方周縁には補強のためにゴ
ムの補強片及び補強テープが貼着されるのが普通
である。本発明もこの点で従来と同様である。し
かし、胛被下部周縁及び外底周縁がゴムの補強片
の上に互いに当接し、又は所要の間隔をおいて貼
着してある。この胛被と外底とが重なり合つてい
ない点で従来と構造において異つている。これは
胛被の植毛部分と外底が重ならないようにするた
めである。胛被は1枚のものあるいは2枚以上の
ものからなつており、1枚のものは従来と全く同
様である。2枚以上のもの、例えば左右の2枚か
らなつている植毛した胛被は、前面中央及び背面
中央で各々裁断されたものを、突合わせ状になつ
ている。成形するときは、前面中央が予め靴金型
と同形状になるように突合わせ状に貼合わせたも
のからなつているために成形が容易である。
胛被背面における相互の貼着は、胛被表面に植
毛した毛があるために従来のように重ねて貼着す
るには接着剤が必要であるが、しかし、未加硫ゴ
ムの状態で植毛のない裏面相互を有機溶剤で溶解
し、突合わせ状に貼合わせることにより植毛部分
を汚染することなく、かつ完全に貼合わせること
ができる。尚、胛被が2枚以上のものからなつて
いる場合は、その突合わせ状に貼合わせた下面に
はゴムの補強片やテープ等を貼着するのは従来と
同様である。
毛した毛があるために従来のように重ねて貼着す
るには接着剤が必要であるが、しかし、未加硫ゴ
ムの状態で植毛のない裏面相互を有機溶剤で溶解
し、突合わせ状に貼合わせることにより植毛部分
を汚染することなく、かつ完全に貼合わせること
ができる。尚、胛被が2枚以上のものからなつて
いる場合は、その突合わせ状に貼合わせた下面に
はゴムの補強片やテープ等を貼着するのは従来と
同様である。
前記のように貼着した胛被における下部周縁か
ら外底にかけてゴムテープが貼着してある。この
ため胛被と外底における間が密閉されて完全防水
となる。尚、このゴムテープは植毛してあるも
の、凹凸のあるもの、あるいは無地のもの等のど
のようなものであつてもよい。
ら外底にかけてゴムテープが貼着してある。この
ため胛被と外底における間が密閉されて完全防水
となる。尚、このゴムテープは植毛してあるも
の、凹凸のあるもの、あるいは無地のもの等のど
のようなものであつてもよい。
上記のように未加硫状態で成形された本発明に
係る植毛したゴム靴は、常法により加硫されて完
成する。外底は加硫されたものを使用することも
ある。加硫する前や後にゴムテープ及び外底にゴ
ム用塗料を塗布することもある。
係る植毛したゴム靴は、常法により加硫されて完
成する。外底は加硫されたものを使用することも
ある。加硫する前や後にゴムテープ及び外底にゴ
ム用塗料を塗布することもある。
作 用
下部周縁において所定の幅を除いて植毛した胛
被は、前記植毛した胛被の背面において突合わせ
状に貼着してなり、前記植毛した胛被は外底と当
接し又は所要の間隔をおいて貼着してあり、ゴム
テープが胛被の植毛してない下部周縁から外底に
かけて貼着してあるために、雨や水に濡れてもこ
れがゴム靴内に入いらず完全防水となつている。
被は、前記植毛した胛被の背面において突合わせ
状に貼着してなり、前記植毛した胛被は外底と当
接し又は所要の間隔をおいて貼着してあり、ゴム
テープが胛被の植毛してない下部周縁から外底に
かけて貼着してあるために、雨や水に濡れてもこ
れがゴム靴内に入いらず完全防水となつている。
実施例
本発明の実施例を図面により説明する。
第1実施例
第1図乃至第5図は第1実施例を示したもので
ある。第1図は本発明に係る植毛したゴム長靴B
の一部切欠側面図であり、第2図は第1図におけ
るX−X′線による一部拡大断面図である。ゴム
長靴B内側には裏布1が貼着してあり、次に底部
においては埋底4及び中底5が順次貼着してあ
る。胛被においてはその下部から若干の幅をもつ
て周辺に、及び底部においては埋底4に当接する
ように補強片2が貼着され、爪先部には爪先ゴム
補強片2Aが及び踵部には踵ゴム補強片2Bが
各々貼着されている。このときこれらのものは中
底5と貼着する。第4図に示すように胛被の裏布
1には前面中央には前テープ2′が、背面中央に
は背テープ2″が貼着されている。
ある。第1図は本発明に係る植毛したゴム長靴B
の一部切欠側面図であり、第2図は第1図におけ
るX−X′線による一部拡大断面図である。ゴム
長靴B内側には裏布1が貼着してあり、次に底部
においては埋底4及び中底5が順次貼着してあ
る。胛被においてはその下部から若干の幅をもつ
て周辺に、及び底部においては埋底4に当接する
ように補強片2が貼着され、爪先部には爪先ゴム
補強片2Aが及び踵部には踵ゴム補強片2Bが
各々貼着されている。このときこれらのものは中
底5と貼着する。第4図に示すように胛被の裏布
1には前面中央には前テープ2′が、背面中央に
は背テープ2″が貼着されている。
底部では補強片2及び埋底4の下方に外底6が
貼着されている。植毛した胛被3の下部周縁には
無植毛部分3Aがある。これらのテープ類は勿論
未加硫ゴムである。
貼着されている。植毛した胛被3の下部周縁には
無植毛部分3Aがある。これらのテープ類は勿論
未加硫ゴムである。
第3図乃至第5図に示すように、本発明の植毛
したゴム靴であるゴム長靴Bの植毛した胛被3に
おける前面中央3′及び背面中央3″は突合わせ状
になつている。前面中央3′は未加硫ゴムの植毛
した胛被3を成形する前に、左右の2枚に分かれ
ている胛被3を刃型により裁断することにより、
突合わせ状に貼着したものである。このように刃
型により裁断するときは、予め左右に分かれてい
る植毛した胛被3は、植毛してない裏面を相互に
重ね合わせた状態で行なわれる。成形前において
は植毛した胛被3の形状は、前面中央3′におい
てはゴム長靴Bとほぼ同形状になつている。これ
は植毛した胛被3が未加硫ゴムの状態で成形する
ために、柔軟であり伸張しないようにして、成形
し易くするためである。
したゴム靴であるゴム長靴Bの植毛した胛被3に
おける前面中央3′及び背面中央3″は突合わせ状
になつている。前面中央3′は未加硫ゴムの植毛
した胛被3を成形する前に、左右の2枚に分かれ
ている胛被3を刃型により裁断することにより、
突合わせ状に貼着したものである。このように刃
型により裁断するときは、予め左右に分かれてい
る植毛した胛被3は、植毛してない裏面を相互に
重ね合わせた状態で行なわれる。成形前において
は植毛した胛被3の形状は、前面中央3′におい
てはゴム長靴Bとほぼ同形状になつている。これ
は植毛した胛被3が未加硫ゴムの状態で成形する
ために、柔軟であり伸張しないようにして、成形
し易くするためである。
背面中央3″を突合わせ状に貼合わせするには、
左右の植毛した胛被3の裏面相互を背テープ2″
上で貼合わせ、両者を同時に切断し、その後に手
押しロール等で押圧することにより行なうことが
できる。従つて、植毛した胛被3における前面中
央3′及び背面中央3″は、貼着するときは未加硫
状態であるために接着部分に接着剤を塗布しなく
ても貼合わせできる。従つて接着剤が過不足にな
つたり、接着剤が食み出して外観を損うことな
く、かつ剥離することもないので耐久性がある。
上記のように接着剤を使用しないでゴム相互を貼
着してあり、剥離することがないので完全防水と
なり、かつ外観を損うことがない。
左右の植毛した胛被3の裏面相互を背テープ2″
上で貼合わせ、両者を同時に切断し、その後に手
押しロール等で押圧することにより行なうことが
できる。従つて、植毛した胛被3における前面中
央3′及び背面中央3″は、貼着するときは未加硫
状態であるために接着部分に接着剤を塗布しなく
ても貼合わせできる。従つて接着剤が過不足にな
つたり、接着剤が食み出して外観を損うことな
く、かつ剥離することもないので耐久性がある。
上記のように接着剤を使用しないでゴム相互を貼
着してあり、剥離することがないので完全防水と
なり、かつ外観を損うことがない。
植毛した胛被3は、その下方周縁の無植毛部分
3Aが外底6と当接しており、かつ、これら両者
の表面に裾ゴムテープ7が跨がつて貼着してあ
る。この裾ゴムテープ7は本実施例では無地であ
るが、その他に凹凸形状があり、又は植毛してあ
つてもよく、所望のものが使用できる。又、これ
らの幅も所望のものが使用できる。これら植毛し
た胛被3、外底6及び裾ゴムテープ7は、成形す
る段階では未加硫なので有機溶剤であるゴム用揮
発油で表面を溶解するのみで容易に接着するため
接着剤が不要であり、外観を損うことなく、かつ
能率的に成形することができ、経済的である。
尚、本発明に係る植毛したゴム長靴Bの成形は外
底6を貼着した後に植毛した胛被3を貼着する。
その方法が成形が容易であり、能率的である。外
底6は必ずしも未加硫状態である必要はない。外
底6の側面には正確に、かつ目立たない透明や同
色の表面処理剤不要の接着剤を塗布すれば外観を
損うことがない。履口部には裏布1の上に履口ゴ
ムテープ8が貼着され、その上に植毛した胛被3
が貼着されている。
3Aが外底6と当接しており、かつ、これら両者
の表面に裾ゴムテープ7が跨がつて貼着してあ
る。この裾ゴムテープ7は本実施例では無地であ
るが、その他に凹凸形状があり、又は植毛してあ
つてもよく、所望のものが使用できる。又、これ
らの幅も所望のものが使用できる。これら植毛し
た胛被3、外底6及び裾ゴムテープ7は、成形す
る段階では未加硫なので有機溶剤であるゴム用揮
発油で表面を溶解するのみで容易に接着するため
接着剤が不要であり、外観を損うことなく、かつ
能率的に成形することができ、経済的である。
尚、本発明に係る植毛したゴム長靴Bの成形は外
底6を貼着した後に植毛した胛被3を貼着する。
その方法が成形が容易であり、能率的である。外
底6は必ずしも未加硫状態である必要はない。外
底6の側面には正確に、かつ目立たない透明や同
色の表面処理剤不要の接着剤を塗布すれば外観を
損うことがない。履口部には裏布1の上に履口ゴ
ムテープ8が貼着され、その上に植毛した胛被3
が貼着されている。
上記のように未加硫状態で成形された本発明に
係る植毛したゴム長靴Bは、常法により加硫され
て完成する。加硫する前後に、裾ゴムテープ7及
び外底6に塗料を塗布することもある。
係る植毛したゴム長靴Bは、常法により加硫され
て完成する。加硫する前後に、裾ゴムテープ7及
び外底6に塗料を塗布することもある。
本発明に係る植毛したゴム長靴Bは上記のよう
になつているので、植毛した胛被3の相互、無植
毛部分3Aと外底6及びこれらに跨がつて貼着し
てある裾テープ7の接着が完全であり、胛被部に
は接着剤を使用していないために外観を損わず、
完全防水であり、かつ汚染した場合にも普通のゴ
ム靴と同様に水洗いが可能である。
になつているので、植毛した胛被3の相互、無植
毛部分3Aと外底6及びこれらに跨がつて貼着し
てある裾テープ7の接着が完全であり、胛被部に
は接着剤を使用していないために外観を損わず、
完全防水であり、かつ汚染した場合にも普通のゴ
ム靴と同様に水洗いが可能である。
第2実施例
第6図乃至第9図は第2実施例である。本実施
例の特徴は、全体が1枚である植毛した胛被3
は、外底6から若干の間隔をおいて爪先ゴム補強
片2A及び踵ゴム補強片2Bの上に貼着してある
こと、及び踵ゴム補強片2Bが背面中央3″にお
いて履口まで貼着してあり、背面テープ2″と一
体にしたことである。尚、上記において爪先ゴム
補強片2Aと踵ゴム補強片2Bは、その各端部に
おいて互いに重なり合つて貼着されている。他は
第1実施例と同様である。
例の特徴は、全体が1枚である植毛した胛被3
は、外底6から若干の間隔をおいて爪先ゴム補強
片2A及び踵ゴム補強片2Bの上に貼着してある
こと、及び踵ゴム補強片2Bが背面中央3″にお
いて履口まで貼着してあり、背面テープ2″と一
体にしたことである。尚、上記において爪先ゴム
補強片2Aと踵ゴム補強片2Bは、その各端部に
おいて互いに重なり合つて貼着されている。他は
第1実施例と同様である。
第8図に示すように植毛した胛被3における植
毛部分の下部端縁は、外底6から所定の間隔をお
いて貼着してあり、かつ、無植毛部分3Aの上方
から外底6まで裾ゴムテープ7を貼着してあるの
で完全防水となつている。胛被部には接着剤を使
用しないので外観を損わず剥離することがない。
毛部分の下部端縁は、外底6から所定の間隔をお
いて貼着してあり、かつ、無植毛部分3Aの上方
から外底6まで裾ゴムテープ7を貼着してあるの
で完全防水となつている。胛被部には接着剤を使
用しないので外観を損わず剥離することがない。
第9図に示すように踵ゴム補強片2Bは背面中
央3″においては履口部まであり、この裁断や貼
合わせが簡単でり、かつ、能率的である。
央3″においては履口部まであり、この裁断や貼
合わせが簡単でり、かつ、能率的である。
尚、本発明の実施例の長靴について説明した
が、短靴・深靴その他の靴についても同様に実施
できることは勿論である。
が、短靴・深靴その他の靴についても同様に実施
できることは勿論である。
発明の効果
本発明に係る植毛したゴム靴は、植毛した胛被
におけるその下部周縁の無植毛部分が外底と当接
し、又は所要間隔をおいて貼着してあり、かつ、
これら両者の表面に跨がつて貼着してある。この
ように水の侵入する余地が全くなく完全防水とな
つている。植毛した胛被の前面中央及び背面中央
では、それらの左右がその端縁相互を突合わせ状
に貼着してある。外底が場合によつては加硫して
あるが、他は総べて成形時には未加硫である。従
つて、これらの貼着には接着剤を使用してない。
そのため容易かつ完全に貼着し、剥離することが
ないと共に接着剤の食み出しがなく、外観を損う
こともなく、完全防水となつている。従つて、植
毛した胛被等が汚染しても、普通のゴム靴と同様
に水洗いが可能である。
におけるその下部周縁の無植毛部分が外底と当接
し、又は所要間隔をおいて貼着してあり、かつ、
これら両者の表面に跨がつて貼着してある。この
ように水の侵入する余地が全くなく完全防水とな
つている。植毛した胛被の前面中央及び背面中央
では、それらの左右がその端縁相互を突合わせ状
に貼着してある。外底が場合によつては加硫して
あるが、他は総べて成形時には未加硫である。従
つて、これらの貼着には接着剤を使用してない。
そのため容易かつ完全に貼着し、剥離することが
ないと共に接着剤の食み出しがなく、外観を損う
こともなく、完全防水となつている。従つて、植
毛した胛被等が汚染しても、普通のゴム靴と同様
に水洗いが可能である。
本発明の成形においては、従来のゴム靴と同様
に外底以外には接着剤の使用がないため胛被部の
バフ作業、接着剤の塗布及び乾燥工程もなく、能
率的であり、安価であるため経済的である。
に外底以外には接着剤の使用がないため胛被部の
バフ作業、接着剤の塗布及び乾燥工程もなく、能
率的であり、安価であるため経済的である。
以上、本発明を好ましい実施例と関連づけて説
明したが、関連技術者によつてはこれまでの説明
により様々な変更や変形が可能であることは容易
である。従つて、本発明は以上に説明した事項に
のみ限定されるものではなく、特許請求の範囲に
よつてのみ限定されるものである。
明したが、関連技術者によつてはこれまでの説明
により様々な変更や変形が可能であることは容易
である。従つて、本発明は以上に説明した事項に
のみ限定されるものではなく、特許請求の範囲に
よつてのみ限定されるものである。
図面は本発明の実施例を示したものであり、第
1図は第1実施例の一部切欠側面図であり、第2
図は第1図におけるX−X′線による一部拡大縦
断面図であり、第3図は第1実施例の前方からの
斜視図であり、第4図は第3図におけるY−
Y′線による拡大端面図であり、第5図は第1実
施例の後方からの斜視図であり、第6図は第2実
施例の前方からの斜視図であり、第7図は第2実
施例の一部切欠側面図であり、第8図は第7図に
おけるZ−Z′線による一部拡大縦断面図であり、
第9図は第2実施例の植毛した胛被の貼着前にお
ける成形過程の側面図である。 1……裏布、2……補強片、2A……爪先ゴム
補強片、2B……踵ゴム補強片、2′……前テー
プ、2″……背テープ、3……植毛した胛被、3
A……無植毛部分、4……埋底、5……中底、6
……外底、7……裾ゴムテープ、8……履口ゴム
テープ。
1図は第1実施例の一部切欠側面図であり、第2
図は第1図におけるX−X′線による一部拡大縦
断面図であり、第3図は第1実施例の前方からの
斜視図であり、第4図は第3図におけるY−
Y′線による拡大端面図であり、第5図は第1実
施例の後方からの斜視図であり、第6図は第2実
施例の前方からの斜視図であり、第7図は第2実
施例の一部切欠側面図であり、第8図は第7図に
おけるZ−Z′線による一部拡大縦断面図であり、
第9図は第2実施例の植毛した胛被の貼着前にお
ける成形過程の側面図である。 1……裏布、2……補強片、2A……爪先ゴム
補強片、2B……踵ゴム補強片、2′……前テー
プ、2″……背テープ、3……植毛した胛被、3
A……無植毛部分、4……埋底、5……中底、6
……外底、7……裾ゴムテープ、8……履口ゴム
テープ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 裏布を有する植毛したゴム靴において、下部
周縁の所定の幅を除いて植毛した胛被を背面中央
において胛被が相互に突合わせ状に貼着してな
り、かつ、前記植毛した胛被を外底と当接し、又
は所要間隔をおいて貼着してあり、前記の下部周
縁より外底にゴムテープを貼着してなることを特
徴とする植毛したゴム靴。 2 胛被下部周縁及び外底周縁が補強片の上に貼
着してあることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の植毛したゴム靴。 3 下部周縁を除いて植毛した胛被は、前面中央
において胛被相互が突合わせ状に貼着してなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項及び第2項
の何れかに記載の植毛したゴム靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19775787A JPS6440001A (en) | 1987-08-06 | 1987-08-06 | Flocked rubber shoes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19775787A JPS6440001A (en) | 1987-08-06 | 1987-08-06 | Flocked rubber shoes |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6440001A JPS6440001A (en) | 1989-02-10 |
| JPH0468921B2 true JPH0468921B2 (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=16379840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19775787A Granted JPS6440001A (en) | 1987-08-06 | 1987-08-06 | Flocked rubber shoes |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6440001A (ja) |
-
1987
- 1987-08-06 JP JP19775787A patent/JPS6440001A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6440001A (en) | 1989-02-10 |
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