JPH0469083B2 - - Google Patents
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- JPH0469083B2 JPH0469083B2 JP2632785A JP2632785A JPH0469083B2 JP H0469083 B2 JPH0469083 B2 JP H0469083B2 JP 2632785 A JP2632785 A JP 2632785A JP 2632785 A JP2632785 A JP 2632785A JP H0469083 B2 JPH0469083 B2 JP H0469083B2
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- Japan
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- oven gas
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- hydrogenation step
- hydrogenation
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Description
〔発明の利用分野〕
本発明はコークス炉ガスから不純物を除去する
方法に係り、特にコークス炉ガス中のタール油
分、ガム物質、ジエン類、酸素、オレフイン類及
び硫黄化合物を除去するのに好適なコークス炉ガ
スの精製法に関する。 〔発明の背景〕 従来のコークス炉ガスの精製方法としては、例
えばニツケル及び/又はコバルトとモリブデンと
を含有する触媒系を用いる水添脱硫工程によりジ
エン類、酸素、オレフイン類及び硫黄化合物を水
添する方法が知られている。例えば「プロセシズ
フオア ザ マニユフアクチユア オブ ナチ
ユラル−ガス サブステイチユーツ」
(PROCESSES FOR THE MANUFACTURE
OF NATURAL−GAS SUBSTITUTES)、ガ
ス カウンシル リサーチ コミユニケーシヨン
ジーシー155(Gas Council Reserch
Communication GC155)、1968年11月.第14〜
15頁参照。しかし乍ら、これらの従来方法ではコ
ークス炉ガス中に含有されているタール油分が触
媒活性点を覆つてしまうため、著しく触媒活性を
低下させるという問題がある。 さらにコークス炉ガス中のジエン類と酸素、一
酸化窒素が重合し、ガム状物質を生成して、触媒
層上流の機器類、配管等を閉塞させかつ触媒層の
閉塞等の問題点を生じる等の欠点があつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、コークス炉ガス中に含有され
るタール油分、ガム物質、ジエン類、酸素、オレ
フイン類及び硫黄化合物を工程の組合せによつて
効率良く除去するコークス炉ガスの精製法を提供
することにある。 〔発明の概要〕 本発明を概説すれば、本発明は不純物として少
なくともタール油分及びガム物質を含有するコー
クス炉ガスを精製する方法において、該コークス
炉ガスを多孔質物質と接触させて該タール油分お
よびガム物質を吸着除去する吸着工程、ニツケル
とコバルトの少なくとも1つを担体に担持した触
媒の存在下で前記吸着工程よりのコークス炉ガス
中に残存するジエン類、酸素を主として水素化す
る第1水添工程、前記第1水添工程よりのコーク
ス炉ガス中に残存するオレフイン類、硫黄化合物
を主として水素化する第2水添工程及び前記第2
水添工程よりのコークス炉ガス中の硫化水素を吸
収除去する硫化水素除去工程の各工程を包含する
ことを特徴とする。 第1工程である吸着工程で使用する多孔質物質
(以下、吸着剤と略記する)の例には、アルミナ、
シリカ、ゼオライト、酸化鉄、チタニア、マグネ
シア、ケイ藻土、酸化カルシウム、ジルコニア、
活性炭及びそれらの混合物よりなる群から選択し
たものがある。特にアルミナ、シリカ、活性炭が
好ましい。 吸着剤は、BET表面積で10m2/g以上を有す
ることが好ましく、特に好ましくは20m2〜1000
m2/gの範囲である。細孔容積は0.10ml/g以上
を有することが好ましく、特に好ましくは0.15〜
0.60ml/gの範囲である。吸着剤は、吸湿性が高
く、空気中の水分を吸着して吸着性能が低下する
ので、使用前には適当な温度、好ましくは300〜
400℃の温度で乾燥するのが好ましい。吸着剤を
用いて行われる吸着の好ましい温度は常温〜300
℃の範囲であり、特に好しくは常温〜200℃の範
囲である。300℃を超えると吸着性能が低下する。
この吸着剤に対するコークス炉ガスの供給速度
は、空間速度で100h-1〜10000h-1が好適である。
空間速度が100h-1未満では使用する吸着量が多く
なつて経済的でなく、10000h-1を超えると吸着能
が低下する。吸着を行う圧力は限定はされない
が、特に2〜100気圧が好ましい。 タール油分及びガム状物質を吸着後の第1水添
工程で使用する触媒は、ニツケルとコバルトの少
なくとも1つを担体に担持した触媒で担体として
は、アルミナ、チタニア又はマグネシアを用いる
ことが望ましい。触媒の組成はニツケルとコバル
トの少なくとも1つを1〜25重量%、担体を99〜
75重量%の割合で含有するものが特に好適であ
る。これらの触媒によりコークス炉ガス中の不純
物であるジエン類及び酸素がほぼ完全に水素化さ
れる。本発明者らは、コークス炉ガス中に含まれ
る酸素、一酸化窒素、ジエン類が重合してガム状
物質を生成し触媒層及び触媒層上流の機器類、配
管等を閉塞したり、触媒活性を低下させたりする
ことを実験により確認した。この重合物の生成を
防ぐために主にオレフイン類、硫黄化合物を水添
する工程の前に低温域で閉塞の原因となるジエン
類と酸素を水添処理する第1水添工程を設けたと
ころオレフイン類と硫黄化合物を水素化する第2
水添工程の触媒の活性低下も非常に小さくなるこ
とを確認した。 第1水添工程後の第2水添工程にはオレフイン
類と硫黄化合物を水素化する触媒として、ニツケ
ル及び/又はコバルトとモリブデンとを含む触媒
を用いるのが好適である。例をあげれば、NiO−
MoO3−Al2O3、CoO−MoO3−Al2O3などであ
り、通常使用に際しては還元される。また水添脱
硫活性を高めるために、そしてメタネーシヨン反
応の抑制のために硫化水素、二硫化炭素、チオフ
エン等で硫化してから使用することが好ましい。
第2水添用触媒の好適な組成はニツケルおよび/
又はコバルトが1〜15重量%、モリブデンが3〜
45重量%、残部アルミナである。 第1水添工程における水添反応の温度は入口温
度100〜230℃、好ましくは150〜200℃の範囲内の
温度にすべきであり、そして触媒層は100〜350
℃、好ましくは150〜300℃の範囲内の温度にすべ
きである。第1水添工程の入口温度が100℃未満
では水添活性が充分でなくジエン類、酸素が第1
水添工程から第2水添工程に流出する。 第2水添工程における水添反応の温度は450℃
を越えないようにすべきであり、好ましくは410
℃以下である。450℃を超えると一酸化炭素及び
炭酸ガスのメタネーシヨンの反応率の割合が大き
く触媒層の温度上昇が大となり触媒の半融現象を
引起す。500℃を超えると炭化水素の分解による
炭素析出のトラブルを招くことがある。一方250
℃未満では水添脱硫活性が充分でない。硫黄化合
物の中で特にチオフエンの水添活性を高めるため
には300℃以上、好ましくは、350℃以上に温度を
保持する。水添脱硫後の硫化水素の除去方法とし
ては公知の方法がいずれも使用されうる。例を挙
げればZnO、Fe2O3、CuO、活性炭などの固体吸
着剤を使用する方法である。 コークス炉ガス中には、酸素が0.1〜2.0容量%
含有されており、酸素が1.0容量%反応すると150
℃の温度上昇がある。また、コークス炉ガス中に
はオレフイン類が3.0〜5.0容量%含有するが、オ
レフインが1.0容量%反応すると30℃の温度上昇
がある。この反応熱を抑制するには触媒層の温度
上昇を監視して精製後のガスの一部を再循環して
入口の酸素、オレフイン濃度を希釈すればよい。 本発明においては、このようにして精製された
コークス炉ガスの一部を吸着工程の前段又は後段
に循環する工程を含んでもよい。精製ガスを循環
することにより第1水添工程の水添反応の温度制
御が容易に行えるという効果がある。この時のガ
スの循環量は、原料コークス炉ガスの供給量に対
し10〜1000%の割合の範囲にあることが好まし
い。循環するガス量としては第1水添工程の温度
を350℃以下、及び第2水添工程の温度を450℃以
下に抑えるような範囲が選ばれガス量が調節され
る。 第1水添工程及び第2水添工程のコークス炉ガ
スの供給速度は空間速度(S、V)で500h-1〜
50000h-1が好ましい。空間速度が500h-1未満では
使用する触媒量が多くなつて経済的でなくなり、
一方50000h-1を超えると水添活性が充分でなくな
る。圧力は2〜100気圧で良いが特に限定されな
い。高圧下になる程副反応としてコークス炉ガス
中の一酸化炭素、炭酸ガスのメタネーシヨン反応
の割合が大となる。 次に本発明を実施するためのプロセスを図面に
よつて具体的に説明する。すなわち第1図は、本
発明の一実施の態様を示す工程図であり、1はコ
ークス炉ガス、2は吸着塔、3は第1水添塔、4
は加熱炉、5は第2水添塔、6は硫化水素吸収
塔、8は精製ガスを意味する。また第2図は、本
発明において精製ガスの一部を吸着工程の入口又
は出口へ再循環させた場合の一実施の態様を示す
工程図であり、1〜6及び8は第1図と同義であ
り、7は循環ラインを意味する。図面は、本発明
を理解するために必要な主要部のみを含み、それ
以外の循環機、冷却器、測定器及び制御装置、そ
の他の装置は、省略されている。 〔発明の実施例〕 次に本発明を実施例により更に説明するが、本
発明はこれにより限定されない。 実施例 1 第1図においてコークス炉ガス1は、約150〜
200℃の温度に加熱されて吸着塔2に導入される。
この吸着塔2には、BET表面積320m2/g、平均
細孔容積0.18m2/gのアルミナが充填されてい
る。コークス炉ガスの主な成分の組成は、H2が
53.25%、COが5.89%、CO2が2.20%、CH4が
30.67%、C2H4が1.60%、C3H6が1.60%、O2が0.5
%、C4H6が0.10%、硫黄化合物が0.01%、N2が
4.18%であり、その中のタール油分及びガム物質
は10mg/Nm3であつた。吸着塔2のアルミナは、
コークス炉ガス中のタール油分及びガム物質を吸
着除去する。吸着塔出口のガス中のタール油分及
びガム物質は0.1mg/Nm3以下であり、99.0%以
上のタール油分及びガム物質が吸着除去されてい
た。 実施例 2 本実施例ではアルミナ以外の吸着剤を用いたと
きのタール油分及びガム物質の吸着除去性能を調
べた結果を示す。吸着温度180℃、空間速度
(SV)2000h-1で行つた。得られた結果を第1表
に示す。
方法に係り、特にコークス炉ガス中のタール油
分、ガム物質、ジエン類、酸素、オレフイン類及
び硫黄化合物を除去するのに好適なコークス炉ガ
スの精製法に関する。 〔発明の背景〕 従来のコークス炉ガスの精製方法としては、例
えばニツケル及び/又はコバルトとモリブデンと
を含有する触媒系を用いる水添脱硫工程によりジ
エン類、酸素、オレフイン類及び硫黄化合物を水
添する方法が知られている。例えば「プロセシズ
フオア ザ マニユフアクチユア オブ ナチ
ユラル−ガス サブステイチユーツ」
(PROCESSES FOR THE MANUFACTURE
OF NATURAL−GAS SUBSTITUTES)、ガ
ス カウンシル リサーチ コミユニケーシヨン
ジーシー155(Gas Council Reserch
Communication GC155)、1968年11月.第14〜
15頁参照。しかし乍ら、これらの従来方法ではコ
ークス炉ガス中に含有されているタール油分が触
媒活性点を覆つてしまうため、著しく触媒活性を
低下させるという問題がある。 さらにコークス炉ガス中のジエン類と酸素、一
酸化窒素が重合し、ガム状物質を生成して、触媒
層上流の機器類、配管等を閉塞させかつ触媒層の
閉塞等の問題点を生じる等の欠点があつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、コークス炉ガス中に含有され
るタール油分、ガム物質、ジエン類、酸素、オレ
フイン類及び硫黄化合物を工程の組合せによつて
効率良く除去するコークス炉ガスの精製法を提供
することにある。 〔発明の概要〕 本発明を概説すれば、本発明は不純物として少
なくともタール油分及びガム物質を含有するコー
クス炉ガスを精製する方法において、該コークス
炉ガスを多孔質物質と接触させて該タール油分お
よびガム物質を吸着除去する吸着工程、ニツケル
とコバルトの少なくとも1つを担体に担持した触
媒の存在下で前記吸着工程よりのコークス炉ガス
中に残存するジエン類、酸素を主として水素化す
る第1水添工程、前記第1水添工程よりのコーク
ス炉ガス中に残存するオレフイン類、硫黄化合物
を主として水素化する第2水添工程及び前記第2
水添工程よりのコークス炉ガス中の硫化水素を吸
収除去する硫化水素除去工程の各工程を包含する
ことを特徴とする。 第1工程である吸着工程で使用する多孔質物質
(以下、吸着剤と略記する)の例には、アルミナ、
シリカ、ゼオライト、酸化鉄、チタニア、マグネ
シア、ケイ藻土、酸化カルシウム、ジルコニア、
活性炭及びそれらの混合物よりなる群から選択し
たものがある。特にアルミナ、シリカ、活性炭が
好ましい。 吸着剤は、BET表面積で10m2/g以上を有す
ることが好ましく、特に好ましくは20m2〜1000
m2/gの範囲である。細孔容積は0.10ml/g以上
を有することが好ましく、特に好ましくは0.15〜
0.60ml/gの範囲である。吸着剤は、吸湿性が高
く、空気中の水分を吸着して吸着性能が低下する
ので、使用前には適当な温度、好ましくは300〜
400℃の温度で乾燥するのが好ましい。吸着剤を
用いて行われる吸着の好ましい温度は常温〜300
℃の範囲であり、特に好しくは常温〜200℃の範
囲である。300℃を超えると吸着性能が低下する。
この吸着剤に対するコークス炉ガスの供給速度
は、空間速度で100h-1〜10000h-1が好適である。
空間速度が100h-1未満では使用する吸着量が多く
なつて経済的でなく、10000h-1を超えると吸着能
が低下する。吸着を行う圧力は限定はされない
が、特に2〜100気圧が好ましい。 タール油分及びガム状物質を吸着後の第1水添
工程で使用する触媒は、ニツケルとコバルトの少
なくとも1つを担体に担持した触媒で担体として
は、アルミナ、チタニア又はマグネシアを用いる
ことが望ましい。触媒の組成はニツケルとコバル
トの少なくとも1つを1〜25重量%、担体を99〜
75重量%の割合で含有するものが特に好適であ
る。これらの触媒によりコークス炉ガス中の不純
物であるジエン類及び酸素がほぼ完全に水素化さ
れる。本発明者らは、コークス炉ガス中に含まれ
る酸素、一酸化窒素、ジエン類が重合してガム状
物質を生成し触媒層及び触媒層上流の機器類、配
管等を閉塞したり、触媒活性を低下させたりする
ことを実験により確認した。この重合物の生成を
防ぐために主にオレフイン類、硫黄化合物を水添
する工程の前に低温域で閉塞の原因となるジエン
類と酸素を水添処理する第1水添工程を設けたと
ころオレフイン類と硫黄化合物を水素化する第2
水添工程の触媒の活性低下も非常に小さくなるこ
とを確認した。 第1水添工程後の第2水添工程にはオレフイン
類と硫黄化合物を水素化する触媒として、ニツケ
ル及び/又はコバルトとモリブデンとを含む触媒
を用いるのが好適である。例をあげれば、NiO−
MoO3−Al2O3、CoO−MoO3−Al2O3などであ
り、通常使用に際しては還元される。また水添脱
硫活性を高めるために、そしてメタネーシヨン反
応の抑制のために硫化水素、二硫化炭素、チオフ
エン等で硫化してから使用することが好ましい。
第2水添用触媒の好適な組成はニツケルおよび/
又はコバルトが1〜15重量%、モリブデンが3〜
45重量%、残部アルミナである。 第1水添工程における水添反応の温度は入口温
度100〜230℃、好ましくは150〜200℃の範囲内の
温度にすべきであり、そして触媒層は100〜350
℃、好ましくは150〜300℃の範囲内の温度にすべ
きである。第1水添工程の入口温度が100℃未満
では水添活性が充分でなくジエン類、酸素が第1
水添工程から第2水添工程に流出する。 第2水添工程における水添反応の温度は450℃
を越えないようにすべきであり、好ましくは410
℃以下である。450℃を超えると一酸化炭素及び
炭酸ガスのメタネーシヨンの反応率の割合が大き
く触媒層の温度上昇が大となり触媒の半融現象を
引起す。500℃を超えると炭化水素の分解による
炭素析出のトラブルを招くことがある。一方250
℃未満では水添脱硫活性が充分でない。硫黄化合
物の中で特にチオフエンの水添活性を高めるため
には300℃以上、好ましくは、350℃以上に温度を
保持する。水添脱硫後の硫化水素の除去方法とし
ては公知の方法がいずれも使用されうる。例を挙
げればZnO、Fe2O3、CuO、活性炭などの固体吸
着剤を使用する方法である。 コークス炉ガス中には、酸素が0.1〜2.0容量%
含有されており、酸素が1.0容量%反応すると150
℃の温度上昇がある。また、コークス炉ガス中に
はオレフイン類が3.0〜5.0容量%含有するが、オ
レフインが1.0容量%反応すると30℃の温度上昇
がある。この反応熱を抑制するには触媒層の温度
上昇を監視して精製後のガスの一部を再循環して
入口の酸素、オレフイン濃度を希釈すればよい。 本発明においては、このようにして精製された
コークス炉ガスの一部を吸着工程の前段又は後段
に循環する工程を含んでもよい。精製ガスを循環
することにより第1水添工程の水添反応の温度制
御が容易に行えるという効果がある。この時のガ
スの循環量は、原料コークス炉ガスの供給量に対
し10〜1000%の割合の範囲にあることが好まし
い。循環するガス量としては第1水添工程の温度
を350℃以下、及び第2水添工程の温度を450℃以
下に抑えるような範囲が選ばれガス量が調節され
る。 第1水添工程及び第2水添工程のコークス炉ガ
スの供給速度は空間速度(S、V)で500h-1〜
50000h-1が好ましい。空間速度が500h-1未満では
使用する触媒量が多くなつて経済的でなくなり、
一方50000h-1を超えると水添活性が充分でなくな
る。圧力は2〜100気圧で良いが特に限定されな
い。高圧下になる程副反応としてコークス炉ガス
中の一酸化炭素、炭酸ガスのメタネーシヨン反応
の割合が大となる。 次に本発明を実施するためのプロセスを図面に
よつて具体的に説明する。すなわち第1図は、本
発明の一実施の態様を示す工程図であり、1はコ
ークス炉ガス、2は吸着塔、3は第1水添塔、4
は加熱炉、5は第2水添塔、6は硫化水素吸収
塔、8は精製ガスを意味する。また第2図は、本
発明において精製ガスの一部を吸着工程の入口又
は出口へ再循環させた場合の一実施の態様を示す
工程図であり、1〜6及び8は第1図と同義であ
り、7は循環ラインを意味する。図面は、本発明
を理解するために必要な主要部のみを含み、それ
以外の循環機、冷却器、測定器及び制御装置、そ
の他の装置は、省略されている。 〔発明の実施例〕 次に本発明を実施例により更に説明するが、本
発明はこれにより限定されない。 実施例 1 第1図においてコークス炉ガス1は、約150〜
200℃の温度に加熱されて吸着塔2に導入される。
この吸着塔2には、BET表面積320m2/g、平均
細孔容積0.18m2/gのアルミナが充填されてい
る。コークス炉ガスの主な成分の組成は、H2が
53.25%、COが5.89%、CO2が2.20%、CH4が
30.67%、C2H4が1.60%、C3H6が1.60%、O2が0.5
%、C4H6が0.10%、硫黄化合物が0.01%、N2が
4.18%であり、その中のタール油分及びガム物質
は10mg/Nm3であつた。吸着塔2のアルミナは、
コークス炉ガス中のタール油分及びガム物質を吸
着除去する。吸着塔出口のガス中のタール油分及
びガム物質は0.1mg/Nm3以下であり、99.0%以
上のタール油分及びガム物質が吸着除去されてい
た。 実施例 2 本実施例ではアルミナ以外の吸着剤を用いたと
きのタール油分及びガム物質の吸着除去性能を調
べた結果を示す。吸着温度180℃、空間速度
(SV)2000h-1で行つた。得られた結果を第1表
に示す。
【表】
実施例 3
本実施例ではBET表面積320m2/gのアルミナ
を用いて空間速度(SV)5000h-1で吸着温度とタ
ール油分及びガム物質の吸着除去性能の関係を調
べた。結果を第2表に示す。
を用いて空間速度(SV)5000h-1で吸着温度とタ
ール油分及びガム物質の吸着除去性能の関係を調
べた。結果を第2表に示す。
以上、詳細な説明から明らかなように、本発明
によればコークス炉ガス中のタール油分、ガム物
質が効率良く除去され、かつコークス炉ガスに含
まれるジエン類、酸素、オレフイン類、硫黄化合
物のうち、先ず第1水添触媒により低温で主にジ
エン類、酸素を水添し、第2水添触媒で第1水添
触媒より残存したオレフイン類と硫黄化合物を水
添できるので、ジエン類重合によるガム状物質の
生成を抑制し、効率良くコークス炉ガスの精製が
できるという顕著な効果を持つている。
によればコークス炉ガス中のタール油分、ガム物
質が効率良く除去され、かつコークス炉ガスに含
まれるジエン類、酸素、オレフイン類、硫黄化合
物のうち、先ず第1水添触媒により低温で主にジ
エン類、酸素を水添し、第2水添触媒で第1水添
触媒より残存したオレフイン類と硫黄化合物を水
添できるので、ジエン類重合によるガム状物質の
生成を抑制し、効率良くコークス炉ガスの精製が
できるという顕著な効果を持つている。
第1図は本発明の一実施の態様を示す工程図、
第2図は本発明において精製ガスの一部を吸着工
程の入口又は出口へ再循環させた場合の一実施の
態様を示す工程図である。 1……コークス炉ガス、2……吸着塔、3……
第1水添塔、4……加熱炉、5……第2水添塔、
6……硫化水素吸収塔、7……循環ライン、8…
…精製ガス。
第2図は本発明において精製ガスの一部を吸着工
程の入口又は出口へ再循環させた場合の一実施の
態様を示す工程図である。 1……コークス炉ガス、2……吸着塔、3……
第1水添塔、4……加熱炉、5……第2水添塔、
6……硫化水素吸収塔、7……循環ライン、8…
…精製ガス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 不純物として、タール油分、ガム物質、ジエ
ン類、酸素、オレフイン類及び硫黄化合物を含有
するコークス炉ガスを精製する方法において、該
コークス炉ガスを多孔質物質と接触させてタール
油分およびガム物質を吸着除去する吸着工程、前
記吸着工程よりのコークス炉ガス中に残存するジ
エン類及び酸素をニツケルとコバルトの少なくと
も1つを担体上に担持した触媒の存在下で水素化
する第1水添工程、前記第1水添工程よりのコー
クス炉ガス中に残存するオレフイン類及び硫黄化
合物を水素化する第2水添工程、及び前記第2水
添工程よりのコークス炉ガス中の硫化水素を吸収
除去する硫化水素除去工程の各工程を包含するこ
とを特徴とするコークス炉ガスの精製法。 2 該硫化水素除去工程からの精製ガスの一部を
該吸着工程の前段に再循環させ、該第1水添工程
の温度が350℃を越えず及び該第2水添工程の温
度が450℃を越えないように調節することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のコークス炉ガ
スの精製法。 3 該硫化水素除去工程からの精製ガスの一部を
該吸着工程の後段に再循環させ、該第1水添工程
の温度が350℃を越えず及び該第2水添工程の温
度が450℃を越えないように調節することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のコークス炉ガ
スの精製法。 4 該再循環ガスを原料コークス炉ガスの量に対
し10〜1000%の割合で供給することを特徴とする
特許請求の範囲第2項又は第3項記載のコークス
炉ガスの精製法。 5 該第1水添工程の入口温度を100〜230℃の範
囲内の温度に調節することを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のコークス炉ガスの精製法。 6 該吸着工程の温度を300℃以下に調節するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコー
クス炉ガスの精製法。 7 該吸着工程で使用する多孔質物質のBET表
面積が10m2/g以上であり、細孔容積が0.10ml/
g以上であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のコークス炉ガスの精製法。 8 該多孔質物質がアルミナ、シリカ、活性炭の
少なくとも1つからなることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のコークス炉ガスの精製法。 9 該第1水添工程に使用する触媒がニツケルと
コバルトの少なくとも1つ1〜25重量%、担体99
〜75重量%からなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のコークス炉ガスの精製法。 10 該第2水添工程に使用する触媒がニツケル
及び/又はコバルトを1〜15重量%、モリブデン
を3〜45重量%およびアルミナを96〜40重量%の
割合で含有するものであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のコークス炉ガスの精製
法。 11 該第1水添工程に使用する触媒の担体がア
ルミナ、チタニア、マグネシアの少なくとも1つ
よりなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のコークス炉ガスの精製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2632785A JPS61186204A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | コ−クス炉ガスの精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2632785A JPS61186204A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | コ−クス炉ガスの精製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61186204A JPS61186204A (ja) | 1986-08-19 |
| JPH0469083B2 true JPH0469083B2 (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=12190317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2632785A Granted JPS61186204A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | コ−クス炉ガスの精製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61186204A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0553838U (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-20 | セイコー電子部品株式会社 | リング部品連続供給装置 |
| KR20000040628A (ko) * | 1998-12-18 | 2000-07-05 | 신현준 | 고비점탄화수소 흡착제 및 이 흡착제를 이용한 탄화수소의 연속제거방법 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2632785A patent/JPS61186204A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61186204A (ja) | 1986-08-19 |
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