JPH0470362B2 - - Google Patents
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- JPH0470362B2 JPH0470362B2 JP59175348A JP17534884A JPH0470362B2 JP H0470362 B2 JPH0470362 B2 JP H0470362B2 JP 59175348 A JP59175348 A JP 59175348A JP 17534884 A JP17534884 A JP 17534884A JP H0470362 B2 JPH0470362 B2 JP H0470362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- crucible
- pellets
- furnace body
- hydrogen gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は金属の塩化物のペレツトをプラズマ加
熱する金属微粉末の製造装置に関する。
熱する金属微粉末の製造装置に関する。
近年、金属微粉末は、その金属塊には全く見ら
れないような磁気特性、光学特性、電気特性、化
学反応性及び焼結性等により、大容量の磁気メモ
リー、センサ、太陽熱吸収塗料、超電導材料、高
効率触媒、新焼結体等、その新規利用分野が急展
開している。
れないような磁気特性、光学特性、電気特性、化
学反応性及び焼結性等により、大容量の磁気メモ
リー、センサ、太陽熱吸収塗料、超電導材料、高
効率触媒、新焼結体等、その新規利用分野が急展
開している。
本発明は、かかる新規利用に応える高純度の金
属微粉末を生産性良く製造することができる金属
微粉末の製造装置に関するものである。
属微粉末を生産性良く製造することができる金属
微粉末の製造装置に関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉
従来、金属微粉末の製造手段として、化学的手
段と物理的手段が採用されている。前者の化学的
手段は、溶液中での化学反応により沈殿物として
金属微粉末を得たり、或いは金属よりも蒸気圧が
大きく且つ融点の低い金属化合物、例えば金属の
塩化物を、加熱蒸発させて水素で還元し、金属微
粉末を捕集するものであるが、これらの従来手段
によると、得られる金属微粉末の粒径が大きく、
また該金属微粉末が水分や副生成物等で汚染され
ることを避けられないために純度の低いものとな
る問題点がある。また後者の物理的手段は、真空
蒸発法と通称され、金属を低圧の不活性ガス中で
加熱蒸発させて金属微粉末を捕集するもので、現
在一般的に採用されているが、この従来手段によ
ると、粒径が小さく且つ純度の高いものが得られ
る反面、蒸発速度が遅いために生産性が低く、し
たがつて高価なものとなる問題点がある。
段と物理的手段が採用されている。前者の化学的
手段は、溶液中での化学反応により沈殿物として
金属微粉末を得たり、或いは金属よりも蒸気圧が
大きく且つ融点の低い金属化合物、例えば金属の
塩化物を、加熱蒸発させて水素で還元し、金属微
粉末を捕集するものであるが、これらの従来手段
によると、得られる金属微粉末の粒径が大きく、
また該金属微粉末が水分や副生成物等で汚染され
ることを避けられないために純度の低いものとな
る問題点がある。また後者の物理的手段は、真空
蒸発法と通称され、金属を低圧の不活性ガス中で
加熱蒸発させて金属微粉末を捕集するもので、現
在一般的に採用されているが、この従来手段によ
ると、粒径が小さく且つ純度の高いものが得られ
る反面、蒸発速度が遅いために生産性が低く、し
たがつて高価なものとなる問題点がある。
最近、プラズマ水素ガスの金属に対する反応性
を利用し、金属をプラズマ加熱する金属微粉末の
製造手段(通称、ガス中蒸発法)が提案されてい
る(例えば、雑誌「化学と工業」、第36巻第8号、
72〜74頁、1983年)。これは、水素ガス雰囲気下
に金属をプラズマ加熱し、この際、溶融金属の周
辺部から激しく発生する所謂金属煙を捕集するも
のであるが、この手段でも依然として、得られる
金属微粉末の生産性の点で問題点があり、しかも
加熱に伴つて生じる溶融物の飛散で粒径の大きな
粒が混入する等他の問題点もある。
を利用し、金属をプラズマ加熱する金属微粉末の
製造手段(通称、ガス中蒸発法)が提案されてい
る(例えば、雑誌「化学と工業」、第36巻第8号、
72〜74頁、1983年)。これは、水素ガス雰囲気下
に金属をプラズマ加熱し、この際、溶融金属の周
辺部から激しく発生する所謂金属煙を捕集するも
のであるが、この手段でも依然として、得られる
金属微粉末の生産性の点で問題点があり、しかも
加熱に伴つて生じる溶融物の飛散で粒径の大きな
粒が混入する等他の問題点もある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明は叙上の如き従来手段の問題点を解決す
るもので、金属の塩化物のペレツトを特定条件下
でプラズマ加熱することを骨子として、高純度の
金属微粉末を生産性良く(具体的には単位時間当
たりの処理量や収率を向上すること)、したがつ
て経済的に製造する金属微粉末の製造装置を提供
するものである。
るもので、金属の塩化物のペレツトを特定条件下
でプラズマ加熱することを骨子として、高純度の
金属微粉末を生産性良く(具体的には単位時間当
たりの処理量や収率を向上すること)、したがつ
て経済的に製造する金属微粉末の製造装置を提供
するものである。
〈問題点を解決するための手段〉
しかして本発明者らは、得られる金属微粉末の
粒度、純度及び生産性を平均的に充足する上で従
来手段の中では比較的有効なプラズマ加熱による
金属微粉末の製造手段について鋭意研究した結
果、この従来手段において前記生産性等がなお不
充分であるという問題の所在がプラズマ加熱で発
生させる所謂金属塩(金属蒸気)それ自体の量的
及び質的なところにあり、かかる問題を解決する
には、金属の塩化物のペレツトを処理対象とし
て、これを同種金属の溶湯へ一旦捕捉させつつ水
素ガス存在下にプラズマ加熱することが極めて有
効であることを見出し、本発明を完成するに到つ
た。
粒度、純度及び生産性を平均的に充足する上で従
来手段の中では比較的有効なプラズマ加熱による
金属微粉末の製造手段について鋭意研究した結
果、この従来手段において前記生産性等がなお不
充分であるという問題の所在がプラズマ加熱で発
生させる所謂金属塩(金属蒸気)それ自体の量的
及び質的なところにあり、かかる問題を解決する
には、金属の塩化物のペレツトを処理対象とし
て、これを同種金属の溶湯へ一旦捕捉させつつ水
素ガス存在下にプラズマ加熱することが極めて有
効であることを見出し、本発明を完成するに到つ
た。
すなわち本発明は、
一端に水素ガス又は水素ガスとアルゴンガスと
を作動ガスとするプラズマトーチが装備され且つ
他端に排気口が開口された略々V字形の炉体であ
つて、該炉体のほぼ中央底側にルツボが取付けら
れ、該ルツボには金属の溶湯を保持する陥部が形
成されていて、該ルツボに対向する前記炉体の上
側に金属の塩化物のペレツトの供給口が開口され
て成る金属微粉末の製造装置に係る。
を作動ガスとするプラズマトーチが装備され且つ
他端に排気口が開口された略々V字形の炉体であ
つて、該炉体のほぼ中央底側にルツボが取付けら
れ、該ルツボには金属の溶湯を保持する陥部が形
成されていて、該ルツボに対向する前記炉体の上
側に金属の塩化物のペレツトの供給口が開口され
て成る金属微粉末の製造装置に係る。
以下、図面に基づいて本発明の構成を更に詳細
に説明する。
に説明する。
〈実施例〉
第1図は本発明に係る装置の一実施例を示す断
面図(一部省略)、また第2図はその部分拡大図
である。
面図(一部省略)、また第2図はその部分拡大図
である。
略々V字形の炉体1が設置されており、この炉
体1は中空に形成されていて、V字形のその一端
には水素ガス又は水素ガスとアルゴンガスとを作
動ガスとするプラズマトーチ2が装備され、その
他端には排気口3が開口されている。炉体1のほ
ぼ中央底側にはルツボ4が取付けられており、こ
のルツボ4は銅製で水冷されるようになつてい
て、金属の溶湯Mを保持することができる陥部5
が形成されている。そして、このルツボ4に対向
するが如く、炉体1の上側には金属の塩化物のペ
レツトPの供給口6が開口されている。図面の場
合にはまた、供給口6の外側に水素ガス及び/又
はアルゴンガスの流入口7が周設されている。
体1は中空に形成されていて、V字形のその一端
には水素ガス又は水素ガスとアルゴンガスとを作
動ガスとするプラズマトーチ2が装備され、その
他端には排気口3が開口されている。炉体1のほ
ぼ中央底側にはルツボ4が取付けられており、こ
のルツボ4は銅製で水冷されるようになつてい
て、金属の溶湯Mを保持することができる陥部5
が形成されている。そして、このルツボ4に対向
するが如く、炉体1の上側には金属の塩化物のペ
レツトPの供給口6が開口されている。図面の場
合にはまた、供給口6の外側に水素ガス及び/又
はアルゴンガスの流入口7が周設されている。
第3図は本発明に使用される他のルツボを例示
する拡大平面図、第4図はそのA−A線部分断面
図、第5図は同じくB−B線部分断面図である。
ルツボ8は、外周平面が円形であり、そのほぼ中
央に周囲を傾斜面9,10,11,12で囲まれ
ている二段階の陥部13,14が形成されている
もので、主として陥没の程度が大きい方の陥部1
3に金属の溶湯が保持されるようになつている。
する拡大平面図、第4図はそのA−A線部分断面
図、第5図は同じくB−B線部分断面図である。
ルツボ8は、外周平面が円形であり、そのほぼ中
央に周囲を傾斜面9,10,11,12で囲まれ
ている二段階の陥部13,14が形成されている
もので、主として陥没の程度が大きい方の陥部1
3に金属の溶湯が保持されるようになつている。
〈作用〉
第1図及び第2図を引用して、本発明の作用を
説明する。
説明する。
本発明において、処理対象となるのは、金属の
塩化物を造粒したペレツトである。この種のペレ
ツトは、例えば塩化ニツケル(NiCl2)や塩化第
一鉄(FeCl2)等の粉体を既によく知られている
造粒機に供して、容易に得ることができる。使用
する金属の塩化物は、結晶水を含むものでも(例
えばNiCl2・6H2O)、又は所謂無水物でもよい
が、これらの粉体から造粒したペレツトは、以後
の処理の安定化等の点で、乾燥したものを対象と
するのが好ましい。
塩化物を造粒したペレツトである。この種のペレ
ツトは、例えば塩化ニツケル(NiCl2)や塩化第
一鉄(FeCl2)等の粉体を既によく知られている
造粒機に供して、容易に得ることができる。使用
する金属の塩化物は、結晶水を含むものでも(例
えばNiCl2・6H2O)、又は所謂無水物でもよい
が、これらの粉体から造粒したペレツトは、以後
の処理の安定化等の点で、乾燥したものを対象と
するのが好ましい。
前記ペレツトPを供給口6から炉体1の内部へ
自重落下により供給する。この場合の供給は、本
発明の性質上、水素ガス及び/又はアルゴンガス
の雰囲気中で行うのが好ましい。そして、供給方
向はルツボ4の陥部5である。この陥部5には予
め処理対象であるペレツトPと同種金属の溶湯M
を作製しておき、以後処理中はかかる溶湯Mを保
持する。溶湯Mの作製及び保持は、前述したよう
な特殊形状のルツボ5による溶湯Mの保持効果の
もとに、水素ガス又は水素ガスとアルゴンガスと
を作動ガスとするプラズマトーチ2からのプラズ
マアーク(プラズマジエツト)の噴射によつてな
される。したがつて、供給口6から供給されたペ
レツトPは一旦溶湯Mに捕捉される。捕捉された
ペレツトPは、前記プラズマアークで高温加熱さ
れている溶湯Mによつて、炉体1における水素ガ
ス存在下に、全体を加熱され、直ちに還元され
て、所謂金属煙(金属蒸気)Vとなる。この金属
煙Vは前記プラズマアークの噴射流に乗るが如く
排気口3から搬出される。搬出された金属煙Vは
以下、常法にしたがつて気相で凝縮させてもよい
が、金属煙Vを高温のままで急冷水捕集し、これ
によつて生成する懸濁液を固液分離して、分離し
た固形分を水素ガス気流中にて例えば300℃程度
で間接加熱し、還元精製するのが好ましい。
自重落下により供給する。この場合の供給は、本
発明の性質上、水素ガス及び/又はアルゴンガス
の雰囲気中で行うのが好ましい。そして、供給方
向はルツボ4の陥部5である。この陥部5には予
め処理対象であるペレツトPと同種金属の溶湯M
を作製しておき、以後処理中はかかる溶湯Mを保
持する。溶湯Mの作製及び保持は、前述したよう
な特殊形状のルツボ5による溶湯Mの保持効果の
もとに、水素ガス又は水素ガスとアルゴンガスと
を作動ガスとするプラズマトーチ2からのプラズ
マアーク(プラズマジエツト)の噴射によつてな
される。したがつて、供給口6から供給されたペ
レツトPは一旦溶湯Mに捕捉される。捕捉された
ペレツトPは、前記プラズマアークで高温加熱さ
れている溶湯Mによつて、炉体1における水素ガ
ス存在下に、全体を加熱され、直ちに還元され
て、所謂金属煙(金属蒸気)Vとなる。この金属
煙Vは前記プラズマアークの噴射流に乗るが如く
排気口3から搬出される。搬出された金属煙Vは
以下、常法にしたがつて気相で凝縮させてもよい
が、金属煙Vを高温のままで急冷水捕集し、これ
によつて生成する懸濁液を固液分離して、分離し
た固形分を水素ガス気流中にて例えば300℃程度
で間接加熱し、還元精製するのが好ましい。
本発明では、金属の塩化物を造粒したペレツト
Pを処理対象とする。したがつて、それを構成す
る金属より蒸気圧が高くしかも金属の塩化物自体
は昇華により直接気化するため、該ペレツトPは
急速に蒸発し、またその処理物が融滴となつて飛
散するようなことがない。加えて、還元反応が気
化した気体分子や電離イオンの形で行われるため
に還元によつて生成した金属微粉末の粒径は極め
て小さい。また金属の塩化物を粉体のままで供給
口6から炉体1の内部へ供給すると、ペレツトP
に比べて供給速度が大きくとれない上に前記プラ
ズマアークの噴射に吹き飛ばされて、未反応のま
ま該粉体が排気口3から搬出される不都合があ
る。したがつて必然に、粉体のままで供給する場
合には、その供給量を抑制することとなるが、そ
れでもなお、前記不都合を避け難い。この結果、
前述したような生産性及び純度がともに低くな
る。本発明においてペレツトPを対象とするの
は、それが自重落下で連続的に供給されるためそ
の供給が容易というだけでなく、前記不都合を排
除して前述したような生産性及び純度を向上させ
ることができるからである。
Pを処理対象とする。したがつて、それを構成す
る金属より蒸気圧が高くしかも金属の塩化物自体
は昇華により直接気化するため、該ペレツトPは
急速に蒸発し、またその処理物が融滴となつて飛
散するようなことがない。加えて、還元反応が気
化した気体分子や電離イオンの形で行われるため
に還元によつて生成した金属微粉末の粒径は極め
て小さい。また金属の塩化物を粉体のままで供給
口6から炉体1の内部へ供給すると、ペレツトP
に比べて供給速度が大きくとれない上に前記プラ
ズマアークの噴射に吹き飛ばされて、未反応のま
ま該粉体が排気口3から搬出される不都合があ
る。したがつて必然に、粉体のままで供給する場
合には、その供給量を抑制することとなるが、そ
れでもなお、前記不都合を避け難い。この結果、
前述したような生産性及び純度がともに低くな
る。本発明においてペレツトPを対象とするの
は、それが自重落下で連続的に供給されるためそ
の供給が容易というだけでなく、前記不都合を排
除して前述したような生産性及び純度を向上させ
ることができるからである。
また本発明では、ペレツトPを同種金属の溶湯
Mで一旦捕捉する。プラズマトーチ2からのプラ
ズマアークで高温加熱されている溶湯Mによつ
て、ペレツトPの全体が効率よく且つ均一に加熱
され、したがつて迅速且つ完全にペレツトPが還
元反応を受けるからであり、併せて溶湯Mがペレ
ツトPを捕捉することそれ自体によつても前記不
都合を排除できるからである。このような役割の
溶湯Mは、処理中において常時、ペレツトPの捕
捉及びプラズマアークによる加熱という双方との
関係で、ほぼ固定的に保持される必要がある。ル
ツボ4に陥部5を形成しているのは、この陥部5
がかかる必要を満たすからである。
Mで一旦捕捉する。プラズマトーチ2からのプラ
ズマアークで高温加熱されている溶湯Mによつ
て、ペレツトPの全体が効率よく且つ均一に加熱
され、したがつて迅速且つ完全にペレツトPが還
元反応を受けるからであり、併せて溶湯Mがペレ
ツトPを捕捉することそれ自体によつても前記不
都合を排除できるからである。このような役割の
溶湯Mは、処理中において常時、ペレツトPの捕
捉及びプラズマアークによる加熱という双方との
関係で、ほぼ固定的に保持される必要がある。ル
ツボ4に陥部5を形成しているのは、この陥部5
がかかる必要を満たすからである。
第3図〜第5図に例示したようなルツボ8を代
用すると、ペレツトPの供給方向が若干ズレて
も、傾斜面9〜12によつて結局、陥部13に保
持されてプラズマアークで直接加熱される最も温
度の高くなつた溶湯に捕捉されることとなるた
め、該ルツボ8に限定されるものではないが、陥
部がその周囲を傾斜面で囲まれている形状のルツ
ボが好ましい。第1図において、流入口7から水
素ガス及び/又はアルゴンガスを流入すると、該
ガスがペレツトPを溶湯Mへ供給するその該当雰
囲気Cをシールする。その結果、ペレツトPの供
給方向のズレを抑制できるだけでなく、該当雰囲
気Cの内部を相対的に高濃度の水素ガス雰囲気と
することもできるため、ペレツトPの還元反応を
それだけ促進できる。この際、ルツボ4を水冷銅
製のものとすれば、ルツボ4が消耗しないので、
一層高純度の金属微粉末が得られる。
用すると、ペレツトPの供給方向が若干ズレて
も、傾斜面9〜12によつて結局、陥部13に保
持されてプラズマアークで直接加熱される最も温
度の高くなつた溶湯に捕捉されることとなるた
め、該ルツボ8に限定されるものではないが、陥
部がその周囲を傾斜面で囲まれている形状のルツ
ボが好ましい。第1図において、流入口7から水
素ガス及び/又はアルゴンガスを流入すると、該
ガスがペレツトPを溶湯Mへ供給するその該当雰
囲気Cをシールする。その結果、ペレツトPの供
給方向のズレを抑制できるだけでなく、該当雰囲
気Cの内部を相対的に高濃度の水素ガス雰囲気と
することもできるため、ペレツトPの還元反応を
それだけ促進できる。この際、ルツボ4を水冷銅
製のものとすれば、ルツボ4が消耗しないので、
一層高純度の金属微粉末が得られる。
更に本発明では、略々V字形の炉体1が好適に
使用される。プラズマアークの噴射流に対する抵
抗を少なくし、該噴射流に乗せて還元生成した金
属煙Vを排気口3から搬出させるためであり、同
時にその一方で、金属煙Vに比べれば著るしく重
い、ペレツトPの未反応破片や炉体1等に起因す
る種々の不純物が、排気口3から搬出されないよ
うにするためである。
使用される。プラズマアークの噴射流に対する抵
抗を少なくし、該噴射流に乗せて還元生成した金
属煙Vを排気口3から搬出させるためであり、同
時にその一方で、金属煙Vに比べれば著るしく重
い、ペレツトPの未反応破片や炉体1等に起因す
る種々の不純物が、排気口3から搬出されないよ
うにするためである。
第1図及び第2図に例示した装置を使用して、
次の条件で処理した。
次の条件で処理した。
ペレツト:無水塩化ニツケル(純度99.4重量
%)を直径16mm×厚さ10mmの円板状に造粒し
たもの ペレツトの連続供給:167g/分×20分 プラズマトーチ:出力84KW 作動ガス:水素ガス30N/分+アルゴンガス
35N/分 ルツボ:水冷銅製のもの 炉体の排気口より搬出される金属煙を高温のま
まで急冷水捕集し(水タンクを3個直列に並び、
排気口から排出される金属煙を順次水中へ通し
た)、この際得られる懸濁液を固液分離(濾過)
して、分離した固形分を水素ガス気流中で加熱し
た(300℃,2時間/固形分100g)。回収した金
属微粉末を分析した結果、試験回数20回の総合
で、前記金属煙の発生速度は68.1g/分、金属微
粉末の収率90重量%以上、純度98重量%以上、酸
素含有率1.0重量%以下、塩素含有率0.01重量%
以下であつた。
%)を直径16mm×厚さ10mmの円板状に造粒し
たもの ペレツトの連続供給:167g/分×20分 プラズマトーチ:出力84KW 作動ガス:水素ガス30N/分+アルゴンガス
35N/分 ルツボ:水冷銅製のもの 炉体の排気口より搬出される金属煙を高温のま
まで急冷水捕集し(水タンクを3個直列に並び、
排気口から排出される金属煙を順次水中へ通し
た)、この際得られる懸濁液を固液分離(濾過)
して、分離した固形分を水素ガス気流中で加熱し
た(300℃,2時間/固形分100g)。回収した金
属微粉末を分析した結果、試験回数20回の総合
で、前記金属煙の発生速度は68.1g/分、金属微
粉末の収率90重量%以上、純度98重量%以上、酸
素含有率1.0重量%以下、塩素含有率0.01重量%
以下であつた。
〈発明の効果〉
以上説明した通りであるから、本発明による
と、結果的に高純度の極めて細かい金属微粉末を
生産性良く製造することができ、急展開している
金属微粉末の新規利用に対して質的及び量的に充
分適応することができる効果がある。
と、結果的に高純度の極めて細かい金属微粉末を
生産性良く製造することができ、急展開している
金属微粉末の新規利用に対して質的及び量的に充
分適応することができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図(一部
省略)、第2図はその部分拡大図、第3図は本発
明に使用されるルツボを例示する拡大平面図、第
4図は第3図のA−A線部分断面図、第5図は同
じくB−B線部分断面図である。 1……炉体、2……プラズマトーチ、3……排
気口、4,8……ルツボ、5,13,14……陥
部、6……供給口、7……流入口、9,10,1
1,12……傾斜面、P……ペレツト、M……溶
湯、V……金属煙。
省略)、第2図はその部分拡大図、第3図は本発
明に使用されるルツボを例示する拡大平面図、第
4図は第3図のA−A線部分断面図、第5図は同
じくB−B線部分断面図である。 1……炉体、2……プラズマトーチ、3……排
気口、4,8……ルツボ、5,13,14……陥
部、6……供給口、7……流入口、9,10,1
1,12……傾斜面、P……ペレツト、M……溶
湯、V……金属煙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一端に水素ガス又は水素ガスとアルゴンガス
とを作動ガスとするプラズマトーチが装備され且
つ他端に排気口が開口された略々V字形の炉体で
あつて、該炉体のほぼ中央底側にルツボが取付け
られ、該ルツボには金属の溶湯を保持する陥部が
形成されていて、該ルツボに対向する前記炉体の
上側に金属の塩化物のペレツトの供給口が開口さ
れて成る金属微粉末の製造装置。 2 供給口の外側に水素ガス及び/又はアルゴン
ガスの流入口が周設された特許請求の範囲第1項
記載の金属微粉末の製造装置。 3 ルツボが水冷銅製のものである特許請求の範
囲第1項又は第2項記載の金属微粉末の製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17534884A JPS6152307A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 金属微粉末の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17534884A JPS6152307A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 金属微粉末の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6152307A JPS6152307A (ja) | 1986-03-15 |
| JPH0470362B2 true JPH0470362B2 (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=15994495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17534884A Granted JPS6152307A (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 金属微粉末の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6152307A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4305792B2 (ja) * | 1999-03-25 | 2009-07-29 | ソニー株式会社 | 金属の精製方法及び精錬方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4356029A (en) * | 1981-12-23 | 1982-10-26 | Westinghouse Electric Corp. | Titanium product collection in a plasma reactor |
| JPS58174509A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-13 | Nippon Soda Co Ltd | 針状強磁性鉄粉の製造方法 |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP17534884A patent/JPS6152307A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6152307A (ja) | 1986-03-15 |
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