JPH047040Y2 - - Google Patents
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- JPH047040Y2 JPH047040Y2 JP6279084U JP6279084U JPH047040Y2 JP H047040 Y2 JPH047040 Y2 JP H047040Y2 JP 6279084 U JP6279084 U JP 6279084U JP 6279084 U JP6279084 U JP 6279084U JP H047040 Y2 JPH047040 Y2 JP H047040Y2
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- propeller
- bevel gear
- stern
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、船舶の推進装置として使用される二
重反転プロペラ装置に関する。
重反転プロペラ装置に関する。
[従来の技術]
第6図〜13図は船尾における従来のプロペラ
装置を示すもので、第6図は1個のプロペラおよ
びシユーピースをそなえた普通船尾部を示す側面
図、第7図は1個のプロペラをそなえシユーピー
スを持たないクリヤウオーター船尾部を示す側面
図、第8図は二重反転プロペラおよびシユーピー
スをそなえた船尾部を示す側面図、第9図は二重
反転プロペラをそなえシユーピースを持たないク
リヤーウオーター船尾部を示す側面図、第10図
は1個のプロペラおよびシユーピースをそなえた
普通船尾部において同プロペラ前方のスターンフ
レームにリアクシヨンフインを取付けた船尾部を
示す側面図、第11図は二重反転プロペラをそな
えた船舶の船尾付近の縦断面図、第12図は第1
1図の−矢視断面図、第13図は第11
図の−矢視断面図である。
装置を示すもので、第6図は1個のプロペラおよ
びシユーピースをそなえた普通船尾部を示す側面
図、第7図は1個のプロペラをそなえシユーピー
スを持たないクリヤウオーター船尾部を示す側面
図、第8図は二重反転プロペラおよびシユーピー
スをそなえた船尾部を示す側面図、第9図は二重
反転プロペラをそなえシユーピースを持たないク
リヤーウオーター船尾部を示す側面図、第10図
は1個のプロペラおよびシユーピースをそなえた
普通船尾部において同プロペラ前方のスターンフ
レームにリアクシヨンフインを取付けた船尾部を
示す側面図、第11図は二重反転プロペラをそな
えた船舶の船尾付近の縦断面図、第12図は第1
1図の−矢視断面図、第13図は第11
図の−矢視断面図である。
また、第6〜13図において符号1は主船体、
2は舵、3はラダーホーン、4はシユーピース、
5はプロペラ、5aは前方プロペラ、5bは後方
プロペラ、6は軸、6aは外軸、6bは内軸、7
は基線、8は喫水線、9は後部垂線、10はプロ
ペラ軸線、11,11a,11bはプロペラ位置
線、12a,12bはスターンフレーム、13は
スターンフレーム位置線、、14は船尾ボツシン
グ、15a,15b,15c,15d,15eは
リアクシヨンフイン、16はエンジン、17a,
17bはエンジン支持台、18,19は歯車、2
0は軸、21,22,23は歯車、H,H′はプ
ロペラ軸線10の基線7からの高さ、aはプロペ
ラまたは後方プロペラの前方クリアランス、a′は
前方プロペラの前方クリアランス、bはプロペラ
または後方プロペラの後方クリアランス、cはプ
ロペラ上方クリアランス、Lppは船舶の垂線間長、
L1は後部垂線より後端までの水線長、L2は後部
垂線9よりスターンフレーム位置線13までの距
離、L3は後部垂線9よりプロペラ位置線11ま
たは11bまでの距離、Δlはプロペラ位置線1
1aと11bとの間の距離、L0は排水量を持つ
実質的な船体長さ(Lpp−L2)、ΔL,ΔL′,
ΔL″は1個のプロペラをそなえた船舶の船尾に対
する垂線間長Lppの増加分(L0を同一とした場合)
を示している。
2は舵、3はラダーホーン、4はシユーピース、
5はプロペラ、5aは前方プロペラ、5bは後方
プロペラ、6は軸、6aは外軸、6bは内軸、7
は基線、8は喫水線、9は後部垂線、10はプロ
ペラ軸線、11,11a,11bはプロペラ位置
線、12a,12bはスターンフレーム、13は
スターンフレーム位置線、、14は船尾ボツシン
グ、15a,15b,15c,15d,15eは
リアクシヨンフイン、16はエンジン、17a,
17bはエンジン支持台、18,19は歯車、2
0は軸、21,22,23は歯車、H,H′はプ
ロペラ軸線10の基線7からの高さ、aはプロペ
ラまたは後方プロペラの前方クリアランス、a′は
前方プロペラの前方クリアランス、bはプロペラ
または後方プロペラの後方クリアランス、cはプ
ロペラ上方クリアランス、Lppは船舶の垂線間長、
L1は後部垂線より後端までの水線長、L2は後部
垂線9よりスターンフレーム位置線13までの距
離、L3は後部垂線9よりプロペラ位置線11ま
たは11bまでの距離、Δlはプロペラ位置線1
1aと11bとの間の距離、L0は排水量を持つ
実質的な船体長さ(Lpp−L2)、ΔL,ΔL′,
ΔL″は1個のプロペラをそなえた船舶の船尾に対
する垂線間長Lppの増加分(L0を同一とした場合)
を示している。
以下、従来のプロペラ装置をそなえた船舶の船
尾形状について説明すると、第6図に示すような
1個のプロペラ5およびシユーピース4をそなえ
た普通船尾の船舶は最も基本的な船尾形状を有す
るものであり、舵2の面積は、船舶が必要とする
旋回性能および方向安定性能より定まる一方、舵
軸(後部垂線9が舵2の軸線と一致している)の
前後の舵面積の配分は、舵軸モーメントをできる
だけ小さくする見地から決定される。
尾形状について説明すると、第6図に示すような
1個のプロペラ5およびシユーピース4をそなえ
た普通船尾の船舶は最も基本的な船尾形状を有す
るものであり、舵2の面積は、船舶が必要とする
旋回性能および方向安定性能より定まる一方、舵
軸(後部垂線9が舵2の軸線と一致している)の
前後の舵面積の配分は、舵軸モーメントをできる
だけ小さくする見地から決定される。
また、プロペラ位置線11は、プロペラ5の前
後のクリアランスa,bによりプロペラ起振力を
軽減する見地と、船舶の建造コストを少なくおさ
える見地とから決定される。さらに、プロペラ上
方クリアランスcも起振力を軽減する見地と、船
体形状のフエアリングの見地とから決定される。
後のクリアランスa,bによりプロペラ起振力を
軽減する見地と、船舶の建造コストを少なくおさ
える見地とから決定される。さらに、プロペラ上
方クリアランスcも起振力を軽減する見地と、船
体形状のフエアリングの見地とから決定される。
第7図に示すように、1個のプロペラ5をそな
えたクリヤーウオーター船尾の船舶では、第6図
に示す普通船尾に比べて、プロペラ5下方のシユ
ーピース4が無くなつていることに特徴があり、
これによりプロペラ軸線10の下方に下げること
が可能となつて、その基線7からの高さH′は普
通船尾における高さHより小さくなる。
えたクリヤーウオーター船尾の船舶では、第6図
に示す普通船尾に比べて、プロペラ5下方のシユ
ーピース4が無くなつていることに特徴があり、
これによりプロペラ軸線10の下方に下げること
が可能となつて、その基線7からの高さH′は普
通船尾における高さHより小さくなる。
このため、クリヤーウオーター船尾の船舶で
は、普通船尾よりもプロペラ没水深度を大きくで
きるので、大直径のプロペラを採用できる効果が
ある。また、推進性能向上や起振力減少の点にお
いても効果がある。
は、普通船尾よりもプロペラ没水深度を大きくで
きるので、大直径のプロペラを採用できる効果が
ある。また、推進性能向上や起振力減少の点にお
いても効果がある。
しかし、シユーピース4が無いため、舵2を上
方のラダーホーン3のみによつて支持しなければ
ならず、必然的にラダーホーン3の寸法が大きく
なるとともに、プロペラ5に対して所要のクリア
ランスa,bを確保すると、舵2の軸線を兼ねる
後部垂線9は、普通船尾の場合よりΔLだけ後退
することになる。
方のラダーホーン3のみによつて支持しなければ
ならず、必然的にラダーホーン3の寸法が大きく
なるとともに、プロペラ5に対して所要のクリア
ランスa,bを確保すると、舵2の軸線を兼ねる
後部垂線9は、普通船尾の場合よりΔLだけ後退
することになる。
第8図に示すように、二重反転プロペラ5a,
5bおよびシユーピース4をそなえた船尾を有す
る船舶では、第6,7図に示すような1個のプロ
ペラ5を使用するものと比較して、プロペラ5
a,5b後流の回転エネルギが回収されるので、
プロペラ効率を向上することができる。
5bおよびシユーピース4をそなえた船尾を有す
る船舶では、第6,7図に示すような1個のプロ
ペラ5を使用するものと比較して、プロペラ5
a,5b後流の回転エネルギが回収されるので、
プロペラ効率を向上することができる。
通常、前方プロペラ5a、後方プロペラ5bが
それぞれ船舶の所要馬力の1/2ずつを分担するの
が効率上最も好ましいとされているため、プロペ
ラ回転数は前方プロペラ5aと後方プロペラ5b
とを同一とし、それぞれの回転方向は互いに逆方
向に選ばれる。
それぞれ船舶の所要馬力の1/2ずつを分担するの
が効率上最も好ましいとされているため、プロペ
ラ回転数は前方プロペラ5aと後方プロペラ5b
とを同一とし、それぞれの回転方向は互いに逆方
向に選ばれる。
このとき、後方プロペラ5bに対しては前方プ
ロペラ5aによつて加速された流れが流入するの
で、後方プロペラ5bの直径DAは前方プロペラ
5aの直径DFよりも小さくするとともに、後方
プロペラ5bのピツチPAは前方プロペラ5aの
ピツチPFよりも大きくなる。すなわち、 DA/DF<1……(1),PA/PF<1 ……(2) となる。
ロペラ5aによつて加速された流れが流入するの
で、後方プロペラ5bの直径DAは前方プロペラ
5aの直径DFよりも小さくするとともに、後方
プロペラ5bのピツチPAは前方プロペラ5aの
ピツチPFよりも大きくなる。すなわち、 DA/DF<1……(1),PA/PF<1 ……(2) となる。
一方、前後のプロペラ5a,5bの前後方にそ
れぞれ必要なクリアランスa′,bをとり、さらに
これに前後のプロペラ位置線11a,11b間の
距離Δlを加えると、第6図に示す1個のプロペ
ラおよびシユーピースをそなえた普通船尾の船舶
の場合よりも後部垂線9からスターンフレーム位
置線13までの距離L2は増大することになり、
結局、後部垂線9はΔL′だけ後退することにな
る。
れぞれ必要なクリアランスa′,bをとり、さらに
これに前後のプロペラ位置線11a,11b間の
距離Δlを加えると、第6図に示す1個のプロペ
ラおよびシユーピースをそなえた普通船尾の船舶
の場合よりも後部垂線9からスターンフレーム位
置線13までの距離L2は増大することになり、
結局、後部垂線9はΔL′だけ後退することにな
る。
第9図に示すように、二重反転プロペラ5a,
5bをそなえたクリヤーウオーター船尾の船舶で
は、第8図に示す前述の船舶の場合と同様、二重
反転プロペラ5a,5bを採用することにより、
第7図に示す1個のプロペラをそなえたクリヤー
ウオーター船尾の船舶の場合に比べて、プロペラ
効率を向上することができるが、後部軸線13か
らスターンフレーム位置線13までの距離L2が
増大することになるため、結局、後部垂線9は、
第6図に示す1個のプロペラおよびシユーピース
をそなえた普通船尾における後部垂線9よりも
ΔL″だけ後退することになる(ΔL″>ΔL′)。
5bをそなえたクリヤーウオーター船尾の船舶で
は、第8図に示す前述の船舶の場合と同様、二重
反転プロペラ5a,5bを採用することにより、
第7図に示す1個のプロペラをそなえたクリヤー
ウオーター船尾の船舶の場合に比べて、プロペラ
効率を向上することができるが、後部軸線13か
らスターンフレーム位置線13までの距離L2が
増大することになるため、結局、後部垂線9は、
第6図に示す1個のプロペラおよびシユーピース
をそなえた普通船尾における後部垂線9よりも
ΔL″だけ後退することになる(ΔL″>ΔL′)。
第10図に示すように、1個のプロペラ5およ
びシユーピース4をそなえた普通船尾においてそ
のプロペラ5前方のスターンフレーム12a,1
2bにリアクシヨンフイン15a,15b,15
c,15d,15e……を取りつけた場合、船尾
形状は、第6図に示すものと変らないが、これら
のリアクシヨンフイン15a,……によつてプロ
ペラ5の前方にプロペラ5の回転と逆方向の回転
伴流を形成させ、プロペラ5によつて生ずる回転
流と互いに打消させることによつて回転エネルギ
の回収をはかり、推進効率の向上をはかれるので
ある。
びシユーピース4をそなえた普通船尾においてそ
のプロペラ5前方のスターンフレーム12a,1
2bにリアクシヨンフイン15a,15b,15
c,15d,15e……を取りつけた場合、船尾
形状は、第6図に示すものと変らないが、これら
のリアクシヨンフイン15a,……によつてプロ
ペラ5の前方にプロペラ5の回転と逆方向の回転
伴流を形成させ、プロペラ5によつて生ずる回転
流と互いに打消させることによつて回転エネルギ
の回収をはかり、推進効率の向上をはかれるので
ある。
しかし、本システムによつてプロペラ5後流の
回転エネルギーを完全に回収することは難しく、
通常はその1/2程度が回収されている。また、リ
アクシヨンフイン15a,……自体が推進抵抗と
なるので、できるだけ抵抗の少ない形状のものを
設計することが必要である。
回転エネルギーを完全に回収することは難しく、
通常はその1/2程度が回収されている。また、リ
アクシヨンフイン15a,……自体が推進抵抗と
なるので、できるだけ抵抗の少ない形状のものを
設計することが必要である。
ところで、第11〜13図に示すように、二重
反転プロペラ5a,5bを駆動するための機関室
内には、エンジン16が配置され、このエンジン
16と後方プロペラ5bとを結ぶ内軸6bに歯車
18を固着し、この歯車18に噛み合う歯車1
9、同歯車19と軸20とを介して結合された歯
車21および同歯車21に噛み合う歯車22を経
て、前方プロペラ5aに連結される外軸6aに固
着された歯車23が駆動され、内軸6bと外軸6
aとの回転方向が逆方向となる。また、歯車21
と23とは同径に形成されており、内軸6bおよ
び外軸6aが同じ回転数になるようになつてい
る。
反転プロペラ5a,5bを駆動するための機関室
内には、エンジン16が配置され、このエンジン
16と後方プロペラ5bとを結ぶ内軸6bに歯車
18を固着し、この歯車18に噛み合う歯車1
9、同歯車19と軸20とを介して結合された歯
車21および同歯車21に噛み合う歯車22を経
て、前方プロペラ5aに連結される外軸6aに固
着された歯車23が駆動され、内軸6bと外軸6
aとの回転方向が逆方向となる。また、歯車21
と23とは同径に形成されており、内軸6bおよ
び外軸6aが同じ回転数になるようになつてい
る。
[考案が解決しようとする問題点]
第8,9図に示す従来の二重反転プロペラ5
a,5bは上述のように、1個のプロペラを使用
する場合あるいはリアクシヨンフインを取付けた
場合に比べてプロペラ効率が向上するが、後部垂
線9がそれぞれΔL′,(ΔL″−ΔL)だけ後退する
ことになる。すなわち、垂線間長LppがΔL′また
は(ΔL″−ΔL)だけ増加することになる。この
垂線間長Lppの増加は、そのまま水線長(Lpp+
L1)の増加につながり、船舶の波浪中での縦曲
げモーメントの増加をもたらすため、この曲げモ
ーメントに対する船体縦強度の補強が必要となつ
て船体重量の増加および建造コストの増大をもた
らすという問題点がある。
a,5bは上述のように、1個のプロペラを使用
する場合あるいはリアクシヨンフインを取付けた
場合に比べてプロペラ効率が向上するが、後部垂
線9がそれぞれΔL′,(ΔL″−ΔL)だけ後退する
ことになる。すなわち、垂線間長LppがΔL′また
は(ΔL″−ΔL)だけ増加することになる。この
垂線間長Lppの増加は、そのまま水線長(Lpp+
L1)の増加につながり、船舶の波浪中での縦曲
げモーメントの増加をもたらすため、この曲げモ
ーメントに対する船体縦強度の補強が必要となつ
て船体重量の増加および建造コストの増大をもた
らすという問題点がある。
また、このような船体重量の増加は、二重反転
プロペラ5a,5bの採用によるプロペラ効率増
加の効果を減少させる問題点もある。
プロペラ5a,5bの採用によるプロペラ効率増
加の効果を減少させる問題点もある。
本考案は、これらの問題点を解決しようとする
もので、前方プロペラの後方回転流と後方プロペ
ラの後方回転流とが十分に打消し合うようにして
プロペラ効率の高い二重反転プロペラとしての機
能を十分に維持しながら、前方プロペラの回転数
を後方プロペラの回転数よりも低くすることによ
り、1個のプロペラをそなえた船舶に比べて船舶
の垂線間長Lppや水線長(Lpp+L1)を極力増加さ
せないようにし、これにより船体重量の増加や建
造コストの増大を招かないようにした二重反転プ
ロペラ装置を提供することを目的とする。
もので、前方プロペラの後方回転流と後方プロペ
ラの後方回転流とが十分に打消し合うようにして
プロペラ効率の高い二重反転プロペラとしての機
能を十分に維持しながら、前方プロペラの回転数
を後方プロペラの回転数よりも低くすることによ
り、1個のプロペラをそなえた船舶に比べて船舶
の垂線間長Lppや水線長(Lpp+L1)を極力増加さ
せないようにし、これにより船体重量の増加や建
造コストの増大を招かないようにした二重反転プ
ロペラ装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
このため本考案の二重反転プロペラ装置は、同
一軸線上に、互いに反対方向に回転する前方プロ
ペラと後方プロペラとを隣接してそなえた二重反
転プロペラ装置において、上記前方プロペラの直
径およびピツチをそれぞれ上記後方プロペラの直
径およびピツチよりも大きくし、上記後方プロペ
ラとエンジンの主軸とを結ぶ内軸から上記前方プ
ロペラに連結された外軸に回転方向を逆にして動
力の一部を伝達する傘歯車機構をそなえ、同傘歯
車機構が、上記内軸に固着された第1の傘歯車
と、上記外軸に固着された第2の傘歯車と、同第
1および第2の傘歯車に噛み合う第3の歯車とで
構成されて、上記第3の傘歯車の回転軸を内側に
装着されたリングホイールが上記内軸の回転軸線
と同心的に配設されるとともに、同リングホイー
ルにより補機を回転駆動しうる動力伝達手段が設
けられたことを特徴としている。
一軸線上に、互いに反対方向に回転する前方プロ
ペラと後方プロペラとを隣接してそなえた二重反
転プロペラ装置において、上記前方プロペラの直
径およびピツチをそれぞれ上記後方プロペラの直
径およびピツチよりも大きくし、上記後方プロペ
ラとエンジンの主軸とを結ぶ内軸から上記前方プ
ロペラに連結された外軸に回転方向を逆にして動
力の一部を伝達する傘歯車機構をそなえ、同傘歯
車機構が、上記内軸に固着された第1の傘歯車
と、上記外軸に固着された第2の傘歯車と、同第
1および第2の傘歯車に噛み合う第3の歯車とで
構成されて、上記第3の傘歯車の回転軸を内側に
装着されたリングホイールが上記内軸の回転軸線
と同心的に配設されるとともに、同リングホイー
ルにより補機を回転駆動しうる動力伝達手段が設
けられたことを特徴としている。
[作用]
上述の本考案の二重反転プロペラ装置によれ
ば、前方プロペラの直径およびピツチが、それぞ
れ後方プロペラの直径およびピツチよりも大きく
設定されているので、傘歯車機構により、自動的
に前方プロペラの回転数が後方プロペラの回転数
より低下し、前方プロペラにキヤビテーシヨンが
発生し難くなるので、プロペラと船体とのクリア
ランスを小さくすることができる。また、前方プ
ロペラの回転数の低下に伴つて、上記傘歯車機構
に付設されたリングホイールが回転し、その回転
力は補機の回転駆動に用いられる。
ば、前方プロペラの直径およびピツチが、それぞ
れ後方プロペラの直径およびピツチよりも大きく
設定されているので、傘歯車機構により、自動的
に前方プロペラの回転数が後方プロペラの回転数
より低下し、前方プロペラにキヤビテーシヨンが
発生し難くなるので、プロペラと船体とのクリア
ランスを小さくすることができる。また、前方プ
ロペラの回転数の低下に伴つて、上記傘歯車機構
に付設されたリングホイールが回転し、その回転
力は補機の回転駆動に用いられる。
[実施例]
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1〜4図は本考案の第1実施例として
の二重反転プロペラ装置を示すもので、第1図は
本装置をそなえた船舶の船尾部を示す側面図、第
2図は同船尾部の縦断面図、第3図は同船尾部の
水平断面図、第4図は第2図の−矢視断面図
であり、第5図は本考案の第2実施例としての二
重反転プロペラ装置をそなえた船舶の船尾部を示
す側面図である。
すると、第1〜4図は本考案の第1実施例として
の二重反転プロペラ装置を示すもので、第1図は
本装置をそなえた船舶の船尾部を示す側面図、第
2図は同船尾部の縦断面図、第3図は同船尾部の
水平断面図、第4図は第2図の−矢視断面図
であり、第5図は本考案の第2実施例としての二
重反転プロペラ装置をそなえた船舶の船尾部を示
す側面図である。
第1〜5図において、既述のものと同じ符号は
ほぼ同様の部分を示しており、符号cおよびc′は
それぞれ後方および前方プロペラの上方クリアラ
ンス、24は第1の傘歯車、25a,25bは第
3の傘歯車、26は第2の傘歯車、27はリング
ホイール、28は平歯車、29は軸、30は補機
としての発電機、31は支持台、32a,32b
は軸、Gは傘歯車機構を示している。
ほぼ同様の部分を示しており、符号cおよびc′は
それぞれ後方および前方プロペラの上方クリアラ
ンス、24は第1の傘歯車、25a,25bは第
3の傘歯車、26は第2の傘歯車、27はリング
ホイール、28は平歯車、29は軸、30は補機
としての発電機、31は支持台、32a,32b
は軸、Gは傘歯車機構を示している。
本考案の第1実施例では、第1図に示すよう
に、クリヤーウオーター船尾部において、同一軸
線10上に互いに反対方向に回転する前方プロペ
ラ5aと後方プロペラ5bとが隣接してそなえら
れて、二重反転プロペラが構成されており、前方
プロペラ5aの直径DFおよびピツチPFは、それ
ぞれ後方プロペラ5bの直径DAおよびピツチPA
より大きく形成されている。
に、クリヤーウオーター船尾部において、同一軸
線10上に互いに反対方向に回転する前方プロペ
ラ5aと後方プロペラ5bとが隣接してそなえら
れて、二重反転プロペラが構成されており、前方
プロペラ5aの直径DFおよびピツチPFは、それ
ぞれ後方プロペラ5bの直径DAおよびピツチPA
より大きく形成されている。
すなわち、
DA/DF<1……(3),PA/PF<1 ……(4)
とし、前方プロペラ5aの分担する馬力および回
転数をともに後方プロペラ5bのそれよりも小さ
くする。
転数をともに後方プロペラ5bのそれよりも小さ
くする。
なお、(3)式は、従来の二重反転プロペラの場合
の(1)式と同一であり、前方プロペラ5aの縮流の
中に後方プロペラ5bがほぼ収まることになる。
一方(4)式は従来の(2)式とは逆になるが、ピツチの
大きいプロペラの方が後方回転流が強くなる傾向
があるので、前方プロペラ5aの回転数および馬
力が後方プロペラ5bよりも少ないにもかかわら
ず、後方プロペラ5bよりもピツチの大きい前方
プロペラ5aの後方回転流は、後方プロペラ5b
の後方回転流を適切に打消すことができる。
の(1)式と同一であり、前方プロペラ5aの縮流の
中に後方プロペラ5bがほぼ収まることになる。
一方(4)式は従来の(2)式とは逆になるが、ピツチの
大きいプロペラの方が後方回転流が強くなる傾向
があるので、前方プロペラ5aの回転数および馬
力が後方プロペラ5bよりも少ないにもかかわら
ず、後方プロペラ5bよりもピツチの大きい前方
プロペラ5aの後方回転流は、後方プロペラ5b
の後方回転流を適切に打消すことができる。
また、前方プロペラ5aの分担馬力が後方プロ
ペラ5bの分担馬力より小さいので、前方プロペ
ラ5aの翼展開面積AFを後方プロペラ5bの翼
展開面積AAより小さくすることができる。すな
わち、 AF/AA>1 ……(5) を(3),(4)式に加えて構成することも可能である。
ペラ5bの分担馬力より小さいので、前方プロペ
ラ5aの翼展開面積AFを後方プロペラ5bの翼
展開面積AAより小さくすることができる。すな
わち、 AF/AA>1 ……(5) を(3),(4)式に加えて構成することも可能である。
一方、第2〜4図に示すように、後方プロペラ
5bと主船体1内のエンジン支持台17a,17
b上に支持されるエンジン16の主軸とを結ぶ内
軸6bから前方プロペラ5aに連結された外軸6
aに回転方向を逆にして動力の一部を伝達する傘
歯車機構Gが主船体1内にそなえられている。
5bと主船体1内のエンジン支持台17a,17
b上に支持されるエンジン16の主軸とを結ぶ内
軸6bから前方プロペラ5aに連結された外軸6
aに回転方向を逆にして動力の一部を伝達する傘
歯車機構Gが主船体1内にそなえられている。
この傘歯車機構Gは、内軸6bに固着された第
1の傘歯車24と、外軸6aに固着された第2の
傘歯車26と、これらの傘歯車24と26とに噛
み合つて介装される2個の第3の傘歯車25a,
25bとから構成されており、第3の傘歯車25
aおよび25bはそれぞれ回転軸32aおよび3
2bによつて支持される。
1の傘歯車24と、外軸6aに固着された第2の
傘歯車26と、これらの傘歯車24と26とに噛
み合つて介装される2個の第3の傘歯車25a,
25bとから構成されており、第3の傘歯車25
aおよび25bはそれぞれ回転軸32aおよび3
2bによつて支持される。
さらに、これらの回転軸32a,32bを内側
に装着されたリングホイール27が内軸6bの回
転軸線と同心的に且つ傘歯車25a,25bと一
体となつて回転可能に配設されている。
に装着されたリングホイール27が内軸6bの回
転軸線と同心的に且つ傘歯車25a,25bと一
体となつて回転可能に配設されている。
そして、リングホイール27は、平歯車28お
よび軸29を介して、支持台31上に設置される
補機としての発電機30に接続され、この発電機
30を回転駆動する。すなわち、前述のように、
前方プロペラ5aの回転数が後方プロペラ5bの
回転数よりも小さいことにより、傘歯車機構Gに
おけるリングホイール27が回転するようにな
り、このリングホイール27の回転力により発電
機30などの補機の回転駆動が行なわれるもので
ある。
よび軸29を介して、支持台31上に設置される
補機としての発電機30に接続され、この発電機
30を回転駆動する。すなわち、前述のように、
前方プロペラ5aの回転数が後方プロペラ5bの
回転数よりも小さいことにより、傘歯車機構Gに
おけるリングホイール27が回転するようにな
り、このリングホイール27の回転力により発電
機30などの補機の回転駆動が行なわれるもので
ある。
なお、発電機等の補機を回転駆動しうる動力伝
達手段としては、本実施例のごとくリングホイー
ル27を用い、その噛合により動力を伝達する手
段以外にも、リングホイールとしてスプロケツト
を用いチエーンにより動力を伝達する手段や、ベ
ルト車を用い、ベルトにより動力を伝達する手段
など様々な手段が考えられる。
達手段としては、本実施例のごとくリングホイー
ル27を用い、その噛合により動力を伝達する手
段以外にも、リングホイールとしてスプロケツト
を用いチエーンにより動力を伝達する手段や、ベ
ルト車を用い、ベルトにより動力を伝達する手段
など様々な手段が考えられる。
本考案の第2実施例では、第5図に示すよう
に、本装置を、シユーピース4をそなえた船舶に
適用した場合を示しており、第1実施例と同様に
構成されている。
に、本装置を、シユーピース4をそなえた船舶に
適用した場合を示しており、第1実施例と同様に
構成されている。
本考案の第1実施例および第2実施例としての
二重反転プロペラ装置は上述のように構成されて
いるので、推進力を得るために前後のプロペラ5
a,5bを回転させる場合には、エンジン1bを
作動させ、それによつて発生する動力の1/2以上
を内軸6bを通して後方プロペラ5bに伝達させ
るとともに、残りの動力の一部を傘歯車機構Gを
介し外軸6aに接続する前方プロペラ5aに後方
プロペラ5bとは回転を逆にして伝達させる。
二重反転プロペラ装置は上述のように構成されて
いるので、推進力を得るために前後のプロペラ5
a,5bを回転させる場合には、エンジン1bを
作動させ、それによつて発生する動力の1/2以上
を内軸6bを通して後方プロペラ5bに伝達させ
るとともに、残りの動力の一部を傘歯車機構Gを
介し外軸6aに接続する前方プロペラ5aに後方
プロペラ5bとは回転を逆にして伝達させる。
一方、動力の他の一部は、傘歯車24と傘歯車
26との回転差によつて生ずる傘歯車25a,2
5bおよび軸32a,32bを含むリングホイー
ル27の回転により、平歯車28および軸29を
介して補機としての発電機30へ伝達され、船内
の諸装置・機器に電力を供給する電力源として利
用されるのである。
26との回転差によつて生ずる傘歯車25a,2
5bおよび軸32a,32bを含むリングホイー
ル27の回転により、平歯車28および軸29を
介して補機としての発電機30へ伝達され、船内
の諸装置・機器に電力を供給する電力源として利
用されるのである。
ところで、後方プロペラ5bの回転数に比べ
て、前方プロペラ5aの回転数はリングホイール
27の回転数だけ減少することになるが、前述の
ように、後方プロペラ5bよりもピツチの大きい
前方プロペラ5aの後方回転流は、後方プロペラ
5bの後方回転流を適切に打消すことができるの
で、二重反転プロペラ全体としてのプロペラ後流
中に回転成分を残すことは殆ど無く、効率のよい
二重反転プロペラとしての機能は十分に維持され
る。
て、前方プロペラ5aの回転数はリングホイール
27の回転数だけ減少することになるが、前述の
ように、後方プロペラ5bよりもピツチの大きい
前方プロペラ5aの後方回転流は、後方プロペラ
5bの後方回転流を適切に打消すことができるの
で、二重反転プロペラ全体としてのプロペラ後流
中に回転成分を残すことは殆ど無く、効率のよい
二重反転プロペラとしての機能は十分に維持され
る。
また、前方プロペラ5aの回転数の減少に伴
い、前方プロペラ5aの推力分担の割合は全推力
の1/2より小となり、逆に後方プロペラの推力分
担の割合は全推力の1/2より大となる。
い、前方プロペラ5aの推力分担の割合は全推力
の1/2より小となり、逆に後方プロペラの推力分
担の割合は全推力の1/2より大となる。
このようにして、前方プロペラ5aの回転数が
低くなり、前方プロペラ5aの回転によるキヤビ
テーシヨンが発生し難くなるので、前方プロペラ
5aによるプロペラ変動圧力が大幅に減少する。
低くなり、前方プロペラ5aの回転によるキヤビ
テーシヨンが発生し難くなるので、前方プロペラ
5aによるプロペラ変動圧力が大幅に減少する。
これにより、プロペラ前後のクリアランスa,
b,cは後方プロペラ5bに対して算定すればよ
いようになり、船舶の垂線間長Lppや水線長(Lpp
+L1)が、従来の第8,9図に示す場合と比べ、
大幅に短縮されるようになって、1個のプロペラ
をそなえた船舶(第6,7図参照)の場合とほぼ
同等になり、これに伴い船体重量の増加や建造コ
ストの増大を抑制できる効果が得られる。
b,cは後方プロペラ5bに対して算定すればよ
いようになり、船舶の垂線間長Lppや水線長(Lpp
+L1)が、従来の第8,9図に示す場合と比べ、
大幅に短縮されるようになって、1個のプロペラ
をそなえた船舶(第6,7図参照)の場合とほぼ
同等になり、これに伴い船体重量の増加や建造コ
ストの増大を抑制できる効果が得られる。
また、前方プロペラ5aに対するクリアランス
a′,c′は後方プロペラ5bのクリアランスa,c
の1/2程度にまで減少されるが、プロペラ変動圧
力が大幅に小さい前方プロペラ5aによる起振力
は後方プロペラ5bによる起振力と同等ないしそ
れ以下となるため、プロペラ起振力によつて不具
合を生じることはない。
a′,c′は後方プロペラ5bのクリアランスa,c
の1/2程度にまで減少されるが、プロペラ変動圧
力が大幅に小さい前方プロペラ5aによる起振力
は後方プロペラ5bによる起振力と同等ないしそ
れ以下となるため、プロペラ起振力によつて不具
合を生じることはない。
[考案の効果]
以上詳述したように、本考案の二重反転プロペ
ラ装置によれば、同一軸線上に、互いに反対方向
に回転する前方プロペラと後方プロペラとを隣接
してそなえた二重反転プロペラ装置において、前
方プロペラの直径およびピツチをそれぞれ後方プ
ロペラの直径およびピツチよりも大きくし、上記
後方プロペラとエンジンの主軸とを結ぶ内軸から
上記前方プロペラに連結された外軸に回転方向を
逆にして動力の一部を伝達する傘歯車機構をそな
え、同傘歯車機構が、上記内軸に固着された第1
の傘歯車と、上記外軸に固着された第2の傘歯車
と、同第1および第2の傘歯車に噛み合う第3の
歯車とで構成されて、上記第3の傘歯車の回転軸
を内側に装着されたリングホイールが上記内軸の
回転軸線と同心的に配設されるとともに、同リン
グホイールにより補機を回転駆動しうる動力伝達
手段が設けられるという簡素な構成で、次のよう
な効果ないし利点が得られる。
ラ装置によれば、同一軸線上に、互いに反対方向
に回転する前方プロペラと後方プロペラとを隣接
してそなえた二重反転プロペラ装置において、前
方プロペラの直径およびピツチをそれぞれ後方プ
ロペラの直径およびピツチよりも大きくし、上記
後方プロペラとエンジンの主軸とを結ぶ内軸から
上記前方プロペラに連結された外軸に回転方向を
逆にして動力の一部を伝達する傘歯車機構をそな
え、同傘歯車機構が、上記内軸に固着された第1
の傘歯車と、上記外軸に固着された第2の傘歯車
と、同第1および第2の傘歯車に噛み合う第3の
歯車とで構成されて、上記第3の傘歯車の回転軸
を内側に装着されたリングホイールが上記内軸の
回転軸線と同心的に配設されるとともに、同リン
グホイールにより補機を回転駆動しうる動力伝達
手段が設けられるという簡素な構成で、次のよう
な効果ないし利点が得られる。
(1) 前方プロペラ5aの直径およびピツチがそれ
ぞれ後方プロペラ5bの直径およびピツチより
も大きく設定されるので、後方プロペラ5bの
回転数に比べて、前方プロペラ5aの回転数は
リングホイール27の回転数だけ減少すること
になるが、後方プロペラ5bよりもピツチの大
きい前方プロペラ5aの後方回転流は、後方プ
ロペラ5bの後方回転流を適切に打消すことが
できるので、二重反転プロペラ全体としてのプ
ロペラ後流中に回転成分を残すことは殆んど無
く、効率のよい二重反転プロペラとしての機能
は十分に維持される。
ぞれ後方プロペラ5bの直径およびピツチより
も大きく設定されるので、後方プロペラ5bの
回転数に比べて、前方プロペラ5aの回転数は
リングホイール27の回転数だけ減少すること
になるが、後方プロペラ5bよりもピツチの大
きい前方プロペラ5aの後方回転流は、後方プ
ロペラ5bの後方回転流を適切に打消すことが
できるので、二重反転プロペラ全体としてのプ
ロペラ後流中に回転成分を残すことは殆んど無
く、効率のよい二重反転プロペラとしての機能
は十分に維持される。
(2) 前方プロペラの回転数は後方プロペラの回転
数よりも低下するので、プロペラ前後のクリア
ランスa,bの設定は後方プロペラ5bに対し
て行えばよく、これにより1個のプロペラをそ
なえた船舶とほとんど同じプロペラクリアラン
スa,bで二重反転プロペラをそなえられるの
で、船舶の垂線間長Lppや水線長(Lpp+L1)も
1個のプロペラをそなえた船舶と同様にするこ
とができ、Lppや(Lpp+L1)の増大による船体
重量の増加や、建造コストの増大を生じないの
であり、船体重量の増加による推進効率の低下
を招くこともない。
数よりも低下するので、プロペラ前後のクリア
ランスa,bの設定は後方プロペラ5bに対し
て行えばよく、これにより1個のプロペラをそ
なえた船舶とほとんど同じプロペラクリアラン
スa,bで二重反転プロペラをそなえられるの
で、船舶の垂線間長Lppや水線長(Lpp+L1)も
1個のプロペラをそなえた船舶と同様にするこ
とができ、Lppや(Lpp+L1)の増大による船体
重量の増加や、建造コストの増大を生じないの
であり、船体重量の増加による推進効率の低下
を招くこともない。
(3) 従来の二重反転プロペラの場合に比べてプロ
ペラのオーバーハング量(L2−L3)が小さい
ので、外軸および内軸の支持が容易となる。
ペラのオーバーハング量(L2−L3)が小さい
ので、外軸および内軸の支持が容易となる。
(4) 前方プロペラの回転数が後方プロペラの回転
数よりも減少するため、外軸の内面と内軸の外
面との相対速度が、従来より減少し、この部分
の軸受構造が容易になるとともに、焼付けによ
る損傷を生ずる危険性が減少する。
数よりも減少するため、外軸の内面と内軸の外
面との相対速度が、従来より減少し、この部分
の軸受構造が容易になるとともに、焼付けによ
る損傷を生ずる危険性が減少する。
(5) エンジンにより発電機等の補機が駆動される
ため、船舶の航走中には補機専用のエンジンが
を作動させる必要がなくなり、燃料の節約がは
かれる。
ため、船舶の航走中には補機専用のエンジンが
を作動させる必要がなくなり、燃料の節約がは
かれる。
第1〜4図は本考案の第1実施例としての二重
反転プロペラ装置を示すもので、第1図は本装置
をそなえた船舶の船尾部を示す側面図、第2図は
同船尾部の縦断面図、第3図は同船尾部の水平断
面図、第4図は第2図の−矢視断面図であ
り、第5図は本考案の第2実施例としての二重反
転プロペラ装置をそなえた船舶の船尾部を示す側
面図であり、第6〜13図は従来のプロペラ装置
を示すもので、第6図は1個のプロペラおよびシ
ユーピースをそなえた普通船尾部を示す側面図、
第7図は1個のプロペラをそなえシユーピースを
持たないクリヤウオーター船尾部を示す側面図、
第8図は二重反転プロペラおよびシユーピースを
そなえた船尾部を示す側面図、第9図は二重反転
プロペラをそなえシユーピースを持たないクリヤ
ーウオーター船尾部を示す側面図、第10図は1
個のプロペラおよびシユーピースをそなえた普通
船尾部において同プロペラ前方のスターンフレー
ムにリアクシヨンフインを取付けた船尾部を示す
側面図である。 1……主船体、2……舵、3……ラダーホー
ン、4……シユーピース、5a……前方プロペ
ラ、5b……後方プロペラ、6a……外軸、6b
……内軸、7……基線、8……喫水線、9……後
部垂線、10……プロペラ軸線、11a,11b
……プロペラ位置線、12a,12b……スター
ンフレーム、13……スターンフレーム位置線、
14……船尾ボツシング、16……エンジン、1
7a,17b……エンジン支持台、24……第1
の傘歯車、25a,25b……第3の傘歯車、2
6……第2の傘歯車、27……リングホイール、
28……平歯車、29……軸、30……補機とし
ての発電機、31……支持台、32a,32b…
…軸、G……傘歯車機構。
反転プロペラ装置を示すもので、第1図は本装置
をそなえた船舶の船尾部を示す側面図、第2図は
同船尾部の縦断面図、第3図は同船尾部の水平断
面図、第4図は第2図の−矢視断面図であ
り、第5図は本考案の第2実施例としての二重反
転プロペラ装置をそなえた船舶の船尾部を示す側
面図であり、第6〜13図は従来のプロペラ装置
を示すもので、第6図は1個のプロペラおよびシ
ユーピースをそなえた普通船尾部を示す側面図、
第7図は1個のプロペラをそなえシユーピースを
持たないクリヤウオーター船尾部を示す側面図、
第8図は二重反転プロペラおよびシユーピースを
そなえた船尾部を示す側面図、第9図は二重反転
プロペラをそなえシユーピースを持たないクリヤ
ーウオーター船尾部を示す側面図、第10図は1
個のプロペラおよびシユーピースをそなえた普通
船尾部において同プロペラ前方のスターンフレー
ムにリアクシヨンフインを取付けた船尾部を示す
側面図である。 1……主船体、2……舵、3……ラダーホー
ン、4……シユーピース、5a……前方プロペ
ラ、5b……後方プロペラ、6a……外軸、6b
……内軸、7……基線、8……喫水線、9……後
部垂線、10……プロペラ軸線、11a,11b
……プロペラ位置線、12a,12b……スター
ンフレーム、13……スターンフレーム位置線、
14……船尾ボツシング、16……エンジン、1
7a,17b……エンジン支持台、24……第1
の傘歯車、25a,25b……第3の傘歯車、2
6……第2の傘歯車、27……リングホイール、
28……平歯車、29……軸、30……補機とし
ての発電機、31……支持台、32a,32b…
…軸、G……傘歯車機構。
Claims (1)
- 同一軸線上に、互いに反対方向に回転する前方
プロペラと後方プロペラとを隣接してそなえた二
重反転プロペラ装置において、上記前方プロペラ
の直径およびピツチをそれぞれ上記後方プロペラ
の直径およびピツチよりも大きくし、上記後方プ
ロペラとエンジンの主軸とを結ぶ内軸から上記前
方プロペラに連結された外軸に回転方向を逆にし
て動力の一部を伝達する傘歯車機構をそなえ、同
傘歯車機構が、上記内軸に固着された第1の傘歯
車と、上記外軸に固着された第2の傘歯車と、同
第1および第2の傘歯車に、噛み合う第3の歯車
とで構成されて、上記第3の傘歯車の回転軸を内
側に装着されたリングホイールが上記内軸の回転
軸線と同心的に配設されるとともに、同リングホ
イールにより補機を回転駆動しうる動力伝達手段
が設けられたことを特徴とする、二重反転プロペ
ラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6279084U JPS60174700U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 二重反転プロペラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6279084U JPS60174700U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 二重反転プロペラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60174700U JPS60174700U (ja) | 1985-11-19 |
| JPH047040Y2 true JPH047040Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=30592331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6279084U Granted JPS60174700U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 二重反転プロペラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60174700U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62155197A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 発電機付き舶用二重反転プロペラ装置 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP6279084U patent/JPS60174700U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60174700U (ja) | 1985-11-19 |
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