JPH0471122B2 - - Google Patents
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- JPH0471122B2 JPH0471122B2 JP5256383A JP5256383A JPH0471122B2 JP H0471122 B2 JPH0471122 B2 JP H0471122B2 JP 5256383 A JP5256383 A JP 5256383A JP 5256383 A JP5256383 A JP 5256383A JP H0471122 B2 JPH0471122 B2 JP H0471122B2
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Description
〔発明の利用分野〕
本発明は、ボイラの応力監視方法に係る。特に
頻繁な起動停止や負荷変化運用が要求される中間
負荷運用のボイラプラントの応力監視および寿命
管理に好適なボイラ応力監視方法に関する。 〔発明の背景〕 ボイラの運転に際しては、起動停止及び負荷変
化時に2次過熱器出口ヘツド管寄などの厚肉耐圧
部の特にノズルコーナ部には、内部流体の温度と
メタル温度との差に基づき熱応力が発生し、この
為疲労寿命が消費される。また定格運転中には、
内部流体の圧力による内圧応力に起因するクリー
ブ破断寿命が問題となる。従つて、ボイラの寿命
を適切に管理するためには、短期的には、運転中
の熱応力を周期的に把握できると共に、長期的に
は過去の運転を通しての累積寿命消費を何時でも
要求時点において把握できることが不可欠であ
る。特に、要求は急速かつ頻繁なプラント起動停
止と大幅かつ急激な負荷変化運用が課せられてい
る中間負荷運用ボイラプラントでは、切実であ
る。 従来は、ボイラ運転中に熱応力を短周期で把握
監視する方法はなく、寿命管理に関して第1図に
示すように、内部流体温度変化率と変化幅をパラ
メータとして、ある代表的な運転パターンについ
て静的な寿命消費線図を予め作成しておきこれに
基づいて寿命消費量を積算管理する方法が用いら
れている。しかし、従来の方法によれば本線図を
作成した時の運転条件(例えば、流体の流量、圧
力など)と適用時の条件が異なる場合にはメタル
温度への伝熱が異なるなどにより誤差が生ずる。
これをなくするため、種々の流量、圧力をパラメ
ータとして何種も線図を設けるという考え方もあ
るが、多様な運転条件が考えられるため現実的に
は実現不可能である。従つて、該寿命消費線図に
基づいて1回の起動に対する寿命消費量を規定
し、これに対応した流体温度変化率を決めても運
転条件が寿命消費線図の条件と異なると寿命消費
の上から極端に安全側のこともあるし、極端に危
険サイドになることもあり得る。 上述のように従来の方法によれば、一回の起動
に許される寿命消費を効果的に使つた急速起動や
許容応力を忠実に守つた大幅かつ急速な負荷運用
を実現することは困難であつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、熱応力を運転中に迅速かつ高
精度で推定し、これに基づいて寿命消費量を求め
るとともにボイラプラントの最適な運用を可能と
する信頼性の高いボイラ応力監視方法を提供する
にある。 〔発明の概要〕 検出器故障に起因するシステムダウンによる信
頼性の低下を防ぐためには、出来るだけ少ない検
出信号によつて熱応力を計算できることが望まし
い。また、応力監視点におけるプラント機器の状
態やプロセス量の特性に応じた精度の高い熱応力
計算が望まれる。これらの点を鑑みて、本発明の
一態様においては、(1)厚肉耐圧部メタル内の温度
分布を該厚肉耐圧部メタル外面に取りつけた温度
検出器信号と内部流体とメタルとの境界面の熱伝
達率とこれに基づく熱収支とに基づいて計算する
方式を主とするが、(2)プラント負荷ランピング以
前またはその直後の運転条件下においては、内部
流体が厚肉耐圧部を流れ始めたばかりであり内部
流体の状態が未だ不安定であるので、該厚肉耐圧
部メタルの内面近傍に取り付けた温度検出器信号
と外面取り付けの上記温度検出器信号に基づいて
前記温度分布を計算することを特徴とする。ま
た、(3)プラント負荷ランピング許可条件が成立
し、ランピング開始した後の主蒸気流量の多い領
域では、前述(2)の方法で計算した最終の温度分布
を初期値として、前述(1)の熱伝達率計算による方
法に計算方式を切り替えること、(4)上記2つの計
算方式それぞれに必要な検出器信号を診断し、検
出器信号が異常の場合には、検出器が正常な方の
計算方式に切替えてメタル温度分布計算を続行す
ることを特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を具体的な実施例に基づき更に詳
細に説明する。 第2図は、本発明の実施例であり、デイジタル
計算機を用いたボイラ応力監視装置100とボイ
ラプラントからの関連入力信号との関係を示した
ものである。 この第2図において、ボイラ応力監視装置10
0は、デイジタル計算機101、警報表示器10
2、CRT表示装置103、タイプライタ104、
およびハードコピー装置105より構成される。
デイジタル計算機101は、主蒸気圧力P、主蒸
気流量G、主蒸気温度Tf、および2次過熱器出
口ヘツダ管寄205の内面メタル温度TMi、外面
メタル温度TMeを基に、1次過熱器出口蒸気温度
TS、1次過熱器バイパス弁開度BV1、2次過熱
器バイパス弁開度BV2の信号状態を計算の条件と
して該2次過熱器出口ヘツダ管寄205のノズル
コーナNcの熱応力と寿命消費量を所定の周期で
計算し、熱応力については、警報表示器102に
警報時にその旨を表示し、CRT表示装置103
に関連情報を表示する一方、タイプライタ104
にそれを印字する。また、CRT表示装置103
には、熱応力計算値のトレンドグラフ表示や数値
表示、起動停止1回当りの寿命消費量データや累
積寿命消費量データを表示し、タイプライタ10
4には、上記トレンド表示以外のデータをそれぞ
れオペレータの要求に応じて表示及び印字する。
CRT表示装置103に表示されたトレンドグラ
フ表示などの情報は、ハードコピー装置105に
よつて要求に応じて記録できる。 つぎに、第2図におけるボイラプラント部につ
いて説明する。図は、UPタイプの貫流ボイラの
関連部分を示したもので、バーナ207の点火後
定格負荷に達するまでの運転モードは、起動バイ
パス運転と貫流運転の2つに分れる。両運転モー
ドの関係を第3図に示す。以下、第2図と第3図
を用いて運転について説明する。まず、起動バイ
パス運転は、第3図に示すように軽油バーナ点火
からタービン蒸気加減弁を開き始める以前の運転
をさす。第2図において給水は、ボイラ200の
節炭器201によつて予熱され、水壁202で加
熱される。そして、加熱流体は、1次過熱器バイ
パス弁1からおよび1次過熱器203を通つて2
次過熱器バイパス弁2からそれぞれフラツシユタ
ンク206へ導びかれ、蒸気は、フラツシユタン
ク発生蒸気通気弁5を通つて2次過熱器204へ
通気される。制御としては第3図に示すように1
次過熱器の入口流体温度を燃料の調節によつて、
予め決めた変化率で昇温し、所定の温度(図では
320℃)まで制御する。この運転モードでは、タ
ービン蒸気加減弁は閉じているので2次過熱器出
口ヘツダ管寄205には蒸気は流れないが温度は
上昇して行く。 つぎに、貫流運転は、過熱器減圧弁前弁3と過
熱器減圧弁4を開けて、2次過熱器204に蒸気
を流し、昇圧を行いタービン蒸気加減弁301の
開度調節によつてタービンの昇速を行う。タービ
ンが定格回転数に達すると発電機の併入を行い、
1次過熱機入口流体温度制御から主蒸気温度制御
に移行する。そして初負荷を保持した状態で軽、
重油バーナの切替を行い負荷ランピングの条件が
整うよう燃料を調節する。負荷ランピングの条件
が成立すると1次過熱器バイパス弁1、2次過熱
器バイパス弁2およびフラツシユタンク蒸気通気
弁5を閉じ、タービン蒸気加減弁301と主蒸気
温度制御により負荷ランピングを行い主蒸気圧力
P、温度Tfを定格値まで上昇させる。 以上説明したように、2次過熱器出口ヘツダ管
寄205の内部流体はタービン昇速開始時点から
流れ始め負荷ランピング開始条件成立で始めて安
定となり、それ以前は、不安定である。従つて軽
油バーナ点火からタービン昇速までの過程を含め
てランピング開始までは、内部流体の状態から該
2次過熱器204の出口ヘツダ管寄205のメタ
ル温度分布を推定することは精度上問題がある。
負荷ランピング開始条件成立後は、この問題はな
くなる。 第4図は、ボイラ応力監視装置100の処理を
ブロツクで表わしたものである。本図を用いて、
その動作を説明する。まず、第1メタル温度計算
部10は、メタル内面温度検出器信号TMi及びメ
タル外面温度検出器信号TMpを境界条件とし、初
めて計算を実行する場合初期温度分布をメタル外
面温度TMpに等しいと置く初期化部21の出力
を、すでに記憶部20に温度分布計算結果が蓄え
られている場合はそれを入力パラメータとしてメ
タル温度分布を計算し、切替部13を介して、メ
タル温度の計算結果を記憶部20に蓄える。つぎ
にこのメタル温度分布に基づいて、熱応力計算部
15で熱応力を計算する。寿命計算部16では、
この熱応力と内部流体圧力に基づいて内圧応力計
算部22で計算した内圧応力に基づいて寿命計算
を行う。次に、第2メタル温度計算部11は、メ
タル外面温度検出器信号TMpと内部流体の温度
Tf、圧力P、流量Gに基づいて熱伝達率計算部
12で計算した熱伝達率を用いたメタルと流体間
の熱収支の関係と前述のように初期化部21また
は、記憶部20による温度分布をもとにメタル温
度分布を計算し、切替部13を介して記憶部20
にその計算結果を蓄える。以下の計算は、前述通
りである。 第1メタル温度計算部10は、軽油バーナ点火
から負荷ランピング開始までの間で使用され、1
次過熱器出口温度TS、合計燃料流量FF、1次過
熱器バイパス弁開度BV1、2次過熱器バイパス弁
開度BV2の各々を負荷ランピング許可条件判定部
14でチエツクする。ここで条件成立していれば
第2メタル温度計算部11へ切替えられる。この
時初期温度分布としては、記憶部20の値が設定
される。なお、特殊な場合として診断回路24、
または25でいずれかの検出器の異常が検出され
た時には、切替部13に切替指令を出しもう一方
のメタル温度計算部に計算を切替えるようにす
る。 なお、警報処理部17は、警報設定部22の設
定値と計算値を比較し、警報表示器102に警報
表示を行う。CRT表示処理部18は、熱応力計
算結果や関連データや寿命計算結果のCRT表示
装置103への表示処理を行う。タイプライタ1
9は、警報発生時のデータやオペレータから要求
があつた時に熱応力や寿命消費データを印字す
る。 つぎに、第1メタル温度計算部10におけるメ
タル温度分布計算の方法について説明する。 2次過熱器出口ヘツド管寄205を第5図に示
すように無限円筒とみなし、軸方向への温度分布
は生じないものとして、メタル内の温度分布を次
式で表現する。 1/α ∂T/∂t=∂2T/∂r2+1/r ∂T/
∂r…… T(a、t)=TMi(t) …… T(b、t)=TMp(t) …… 但し、 α:熱拡散率 T:中心より半径r、時刻tのメタル温度 TMi:メタル内面(r=a)の時刻tのメタル温
度計測値 TMp:メタル外面(r=b)の時刻tのメタル温
度計測値 式〜をデイジタル計算機で計算するため、
第6図に示すようにメタルを半径方向にN分割
し、各分割点のメタル温度Ti(j)を求めるように、
分割単位長さをΔr、温度分布の計算周期をΔtと
して差分形式に変換する。 この変換の様子を第7図に示す。第7図におい
て、70は、メタル内面近傍の温度TMi(j)〜メタ
ル外面の温度TMp(j)までのデータを記憶している
テーブルである。なお、(j)は、時刻jにおけるデ
ータであることを示す。71は、このデータを入
力し、差分形式に変換する変換部である。72
は、変換部71の変換結果を記憶するテーブルで
ある。 70には、TMi(j)、T1(j)、T2(j)、…Tk-2(j)、
Tk-1(j)、Tk(j)、Tk+1(j)、…TN-1(j)、TNp(j)のデ
ータが記憶される。ここで、TMi(j)はメタル内面
近傍の時刻jの温度、TMp(j)はメタル外面の時刻
jの温度、Ti(j)はメタルの分割点i(i=1、2、
…k−2、k−1、k、K+1、…N−1)の時
刻jにおける温度を示す。この70のデータは、
変換部71にて差分形式に変換される。すなわ
ち、 T0(j+1)=TMi(j) BT0(j+1)−AT1(j+1)+T2(j+1) =−BT0(j)+CT1(j)−T2(j) 〓 BTk-1(j+1)−ATk(j+1)+Tk+1(j+1) =−BTk-1(j)+CTk(j)−Tk+1(j) 〓 −B/ATN-2(j−1)+TN-1(j+1)−1/ATN(
j+1)=B/ATN-2(j)−C/ATN-1(j)+1/ATN(j
) となる。ただし、 A={1/(Δr)2+1/αΔt}/1/2Δr(1/
Δr+1/2r) B=1/2Δr+(1/Δr−1/2r)/1/2Δr(1
/Δr+1/2r) C={1/(Δr)2−1/αΔt}/1/2Δr(1/
Δr+1/2r) TMi(j):メタル内面近傍の時刻jの温度 TMp(j):メタル外面の時刻jの温度 Ti(j):メタルの分割点iの時刻jの温度 Δt:サンプリング周期 α:熱拡散率 Δr:メタルの半径方向分割単位長さ r:円筒中心からの距離 この変換の結果は、テーブル72として記憶さ
れる。 つぎに、第2メタル温度計算部11におけるメ
タル温度分布計算の方法を熱伝達率計算部12と
合せて説明する。この部分では、メタル内の温度
分布を次式で表現する。 1/α ∂T/∂r=∂2T/∂r2+1/r ∂T/∂r……
−λ・∂T/∂r|rna=h(Tf−T0) …… T(b、t)=TMp(t) …… 但し、 λ:メタル熱伝導率 h:熱伝達率 Tf:内部流体温度=Tf(t) T0:メタル内面メタル温度計算値 式〜を第1メタル温度計算部10における
と同様にして差分形式に変換すると第8図に示す
ようになる。第8図において、80は変換前のデ
ータを記憶するテーブルであり、81は差分形式
に変換する変換部である。82は変換後のデータ
を記憶するテーブルである。80に記憶されたデ
ータは、変換部81で次のように変換される。す
なわち、 −B・D/A+B・DTf(j+1)+T0(j+
1)−1+B/A+B・DT1(j+1) =B・D/A+B・DTf(j)−C+B・D/A
+B・DT0(j)+1+B/A+B・DT1(j) B・T0(j+1)−A・T1(j+1)+T2(j+1) =−BT0(j)+C・T1(j)−T2(j) 〓 B・Tk-1(j+1)−ATk(j+1)+Tk+1(j+
1) =−BTk-1(j)+C・Tk(j)−Tk+1(j) B・Tk(j+1)−A・Tk+1(j+1)+Tk+2(j+
1) =−B・Tk(j)+C・Tk+1(j)−Tk+2(j) 〓 −B/ATN-2(j+1)+TN-1(j+1)−1/ATMp
(j+1)=B/ATN-2(j)−C/ATN-1(j)+1/ATM
p(j) なお、ここで、 A={1/(Δr)2+1/α′Δt}/1/Δr(1/
Δr+1/2r) B=1/2Δr+(1/Δr−1/2r)/1/2Δr(1
/Δr+1/2r) C={1/(Δr)2−1/α′Δt}/1/2Δr(1
/Δr+1/2r) D=2hδr/λ Tf(j):内部流体の時刻jの温度 Ti(j):メタルの分割点iの時刻jの温度 TM(j):メタル外面の時刻jの温度 α′:熱拡散率 λ:熱伝導率 h:熱伝達率 Δr:メタルの円筒分割単位長さ r:円筒中心からの距離 つぎに、熱伝達率hは、次式に基づいて計算す
る。 w=G・v/S …… S=π/4a2 …… Rp=w・2a/ν …… h=0.023・Rp 0.8・Pr 0.4・K/2a …… ここで w:蒸気流速 G:内部流体流量 v:比容積(温度Tfと圧力Pの関数) S:流路断面積 Rp:レイノズル数 ν:動粘性係数(温度Tfと圧力Pの関数) K:熱伝導率(温度Tfと圧力Pの関数) Pr:プラントル数(温度Tfと圧力Pの関数) a:内半径 つぎに熱応力計算部15における熱応力計算法 について説明する。 円筒中心より半径rの点の時刻tにおける熱応
力を極座標表示による次式を用いて半径方向熱応
力σr(r、t)、周方向熱応力σ〓(r、t)軸方向
熱応力σz(r、t)とすると、これらを次式によ
り計算する。 σr(r、t)=Eα′/1−ν{1/b2a2(1−a2/r2
)∫b aT(r、t)rdr−1/r2∫r aT(r、t)rdr}
…… σ〓(r、t)=Eα′/1−ν{1/b2a2(1+a2/r
2)∫b aT(r、t)rdr−1/r2∫r aT(r、t)rdr
−T(r、t)}…… σz(r、t)=Eα′/1−ν{2/b2a2∫b aT(r、
t)rdr−T(r、t)}…… ただし、 E:ヤング率 α′:線膨張率 ν:ポアソン比(=一定) ヤング率Eと線膨張率α′は、メタル温度分布計
算値に基づいてメタル体積平均温度を求め、これ
をパラメータとして予め記憶された定数テーブル
より選びだす。 熱応力が最も厳しいのは、メタル内面すなわち
r=a(第6図では、分割点0に相当する。)の点
であり、上記式において、r=aと置いた次式よ
り計算する。 σr(a、t)=0 …… σ〓(a、t)=Eα′/1−ν={2/b2a2∫b aT(
r、t)rdr−T(a、t)}…… σz(a、t)=Eα′/1−ν{2/b2a2∫b aT(r、
t)rdr−T(a、t)}…… ここでσr(a、r)=0、σ〓(a、t)=σz(a
、
t)の関係が成り立つのでメタル円筒内一般部の
熱応力は、σ〓(a、t)を代表値として評価する。 次表に、負荷ランピング開始の許可条件例を示
す。
頻繁な起動停止や負荷変化運用が要求される中間
負荷運用のボイラプラントの応力監視および寿命
管理に好適なボイラ応力監視方法に関する。 〔発明の背景〕 ボイラの運転に際しては、起動停止及び負荷変
化時に2次過熱器出口ヘツド管寄などの厚肉耐圧
部の特にノズルコーナ部には、内部流体の温度と
メタル温度との差に基づき熱応力が発生し、この
為疲労寿命が消費される。また定格運転中には、
内部流体の圧力による内圧応力に起因するクリー
ブ破断寿命が問題となる。従つて、ボイラの寿命
を適切に管理するためには、短期的には、運転中
の熱応力を周期的に把握できると共に、長期的に
は過去の運転を通しての累積寿命消費を何時でも
要求時点において把握できることが不可欠であ
る。特に、要求は急速かつ頻繁なプラント起動停
止と大幅かつ急激な負荷変化運用が課せられてい
る中間負荷運用ボイラプラントでは、切実であ
る。 従来は、ボイラ運転中に熱応力を短周期で把握
監視する方法はなく、寿命管理に関して第1図に
示すように、内部流体温度変化率と変化幅をパラ
メータとして、ある代表的な運転パターンについ
て静的な寿命消費線図を予め作成しておきこれに
基づいて寿命消費量を積算管理する方法が用いら
れている。しかし、従来の方法によれば本線図を
作成した時の運転条件(例えば、流体の流量、圧
力など)と適用時の条件が異なる場合にはメタル
温度への伝熱が異なるなどにより誤差が生ずる。
これをなくするため、種々の流量、圧力をパラメ
ータとして何種も線図を設けるという考え方もあ
るが、多様な運転条件が考えられるため現実的に
は実現不可能である。従つて、該寿命消費線図に
基づいて1回の起動に対する寿命消費量を規定
し、これに対応した流体温度変化率を決めても運
転条件が寿命消費線図の条件と異なると寿命消費
の上から極端に安全側のこともあるし、極端に危
険サイドになることもあり得る。 上述のように従来の方法によれば、一回の起動
に許される寿命消費を効果的に使つた急速起動や
許容応力を忠実に守つた大幅かつ急速な負荷運用
を実現することは困難であつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、熱応力を運転中に迅速かつ高
精度で推定し、これに基づいて寿命消費量を求め
るとともにボイラプラントの最適な運用を可能と
する信頼性の高いボイラ応力監視方法を提供する
にある。 〔発明の概要〕 検出器故障に起因するシステムダウンによる信
頼性の低下を防ぐためには、出来るだけ少ない検
出信号によつて熱応力を計算できることが望まし
い。また、応力監視点におけるプラント機器の状
態やプロセス量の特性に応じた精度の高い熱応力
計算が望まれる。これらの点を鑑みて、本発明の
一態様においては、(1)厚肉耐圧部メタル内の温度
分布を該厚肉耐圧部メタル外面に取りつけた温度
検出器信号と内部流体とメタルとの境界面の熱伝
達率とこれに基づく熱収支とに基づいて計算する
方式を主とするが、(2)プラント負荷ランピング以
前またはその直後の運転条件下においては、内部
流体が厚肉耐圧部を流れ始めたばかりであり内部
流体の状態が未だ不安定であるので、該厚肉耐圧
部メタルの内面近傍に取り付けた温度検出器信号
と外面取り付けの上記温度検出器信号に基づいて
前記温度分布を計算することを特徴とする。ま
た、(3)プラント負荷ランピング許可条件が成立
し、ランピング開始した後の主蒸気流量の多い領
域では、前述(2)の方法で計算した最終の温度分布
を初期値として、前述(1)の熱伝達率計算による方
法に計算方式を切り替えること、(4)上記2つの計
算方式それぞれに必要な検出器信号を診断し、検
出器信号が異常の場合には、検出器が正常な方の
計算方式に切替えてメタル温度分布計算を続行す
ることを特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明を具体的な実施例に基づき更に詳
細に説明する。 第2図は、本発明の実施例であり、デイジタル
計算機を用いたボイラ応力監視装置100とボイ
ラプラントからの関連入力信号との関係を示した
ものである。 この第2図において、ボイラ応力監視装置10
0は、デイジタル計算機101、警報表示器10
2、CRT表示装置103、タイプライタ104、
およびハードコピー装置105より構成される。
デイジタル計算機101は、主蒸気圧力P、主蒸
気流量G、主蒸気温度Tf、および2次過熱器出
口ヘツダ管寄205の内面メタル温度TMi、外面
メタル温度TMeを基に、1次過熱器出口蒸気温度
TS、1次過熱器バイパス弁開度BV1、2次過熱
器バイパス弁開度BV2の信号状態を計算の条件と
して該2次過熱器出口ヘツダ管寄205のノズル
コーナNcの熱応力と寿命消費量を所定の周期で
計算し、熱応力については、警報表示器102に
警報時にその旨を表示し、CRT表示装置103
に関連情報を表示する一方、タイプライタ104
にそれを印字する。また、CRT表示装置103
には、熱応力計算値のトレンドグラフ表示や数値
表示、起動停止1回当りの寿命消費量データや累
積寿命消費量データを表示し、タイプライタ10
4には、上記トレンド表示以外のデータをそれぞ
れオペレータの要求に応じて表示及び印字する。
CRT表示装置103に表示されたトレンドグラ
フ表示などの情報は、ハードコピー装置105に
よつて要求に応じて記録できる。 つぎに、第2図におけるボイラプラント部につ
いて説明する。図は、UPタイプの貫流ボイラの
関連部分を示したもので、バーナ207の点火後
定格負荷に達するまでの運転モードは、起動バイ
パス運転と貫流運転の2つに分れる。両運転モー
ドの関係を第3図に示す。以下、第2図と第3図
を用いて運転について説明する。まず、起動バイ
パス運転は、第3図に示すように軽油バーナ点火
からタービン蒸気加減弁を開き始める以前の運転
をさす。第2図において給水は、ボイラ200の
節炭器201によつて予熱され、水壁202で加
熱される。そして、加熱流体は、1次過熱器バイ
パス弁1からおよび1次過熱器203を通つて2
次過熱器バイパス弁2からそれぞれフラツシユタ
ンク206へ導びかれ、蒸気は、フラツシユタン
ク発生蒸気通気弁5を通つて2次過熱器204へ
通気される。制御としては第3図に示すように1
次過熱器の入口流体温度を燃料の調節によつて、
予め決めた変化率で昇温し、所定の温度(図では
320℃)まで制御する。この運転モードでは、タ
ービン蒸気加減弁は閉じているので2次過熱器出
口ヘツダ管寄205には蒸気は流れないが温度は
上昇して行く。 つぎに、貫流運転は、過熱器減圧弁前弁3と過
熱器減圧弁4を開けて、2次過熱器204に蒸気
を流し、昇圧を行いタービン蒸気加減弁301の
開度調節によつてタービンの昇速を行う。タービ
ンが定格回転数に達すると発電機の併入を行い、
1次過熱機入口流体温度制御から主蒸気温度制御
に移行する。そして初負荷を保持した状態で軽、
重油バーナの切替を行い負荷ランピングの条件が
整うよう燃料を調節する。負荷ランピングの条件
が成立すると1次過熱器バイパス弁1、2次過熱
器バイパス弁2およびフラツシユタンク蒸気通気
弁5を閉じ、タービン蒸気加減弁301と主蒸気
温度制御により負荷ランピングを行い主蒸気圧力
P、温度Tfを定格値まで上昇させる。 以上説明したように、2次過熱器出口ヘツダ管
寄205の内部流体はタービン昇速開始時点から
流れ始め負荷ランピング開始条件成立で始めて安
定となり、それ以前は、不安定である。従つて軽
油バーナ点火からタービン昇速までの過程を含め
てランピング開始までは、内部流体の状態から該
2次過熱器204の出口ヘツダ管寄205のメタ
ル温度分布を推定することは精度上問題がある。
負荷ランピング開始条件成立後は、この問題はな
くなる。 第4図は、ボイラ応力監視装置100の処理を
ブロツクで表わしたものである。本図を用いて、
その動作を説明する。まず、第1メタル温度計算
部10は、メタル内面温度検出器信号TMi及びメ
タル外面温度検出器信号TMpを境界条件とし、初
めて計算を実行する場合初期温度分布をメタル外
面温度TMpに等しいと置く初期化部21の出力
を、すでに記憶部20に温度分布計算結果が蓄え
られている場合はそれを入力パラメータとしてメ
タル温度分布を計算し、切替部13を介して、メ
タル温度の計算結果を記憶部20に蓄える。つぎ
にこのメタル温度分布に基づいて、熱応力計算部
15で熱応力を計算する。寿命計算部16では、
この熱応力と内部流体圧力に基づいて内圧応力計
算部22で計算した内圧応力に基づいて寿命計算
を行う。次に、第2メタル温度計算部11は、メ
タル外面温度検出器信号TMpと内部流体の温度
Tf、圧力P、流量Gに基づいて熱伝達率計算部
12で計算した熱伝達率を用いたメタルと流体間
の熱収支の関係と前述のように初期化部21また
は、記憶部20による温度分布をもとにメタル温
度分布を計算し、切替部13を介して記憶部20
にその計算結果を蓄える。以下の計算は、前述通
りである。 第1メタル温度計算部10は、軽油バーナ点火
から負荷ランピング開始までの間で使用され、1
次過熱器出口温度TS、合計燃料流量FF、1次過
熱器バイパス弁開度BV1、2次過熱器バイパス弁
開度BV2の各々を負荷ランピング許可条件判定部
14でチエツクする。ここで条件成立していれば
第2メタル温度計算部11へ切替えられる。この
時初期温度分布としては、記憶部20の値が設定
される。なお、特殊な場合として診断回路24、
または25でいずれかの検出器の異常が検出され
た時には、切替部13に切替指令を出しもう一方
のメタル温度計算部に計算を切替えるようにす
る。 なお、警報処理部17は、警報設定部22の設
定値と計算値を比較し、警報表示器102に警報
表示を行う。CRT表示処理部18は、熱応力計
算結果や関連データや寿命計算結果のCRT表示
装置103への表示処理を行う。タイプライタ1
9は、警報発生時のデータやオペレータから要求
があつた時に熱応力や寿命消費データを印字す
る。 つぎに、第1メタル温度計算部10におけるメ
タル温度分布計算の方法について説明する。 2次過熱器出口ヘツド管寄205を第5図に示
すように無限円筒とみなし、軸方向への温度分布
は生じないものとして、メタル内の温度分布を次
式で表現する。 1/α ∂T/∂t=∂2T/∂r2+1/r ∂T/
∂r…… T(a、t)=TMi(t) …… T(b、t)=TMp(t) …… 但し、 α:熱拡散率 T:中心より半径r、時刻tのメタル温度 TMi:メタル内面(r=a)の時刻tのメタル温
度計測値 TMp:メタル外面(r=b)の時刻tのメタル温
度計測値 式〜をデイジタル計算機で計算するため、
第6図に示すようにメタルを半径方向にN分割
し、各分割点のメタル温度Ti(j)を求めるように、
分割単位長さをΔr、温度分布の計算周期をΔtと
して差分形式に変換する。 この変換の様子を第7図に示す。第7図におい
て、70は、メタル内面近傍の温度TMi(j)〜メタ
ル外面の温度TMp(j)までのデータを記憶している
テーブルである。なお、(j)は、時刻jにおけるデ
ータであることを示す。71は、このデータを入
力し、差分形式に変換する変換部である。72
は、変換部71の変換結果を記憶するテーブルで
ある。 70には、TMi(j)、T1(j)、T2(j)、…Tk-2(j)、
Tk-1(j)、Tk(j)、Tk+1(j)、…TN-1(j)、TNp(j)のデ
ータが記憶される。ここで、TMi(j)はメタル内面
近傍の時刻jの温度、TMp(j)はメタル外面の時刻
jの温度、Ti(j)はメタルの分割点i(i=1、2、
…k−2、k−1、k、K+1、…N−1)の時
刻jにおける温度を示す。この70のデータは、
変換部71にて差分形式に変換される。すなわ
ち、 T0(j+1)=TMi(j) BT0(j+1)−AT1(j+1)+T2(j+1) =−BT0(j)+CT1(j)−T2(j) 〓 BTk-1(j+1)−ATk(j+1)+Tk+1(j+1) =−BTk-1(j)+CTk(j)−Tk+1(j) 〓 −B/ATN-2(j−1)+TN-1(j+1)−1/ATN(
j+1)=B/ATN-2(j)−C/ATN-1(j)+1/ATN(j
) となる。ただし、 A={1/(Δr)2+1/αΔt}/1/2Δr(1/
Δr+1/2r) B=1/2Δr+(1/Δr−1/2r)/1/2Δr(1
/Δr+1/2r) C={1/(Δr)2−1/αΔt}/1/2Δr(1/
Δr+1/2r) TMi(j):メタル内面近傍の時刻jの温度 TMp(j):メタル外面の時刻jの温度 Ti(j):メタルの分割点iの時刻jの温度 Δt:サンプリング周期 α:熱拡散率 Δr:メタルの半径方向分割単位長さ r:円筒中心からの距離 この変換の結果は、テーブル72として記憶さ
れる。 つぎに、第2メタル温度計算部11におけるメ
タル温度分布計算の方法を熱伝達率計算部12と
合せて説明する。この部分では、メタル内の温度
分布を次式で表現する。 1/α ∂T/∂r=∂2T/∂r2+1/r ∂T/∂r……
−λ・∂T/∂r|rna=h(Tf−T0) …… T(b、t)=TMp(t) …… 但し、 λ:メタル熱伝導率 h:熱伝達率 Tf:内部流体温度=Tf(t) T0:メタル内面メタル温度計算値 式〜を第1メタル温度計算部10における
と同様にして差分形式に変換すると第8図に示す
ようになる。第8図において、80は変換前のデ
ータを記憶するテーブルであり、81は差分形式
に変換する変換部である。82は変換後のデータ
を記憶するテーブルである。80に記憶されたデ
ータは、変換部81で次のように変換される。す
なわち、 −B・D/A+B・DTf(j+1)+T0(j+
1)−1+B/A+B・DT1(j+1) =B・D/A+B・DTf(j)−C+B・D/A
+B・DT0(j)+1+B/A+B・DT1(j) B・T0(j+1)−A・T1(j+1)+T2(j+1) =−BT0(j)+C・T1(j)−T2(j) 〓 B・Tk-1(j+1)−ATk(j+1)+Tk+1(j+
1) =−BTk-1(j)+C・Tk(j)−Tk+1(j) B・Tk(j+1)−A・Tk+1(j+1)+Tk+2(j+
1) =−B・Tk(j)+C・Tk+1(j)−Tk+2(j) 〓 −B/ATN-2(j+1)+TN-1(j+1)−1/ATMp
(j+1)=B/ATN-2(j)−C/ATN-1(j)+1/ATM
p(j) なお、ここで、 A={1/(Δr)2+1/α′Δt}/1/Δr(1/
Δr+1/2r) B=1/2Δr+(1/Δr−1/2r)/1/2Δr(1
/Δr+1/2r) C={1/(Δr)2−1/α′Δt}/1/2Δr(1
/Δr+1/2r) D=2hδr/λ Tf(j):内部流体の時刻jの温度 Ti(j):メタルの分割点iの時刻jの温度 TM(j):メタル外面の時刻jの温度 α′:熱拡散率 λ:熱伝導率 h:熱伝達率 Δr:メタルの円筒分割単位長さ r:円筒中心からの距離 つぎに、熱伝達率hは、次式に基づいて計算す
る。 w=G・v/S …… S=π/4a2 …… Rp=w・2a/ν …… h=0.023・Rp 0.8・Pr 0.4・K/2a …… ここで w:蒸気流速 G:内部流体流量 v:比容積(温度Tfと圧力Pの関数) S:流路断面積 Rp:レイノズル数 ν:動粘性係数(温度Tfと圧力Pの関数) K:熱伝導率(温度Tfと圧力Pの関数) Pr:プラントル数(温度Tfと圧力Pの関数) a:内半径 つぎに熱応力計算部15における熱応力計算法 について説明する。 円筒中心より半径rの点の時刻tにおける熱応
力を極座標表示による次式を用いて半径方向熱応
力σr(r、t)、周方向熱応力σ〓(r、t)軸方向
熱応力σz(r、t)とすると、これらを次式によ
り計算する。 σr(r、t)=Eα′/1−ν{1/b2a2(1−a2/r2
)∫b aT(r、t)rdr−1/r2∫r aT(r、t)rdr}
…… σ〓(r、t)=Eα′/1−ν{1/b2a2(1+a2/r
2)∫b aT(r、t)rdr−1/r2∫r aT(r、t)rdr
−T(r、t)}…… σz(r、t)=Eα′/1−ν{2/b2a2∫b aT(r、
t)rdr−T(r、t)}…… ただし、 E:ヤング率 α′:線膨張率 ν:ポアソン比(=一定) ヤング率Eと線膨張率α′は、メタル温度分布計
算値に基づいてメタル体積平均温度を求め、これ
をパラメータとして予め記憶された定数テーブル
より選びだす。 熱応力が最も厳しいのは、メタル内面すなわち
r=a(第6図では、分割点0に相当する。)の点
であり、上記式において、r=aと置いた次式よ
り計算する。 σr(a、t)=0 …… σ〓(a、t)=Eα′/1−ν={2/b2a2∫b aT(
r、t)rdr−T(a、t)}…… σz(a、t)=Eα′/1−ν{2/b2a2∫b aT(r、
t)rdr−T(a、t)}…… ここでσr(a、r)=0、σ〓(a、t)=σz(a
、
t)の関係が成り立つのでメタル円筒内一般部の
熱応力は、σ〓(a、t)を代表値として評価する。 次表に、負荷ランピング開始の許可条件例を示
す。
本発明によれば、ボイラプラントの多様かつ広
範囲の運転モード及び条件に対応して、熱応力、
内圧応力およびこれらに基づく寿命消費量を運転
中に迅速かつ高精度で推定することが可能とな
る。ボイラプラントの安全を確保しつつ大幅かつ
急速な負荷運用を可能にすることができる。
範囲の運転モード及び条件に対応して、熱応力、
内圧応力およびこれらに基づく寿命消費量を運転
中に迅速かつ高精度で推定することが可能とな
る。ボイラプラントの安全を確保しつつ大幅かつ
急速な負荷運用を可能にすることができる。
第1図は、従来の寿命管理方法の説明図、第2
図は、本発明の実施例、第3図は、運転モード切
替条件の説明図、第4図は、本発明の処理方法の
説明図、第5図、第6図、第7図、第8図は、メ
タル温度分布計算方法の説明図を示す。 100……ボイラ応力監視装置、101……デ
イジタル計算機、102……警報表示器、103
……LRT表示装置、104……タイプライタ、
105……ハードコピー、200……ボイラ、2
01……節炭器、202……水壁、203……1
次過熱器、204……2次過熱器、205……2
次過熱器出口ヘツダ管寄、206……フラツシユ
タンク、207……バーナ、300……タービ
ン、301……タービン蒸気加減弁、400……
復水器、1……1次過熱器バイパス弁、2……2
次過熱器バイパス弁、3……過熱器減圧弁前弁、
4……過熱器減圧弁、5……フラツシユタンク発
生蒸気通気弁、6……過熱器止弁、7……フラツ
シユタンク蒸気ダンプ弁、P……主蒸気圧力、
FF……全燃料量、G……主蒸気流量、Tf……主
蒸気温度、TS……1次過熱器出口蒸気温度、TMi
……2次過熱器出口ヘツダ管寄内面メタル温度、
TMp……2次過熱器出口ヘツダ管寄外面メタル温
度、BV1……1次過熱器バイパス弁開度、BV2…
…2次過熱器バイパス弁開度、Nc……ノズルコ
ーナ部。
図は、本発明の実施例、第3図は、運転モード切
替条件の説明図、第4図は、本発明の処理方法の
説明図、第5図、第6図、第7図、第8図は、メ
タル温度分布計算方法の説明図を示す。 100……ボイラ応力監視装置、101……デ
イジタル計算機、102……警報表示器、103
……LRT表示装置、104……タイプライタ、
105……ハードコピー、200……ボイラ、2
01……節炭器、202……水壁、203……1
次過熱器、204……2次過熱器、205……2
次過熱器出口ヘツダ管寄、206……フラツシユ
タンク、207……バーナ、300……タービ
ン、301……タービン蒸気加減弁、400……
復水器、1……1次過熱器バイパス弁、2……2
次過熱器バイパス弁、3……過熱器減圧弁前弁、
4……過熱器減圧弁、5……フラツシユタンク発
生蒸気通気弁、6……過熱器止弁、7……フラツ
シユタンク蒸気ダンプ弁、P……主蒸気圧力、
FF……全燃料量、G……主蒸気流量、Tf……主
蒸気温度、TS……1次過熱器出口蒸気温度、TMi
……2次過熱器出口ヘツダ管寄内面メタル温度、
TMp……2次過熱器出口ヘツダ管寄外面メタル温
度、BV1……1次過熱器バイパス弁開度、BV2…
…2次過熱器バイパス弁開度、Nc……ノズルコ
ーナ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボイラプラントの厚肉耐圧部の熱応力をボイ
ラプラント運転中に計算するボイラ応力監視方法
において、熱応力計算に必要な該耐圧部のメタル
温度分布を、プラント起動開始から主蒸気流量の
少ない負荷ランピング条件成立以前またはその直
後は該耐圧部メタル内面と外面に取付けた温度検
出器信号に基づいて、推定計算するようにしたこ
とを特徴とするボイラ応力監視方法。 2 ボイラプラントの厚肉耐圧部の熱応力をボイ
ラプラント運転中に計算するボイラ応力監視方法
において、熱応力計算に必要な該耐圧部のメタル
温度分布をプラント起動開始から主蒸気流量の少
ない負荷ランピング条件成立以前または、その直
後は該耐圧部メタル内面と外面に取付けた温度検
出器信号に基づいて、推定計算し、負荷ランピン
グ開始以後主蒸気流量の多い領域では、上記耐圧
部メタル外面に取付けた温度検出器信号と、該耐
圧部内部流体とメタル内面との境界面の熱伝達率
とこれに基づく熱収支とに基づいて、推定計算す
るようにしたことを特徴とするボイラ応力監視方
法。 3 特許請求の範囲第2項記載のボイラ応力監視
方法において、メタル温度分布計算に必要な前記
検出器信号を診断し、検出信号が異常の場合に
は、検出器が正常な方のメタル温度分布計算モデ
ルに切替えてメタル温度分布計算を続行すること
を特徴とするボイラ応力監視方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5256383A JPS59180203A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | ボイラ応力監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5256383A JPS59180203A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | ボイラ応力監視方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59180203A JPS59180203A (ja) | 1984-10-13 |
| JPH0471122B2 true JPH0471122B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=12918265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5256383A Granted JPS59180203A (ja) | 1983-03-30 | 1983-03-30 | ボイラ応力監視方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59180203A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011002A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-21 | バブコツク日立株式会社 | ボイラ負荷制御装置 |
-
1983
- 1983-03-30 JP JP5256383A patent/JPS59180203A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59180203A (ja) | 1984-10-13 |
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