JPH0471518B2 - - Google Patents
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- JPH0471518B2 JPH0471518B2 JP61047477A JP4747786A JPH0471518B2 JP H0471518 B2 JPH0471518 B2 JP H0471518B2 JP 61047477 A JP61047477 A JP 61047477A JP 4747786 A JP4747786 A JP 4747786A JP H0471518 B2 JPH0471518 B2 JP H0471518B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/18—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
- C07K16/26—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against hormones ; against hormone releasing or inhibiting factors
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は黄体形成ホルモンの測定法、測定試
薬、これに好適なモノクロナール抗体及び、その
取得法に関する。 従来の技術 体液、例えば尿、血清及び血漿中の黄体形成ホ
ルモン(LH)の測定は、主として、視床下部、
下垂体及び性腺の内分泌状態を評価するために使
用される。この試験は、特に性腺機能低下、不妊
症等の鑑別診断に役立つ。更に、このLH−測定
は、妊婦の誘導の際の排卵時点の測定のために使
用される。 これらのすべての場合に、血清値は生理学的範
囲内に存在する。更に、血清中のLHの濃度も、
このホルモンの生物学的作用に関する情報を得る
ための目的だけでも測定される。従つて、実質的
に、自然のホルモンの血清濃度の認識は、診断上
重要である。 血清中のヒトLHの生理学的濃度は次の範囲内
にある: 男性 4〜24mlU/ml 閉経期前の婦人(周期) 10〜20mlU/ml 排卵ピーク時の婦人 80〜100mlU/ml 閉経期後の婦人 80〜150mlU/ml LHの測定のためには、特に抗原としてのこの
ホルモンがこれを認識する抗体1種以上を用いて
測定される免疫学的試験法が好適である。このポ
リペプチドホルモンを用いる抗体取得は、すべて
のポリペプチド−ホルモンは免疫性が悪いので、
困難と結びついている。LHと他の糖蛋白質ホル
モン例えば卵胞刺激ホルモン(FSH)、甲状腺刺
激ホルモン(TSH)又はヒト絨毛性ゴナドトロ
ピン(hCG)との間のホルモン学に基づき、これ
らホルモンの1種に対する特異抗体を得ることは
非常に困難である。これら糖蛋白質ホルモンを認
識する抗体は、通例、多かれ少なかれ他の糖蛋白
質−ホルモンとの交叉反応を有する。 クリニカ・ケミカ・アクタ(Clinica Chemica
Acta)133(1983),263〜274頁には、TSH及び
hCGと10%かつFSHと3%交叉反応する、LHに
対するモノクロナール抗体が記載されている。英
国特許(GB−A)第2111201号明細書からは、
同様に、LHに対するモノクロナール抗体が知ら
れている。しかしながら、これは、同様にhCGと
反応する。特異的にLHを認識し、他の糖蛋白質
−ホルモンとの交叉反応をしないモノクロナール
抗体は、従来は知られていない。従つて、現在ま
でのところでは、他の糖蛋白質ホルモンを多かれ
少なかれ共に検出することなしにLHを免疫学的
に測定することは可能ではない。 発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、それを用いて、他の糖蛋白質
−ホルモン(本明細書中ではFSH,TSH又は
hCGを意味する)の存在でも、LHを特異的に測
定することのできる新規の免疫学的方法及び試薬
を得ることであつた。 問題点を解決するための手段 この課題は、本発明による免疫学的方法及び試
薬で解決される。 従つて、本発明の目的は、特異的にLHを認識
し、他の糖蛋白質ホルモンとは3%より少なく交
叉反応するモノクロナール抗体少なくとも1種を
用いる黄体形成ホルモンの免疫学的測定法並びに
これに好適な試薬である。 免疫学的測定法としては、原則的には、すべて
の慣用のイムノアツセイ例えばラジオイムノアツ
セイ、酵素−イムノアツセイ、螢光−イムノアツ
セイ等が好適である。更に、全体的な変法例えば
競争的イムノアツセイ、サンドイツチ法等も使用
可能である。標識付けのためには、それぞれの測
定法に慣用の手段が好適である。従つて、ラジオ
イムノアツセイの場合には、ラジオアイソトープ
例えば125Jが標識付けのために使用される。酵素
−イムノアツセイのためには、このために通例使
用されるすべての酵素、例えばペルオキシダーゼ
又はβ−ガラクトシダーゼが好適である。螢光−
イムノアツセイのためには、慣用の発光団がマー
カーとして使用可能である。これら種々の試験法
及び変法の詳細は当業者にとつて公知である。
LHの種々の抗原決定因を認識し、そのうちの少
なくとも1種が他の糖蛋白質−ホルモンとは3%
より少なく交叉反応する、少なくとも2種のモノ
クロナール抗体を使用する試験変法が有利であ
る。 LHの測定のためには、測定すべき抗原を担体
結合され、標識付けされた抗体と接触させるサン
ドイツチ法が特に好適であると立証された。この
ような測定法のために、例えば本発明による特異
的なモノクロナール抗体を固定相に結合させるこ
とができる。これを、第1のインキユベーシヨン
工程で、測定すべきLH及び一般に他の糖蛋白質
ホルモンを含有する試料と共にインキユベートす
る。この際、特異的抗体により選択的にLHが結
合される。慣用の洗浄工程の後に、この標識され
た抗体と共にインキユベートする。これは、必ず
しも特異的にLHを認識する必要はなく、他の糖
蛋白質ホルモンと交叉反応してもよい。 この方法は、非特異的に担体結合する抗体を用
いても実施できる。しかしながら、標識された抗
体として、本発明による特異的にLHを認識する
抗体を使用することが必要である。 このサンドイツチ法の変法は、同様に、LHの
測定のために好適である。例えば、差当り、標識
されていない可溶性抗体で、かつ標識された抗体
で、可溶性サンドイツチ−複合体を形成すること
ができる。これを、引続き、標識されていない可
溶性抗体のEcγ−部を認識する担体結合抗体を用
いて不溶性にする。この変法では、少なくとも標
識されていない可溶性抗体が本発明の抗体である
べきである。この際標識された抗体を過剰に使用
するのが有利である。 本発明の重要性は、この免疫学的方法のため
に、特異的にLHを認識し、従つてLHの特異的
測定を可能とするモノクロナール抗体を提供する
ことが意想外に達成されたことにある。 従つて、本発明のもう1つの目的は、他の糖蛋
白質ホルモンとの交叉反応性が3%より小さい
LHに対するモノクロナール抗体である。 本発明によるモノクロナール抗体を得るため
に、実験動物例えばマウスをLHで免疫化する。
免疫化のために、この免疫原を例えばアジユバン
スと組合せて常法で付与する。アジユバンスとし
ては、水酸化アルミニウムを百日咳菌(B−
ordetella pertussis)又はフロインドの(F−
reundschem)アジユバンスと共に使用するのが
有利である。免疫化は、有利に、数ケ月にわた
り、4〜6週間隔での少なくとも4回の免疫化に
より行なう。(腹膜内注射)。 このように免疫化した動物から、B−リンパ球
を得、これを永久骨髄腫細胞系と融合させる。こ
の融合は、ケーラー(Ko¨hler)及びミルスタイ
ン(Milstein)の公知方法〔ネイチユア
(Nature)、256,1975,495〜497頁〕で行なう。
この際生じたハイブリツド細胞の一次培養物を常
法で、例えば、市販の細胞ソルター
(Zellsorter)の使用下に、又は限定稀釈により
クローン化する。それぞれ、適当な試験法で例え
ば酵素イムノアツセイ(ELISA−法)で、LHに
対して陽性にかつ他の糖蛋白質ホルモンとは陰性
にもしくは僅かにのみ反応する培養物を更に加工
する。こうして、本発明によるモノクロナール抗
体を産生する多数のハイブリツドーマ細胞系が得
られる。公知方法で、この細胞系を培養し、これ
により産生されたモノクロナール抗体を単離する
ことができる。 この方法で得られる細胞系の例は次のとおりで
ある: クローン369(NCACC84122001)及びクローン
799(NCACC84122005)。これらの細胞系は、そ
れぞれの番号で寄託機関NCACC(National
Collection of Animal Cell Cultures)に寄託さ
れている。 このように得られたモノクロナール抗体は、
LHに対して非常に高い親和性(109〜1011/モ
ルの親和性定数)を有し、他の糖蛋白質ホルモン
とは3%より少なく交叉反応することで優れてい
る。特に有利なモノクロナール抗体は、他の糖蛋
白質ホルモン即ちhCG,FSH及びTSHに対する
1%より少ない、特に有利に0.1%より少ない交
叉反応性を有する。この親和性及び他のホルモン
との交叉反応性の測定のために、当業者に公知の
慣用法が提供される。 本発明によるモノクロナール抗体は、試料例え
ば血清又は血漿中でこのホルモンLHを他の糖蛋
白質ホルモンの存在で特異的に測定するために極
めて好適である。この測定法のために、モノクロ
ナール抗体そのもの又はそれからの相応する免疫
学的特性を有するフラグメント例えばFab−フラ
グメントを使用することができる。従つて、「モ
ノクロナール抗体」の概念で、完全抗体もフラグ
メントも理解される。 実施例 次の実施例につき、本発明を詳説する: 例 1 LHに対するモノクロナール抗体の取得 生後8〜12週のBalb/c−マウスを、水酸化
アルミニウム及び百日咳菌に吸着されたhLH〔イ
ムネツクス社(Firma lmmunex)〕100μgで腹
膜内で免疫化させる。6週後に4週間間隔で更に
3回免疫化させる。この際、各々、水酸化アルミ
ニウム及び百日咳菌に吸着されたLH50μgを腹
膜内に施与する。 最後の免疫化の後約4ケ月に融合させる。この
融合の3日及び4日前に、それぞれ1回、
LH100μg/PBS(燐酸塩緩衝溶液)により腹膜
内もしくは静脈内で免疫化する。 融合のために、エンツイモロジイ(Enzy−
mology)73(1981)3頁中のガルフレ法
(Galfr′e,Methods)により、免疫化されたマウ
スの脾臓細胞108を骨髄腫(P3×63Ag8−653,
ATCC−CRL8375)2×107と混合し、引続き10
分間遠心分離する(300g,4℃)。細胞をもう一
度BSS(=平衡塩類溶液:ba−lanced salt
solution)で洗浄し、400gで遠心する。上澄み
を除去する。細胞沈殿物に50%PEG−溶液(分
子量4000,Merck)1mlを加える。その後、室
温で、牛胎児血清(FKS)不含のRPMI1640−媒
体(RPMI=Rosewell Parker Memory
Institute)5mlを、引続きもう1度10%FKS含
有RPMI1640−媒体5mlを徐々に滴加し、媒体で
50mlまで充たし、400gで10分間遠心分離する。
沈殿した細胞を10%FKS含有RPMI1640−媒体中
に入れる。脾臓細胞各2×105を24−穴−細胞培
養プレート(ヌンク社:Firma Nunc)上に播種
する。各培養液に、脾臓細胞1×105又は腹膜滲
出液細胞5×104を栄養細胞として添加する。次
の日に、ヒポキサンチン−アザセリン−選択媒体
(ヒポキサンチン100mM、アザセリン1μg/ml)
を添加する。 約7〜10日後に、既に多くのクローンが認めら
れる。1次培養液の上澄みを例2に記載の
ELISA法で試験する。抗原特異性抗体を含有す
る1次培養液を螢光活性化細胞ソールターを用い
て96−穴−細胞培養プレート(ヌンク社)上で更
にクローン化する。栄養細胞として、腹膜−滲出
液−細胞1×104又は脾臓細胞2×104を培養液96
−穴−細胞培養プレート当りに使用する。 こうして、双方のハイブリドーマー細胞系クロ
ーン369及びクローン799を単離することができ、
これらは、寄託機関NCACC(National
Collection of Animal Cell Cultures)に次の寄
託番号で寄託されている: NCACC84122001(=クローン369) NCACC8422005 (=クローン799)。 腹水を得るために、ハイブリツド細胞5×106
を予めプリスタン(Pristan)0.5mlで1〜2回前
処理されたマウスの腹膜内に注射する。その1〜
3週間後に、このマウスから腹水液を得ることが
できる。これから常法で抗体を単離することがで
きる。このモノクロナール抗体は特異的にLHに
対応していて、他の糖蛋白質−ホルモンとは交叉
反応しないかもしくは僅かに反応するだけであ
る。これらを以後、MAK369(クローン369の)
もしくはMAK799(クローン799の)と称する。 双方のモノクロナール抗体は、サブ群lgG1/
Kに属する。これらは次の親和性を有する: MAK 369=7.9×1010/mol. MAK 799=9.5×1011/mol. 親和性の測定のために、同族抗原との競争曲線
をスカツチヤード法(Scatchard:Anm.N.Y.
Acad.Sci.51,1949,660頁参照)で測定し、評価
する。このために必要な測定は例2と同様に実施
する。 例 2 LHに対する抗体のスクリーニング試験 免疫化されたマウスの血清又はハイブリツド細
胞の培養液上澄み又は腹水中のLHに対する抗体
の存在及び特異性を知るために、試験原理として
ELISA−法を用い、マイクロ滴定プレートに
LH1μg/被覆緩衝液ml(0.2M炭酸ナトリウム/
重炭酸ナトリウム、PH9.3〜9.5)を37℃で1夜重
層する。0.9%塩化ナトリウム溶液及び1%アル
ブミン溶液で10分間後処理する。引続き、0.9%
塩化ナトリウム溶液で洗浄する。引続き37℃で1
時間試料100μと共にインキユベートし、改め
て0.9%塩化ナトリウム溶液で洗浄する。更に、
シヤフ(Schaf)−抗−マウス−lgG−ペルオキシ
ダーゼ−コンジユゲート100〜150mU/mlと共に
インキユベートする(37℃,1時間)。0.9%塩化
ナトリウムでの新たな洗浄工程の後に、ペルオキ
シダーゼ活性を常法で測定する(例えばABTS
を用い、室温で30分、405nmでの吸光度差ΔmE
を読む)。 このELISA−試験は次のようにしても実施で
きる: マイクロ滴定プレートにまずシヤフ−抗−マウ
ス−lgGを重層する(20〜30μg/被覆緩衝液ml、
37℃で1時間〜1夜)。その後、前記のように更
に処理し、試料溶液を添加し、改めて洗浄する。
引続き、LH−ペルオキシダーゼ−コンジユゲー
ト250mU/mlと共にインキユベートする(1時
間、37℃)。これを改めて洗浄し、ペルオキシダ
ーゼ−活性を例えばABTSにより測定する。 例 3 他の糖蛋白質との交叉反応の測定 例2の記載と同様に操作する。差当り、LHの
反応性を測定する。次いで、それぞれのモノクロ
ナール抗体に、それぞれ、交叉反応を試験する抗
原(hCG,TSH,FSH)を上昇性濃度で添加す
る。引続き、この交叉反応を次式で計算する: C(LH)/C(交叉反応抗原)×100=交叉反応率(
%) C=最大信号の50%に達するために必要である
抗原の濃度 次に第1表にMAK369及びMAK799に関する
測定値をまとめる。
薬、これに好適なモノクロナール抗体及び、その
取得法に関する。 従来の技術 体液、例えば尿、血清及び血漿中の黄体形成ホ
ルモン(LH)の測定は、主として、視床下部、
下垂体及び性腺の内分泌状態を評価するために使
用される。この試験は、特に性腺機能低下、不妊
症等の鑑別診断に役立つ。更に、このLH−測定
は、妊婦の誘導の際の排卵時点の測定のために使
用される。 これらのすべての場合に、血清値は生理学的範
囲内に存在する。更に、血清中のLHの濃度も、
このホルモンの生物学的作用に関する情報を得る
ための目的だけでも測定される。従つて、実質的
に、自然のホルモンの血清濃度の認識は、診断上
重要である。 血清中のヒトLHの生理学的濃度は次の範囲内
にある: 男性 4〜24mlU/ml 閉経期前の婦人(周期) 10〜20mlU/ml 排卵ピーク時の婦人 80〜100mlU/ml 閉経期後の婦人 80〜150mlU/ml LHの測定のためには、特に抗原としてのこの
ホルモンがこれを認識する抗体1種以上を用いて
測定される免疫学的試験法が好適である。このポ
リペプチドホルモンを用いる抗体取得は、すべて
のポリペプチド−ホルモンは免疫性が悪いので、
困難と結びついている。LHと他の糖蛋白質ホル
モン例えば卵胞刺激ホルモン(FSH)、甲状腺刺
激ホルモン(TSH)又はヒト絨毛性ゴナドトロ
ピン(hCG)との間のホルモン学に基づき、これ
らホルモンの1種に対する特異抗体を得ることは
非常に困難である。これら糖蛋白質ホルモンを認
識する抗体は、通例、多かれ少なかれ他の糖蛋白
質−ホルモンとの交叉反応を有する。 クリニカ・ケミカ・アクタ(Clinica Chemica
Acta)133(1983),263〜274頁には、TSH及び
hCGと10%かつFSHと3%交叉反応する、LHに
対するモノクロナール抗体が記載されている。英
国特許(GB−A)第2111201号明細書からは、
同様に、LHに対するモノクロナール抗体が知ら
れている。しかしながら、これは、同様にhCGと
反応する。特異的にLHを認識し、他の糖蛋白質
−ホルモンとの交叉反応をしないモノクロナール
抗体は、従来は知られていない。従つて、現在ま
でのところでは、他の糖蛋白質ホルモンを多かれ
少なかれ共に検出することなしにLHを免疫学的
に測定することは可能ではない。 発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、それを用いて、他の糖蛋白質
−ホルモン(本明細書中ではFSH,TSH又は
hCGを意味する)の存在でも、LHを特異的に測
定することのできる新規の免疫学的方法及び試薬
を得ることであつた。 問題点を解決するための手段 この課題は、本発明による免疫学的方法及び試
薬で解決される。 従つて、本発明の目的は、特異的にLHを認識
し、他の糖蛋白質ホルモンとは3%より少なく交
叉反応するモノクロナール抗体少なくとも1種を
用いる黄体形成ホルモンの免疫学的測定法並びに
これに好適な試薬である。 免疫学的測定法としては、原則的には、すべて
の慣用のイムノアツセイ例えばラジオイムノアツ
セイ、酵素−イムノアツセイ、螢光−イムノアツ
セイ等が好適である。更に、全体的な変法例えば
競争的イムノアツセイ、サンドイツチ法等も使用
可能である。標識付けのためには、それぞれの測
定法に慣用の手段が好適である。従つて、ラジオ
イムノアツセイの場合には、ラジオアイソトープ
例えば125Jが標識付けのために使用される。酵素
−イムノアツセイのためには、このために通例使
用されるすべての酵素、例えばペルオキシダーゼ
又はβ−ガラクトシダーゼが好適である。螢光−
イムノアツセイのためには、慣用の発光団がマー
カーとして使用可能である。これら種々の試験法
及び変法の詳細は当業者にとつて公知である。
LHの種々の抗原決定因を認識し、そのうちの少
なくとも1種が他の糖蛋白質−ホルモンとは3%
より少なく交叉反応する、少なくとも2種のモノ
クロナール抗体を使用する試験変法が有利であ
る。 LHの測定のためには、測定すべき抗原を担体
結合され、標識付けされた抗体と接触させるサン
ドイツチ法が特に好適であると立証された。この
ような測定法のために、例えば本発明による特異
的なモノクロナール抗体を固定相に結合させるこ
とができる。これを、第1のインキユベーシヨン
工程で、測定すべきLH及び一般に他の糖蛋白質
ホルモンを含有する試料と共にインキユベートす
る。この際、特異的抗体により選択的にLHが結
合される。慣用の洗浄工程の後に、この標識され
た抗体と共にインキユベートする。これは、必ず
しも特異的にLHを認識する必要はなく、他の糖
蛋白質ホルモンと交叉反応してもよい。 この方法は、非特異的に担体結合する抗体を用
いても実施できる。しかしながら、標識された抗
体として、本発明による特異的にLHを認識する
抗体を使用することが必要である。 このサンドイツチ法の変法は、同様に、LHの
測定のために好適である。例えば、差当り、標識
されていない可溶性抗体で、かつ標識された抗体
で、可溶性サンドイツチ−複合体を形成すること
ができる。これを、引続き、標識されていない可
溶性抗体のEcγ−部を認識する担体結合抗体を用
いて不溶性にする。この変法では、少なくとも標
識されていない可溶性抗体が本発明の抗体である
べきである。この際標識された抗体を過剰に使用
するのが有利である。 本発明の重要性は、この免疫学的方法のため
に、特異的にLHを認識し、従つてLHの特異的
測定を可能とするモノクロナール抗体を提供する
ことが意想外に達成されたことにある。 従つて、本発明のもう1つの目的は、他の糖蛋
白質ホルモンとの交叉反応性が3%より小さい
LHに対するモノクロナール抗体である。 本発明によるモノクロナール抗体を得るため
に、実験動物例えばマウスをLHで免疫化する。
免疫化のために、この免疫原を例えばアジユバン
スと組合せて常法で付与する。アジユバンスとし
ては、水酸化アルミニウムを百日咳菌(B−
ordetella pertussis)又はフロインドの(F−
reundschem)アジユバンスと共に使用するのが
有利である。免疫化は、有利に、数ケ月にわた
り、4〜6週間隔での少なくとも4回の免疫化に
より行なう。(腹膜内注射)。 このように免疫化した動物から、B−リンパ球
を得、これを永久骨髄腫細胞系と融合させる。こ
の融合は、ケーラー(Ko¨hler)及びミルスタイ
ン(Milstein)の公知方法〔ネイチユア
(Nature)、256,1975,495〜497頁〕で行なう。
この際生じたハイブリツド細胞の一次培養物を常
法で、例えば、市販の細胞ソルター
(Zellsorter)の使用下に、又は限定稀釈により
クローン化する。それぞれ、適当な試験法で例え
ば酵素イムノアツセイ(ELISA−法)で、LHに
対して陽性にかつ他の糖蛋白質ホルモンとは陰性
にもしくは僅かにのみ反応する培養物を更に加工
する。こうして、本発明によるモノクロナール抗
体を産生する多数のハイブリツドーマ細胞系が得
られる。公知方法で、この細胞系を培養し、これ
により産生されたモノクロナール抗体を単離する
ことができる。 この方法で得られる細胞系の例は次のとおりで
ある: クローン369(NCACC84122001)及びクローン
799(NCACC84122005)。これらの細胞系は、そ
れぞれの番号で寄託機関NCACC(National
Collection of Animal Cell Cultures)に寄託さ
れている。 このように得られたモノクロナール抗体は、
LHに対して非常に高い親和性(109〜1011/モ
ルの親和性定数)を有し、他の糖蛋白質ホルモン
とは3%より少なく交叉反応することで優れてい
る。特に有利なモノクロナール抗体は、他の糖蛋
白質ホルモン即ちhCG,FSH及びTSHに対する
1%より少ない、特に有利に0.1%より少ない交
叉反応性を有する。この親和性及び他のホルモン
との交叉反応性の測定のために、当業者に公知の
慣用法が提供される。 本発明によるモノクロナール抗体は、試料例え
ば血清又は血漿中でこのホルモンLHを他の糖蛋
白質ホルモンの存在で特異的に測定するために極
めて好適である。この測定法のために、モノクロ
ナール抗体そのもの又はそれからの相応する免疫
学的特性を有するフラグメント例えばFab−フラ
グメントを使用することができる。従つて、「モ
ノクロナール抗体」の概念で、完全抗体もフラグ
メントも理解される。 実施例 次の実施例につき、本発明を詳説する: 例 1 LHに対するモノクロナール抗体の取得 生後8〜12週のBalb/c−マウスを、水酸化
アルミニウム及び百日咳菌に吸着されたhLH〔イ
ムネツクス社(Firma lmmunex)〕100μgで腹
膜内で免疫化させる。6週後に4週間間隔で更に
3回免疫化させる。この際、各々、水酸化アルミ
ニウム及び百日咳菌に吸着されたLH50μgを腹
膜内に施与する。 最後の免疫化の後約4ケ月に融合させる。この
融合の3日及び4日前に、それぞれ1回、
LH100μg/PBS(燐酸塩緩衝溶液)により腹膜
内もしくは静脈内で免疫化する。 融合のために、エンツイモロジイ(Enzy−
mology)73(1981)3頁中のガルフレ法
(Galfr′e,Methods)により、免疫化されたマウ
スの脾臓細胞108を骨髄腫(P3×63Ag8−653,
ATCC−CRL8375)2×107と混合し、引続き10
分間遠心分離する(300g,4℃)。細胞をもう一
度BSS(=平衡塩類溶液:ba−lanced salt
solution)で洗浄し、400gで遠心する。上澄み
を除去する。細胞沈殿物に50%PEG−溶液(分
子量4000,Merck)1mlを加える。その後、室
温で、牛胎児血清(FKS)不含のRPMI1640−媒
体(RPMI=Rosewell Parker Memory
Institute)5mlを、引続きもう1度10%FKS含
有RPMI1640−媒体5mlを徐々に滴加し、媒体で
50mlまで充たし、400gで10分間遠心分離する。
沈殿した細胞を10%FKS含有RPMI1640−媒体中
に入れる。脾臓細胞各2×105を24−穴−細胞培
養プレート(ヌンク社:Firma Nunc)上に播種
する。各培養液に、脾臓細胞1×105又は腹膜滲
出液細胞5×104を栄養細胞として添加する。次
の日に、ヒポキサンチン−アザセリン−選択媒体
(ヒポキサンチン100mM、アザセリン1μg/ml)
を添加する。 約7〜10日後に、既に多くのクローンが認めら
れる。1次培養液の上澄みを例2に記載の
ELISA法で試験する。抗原特異性抗体を含有す
る1次培養液を螢光活性化細胞ソールターを用い
て96−穴−細胞培養プレート(ヌンク社)上で更
にクローン化する。栄養細胞として、腹膜−滲出
液−細胞1×104又は脾臓細胞2×104を培養液96
−穴−細胞培養プレート当りに使用する。 こうして、双方のハイブリドーマー細胞系クロ
ーン369及びクローン799を単離することができ、
これらは、寄託機関NCACC(National
Collection of Animal Cell Cultures)に次の寄
託番号で寄託されている: NCACC84122001(=クローン369) NCACC8422005 (=クローン799)。 腹水を得るために、ハイブリツド細胞5×106
を予めプリスタン(Pristan)0.5mlで1〜2回前
処理されたマウスの腹膜内に注射する。その1〜
3週間後に、このマウスから腹水液を得ることが
できる。これから常法で抗体を単離することがで
きる。このモノクロナール抗体は特異的にLHに
対応していて、他の糖蛋白質−ホルモンとは交叉
反応しないかもしくは僅かに反応するだけであ
る。これらを以後、MAK369(クローン369の)
もしくはMAK799(クローン799の)と称する。 双方のモノクロナール抗体は、サブ群lgG1/
Kに属する。これらは次の親和性を有する: MAK 369=7.9×1010/mol. MAK 799=9.5×1011/mol. 親和性の測定のために、同族抗原との競争曲線
をスカツチヤード法(Scatchard:Anm.N.Y.
Acad.Sci.51,1949,660頁参照)で測定し、評価
する。このために必要な測定は例2と同様に実施
する。 例 2 LHに対する抗体のスクリーニング試験 免疫化されたマウスの血清又はハイブリツド細
胞の培養液上澄み又は腹水中のLHに対する抗体
の存在及び特異性を知るために、試験原理として
ELISA−法を用い、マイクロ滴定プレートに
LH1μg/被覆緩衝液ml(0.2M炭酸ナトリウム/
重炭酸ナトリウム、PH9.3〜9.5)を37℃で1夜重
層する。0.9%塩化ナトリウム溶液及び1%アル
ブミン溶液で10分間後処理する。引続き、0.9%
塩化ナトリウム溶液で洗浄する。引続き37℃で1
時間試料100μと共にインキユベートし、改め
て0.9%塩化ナトリウム溶液で洗浄する。更に、
シヤフ(Schaf)−抗−マウス−lgG−ペルオキシ
ダーゼ−コンジユゲート100〜150mU/mlと共に
インキユベートする(37℃,1時間)。0.9%塩化
ナトリウムでの新たな洗浄工程の後に、ペルオキ
シダーゼ活性を常法で測定する(例えばABTS
を用い、室温で30分、405nmでの吸光度差ΔmE
を読む)。 このELISA−試験は次のようにしても実施で
きる: マイクロ滴定プレートにまずシヤフ−抗−マウ
ス−lgGを重層する(20〜30μg/被覆緩衝液ml、
37℃で1時間〜1夜)。その後、前記のように更
に処理し、試料溶液を添加し、改めて洗浄する。
引続き、LH−ペルオキシダーゼ−コンジユゲー
ト250mU/mlと共にインキユベートする(1時
間、37℃)。これを改めて洗浄し、ペルオキシダ
ーゼ−活性を例えばABTSにより測定する。 例 3 他の糖蛋白質との交叉反応の測定 例2の記載と同様に操作する。差当り、LHの
反応性を測定する。次いで、それぞれのモノクロ
ナール抗体に、それぞれ、交叉反応を試験する抗
原(hCG,TSH,FSH)を上昇性濃度で添加す
る。引続き、この交叉反応を次式で計算する: C(LH)/C(交叉反応抗原)×100=交叉反応率(
%) C=最大信号の50%に達するために必要である
抗原の濃度 次に第1表にMAK369及びMAK799に関する
測定値をまとめる。
【表】
例 4
エピトープ特異性(Epitopspezifita¨t)の測定
マイクロ滴定プレートを、0.2M炭酸塩緩衝液
(PH9.6)中のマウス−抗体のFcγ−領域に対する
シヤフ(Schaf)−抗体10μg/mlで37℃で2時間
又は4℃で1夜被覆する。その後、PBS/ツイ
ーン(Tween)20(0.1%)(PH7.35)で洗浄する。
引続き、インキユベーシヨン緩衝液(PBS、牛
血清アルブミン(RSA)0.1%、ツイーン20 0.1
%)中のモノクロナール抗体(MAK 1、濃度
10μg/ml)100μを加え、37℃で2時間インキ
ユベートする。 LH−ペルオキシダーゼ−コンジユゲート
(100mU/ml)を溶液中の第2のモノクロナール
抗体(MAK2)10μg/mlと共に4℃で1夜予備
インキユベートする。 MAK1を有するプレートのこのインキユベー
シヨンの後に過剰のMAK1をPBS−ツイーン20
で除去する。このプレートにPBS−RSA中の1
%マウス−正常血清を30分間室温で後重層する。
予備インキユベートされたMAK2/LH−ペルオ
キシダーゼ−複合体100μをプレート上に加え、
37℃で2時間インキユベートする。結合したペル
オキシダーゼ−活性を基質としてのABTSで可
視にする。測定した色強度は、MAK1に結合し
たMAK2/LH−ペルオキシダーゼ−コンジユゲ
ートに正比例する。MAK1としてのMAK799及
びMAK2としてのMAK369に関して、結合活性
は、非競争LH−POD−活性の34%である。 結果は、双方のモノクロナール抗体が抗原LH
の種々のエピトープに対応していることを示して
いる。 例 5 LHの測定 A 試薬溶液の製造 1 基質緩衝液: 燐酸ナトリウム緩衝液(PH7.4) 15mM 塩化ナトリウム 15mM EDTA 5mM 牛血清アルブミン(PH7.4) 0.2% o−ニトロフエニルガラクトシド 5mM 2 処方1−溶液 処方1として、本発明によるモノクロナールマ
ウス−抗−hLH−抗体を使用する。この抗体を
含有する腹水液に硫酸アンモニウムを1.8Mまで
加える。沈殿を15mM燐酸ナトリウム(PH7.0)
および50mM塩化ナトリウムの緩衝液中に入れ
る。こうして得た溶液をDEAE−セルロース上か
ら通過させる。 3 処方3−溶液 処方3として、同様であるが、処方1とは異な
る抗原決定因を認識する本発明のモノクロナール
マウス−抗−hLH−抗体を使用する。この抗体
を含有する腹水液を2)の記載と同様に精製す
る。完全抗体を公知方法で切断してFab−フラグ
メントを得る。得られたFab−フラグメントとβ
−ガラクトシダーゼとを、R.R.ポルター
(Porter)によるビオケミカル・ジヤーナル
(Biochem.J.)73(1959)119頁の方法で結合させ
る。 4 活性化された処方2−溶液 シヤフ−抗−マウス−Ecγ−抗血清に硫酸アン
モニウムを1.8Mまで加える。沈殿を15mM硫酸
ナトリウム(PH7.0)及び5mM塩化ナトリウムか
らの緩衝液中に入れる。こうして得た溶液を
DEAE−セルロース上に通過させる。 B 試薬担持材の製造 1 試薬担持材 1 1ml当り 燐酸ナトリウム(PH7.3,37℃) 100μモル 塩化マグネシウム 2μモル 塩化ナトリウム 0.9% 牛血清アルブミン 0.5% マウスからの抗−hLH−モノクロナール抗
体(処方1−溶液) 5μg/ml 抗−hLH−抗体−(マウス)−Fab−フラグメ
ント−β−ガラクトシダーゼコンジユゲート
(処方3−溶液) 100mU を含有する溶液40μを市販のポリエステル紙よ
りなるフリース上に滴加する。引続き、室温で乾
燥させる。このフリースをその使用まで4℃及び
相対湿度20%に保持する。 2 試薬担持材 2 セルロースフリース上に公知のブロムシアン活
性化法(西ドイツ特許出願公開第1768512号明細
書)で、マウス−抗体のEcγ−部に対するシヤフ
−抗体(活性化された処方2−溶液)を固定さ
せ、この際、繊維材料1g当り抗体10μgを固定
のために提供する。洗浄により、結合しなかつた
抗体を除き、フリースを室温で温和に乾燥させ
る。こうして得たフリースの貯蔵は試薬担持材1
と同様に行なう。 この双方の試薬担持材1及び2を用いる測定
は、西ドイツ特許出願第3425008・5号明細書に
記載の分析測定実施用装置を用いて行なう。これ
は、それぞれ特定の1試薬で含浸された吸収性担
持物質を有する多数の試薬領域と連結していて、
挿入素子をローター上に固定する際に、一緒にな
つて内部半径から外部半径方向に通じる試料液体
搬送路を形成する少なくとも1個の混合弁室と混
合室を有する試料装入室及び更に少なくとももう
1つの液体収容室及びこの室から測定室に通じ、
試料液体搬送路と少なくとも部分的に同じ搬送路
を有する成形体よりなる自動遠心分離分析装置用
ローター挿入素子を明らかにしている。ここで、
試料液体搬送路は、試料装入室(P)から吸着性
材料の充填された緩衝液含有室(a)、室(c)及び室(a)
と(c)の間に配置された第1弁室(VK1)を経て、
第2弁室(VK2)に至り、かつここから室(d)及
び収集室(AK)を経て測定室(K)に至る。も
う1つの液体を収容するために、ポンプ室として
構成された基質室(PK)を備えており、これは、
配量室(DK)及び毛細管(Kap)よりなる配量
装置及び溢流室(u¨K)を経て第2弁室と連結し
ている。第1図はこの使用ローター挿入素子を図
示している。ここで、試薬担持材1をこの使い捨
て部品の区分cに配置し、試薬担持材2を区分d
に配置する。この際、試薬40μを、上縁の開口
部から直接、区分aにピペツト装入する。この試
料は稀釈されていない。基質溶液270μを室pK
中にピペツト装入する。高回転数が静止状態と交
換する適当なプログラムにより、試料及び基質溶
液は分離マトリツクス及びキユベツトの方向に送
られる。 この際、プログラムの経過で処方1及び3は試
料液により区分cから溶離され、引続き均質混合
物が反応される。生じた複合体が区分dで処方2
と結合される。区分cからdへの試料の移動は非
常に短時間内に行なわれる。 基質溶液は、配量室DKを通つて少部分に分け
られ、その最初のものは、過剰の非複合コンジユ
ゲートの洗浄のために使用される。 複合体形成を介してdで結合したβ−ガラクト
シダーゼ活性は、試料中に含有されるhLH量に
比例する。この活性は、基質が5分間の反応で着
色生成物に変換されるのに充分な更なる基質量で
測定される。生じる色はキユベツト中、410nmで
測定される。 既知LH−含量を有する検量血清で、第2図の
検量曲線が得られ、これは、hLH0〜25mU/ml
の範囲(hLH68/40に関する第1IRP−規準で標
準化)を把握し、血清又は血漿中の充分に敏感な
hLH測定を可能にする。この検量曲線を用いて、
体液例えば血清又は血漿中の未知hLH含量を測
定することができる。hCG100IU/ml(1.IRP=
WHOの1.国際関連製剤)を有して貯蔵された標
準の再現率は96〜104%である。 例 6 サンドイツチ−原理によるLHの測定 被覆緩衝液(0.2M炭酸ナトリウム/重炭酸ナ
トリウムPH9.4)中に本発明によるLHに対するモ
ノクロナール抗体を50μg/mlの濃度で含有する
溶液100μをマイクロ滴定プレートの各々の凹
所に入れ、室温で1時間インキユベートする。引
続き、インキユベーシヨン緩衝液(牛血清アルブ
ミン1%,Nac0.9%)を後重層し、室温で30
分間インキユベートする。洗浄緩衝液(Nac
0.9%、ツイーン20 0.1%)で洗浄後に、各凹所
に測定すべきLHを含有する試料100μを入れ、
室温で30分間インキユベートする。洗浄緩衝液で
の再度洗浄の後に、ペルオキシダーゼ(活性
100mU/ml)とLHとは異なるエピトープに対応
する本発明によるもう1つのモノクロナール抗体
とからのコンジユゲート100μを重層し、室温
で1時間インキユベートする。 このコンジユゲートの製造のために、西洋ワサ
ビ(Meerrettich)ペルオキシダーゼ(E.
C.1.11.1.7)を使用する。このコンジユゲートは
過沃素酸塩での酸化及び引続く水素化ホウ素を用
いる還元により、P.K.ナカネ(Nakane)による
処方〔M.B.ウイルソン(Wilson)及びP.K.ナカ
ネのW.クナツプ(Knapp)発行、イムノフルオ
レツセンス・アンド・リレイテツド・ステイニン
グ・テクニクス(Immunofluorescense and
Related Staining Technics)、1978、エルスヴ
イア/ノース・ホーランド・ビオメデイカル・プ
レス(Elsevier/North Holland,Biochemical
Press)215〜224頁〕に応じて製造する。 洗浄緩衝液を用いる洗浄の後に、ABTS−標
準溶液100μを重層し、1時間の呈色反応後に、
405nmでの吸光度をELISA−リーダー(ダイナ
テツク:Dynatec)で測定する。 検量曲線を得るために、前記の方法で、試料の
代りに、LHを種々の限定された濃度で含有する
溶液を用いる。
(PH9.6)中のマウス−抗体のFcγ−領域に対する
シヤフ(Schaf)−抗体10μg/mlで37℃で2時間
又は4℃で1夜被覆する。その後、PBS/ツイ
ーン(Tween)20(0.1%)(PH7.35)で洗浄する。
引続き、インキユベーシヨン緩衝液(PBS、牛
血清アルブミン(RSA)0.1%、ツイーン20 0.1
%)中のモノクロナール抗体(MAK 1、濃度
10μg/ml)100μを加え、37℃で2時間インキ
ユベートする。 LH−ペルオキシダーゼ−コンジユゲート
(100mU/ml)を溶液中の第2のモノクロナール
抗体(MAK2)10μg/mlと共に4℃で1夜予備
インキユベートする。 MAK1を有するプレートのこのインキユベー
シヨンの後に過剰のMAK1をPBS−ツイーン20
で除去する。このプレートにPBS−RSA中の1
%マウス−正常血清を30分間室温で後重層する。
予備インキユベートされたMAK2/LH−ペルオ
キシダーゼ−複合体100μをプレート上に加え、
37℃で2時間インキユベートする。結合したペル
オキシダーゼ−活性を基質としてのABTSで可
視にする。測定した色強度は、MAK1に結合し
たMAK2/LH−ペルオキシダーゼ−コンジユゲ
ートに正比例する。MAK1としてのMAK799及
びMAK2としてのMAK369に関して、結合活性
は、非競争LH−POD−活性の34%である。 結果は、双方のモノクロナール抗体が抗原LH
の種々のエピトープに対応していることを示して
いる。 例 5 LHの測定 A 試薬溶液の製造 1 基質緩衝液: 燐酸ナトリウム緩衝液(PH7.4) 15mM 塩化ナトリウム 15mM EDTA 5mM 牛血清アルブミン(PH7.4) 0.2% o−ニトロフエニルガラクトシド 5mM 2 処方1−溶液 処方1として、本発明によるモノクロナールマ
ウス−抗−hLH−抗体を使用する。この抗体を
含有する腹水液に硫酸アンモニウムを1.8Mまで
加える。沈殿を15mM燐酸ナトリウム(PH7.0)
および50mM塩化ナトリウムの緩衝液中に入れ
る。こうして得た溶液をDEAE−セルロース上か
ら通過させる。 3 処方3−溶液 処方3として、同様であるが、処方1とは異な
る抗原決定因を認識する本発明のモノクロナール
マウス−抗−hLH−抗体を使用する。この抗体
を含有する腹水液を2)の記載と同様に精製す
る。完全抗体を公知方法で切断してFab−フラグ
メントを得る。得られたFab−フラグメントとβ
−ガラクトシダーゼとを、R.R.ポルター
(Porter)によるビオケミカル・ジヤーナル
(Biochem.J.)73(1959)119頁の方法で結合させ
る。 4 活性化された処方2−溶液 シヤフ−抗−マウス−Ecγ−抗血清に硫酸アン
モニウムを1.8Mまで加える。沈殿を15mM硫酸
ナトリウム(PH7.0)及び5mM塩化ナトリウムか
らの緩衝液中に入れる。こうして得た溶液を
DEAE−セルロース上に通過させる。 B 試薬担持材の製造 1 試薬担持材 1 1ml当り 燐酸ナトリウム(PH7.3,37℃) 100μモル 塩化マグネシウム 2μモル 塩化ナトリウム 0.9% 牛血清アルブミン 0.5% マウスからの抗−hLH−モノクロナール抗
体(処方1−溶液) 5μg/ml 抗−hLH−抗体−(マウス)−Fab−フラグメ
ント−β−ガラクトシダーゼコンジユゲート
(処方3−溶液) 100mU を含有する溶液40μを市販のポリエステル紙よ
りなるフリース上に滴加する。引続き、室温で乾
燥させる。このフリースをその使用まで4℃及び
相対湿度20%に保持する。 2 試薬担持材 2 セルロースフリース上に公知のブロムシアン活
性化法(西ドイツ特許出願公開第1768512号明細
書)で、マウス−抗体のEcγ−部に対するシヤフ
−抗体(活性化された処方2−溶液)を固定さ
せ、この際、繊維材料1g当り抗体10μgを固定
のために提供する。洗浄により、結合しなかつた
抗体を除き、フリースを室温で温和に乾燥させ
る。こうして得たフリースの貯蔵は試薬担持材1
と同様に行なう。 この双方の試薬担持材1及び2を用いる測定
は、西ドイツ特許出願第3425008・5号明細書に
記載の分析測定実施用装置を用いて行なう。これ
は、それぞれ特定の1試薬で含浸された吸収性担
持物質を有する多数の試薬領域と連結していて、
挿入素子をローター上に固定する際に、一緒にな
つて内部半径から外部半径方向に通じる試料液体
搬送路を形成する少なくとも1個の混合弁室と混
合室を有する試料装入室及び更に少なくとももう
1つの液体収容室及びこの室から測定室に通じ、
試料液体搬送路と少なくとも部分的に同じ搬送路
を有する成形体よりなる自動遠心分離分析装置用
ローター挿入素子を明らかにしている。ここで、
試料液体搬送路は、試料装入室(P)から吸着性
材料の充填された緩衝液含有室(a)、室(c)及び室(a)
と(c)の間に配置された第1弁室(VK1)を経て、
第2弁室(VK2)に至り、かつここから室(d)及
び収集室(AK)を経て測定室(K)に至る。も
う1つの液体を収容するために、ポンプ室として
構成された基質室(PK)を備えており、これは、
配量室(DK)及び毛細管(Kap)よりなる配量
装置及び溢流室(u¨K)を経て第2弁室と連結し
ている。第1図はこの使用ローター挿入素子を図
示している。ここで、試薬担持材1をこの使い捨
て部品の区分cに配置し、試薬担持材2を区分d
に配置する。この際、試薬40μを、上縁の開口
部から直接、区分aにピペツト装入する。この試
料は稀釈されていない。基質溶液270μを室pK
中にピペツト装入する。高回転数が静止状態と交
換する適当なプログラムにより、試料及び基質溶
液は分離マトリツクス及びキユベツトの方向に送
られる。 この際、プログラムの経過で処方1及び3は試
料液により区分cから溶離され、引続き均質混合
物が反応される。生じた複合体が区分dで処方2
と結合される。区分cからdへの試料の移動は非
常に短時間内に行なわれる。 基質溶液は、配量室DKを通つて少部分に分け
られ、その最初のものは、過剰の非複合コンジユ
ゲートの洗浄のために使用される。 複合体形成を介してdで結合したβ−ガラクト
シダーゼ活性は、試料中に含有されるhLH量に
比例する。この活性は、基質が5分間の反応で着
色生成物に変換されるのに充分な更なる基質量で
測定される。生じる色はキユベツト中、410nmで
測定される。 既知LH−含量を有する検量血清で、第2図の
検量曲線が得られ、これは、hLH0〜25mU/ml
の範囲(hLH68/40に関する第1IRP−規準で標
準化)を把握し、血清又は血漿中の充分に敏感な
hLH測定を可能にする。この検量曲線を用いて、
体液例えば血清又は血漿中の未知hLH含量を測
定することができる。hCG100IU/ml(1.IRP=
WHOの1.国際関連製剤)を有して貯蔵された標
準の再現率は96〜104%である。 例 6 サンドイツチ−原理によるLHの測定 被覆緩衝液(0.2M炭酸ナトリウム/重炭酸ナ
トリウムPH9.4)中に本発明によるLHに対するモ
ノクロナール抗体を50μg/mlの濃度で含有する
溶液100μをマイクロ滴定プレートの各々の凹
所に入れ、室温で1時間インキユベートする。引
続き、インキユベーシヨン緩衝液(牛血清アルブ
ミン1%,Nac0.9%)を後重層し、室温で30
分間インキユベートする。洗浄緩衝液(Nac
0.9%、ツイーン20 0.1%)で洗浄後に、各凹所
に測定すべきLHを含有する試料100μを入れ、
室温で30分間インキユベートする。洗浄緩衝液で
の再度洗浄の後に、ペルオキシダーゼ(活性
100mU/ml)とLHとは異なるエピトープに対応
する本発明によるもう1つのモノクロナール抗体
とからのコンジユゲート100μを重層し、室温
で1時間インキユベートする。 このコンジユゲートの製造のために、西洋ワサ
ビ(Meerrettich)ペルオキシダーゼ(E.
C.1.11.1.7)を使用する。このコンジユゲートは
過沃素酸塩での酸化及び引続く水素化ホウ素を用
いる還元により、P.K.ナカネ(Nakane)による
処方〔M.B.ウイルソン(Wilson)及びP.K.ナカ
ネのW.クナツプ(Knapp)発行、イムノフルオ
レツセンス・アンド・リレイテツド・ステイニン
グ・テクニクス(Immunofluorescense and
Related Staining Technics)、1978、エルスヴ
イア/ノース・ホーランド・ビオメデイカル・プ
レス(Elsevier/North Holland,Biochemical
Press)215〜224頁〕に応じて製造する。 洗浄緩衝液を用いる洗浄の後に、ABTS−標
準溶液100μを重層し、1時間の呈色反応後に、
405nmでの吸光度をELISA−リーダー(ダイナ
テツク:Dynatec)で測定する。 検量曲線を得るために、前記の方法で、試料の
代りに、LHを種々の限定された濃度で含有する
溶液を用いる。
第1図は本発明の方法を実施する自動遠心分離
分析装置用ローター挿入素子の略示図であり、第
2図は既知LH−含分の血清の検量曲線である。
分析装置用ローター挿入素子の略示図であり、第
2図は既知LH−含分の血清の検量曲線である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 黄体形成ホルモン(LH)を測定するため
に、LHを認識し、卵胞刺激ホルモン(FSH)、
甲状腺刺激ホルモン(TSH)又はヒト絨毛性ゴ
ナドトロピン(hCG)とは3%より少なく交叉反
応するモノクロナール抗体少なくとも1種を使用
することを特徴とする、黄体形成ホルモンの免疫
学的測定法。 2 LHを認識し、FSH,TSH又はhCGとは1
%より少なく交叉反応するモノクロナール抗体少
なくとも1種を使用する、特許請求の範囲第1項
記載の方法。 3 そのうちの少なくとも1種はFSH,TSH又
はhCGとは3%より少なく交叉反応するLHを認
識するモノクロナール抗体少なくとも2種を使用
する、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
法。 4 LHを認識し、FSH,TSH又はhCGとは3
%より少なく交叉反応するモノクロナール抗体少
なくとも1種を含有することを特徴とする、黄体
形成ホルモン測定用試薬。 5 LHを認識し、FSH,TSH又はhCGとは1
%より少なく交叉反応するモノクロナール抗体少
なくとも1種を含有する、特許請求の範囲第4項
記載の試薬。 6 そのうちの少なくとも1種がFSH,TSH又
はhCG3%とより少なく交叉反応する、少なくと
も2種のLHを認識するモノクロナール抗体を含
有する、特許請求の範囲第4項又は第5項記載の
試薬。 7 FSH,TSH又はhCGと3%より少なく交叉
反応することを特徴とする、黄体形成ホルモンを
認識するモノクロナール抗体。 8 FSH,TSH又はhCGと1%より少なく交叉
反応する、特許請求の範囲第7項記載のモノクロ
ナール抗体。 9 FSH,TSH又はhCGと3%より少なく交叉
反応する、黄体形成ホルモンを認識するモノクロ
ナール抗体を取得するため、マウスをLHで免疫
化させ、この免疫化された動物の脾臓からB−リ
ンパ球を得、これを骨髄腫細胞と融合させ、生じ
たハイブリドーマ細胞をクローン化し、特異的に
LHを認識する抗体を産生するクローンを選択
し、これにより形成された抗体を取得することを
特徴とするモノクロナール抗体の取得法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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