JPH0471650A - ローラミル - Google Patents
ローラミルInfo
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- JPH0471650A JPH0471650A JP18355290A JP18355290A JPH0471650A JP H0471650 A JPH0471650 A JP H0471650A JP 18355290 A JP18355290 A JP 18355290A JP 18355290 A JP18355290 A JP 18355290A JP H0471650 A JPH0471650 A JP H0471650A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- grinding
- roller bracket
- crushing
- mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、石炭、セメントクリンカあるいは化学製品な
どの固体原料を粉砕する微粉砕用ローラミルに係り、特
に実用性の高い防振構造を有するローラミルに関する。
どの固体原料を粉砕する微粉砕用ローラミルに係り、特
に実用性の高い防振構造を有するローラミルに関する。
〔従来の技術]
石炭焚ボイラにおいては低公害燃焼(低NOx、未燃分
低減燃焼)や急速負荷変動運用が実施され、それに伴い
微粉砕機(ミル)に対しても給炭量の幅広い変動等、よ
りフレキシブルな運用への対応が要求されるようになっ
た。
低減燃焼)や急速負荷変動運用が実施され、それに伴い
微粉砕機(ミル)に対しても給炭量の幅広い変動等、よ
りフレキシブルな運用への対応が要求されるようになっ
た。
石炭、セメント原料あるいは新素材原料などの塊状物を
細かく粉砕する粉砕機の1つの型式として、低速回転運
動を行う粉砕用の粉砕テーブルと、その上で自転する複
数の粉砕ローラとを備えた竪型のローラミルがあり、最
近では代表機種のひとつとしての地位を固めつつある。
細かく粉砕する粉砕機の1つの型式として、低速回転運
動を行う粉砕用の粉砕テーブルと、その上で自転する複
数の粉砕ローラとを備えた竪型のローラミルがあり、最
近では代表機種のひとつとしての地位を固めつつある。
第4図はミル中心軸を通る面でミルを縦割りにした、高
さ方向の断面図、また第5図は第4図のA−A断面図で
ある。この種の粉砕機は、円筒型のケーシング10(ミ
ルハウジングと称する)内において水平面内で低速回転
する粉砕テーブル9と、その上で該粉砕テーブル9上に
押しつけられた状B(この押しつける力を以下、粉砕荷
重と称す)で自転する複数個の粉砕ローラ7を備えてい
る。粉砕テーブル9は、モータ21により減速機22を
介して低速回転する垂直軸11に固定されて駆動される
。また第3図に示すように粉砕ローラフの回転軸6は、
該粉砕ローラフの上部に設けられたローラブラケット5
により支持される。ローラブラケット5は、第4図に示
すようにその上部に設けられた、スプリング33をその
間にもつ上・下部加圧フレーム26.27により、ロー
ラピボットと称するピン4を介して支持される。
さ方向の断面図、また第5図は第4図のA−A断面図で
ある。この種の粉砕機は、円筒型のケーシング10(ミ
ルハウジングと称する)内において水平面内で低速回転
する粉砕テーブル9と、その上で該粉砕テーブル9上に
押しつけられた状B(この押しつける力を以下、粉砕荷
重と称す)で自転する複数個の粉砕ローラ7を備えてい
る。粉砕テーブル9は、モータ21により減速機22を
介して低速回転する垂直軸11に固定されて駆動される
。また第3図に示すように粉砕ローラフの回転軸6は、
該粉砕ローラフの上部に設けられたローラブラケット5
により支持される。ローラブラケット5は、第4図に示
すようにその上部に設けられた、スプリング33をその
間にもつ上・下部加圧フレーム26.27により、ロー
ラピボットと称するピン4を介して支持される。
したがって、ローラブラケット5は粉砕テーブル9の半
径方向への振子運動が可能である。粉砕性能を支配する
主要因子である粉砕荷重は、粉砕ローラ7、上・下部加
圧フレーム26.27等の構造部材の自重と、上部加圧
フレーム27と基礎マット15を連結する、加圧装置3
1付きのテンションロッド12による下向きの荷重の合
力として与えられる。
径方向への振子運動が可能である。粉砕性能を支配する
主要因子である粉砕荷重は、粉砕ローラ7、上・下部加
圧フレーム26.27等の構造部材の自重と、上部加圧
フレーム27と基礎マット15を連結する、加圧装置3
1付きのテンションロッド12による下向きの荷重の合
力として与えられる。
粉砕テーブル9の中心部へ供給管29(シュート)より
供給される被粉砕物30は、粉砕テーブル9の回転によ
る遠心力によって粉砕テーブル9上をうす巻き状の軌跡
を描いて外周部の粉砕レース28へ移動し、粉砕テーブ
ル9の外周側に装着された粉砕リング8上面(粉砕レー
ス28面)と粉砕ローラフの間にかみ込まれて粉砕され
る。ミルハウジング10の基底部には図示していないダ
クトにより熱風23が導かれており、この熱風23が粉
砕テーブル9の外周部とミルハウジング10内周部との
間のエアスロート24から吹き上げられている。粉砕後
の粉粒体は、この熱風23の流れによってミルハウジン
グ10内を上昇しながら乾燥される。ミルハウジング1
0上部へ輸送された粉粒体は、粗いものから重力によっ
て落下しく1次分級)、またそこを通過してさらに上昇
したやや細かな粉粒体は、ミルハウジング10上部に設
けたサイクロンセパレータ、あるいは回転分級器3で再
度分級され(2次分級)、所定の粒径以下の粉粒体はさ
らに熱風23によって製品微粉排出管1から系外へ搬送
される。そしてボイラの場合には、製品微粉排出管1か
ら図示していない微粉炭バーナあるいは微粉炭貯蔵ビン
へと送られる。また回転分級器3で2次分級され、ふる
い落とされた所定粒径以上の粉粒体は粉砕テーブル9上
に落下し、ミル内へ供給されたばかりの原料30ととも
に再度粉砕される。このように原料30は粉砕、分級が
繰り返される。
供給される被粉砕物30は、粉砕テーブル9の回転によ
る遠心力によって粉砕テーブル9上をうす巻き状の軌跡
を描いて外周部の粉砕レース28へ移動し、粉砕テーブ
ル9の外周側に装着された粉砕リング8上面(粉砕レー
ス28面)と粉砕ローラフの間にかみ込まれて粉砕され
る。ミルハウジング10の基底部には図示していないダ
クトにより熱風23が導かれており、この熱風23が粉
砕テーブル9の外周部とミルハウジング10内周部との
間のエアスロート24から吹き上げられている。粉砕後
の粉粒体は、この熱風23の流れによってミルハウジン
グ10内を上昇しながら乾燥される。ミルハウジング1
0上部へ輸送された粉粒体は、粗いものから重力によっ
て落下しく1次分級)、またそこを通過してさらに上昇
したやや細かな粉粒体は、ミルハウジング10上部に設
けたサイクロンセパレータ、あるいは回転分級器3で再
度分級され(2次分級)、所定の粒径以下の粉粒体はさ
らに熱風23によって製品微粉排出管1から系外へ搬送
される。そしてボイラの場合には、製品微粉排出管1か
ら図示していない微粉炭バーナあるいは微粉炭貯蔵ビン
へと送られる。また回転分級器3で2次分級され、ふる
い落とされた所定粒径以上の粉粒体は粉砕テーブル9上
に落下し、ミル内へ供給されたばかりの原料30ととも
に再度粉砕される。このように原料30は粉砕、分級が
繰り返される。
このようなリングローラミルにおいては、従来より低負
荷域で振動が発生する場合があることが知られている。
荷域で振動が発生する場合があることが知られている。
以下、この現象について述べる。
第6図はリングローラミルの振動波形の一例を示す。振
動は数秒間隔で発生と停止を繰り返す。
動は数秒間隔で発生と停止を繰り返す。
トルク変動のデータ(第6図(a))は、第6図に示す
減速機22で代表される構造全体の振動(第6図(b)
)とほぼ完全に同期しており、またそれらの卓越周波数
も一致する。この結果は、粉砕テーブル9からモータ2
1までのねじり系が励振されていることを示している。
減速機22で代表される構造全体の振動(第6図(b)
)とほぼ完全に同期しており、またそれらの卓越周波数
も一致する。この結果は、粉砕テーブル9からモータ2
1までのねじり系が励振されていることを示している。
また第6図(C)に示すように、ローラブラケット5は
、振動が生じると同時に第8図に示す接触点AからBに
外側に高速で移動し、振動の低減とともに内側に戻る振
子運動を繰り返す。本発明はこの現象に着目したもので
あるが、この点については後に詳述する。
、振動が生じると同時に第8図に示す接触点AからBに
外側に高速で移動し、振動の低減とともに内側に戻る振
子運動を繰り返す。本発明はこの現象に着目したもので
あるが、この点については後に詳述する。
なお、ローラミルの振動現象は第7図に示すようなステ
ィックスリップ振動の一種であるいわれている。つまり
一様回転する粉砕リング8と粉砕ローラ7の間にすべり
が生じ、そのすべりがある周期で繰り返し生じるもので
ある。このスティックスリップ振動の特徴の一つに、発
生する周期(周波数)は構造物の固有振動数とは直接関
係がなく、第7図に示すけん引速層Vo、摩擦係数等に
大きく依存することが知られている。
ィックスリップ振動の一種であるいわれている。つまり
一様回転する粉砕リング8と粉砕ローラ7の間にすべり
が生じ、そのすべりがある周期で繰り返し生じるもので
ある。このスティックスリップ振動の特徴の一つに、発
生する周期(周波数)は構造物の固有振動数とは直接関
係がなく、第7図に示すけん引速層Vo、摩擦係数等に
大きく依存することが知られている。
このような振動は、ある特定の炭種で特定の運転条件、
つまり低負荷時にのみ生じることがわかっているが(特
定の炭種でかつ低負荷時とは「粒度が高く、かつ炭層厚
さが薄い」条件となる場合をいう。)、このような振動
が生じた場合、ミル本体の構造強度のみならず、周辺機
器への振動伝播の面からも問題となる。
つまり低負荷時にのみ生じることがわかっているが(特
定の炭種でかつ低負荷時とは「粒度が高く、かつ炭層厚
さが薄い」条件となる場合をいう。)、このような振動
が生じた場合、ミル本体の構造強度のみならず、周辺機
器への振動伝播の面からも問題となる。
〔発明が解決しようとする課題]
上記従来技術は振動防止の点について配慮がされておら
ず、ミル本体の構造信鎖性、あるいはミル周辺における
振動・騒音面での環境に関する問題があった。本発明の
目的は、ミルの粉砕性能を低下させることなく、このよ
うな問題の原因である粉砕部での振動、特にスティック
スリップ現象に基づく自動振動の発生を防止するローラ
ミルを提供することにある。
ず、ミル本体の構造信鎖性、あるいはミル周辺における
振動・騒音面での環境に関する問題があった。本発明の
目的は、ミルの粉砕性能を低下させることなく、このよ
うな問題の原因である粉砕部での振動、特にスティック
スリップ現象に基づく自動振動の発生を防止するローラ
ミルを提供することにある。
〔課題を解決するだめの手段]
上記目的は、ローラブラケットの振子運動に対する抵抗
となる減衰装置を設けることにより達成される。
となる減衰装置を設けることにより達成される。
すなわち、従来技術の課題は、ミルハウジング内下方の
水平面内を回転する粉砕テーブルと、該粉砕テーブルの
上面外周部に設けられた環状溝を有する粉砕リングと、
粉砕リングの溝内に配置された複数個の粉砕ローラと、
粉砕ローラを回転可能に支持するローラブラケットと、
ローラブラケットの粉砕テーブル半径方向への振子運動
を許容すべく該ローラブラケットを支持する加圧フレー
ムと、加圧フレームとローラブラケットを介して粉砕ロ
ーラを粉砕リング上に加圧する装置とを備えたローラミ
ルにおいて、前記ローラブラケットの振子運動を減速さ
せるための抵抗を有する減衰装置を設けたこと、 およびミルハウジング内下方の水平面内を回転する粉砕
テーブルと、該粉砕テーブルの上面外周部に設けられた
環状溝を有する粉砕リングと、粉砕リングの溝内に配置
された複数個の粉砕ローラと、粉砕ローラを回転可能に
支持するローラブラケットと、ローラブラケットの粉砕
テーブル半径方向への振子運動を許容するようにローラ
ブラケットを支持する加圧フレームと、ローラブラケッ
トを介して粉砕ローラを粉砕リング上に加圧する装置と
を備えたローラミルにおいて、前記ローラブラケットの
振子運動に対し低速の運動には小さな抵抗力、高速の運
動には大きな抵抗力を発生する減衰装置を設けたことを
特徴とするローラミルにより解決される。
水平面内を回転する粉砕テーブルと、該粉砕テーブルの
上面外周部に設けられた環状溝を有する粉砕リングと、
粉砕リングの溝内に配置された複数個の粉砕ローラと、
粉砕ローラを回転可能に支持するローラブラケットと、
ローラブラケットの粉砕テーブル半径方向への振子運動
を許容すべく該ローラブラケットを支持する加圧フレー
ムと、加圧フレームとローラブラケットを介して粉砕ロ
ーラを粉砕リング上に加圧する装置とを備えたローラミ
ルにおいて、前記ローラブラケットの振子運動を減速さ
せるための抵抗を有する減衰装置を設けたこと、 およびミルハウジング内下方の水平面内を回転する粉砕
テーブルと、該粉砕テーブルの上面外周部に設けられた
環状溝を有する粉砕リングと、粉砕リングの溝内に配置
された複数個の粉砕ローラと、粉砕ローラを回転可能に
支持するローラブラケットと、ローラブラケットの粉砕
テーブル半径方向への振子運動を許容するようにローラ
ブラケットを支持する加圧フレームと、ローラブラケッ
トを介して粉砕ローラを粉砕リング上に加圧する装置と
を備えたローラミルにおいて、前記ローラブラケットの
振子運動に対し低速の運動には小さな抵抗力、高速の運
動には大きな抵抗力を発生する減衰装置を設けたことを
特徴とするローラミルにより解決される。
〔作用]
本減衰装置はローラブラケットの振子変位は拘束せず、
振子運動の速度に比例した抵抗力を生じる。それによっ
て、ローラブラケットの外側への移動速度は低下し、上
記のスティックスリップ振動の発生は防止される。
振子運動の速度に比例した抵抗力を生じる。それによっ
て、ローラブラケットの外側への移動速度は低下し、上
記のスティックスリップ振動の発生は防止される。
本発明の具体的実施例を第1図に示す。下部加圧フレー
ム26とローラブラケット5は、ローラピボット4を介
して連結されている。本発明ではローラブラケット5に
ラグ37を設け、そのラグ37の上面と下部加圧フレー
ム26の下面の間に減衰装置36を設ける。この減衰装
置36は、装置両端の伸縮速度に対して抵抗力を生しる
ものであればよいが一般には油圧ダンパ、あるいはメカ
ニカルスナツパが入手しやすく特性も安定していること
から便利である。このようにすることにより第8図に示
すようにローラ7が点線で表示した71の位置に移動し
、ローラと粉砕リングの接触がAからBに(第6図(c
)のAからBへの移動)変位するのが抑えられて遅くな
り、スティック・スリップは少なくなる。
ム26とローラブラケット5は、ローラピボット4を介
して連結されている。本発明ではローラブラケット5に
ラグ37を設け、そのラグ37の上面と下部加圧フレー
ム26の下面の間に減衰装置36を設ける。この減衰装
置36は、装置両端の伸縮速度に対して抵抗力を生しる
ものであればよいが一般には油圧ダンパ、あるいはメカ
ニカルスナツパが入手しやすく特性も安定していること
から便利である。このようにすることにより第8図に示
すようにローラ7が点線で表示した71の位置に移動し
、ローラと粉砕リングの接触がAからBに(第6図(c
)のAからBへの移動)変位するのが抑えられて遅くな
り、スティック・スリップは少なくなる。
本発明の詳細な説明するに際し、ミルのステインクスリ
ップ振動の発生と粉砕ローラフの動きの関係を詳細に述
べる。
ップ振動の発生と粉砕ローラフの動きの関係を詳細に述
べる。
この振動理解のキーポイントは、自由な状態におけば人
力で回転可能なほど回りやすい粉砕ローラ7が粉砕リン
グ8との間でなぜすべりを生じるかを理解することにあ
る。以下、この点について説明する。
力で回転可能なほど回りやすい粉砕ローラ7が粉砕リン
グ8との間でなぜすべりを生じるかを理解することにあ
る。以下、この点について説明する。
ローラブラケット5は振動の発生と同時に外側に急激に
移動する(以下、これを′外側への″すべりと呼ぶ)。
移動する(以下、これを′外側への″すべりと呼ぶ)。
すると、第8図に示すように粉砕ローラ7と粉砕リング
8の接触点がAからBに移動する。接触点Bにおける粉
砕リング8自体の回転周速度は回転半径r、がrAより
も大きい分だけ速くなる。つまり、粉砕ローラ7は急激
に回転速度の増大を強制されるが粉砕ローラ7の回転慣
性が大きいためにこれに追随できず、すべりを生じるよ
うになる。その結果としてスティックスリップ振動が励
起される。これを逆に言いかえれば、粉砕ローラフの外
側へのすべりの速度が遅い場合には、第8図における接
触点のAからBへの移動も遅くなり、これに伴う接触点
の速度変化も遅くなるので粉砕ローラ7はこの変化に追
随でき、したがって振動は生じないことになる。
8の接触点がAからBに移動する。接触点Bにおける粉
砕リング8自体の回転周速度は回転半径r、がrAより
も大きい分だけ速くなる。つまり、粉砕ローラ7は急激
に回転速度の増大を強制されるが粉砕ローラ7の回転慣
性が大きいためにこれに追随できず、すべりを生じるよ
うになる。その結果としてスティックスリップ振動が励
起される。これを逆に言いかえれば、粉砕ローラフの外
側へのすべりの速度が遅い場合には、第8図における接
触点のAからBへの移動も遅くなり、これに伴う接触点
の速度変化も遅くなるので粉砕ローラ7はこの変化に追
随でき、したがって振動は生じないことになる。
次にこのような振動がある特定の炭種(以下、炭種αと
称す)でだけ発生する現象について考察する。まず、ス
ティックスリップ振動の発生原因である粉砕ローラフの
外側へすべりがなぜ生じるかについて、本発明者が考察
した結果を第9図により説明する。この第9図に示すよ
うに、粉砕ローラ7は粉砕荷重(垂直成分)FIXと自
重F3xを受ける。また粉砕リング8より接触点已にお
いて摩擦力FZyおよび鉛直抗力F”zxを受ける。こ
れらの力のつりあいを考える。まずX方向については、
F2y=Fly (1)ここでFl
yは、ローラピボット4の荷重作用点Aに作用する荷重
の水平成分である。
称す)でだけ発生する現象について考察する。まず、ス
ティックスリップ振動の発生原因である粉砕ローラフの
外側へすべりがなぜ生じるかについて、本発明者が考察
した結果を第9図により説明する。この第9図に示すよ
うに、粉砕ローラ7は粉砕荷重(垂直成分)FIXと自
重F3xを受ける。また粉砕リング8より接触点已にお
いて摩擦力FZyおよび鉛直抗力F”zxを受ける。こ
れらの力のつりあいを考える。まずX方向については、
F2y=Fly (1)ここでFl
yは、ローラピボット4の荷重作用点Aに作用する荷重
の水平成分である。
ツマリローラピボット4において、粉砕ローラ7と粉砕
ブラケット5よりなる系はFlyに等しい荷重を水平方
向に受けていることがわかる。次に、接触点Bのまわり
のモーメントのっりあいを考える。図中の記号を用いる
と、 FIX−j2z + F3x−1t =F’+y’
!3=F2.・l。
ブラケット5よりなる系はFlyに等しい荷重を水平方
向に受けていることがわかる。次に、接触点Bのまわり
のモーメントのっりあいを考える。図中の記号を用いる
と、 FIX−j2z + F3x−1t =F’+y’
!3=F2.・l。
、’、F2y= (FIX−fz 十F:+x−i+
) /13ここで、1+ 、1.z 、13とは!、は
接触点Bと重心Cの間の水平距離、12は接触点Bと粉
砕荷重作用点Aの間の水平距離、13は接触点Bと粉砕
荷重作用点への間の垂直距離である。
) /13ここで、1+ 、1.z 、13とは!、は
接触点Bと重心Cの間の水平距離、12は接触点Bと粉
砕荷重作用点Aの間の水平距離、13は接触点Bと粉砕
荷重作用点への間の垂直距離である。
つまり、粉砕荷重FIXおよび自重FIKとつりあうた
めには(3)式に示すような摩擦力が必要である。ここ
で、この摩擦力の最大値、つまり最大静止摩擦力T2y
は次式で与えられる。
めには(3)式に示すような摩擦力が必要である。ここ
で、この摩擦力の最大値、つまり最大静止摩擦力T2y
は次式で与えられる。
T2y−μ・F zx (4)μ
:静止摩擦係数 X方向のつりあい方程式より FZX=FIX 土 F zx
(5)、゛、 丁2y−μ (F+x+Fff
x) (6)したがって、すべりが発生する
条件は、Fty≧72. (
7)したがって、鉛直方向の荷重F IX、 F 3X
が作用する場合のすべり発生条件は、 ここで、μcrはすべりが発生する摩擦係数限界値であ
る。
:静止摩擦係数 X方向のつりあい方程式より FZX=FIX 土 F zx
(5)、゛、 丁2y−μ (F+x+Fff
x) (6)したがって、すべりが発生する
条件は、Fty≧72. (
7)したがって、鉛直方向の荷重F IX、 F 3X
が作用する場合のすべり発生条件は、 ここで、μcrはすべりが発生する摩擦係数限界値であ
る。
で与えられる。つまり、静止摩擦係数μが小さく、(8
)式の左辺で定義されるμcr以下になると粉砕ローラ
7は外側へのすべりを生じる。第10図は、このような
考え方を背景として、スティックスリップ振動の直接の
引き金となる粉砕ローラフの外側へのすべりと炭種およ
び炭層の関係を模式的に示したものである。一般に給炭
量が少ない、つまり低負荷になると炭層が薄くなり、こ
れに伴って静止摩擦係数μは低下する。しかし、静止摩
擦係数μは炭種によって異なる。第10図において炭種
βでは通常の運転範囲で変化する炭層厚の変動域(図中
Aで示す)では常にμcrよりも高い静止摩擦係数μを
保持するが、炭種αではP点において、 μcr≧μ となり、これ以下の負荷条件では粉砕ローラフの外側へ
のすべりを生じ、その結果としてスティックスリップ振
動を発生する。以上をまとめると、静止摩擦係数11の
小さな炭種では低負荷域で粉砕ローラフの外側へのすべ
りを生じ、これが粉砕ローラ7と粉砕リング8間のすべ
りを生じ、この結果としてスティックスリップ振動が誘
発されることになる。
)式の左辺で定義されるμcr以下になると粉砕ローラ
7は外側へのすべりを生じる。第10図は、このような
考え方を背景として、スティックスリップ振動の直接の
引き金となる粉砕ローラフの外側へのすべりと炭種およ
び炭層の関係を模式的に示したものである。一般に給炭
量が少ない、つまり低負荷になると炭層が薄くなり、こ
れに伴って静止摩擦係数μは低下する。しかし、静止摩
擦係数μは炭種によって異なる。第10図において炭種
βでは通常の運転範囲で変化する炭層厚の変動域(図中
Aで示す)では常にμcrよりも高い静止摩擦係数μを
保持するが、炭種αではP点において、 μcr≧μ となり、これ以下の負荷条件では粉砕ローラフの外側へ
のすべりを生じ、その結果としてスティックスリップ振
動を発生する。以上をまとめると、静止摩擦係数11の
小さな炭種では低負荷域で粉砕ローラフの外側へのすべ
りを生じ、これが粉砕ローラ7と粉砕リング8間のすべ
りを生じ、この結果としてスティックスリップ振動が誘
発されることになる。
本発明の着眼点は、粉砕ローラフの外側へのすべりを防
止することにより振動の発生を防ぐことにある。しかし
、単純に粉砕ローラフの振子運動を剛に拘束すると粉砕
ローラ7が粉砕リング8と接触する軌道が固定され、両
者の接触がいつも同じところで行われるので、粉砕リン
グ8が急速に摩耗することになる。本発明で用いる油圧
ダンパ、メカニカルスナツパ等の減衰装置36は低速の
変動は許容し、高速の変動に対してのみ大きな抵抗力を
生じる。したがって粉砕ローラ7の振子運動は許容され
、かつその速度は低速に抑えられることになる。
止することにより振動の発生を防ぐことにある。しかし
、単純に粉砕ローラフの振子運動を剛に拘束すると粉砕
ローラ7が粉砕リング8と接触する軌道が固定され、両
者の接触がいつも同じところで行われるので、粉砕リン
グ8が急速に摩耗することになる。本発明で用いる油圧
ダンパ、メカニカルスナツパ等の減衰装置36は低速の
変動は許容し、高速の変動に対してのみ大きな抵抗力を
生じる。したがって粉砕ローラ7の振子運動は許容され
、かつその速度は低速に抑えられることになる。
最後にこの減衰装置36に要求される機能について検討
する。
する。
測定データによれば、振子運動の変位は約2cm、速度
10CII/S、加速度(α)は20m/s2程度であ
る。また粉砕ローラとローラブラケット系の重量は約3
01(G)である。したがって、振子運動の慣性力は、 であり、(20/9.8)x30ζ60を程度であり、
減衰装置36はこの程度の荷重を上回る容量を有する必
要がある。
10CII/S、加速度(α)は20m/s2程度であ
る。また粉砕ローラとローラブラケット系の重量は約3
01(G)である。したがって、振子運動の慣性力は、 であり、(20/9.8)x30ζ60を程度であり、
減衰装置36はこの程度の荷重を上回る容量を有する必
要がある。
本発明の他の実施例を第2図に示す。ミルハウジングI
Oとローラブラケット5の間に減衰装置36を取付けて
ローラブラケット5の振子運動の速度の低下を図るもの
であるが、第1図の場合に比較し、ミルハウジング10
への面外荷重の増大、微粉炭の高速な流れ3日による減
衰装置36の摩耗等に対する対処が必要となる。この他
、減衰装置をローラブラケットとミルハウジング外の固
定体との間に設けることもできる。
Oとローラブラケット5の間に減衰装置36を取付けて
ローラブラケット5の振子運動の速度の低下を図るもの
であるが、第1図の場合に比較し、ミルハウジング10
への面外荷重の増大、微粉炭の高速な流れ3日による減
衰装置36の摩耗等に対する対処が必要となる。この他
、減衰装置をローラブラケットとミルハウジング外の固
定体との間に設けることもできる。
[発明の効果]
本発明を実施することにより、自動振動が抑制され、振
動レベルが著しく低下する。その結果として、ローラミ
ルの構造強度に関する信転性が向上し、また、周辺への
振動伝播レベルが減少し、振動・騒音に関する環境がよ
くなる。また、ローラミルの最低負荷の切り下げが可能
になり、ボイラの負荷変動等に対応したフレキシブルな
ミルの運用が可能となる。
動レベルが著しく低下する。その結果として、ローラミ
ルの構造強度に関する信転性が向上し、また、周辺への
振動伝播レベルが減少し、振動・騒音に関する環境がよ
くなる。また、ローラミルの最低負荷の切り下げが可能
になり、ボイラの負荷変動等に対応したフレキシブルな
ミルの運用が可能となる。
第1図は本発明の実施例を示すローラミル粉砕部の構造
図、第2図は本発明の他の実施例図、第3図は従来のロ
ーラミル粉砕部の構造図、第4図、第5図は従来型ロー
ラミルの全体構造図およびその横断面図、第6図はロー
ラミルの振動データ図、第7図はローラミルの振動の簡
易モデル図、第8図、第9図はローラミルにおけるロー
ラブラケットの振子運動挙動説明図、第10図は炭種、
炭層厚さと振動の関係を示す概念図である。 4・・・ローラピボット、5・・・ローラブラケット、
6・・・粉砕ローラ回転軸、7・・・粉砕ローラ、8・
・・粉砕リング、9・・・粉砕テーブル、10・・・ミ
ルハウジング、26・・・下部加圧フレーム、36・・
・減衰装置、37・・・ラグ。 出願人 バブコック日立株式会社 代理人 弁理士 川 北 武 長 ローラピボット ローラブラケット 粉粉ローラ回転軸 粉砕ローラ 粉砕リング ミルハウジング 下部加圧フレーム 減衰装置 ラグ 微粉炭流れ トルク変動 【瞥プ←−−←偉←
図、第2図は本発明の他の実施例図、第3図は従来のロ
ーラミル粉砕部の構造図、第4図、第5図は従来型ロー
ラミルの全体構造図およびその横断面図、第6図はロー
ラミルの振動データ図、第7図はローラミルの振動の簡
易モデル図、第8図、第9図はローラミルにおけるロー
ラブラケットの振子運動挙動説明図、第10図は炭種、
炭層厚さと振動の関係を示す概念図である。 4・・・ローラピボット、5・・・ローラブラケット、
6・・・粉砕ローラ回転軸、7・・・粉砕ローラ、8・
・・粉砕リング、9・・・粉砕テーブル、10・・・ミ
ルハウジング、26・・・下部加圧フレーム、36・・
・減衰装置、37・・・ラグ。 出願人 バブコック日立株式会社 代理人 弁理士 川 北 武 長 ローラピボット ローラブラケット 粉粉ローラ回転軸 粉砕ローラ 粉砕リング ミルハウジング 下部加圧フレーム 減衰装置 ラグ 微粉炭流れ トルク変動 【瞥プ←−−←偉←
Claims (4)
- (1)ミルハウジング内下方の水平面内を回転する粉砕
テーブルと、該粉砕テーブルの上面外周部に設けられた
環状溝を有する粉砕リングと、粉砕リングの溝内に配置
された複数個の粉砕ローラと、粉砕ローラを回転可能に
支持するローラブラケットと、ローラブラケットの粉砕
テーブル半径方向への振子運動を許容すべく該ローラブ
ラケットを支持する加圧フレームと、加圧フレームとロ
ーラブラケットを介して粉砕ローラを粉砕リング上に加
圧する装置とを備えたローラミルにおいて、前記ローラ
ブラケットの振子運動を減速させるための抵抗を有する
減衰装置を設けたことを特徴とするローラミル。 - (2)請求項(1)において、減衰装置をローラブラケ
ットと加圧フレームとの間に設けたことを特徴とするロ
ーラミル。 - (3)請求項(1)において、減衰装置をローラブラケ
ットとミルハウジングの間に設けたことを特徴とするロ
ーラミル。 - (4)ミルハウジング内下方の水平面内を回転する粉砕
テーブルと、該粉砕テーブルの上面外周部に設けられた
環状溝を有する粉砕リングと、粉砕リングの溝内に配置
された複数個の粉砕ローラと、粉砕ローラを回転可能に
支持するローラブラケットと、ローラブラケットの粉砕
テーブル半径方向への振子連動を許容するようにローラ
ブラケットを支持する加圧フレームと、ローラブラケッ
トを介して粉砕ローラを粉砕リング上に加圧する装置と
を備えたローラミルにおいて、前記ローラブラケットの
振子運動に対し低速の運動には小さな抵抗力、高速の運
動には大きな抵抗力を発生する減衰装置を設けたことを
特徴とするローラミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18355290A JPH0471650A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | ローラミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18355290A JPH0471650A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | ローラミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471650A true JPH0471650A (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=16137803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18355290A Pending JPH0471650A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | ローラミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0471650A (ja) |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP18355290A patent/JPH0471650A/ja active Pending
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