JPH047181Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH047181Y2 JPH047181Y2 JP1988067717U JP6771788U JPH047181Y2 JP H047181 Y2 JPH047181 Y2 JP H047181Y2 JP 1988067717 U JP1988067717 U JP 1988067717U JP 6771788 U JP6771788 U JP 6771788U JP H047181 Y2 JPH047181 Y2 JP H047181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filtration
- medium
- filtration medium
- tube
- end plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 150
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 25
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 22
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 19
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 14
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 20
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 description 19
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 7
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 5
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- -1 aluminum alloys Chemical compound 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010431 corundum Substances 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 229910000147 aluminium phosphate Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N haloperidol Chemical compound C1CC(O)(C=2C=CC(Cl)=CC=2)CCN1CCCC(=O)C1=CC=C(F)C=C1 LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910000765 intermetallic Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000012245 magnesium oxide Nutrition 0.000 description 1
- AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N magnesium;oxygen(2-) Chemical class [O-2].[Mg+2] AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002843 nonmetals Chemical class 0.000 description 1
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N phosphoric acid Substances OP(O)(O)=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000000344 soap Substances 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案はチユーブ状濾過媒体を用いたアルミニ
ウム溶湯の濾過装置に係り、特に溶湯の濾過効果
を有利に向上せしめ得る、チユーブ状濾過媒体の
取付部の改良された構造に関するものである。
ウム溶湯の濾過装置に係り、特に溶湯の濾過効果
を有利に向上せしめ得る、チユーブ状濾過媒体の
取付部の改良された構造に関するものである。
(従来技術)
一般に、鋳造前の溶融アルミニウム(アルミニ
ウム合金を含む、以下同じ)中には、アルミニウ
ムやマグネシウムの酸化物、粗大な金属間化合
物、耐火質物質粒子等の非金属粒子などの介在物
が含まれているために、この溶融アルミニウムか
ら得られる鋳造物、更にはそれから圧延、鍛造、
押出などの加工によつて製作される製品の品質を
向上するためには、そのような介在物を可及的に
除去することが必要とされ、従来から、目的に応
じて種々なる手法が実施されてきている。
ウム合金を含む、以下同じ)中には、アルミニウ
ムやマグネシウムの酸化物、粗大な金属間化合
物、耐火質物質粒子等の非金属粒子などの介在物
が含まれているために、この溶融アルミニウムか
ら得られる鋳造物、更にはそれから圧延、鍛造、
押出などの加工によつて製作される製品の品質を
向上するためには、そのような介在物を可及的に
除去することが必要とされ、従来から、目的に応
じて種々なる手法が実施されてきている。
そして、近年においては、アルミニウム溶湯中
の介在物を除去するに際して、通常、実公昭61−
13550号公報に示されている如き、アルミナ骨材
やコランダム質骨材等を所定の結合材で結合し、
或いは焼結せしめてなる多孔質のチユーブ状濾過
媒体を用いた濾過装置が用いられている。
の介在物を除去するに際して、通常、実公昭61−
13550号公報に示されている如き、アルミナ骨材
やコランダム質骨材等を所定の結合材で結合し、
或いは焼結せしめてなる多孔質のチユーブ状濾過
媒体を用いた濾過装置が用いられている。
すなわち、このような濾過装置にあつては、一
端が閉塞された、前述の如き材質のチユーブ状濾
過媒体を、その両端部において、対向する2枚の
鏡板に設けられた凹部に装着せしめることにより
構成された組立体を用い、そしてかかる組立体を
濾過槽内に配設せしめて、そのチユーブ状濾過媒
体のチユーブ壁を通じて所定のアルミニウム溶湯
を流通せしめることにより、かかる溶湯中に含有
される非金属介在物の除去が行なわれるようにな
つている。
端が閉塞された、前述の如き材質のチユーブ状濾
過媒体を、その両端部において、対向する2枚の
鏡板に設けられた凹部に装着せしめることにより
構成された組立体を用い、そしてかかる組立体を
濾過槽内に配設せしめて、そのチユーブ状濾過媒
体のチユーブ壁を通じて所定のアルミニウム溶湯
を流通せしめることにより、かかる溶湯中に含有
される非金属介在物の除去が行なわれるようにな
つている。
ところで、このような組立体にあつては、その
組立体を構成する各部材および濾過槽構成材の熱
膨張率が異なるために、濾過される高温のアルミ
ニウム溶湯に晒されること等によつて、組立体の
各部材間、更には該組立体と濾過槽との間に熱応
力が惹起されることとなる。
組立体を構成する各部材および濾過槽構成材の熱
膨張率が異なるために、濾過される高温のアルミ
ニウム溶湯に晒されること等によつて、組立体の
各部材間、更には該組立体と濾過槽との間に熱応
力が惹起されることとなる。
このため、前記公報に開示されている濾過装置
においては、かかる組立体を構成するチユーブ状
濾過媒体における何れか一方の端面と鏡板の凹部
との間にパツキン材を嵌装し、且つこのパツキン
材を嵌装した側の濾過媒体端部と鏡板の凹部とは
モルタルによる固着はせず、一方該濾過媒体の他
端部を鏡板の凹部にモルタルにて全面固着せしめ
てなる構造が採用され、そのような濾過媒体に生
ずる熱膨張を、鏡板との間に嵌装されたパツキン
材にて吸収するようにすることによつて、それら
両部材間に発生する熱応力の緩和が図られるよう
になつている。
においては、かかる組立体を構成するチユーブ状
濾過媒体における何れか一方の端面と鏡板の凹部
との間にパツキン材を嵌装し、且つこのパツキン
材を嵌装した側の濾過媒体端部と鏡板の凹部とは
モルタルによる固着はせず、一方該濾過媒体の他
端部を鏡板の凹部にモルタルにて全面固着せしめ
てなる構造が採用され、そのような濾過媒体に生
ずる熱膨張を、鏡板との間に嵌装されたパツキン
材にて吸収するようにすることによつて、それら
両部材間に発生する熱応力の緩和が図られるよう
になつている。
しかしながら、上述の如き従来の濾過装置にお
いて、チユーブ状濾過媒体の開口側端部を鏡板の
凹部にモルタルにて固着せしめる一方、該濾過媒
体の閉塞側端面と鏡板の凹部との間にパツキン材
が嵌装されてなる構造の組立体の場合には、濾過
媒体の開口側端部における径方向の熱膨張の吸収
が考慮されていないために、かかる径方向の熱膨
張に起因して生ずる熱応力によつて、モルタル、
鏡板や濾過媒体自体にクラツクが入つて溶湯が短
絡し、濾過効果が著しく低下するといつた問題等
を有していたのである。
いて、チユーブ状濾過媒体の開口側端部を鏡板の
凹部にモルタルにて固着せしめる一方、該濾過媒
体の閉塞側端面と鏡板の凹部との間にパツキン材
が嵌装されてなる構造の組立体の場合には、濾過
媒体の開口側端部における径方向の熱膨張の吸収
が考慮されていないために、かかる径方向の熱膨
張に起因して生ずる熱応力によつて、モルタル、
鏡板や濾過媒体自体にクラツクが入つて溶湯が短
絡し、濾過効果が著しく低下するといつた問題等
を有していたのである。
また、チユーブ状濾過媒体の開口側端部と鏡板
の凹部との間にパツキン材を嵌装せしめる一方、
該濾過媒体の閉塞側端部が鏡板の凹部にモルタル
にて固着されてなる構造の組立体を用いた場合に
あつても、かかる濾過媒体における開口側端部の
保持力が充分には得られず、そのために組立体の
輸送時、濾過槽への装着や取外し時に作用せしめ
られる外力等により、濾過媒体が外れ易かつたの
である。そして、濾過時の熱応力などによつて、
該濾過媒体の配設状態が水平を維持し得なくなる
と共に、シールが不充分となつて、パツキン材と
濾過媒体との間において溶湯の短絡が惹起され、
濾過効果が著しく低下するといつた問題等を有し
ていたのである。
の凹部との間にパツキン材を嵌装せしめる一方、
該濾過媒体の閉塞側端部が鏡板の凹部にモルタル
にて固着されてなる構造の組立体を用いた場合に
あつても、かかる濾過媒体における開口側端部の
保持力が充分には得られず、そのために組立体の
輸送時、濾過槽への装着や取外し時に作用せしめ
られる外力等により、濾過媒体が外れ易かつたの
である。そして、濾過時の熱応力などによつて、
該濾過媒体の配設状態が水平を維持し得なくなる
と共に、シールが不充分となつて、パツキン材と
濾過媒体との間において溶湯の短絡が惹起され、
濾過効果が著しく低下するといつた問題等を有し
ていたのである。
さらに、このような濾過装置にあつては、チユ
ーブ状濾過媒体の何れか一方の端部にしか、パツ
キン材が嵌装されていないために、その長さ方向
の熱膨張をも、充分には吸収することができない
といつた問題を内在していたのである。
ーブ状濾過媒体の何れか一方の端部にしか、パツ
キン材が嵌装されていないために、その長さ方向
の熱膨張をも、充分には吸収することができない
といつた問題を内在していたのである。
(解決課題)
ここにおいて、本考案は、上述の如き事情を背
景として為されたものであつて、その解決すべき
課題とするところは、チユーブ状濾過媒体の開口
側端部における径方向の熱膨張や長さ方向の熱膨
張を充分に吸収して、モルタル、鏡板、濾過媒体
自体にクラツクが入ることを防止し、溶湯の短絡
による濾過効果の低下を防ぐと共に、濾過媒体の
外周面と鏡板の凹部側面との間のシール性を充分
に確保し、溶湯の濾過を効率的に安定に行ない得
るようにし、更に、組立体の輸送時や濾過槽への
装着等に作用する振動やその他の機械的応力の如
き外力に対して、濾過媒体がずれたり、脱落した
りしないように、組立体を補強することにある。
景として為されたものであつて、その解決すべき
課題とするところは、チユーブ状濾過媒体の開口
側端部における径方向の熱膨張や長さ方向の熱膨
張を充分に吸収して、モルタル、鏡板、濾過媒体
自体にクラツクが入ることを防止し、溶湯の短絡
による濾過効果の低下を防ぐと共に、濾過媒体の
外周面と鏡板の凹部側面との間のシール性を充分
に確保し、溶湯の濾過を効率的に安定に行ない得
るようにし、更に、組立体の輸送時や濾過槽への
装着等に作用する振動やその他の機械的応力の如
き外力に対して、濾過媒体がずれたり、脱落した
りしないように、組立体を補強することにある。
(解決手段)
そして、かかる課題の解決すべく、本考案は、
一端が閉塞されたチユーブ状濾過媒体を、その端
部において、対向する2枚の鏡板に設けた凹部に
装着して、組立体を構成し、該濾過媒体のチユー
ブ壁を通じて所定のアルミニウム溶湯を流通させ
て濾過するようにした、前述の如きアルミニウム
溶湯の濾過装置において、前記チユーブ状濾過媒
体のそれぞれの端部と各対応する前記鏡板の凹部
の底部との間に、該濾過媒体の長さ方向の膨張を
吸収するための第一のパツキンをそれぞれ配設す
ると共に、該チユーブ状濾過媒体の両端部のうち
少なくとも開口部側端部の外周面と鏡板凹部側面
との間に位置して、該濾過媒体の径方向の膨張を
吸収する第二のパツキンを配設せしめる一方、該
チユーブ状濾過媒体の両端部のうち少なくとも開
口部側端部において、かかる濾過媒体を前記鏡板
凹部に所定のモルタルを介在させて装着せしめ、
更にそれら第一、第二のパツキン並びにモルタル
による該チユーブ状濾過媒体の装着状態下におい
て、前記鏡板凹部の周縁部に対して、かかる濾過
媒体の端部を、有機接着剤にて固定せしめるよう
にしたことを、その要旨とするものである。
一端が閉塞されたチユーブ状濾過媒体を、その端
部において、対向する2枚の鏡板に設けた凹部に
装着して、組立体を構成し、該濾過媒体のチユー
ブ壁を通じて所定のアルミニウム溶湯を流通させ
て濾過するようにした、前述の如きアルミニウム
溶湯の濾過装置において、前記チユーブ状濾過媒
体のそれぞれの端部と各対応する前記鏡板の凹部
の底部との間に、該濾過媒体の長さ方向の膨張を
吸収するための第一のパツキンをそれぞれ配設す
ると共に、該チユーブ状濾過媒体の両端部のうち
少なくとも開口部側端部の外周面と鏡板凹部側面
との間に位置して、該濾過媒体の径方向の膨張を
吸収する第二のパツキンを配設せしめる一方、該
チユーブ状濾過媒体の両端部のうち少なくとも開
口部側端部において、かかる濾過媒体を前記鏡板
凹部に所定のモルタルを介在させて装着せしめ、
更にそれら第一、第二のパツキン並びにモルタル
による該チユーブ状濾過媒体の装着状態下におい
て、前記鏡板凹部の周縁部に対して、かかる濾過
媒体の端部を、有機接着剤にて固定せしめるよう
にしたことを、その要旨とするものである。
(考案の効果)
このような本考案に従う構造とされた濾過装置
にあつては、組立体を構成するチユーブ状濾過媒
体の長さ方向の熱膨張が、その両端部に配された
第一のパツキンによつて吸収されると共に、該濾
過媒体の少なくとも開口側端部における径方向の
熱膨張が、その開口側端部の外周面上に配された
第二のパツキンによつて吸収されるところから、
濾過媒体に生ずる熱応力が極めて効果的に緩和さ
れ得るのであり、以て濾過媒体や鏡板におけるク
ラツクの発生およびそれに伴う溶湯の短絡が有効
に防止され、優れた濾過効果が安定して発揮され
得るのである。
にあつては、組立体を構成するチユーブ状濾過媒
体の長さ方向の熱膨張が、その両端部に配された
第一のパツキンによつて吸収されると共に、該濾
過媒体の少なくとも開口側端部における径方向の
熱膨張が、その開口側端部の外周面上に配された
第二のパツキンによつて吸収されるところから、
濾過媒体に生ずる熱応力が極めて効果的に緩和さ
れ得るのであり、以て濾過媒体や鏡板におけるク
ラツクの発生およびそれに伴う溶湯の短絡が有効
に防止され、優れた濾過効果が安定して発揮され
得るのである。
また、かかる濾過装置にあつては、チユーブ状
濾過媒体の開口側端部外周面と、その外周面上に
配される第二のパツキンとの間にモルタルが介装
されているところから、濾過媒体の外周面と鏡板
の凹部側面との間のシール性が充分に確保さら得
ると共に、かかる濾過媒体の水平状態への保持が
良好に為され得るのであり、それ故溶湯の濾過
を、より効果的に且つ安定して行なうことが可能
となるのである。
濾過媒体の開口側端部外周面と、その外周面上に
配される第二のパツキンとの間にモルタルが介装
されているところから、濾過媒体の外周面と鏡板
の凹部側面との間のシール性が充分に確保さら得
ると共に、かかる濾過媒体の水平状態への保持が
良好に為され得るのであり、それ故溶湯の濾過
を、より効果的に且つ安定して行なうことが可能
となるのである。
さらに、鏡板凹部の周縁部に対して、チユーブ
状濾過媒体の端部が、有機接着剤にて固定されて
いるため、前記組立体が固定、安定化されて、輸
送等によつて加わる振動やその他各種機械的応力
に対しても、濾過媒体が鏡板よりずれたり、外れ
たりせず、組立体を濾過槽内に装着するまでの機
械的強度が良好に保持され得るのであり、しか
も、組立体を濾過槽内に正確にセツトでき、高精
度且つ安定した濾過を行なうことが可能となるの
である。
状濾過媒体の端部が、有機接着剤にて固定されて
いるため、前記組立体が固定、安定化されて、輸
送等によつて加わる振動やその他各種機械的応力
に対しても、濾過媒体が鏡板よりずれたり、外れ
たりせず、組立体を濾過槽内に装着するまでの機
械的強度が良好に保持され得るのであり、しか
も、組立体を濾過槽内に正確にセツトでき、高精
度且つ安定した濾過を行なうことが可能となるの
である。
(実施例)
以下、本考案を更に具体的に明らかにするため
に、本考案の一実施例について、図面を参照しつ
つ、詳細に説明することとする。
に、本考案の一実施例について、図面を参照しつ
つ、詳細に説明することとする。
先ず、第1図には、本考案に従う構造とされた
アルミニウム溶湯の濾過装置の一例が示されてい
る。この図において、10は、耐火材料からなる
ボツクス形状の濾過槽であつて、図示はされてい
ないが、その上部開口部に対して、適当な熱源を
備えた蓋体が取り付けられることによつて、その
内部に密閉空間が形成されるようになつている。
この濾過槽10の長手方向の一方の壁部には、ア
ルミニウム溶湯12の入湯口14が、また他方の
壁部には出湯口16が、それぞれ設けられてい
る。そして、この入湯口14を通じて、保持炉な
どの図示しない溶湯供給源から、処理されるべき
所定のアルミニウム溶湯12が、該濾過槽10内
に導き入れられる一方、所定の浄化処理が施され
た溶湯12が、出湯口16を通じて濾過槽10外
に取り出され、鋳造装置(図示せず)などに導か
れるようになつている。
アルミニウム溶湯の濾過装置の一例が示されてい
る。この図において、10は、耐火材料からなる
ボツクス形状の濾過槽であつて、図示はされてい
ないが、その上部開口部に対して、適当な熱源を
備えた蓋体が取り付けられることによつて、その
内部に密閉空間が形成されるようになつている。
この濾過槽10の長手方向の一方の壁部には、ア
ルミニウム溶湯12の入湯口14が、また他方の
壁部には出湯口16が、それぞれ設けられてい
る。そして、この入湯口14を通じて、保持炉な
どの図示しない溶湯供給源から、処理されるべき
所定のアルミニウム溶湯12が、該濾過槽10内
に導き入れられる一方、所定の浄化処理が施され
た溶湯12が、出湯口16を通じて濾過槽10外
に取り出され、鋳造装置(図示せず)などに導か
れるようになつている。
かかる濾過槽10の内部には、幅方向に延びる
仕切壁18,20が、互いに所定距離を隔てて対
向する状態で一体的に設けられている。そして、
これらの仕切壁18,20にて、かかる濾過槽1
0の内部が垂直方向に仕切られていることによつ
て、その内部において長手方向に並設された3つ
の室、即ち入湯室22、濾過室24および出湯室
26が形成されている。
仕切壁18,20が、互いに所定距離を隔てて対
向する状態で一体的に設けられている。そして、
これらの仕切壁18,20にて、かかる濾過槽1
0の内部が垂直方向に仕切られていることによつ
て、その内部において長手方向に並設された3つ
の室、即ち入湯室22、濾過室24および出湯室
26が形成されている。
そして、これらの仕切壁18,20は、その上
端部が濾過槽10内に導かれる溶湯12の湯面よ
りも高くなるように設定されていると共に、それ
ぞれの下部において、所定大きさの溶湯通過口2
8,30が設けられており、溶湯12が、これら
の通過口28,30を介して、入湯室22から濾
過室24へ、また濾過室24から出湯室26へと
流通せしめられるようになつている。
端部が濾過槽10内に導かれる溶湯12の湯面よ
りも高くなるように設定されていると共に、それ
ぞれの下部において、所定大きさの溶湯通過口2
8,30が設けられており、溶湯12が、これら
の通過口28,30を介して、入湯室22から濾
過室24へ、また濾過室24から出湯室26へと
流通せしめられるようになつている。
また、かかる仕切壁18,20によつて形成さ
れた濾過室24内には、複数本の濾過媒体32を
備えた組立体34が収容、配置されている。この
組立体34を構成する濾過媒体32は、アルミナ
骨材やコランダム質骨材等をある種のガラス質の
結合材等で結合せしめたり、焼結せしめたりする
ことによつて得られた、公知の多孔質の管状体で
あつて、一端部が閉塞されたチユーブ形状をもつ
て形成されている。そして、第2図および第3図
に示されているように、それぞれの濾過媒体32
の両端部が、互いに対向して配置された鏡板3
6,38における、それぞれの対向面に形成され
た凹部40,42内に装着され、水平に支持され
ることによつて、組立体34が一体的に構成され
ているのである。
れた濾過室24内には、複数本の濾過媒体32を
備えた組立体34が収容、配置されている。この
組立体34を構成する濾過媒体32は、アルミナ
骨材やコランダム質骨材等をある種のガラス質の
結合材等で結合せしめたり、焼結せしめたりする
ことによつて得られた、公知の多孔質の管状体で
あつて、一端部が閉塞されたチユーブ形状をもつ
て形成されている。そして、第2図および第3図
に示されているように、それぞれの濾過媒体32
の両端部が、互いに対向して配置された鏡板3
6,38における、それぞれの対向面に形成され
た凹部40,42内に装着され、水平に支持され
ることによつて、組立体34が一体的に構成され
ているのである。
ここにおいて、かかる組立体34を構成する濾
過媒体32にあつては、第4図aおよびbに示さ
れている如く、その開口側の端面乃至は端面およ
び端部外周面において、モルタルが塗布されてシ
ール被覆43が形成されており、該濾過媒体32
の多孔質な開口が、その外面において塞がれてい
る。なお、かかるシール被覆43を構成するモル
タルとしては、例えばA2O3を90重量%、SiO2
を0.1重量%含み、残部がリン酸化合物よりなる
組成を有するもの等が好適に採用されることとな
るが、その他、濾過媒体32の多孔質な開口を塞
ぐシール被覆を形成し得るものであればよい。
過媒体32にあつては、第4図aおよびbに示さ
れている如く、その開口側の端面乃至は端面およ
び端部外周面において、モルタルが塗布されてシ
ール被覆43が形成されており、該濾過媒体32
の多孔質な開口が、その外面において塞がれてい
る。なお、かかるシール被覆43を構成するモル
タルとしては、例えばA2O3を90重量%、SiO2
を0.1重量%含み、残部がリン酸化合物よりなる
組成を有するもの等が好適に採用されることとな
るが、その他、濾過媒体32の多孔質な開口を塞
ぐシール被覆を形成し得るものであればよい。
また、このような濾過媒体32の閉塞側端部が
装着される鏡板36の凹部40の底部と、該濾過
媒体32の閉塞側端面との間には、第2図に示さ
れているように、円環形状乃至は円盤形状の第一
の閉塞側パツキン44が配設されていると共に、
該濾過媒体32の閉塞側端部外周面と凹部40の
側面との間隙内には、モルタル層46が介在せし
められている。
装着される鏡板36の凹部40の底部と、該濾過
媒体32の閉塞側端面との間には、第2図に示さ
れているように、円環形状乃至は円盤形状の第一
の閉塞側パツキン44が配設されていると共に、
該濾過媒体32の閉塞側端部外周面と凹部40の
側面との間隙内には、モルタル層46が介在せし
められている。
一方、濾過媒体32の開口側端部が装着される
鏡板38の凹部42の底部と、該濾過媒体32の
開口側端面との間には、第3図にも示されている
ように、円環形状の第一の開口側パツキン48が
配設されていると共に、濾過媒体32の開口側端
部外周面と、凹部42の側面との間には、円筒形
状の第二の開口側パツキン50が配設されてい
る。また、かかる濾過媒体32の開口側端面及び
端部外周面と、第一及び第二の開口側パツキン4
8,50との間には、薄肉のモルタル層52が介
在せしめられている。そしてまた、このように濾
過媒体32の開口側端部が装着される凹部42の
中央部には、鏡板38を貫通する連通孔54が設
けられており、該連通孔54およびパツキン48
の中央孔56を通じて、濾過媒体32の内孔58
が外部に連通されるようになつている。
鏡板38の凹部42の底部と、該濾過媒体32の
開口側端面との間には、第3図にも示されている
ように、円環形状の第一の開口側パツキン48が
配設されていると共に、濾過媒体32の開口側端
部外周面と、凹部42の側面との間には、円筒形
状の第二の開口側パツキン50が配設されてい
る。また、かかる濾過媒体32の開口側端面及び
端部外周面と、第一及び第二の開口側パツキン4
8,50との間には、薄肉のモルタル層52が介
在せしめられている。そしてまた、このように濾
過媒体32の開口側端部が装着される凹部42の
中央部には、鏡板38を貫通する連通孔54が設
けられており、該連通孔54およびパツキン48
の中央孔56を通じて、濾過媒体32の内孔58
が外部に連通されるようになつている。
なお、これらのパツキン44,48,50とし
ては、耐熱性および溶湯12に対する耐蝕性に優
れた材質、例えばアルミナ系のセラミツクス・フ
アイバ製のもの、その中でも特に、A2O3:
SiO2=90:10(重量%)程度とされた、二酸化珪
素(SiO2)含有量が比較的少ない組成を有する
ものが好適に採用されることとなる。
ては、耐熱性および溶湯12に対する耐蝕性に優
れた材質、例えばアルミナ系のセラミツクス・フ
アイバ製のもの、その中でも特に、A2O3:
SiO2=90:10(重量%)程度とされた、二酸化珪
素(SiO2)含有量が比較的少ない組成を有する
ものが好適に採用されることとなる。
また、モルタル層46,52を形成するモルタ
ル材料としては、例えばアルミナ系モルタルの中
でも、特に高温下において或る程度の変形特性を
有するものが、好適に採用される。尤も、濾過媒
体32の閉塞端側に形成されるモルタル層46に
あつては、溶湯の遮断性がそれ程要求されるもの
ではないところから、比較的多孔質なものをも採
用することが可能である。
ル材料としては、例えばアルミナ系モルタルの中
でも、特に高温下において或る程度の変形特性を
有するものが、好適に採用される。尤も、濾過媒
体32の閉塞端側に形成されるモルタル層46に
あつては、溶湯の遮断性がそれ程要求されるもの
ではないところから、比較的多孔質なものをも採
用することが可能である。
そして、本実施例にあつては、第2図及び第3
図にも示されているように、前記鏡板凹部40,
42の周縁部に対して、前記チユーブ状濾過媒体
32の端部が、有機接着剤59にて固定されてい
る。かかる有機接着剤59は、組立体34が濾過
槽10に装着されて加熱、昇温が開始される前ま
で、かかる組立体34が輸送等によつて加わる振
動やその他各種機械的応力に耐え得るように補強
するために、濾過媒体32と鏡板36,38とを
接合、固定するものである。けだし、濾過媒体3
2と鏡板凹部40,42との間に充填されるパツ
キン材が通常のセラミツクフアイバー等であつ
て、固定能力が不足する材料であるために、この
ような有機接着剤59による補強が必要となるの
である。
図にも示されているように、前記鏡板凹部40,
42の周縁部に対して、前記チユーブ状濾過媒体
32の端部が、有機接着剤59にて固定されてい
る。かかる有機接着剤59は、組立体34が濾過
槽10に装着されて加熱、昇温が開始される前ま
で、かかる組立体34が輸送等によつて加わる振
動やその他各種機械的応力に耐え得るように補強
するために、濾過媒体32と鏡板36,38とを
接合、固定するものである。けだし、濾過媒体3
2と鏡板凹部40,42との間に充填されるパツ
キン材が通常のセラミツクフアイバー等であつ
て、固定能力が不足する材料であるために、この
ような有機接着剤59による補強が必要となるの
である。
なお、有機接着剤59としては、固定能力が大
きく、室温下での運搬等によつて加わる振動や各
種機械的応力に耐えることができ、変形せず、
200℃程度を越える温度では接着機能を消失し、
且つアルミニウム溶湯と接する温度域(約680℃
以上)において実質的に残渣を生じないものであ
れば、如何なる材料でも差支えなく、通常はエポ
キシ系樹脂が好適に使用されることとなる。
きく、室温下での運搬等によつて加わる振動や各
種機械的応力に耐えることができ、変形せず、
200℃程度を越える温度では接着機能を消失し、
且つアルミニウム溶湯と接する温度域(約680℃
以上)において実質的に残渣を生じないものであ
れば、如何なる材料でも差支えなく、通常はエポ
キシ系樹脂が好適に使用されることとなる。
そして、このような構造とされた組立体34
は、第1図に示されているように、濾過層10の
仕切壁18,20間に配設され、濾過媒体32の
開口側端部が装着された側の鏡板38が、出湯室
26側の仕切壁20によつて、パツキン60を介
して垂直に支持される一方、濾過媒体32の閉塞
側端部が装着された側の鏡板36と、入湯室22
側の仕切壁18との間に楔62が圧入固定される
ことにより、各濾過媒体32が水平となる状態
で、濾過槽10内に設置される。そして、それに
よつて入湯室22から、仕切壁18と鏡板36と
の間を経て濾過室24内に導かれた溶湯12が、
濾過媒体32の管壁を外側から内側に通過せしめ
られることによつて濾過作用を受け、その後かか
る濾過作用によつて介在物等が除去された溶湯1
2が、該濾過媒体32の内孔58内および鏡板3
8の連通孔54を経て出湯室26から出湯口16
に導かれることとなるのである。
は、第1図に示されているように、濾過層10の
仕切壁18,20間に配設され、濾過媒体32の
開口側端部が装着された側の鏡板38が、出湯室
26側の仕切壁20によつて、パツキン60を介
して垂直に支持される一方、濾過媒体32の閉塞
側端部が装着された側の鏡板36と、入湯室22
側の仕切壁18との間に楔62が圧入固定される
ことにより、各濾過媒体32が水平となる状態
で、濾過槽10内に設置される。そして、それに
よつて入湯室22から、仕切壁18と鏡板36と
の間を経て濾過室24内に導かれた溶湯12が、
濾過媒体32の管壁を外側から内側に通過せしめ
られることによつて濾過作用を受け、その後かか
る濾過作用によつて介在物等が除去された溶湯1
2が、該濾過媒体32の内孔58内および鏡板3
8の連通孔54を経て出湯室26から出湯口16
に導かれることとなるのである。
従つて、上述の如き構造とされた、本実施例に
おける濾過装置にあつては、溶湯12の濾過に際
して濾過媒体32に発生する、その長さ方向の熱
膨張が、該濾過媒体32のそれぞれの端部と、各
対応する鏡板36,38の凹部40,42の底部
との間に配設された第一の閉塞側及び開口側パツ
キン44,48によつて吸収されると共に、濾過
媒体32に発生する、径方向の熱膨張が、該濾過
媒体32の開口側端部に配設された第二の開口側
パツキン50によつて吸収され得ることとなると
ころから、かかる濾過媒体32における熱応力の
発生が有効に緩和され得、濾過媒体32および鏡
板36,38におけるクラツクの発生およびそれ
に伴う溶湯の短絡が効果的に防止され得るのであ
る。
おける濾過装置にあつては、溶湯12の濾過に際
して濾過媒体32に発生する、その長さ方向の熱
膨張が、該濾過媒体32のそれぞれの端部と、各
対応する鏡板36,38の凹部40,42の底部
との間に配設された第一の閉塞側及び開口側パツ
キン44,48によつて吸収されると共に、濾過
媒体32に発生する、径方向の熱膨張が、該濾過
媒体32の開口側端部に配設された第二の開口側
パツキン50によつて吸収され得ることとなると
ころから、かかる濾過媒体32における熱応力の
発生が有効に緩和され得、濾過媒体32および鏡
板36,38におけるクラツクの発生およびそれ
に伴う溶湯の短絡が効果的に防止され得るのであ
る。
また、かかる濾過装置にあつては、濾過媒体3
2の開口側端部外周面と、該外周面上に配される
第二の開口側パツキン50との間にモルタル層5
2が介在させられているところから、濾過媒体3
2外周面と鏡板38の凹部42の側面との間のシ
ール性が充分に確保され得ると共に、かかる濾過
媒体32に対する保持力が充分に確保され得るの
であり、それ故それら両部材間の間隙に起因する
溶湯の短絡が有効に防止され得ると共に、組立体
34に濾過時の熱応力などが作用せしめられた際
にも、かかる濾過媒体32の水平状態への保持が
良好に為され得て、優れた濾過効果を安定して得
ることができるのである。
2の開口側端部外周面と、該外周面上に配される
第二の開口側パツキン50との間にモルタル層5
2が介在させられているところから、濾過媒体3
2外周面と鏡板38の凹部42の側面との間のシ
ール性が充分に確保され得ると共に、かかる濾過
媒体32に対する保持力が充分に確保され得るの
であり、それ故それら両部材間の間隙に起因する
溶湯の短絡が有効に防止され得ると共に、組立体
34に濾過時の熱応力などが作用せしめられた際
にも、かかる濾過媒体32の水平状態への保持が
良好に為され得て、優れた濾過効果を安定して得
ることができるのである。
さらに、本実施例における濾過装置にあつて
は、前記有機接着剤59により、濾過媒体32と
鏡板36,38とが接合、固定されているため、
組立体34の運搬等により加わる振動や各種機械
的応力に耐えることができ、組立体34を濾過槽
10内に装着するまでの機械的強度が良好に保持
されるのであり、組立体34を濾過槽10に正確
にセツトでき、高精度且つ安定した濾過を行なう
ことができるのである。しかも、200℃程度を越
える温度では接着機能を消失し、且つアルミニウ
ム溶湯と接するような高温度域においては実質的
に残渣を生じないため、良好な濾過効果を安定し
て得ることができるのである。
は、前記有機接着剤59により、濾過媒体32と
鏡板36,38とが接合、固定されているため、
組立体34の運搬等により加わる振動や各種機械
的応力に耐えることができ、組立体34を濾過槽
10内に装着するまでの機械的強度が良好に保持
されるのであり、組立体34を濾過槽10に正確
にセツトでき、高精度且つ安定した濾過を行なう
ことができるのである。しかも、200℃程度を越
える温度では接着機能を消失し、且つアルミニウ
ム溶湯と接するような高温度域においては実質的
に残渣を生じないため、良好な濾過効果を安定し
て得ることができるのである。
そしてまた、本実施例における濾過装置にあつ
ては、濾過媒体32の開口側の端面および外周面
に、モルタルにて形成されたシール被覆43が形
成されているところから、該濾過媒体32の管壁
内を流通される溶湯12の、第一及び第二の開口
側パツキン48,50内面に対する直接的な接触
が防止されるのであり、それによつて、それらパ
ツキン48,50の耐久性が効果的に向上せしめ
られるといつた効果をも、有効に奏し得るのであ
る。
ては、濾過媒体32の開口側の端面および外周面
に、モルタルにて形成されたシール被覆43が形
成されているところから、該濾過媒体32の管壁
内を流通される溶湯12の、第一及び第二の開口
側パツキン48,50内面に対する直接的な接触
が防止されるのであり、それによつて、それらパ
ツキン48,50の耐久性が効果的に向上せしめ
られるといつた効果をも、有効に奏し得るのであ
る。
そして更に、本実施例における濾過装置にあつ
ては、上述の如く、濾過媒体32および鏡板3
6,38におけるクラツクの発生が効果的に防止
されると共に、該濾過媒体32が充分なる保持力
をもつて保持されるところから、その耐久性が有
効に向上され得るのであり、それによつて溶湯の
濾過作業の経済性をも有利に向上し得ることとな
るのである。
ては、上述の如く、濾過媒体32および鏡板3
6,38におけるクラツクの発生が効果的に防止
されると共に、該濾過媒体32が充分なる保持力
をもつて保持されるところから、その耐久性が有
効に向上され得るのであり、それによつて溶湯の
濾過作業の経済性をも有利に向上し得ることとな
るのである。
以上、本考案に従う構造とされた濾過装置の一
実施例について詳述してきたが、これは文字通り
の例示であつて、本考案は、かかる具体例にのみ
限定して解釈されるものではない。
実施例について詳述してきたが、これは文字通り
の例示であつて、本考案は、かかる具体例にのみ
限定して解釈されるものではない。
例えば、前記実施例における濾過装置にあつて
は、濾過媒体32の閉塞側端部と、該端部が装着
される鏡板36の凹部40との間には、濾過媒体
32の長さ方向の膨張を吸収する第一の閉塞側パ
ツキン44のみが配設されていたが、開口側端部
と同様の第二の閉塞側パツキン(図示せず)を有
する構造とすることによつて、かかる濾過媒体3
2の径方向の膨張をも吸収し得る構造としてもよ
い。
は、濾過媒体32の閉塞側端部と、該端部が装着
される鏡板36の凹部40との間には、濾過媒体
32の長さ方向の膨張を吸収する第一の閉塞側パ
ツキン44のみが配設されていたが、開口側端部
と同様の第二の閉塞側パツキン(図示せず)を有
する構造とすることによつて、かかる濾過媒体3
2の径方向の膨張をも吸収し得る構造としてもよ
い。
また、前記実施例において示されている如き、
濾過媒体32の開口側の端面乃至は端面及び端部
外周面に対するシール被覆43の形成は、本考案
において必須のものではなく、シール被覆43が
形成されていない濾過媒体32を採用することも
可能である。
濾過媒体32の開口側の端面乃至は端面及び端部
外周面に対するシール被覆43の形成は、本考案
において必須のものではなく、シール被覆43が
形成されていない濾過媒体32を採用することも
可能である。
さらに、有機接着剤59は、濾過媒体32が固
定されるように、鏡板凹部40,42の周縁部に
対して、その周縁部の全周に亘つて適用すること
が可能であるが、濾過媒体32が固定され得るな
らば、有機接着剤59は周縁部の所定長さ部分
(一部分)において使用されるだけでも良いので
あり、また、多数本のチユーブ状濾過媒体32が
用いられる場合において、鏡板36,38に対し
て、全ての濾過媒体32が固定される必要は全く
なく、鏡板36,38から濾過媒体32が外れた
りせず、延いては組立体34が良好な機械的強度
を保持すれば、一部の濾過媒体32のみが鏡板3
6,38に対して固定されるようにしても、何等
差支えないのである。
定されるように、鏡板凹部40,42の周縁部に
対して、その周縁部の全周に亘つて適用すること
が可能であるが、濾過媒体32が固定され得るな
らば、有機接着剤59は周縁部の所定長さ部分
(一部分)において使用されるだけでも良いので
あり、また、多数本のチユーブ状濾過媒体32が
用いられる場合において、鏡板36,38に対し
て、全ての濾過媒体32が固定される必要は全く
なく、鏡板36,38から濾過媒体32が外れた
りせず、延いては組立体34が良好な機械的強度
を保持すれば、一部の濾過媒体32のみが鏡板3
6,38に対して固定されるようにしても、何等
差支えないのである。
更にまた、前記実施例では、前記有機接着剤5
9が、第2図及び第3図に示されるように、濾過
媒体32と鏡板凹部40,42の入口表面との間
に盛り上がつた状態で施されているが、鏡板凹部
40,42と濾過媒体32の側縁部との間隙の一
部に入るように施されていても、何等差支えな
い。
9が、第2図及び第3図に示されるように、濾過
媒体32と鏡板凹部40,42の入口表面との間
に盛り上がつた状態で施されているが、鏡板凹部
40,42と濾過媒体32の側縁部との間隙の一
部に入るように施されていても、何等差支えな
い。
その他、一々列挙はしないが、本考案は当業者
の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良など
を加えた態様において実施され得るものであり、
そのような態様が、本考案の趣旨を逸脱しない限
りにおいて、何れも本考案の範囲内に含まれるも
のであることは、言うまでもないところである。
の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良など
を加えた態様において実施され得るものであり、
そのような態様が、本考案の趣旨を逸脱しない限
りにおいて、何れも本考案の範囲内に含まれるも
のであることは、言うまでもないところである。
第1図は、本考案に従う構造とされたアルミニ
ウム溶湯の濾過装置の一実施例を示す断面図であ
り、第2図は、かかる濾過装置に用いられる組立
体の要部を拡大して示す断面説明図である。ま
た、第3図は、第2図に示されている組立体の要
部を更に拡大して示す断面図であり、第4図aお
よびbは、それぞれ、かかる濾過装置に好適に用
いられる濾過媒体の端部を示す斜視説明図であ
る。 10……濾過槽、12……アルミニウム溶湯、
14……入湯口、16……出湯口、18,20…
…仕切壁、32……濾過媒体、34……組立体、
36,38……鏡板、40,42……凹部、43
……シール被覆、44……第一の閉塞側パツキ
ン、46……モルタル層、48……第一の開口側
パツキン、50……第二の開口側パツキン、52
……モルタル層、54……連通孔、59……有機
接着剤。
ウム溶湯の濾過装置の一実施例を示す断面図であ
り、第2図は、かかる濾過装置に用いられる組立
体の要部を拡大して示す断面説明図である。ま
た、第3図は、第2図に示されている組立体の要
部を更に拡大して示す断面図であり、第4図aお
よびbは、それぞれ、かかる濾過装置に好適に用
いられる濾過媒体の端部を示す斜視説明図であ
る。 10……濾過槽、12……アルミニウム溶湯、
14……入湯口、16……出湯口、18,20…
…仕切壁、32……濾過媒体、34……組立体、
36,38……鏡板、40,42……凹部、43
……シール被覆、44……第一の閉塞側パツキ
ン、46……モルタル層、48……第一の開口側
パツキン、50……第二の開口側パツキン、52
……モルタル層、54……連通孔、59……有機
接着剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端が閉塞されたチユーブ状濾過媒体を、そ
の端部において、対向する2枚の鏡板に設けた
凹部に装着して、組立体を構成し、該濾過媒体
のチユーブ壁を通じて所定のアルミニウム溶湯
を流通させて濾過するようにしたアルミニウム
溶湯の濾過装置において、 前記チユーブ状濾過媒体のそれぞれの端部と
各対応する前記鏡板の凹部の底部との間に、該
濾過媒体の長さ方向の膨張を吸収するための第
一のパツキンをそれぞれ配設すると共に、該チ
ユーブ状濾過媒体の両端部のうち少なくとも開
口部側端部の外周面と鏡板凹部側面との間に位
置して、該濾過媒体の径方向の膨張を吸収する
第二のパツキンを配設せしめる一方、該チユー
ブ状濾過媒体の両端部のうち少なくとも開口部
側端部において、かかる濾過媒体を前記鏡板凹
部に所定のモルタルを介在させて装着せしめ、
更にそれら第一、第二のパツキン並びにモルタ
ルによる該チユーブ状濾過媒体の装着状態下に
おいて、前記鏡板凹部の周縁部に対して、かか
る濾過媒体の端部を、有機接着剤にて固定せし
めたことを特徴とするアルミニウム溶湯の濾過
装置。 (2) 前記チユーブ状濾過媒体が、その端面または
端面及び端部外周面において、モルタル塗布さ
れている請求項(1)記載のアルミニウム溶湯の濾
過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988067717U JPH047181Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988067717U JPH047181Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173154U JPH01173154U (ja) | 1989-12-08 |
| JPH047181Y2 true JPH047181Y2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=31293076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988067717U Expired JPH047181Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047181Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022197931A1 (en) * | 2021-03-18 | 2022-09-22 | Pyrotek, Inc. | Molten metal filter |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP1988067717U patent/JPH047181Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173154U (ja) | 1989-12-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0601733B1 (en) | A filter assembly having a filter element and a sealing device | |
| JP2005270755A (ja) | ハニカム構造体及びその製造方法 | |
| US4323529A (en) | Method for making a refractory article | |
| CA1171651A (en) | Stave cooler | |
| CA1264544A (en) | Ceramic filter and method for using same | |
| JP4712805B2 (ja) | 内燃エンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質をフィルタリングするための、フィンを有するフィルタブロック | |
| JP6591443B2 (ja) | 鋳造部品およびそのような鋳造部品のための埋め金 | |
| JPH047181Y2 (ja) | ||
| JP2565327Y2 (ja) | 低圧鋳造装置における給湯路の湯口部材 | |
| WO2012144314A1 (ja) | 金属溶湯濾過装置 | |
| JP6430320B2 (ja) | フィルタボックス | |
| JPH0113950B2 (ja) | ||
| JPS6113550Y2 (ja) | ||
| JP3772006B2 (ja) | 金属溶湯用濾過装置 | |
| JPS6056439A (ja) | 減圧鋳造用石膏鋳型 | |
| JPH0241159Y2 (ja) | ||
| JPH10237561A (ja) | 金属溶湯濾過収容槽及びその内張り煉瓦 | |
| CN2132581Y (zh) | 一种环缝型透气砖 | |
| RU2407607C2 (ru) | Модифицирующий порошкообразный материал, применяемый для сухого напыления при центробежном литье чугунных труб в сочетании с материалом для влажного напыления | |
| JP2024514422A (ja) | 溶融金属フィルタ | |
| JPS63118022A (ja) | 金属溶湯用濾過装置 | |
| JP7696280B2 (ja) | ハニカム吸着部材 | |
| RU2074907C1 (ru) | Ванна для хранения и рафинирования расплава алюминия | |
| SU624719A1 (ru) | Ковш дл хранени металла | |
| JPH055210Y2 (ja) |