JPH0472152B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0472152B2 JPH0472152B2 JP57233999A JP23399982A JPH0472152B2 JP H0472152 B2 JPH0472152 B2 JP H0472152B2 JP 57233999 A JP57233999 A JP 57233999A JP 23399982 A JP23399982 A JP 23399982A JP H0472152 B2 JPH0472152 B2 JP H0472152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- drying
- grain
- air
- humidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
本発明は穀粒乾燥機におけるバーナの熱風の温
度及び風量を制御する装置に関する。 従来の乾燥機では乾燥開始から終了まで熱風の
温度と風量が一定なので、穀粒が乾燥するに従い
排風の温度が上昇し湿度は低下して熱い乾いた排
風を、乾燥能力を充分に残した状態で大気に放出
することになり、このため穀粒の乾燥速度が次第
に遅くなり熱効率も悪いという欠点があつた。 本発明は、乾燥する穀物量に応じて熱風温度を
一定に設定すると共に、乾燥開始後排風の湿度が
あらかじめ設定したある値になるまでは、実際に
測定した実測除水量が計算上の基準除水量に一致
するように熱風の風量を制御することにより穀粒
の乾燥速度を一定に保ち、排風の湿度があらかじ
め設定した値まで低下したら、熱風の風量を減少
することにより、排風の湿度低下を防ぎ乾燥機の
熱効率を向上することを目的とする。 本発明を図面に示す実施例にもとづいて説明す
ると、1は乾燥機の貯留室で、その底部中央に断
面が逆V字形の山形板2を設け、その左右に対向
して誘導斜板3,3を設置する。山形板2の両側
縁と誘導斜板3,3の下縁にそれぞれ多孔板4を
接続し、その相対する2枚1組の多孔板4により
乾燥室5,5を形成する。 乾燥室5,5の下端の排出口はロータリバルブ
6を介し樋状の流穀室7にのぞませ、その中央の
凹溝に横架する送穀ラセン8の送出端を昇穀機9
の下部取入口に接続する。 昇穀機9の上部には給穀ラセン10を接続し、
その終端を貯留室1の天井板中央に吊り下げる拡
散板11の上方に開口する。 そして乾燥機の正面と背面に相対してバーナ1
2と吸引フアン13を取付け、バーナ12を左右
の乾燥室5,5の内側の熱風室14にのぞませる
と共に、フアン13を乾燥室5,5の外側と乾燥
機の外壁により囲まれた排風室15に接続する。
16は熱風室14のバーナ12と反対側を閉鎖す
る遮板である。 穀粒は昇穀機9と給穀ラセン10を経て拡散板
11により貯留室1内に平均に張込まれ、乾燥室
5を流下する。その際バーナ12の熱風が中央の
熱風室14から左右の乾燥室5に進入し流下中の
穀粒を乾燥して、湿気を含んだ排風が排風室15
を経てフアン13により機外に排気する。 乾燥後の穀粒はロータリバルブ6の回転により
流穀室7に落ち、送穀ラセン8と昇穀機9により
再び貯留室1に戻る。 しかしてこの実施例では乾燥機の熱風室14と
排風室15の内部に温度センサSa,Sbをそれぞ
れ取付け、これにより実際の熱風温度Taと排風
温度Tbを測定する。 そして乾燥機に張込む穀物量Aoを設定する穀
物量設定回路17を設け、これを熱風温度設定回
路18に接続し、穀物量Aが多い場合は熱風温度
を高く、穀物量Aが少ない場合は熱風温度を低く
設定するなど、あらかじめ穀物量Aに応じて決め
て記憶してある熱風温度のデータより熱風温度設
定回路18が最適な熱風温度のデータを呼出すこ
とにより熱風温度を設定する。 19は比較回路で、その入力側に熱風温度設定
回路18と熱風の温度センサSaを接続し、これ
により比較回路19の出力側に接続した電磁弁の
ようなバーナ12の燃料系統に介在した燃料制御
装置20を操作して、実際の熱風温度が設定温度
に等しくなるように燃料の流量を制御してバーナ
12を燃焼する。 次に穀物量設定回路17を基準除水量設定回路
21に接続し、この回路21により、穀物量A、
含水量および所定の乾燥速度の値から基準となる
べき計算上の除水量Qを、後述する(4式)にも
とづいて算出しその算出した値に比例した電圧を
出力する。 まず乾燥速度は穀粒の含水率(%)の単位時間
当りの減少値であるから、ある時間の含水率を
a、それより単位時間後の含水率をbとすると、
その時点の乾燥速度P(%/時間)は、 P=a−b (1式) である。 いま乾燥速度Pのときに穀粒より蒸発する水の
単位時間当りの重量すなわち除水量Q(Kg/時間)
は、ある時間の穀粒の重量をA(Kg)、それより単
位時間後の穀粒の重量をB(Kg)とすると、 Q=A−B (2式) になる。 ところで水分を除いた穀粒個有の重量は乾燥前
後で変りないから次式が成立つ。 A−Aa/100=B−Bb/100 (3式) (1式)と(3式)よりbおよびBを求めて
(2式)に代入すると、 Q=A(1−1−a/100/1−a−P/100)(4式
) となる 基準除水量設定回路21は、この(4式)にも
とづいて基準除水量Qを算出する。 一方、温度センサSa,Sbを実測除水量計算回
路22に接続し、この回路22により熱風温度
Ta、排風温度Tbおよび初期設定した風量Wの値
から実際の除水量qを後述する(8式)にもとづ
いて実測し、その実測した値に比例した電圧を出
力する。 そもそも実測除水量qの値は、穀粒から蒸発し
た水は排風に含まれ機外に排出されるから、熱風
と排風の絶対湿度の差と熱風の単位時間当りの風
量W(Kg)との積より求まる。 絶対湿度は空気1Kg当りに含まれる水のグラム
数であるから、これをキログラム数に換算する
と、実測除水量qについて次式が成り立つ。 q=(排風の絶対湿度Mb−熱風の絶対湿度Ma) ×0.001×W(Kg/時間) (5式) 熱風と排風の絶対湿度差は両者の温度差に比例
するからその比率をkとすると、 k=熱風と排風の絶対湿度差/熱風と排風の温度差(
6式) となる。 そこで乾燥機を実際に運転するとき、通常の熱
風温度は40℃から50℃の間であり、いま仮りに熱
風の絶対湿度が4乃至8(g/Kg)で、排風温度
21℃乃至27℃だとすると、第4図の湿り空気線図
に破線で示すように、そのときの排風温度におけ
る絶対湿度は表1のとおりにそれぞれ求まる。
度及び風量を制御する装置に関する。 従来の乾燥機では乾燥開始から終了まで熱風の
温度と風量が一定なので、穀粒が乾燥するに従い
排風の温度が上昇し湿度は低下して熱い乾いた排
風を、乾燥能力を充分に残した状態で大気に放出
することになり、このため穀粒の乾燥速度が次第
に遅くなり熱効率も悪いという欠点があつた。 本発明は、乾燥する穀物量に応じて熱風温度を
一定に設定すると共に、乾燥開始後排風の湿度が
あらかじめ設定したある値になるまでは、実際に
測定した実測除水量が計算上の基準除水量に一致
するように熱風の風量を制御することにより穀粒
の乾燥速度を一定に保ち、排風の湿度があらかじ
め設定した値まで低下したら、熱風の風量を減少
することにより、排風の湿度低下を防ぎ乾燥機の
熱効率を向上することを目的とする。 本発明を図面に示す実施例にもとづいて説明す
ると、1は乾燥機の貯留室で、その底部中央に断
面が逆V字形の山形板2を設け、その左右に対向
して誘導斜板3,3を設置する。山形板2の両側
縁と誘導斜板3,3の下縁にそれぞれ多孔板4を
接続し、その相対する2枚1組の多孔板4により
乾燥室5,5を形成する。 乾燥室5,5の下端の排出口はロータリバルブ
6を介し樋状の流穀室7にのぞませ、その中央の
凹溝に横架する送穀ラセン8の送出端を昇穀機9
の下部取入口に接続する。 昇穀機9の上部には給穀ラセン10を接続し、
その終端を貯留室1の天井板中央に吊り下げる拡
散板11の上方に開口する。 そして乾燥機の正面と背面に相対してバーナ1
2と吸引フアン13を取付け、バーナ12を左右
の乾燥室5,5の内側の熱風室14にのぞませる
と共に、フアン13を乾燥室5,5の外側と乾燥
機の外壁により囲まれた排風室15に接続する。
16は熱風室14のバーナ12と反対側を閉鎖す
る遮板である。 穀粒は昇穀機9と給穀ラセン10を経て拡散板
11により貯留室1内に平均に張込まれ、乾燥室
5を流下する。その際バーナ12の熱風が中央の
熱風室14から左右の乾燥室5に進入し流下中の
穀粒を乾燥して、湿気を含んだ排風が排風室15
を経てフアン13により機外に排気する。 乾燥後の穀粒はロータリバルブ6の回転により
流穀室7に落ち、送穀ラセン8と昇穀機9により
再び貯留室1に戻る。 しかしてこの実施例では乾燥機の熱風室14と
排風室15の内部に温度センサSa,Sbをそれぞ
れ取付け、これにより実際の熱風温度Taと排風
温度Tbを測定する。 そして乾燥機に張込む穀物量Aoを設定する穀
物量設定回路17を設け、これを熱風温度設定回
路18に接続し、穀物量Aが多い場合は熱風温度
を高く、穀物量Aが少ない場合は熱風温度を低く
設定するなど、あらかじめ穀物量Aに応じて決め
て記憶してある熱風温度のデータより熱風温度設
定回路18が最適な熱風温度のデータを呼出すこ
とにより熱風温度を設定する。 19は比較回路で、その入力側に熱風温度設定
回路18と熱風の温度センサSaを接続し、これ
により比較回路19の出力側に接続した電磁弁の
ようなバーナ12の燃料系統に介在した燃料制御
装置20を操作して、実際の熱風温度が設定温度
に等しくなるように燃料の流量を制御してバーナ
12を燃焼する。 次に穀物量設定回路17を基準除水量設定回路
21に接続し、この回路21により、穀物量A、
含水量および所定の乾燥速度の値から基準となる
べき計算上の除水量Qを、後述する(4式)にも
とづいて算出しその算出した値に比例した電圧を
出力する。 まず乾燥速度は穀粒の含水率(%)の単位時間
当りの減少値であるから、ある時間の含水率を
a、それより単位時間後の含水率をbとすると、
その時点の乾燥速度P(%/時間)は、 P=a−b (1式) である。 いま乾燥速度Pのときに穀粒より蒸発する水の
単位時間当りの重量すなわち除水量Q(Kg/時間)
は、ある時間の穀粒の重量をA(Kg)、それより単
位時間後の穀粒の重量をB(Kg)とすると、 Q=A−B (2式) になる。 ところで水分を除いた穀粒個有の重量は乾燥前
後で変りないから次式が成立つ。 A−Aa/100=B−Bb/100 (3式) (1式)と(3式)よりbおよびBを求めて
(2式)に代入すると、 Q=A(1−1−a/100/1−a−P/100)(4式
) となる 基準除水量設定回路21は、この(4式)にも
とづいて基準除水量Qを算出する。 一方、温度センサSa,Sbを実測除水量計算回
路22に接続し、この回路22により熱風温度
Ta、排風温度Tbおよび初期設定した風量Wの値
から実際の除水量qを後述する(8式)にもとづ
いて実測し、その実測した値に比例した電圧を出
力する。 そもそも実測除水量qの値は、穀粒から蒸発し
た水は排風に含まれ機外に排出されるから、熱風
と排風の絶対湿度の差と熱風の単位時間当りの風
量W(Kg)との積より求まる。 絶対湿度は空気1Kg当りに含まれる水のグラム
数であるから、これをキログラム数に換算する
と、実測除水量qについて次式が成り立つ。 q=(排風の絶対湿度Mb−熱風の絶対湿度Ma) ×0.001×W(Kg/時間) (5式) 熱風と排風の絶対湿度差は両者の温度差に比例
するからその比率をkとすると、 k=熱風と排風の絶対湿度差/熱風と排風の温度差(
6式) となる。 そこで乾燥機を実際に運転するとき、通常の熱
風温度は40℃から50℃の間であり、いま仮りに熱
風の絶対湿度が4乃至8(g/Kg)で、排風温度
21℃乃至27℃だとすると、第4図の湿り空気線図
に破線で示すように、そのときの排風温度におけ
る絶対湿度は表1のとおりにそれぞれ求まる。
【表】
これよりその範囲内でkの値は0.42であること
が判明する。 従つて(5式)と(6式)から q=(熱風の温度−排風の温度)×0.42m×W
(7式) となる。ここでmは乾燥機と穀粒の温度上昇等に
より失う分を差し引いた効率で乾燥機の機種や仕
様および穀粒の種類品質などにより決まる一定の
補償係数である。 0.42mは定数だからこれをk1とし、また熱風
の温度をTa(℃)、排風の温度をTb(℃)とすれ
ば、(7式)は次のように書き直すことができる。 q=(Ta−Tb)×k1×W (8式) 実測除水量計算回路22では、この(8式)に
もとづいて実測除水量qを算出する。 次に上述の基準除水量設定回路21と実測除水
量計算回路22の出力側を比較回路23に接続
し、回路23の出力側を増巾回路24に接続し、
これら回路21乃至24により前期風量設定回路
25を構成する。 26は静圧から風量を測定する風量測定装置
で、その圧力測定部を熱風室14内に取付け、熱
風室内の静圧を熱風の風量Wに変換し出力する。 そして前期風量設定回路25と風量測定装置2
6を比較回路27に接続すると共に、その出力側
を吸引フアン13のモータ29の回転数制御回路
28に接続し、前期風量設定回路25において、
回路21と22の出力が一致するように、すなわ
ち実測除水量qが基準除水量Qに等しくなるよう
に風量Wの値を設定し、この基準の風量Wに対し
回路26による実際の風量が等しくなるように制
御装置28を作動して吸引フアン13のモータ2
9を回転する。 次に外気の絶対湿度Maを測定する湿度センサ
Haを乾燥機外に取付け、これを湿度センサSa,
Sbと共に排風湿度判定回路30に接続する。 ところで外気と熱風は水の出入がなくその絶対
湿度は互いに等しいから、(6式)においてk=
0.42とすると、排風の絶対湿度Mbは Mb=Ma+(Ta−Tb)×0.42m (9式) となる。 排風湿度判定回路30はこの(9式)に従つて
湿度センサHaが検出する外気の絶対湿度Maと温
度センサSa,Sbが検出する熱風温度Taおよび排
風温度Tbより排風の絶対湿度Mbを算出する。 そしてこの回路30の出力側を、前期風量設定
回路25の基準除水量設定回路21および実測除
水量計算回路22に接続すると共に、後期風量設
定回路31に接続し、回路31の出力側は比較回
路27に接続する。 しかして後期風量設定回路31において設定風
量Wの上限値Wpおよび下限値Wqをあらかじめ
穀物量Aに応じて第5図のように定め、排風の湿
度が高くその絶対湿度Maが所定値より大きい乾
燥前期は、上述のとおり前期風量設定回路25に
より基準の設定風量Wを決めるが、乾燥後期にな
り排風の絶対湿度Mbが所定値まで低下したら、
それを排風湿度判定回路30により検知して、排
風の絶対湿度Mbが所定値を下回らないように基
準の設定風量Wを後期風量設定回路31により決
める。乾燥後期においても前期と同様に比較回路
27により設定風量Wと実際の風量が等しくなる
ように回転数制御装置28を作動することはいう
までもない。 このように設定風量Wを、乾燥前期では回路2
5により実測除水量qが基準除水量Qに等しくな
るように決め、乾燥後期では回路31により排風
の絶対湿度Mbが所定値を下回らないように決め
る。 一方、熱風温度Taは穀物量Aに応じて一旦設
定したら乾燥が終るまで一定であるから乾燥が進
んで穀粒の含水率aが減少し排風温度Tbが上昇
すると、熱風と排風の温度差すなわち(8式)に
おける(Ta−Tb)は小さくなる。 従つて乾燥前期において、実測除水量qを基準
除水量Qに一致させるには、熱風の設定風量Wを
乾燥が進むに従い増大するように制御する。 また排風の湿度は乾燥の進行に併行して低下す
る傾向にあるから、乾燥後期において、排風の絶
対湿度Mbを所定値よりも下回らないよう維持す
るには、熱風の設定風量Wを上限値Wpより徐々
に下限値Wqまで減少するように制御する。 図面の実施例では湿度センサHaを乾燥機外に
取付け外気の湿度を測定したが、外気と熱風の湿
度は水の出入がないので同じであるから、湿度セ
ンサHaを熱風室14内に設け熱風の湿度を測定
してもよい。湿度センサHaを乾燥機外に設ける
場合にはセンサが熱の影響を受けないため測定精
度が向上し、また湿度センサHaを熱風室内に設
ける場合は、湿度センサHaと熱風の温度センサ
Saを一体化できるためセンサを低コストで製作
できるという利点がある。 なお絶対湿度の代りに相対湿度を用いても発明
の要旨に変りはない。 これを要するに本発明は、バーナ12の熱風温
度を乾燥する穀物量Aに応じて一定に定めると共
に、排風の湿度が所定値より大きい乾燥前期に
は、実測除水量qが穀物量に応じて算出した基準
除水量Qに一致するように熱風風量を制御して乾
燥速度を一定に保ち、排風の湿度が所定値まで低
下する乾燥後期には熱風の風量を減少することを
特徴とする。 従つて本発明によれば、実際上は乾燥時間の大
半を占める乾燥前期において乾燥速度が一定であ
るため胴割れの発生がなく品質良好な穀粒に乾燥
でき、そのうえ排風の湿度が低下する乾燥後期に
おいては、熱風の風量を減少し熱風が乾燥室5を
横断する所要時間を長くし穀粒に長時間接触して
熱風の乾燥能力を充分発揮させるので、熱効率が
良くバーナの燃料消費量を節約できるという効果
を生ずる。
が判明する。 従つて(5式)と(6式)から q=(熱風の温度−排風の温度)×0.42m×W
(7式) となる。ここでmは乾燥機と穀粒の温度上昇等に
より失う分を差し引いた効率で乾燥機の機種や仕
様および穀粒の種類品質などにより決まる一定の
補償係数である。 0.42mは定数だからこれをk1とし、また熱風
の温度をTa(℃)、排風の温度をTb(℃)とすれ
ば、(7式)は次のように書き直すことができる。 q=(Ta−Tb)×k1×W (8式) 実測除水量計算回路22では、この(8式)に
もとづいて実測除水量qを算出する。 次に上述の基準除水量設定回路21と実測除水
量計算回路22の出力側を比較回路23に接続
し、回路23の出力側を増巾回路24に接続し、
これら回路21乃至24により前期風量設定回路
25を構成する。 26は静圧から風量を測定する風量測定装置
で、その圧力測定部を熱風室14内に取付け、熱
風室内の静圧を熱風の風量Wに変換し出力する。 そして前期風量設定回路25と風量測定装置2
6を比較回路27に接続すると共に、その出力側
を吸引フアン13のモータ29の回転数制御回路
28に接続し、前期風量設定回路25において、
回路21と22の出力が一致するように、すなわ
ち実測除水量qが基準除水量Qに等しくなるよう
に風量Wの値を設定し、この基準の風量Wに対し
回路26による実際の風量が等しくなるように制
御装置28を作動して吸引フアン13のモータ2
9を回転する。 次に外気の絶対湿度Maを測定する湿度センサ
Haを乾燥機外に取付け、これを湿度センサSa,
Sbと共に排風湿度判定回路30に接続する。 ところで外気と熱風は水の出入がなくその絶対
湿度は互いに等しいから、(6式)においてk=
0.42とすると、排風の絶対湿度Mbは Mb=Ma+(Ta−Tb)×0.42m (9式) となる。 排風湿度判定回路30はこの(9式)に従つて
湿度センサHaが検出する外気の絶対湿度Maと温
度センサSa,Sbが検出する熱風温度Taおよび排
風温度Tbより排風の絶対湿度Mbを算出する。 そしてこの回路30の出力側を、前期風量設定
回路25の基準除水量設定回路21および実測除
水量計算回路22に接続すると共に、後期風量設
定回路31に接続し、回路31の出力側は比較回
路27に接続する。 しかして後期風量設定回路31において設定風
量Wの上限値Wpおよび下限値Wqをあらかじめ
穀物量Aに応じて第5図のように定め、排風の湿
度が高くその絶対湿度Maが所定値より大きい乾
燥前期は、上述のとおり前期風量設定回路25に
より基準の設定風量Wを決めるが、乾燥後期にな
り排風の絶対湿度Mbが所定値まで低下したら、
それを排風湿度判定回路30により検知して、排
風の絶対湿度Mbが所定値を下回らないように基
準の設定風量Wを後期風量設定回路31により決
める。乾燥後期においても前期と同様に比較回路
27により設定風量Wと実際の風量が等しくなる
ように回転数制御装置28を作動することはいう
までもない。 このように設定風量Wを、乾燥前期では回路2
5により実測除水量qが基準除水量Qに等しくな
るように決め、乾燥後期では回路31により排風
の絶対湿度Mbが所定値を下回らないように決め
る。 一方、熱風温度Taは穀物量Aに応じて一旦設
定したら乾燥が終るまで一定であるから乾燥が進
んで穀粒の含水率aが減少し排風温度Tbが上昇
すると、熱風と排風の温度差すなわち(8式)に
おける(Ta−Tb)は小さくなる。 従つて乾燥前期において、実測除水量qを基準
除水量Qに一致させるには、熱風の設定風量Wを
乾燥が進むに従い増大するように制御する。 また排風の湿度は乾燥の進行に併行して低下す
る傾向にあるから、乾燥後期において、排風の絶
対湿度Mbを所定値よりも下回らないよう維持す
るには、熱風の設定風量Wを上限値Wpより徐々
に下限値Wqまで減少するように制御する。 図面の実施例では湿度センサHaを乾燥機外に
取付け外気の湿度を測定したが、外気と熱風の湿
度は水の出入がないので同じであるから、湿度セ
ンサHaを熱風室14内に設け熱風の湿度を測定
してもよい。湿度センサHaを乾燥機外に設ける
場合にはセンサが熱の影響を受けないため測定精
度が向上し、また湿度センサHaを熱風室内に設
ける場合は、湿度センサHaと熱風の温度センサ
Saを一体化できるためセンサを低コストで製作
できるという利点がある。 なお絶対湿度の代りに相対湿度を用いても発明
の要旨に変りはない。 これを要するに本発明は、バーナ12の熱風温
度を乾燥する穀物量Aに応じて一定に定めると共
に、排風の湿度が所定値より大きい乾燥前期に
は、実測除水量qが穀物量に応じて算出した基準
除水量Qに一致するように熱風風量を制御して乾
燥速度を一定に保ち、排風の湿度が所定値まで低
下する乾燥後期には熱風の風量を減少することを
特徴とする。 従つて本発明によれば、実際上は乾燥時間の大
半を占める乾燥前期において乾燥速度が一定であ
るため胴割れの発生がなく品質良好な穀粒に乾燥
でき、そのうえ排風の湿度が低下する乾燥後期に
おいては、熱風の風量を減少し熱風が乾燥室5を
横断する所要時間を長くし穀粒に長時間接触して
熱風の乾燥能力を充分発揮させるので、熱効率が
良くバーナの燃料消費量を節約できるという効果
を生ずる。
第1図は本発明を実施した穀粒乾燥機の従断正
面図、第2図はその横断平面図、第3図はその制
御系統のブロツク図、第4図は湿り空気線図で熱
風と排風の温度と絶対湿度の関係を示す。第5図
は本発明の乾燥後期における熱風の設定風量の上
限値Wpおよび下限値Wqと穀物量Aとの関係を
示すグラフである。
面図、第2図はその横断平面図、第3図はその制
御系統のブロツク図、第4図は湿り空気線図で熱
風と排風の温度と絶対湿度の関係を示す。第5図
は本発明の乾燥後期における熱風の設定風量の上
限値Wpおよび下限値Wqと穀物量Aとの関係を
示すグラフである。
Claims (1)
- 1 乾燥する穀物量に応じて設定した熱風温度に
なるようにバーナを燃焼制御すると共に、排風の
湿度が所定値より大きい乾燥前期には、実測除水
量が、予め穀物量、含水率および乾燥速度より算
出しておいた基準除水量に一致するように熱風風
量を制御して乾燥速度を一定に保ち、排風の湿度
が所定値まで低下する乾燥後期には熱風の風量を
減少することを特徴とする穀粒乾燥機におけるバ
ーナの熱風制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23399982A JPS59125376A (ja) | 1982-12-31 | 1982-12-31 | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23399982A JPS59125376A (ja) | 1982-12-31 | 1982-12-31 | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59125376A JPS59125376A (ja) | 1984-07-19 |
| JPH0472152B2 true JPH0472152B2 (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=16963962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23399982A Granted JPS59125376A (ja) | 1982-12-31 | 1982-12-31 | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59125376A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4786075B2 (ja) * | 2001-07-31 | 2011-10-05 | パナソニックエコシステムズ株式会社 | 乾燥制御方法および乾燥装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56121980A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-25 | Iseki Agricult Mach | Burner combustion control device for grain drying machine |
| JPS5730697U (ja) * | 1980-07-28 | 1982-02-18 | ||
| JPS57111370U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | ||
| JPS57124680A (en) * | 1981-01-24 | 1982-08-03 | Yamamoto Mfg | Drying of grain particles |
| JPS57174682A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-27 | Tsuneo Kashitani | Grain drying |
-
1982
- 1982-12-31 JP JP23399982A patent/JPS59125376A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59125376A (ja) | 1984-07-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0472152B2 (ja) | ||
| JPS6333073B2 (ja) | ||
| JPS58214776A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの燃焼制御装置 | |
| JPS591981A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの燃焼制御装置 | |
| JPS59119174A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの燃焼制御装置 | |
| JPH049991B2 (ja) | ||
| JPS59125377A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 | |
| JPS594878A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの燃焼制御装置 | |
| JPS5963479A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 | |
| JPS594876A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの燃焼制御装置 | |
| JPH0536713B2 (ja) | ||
| JPS5974486A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 | |
| JPS63306387A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥風量制御装置 | |
| JPS5960173A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 | |
| JPH0672743B2 (ja) | 穀物乾燥機における燃焼休止装置 | |
| JPS5971976A (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置 | |
| JPS636381A (ja) | 穀物乾燥機制御装置 | |
| JPS63290387A (ja) | 穀物乾燥機の熱風温度検出装置 | |
| JPH0198886A (ja) | 穀粒乾操機におけるバーナの燃焼制御装置 | |
| JPS62276390A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
| JPS62272087A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
| JPS5934270B2 (ja) | 穀粒乾燥機におけるバ−ナ燃焼制御装置 | |
| JPS62268983A (ja) | 穀粒乾燥機の乾燥制御装置 | |
| JPS63282476A (ja) | 穀物乾燥機の乾燥制御装置 | |
| JPH01230977A (ja) | 穀物乾燥機における盾環速度制御装置 |